JP2005257327A - 車両用乗員検出装置 - Google Patents

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誠 岩島
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正樹 廣田
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康弘 福山
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Abstract

【課題】 死角や外気温による影響を受けずに、確実、安定かつ高精度に車両後席の乗員の検出を可能とする車両用乗員検出装置を提供する。
【解決手段】 赤外線センサ6は、運転席シートバック12に対して運転席シートバック12の中心線よりも車両内側となる位置に、後ろ向きに取付けられている。赤外線センサ6の撮像範囲P0には、後席乗員4,5と、後席乗員4,5の後方に存在する後席シートバック32、およびリアウインドガラス41が含まれる。赤外線センサ6は運転席シートバック12に対して車両後方を撮像するように取付けられているので、死角を生じることなく後席乗員を正面から撮像でき、後席乗員の状態を高精度に検出することができる。また、赤外線センサ6は運転席シートバック12の中心線よりも車両内側に取付けられているので、直射日光による赤外線センサ6の温度変動の影響を受けない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、乗員の有無を検出する車両用乗員検出装置に関する。
乗員の着座の有無を検出して、乗員が着座している座席に対してのみ所定の車両用機器を作用させるものが提案されている。たとえば、車中のルームミラーの近傍や、運転席と助手席との中間の天井などに赤外線センサを設置することで、乗員の着座の有無を検出して、乗員が着座している座席にのみエアバッグの作動を許可したり、空調システムを作動させる装置がある(特許文献1参照)。
特開平7−55573号公報
乗員の着座位置あるいは乗員の体格によりエアバッグによる効果が異なることから、エアバッグの展開速度や噴射ガス量を細かく制御したいという要望や、空調システムにおいては、室内の温度分布や乗員の皮膚温を検出し、吹出し風の配向や温度を細かく制御したいという要望がある。しかし、従来の装置では、たとえば、後席の乗員の着座位置や体格、または皮膚温を検出する場合、前席乗員や前席シートにより死角が多くなり、確実な検出ができない。
(1) 請求項1の発明による車両用乗員検出装置は、車両の前席の背面に設けられて、前席の後方に設けられた後席の乗員を撮像する撮像手段と、撮像手段で撮像した画像に基づいて、後席の乗員に関する物理量を演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用乗員検出装置において、撮像手段は、前席のシートバックの背面、もしくはヘッドレストの背面に設けられていることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の車両用乗員検出装置において、前席は少なくとも車両の左右方向に分離して設けられた第1および第2の前席であり、撮像手段は、第1および第2の前席にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項3に記載の車両用乗員検出装置において、撮像手段は、第1および第2の前席の車幅方向の中心位置よりも車両の内側へ設けられていることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載の車両用乗員検出装置において、それぞれの光軸が交差しないように第1および第2の前席にそれぞれ設けられた2つの撮像手段によって、後席に着座した乗員全員を撮像することを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項3または請求項4に記載の車両用乗員検出装置において、それぞれの光軸が交差するように第1および第2の前席にそれぞれ設けられた2つの撮像手段によって、後席に着座した乗員全員を撮像することを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかの項に記載の車両用乗員検出装置において、撮像手段は、乗員の発する赤外線を検出する赤外線センサであることを特徴とする。
