JPS60170364A - 読み取り装置 - Google Patents

読み取り装置

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Publication number
JPS60170364A
JPS60170364A JP59025116A JP2511684A JPS60170364A JP S60170364 A JPS60170364 A JP S60170364A JP 59025116 A JP59025116 A JP 59025116A JP 2511684 A JP2511684 A JP 2511684A JP S60170364 A JPS60170364 A JP S60170364A
Authority
JP
Japan
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signal
ccd
chips
output
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP59025116A
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English (en)
Inventor
Yasuo Hosaka
保坂 靖夫
Toshio Sudo
須藤 俊夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS60170364A publication Critical patent/JPS60170364A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は1画像等の読み取り装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
画像等の読み取り装置として、例えば、特開昭56−1
46360号公報に示されるように、照明光源、導光路
としてのセルフォックレンズそして、光導電層としてC
dSeを用いた密着センサが提案されている。このセン
サは速度が遅く、分解能に限界があった。
これに対し、高速、高解像度のCCDを面接用いた密着
センサとして%開昭58−178059号公報に示され
るものがある。
この密着センサにおいて、 CCDの入力端子は、容量
が太きいため、 CODを駆動するには、高速で大電流
を供給する必要がある。ところが、この大電流がCOD
の出力にノイズとして入り込み、出力信号のS/Nが劣
化し、読み取り画像の画質が低下する恐れがあった。
〔発明の目的〕
この発明は、以上の欠点を除去し、高S/Nの出力信号
を得ることのできる読み取り装置を提供することを目的
とする。
〔発明の概要〕
′この発明は、読取の対象物体からの光情報を電気信号
に変換する光電変換素子列と、との光電変換素子列で得
られた電気信号を転送する転送部とが基板上に設けられ
た読み取Jシ′装置において、転送部を駆動する駆動回
路及び転送部の出力に対するアナログアンプ系とを、前
述の基板上に設けることを特徴とする。
〔発明の効果〕
この発明では、転送部を駆動するだめの駆動回路を転送
部が設けられている基板上に設けているので、駆動回路
から大電流が供給されてもノイズを出す可能性が低くな
る。
更に、転送部からの信号を入力とするアナログアンプ系
を転送部が設けられている基板上に設けているので、ア
ナログアンプ系と転送部との間でノイズを拾う可能性が
低減される。
ここで、アナログアンプ系は、少なくともインピーダン
ス変換を行い、低インピーダンスの信号を高インピーダ
ンスの信号に変換する手段を指す。
よって、アナログアンプ系を介した信号は、ノイズに強
い信号となる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。
第1図には、A4サイズのカラー原稿からイメージを読
み取り可能なこの発明の一実施例に係るカラーイメージ
センサが示されている。このカラーイメージセンサはC
CDチップ21a〜21hがその上面に配列されている
5ensor pakage 11上に1対の集束性ロ
ッドレンズアレイ12が配置された構造であってこのロ
ッドレンズアレイ12の近傍には、1対の線光源例えば
、螢光灯13が設けられている。これらは、一体構造に
アセンブリされている。第1図においては、図面を簡略
化する目的から1対の線光源13の一方のみが示され、
他の線光源は省略されている。
このようなイメージセンサにおいては、原稿2が矢印3
で示される方向転送されると、この原稿2から像が読み
出される。即ち、光源13で照射された原稿2からの反
射光が集束性ロッドレンズアレイ12を介してCCDチ
ップ21a〜21h上に投影され、原稿上の文字パター
ン又は絵の1ライン分に相当する像がこのロッドレンズ
アレイ12によって何等縮小されることなく等倍でCC
Dチップ21a〜21h上に形成される。CCDチップ
21a〜21h上に形成された偉は、 CCDチップ2
1 a;21 hによって光電変換され、CCDチップ
21a−J21h内で発生された蓄積信号は、 CCD
チップ21a〜21h内を転送され、外部回路にライン
毎の画像信号として転送される。
このような画像信号が原稿2の移動とともに発生され、
原稿上の絵等が全て画像信号に変換される。
次にカラーイメージセンナの各構成要素について説明す
る。センサパッケージaυでは、第2図に示されるよう
に、千鳥状に8個のCCDチップ(21a)乃至(21
h)がセラミック基板(22に配列され、このセラミッ
ク基板I2りは、容器(23)によって覆れている。C
CDチップ(21a)、乃至(21h)は東葦芝浦電気
株式会社製のTCD102C−1を用いている。このC
CDチップ(21a)乃至(21h)は、良く知られる
ようにp−hフォトダイオードで作られた受光部及び電
荷転送部を備えている。この受光部の1ビツトの大きさ
は、14μ×14μであり、1個のCCDチップ(21
a)乃至(21h)は、2048ビツト(約28.7m
m>の受光部から成る。このようなCCDチップ(21
a)乃至(21h)が第2図及び第3図に示されるよう
に千鳥状に2列に配列されている。この2列のCCDチ
ップ(21a)乃至(21h)は、第3図に示されるよ
うに、受光部の中心間距離mをもって、平行に設けられ
る。又、これらのCCDチップ(21a)(21h)は
配列方向に沿って互いに重なりdを許して配列される。
