JPS60173243A - 塗装性および溶接性に優れたh形鋼およびその製造法 - Google Patents

塗装性および溶接性に優れたh形鋼およびその製造法

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JPS60173243A
JPS60173243A JP2509984A JP2509984A JPS60173243A JP S60173243 A JPS60173243 A JP S60173243A JP 2509984 A JP2509984 A JP 2509984A JP 2509984 A JP2509984 A JP 2509984A JP S60173243 A JPS60173243 A JP S60173243A
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JP
Japan
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flange
roundness
tip
shaped steel
end part
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JP2509984A
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義久 鈴木
清孝 森岡
井出 哲成
関水 信之
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JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 離し難く長期に亘って美観を呈することができ、シ、か
も適切な溶接を能率的に形成し得るH形鋼およびその好
ましい製造法を提供しようとするものである。
H形鋼は強度的′に有利な断面構造をもった形鋼として
従来から端条、v4梁、土木などの広汎な分野に利用さ
れているが、その断面構造は第1図に示す通りであって
、ウェブ11の両端側に形成されたフランジ12.12
における先端部には丸味がない。ところでこのようなH
形鋼又はこのH形鋼として大形のものをウェブ11の中
央部分で長手方向に切断してT形となしたもの(例えば
造船用のロンジ材として使用ちれる)は塗装することが
多いが、前記のようにフランジ先端部に丸味のないもの
は酸根ショット加工した上でプライマー@装するとして
も該塗膜がフランジ先端部において剥離し易く、その美
観を損うと共に耐食性なども充分に得られない。なおこ
の第1図に示すものとは別に第2図に示すようなフラン
ジ12の先端内側部12mについてのみ丸味を採ったも
のも公知であるが、この場合においても該フランジ先端
外側部は丸味がないため上述したところと同様に問題を
有している。そこで従来は一旦製造されたH形鋼をオフ
ラインにおいてグラインダー等を用いフランジ先端部分
を軽切削するような工程によりその不利を解消するよう
にしているが、このよう力方法では、オフラインにおけ
る作業となるため作業能率が著しく低いことになり、又
グラインダーを用いた人手作業であるため得られた丸味
の程度に相当のばらつきを生ずることが多く、美観上不
利なものとならざるを得ない。
本発明は上記したような実情に鑑み検討を重ねて創案さ
れたものであって、フランジ先端の外コーナ一部と内コ
ーナ一部とをIR〜tf/3R(但しtfはフランジ厚
)としたH形鋼を提案するものであり、又その製造法と
して上記したような外コーナ一部と内コーナ一部の丸味
を上下エツジロールのフランジ先端接触部位にフランジ
厚さに応じた間隔を採って形成したロールにより圧延し
製造することを提案するものである。
即ち斯かる本発明について更に説明すると、本発明は前
記のようにフランジ先端内外側のコーナーに関して最小
IR,RIt r / a Rの丸味を形成するもので
、例えばウェブ11の高さ800mでフランジ120幅
が300■であり、ウェブ厚314 Wl、 フランジ
厚26wのH形鋼(一般的にH800X300X 14
/26の如く表現する)にお〜・て、そのフランジ先端
部の丸味は最大が8.5R(t f/3=26/3中8
.5)となることは第3図に示す通りである。この丸味
がIR以下であると前記したような塗層がなお剥離する
傾向が残り、又その最大値をtf/aRとしたのはこれ
以上に大きい丸味を採ると第4図に示すようにフランジ
先端部に対して溶接加工するに肖って溶接部13の開先
が太きくなりすぎて必要溶接工数が増加すると共に溶接
欠陥を発生し易いこととなり、更に製造上にも難点があ
って精度を充分に得疎いこととなる。塗膜の剥離防止上
一般的に好ましい軛囲としては1〜4Rが適当である。
父上記のようなH形鋼を能率よく、又高精厩で製造する
方法としては、ユニバーサルミルとエツジヤ−ミルを2
台以上連続的に配設した圧延機列においてH形鋼を製造
するに尚り、フランジ先端両側接触部に最小IRで最大
tf/3Rの丸味を有するとともに、両側の丸味の間隔
はtfの値に応じて形成されたエツジヤ−ロールを用い
ることを特徴とするものであって、それによってフラン
ジ足先に丸味を有するH形鋼が適切に得られる。即ち周
知のように、H形鋼は粗形造形用2Hiロール、ユニバ
ーサルロール、エツジヤ−ロールを組込んだ圧延機によ
り製造される。
これを具体的に第5図に示すような製造ラインについて
説明すると、加熱炉20により適宜の温度(通常は11
00〜1250℃程度)に加熱されたプルーム、ビーム
ブランクと呼ばれる素材10は粗形造形用2Hlロール
であるブレークダウンミル22で5〜11パス、次のユ
ニバーサルミル、エツジヤ−ロールを連続的に配設した
R3ばル群23において3〜11パス、更にR1ミル群
と同様な構成をもつR,ミル群24において3〜11バ
ス、ユニバーサルロールである仕上オル25において1
バスの圧延を施こされて製品となるものであるが、この