本発明によれば、前席の背面に設けた撮像手段によって後席の乗員を撮像し、撮像した画像に基づいて後席の乗員に関する物理量を演算するように構成した。これにより、前席乗員や前席シートによる死角による影響を受けずに、確実に後席の乗員に関する物理量を演算できる。
−−−第1の実施の形態−−−
図1,2を参照して、本発明による車両用乗員検出装置の第1の実施の形態について説明する。図1は、車両に乗車した乗員を上方から見た図である。図1において、2は運転席乗員、3は助手席乗員、4は運転席(車両右)側に着座する後席乗員、5は助手席(車両左)側に着座する後席乗員である。運転席乗員2は運転席11に、助手席乗員3は助手席21に、後席乗員4,5は後席31にそれぞれ着座している。車両1には、乗員に関する物理量を演算する演算装置10が設けられている。空調空気を生成して車室内に送風する空調装置50は、空調制御装置51で制御される。
12は運転席11のシートバック、13は運転席11のヘッドレスト、22は助手席21のシートバック、23は助手席21のヘッドレスト、32は後席31のシートバックである。また、41はリアウインドガラス、42は右サイドウインドガラス、43は左サイドウインドガラスである。
本発明による車両用乗員検出装置は、赤外線センサ6と演算装置10とによって構成される。赤外線センサ6は、運転席シートバック12に対して運転席シートバック12の中心線よりも車両内側となる位置に、後ろ向きに取付けられている。赤外線センサ6は、後述するように車室内後部の所定領域の温度分布を撮像して、温度分布の情報を演算装置10に出力する。
演算装置10は、赤外線カメラ6が撮像した車室内後部の所定領域の温度分布の情報に基づき、後席に着座する乗員4,5に関する物理量、すなわち乗員の有無、姿勢、体格、および顔面等の皮膚温を演算し、着座状態の情報として空調制御装置51へ伝送する。
演算装置10で得られた乗員の着座状態の情報とともに、車両1のインストルメントパネルに設けられた操作部(不図示)で設定された車室内温度や、車室内温度を検出するセンサ等からの情報も空調制御装置51へ伝送される。空調制御装置51は、入力された各情報を基に、空調装置50の送風温度や風量を決定し、送風する送風口を選択するなどの制御を行う。
図1に示すように、赤外線センサ6は車室内後部の撮像範囲P0を撮像する。したがって、図2に示すように、赤外線センサ6の撮像範囲P0には、後席乗員4,5と、後席乗員4,5の後方に存在する後席シートバック32、およびリアウインドガラス41が含まれる。また、サイドウインドガラス42,43の一部も撮像範囲P0に含まれる。
赤外線センサ6は、対象物の発する熱を捉えて映像化するため、昼間でも照明のない夜間でも同様に熱を発する対象物を映像化できる。このため、車室外の状況に影響されることなく撮像範囲P0の温度分布を撮像できる。
図3は、従来の装置のように、赤外線センサ6をルームミラー近傍の天井に取付けた車両に乗車した乗員を上方から見た図である。図3において、図1に示す説明図と同一の構成要素については、同一の符号を記して詳細な説明は省略する。従来の装置では、上述のように赤外線センサ6をルームミラー近傍の天井に取付けて、車室内後部の所定領域の温度分布を撮像している。
図4は、図3に示した車両の赤外線センサ6による車室内後部の撮像範囲P10を示す図である。この撮像範囲P10には、車両1の撮像範囲P0に含まれる撮像対象物のほかに、前席乗員および前席である運転席乗員2と、運転席シートバック12と、運転席ヘッドレスト13と、助手席乗員3と、助手席シートバック22と、助手席ヘッドレスト23の一部とが含まれる。撮像範囲P10に含まれる前席乗員および前席は、後席乗員4,5を遮る状態となっている。このため、後席乗員4,5は、赤外線センサ6による検出の死角に位置する状態となり、後席乗員の確実な検出が阻害されている。
また、赤外線センサ6は車両天井に取付けられているので、外気温が天井を介して赤外線センサ6に伝わり、赤外線センサ6の温度を変動させてしまう。赤外線センサ6は、赤外線センサ6自身の温度と被測定物の温度との差を検出し、この温度差に赤外線センサ6自身の絶対温度を加えて被対象物の絶対温度を算出するが、赤外線センサ6自身の絶対温度が安定しないので、被測定物である後席乗員の皮膚温の検出が不安定になってしまう。
これに対して、第1の実施の形態の車両用乗員検出装置では、次の作用効果を奏する。
(1) 赤外線センサ6は運転席シートバック12に対して車両後方を撮像するように取付けられているので、死角を生じることなく後席乗員を正面から撮像でき、後席乗員の状態を高精度に検出することができる。