重なりdは、無制限に許されるのではなく、CCDチッ
プ(21a)の先端から、CCDチップ(21h)の後
端までの読み取られるべき原稿の幅に相当する長さlの
範囲内で許される。この実施例ではこの長さlはA4判
の幅である210mmに相当する。又、CCDチップ(
21a)乃至(21h)の受光部の全領域が画像の読み
取りに用いられない。
前述のように、1個のCCDチップ(21a)乃至(2
1h)は、第4図に示すように2048ビツトの受光部
から成り、これらの受光部は、左端から、ダミー領域(
4I)、1908ビツトの読取有効領域(42、次段C
C’Dチッ プとの重なり許容領域(4〜とから成る。
後に、詳述するように、第5図に示すように1対のCc
Dチップアレイにその一端面が対向した集束性ロッドレ
ンズアレイ02によって、原稿上の1ラインが縮小され
ることなく、1対1で、CCDチップ(21a)乃至(
21h)上に結像される。すなわち、同一ライン上の画
像情報が、第3図に示されるCCDチップ(21a)、
(2Lc)、(21e) 、(21g)の列及びCCD
チップ(21b)、(21d)、(21f)、(21h
)の列上に結像される。原稿の同一ライン上の画像情報
を再生するには全C■チップ(21a)乃至(21h)
からの全出力が必要であるが、前述のように、重複を許
して千鳥状に配列されるため、CCDチップ(21a)
乃至(21h)からの情報にも重複がある。この情報の
重なりは後に述べる信号処理回路によって適切に処理さ
れる。
このような各CCDチップ(21a)乃至(21h)の
受光部には、直接フィルタが焼き付けられている。
この方法によると、フィルタが非常に精度良く、しかも
受光部のみに形成することが可能となる。
次に具体的なフィルター配列について説明する。
この実施例では、ホワイ[5,イエロー(ト)、シアン
(C)のフィルタが配列されている。1つのフィルりが
2ビツトの受光部に設けられ、3色6ピツトとし6ビツ
トで、読み取り時の1画素としている。
これらのフィルタの分光特性について説明する。
ここで言う分光特性は、波長と透過率との関係である。
第6図の曲線51)で示されるように、Wのフィルタは
全波長にわたって、透光率がほぼ100チに近い。Cの
フィルタの透過率は曲線52で示されるように500n
m付近でピークを示し700nm付近で再び増加状態と
なっている。Yのフィルタの透過率は、曲線l53)で
示きれるように、500nm付近から急増している。こ
れらのフィルりの分光特性の図から明らかなように、人
間の視感度領域外の700 nm程度及びそれ以上の波
長に対しても、フィルタの透過率は、零にはなっていな
い。
ここでのフィルタはこのような特性を有するが、カラー
センサでは光電変換部としてのフィルタとCCDチップ
(21a)乃至(21h)とが人間の目と同様、な機能
を果すことになる。このフィルタの分光感度特性に対し
てCCDチップ(21a)乃至(21h)の受光部の分
光特性は、第7図に示されるように、7.00nm程度
の波長で最大となり1ooonm以上まで有限な相対感
度を有する。
第6図、及び第7図の図から明らかなようにこの実施例
の色フィルタが貼り付けられたCCDチップ(21a)
乃至(21h)の受光部は、700nm以上の波長に対
しても応答することになる。これに対し、よく知られて
いるように入間の目は700nm以上の波長に対して感
ぜず、その視感度は零である。
従って、単にCCDチップ(21a)乃至(21h)と
W。
Y、Cのフィルタとの組み合わせた光電変換部では、こ
の部位が人間の目と同一機能を有することにはならない
。これを解決するために、この実施例では後述するよう
に、特定の分光特性を有する光源が使用されている。
この上うな色フィルタが設けられたCCDチップ(21
a)乃至(21h)は第2図で示されるようにセラミッ
ク基板(2)の上に配列された後、容器(ハ)で覆われ
る。この容器C(至)は、底面を有しない箱形形状であ
り、CCDチップ(21a)乃至(21h)を埃等から
保護している。但し、CCDチップ(21a)乃至(2
1h)に光の照射を許す為にこの容器23には装着状態
においてCCDチップ(21a)乃至(21h)に対向
する箇所に窓が設けられている。この窓が設けられた容
器23の外面は、更にカバーガラスで覆われている。こ
のようにして、CCD (21a)乃至(21h)には
像、情報を含む光が供給され、埃等の付着が防止される
次に、集束性ロッドレンズアレイ(121について説明
する。集束性ロッドレンズアレイ(12は、商品名セル
フォックレンズ(日本板硝子膜)として広く販売されて
おり、容易に入手可能である。この実施例での集束性ロ
ンドレンズアレイ(ツは、光の入射側、出射側の焦点間
距離、すなわち、共役長Tcが54 nmで等価Fナン
バがほぼ315のものを使用した。更に、第7図に示さ
れるように、集束性ロッドレンズアレイQ3の光軸がカ
ラーセンサの中心軸となす角αはほぼ15°に定められ
、2つのロッドレンズアレイ12の光軸が一致する点P
を含む面内を原稿2の面が通過される。このような原[
2,ロッドレンズアレイ12及びCCDチップアレイ2
1の配置によって原稿面2とCCDチップアレイ21と
は、互に結像関係に保れ、 CODチッグアレイ21上
には、原稿の1ライン分の像が形成される。ここで、ロ
ッドレンズアレイ12はそれぞれその焦点深度が深い。
従って、仮に原稿2が搬送中波打って、常にロッドレン
ズアレイ12の光軸が一致する面を通過しなかったとし
ても、明瞭な像がαコチッグアレイ 12上に形成され
る。
又、集束性ロッドレンズアレイazの傾き誤差、集束性
ロッドレンズアレイ(J2の長手方向の平行度のずれ等
は、結像関係に重要な影響を与える。言い換えると、集
束性ロッドレンズアレイα2の位置を正確に設定するこ
とが、読み取り精度に多大な影響を与えるこのだめの実
施例では、このロッドレンズアレイを調整するだめの調
整手段を備えている。この調整手段は概略的に第9図、
第10図に示δれるように、集束性ロッドレンズアレイ
(1Bに沿ってロッドレンズアレイ12の角度を調整す
るだめ調整板81が設けられ、この調整板81には、こ
の調整板81とロッドレンズアレイ12との間の距離を
規制し、調整板81にロッドレンズアレイ12を固定す
るだめの調整ねじ82が設けられている。1対のロッド
レンズアレイ12の角度をそれぞれ調整するために、こ
の実施例では、この調整板81及び調整ねじ82から成
