JPS60172494A - 塊状食肉素材の定容積・定形状切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は牛肉、豚肉、鶏肉、その他を含む畜肉の定容積
、定形状切断装置に関する。

従来スーパー等でトレー販売される食肉については定量
切断が採用されているが、その形状にまでは関心が払わ
れていなかった。また一般食肉の製造工程で通用する無
定形の食肉では手作業による切断が普通とされ、一方向
順を押出し、充填する機械方式では、製品はペースト状
、またはひき円状に限定され、これを串刺し肉、フライ
用製品として利用するには無理があった。

本発明の目的は畜肉をこれら串刺し肉、フライ用製品と
して利用する場合に生肉としての素材的特徴を損なうこ
となく、容積、形状ともに均一に加工された食肉原料の
得られる畜肉の定容積、定形状切断装置を提供するに在
る。

本発明の畜肉の定容積、定形状切断装置を一実施例とし
て示したのが一部透視部分を含む第１図の水平面図及び
第２図の側面図及び補足図面として第１図の（イ）の側
断面図、（ロ）、（ハ）の水平面図、第２図の（イ）側
面断面図等の説明用図面で、以下その要部を工程順に説
明する。

工程−１ 図面で、１は畜肉素材の押出１７機２は１の押出し面と
断面形状が等しい２つの平行溝３−　ａ及び３−ｂｉｅ
備えた原料供給台で、前記溝３−　ａ及び３−ｂを矢印
方向Ａに交互にスライドさせるスライド装置４ににす、
押出し面と溝を合致させ、漏れ防止板２′を施した状態
で、押出し機１は、谷溝に夫々充填された素材肉片を交
互に圧縮管容器５の内部まで一定の圧力で押し込む（（
イ）の補足断面図参照）。

工程−２ 圧縮管容器５に押し込まれた食肉素材は管の中３− 央に装着された縦切りカッター６により裂開され夫々二
股状分岐管？−ａ、７ｂを進んで、エルボ部分を通り、
吐出ノズル８−ａ、８−ｂに送られる。

工程−３ １７ば吐出ノズル８−ａ、８−ｂを支える管口支持板で
、その直下′には右に平行移動させた補足の水平図面（
ロ）に示すように夫々８−　ａ及び８−ｂと断面大きさ
及び相互間隔の等しい２つの貫孔８′−ａ及び８′−す
を有するカッター１０があり、これを交互に矢印方向Ｂ
にスライドさせるスライド装置９がある。カッター１０
の下に一定のかなりな厚さを有するモールド板１２があ
り、この板１２にはＣ方向に交互にスライドしうるスラ
イド装置１４が装着され、これによって８−ａ。

８’−ａと重なりうる定容積、定形状の貫孔１３−ａ、
１３’−ａ及び８−ｂ、８’−ｂと重なりうる貫孔１３
−、ｂ、　１３’　−ｂがモールド板上に設けられる（
（ハ）の補足平面図参照）。また第２図に示されている
ようにモールド板１２の下に４− は前記貫孔の下端を閉鎖する固定された底板１８がある
。

第２図の補足図面（ニ）にはスライド装置１４が矢印Ｃ
だけスライドした時のモールド板１２の移動位置が示さ
れている。

第２図の１６は一定容積、一定形状の貫孔に充填された
畜肉を打抜（ための打抜き装置で、Ｄに示す方向に上下
に動くピストン１５によって２つの打抜き重錘１１−ａ
またば１１−ｂはモールド板１２の定容積、定形状の貫
孔に充填された食肉を、前記重錘の一方が打抜く時は他
が空を打ち、次に一方が空を打つ時は他が打抜くように
交互に一定容積、一定形状に成型された肉塊を打抜く乙
とができる。

次に工程−３における作業の順序を更に詳しく説明する
と次のようになる。

装置が始動する時、管口支持板１７の下に、スライドカ
ッター１０、その下にモールド板１２があり、さらにそ
の下に固定された底板１８があり、吐出ノズル８−　ａ
と、スライドカッター１０の孔８′−ａと、モールド板
１２の孔１３−ａとが一致し、同時に吐出ノズル８−ｂ
と、スライドカッター１０の孔８′−ｂと、モールド板
１２の孔１３−ｂとが一致し、底板が夫々の貫孔下部を
閉鎖している。

次にスライドカッター１０がこの図の上方（Ｂ）に、丁
度孔の直径の長さ丈移動すると、モールド板１２の貫孔
１．３−ａ、１．３　ｂに充填されていた畜肉は一定容
積及び一定形状に切断され底板１８により支持されてい
る状態になる。この状態は第２図のモールド板の上の図
に示されている。

次にモールド板１２は、（ニ）に示されるように右方向
に矢印Ｃで示される距離だけ、スライド装置１４により
移動し、貫孔１３−ｂ、１ｇ’−すも　（ニ）に示され
る位置に来ている。この時ピストン１５は矢印りに示さ
れるように下方に降り重錘１１−ｂは貫孔１３−ｂ内の
素材成型内を打抜いて一定容積、一定形状の肉塊を与え
る。この時、他の重錘１１−ａは空を打つ。また（二）
の状態では１３’−ｂ及び１３’−ａは、この時、スラ
イド装置９が矢印Ｂの示ず下方に戻っていて貫孔８’ｂ
、８’−ａと合致しているので畜肉素材は一定圧で、吐
出ノズル８−ｂ、８−ａから供給され、モールド板１２
の一定容積、一定形状の貫孔１３’−ｂ、１３’　−ａ
に充填されている。