(2) 運転中、運転席シートバック12は、運転席乗員2の体温にほぼ近づいて安定するので、運転席シートバック12に設けられた赤外線センサ6そのものの温度が安定する。したがって、被測定物である後席乗員の皮膚温を安定かつ高精度に検出することができる。
(3) 赤外線センサ6は運転席シートバック12の中心線よりも車両内側に取付けられているので、直射日光による赤外線センサ6の温度変動の影響を受けることなく、後席乗員の各種検出を安定かつ高精度に行うことができる。
なお、上述の説明では、赤外線センサ6は運転席シートバック12の中心線よりも車両内側に取付けられているが、運転席ヘッドレスト13、助手席シートバック22、助手席ヘッドレスト23のいずれかに、その中心線より車両内側に取付けても同様の作用効果を奏する。
−−−第2の実施の形態−−−
図5,6を参照して、本発明による車両用乗員検出装置の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同一の構成要素については、同一の符号を記して詳細な説明は省略する。本実施の形態では、第1の実施の形態の赤外線センサ6と同様の赤外線センサ61,62がそれぞれ運転席シートバック12と助手席シートバック22に設けられており、それぞれの赤外線センサ61,62が車室内後部の所定領域の温度分布を撮像している。なお、後述するように、赤外線センサ61,62の画角は、第1の実施の形態の赤外線センサ6の画角と比べて狭い。
赤外線センサ61は、運転席シートバック12に対して運転席シートバック12の中心線よりも車両内側となる位置に、後方を撮像するように取付けられている。赤外線センサ62は、助手席シートバック22に対して助手席シートバック22の中心線よりも車両内側となる位置に、後方を撮像するように取付けられている。後述するように、赤外線センサ61は、主に車室内後部運転席(車両右)側の所定領域の温度分布を撮像し、赤外線センサ62は、主に車室内後部助手席(車両左)側の所定領域の温度分布を撮像している。
図6(a)は、赤外線センサ61による車室内後部の撮像範囲P1を示す図であり、図6(b)は、赤外線センサ62による車室内後部の撮像範囲P2を示す図である。赤外線センサ61の撮像範囲P1には、後席乗員4と、後席乗員4の後方に存在する後席シートバック32と、リアウインドガラス41と、サイドウインドガラス42の一部と、後席乗員4の隣に着座する後席乗員5の一部とが含まれる。赤外線センサ62の撮像範囲P2には、後席乗員5と、後席乗員5の後方に存在する後席シートバック32と、リアウインドガラス41と、サイドウインドガラス43の一部と、後席乗員5の隣に着座する後席乗員4の一部とが含まれる。このように、それぞれの光軸が交差しないように運転席シートバック12と助手席シートバック22に設けられた赤外線センサ61,62によって、後席31に着座した全乗員4,5を撮像している。
したがって、第2の実施の形態の車両用乗員検出装置では、第1の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 後席乗員をそれぞれ赤外線センサ61,62で分担して撮像するため、赤外線センサ1個当たりの撮像範囲を小さくすることができる。したがって、画角が小さいレンズ、および画素数が少ないセンシング素子にて赤外線センサ61,61を構成することができ、赤外線センサを簡素化、低コスト化することができる。
なお、本実施の形態では、赤外線センサ61,62は前席(運転席,助手席)シートバック12,22の中心線よりも車両内側に取付けられているが、前席(運転席,助手席)ヘッドレスト13,23の中心線より車両内側に取付けても同様の作用効果を奏する。
−−−第3の実施の形態−−−
図7,8を参照して、本発明による車両用乗員検出装置の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態では、第1および第2の実施の形態と同一の構成要素については、同一の符号を記して詳細な説明は省略する。本実施の形態では、第2の実施の形態と同様の赤外線センサ63,64がそれぞれ運転席シートバック12と助手席シートバック22に設けられており、それぞれの赤外線センサ63,64が車室内後部の所定領域の温度分布を撮像している。なお、後述するように、赤外線センサ63,64の画角は、第2の実施の形態の赤外線センサ61,62の画角と比べて狭い。