る調整手段が1対設けられている。この調整手段におい
ては、調整板81が微小傾動可能に基板83上に保持さ
れている。即ち、基板83上には、1対の片84が固定
され、調整板81は、1対の片84間に配置されて長手
方向の移動が阻止され、その中心軸で回動可能となるよ
うに軸支されている。調整板81の背面の両側部には、
夫々第9図(靭で示されるような略り字形の傾動規制部
材86が固定され、この調整板81から延び出る傾動規
制部材86の板状部は、基板83に片84とともにこれ
に略平行に固定された規制用突起85に当接されている
。この調整板81は、規制部板86の板状部に対して略
垂直にこの板状部から延び出す舌片87を備え、この舌
片87は、調整板81とともに傾動規制部材86が傾動
されると路上下方向に移動される。片84、或は、規制
用突起85には、調整ねじ88に設ける為のプレート8
9が固定され、このプレート89には、ねじが切られた
スルーホールがあけられ、このスルーホールに調整ねじ
88がら合されている。この調整ねじ88の先端は、舌
片87の上面に当接されている。片84の側面近傍には
、バネ部材89aが設けられ、調整板81の回転軸に調
整板81が前方に傾き、舌片87が上方に移動するよう
な付勢力がこのバネ部材89aによって与えられている
。従って、調整ねじ88が前進させられると、舌片87
が下方に押され、調整板81が背面方向に傾動してそれ
が直立に近い状態となる。これに対して、調整ねじ88
が後進させられると、舌片87が上方に移動し、調整板
81が前方に傾動してその傾きがより大きくなる。
角度調整用板81には中央付近に、等間隔で孔(90a
)乃至(90f)があけられている。これらの孔(90
a)乃至(90f>のうち、孔(90b) 、(90d
) 、(90f)にはタップが施され、孔(90a)、
(90c)、(90e)はタップが施されず単なるスル
ーホールに形成されている。
一方、集束性ロッドレンズアレイ(12には角度調整用
板81の孔(90a) 、 (90c) 、 (90e
)に対応して孔(91a)、(91b)、(91c)が
あけられている。この孔(91a) 、(91b) 、
(91c)が設けられた箇所を通過した光線はCCDチ
ップ(21a)乃至(21h)向けられず、孔(91a
)、 (91b) 、(91c)のロッドレンズの領域
を通過した光線のみがCCDチップ(21a)乃至(2
1h)にに向けられ、そ゛れに投影されるように適切に
孔91a、91b、91cが形成される。1つのCCD
チップアレイ21では、CCDチップ21a、21c、
21e、21g hるいは21b 、 21d 、 2
1 f 、 21hが互に間隔を空けて配列さ 。
れていることに対応してロッドレジズアレイ12には不
要領域があり、この領域内に孔91a、91b。
91cが穿けられている。
このような構成において、孔(90a) 、 (90c
) 。
(9(Ml)に調整ネジ(ハ)が頁通されて、孔(91
a)。
(91b) 、(91c)に螺合される。ここで、例え
ば、孔(90a)と孔(91a)との距離は、孔(91
a)での螺合量によって調整でれる。孔(90c)と孔
(91b)との距離、孔(90e)と孔(91c)との
距離も同様である。
又、孔(90b)、(90d)、(90f)に調整ネジ
(82が螺合されると、pl整ネジ侶4が角度調整板Q
3υに固定される。この時調整ネジ@邊の他端は、集束
性ロッドレンズアレイO2の側面に当接し、集束性ロッ
ドレンズアレイO2と、角度調整用板例との距離が規定
される。
集束性ロッドレンズアレイα2は熱に弱く、非常にたわ
みやすいが、このように複数の点で角度調整用板例υと
集束性ロッドレンズアレイa力との距離を規定するので
、このたわみは補正される。しかも、この距離の規定の
際に孔(91a) 、(91b) 、(91c)に螺合
された調整ねじ@邊は、集束性ロッドレンズアレイσは
を角度調整用板例に向かって引く力を生じさせ、孔(9
0b)、(90d)、(90f)に螺合した調整ねじり
は、角度調整用板例から集束性ロッドレンズアレイ02
を押す力を生じさせているので、ロッドレンズアレイ1
2上のたわみ力は分散され、これをより平担に補正する
ことができる。
又、調整ネジ(8りの個々を調整することによって、集
束性ロッドレンズアレイ(1力と角度調整用板@υとを
平行にすることができる。
次に光源03について説明する。この実施例では、光源
(131は、色の分光特性が適切に選定された螢光灯を
採用している。
ハードコピー装置に信号を供給する読み取り装置として
の密着センサに要求される機能は、人間の目と同一感覚
で画像、特に色を読み取る機能である。密着センサで得
られた画像情報は、表示装置で視覚化されるからである
密着センナにとって、人間が黒いと感じる色は、やはり
黒と読み取る必要があり、色の読み取りに関して密着セ
ンサは、人間の目より優れていても劣っていてもいけな
いことが原則とされる。
第11図は、Thomeon (!: Wrightの
めたgi曲線を示す。この曲線は、色に応じた人間の目
の視感゛度特性を示し、視感度特性とは、色光に対する
明るさ感覚と光の波長との関係をいう。grrg2rg
3の曲線はそれぞれR,G、Bに対応している。この曲
線からも明らかなように、人間の目は700 nm以上
の長波長の光には感じない。
一方、 CODチップ(21a)乃至(21h)の受光
部及び色フィルタを組み合わせた光電変換部の分光特性
は、前述のように700 nm以上の長波長の光に対し
ても有限な感度値を有している。従って、このような色
フィルタ、C■チップ(21a)乃至(21h)の受光
部に対し、白色光が入射されると、700nm以上の長
波長の光であっても感じてしまう。そこで、この実施例
では、カラーイメージセンサの全分光感度を螢光灯の螢
光体を適切に選択することによって1人間の目の視感度
に特に一致させている。
この実施例においては、異なる分光波長を有する1対の
螢光灯13が使用されている。その螢光灯13内には、
夫々例えば、White and B!Jue の螢光
休転塗布されている。Wh i t e螢光体は、 a
ca3(PO4)2・ca(F、C1)z :SbMn
で作られ、その分光特性は第12図に示されるように7
00nmに近い波長領域内、即ち、略590nmにピー
クを有する。この波長領域は、光源として要求される7
00nm以下の波長領域において長波長領域に相当する
Blue螢光体は、3Sr(PO4)2 ・CaCl2
 : Euで作られ、その分光特性は、第13図に示さ