ような製造過程においてRI ミル群23に配設された
エツジヤ−ロール(”t ロール)、R2ミル群に配設
されたエツジヤ−ロール(F!、l:l−ル)ハともに
第6図に示す如き形状をしており、即ちフランジ先端の
接触部分30は平坦であって、圧延葉材10のフランジ
先端部はこの第6図におけるエツジヤロール31aの接
触部3aの部分において圧下整形されて前記した第1図
のような最終製品を得るものであるのに対し、本発明で
は最下流に配設された第5図の8.ミル群24における
エツジヤ−ロール31のフランジ先端両側接触部に第7
図に示すように最小IR,最大t t / 3 Rの丸
味をつけた接触部28とするものである。つまりこのよ
うなエツジヤ−ロール31によれば熱間圧延により1(
形鋼のンランジ先端両側部にRを設けることができるの
で上記したような本発明の関係を安定して具備した製品
を能率良く製造することができる。なお、発明者らのだ
び重なる実験によれば、第7図において附記した接触部
2Bの拡大図に接触部幅Xの寸法として0.8tf−t
fO値をとると最も安定してフランジ先端部にRを得る
ことができた。即ちこのように接触部幅Xを0.8tf
〜tfとしたものでは初期バスにおいては第8図に示す
ようにフランジ足先先端部はエツジヤロール310袋状
部分からはみ出していることとなるもので斯様な状態で
の圧延は従来において全く例をみることのできないもの
であるが、斯かる過程を経て圧延することにより最終製
品として最も安定した本発明のフランジ足先部のRを得
ることができた。
以上説明したような本発明によるときはフランジ先端部
に特定の丸味をもったH形鋼を提供して、殊更に加工す
ることなしに塗層などの剥離することがなく、又美観性
において優れ溶接加工なども容易且つ的確な製品を得る
ことができるものであり、更にこのようなH形鋼を能率
的且つ高精度に製造し得る方法を確立したものであるか
ら工業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって第1図は
従来の一般的H形鋼の断面形状を示した説明図、第2図
はそのンランジ内コーナ一部に丸味をとったものの断面
的説明図、第3図は本発明によるH形鋼の1例について
の説明図でA部として一部を拡大して示し、第4図はそ
の溶接関係についての説明図で、併せてその一部Aを拡
大して示し、第5図は本発明によるH形鋼製造過程の1
例を示した説明図、第6図は従来のH形鋼製造時におけ
るエツジヤロールの圧延状態を示した正面図、第7図は
本発明l〆こよるエツジヤロールの圧延状態を部分的に
示した正面図で、併せてそのA部であるコーナー接触部
の拡大図をも示し、第8図はその初期バスによるフラン
ジ足先部の形状説明図である。 然してこれらの図面においで、10は圧延累月、11は
ウェブ、12はフランジ、2゜は加熱炉、21jブレー
クダウンミル、23はR,ミル群、24はR,ミル群、
25は仕上ばル、28は接触部、31はエツジヤ−ロー
ルを示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フランジ先端部の外コーナ一部分と内コーナ一部分
    とをIR−tr/an(但しtfはフランジ厚)の丸み
    をもって形成したことを特徴とするフランジ先端部に丸
    みを有するH形鋼。 2、 フランジ先端部の外コーナ一部分と内コーナ一部
    分とをIR−tt/3R(但しtfはフランジ厚)とな
    るよう麦丸みをもったフランジ接触部を有し且つ販フラ
    ンジ接触部における内外コーナ一部間にフランジ写場に
    応じた間隔を有する上下エツジヤ−ロール間において素
    材を圧延することを特徴とするフランジ先端部に丸みを
    有するH形鋼の製造法。
JP2509984A 1984-02-15 1984-02-15 塗装性および溶接性に優れたh形鋼およびその製造法 Granted JPS60173243A (ja)

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JP2509984A JPS60173243A (ja) 1984-02-15 1984-02-15 塗装性および溶接性に優れたh形鋼およびその製造法

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60173243A true JPS60173243A (ja) 1985-09-06
JPH0555668B2 JPH0555668B2 (ja) 1993-08-17

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ID=12156477

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06170401A (ja) * 1992-02-12 1994-06-21 Nakayama Steel Works Ltd 熱間開先h形鋼製造方法
JPH07317207A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Oomori:Kk H形鋼
JP2010167463A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Jfe Steel Corp T形鋼の製造設備及び製造方法

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JPS4884415U (ja) * 1972-01-12 1973-10-13
JPS5476339U (ja) * 1977-11-10 1979-05-30
JPS56124118U (ja) * 1980-02-21 1981-09-21

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