赤外線センサ63は、運転席シートバック12に対して運転席シートバック12の中心線よりも車両内側となる位置に、斜め後方を撮像するように取付けられている。赤外線センサ64は、助手席シートバック22に対して助手席シートバック22の中心線よりも車両内側となる位置に、斜め後方を撮像するように取付けられている。後述するように、赤外線センサ63は、主に車室内後部助手席(車両左)側の所定領域の温度分布を撮像し、赤外線センサ64は、主に車室内後部運転席(車両右)側の所定領域の温度分布を撮像している。
図8(a)は、赤外線センサ63による車室内後部の撮像範囲P3を示す図であり、図8(b)は、赤外線センサ64による車室内後部の撮像範囲P4を示す図である。赤外線センサ63の撮像範囲P3は、後席乗員5と、後席乗員5の後方に存在する後席シートバック32と、リアウインドガラス41と、サイドウインドガラス43の一部と、後席乗員5の隣に着座する後席乗員4の一部とが含まれる。赤外線センサ64の撮像範囲P4は、後席乗員4と、後席乗員4の後方に存在する後席シートバック32と、リアウインドガラス41と、サイドウインドガラス42の一部と、後席乗員4の隣に着座する後席乗員5の一部とが含まれる。すなわち、赤外線センサ63,64は、それぞれ、赤外線センサ63,64が設置された前席12,22の真後ろに着座する乗員ではなく、斜め後ろに着座する乗員を撮像するように設置されている。このように、それぞれの光軸が交差するように運転席シートバック12と助手席シートバック22に設けられた赤外線センサ63,64によって、後席31に着座した全乗員4,5を撮像している。
したがって、第3の実施の形態の車両用乗員検出装置では、第1および第2の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 赤外線センサ63,64は、それぞれ、斜め後ろに着座する乗員を撮像するように設置されているので、赤外線センサ63,64の撮像範囲P3,P4に対する画角は、第2の実施の形態における撮像範囲P1,P2に対する画角よりも小さくできる。したがって、第2の実施の形態の赤外線センサ61,62よりもさらに画角が小さいレンズにて赤外線センサ63,64を構成することができるので、赤外線センサをより簡素化、低コスト化することができる。
なお、本実施の形態では、赤外線センサ6,7は前席(運転席,助手席)シートバック12,22の中心線よりも車両内側に取付けられているが、前席(運転席,助手席)ヘッドレスト13,23の中心線より車両内側に取付けても同様の作用効果を奏する。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、各赤外線センサは、赤外線センサが設置された座席の後方の座席に着座した乗員を検出しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、赤外線センサが設置された前席がネットシートである場合、図9に示すように、ミラー45を用いて、一つの赤外線センサによって前席乗員の背中や臀部の温度分布と後席乗員の温度分布とを検出することで、前席乗員と後席乗員の双方に対して空調制御をすることもできる。
(2) 上述の説明では、演算装置10で得られた乗員の着座状態の情報は、空調制御装置51へ伝送されて空調装置50の制御に供されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、演算装置10で得られた乗員の着座状態の情報をエアバッグの展開制御や、車載オーディオ装置の音場制御に用いることもできる。
(3) 上述の説明では、後席31の乗員は2名であったが、本発明はこれに限定されない。後席31の乗員が3名以上であっても各赤外線センサによって後席31の乗員の全員を撮像できるので、各乗員に関する物理量を演算装置10で演算できる。
(4) 上述の説明では、車両の座席は車両の前後に2列設けられているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、車両の座席が車両の前後に3列以上設けられている場合、ある一の列の座席の前の座席に設置した赤外線センサによって、一の列の座席に着座した乗員を撮像することで、最前列の座席以外の座席に着座した乗員に関する物理量を演算装置10で演算することもできる。
(5) 上述の説明では、演算装置10は、赤外線カメラ6が撮像した車室内後部の所定領域の温度分布の情報に基づき、後席に着座する乗員に関する物理量、すなわち乗員の有無、姿勢、体格、および顔面等の皮膚温を演算したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、後席乗員の周囲の温度分布を演算して、車室内温度の情報として、空調制御装置51へ伝送することもできる。