れるように450nmに近い波長領域にピークを有する
。この波長領域は、同様に光源として要求される700
nm以下の波長領域において長波長領域に相当する。
上述した異なる分光特性を有する螢光灯13によって、
原稿2は、第12図及び第13図で示される2つの分光
特性の積として表わされ、すなわち第14図で示される
合成分光特性を有する等価な光源で照明されることとな
る。原稿2からの反射光線は、ロッドレンズアレイ12
及びフィルタを介してCODチップアレイ21に入射さ
れる。ここで、フィルタ及びCCDチップは、夫々第6
図と第7図で示されるように特有の分光特性を有する。
従って、CCDチップは、第15図に示すようにCCD
チップフィルタ及び光源の分光特性の積として表わされ
る合成分光特性で入射光線を受光することとなる。即ち
、第15図に示すようにWのフィルタを頒った白色1光
を・受光するCCDチップは、符号95で示すような分
光特性を有し、シアンフィルタを通ったシアン色光を受
光するCCDチップは、符号96で示すような分光特性
を有し、及びイエローフィルタを通ったイエロー色光を
受光するCODは、符号97で示すような分光特性を有
することとなる。第15図に示される分光特性を符号9
7,98.99で示されるようにR,G、Bの光線に対
しての分光特性に変換すると、 Fig、 16に示す
ような曲線が得られる。この曲線は、第11図に示した
人間の目の視覚感度にほぼ相似であることが容易に理解
される。従って、 CCDチップからの信号は、略人間
が原稿を見た際にR,G、 Bに対して感じる感覚に略
近似していることとなる。
上述したように、 CCDチップ自体が特定の分光特性
を有することから、フィルタの分光特性に応じて特定の
分光特性を有する光源をセンサ用の光源として用いるこ
とによってCCDチップアレイ自体が原稿20色を検出
して発生する色信号は、人間が色に対して視覚で感じる
相対レベルに略等しいこととなる。換されば、この実施
例のカラーイメージセンサは、略人間の視覚感度を有し
、原稿2上の色彩を正しく受光することとなる。
フィルタは、w、c、yの組合せに限らず、Y。
G、Cの組み合わせ、或はR,G、Bの組み合わせであ
っても良い。更に゛、上述の実施例においては、1対の
螢光灯13は夫々異なる螢光体を有しているが、光源と
して1つの螢光灯13であってその内面に2種類例えば
、white及びblueの螢光体が塗布されるものが
用いられても良い。しかも、この螢光体13は、下記の
ような構造を採用することが好ましい。
一般に螢光灯は、一種の線光源であるが、フィラメント
の影響によってその管路に沿って輝度が不均一になる。
従って、この実施例では、A4判の幅にわたって一様な
照度を得るために、螢光灯a3の管路長を第17図に示
されるように、照射すべきA4の幅2101111より
長くとり、フィラメント間隔の距離を296鮨としてい
る。これによって、A4判内では、±5%以内の照度の
均一性が実現される。
更に、この発明の実施例においては、第18図に示すよ
うに螢光灯13の管体103の内面には、反射膜100
が付着されるとともに、螢光灯13の管体103の内面
には、反射膜100が付着されていないスリット状アパ
ーチャ領域101が設けられている。
更に、スリットアパーチャ領域101及び反射膜100
上には、螢光体層102がその内周面全体に亘って形成
されている。スリット状アパーチャ101には、螢光体
層102が付着されない方が、スリット状アパーチャ領
域の透過率が大きくより螢光灯13から発せられる輝度
が高いのでめるが、螢光灯13内で発生される紫外線に
よって管体103が黒化してしまう。これに対して、第
18図に示すようにスリット状アパーチャ領域101に
ま・でも螢光体層102が付着されている場合には、そ
の領域の透過率が減少して螢光灯13の輝度が低下する
が、紫外線が直接管体に入射されないため管体は黒化せ
ず、従って螢光灯の長寿命化が達成される。
これは螢光灯としての特徴であって、密着センサ用の光
源に限定されない。
第8図に示すようVC,1対の螢光灯13は、その間に
ロットレンズアレイの光軸が延びるように配置され、2
つのロッドレンズアレイ12の光軸が一致する点Pと螢
光灯13の中心点Qとを通る光線は、センサの中心軸に
対して略45°の角βをなすことが好ましい。明らかな
ように上述したスリット状アパーチャ領域101の中心
線は、点PQ間を通る線に相当している。
上述したこの発明の実施例のカラーイメージセンサは、
上述した構造に加えて次のような構造を採用している。
CCDチップ(21a)乃至(21h)の受光部は、約
14μmのピッチで、1間当り72ビツトに相等する。
従って、白黒で読み取るなら、原稿面(γυ上の画像を
72本/朋で読み取り可能となる。
また、第19図に示されるように2ビツトの受光部に同
一の色フィルタ、W、C,Yのいずれかが設けられ6ビ
ツトで1画素を形成することになり、分解能は、白黒対
応36本/朋、三色分割時12本/m1(1画素は84
μm)に相等する。
次に上述したカラーイメージセンサの電気回路について
説明する。この電気回路は、CCDを動作させる駆動回
路と、 CCDからの出力信号を画像情報に適した形に
変換するアナログ処理回路系と、このアナログ処理回路
系からの信号を記録装置の記録形態に適した信号に変換
するディジタル処理回路系とから成る。
まず、駆動回路について説明する。第20図には、CC
Dチップ(21a)の駆動回路が示され、この駆動回路
には第20図に示されるように、2相クロックφl、φ
2、走査同期信号SH、リセット信号R8,出力信号O
81サングリングホ一ル信号SPが第20図に図示され
ていない信号源から供給される。
クロック信号φ1の入力端子には、インバータ(171
)が接続される。このインバータ(171)の出力端子
には、抵抗(172)及びスピードアップ用コツデンサ
(173)とが並列に接続される。この並列素子の端子
は、インバータ(174)の入力端子に接続される。こ
のインバータ(174)の出力端子は、抵抗(175)
に接続される。抵抗(175)はCCDチップ(21a
)のφ工端子に接続される。
クロック信号φ2の入力端子とCCDチップ(21a)
のφ22端子の接続に、クロック信号φ1の入力端子と
CCDチップ21aのφ1端子間の接続と同一であるの
でその説明は省略する。走査同期信号SHの入力端子に
も、インバータ(171) 、抵抗(172)、コンデ
