JPS6017293Y2 - 成形体用切断装置 - Google Patents

成形体用切断装置

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Publication number
JPS6017293Y2
JPS6017293Y2 JP1884880U JP1884880U JPS6017293Y2 JP S6017293 Y2 JPS6017293 Y2 JP S6017293Y2 JP 1884880 U JP1884880 U JP 1884880U JP 1884880 U JP1884880 U JP 1884880U JP S6017293 Y2 JPS6017293 Y2 JP S6017293Y2
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JP
Japan
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cutting
cutting blade
molds
cutting device
workpiece
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Expired
Application number
JP1884880U
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English (en)
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JPS56120210U (ja
Inventor
孝 曾田
保 赤阪
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、セメント瓦などとなる成形体を切断するた
めの切断装置に関する。
セメント瓦などとなる成形体は、コンベア上に並べられ
た受型上に原料であるセメント混練物を導入することに
より、当初連続状に成形され、その後側々の瓦用戒形体
が得られるよう切断されるのが普通である。
第1図に示す如く、この切断は、被加工材2が受型3,
3’、3”−・・・・・上に載った状態で上方から切刃
1を押し当てることにより行われるが、従来の方法では
切刃1の刃先11の逃げ場がないため各成形体21.2
1’、21″・・・・・・を完全に切り離すことができ
ず、相互間に切残し部22が残るため、この部分を後で
折って個々ンの製品とするようにしていた。
図中、4はコンベア、5は切刃1を上下動させるための
上下動手段である。
しかしながら、このような従来の方法では作業能率が悪
く、しかも切残し部22を折った部分が1凹凸の多い粗
面となり製品の美感を損っていた。
この考案は、従来の切断方法のこのような欠点を改良し
、成形体を切刃により完全に切離すことのできるような
切断装置を提供することを目的としている。
これを以下に説明する。この考案にかかる成形体用切断
装置は、連ねられた状態で一方向に移動する複数個の受
型、これら受型上の被加工材を切断するための切刃、お
よびこの切刃を上下させる上下動手段をそなえてなる切
断装置であって、受型と受型との境界部に、1前記切刃
の厚内部の肉厚と同等またはそれ以下の巾をもつ溝が切
断線に沿って形成され、かつ、切刃には切断時戊形体表
面を押えるための押え手段が附設されていることを特徴
としている。
これを、その実施例を示す図面にもとづいて説明すれば
、第2図および第3図において、矢印A方向に進行する
コンベア4の上に複数個の受型3.3’、3“・・・・
・・が並べられている。
これらの受型上には、被加工材である成形体用連続体2
が成型載置されており、この連続体2は矢印Bで示す如
く上下動する切刃1によってつぎつぎと切断され、個々
のセメント瓦戒形体21.21’、21″・・・・・・
となる。
図中5は切刃を上下動させるための上下動手段である。
図にみるように、受型と受型との各境界部6.6’、6
″、・・・・・・には切断線に沿うR61,61’、6
1’・・・・・・が形成されている。
これらの溝は、切断に際して、第4図に示す如く切刃1
の刃先11の逃げ場となり、受型の上面よりも深い位置
にまで刃先11が入り込むので、被加工材たる連続体2
はうまく各成形体21、 21’、 21”−・・・・
・に切断されるのである。
この溝の巾を第4図に示す如く、切刃1の厚肉部12の
肉厚(W)と同等またはそれ以下としておけ=は、切刃
1を、その刃先11が溝に入り込み、刃先11よりも肉
の厚い部分が溝の側壁7,7′の上端すなわち角(かど
)部に接触するまで下降させることにより、各成形体2
1.21’、21“・・・・・・を完全に切離すことが
できる。
刃先11の厚肉:部12の肉厚Wを溝巾と同等とし、こ
の厚肉部が溝の側壁7,7′に接触しつつ溝内に入り込
むこととしてもよい。
この考案において、各受型は個々に独立分離しているこ
とを必須とするものでなく、相互間に溝!が設けられた
状態で連続してもよい。
また受型と受型との間の下部に仕切板(スペーサ)62
を押入して溝をつくるようにしてもよい。
上記のように、受型群は普通コンベアに載置して移動さ
せるが、受型群の移動手段はこれに限られるものでほこ
ない。
前記のようにして切刃の厚肉部の肉厚と同等またはそれ
以下の巾をもつ溝を切断線に沿って隣接する受型と受型
との間に形成してなる受型群が連なった状態で一方向に
移動し、この受型群上に威4形体用連続被加工材が載せ
られる。
そして、この成形体用連続被加工材上に順次切刃が押し
当てられ、刃先が溝の内側に入り、刃先よりも肉の厚い
部分が溝の側壁に接するまで下降させれば、被加工材は
完全に切断され、良好な切断面を有する製品(成形体)
が得られる。
切刃の上下動と受型の移動とを同調させておき、切刃の
真下に溝がきたとき切刃が下降することとするか、また
は切刃が受型と等しい同一方向に移動しながら下降する
こととすれば自動的に連続切断を行なうことができ便利
である。
つぎに、前記の切断装置において、切刃1の肉厚を大き
くすると切断に際して多量の材料が押しのけられるため
被加工材(充分硬化していないのが普通である)の盛り
上がりが生じやすい。
