JPS6016904B2 - ヒ−トシ−ラ−フオ−ムの製造方法 - Google Patents

ヒ−トシ−ラ−フオ−ムの製造方法

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JPS6016904B2
JPS6016904B2 JP53131961A JP13196178A JPS6016904B2 JP S6016904 B2 JPS6016904 B2 JP S6016904B2 JP 53131961 A JP53131961 A JP 53131961A JP 13196178 A JP13196178 A JP 13196178A JP S6016904 B2 JPS6016904 B2 JP S6016904B2
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foam
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adhesive
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒートシーラーフオームの製造方法に関する
ものであり、更に詳しくは、プリントされたフオームベ
ースの封織必要部に、静電的方式により、静電粉末接着
剤を付着させたのち、庄ローラーにて、該静電粉末接着
剤を前記フオームべースに仮定着させる事を特徴とする
ヒートシーラーフオームの製造方法に関するものである
従来、アウトプットフオームの郵送方法として‘1}ハ
ガキ(プリントアウト→ディタツチ→郵送)■密閉封筒
(プリントアウト→デコレート→ディタッチ→郵送)、
‘3’窓開封筒を利用する(封入封織機)、■ヒートシ
ーラーフオーム(フオーム製造時にヒートシール部にホ
ットメルト接着剤を塗布しておき、プリント後、シーリ
ングディタッチャーでヒートシール及びディタッチして
郵送する)など力沫り用されているが、コンピューター
の導入など事務合理化にともない、ヒートシーフーフオ
ームシステムが一般化してきている。ヒートシーラーフ
オームシステムの長所として‘1}一遍当りのコストが
安い、‘2’機械(シーリングディタッチャ−)コスト
が安い、{3’スピードが速い(100フィート/分)
、‘4}同一の機械でハガキと数種類の封筒(二枚重ね
封筒、三つ折6″封筒、三つ折り9″封筒等)が処理で
きるという汎用性、‘5}操作が非常に簡単である、■
情報量(プリントアウト項目)が豊富である、(7けり
ジナルを顧客に渡せるなどがある。しかしながら、従来
のヒートシーラーフオームはプリント前に予めホットメ
ルト接着剤が塗布されているため、シーリング前のフオ
ームの運搬あるいは保管時における温度、湿度、荷重に
よるブロッキングのトラブルが生じやすく、また、今後
普及が著しいとされている電子式プリンターにてプリン
トする場合、プリント定着を加熱方式にて行なっている
ため、加熱定着によりホットメルト接着剤が軟化してし
まい、トラブルを生じやすい欠点を有していた。
そこで、加熱方式によらない再湿性接着剤を用いたフオ
ームもあるが、湿度によるブロッキングが高く好ましく
なかった。
本発明は、従来法のプリント前にホットメルト接着剤を
塗布する方法によらず、プリント後に接着剤を封繊必要
部に付与する事により、従来法の欠点を解消する方法を
提供するものである。
本発明は、特に電子式プリンターにてプリントして、ヒ
ートシーラーフオームを製造する方法を提供するもので
ある。以下本発明を詳細に説明すると、適宜印刷方式に
てプリントされたフオ−ムベースの封繊必要部に、適宜
静電的方式により静電粉末接着剤を付与したのち、圧ロ
ールにて該静電粉末接着剤を前記フオームベースに仮定
着させてヒートシーラーフオームを製造する方法である
ここで、静電粉末接着剤について説明する。
本発明者等はホットメルトタィプの静電粉末接着剤を開
発し、特腰昭52−120558(持開昭54−541
54号公報参照)で出願済みであり、また、ヒートシー
ラーフオームの製造方法として静電的方式により静電粉