装置の始動から充填、カット、移動、打抜き、他の貫孔
の充填の繰す返１７単位作業によって定容積、定形状串
刺し肉、フライ用製品の連続生産が行われる。これらの
作業における重要なポイントは、１）生肉素材の定圧押
込み、２）ａ切りカッターによる多岐管への素材の分岐
供給、３）モールド板を使用した定容積性用成型、４）
断面形状が吐出ノズルと同一なスライドカッターによる
切断、５）ピストンによるモールド板からの成型済み素
材の打抜きである。

本発明による畜肉定容積、定形状切断装置によって得ら
れる効果は次の点に在る。

１）操作が容易で能率的に定容積、自然形状の繊維質、
皮を有する生肉素材が得られる。

２）人の手で生肉に触れる機会を少なく（７、衛生的７
− な作業を実施しうる。

３）生肉素材が小片、あるいは無定形であっても、連続
供給中に一つのブロックを形成し、余分な手作業なしに
接着と同様な効果が得られ、しかも肉質を損なうことが
ない。

４）２種以上の異種素材を配合し、恰も単一素材の如き
生肉素材として仕上げることも可能である。

しかもひき肉のように生肉の特性を失うことがない。

５）生肉素材の提供工程において、各種保存料、栄養強
化剤、フレーバー（着香料）、着色料などを添加してか
ら、切断、定容積片とすることができる。

本発明の畜肉の定容積、定形状切断装置は複数個の装置
を平行に設置し、多連的に使用して能率をさらに向上せ
しめることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す畜肉定容積、定形状の
切断装置の水平面図、（イ）は原料供給台２及びスライ
ド装置４の補足側面図、（ロ）は８− スライドカッター及びスライド装置の補足水平面説明図
、（ハ）はモールド板及びスライド装置の補足水平面図
、第２図（よ第１図に示したのと同一畜肉定容積、定形
状切断装置の一部断面図を含む側面説明図、（ニ）は移
動したモールド板及びスライド装置の断面を含む補足説
明図である。 これらの図面において、１は畜肉素材の押出し機、２は
原料供給台、３−ａ、３−ｂば平行溝、２′は漏れ防止
板、４はスライド装置、（矢印Ａはスライド方向及び間
隔を示す）、５は圧縮管容器、６は縦切りカッター、７
−ａ、７−ｂは夫々二股状分岐管、８−ａ、８ｂは吐出
ノズル、９はスライド装置、（矢印Ｂはスライド方向及
びスライドによるカッ１−間隔を示す）、８’　−ａ、
８’−ｂはスライドカッター１０の貫孔、１−１−ａ。 １１−ｂは打抜き重錘、１２はモールド板、１３−ａ、
１３’−ａ、１３−ｂ、１３’　−ｂばモールド板の貫
孔、１４ばスライド装置、（矢印Ｃはスライド方向及び
間隔を示す）１５はピストン装置、（矢印りはピストン
の方向及び間隔を示す）、１６は打抜き装置、１７は吐
出ノズル８−ａ、８−すの支持板、１８はモールド板の
支持板である。 特許出願人　日本冷蔵株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ａ畜肉素材の押出し機１と、及び該機の押出し面と
   断面形状が一致する平行溝に前記畜肉素材が充填されｔ
   コ原料供給台を押出し機の押出し方向と合致させるよう
   交差方向に断続的に移送する原料移送装置と、前記溝の
   上面を掩う漏れ防止板２′とを備えて成る畜肉素材の定
   圧押込み機構と、 ｂ前記平行溝の１つと合致させて定圧押込み畜肉素材を
   受取る圧縮管容器５、及び該管内で引続き推進される素
   材を縦切りする縦切りカッター６、及びさらに素材を末
   端の吐出ノズル８−ａ、８−ｂ・・・・にまで送り込ん
   で吐出させるための多岐管？−ｎ、７−ｂ・・・・・・
   ・・を備えｔこ分岐供給機構と、 Ｃノズル８−ａ、８−ｂ・・・・・・・・・と合致する
   貫孔８’−ａ、８’　−ｂ・　・・・・を有するカッタ
   ー１置９、及び前記カッター１０の下で前記貫孔８′−
   ａ、８’−ｂ・・・・・・・・・と合致する貫孔１３−
   ａ。 １３−ｂ・・・・・及び他の並列する貫孔１３′−ａ、
   １３’−ｂ・・・・・・を有し、これら貫孔１３−ａ　
   、　１３−　ｂ−及び１３’　ａ、１３’−ｂ・・・・
   ・・にノズル８−ａ、８−ｂ・・・・・・・から素材を
   定容積で圧加し、前記カッター１０を前記スライド装置
   ９により交差方向に移動させて切断し、定容積、定形状
   の加工肉原料を成形するモールド板１２、及び該モール
   ド板を縦方向にスライドさせるスライド装置によって変
   位させ、ピストン装置１５を上下に動かして、重錘１１
   −　ａ　、まｔこはｌｌｂによって前記成形済み素材を
   交互に打抜く打抜き装置１６を備えた定容積、定形状の
   畜肉原料を連続的に生産する機構と、 前記ａ）、　ｂ）、　ｃ）の各機構を組合せて成る畜肉
   の定容積、定形状切断装置。 ２）前記原料移送装置が、平行溝を有する原料供給金及
   び該供給台を押出し機１の押出し方向に対し交差方向に
   交互にスライドさせるスライド装置との組合せ及び前記
   原料供給台を備えたコンベヤー装置とのいずれかのうち
   から選ばれるようにした特許請求の範囲第１項に記載の
   畜肉の定容積、定形状切断装置。