そこで、これを防ぐために、第5図a−dに示すような
押え手段を切刃1に附設しておく。
第5図において、この押え手段は切刃1に沿って上下方
向に動かされうる状態で切刃1の側部に配置された柱状
の押え部材8,8′、およびこの押え部材8゜8′と上
下動手段5を連結し切刃1に沿って伸縮しうるばね9,
9′を備え、前記ばね9,9′が伸びた状態においては
押え部材8,8′の下面が前記切刃1の刃先11とほぼ
同じ高さに位置するよう構成されている。
このような押え手段を備えてなる切断装置を用いて被加
工材を切断する様子を説明すれば、まず第5図aに示す
如く、切断が始まる前は切刃1を押え部材8,8′も被
加工材2の上方に位置している。
上下動手段5が作動し切刃1を下方へ移動させると、押
え部材8,8′も切刃1とともに下降して第5図すに示
す如く被加工材2の上面に接する。
これにより被加工材は押え部材8,8′により押えられ
ることになる。
上下動手段5をさらに下向きに作動させると、第5図C
に示す如く押え部材8,8′と上下動手段5との間にあ
るばね9.9′が縮み切刃1だけがさらに下降して被加
工材2を切断するのである。
第5図dは切断が終って上下動手段5が上向きに作動し
刃先が引き上げられる様子を示す。
切刃1が引き抜かれる間押え部材8,8′は被加工材の
上面を押えつづける。
そのため材料が切刃1に随拌して、むしり取られるよう
なことはない。
刃先が被加工材から抜き取られたあと上下動手段5がさ
らに上向きに作動すると、押え部材8,8′も引き上げ
られ再び第5図aに示す状態となる。
このように、この押え手段を備えた切断装置によれば、
切断の開始時点より刃先が被加工材から抜き取られる時
点まで、ずっと押え部材が被加工材を押えつづけている
ことになるので、成形体にくずれや盛り上がりなどが発
生することを有効に防ぐことができ、美麗な切断面が得
られるのである。
なお、切刃1が肉厚であるため、切断時、被加工材の切
断面が圧せられる。
そのため、この切断面は美しい平滑面となる。
第5図中、10.10’ばばね9,9′のガイド棒であ
る。
ばねの強さを適当に選ぶことにより押え部材が被加工材
に与える力を調節することができるので、きわめて実用
性が高い。
押え手段は、第6図に示すように切刃1の側面に固着さ
せた柱状のもの100,100’等であってもよい。
以上に説明した如く、この考案にかかる成形体用切断装
置は、これを使用することによって、成形体を完全に切
り離すことができるきわめてすぐれたものである。
さらに、切刃に押え手段を付設しであるるのでくずれや
盛り上がりのない美麗な切断面が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切断方法の説明図、第2図はこの考案に
かかる切断装置の構成国、第3図は連なった受型群の平
面図、第4図は第2図の切断装置の要部拡大図、第5図
a、 by C,dは押え手段の説明図、第6図は押え
手段の他の例を示す構成図である。 図はいずれも実施例をあられす。1・・・・・・切刃、
2・・・・・・被加工材(連続体)、3゜3′、3″・
・・・・・受型、4・・・・・・コンベア、5・・・・
・・上下動手段、6・・・・・・境界部、7,7′・・
・・・・側壁、8゜8′・・・・・・押え部材、9,9
′・・・・・・ばね、10.10′・・・・・・ガイド
棒、11・・・・・・刃先、12・・・・・・厚肉部、
2L 21’、21″・・・・・・成形体(製品)、6
1.61’・・・・・・溝、62・・・・・・仕切板、
100,100′・・・・・・押え手段。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)連ねられた状態で一方向に移動する複数個の受型
    、これら受型上の被加工材を切断するための切刃、およ
    びこの切刃を上下させる上下動手段をそなえてなる切断
    装置であって、受型と受型との境界部に、前記切刃の厚
    肉部の肉厚と同等またはそれ以上の巾をもつ溝が切断に
    沿って形成され、かつ、切刃には切断時威形体表面を押
    えるための押え手段が附設されていることを特徴とする
    成形体用切断装置。
  2. (2)複数個の受型の移動が、これらの受型を載せて移
    動するコンベアによってなされる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の成形体用切断装置。
  3. (3)押え手段が、切刃に沿って上下方向に動かされう
    る状態で切刃の側部に配置された押え部材、およびこの
    押え部材と上下動手段を連結し切刃に沿って伸縮しうる
    ばねを備え、このばねが伸びた状態においては押え部材
    の下面が切刃の刃先とほぼ同じ高さに位置するよう構成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の成形体用切断装置。
JP1884880U 1980-02-15 1980-02-15 成形体用切断装置 Expired JPS6017293Y2 (ja)

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JP1884880U JPS6017293Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15 成形体用切断装置

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JP1884880U JPS6017293Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15 成形体用切断装置

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Publication Number Publication Date
JPS56120210U JPS56120210U (ja) 1981-09-12
JPS6017293Y2 true JPS6017293Y2 (ja) 1985-05-28

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