末接着剤を付与する事については特願昭52−0486
81(椿開昭球−134524号公報参照)で出願済み
であるが、それらの発明においては、フオームベースの
静電粉末接着剤を付与した後、加熱によって該フオーム
ベースに仮定着させる事を考えていた。しかし、その後
、研究を重ねた結果、連続的な工程、例えば、連続フオ
ームに静電的方式により静電粉末接着剤を付与し、加熱
によってフオームに仮定着させ、ディタツチャー部で分
離し、折り部で折り、シーリング部で熱圧着してヒート
シールし、スタツカー部で積載してアウトプット帳票を
作るような場合、加熱により仮定着させた静電粉末接着
剤はまだ接着性を有しているので、送りロール等に巻き
付く事がたびたぴあった。そこで、本発明者はホットメ
ルトタィブの静電粉末接着剤の中で任意の加圧処理によ
り仮定着可能な静電粉末接着剤を使用することにより前
記欠点を解消した。すなわち、本発明はプリントされた
フオームベースの封繊必要部に静電的方式により静鰭粉
末接着剤を付与したのち、庄ローラーにて該静電粉末接
着剤を前記フオームベースに仮定着させる事を特徴とす
る。
加圧処理により仮定着可能な静電粉末接着剤としては、
低軟化性のホットメルトタィプの接着剤樹脂、荷重制御
剤、糟剤等より成り、後で述べる静電的方式に適するよ
うに電気的特性を調整したものである。
ホットメルトタィプの接着剤樹脂としては、塩化ピニル
樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩酢ビポバール樹脂、塩ビーマ
レィン酸樹脂、塩ビーブルピオン酸樹脂、ボリアミド樹
脂、飽和ポリエステル樹脂などがある。
また荷重制御剤としては、コロイド状シリカ、脂肪酸お
よびナフテン酸などの金属塩、染料を吸着させたシリカ
、含金属染料、ニグロシン系の染料、脂肪族アミン、サ
ッカロースベンゾェート、高級脂肪酸、酸化防止剤、レ
シチン、油溶性スルフオン酸塩等がある。
尚、荷電制御剤は静電粉末接着剤の接着性能を失わせな
い範囲で添加する。また、糟剤としては、微粉末状の二
酸化ケイ素、室化ホウ素、タルク、グラフアィト、二硫
化モリブデン等がある。さらに、前述のホットメルトタ
ィプの接着剤樹脂に接着性能を失わせない範囲で固体ロ
ウを混合すると軟化点が低下する。
固体ロウとしてはカルナウバロウ、カンデリラロウ、パ
ルムロウなどの植物性固体ロウ、密ロウ、鮫ロウ、虫白
oウ、セラックロゥ、羊毛ロウなどの動物性固体ロウが
ある。また、このほかにモンタンロウや炭火水素を主成
分とし、天然に単独に産するオゾケラィトや原油中に溶
けて産する石油ロウがある。オゾケライトは地ロウとも
呼ばれ天然に産する鉱物ロウである。石油ロウには製造
経路および性状の違いによりパラフィンロゥ、徴晶ロゥ
およびべトロラクタムがある。また、バラフインワツク
ス(ロウ)とポリエチレンの中間の分子量を有するポリ
エチレンワックスやアマイドワックスも広い意味で固体
ロウに入れる。前述した樹脂の中でポリアミド樹脂はそ
の構造中にアミド結合を有する樹脂の総称であり、大別
すると、いわゆる“ナイロン”と称されているものと植
物油をベースにしたものに分けられるが、本発明に使用
されるポリアミド樹脂は植物油をベースにしたもので、
一般的には、重合脂肪酸及びそのェステルと、アミンと
の反応によって製造される。
例えばアンモニア、・第一アミン又は第二アミン、ヒド
ロキシルアミン、又はアルカノールアミンと、飽和又は
不飽和の重合脂肪酸又はそのェステルとを反応させるこ
とにより、製造される。ここでェステル化された形の重
合脂肪酸の例としては、9、11一及び9、12ーオク
タデカジェン酸、脱水されたひまし油、リノール酸、及
びQ及び8−ェレオステアリン酸等がある。また前記ア
ミンとしては、メチルアミン、エチルアミン、プロピル
アミン、エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、
ペンタメチレンジアミン、ピベリジン及びジェチレント
リアミンの如き、第一、及び第二アミンが使用される。
特に好ましいポリアミド樹脂は、リノール酸の二量体で