ンサ(173) 、インバータ(174)が接続される
このインバータ(174)には、抵抗(176)が接続
される。この抵抗(176)はCCDチップ(21a)
のSH端子に接続される。
出力信号OD端子は、負荷抵抗129を介してpnp 
)ランジスタ(178)のエミッタに接続される。
pnp トランジスタ(178)のコレクタは、抵抗(
180)に接続される。この抵抗(180)の他端は接
地される。pnp )ランジスタ(178)のベースは
、CCDチップ(21a)のO8端子に接続される。
又、 CCDチップ(21a)の動作電源(図示しない
)からを電圧Vが端子(181)に印加されている。こ
の端子(181)は、接地されたコンデンサ(,182
)の一端に接続される。このコンデンサ(182)の一
端は、前述の抵抗(179)及びCCDチップ(21a
)のOD端子に接続される。
以上の構成において、インバータ(171)は、SN7
104を使用し、インバータ(174ンは、2個で1組
となり、 DSOO26を用いた。
このDSOO26動作電圧は、端子(181)から与え
られる。すなわち、コンデンサ(182)の一端に抵抗
(183)を介し供給される。
2相クロックφ1.φ2は、CCDチップ(21a)の
各ビットに生じた電荷を転送するのに必要な信号である
。この電荷の転送は高速に行うので波形歪みが生じる可
能性がらる。この対策として、抵抗(175) 、 (
176)の抵抗値を実験により最適値に設定されている
走査同期信号SHは、 CCD (21a)の電荷の転
送上、1走査の区別をつける信号である。リセット信号
R8は、電荷が転送された後のビットを消去する信号で
ある。
信号O8は、 CCDチップ(21a)からの出力信号
である。このCCDチップ(21a)は、仕様より、有
効信号が2048ビット分あり、ダミー信号とCCDか
ら出力される基準黒レベル信号とを出力する。
基準黒レベル信号は、後述するように、受光部の暗信号
であり、色に応じた真の出力を得るために用いる。
ここで、CCD (21a)は、入力端子容量が大きく
、例えば、信号φ1.φ2が供給される端子は600 
pF信号SHが供給される端子は、250pF、信号R
8が供給される端子は、5pEであるので、インバータ
(174)は高速、高電流のICで構成される。よって
、このような大電流のパルス駆動信号がノイズとしてC
CD (21a)の出力に入り込まないように、駆動回
路をCOD (21a)が設けられている基板上に設け
る。
又、COD (21a)からの信号は低インピーダンス
でありノイズを受けやすいので、pnp)ランジスタ(
’178)により高イソビーダンスの信号に変換する。
ここでもpnp )ランジスタ(178)をCCD(2
1a)が設けられている基板上に設けることによって、
pnp トランジスタ(178)とCOD (21a)
との間でノイズを拾う可能性が著しく低減される。ここ
でs pnp トランジスタ(178)は、インピーダ
ンス変換手段であって、一種のアナログのバッファアン
プである。
こうして、基板のリードパターンからはノイズのない高
S/Hの読み取り信号が得られる。
次にアナログ処理回路について第21図を参照して説明
する。このアナログ処理回路は、各CCDチップ(21
a)乃至(21h)毎に設けられる。ここでは代表とし
てCCDチップ(21a’)に対する回路を説明する。
この回路は、第21図に示されるようにCCDチップ(
21a)からの信号を光に応じた真の出力とする補正部
(161)と、この補正部(161)からの信号を色毎
に分離し積分する積分部(162)と、この積分部(1
62)からの信号を色毎に増幅して調整する増幅部(1
63)と、この増幅部(163)からの色毎の出力をデ
ィジタル信号に変換するA−D変換部(164)と、と
のA−pK換部(164)からの信号1を記憶する記憶
部(165>とから成る。
補正部(161)は、零クランプ回路(1,611,)
及び増幅器(1612)とを有し、積分部(162)は
、増幅器(162)の出力を色毎に分離するマルチプレ
クサ(1621)と、このマルチプレクサ(1621)
からの色毎の出力信号を秋分する積分回路(1622a
)乃至(1622c)とを有している。また、増幅部(
163)は、積分回路(1622a)乃至(1622c
 )毎に設けられた増幅器(1631a)乃至(163
1c)とを有している。更にA−D変換部(164)は
、色毎に増幅された信号を切り換えて出力するセレクタ
(1641)と、このセレクタ(1641)からの出力
をディジタル信号に変換するA−D変換器(1642)
とを有している。
記憶部(165)は1w、y、c毎に設けられた記憶領
域(1651)、(1652)、(1653)を有して
いる。
以上が、 CCDチップ(21a)に対応して設けられ
たアナログ処理回路の構成であるが、これらの要素に加
えて、いくつかの制御要素が設けられている。これらに
ついては、回路の動作と共に説明する。。
まず、CCDチップ(21a)は、発振器(166)の
ノくル′ス信号を適宜調整するCCD用パルス発振器(
167)からの信号群の供給を受ける。この信号群は、
 CCDを動作させる駆動回路の説明で述べた走査同期
信号SH,lJセット信号R8,2相クロックφ1.φ
2である。
このような信号群の供給を受けるCCDチップ(21a
)からの出力信号は、前述のように、受光部を構成する
各ビットからの信号である。この信号がどのような種類
の信号であるかは、 CCDチップ毎に決まっている。
この実施例で用いたCCDチップは%TCD102C−
1であり、このCCDチップの受光部の各ビットの構成
は、端からダミー領域、6ビツトの黒基準用遮光領域、
1908ピツトの有効読取領域、そして再びダミー領域
となっている。
ここで、遮光領域は、受光部を遮光したビットであり、
この領域からの出力は、暗電流に伴う電圧を有する。こ
の電圧を基準電圧と呼ぶ。有効読取領域の出力信号は、
この基準電圧に対して微小葉である。例えば、 TCD
 102 c−1では基準電圧が6乃至8ボルト、有効
読取領域の出力信号は、この基準電圧に対してloOm
Vのオーダである。
従って、有効読取領域の出力信号を直接扱うことは、信
号処理上好ましくない。そこで、この信号から基準電圧
を除去し、W、C,Yのフィルタに応じた出力とするこ
とが望ましい。
この実施例τは、これを実現するために、零クランプ回
路(1611)は、基準電圧を基準1てして、この値か
らの差異を出力する。