(6) 上述の説明では、乗員の撮像に赤外線センサを用いているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、赤外線センサの代わりにCCDを用いて可視光領域で撮像することもできる。この場合、乗員の体温など、温度に関する情報は得られないが、CCDで撮像した画像を画像処理することで、乗員の着座状態や体格などの情報を得ることができる。
(7) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
以上の実施の形態およびその変形例において、たとえば、撮像手段は赤外線カメラ6,61〜64に、演算手段は演算装置10に、第1および第2の前席は運転席4および助手席5にそれぞれ対応する。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における機器構成に何ら限定されない。
車両に乗車した乗員を上方から見た図である。 赤外線センサ6による車室内後部の撮像範囲P0を示す図である。 従来の装置のように、赤外線センサ6をルームミラー近傍の天井に取付けた車両に乗車した乗員を上方から見た図である。 図3に示した車両の赤外線センサ6による車室内後部の撮像範囲P10を示す図である。 第2の実施の形態の車両に乗車した乗員を上方から見た図である。 図5に示した車両の赤外線センサによる車室内後部の撮像範囲を示す図であり、(a)は、赤外線センサ61による車室内後部の撮像範囲P1を示す図であり、(b)は、赤外線センサ62による車室内後部の撮像範囲P2を示す図である。 第3の実施の形態の車両に乗車した乗員を上方から見た図である。 図7に示した車両の赤外線センサによる車室内後部の撮像範囲を示す図であり、(a)は、赤外線センサ63による車室内後部の撮像範囲P3を示す図であり、(b)は、赤外線センサ64による車室内後部の撮像範囲P4を示す図である。 変形例を示す図である。
符号の説明
1 車両 2〜5 乗員
6,61〜64 赤外線センサ 10 演算装置
11 運転席 12 運転席シートバック
13 運転席ヘッドレスト 21 助手席
22 助手席シートバック 23 助手席ヘッドレスト
31 後席 50 空調装置
51 空調制御装置

Claims (7)

  1. 車両の前席の背面に設けられて、前記前席の後方に設けられた後席の乗員を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像に基づいて、前記後席の乗員に関する物理量を演算する演算手段とを備えることを特徴とする車両用乗員検出装置。
  2. 請求項1に記載の車両用乗員検出装置において、
    前記撮像手段は、前記前席のシートバックの背面、もしくはヘッドレストの背面に設けられていることを特徴とする車両用乗員検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用乗員検出装置において、
    前記前席は少なくとも車両の左右方向に分離して設けられた第1および第2の前席であり、
    前記撮像手段は、前記第1および第2の前席にそれぞれ設けられていることを特徴とする車両用乗員検出装置。
  4. 請求項3に記載の車両用乗員検出装置において、
    前記撮像手段は、前記第1および第2の前席の車幅方向の中心位置よりも車両の内側へ設けられていることを特徴とする車両用乗員検出装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の車両用乗員検出装置において、
    それぞれの光軸が交差しないように前記第1および第2の前席にそれぞれ設けられた2つの撮像手段によって、前記後席に着座した乗員全員を撮像することを特徴とする車両用乗員検出装置。
  6. 請求項3または請求項4に記載の車両用乗員検出装置において、
    それぞれの光軸が交差するように前記第1および第2の前席にそれぞれ設けられた2つの撮像手段によって、前記後席に着座した乗員全員を撮像することを特徴とする車両用乗員検出装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかの項に記載の車両用乗員検出装置において、
    前記撮像手段は、乗員の発する赤外線を検出する赤外線センサであることを特徴とする車両用乗員検出装置。
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