あるダィマー酸のような重合脂肪酸と、脂肪族、脂環族
、芳香族ジアミンのようなジアミン類との縮合によって
得られたものが好ましい。
nHOOC−R−COO日十n比N−R′−N比→日○
(OC−R−CONH−R′−NH)nH(ダィマー酸
)(ジアミン)(ポリアミド)尚、ダィマー酸はリノー
ル酸の二量体であり、構造式は以下の通りである。
(ダイマー酸) また、プリントされたフオームベースの封織必要部に静
電粉末接着剤を付与する静電的方式としては以下のもの
がある。
プリント、静電スクリーン印刷法、静電粉末グラビア印
刷法、ゼロプリテイング法、電子写真法等などであるが
、本発明においては特に静電スクリーン印刷法、静電粉
末グラビア印刷法が有効であるc静電スクリーン印刷法
は静電粉末接着剤を使用して、電気的な力で静電粉末接
着剤をスクリーン目から引き出し、封級必要部上に吸着
させる方法である。
印刷版として孔部と非孔部からなるパターンをもつ金属
スクリーンが一般に用いられ、これと金属平板電極とを
対置させ、その間にフオームベースを挿入する。金属ス
クリーンと平板電極に電圧を印加しながら、スクリーン
外部から静電粉末接着剤を供9蛤すると、静電粉末接着
剤は電界の力を受けてスクリーン孔部から飛び出し、平
板電極に向かって飛翻し、封織必要部上に沈鏡しスクリ
ーンのパターンに対応した接着層ができる。静電粉末グ
ラビア印刷法は、従来のグラビア印刷における液体イン
キの代わりに粉末インキ(静電粉末接着剤)を用い、電
気的に転写操作を行なうものである。印刷版上に静電粉
末接着剤をのせ、ドクターでセル内に充填して非画線部
の静電粉末接着剤を除去する。次いでコロナ放電を与え
て、静電粉末接着剤を帯電させたのち、フオームベース
を密着させ、その背面から静電粉末接着剤と逆電荷の電
極を接触させるか、または、コロナ放電を与えるとセル
中の静電粉末接着剤は電気的に封織必要部に吸引接着す
る。ここで、フオームベースとは、ヒートシーラーフオ
ームを製造する際のベースを意味し、枚様状及び巻取状
のヒートシーラーフオームのベースを意味する。
具体的には、枚様状の紙、及び巻敬状の紙等であるが、
紙に限定されるものではない。ここで、本発明は、前述
した如く、特に電子式プリンターにてプリントして、ヒ
ートシーラーフオームを製造するのに適した方法である
が、以下電子式プリンターについて簡単に説明すると、
電子式プリンターには、現在、電子写真法、静電記録法
、インクミスト法、インクジェット法などがあるが、ト
ナーを使用して印字する方法には電子写真法と静電記録
法がある。電子写真法は、普通紙が使え、印字品質が良
くt高速で、漢字、図形、フオームオーバレイ等の出力
も容易であるなどの優れた点が多く、最も使われている
。この方法は、光導電体に電荷を与え、光像を照射して
静電潜像を作り、トナーで現像後、これを紙に転写して
熱定着するもので、一方、光導電体はクリーニングして
再使用する。電子写真法にはXerography,E
1ecUofax,NP法など種々あり、光導電材料の
種類(Se,Zn○,CdS,有機光導電体など)や感
光体の形状(ドラム、ベルトあるいはシートなど)、光
像照射手段(OFT,FSTはser,FlashLa
npなど)により種々のプリンターがあり、それぞれ特
色がある。電子式プリンターのトナーには粉体トナーと
液体トナーがあり、粉体トナーは熱可遡性樹脂に顔料、
染料、助剤などを分散させた着色樹脂徴粉体である。正
帯電性トナーのバインダーにはエチルセルロース、ポリ
アミド、アクリル系樹脂などの摩擦帯電列の正側の樹脂
や、荷電制御剤により摩擦帯電性の制御が容易なポリス
チレン、ェポキシ樹脂、テルベン系樹脂、クマロン樹脂
などが用いられる。着色剤としてチャンネル系のカーボ
ンブラックや多くの有機顔料、荷電制御剤としてニグロ
シン系の染料、脂肪続アミン、サツカロースベンゾェー
トなどが用いられている。負帯電性トナ−のバインダー
にはポリスチレン、スチレンアクリル共重合体、ポリブ
チルメタアクリレート、ポリピニルプチラール、マレィ
ン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂など、着色剤とし