このフラング回路(1611)の出力信号は、微小信号
であるが、増幅器(1612)によって増幅される。
この出力信号は、読取有効領域の出力信号とそれに続く
ダミー領域の出力信号が含まれる。
読取有効領域は、第19図に示されるように、W、Y、
Cのフィルタの各々が2つのビット相当する領域に連続
して貼り付けられている。
従って、原稿が白紙で反射光も白色光のときフラング回
路(1611)又は増幅器(1612)は、第22図に
示されるように、2ビツト分のWに応じた信号(181
w)、2ビツト分のYに応じた信号(181Y)2ビツ
ト分のCに応じた信号(181C)が連続して出力とし
て発生する。但し、第17図中では、各信号が分離され
て転送されるが、この信号間の間隔は無視して図示して
いる。以下の図面でも同様とする。
増幅器(1612)の出力信号は、マルチプレクサ(1
621)に供給される。このマルチプレクサ(1621
)には、A/D用パルス発生器(168)からの制御信
°号が供給され、入出力関係を切り替えている。
この制御信号は、CCD用パルス発生器(167)から
の2相クロックφ1.φ2に関連した信号であり、CC
Dチップ(21a)からの信号の転送と同期している。
最初の2ビツトの信号に対しては、信号線(169a)
に「1」が出力される。次の2ビツトの信号に対しては
、信号線(169b)に「1」が出力される。更に、次
の2ビツトの信号に対しては信号線(169C)に「1
」が出力される。
信号線(169a)に「1」が入力すると、増幅器(1
612)の出力信号が、積分回路(1622a)(Wの
フィルタに対応した積分回路である。)に入力される。
信号線(169b)に「1」が入力すると、積分回路(
1612) (¥のフィルタに対応した積分回路である
。)の出力信号が積分回路(1622b) (Cのフィ
ルタに対応した積分回路である。)に入力される。
信号線(169C)に「1」が入力すると、積分回路(
1612)の出力信号が、積分回路(1622C)に入
力される。
すなわち、マルチプレクサ(1621)の3端子からの
出力は、第23図A、B、Cに示されるように、フィル
タの色に応じた信号に分離される。
積分回路(1622a)、(1622b)、(1622
c)は、このような信号を時間toの間積分していく。
すると、第24図に示されるように、実線(201)で
示されるような、一定電圧Vを生じさせる電荷がキャパ
シタ中に蓄積される。
次に、積分回路(1622a)、(1622b)、(1
622c)に2ビツト分の信号が入力してから次の信号
が入力する間に、A/D用パルス発生器(168)から
、積分回路(1622a)、(1622b)、(162
2c)に放電を指示する制御信号が供給される。例えば
Wのフィルタに対応した積分回路(1622a)におい
て、一定時間経過した時刻1.即ち、積分によって一定
値が実現となった後に、A/D用パルス発生器(168
)から信号線(182a )を介して信号「1」が供給
され、積分回路(1622a )円のスイッチが閉成さ
れる。すると、コンデンサに蓄積された電荷が放電し、
積分回路(1622a )が初期化される。
このような積分回路(1622a)、(1622b)、
(1622c)は、第25図に示されるように、 CC
Dチップ(21a)から転送された信号に、ノイズが乗
ってしまった場合に、ノイズの影響を小さくすることが
できる。
即ち、CCDのノイズ源としては、デバイスへの電荷注
入によるノイズ、電荷を転送するときの電荷 2量のゆ
らぎによるノイズ、電荷検出のときのノイズが存在する
。又、ここでのアナログ処理回路のうち補正部(161
)は、CCDチップ(21a)と共にセ 8ラミツク基
板(2’J上に設けられている。これ以外は、本体側に
設置され信号線で結ばれる。この信号線は、ノイズを拾
いやすい。これらのノイズは、画像情報に重大な影響を
与える。ところが、積分という処理が時間的に点の処理
ではなく、時間的に一次元の処理なので、第24図の破
線(202)で示されるようにノイズを含む信号が平均
化され、ノイズの影響がほとんどなくなる。
このようにノイズの影響が除去された信号の各々が、増
幅器(1631a)、(1631b)、(1631c)
によって個々の増幅率で増幅される。ここでFig、 
26A 。
26B and 26C、第26図A、B、Cに示され
るように各増幅器(1631a)、(1631b)、(
1631c)からの出力が同一値V2となるように、各
増幅率が設定される。
ここで注意する点は、第26図A、B、Cに示されるよ
うに、各増幅器(1631a)、(1631b)、(1
631c)からの信号は、完全に異なる時間に出力され
ている点である。
このような信号が、セレクタ(1641)に入力される
。このセレクタ(1641)には、A/D用パルス発生
器(168)から、信号線(183)を介して制御信号
が供給される。この制御信号は、CCDチップ(21a
)からの信号が2ビツト分出力されるのに同期している
この制御信号が供給されると、セレクタ(1641)は
、入力と出力との関係を切り換える。例えば、ある時刻
に、増幅器(1631a)の出力と、セレクタ(164
1)の出力とが対応関係にある時に、セレクタ(164
1)に、制御信号が供給されると、増幅器(1631b
)の出力が、セレクタ(1641)の出力となる。
次に、セレクタ(1641)に制御信号が供給されると
、増幅器(1631c)の出力が、セレクタ(1641
)の出力となる。
すなわち、セレクタ(1641)の出力としてW、Y。
Cのフィルタに応じた出力信号が交替に現われている。
このような信号は6ビツトのA−D変換器(1642)
でディジタル信号に変換器れる。この変換するタイミン
グは、信号線(財)を介してA/D用パルス発生器(1
68)から供給されるA−D変換スタート信号により決
定される。
以上より、A−D変換器(1642)出力信号としてw
、y、cのフィルタに応じた6ビツトのディジタル信号
が交替に現われる。
この実施例では、連続したCCDチップ(21a)から
の信号は、マルチブレフサ(1621)によって2ビツ
トづつに3色に分離されている。更に、積分回路(16
22a)乃至(1622c)によって各色の信号は2ピ
ツトづつ積分されている。従って各色毎の信号数は、C
CDチップ(21a)からの信号数に対し6分の1とな
っている。
例えば、 CCDチップ(21a)内の読取有効領域は
1908ビツトであったが、1つのフィルタに応じた出
力信号としては、その6分の1、すなわち、318ビツ
トとなる。
このような信号が記憶部(165)に記憶される。
記憶部(165)は各C■チップ(21a)乃至(21
h)に対応し、かつw、y、cに応じて記憶領域が設定
されている。CCDチップ(21a)に対しては、記憶
領域(1651)、(1652)、(1653)が設定
されている。
ここで、各記憶領域(1651) 、(1652) 、
(1653)は、スタティックRAM(Random 
Access Memor7)でめり。
その容量はそれぞれ324 X 6ピツトであり、A 
−D変換器(1642)の出力信号が6ピツトであるか
ら、各記憶領域(1651)、(1652)、(j65
3)は、324個の色信号を記憶しうる。従って、アド
レスは0乃至323番地迄を設定している。ここで、色
信号とはw、y、cが貼り付けられた受光部からの信号
に対応している。。
以下、この記憶領域(1651)、(1652)、(1
653)への情報の書き込み、読み出しについて説明す
るが、留意するのは、CCDチップ(21a)乃至(2
1h)の配置と集束性ロッドレンズアレイ0zによる信
号の重なり除去でおる。
ざて、記憶領域(1651)、(1652)、(165
3)に対してA−D変換器(1642)からは、ディジ
タル信号が絶えず流入しようとしている。そこで、どこ
に記憶させるかという制御が必要になる。
この実施例では、この制御を行うためにメモリカウンタ
(185) 、アドレスカウンタ(186) 、アドレ
スデコーダ(187)、オア回路(188)、リード/
ライトコントロール(189)を設けている。
リード/ライトコントロール(189)から書き込み命
令Illが出ると、メモリコントロール(185,)は
、A−D変換スタート信号と同期した書き込みパルスを
w、y、cの信号に応じて記憶領域(1651)。
(1652) 、(1653)に供給する。この信号に
よって、記憶領域(1651) 、(1652) 、(
1653)を構成するスタティックRAMは、情報の書
き込みの禁止状態が解ける。言い換えると、記憶領域(
1651)、(1652)。
(1653)には略連続してディジタル信号が供給され
るが、A−D変換器(1642)の出力信号に応じて書
き込み可能な記憶領域(1651) 、(1652)、
(1653)が選択される。
更に、A/D用パルス発生器(168)からクロックパ
ルスが、メモリコントロール(185)に供給される。
この状態では、メモリコントロール(185)は、この
クロックパルスをアドレスカウンタ(186)に供給す
る。
このアドレスカウンタ(186)は、通常のカウンタで
あり、その出力は、全てのCCDチップ(21a)乃至
(21h)に対応した記憶部(165)に同時に供給さ
れ、アドレスとして用いられる。
一方、リード/ライトコントロール(189)からO書
き込み命令「1」は、オア回路(188)に供給される
。オア回路(188)の出力は、チップセレクト信号と
して用いられる。すなわち、記憶部(165)にオア回
路(188)から信号「1」が供給され同時に、書き込
み信号が供給される。薔き込みがあるいは読み出し信号
が供給されると、読み出しがアドレス指定に従って行わ
れる。
この実施例での書き込み時には、−同時に全ての記憶部
(165)にオア回路(188)からの信号「1」が供
給される。従って、8個のA−D変換器(1642)か
らの出力は、パラレルに記憶部(165)に供給きれ、
同時に記憶されていく。この時、1個の記憶領域(16
51) 、(1652) 、(1653)1対して、0
乃至323番地迄情報を収納可能である。
この記憶領域(1651) 、 (1652) 、 (
1653)に対・して入力きれるディジタル信号は、C
CDチップ(21a)の有効読取領域からの転送信号ば
かりでなく、CCDチップ(21a)上で読取有効領域
に続くダミー領域からの転送信号も含まれる。この中で
、有効読取領域からの転送信号のうち、単一色に対する
色信号は、318個であり、すべて6ビツトのディジタ
ル信号となっている。
従って、各々0番地から323番地迄収納可能な記憶領
域(1651)、(1652) 、(1653)の全番
地に情報を収能すると書き込みが終了する。このとき、
記憶領域(1651)、(1652) 、(1653)
には有効読取領域に起因する色信号とダミー領域からの
信号とが同居している。
こうして、記憶部(165) ”7の情報収納が終了す
ると、メモリコントロール(185)から、リード・ラ
イトコントロール(189)に知らせる。するとリード
・ライトコントロール(189)は書き込み命令の送出
を中止する。
一方、メモリコントロール(185)は、記憶領域(1
651)、(1652)、(1653)に対して読み出
しノくルスを送出する。これによって記憶領域(165
1)、 (1652) 。
’(1653)を構成するスタティックRAMは、読み
出し禁止状態を解かれる。
父、アドレスカウンタ(186)には、メモリコントロ
ール(185)からクロックパルスが与えられ、クロッ
クパルスが与えられる度にアドレスカウンタ(186)
の出力は1づつ加算されていく。そして設定iA (3
18≦A≦324)に達すると、内容をクリアしアドレ
スデコーダ(187)にこれを知らせつ。
アドレスデコーダ(187)では、アドレスカウンタ(
186)の内容が設定数Aに一度も達していない場合に
は、CCDチップ(21a)に対応する記憶部(165
)が選択される。−亘設定数Aに達したなら、CCDチ
ップ(21b)に対応する記憶部(田)が選択される。
更にもう一度設定数に達するとCCDチップ(21c)
に対応する記憶部(匹シが選択される。
以下同様にしてCCDチップ(21h)に対応する記憶
部(,165)が選択される。
記憶部(摩)からの読み出しは、このようなアドレスデ
コーダ(187)からのチップセレクト信号と、アドレ
スデータそして、読み出しパルスの供給によって行われ
る。
すなわち、情報の読み出しは、 CCDチップ(21a
)に対応する記憶部(出)から順次、CCDチップ(2
1h)に対応する記憶部(165)迄行われる。
但り、W、Y、Cのフィルタに応じた情報は、同時に読
み出される。
ここで重要な点は、前述の設定数Aである。この設定数
Aは、各記憶領域(1651)、(1652)、(16
53)内のどこ迄の番地を読み出すかを決めている。前
述のように、CCDチップ(21a)乃至(21h)の
受光部は、互いに重なりを許しながら配列されているの
で、この重なりを除去する必要がある。
この実施例では、各記憶領域(1651)、(1652
)。
(1653)に対し、CCDチップ(21a)の有効読
取領域の先頭から収納しているので、読取有効領域以外
のダミー領域が重なり領域であり、除去する必要がある
そこで、フィルタの貼り付は誤差及びCCDチップ(2
1a)乃至(21h)を設置する際の機械誤差を考慮し
て、一旦装置を完成させた後、設定数Aを決めないで記
憶部(遅徂)からの情報を全て読み出してみる。すると
、読取有効領域と重なり領域とが容易に見分けられる。
そこで、この結果よりAを決定する。従って記憶部(1
65)によって、Aは変化する可能性がおる。
このようにして読み取られた画像情報は、原稿αυ上の
同一線上の画像を忠実に伝えるものである。
以上この発明の実施例につき詳述したが、この発明は必
ずしもこれに限定されない。
光源の発光特性は、カラーフィルタ、光電変換素子に応
じて適切に選定される。例えば、螢光灯にAg%W)4
等の螢光体が用いられ、適切に分光感度が選択されても
良い。
以上のように、この発明によれば、良好な色彩及び明度
で画像を再構成することができるカラーイメージセンサ
が提供される。
以上、実施例について詳述したが、例えばカラーフィル
ターはw、c、yの組み合せでなくともよ<R,G、H
の組み合わせ、R,G、B、Wの組み合わせでも構わな
い。
又、光電変換素子での一画素の形成は、6素子で一画素
を形成しなくともよく、異なるフィルタを2枚づり貼シ
付ける必要もない。例えば、出方信号の小さいフィルタ
の数を多くシ、出力信号の大きいフィルタの数を少なく
しても構わない。
光電変換素子列として、実施例では、転送機能を有する
CODを用いたが、CTD(Charge Trans
ferDevice)、BBD(Bucket Bri
gade Device)、CID(Charge I
njection Device)、LCD(Ligh
t CoupledDevice)、PCD (Pla
sma Coupled 1)evice)、スキャン
ター等でも構わない。
光電変換素子列は、千鳥状に配列しなくとも、読取領域
を覆うように例えば3列に配置してもよ ゛い。
光学系は、集束性ロッドレンズアレイには限定されない
。例えば樹脂等からなる微小レンズを多数設けても構わ
ない。光源の個数は限定されず。
螢光灯、LED(Light Emitting Di
ode)でもよい。
又、駆動回路、アナログアンプ系も実施例には限定され
ない。
−するに、この発明の趣旨を逸脱しない限りどのような
変形をもこの発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例に係る密着センナの概観斜視図、第
2図は、センサパッケージを示す斜視図、第3図乃至第
5図は、 CCDチップの配列を示す図、第6図は、C
CDチップの受光部に貼り付けられたフィルタの分光特
性図、第7図は、CCDチップの受光部の分光特性図、
第8図は、密着センサの側面図、第9図および第10図
は、集束性ロッドレンズアレイの調整手段を示し、第9
図はその斜視図、第10図は上面図、第11図はTho
msonとWr i gh tのめたgi曲線を示す図
、第12図および第13図は光源としての螢光灯の各螢
光体の分光特性図、第14図は螢光灯全体の分光特性図
、第15図は第1図に示した・センサでのc、y、wフ
ィルタを通過した光の分光特性図第16図は、第15図
に示した分光特性をR,G、Bに変換した場合の分光特
性図、第17図は螢光灯の各部の相対輝贋を示す図、第
18図は螢光灯の断面図、第19図はCCDチップの受
光部におけるフィルタの配列を示す図、第20図はCC
Dチップの駆動回路を示す図、第21図はアナログ処理
回路を示す図、第22図乃至第26図はアナログ処理回
路における各部での信号を示す図である。 α2・・・集束性ロッドレンズアレイ、03・・・光源
、 (21a)、(21b)、(21c)、(21d)、(
21e)、(21f)、(21g)。 (21h)・・・CCDチップ、 12つ・・・基板、 (171)、(174)・・・インバータ。 (178)・・・PNP )ランジスタ。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第1図 第 2 図 第3図 第 4 図 第 5 図 第6図 ジ皮−fcnm) 第 7 図 第 8 図 第11図 波長(nm) 波長<nm) う皮 毛ヒ (/’1mン 第14図 汰長(nm> 第 15図 第17図 第18図 第20図 第21図 第22図 第23図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源と、この光源からの光が照射される対象物体
    に対向して設けられた基板と、この基板上に設けられ前
    記対象物体からの光を電気信号に変換する光電変換手段
    と、前記基板上に設けられ前記光電変換手段で得られた
    電気信号を一次元的に転送手段とを備える読み取り装置
    において、前記転送部を駆動する信号を供給する駆動手
    段を前記基板上に設けることを特徴とする読み取り装置
  2. (2)転送部からの信号を入力とするアナログアンプ系
    を基板上に設け、このアナログアンプ系の出力を読み取
    り信号とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の読み取シ装置。
  3. (3)基板のリードパターンとアナログアンプ系の出力
    端子とを接続することを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の読み取り装置。
JP59025116A 1984-02-15 1984-02-15 読み取り装置 Pending JPS60170364A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4839719A (en) * 1987-01-30 1989-06-13 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Color image reading apparatus with an improved sensor

Citations (2)

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