てフア−ネス系のカーボンブラック、荷電制御剤として
コロイド状シリカ、脂肪酸金属塩、染料を吸着させたシ
リカ、含金属染料などが使用される。液体トナーは沸点
100〜200qCの電気絶縁性のキャリア液体中にト
ナーを分散させたもので、トナ−は着色剤、固着剤、荷
電制御剤などから構成されている。正帯電性液体トナー
の着色剤としてはカーボンブラック、ベンジンイエロー
など多くの有機顔料も使用できるが、帯電極性の安定化
のためニグロシン系の染料で処理したカーボンブラック
、脂肪族アミンで処理した顔料、グラフトカーボン、染
料とポリマーを反応させた着色樹脂、長鎖のアルキル基
を導入した染料も使用される。固着剤にはアルキッド樹
脂、環化ゴム、脂肪族炭化水素に可溶な天然樹脂、アス
ファルト、アクリル系樹脂、高級アルキルェステルと各
種ビニルモノマーとの共重合体など、荷電制御剤として
は脂肪酸およびナフテン酸などの金属塩、高級脂肪酸、
酸化防止剤などが使用される。負荷電性液体トナ−の着
色剤としてはファーネス系のカーボンブラック、含金属
染料で処理した顔料、ナフタリンスルホン酸ソーダやア
ルキルベンゼンスルホン酸ソーダなどで処理した顔料、
塩化ビニル樹脂などで表面が被覆された加工顔料、ビニ
ルピロリドンなどを含有するグラフトカーボンブラツク
、反応性染料とポリマーの反応基を反応させた着色ポリ
マーなどがある。固着剤としては環化ゴム、アクリル系
樹脂、電気的陰性度の大きいフェノール性水酸基、スル
ホン基、ェステル硫酸基を有するモノマーを共重合した
アクリル系樹脂など、荷電制御剤としてレシチン、油溶
性スルホン酸などが使用される。ここで重要なことは、
電子式プリンターを用いて、本発明におけるヒートシ−
ラーフオームを製造する場合、静電粉末接着剤の軟化点
が電子式プリンターのトナーの軟化点より低くないと、
フオームを静電粉末接着剤によってヒートシールする時
に電子式プリンターのトナーのブロッキングが起きてし
まうことがある。ここで、連続フオームに静電的方式に
より静電粉末接着剤を付与し、圧ローラーにて仮定着す
る場合、搬送における蛇行や圧ローラーのちよってした
圧力ムラにより連続フオームにシワが入ることがある。
このシワは単票に対しては問題なく、全圧ローラー、す
なわち第1図及び第3図に示すような全体に均一に圧力
がかかる圧ローラーを用いて処理できる。しかし、連続
フオームのようなジグザグ折りまたは巻取りの場合には
時々圧をぬいてやらないとシワが蓄積されて大きくなっ
ていく。そこで、連続フオームに対しては第2図及び第
4図に示すような圧力を一部分解除する圧ローラーを使
って仮定着を行った結果、シワの発生は解消した。ただ
、第2図及び第4図のような圧力を一部分解除する圧ロ
ーラー1対のみによって仮定着を行う場合、フオームの
圧力を解除した部分に静電粉末接着剤部分すなわち封織
必要部が釆ないようにする必要がある。しかし、たとえ
ばハガキのように全面に静電粉末接着剤を付与しなけれ
ばならないものを処理するときは1対のみの圧力を一部
分解除する圧ローラーでは不十分である。そのときは少
なくとも2対の圧力を一部分解除する庄ローラーが必要
となる。それを第5図に示す。但し、当然のことながら
、前段の1対の圧ロ‐フーa,a′と後段の1対の圧ロ
ーラ−b,b′との間隔Aはフオーム1の同じ箇所を圧
力解除しないように配置すべきである。また、圧力解除
はテスト結果から2対の圧ローラーを同時に行った方が
シワの発生防止に有効であった。2対の庄ローラーの圧
力解除を同時に行った場合、第5図より2対の圧ローラ
ーの間隔Aはフオーム1が矢印の方に進行するならば、
圧ローフーaの円周に等しくなければよい(但し、圧ロ
ーラーaの溝3の中も考慮に入れる必要がある。
)ここで、圧ローラーのローラー間の圧力であるが種々
テストした結果では100k9/地〜250kg/のが
適当であった。
もちろん、使用する静電粉末接着剤の種類により多少異
なるが、いずれの場合にも次工程へ移送される間に静電
粉末接着剤が落脱、剥離しないことが肝′0であり、一
般に圧ローラーのローラー間の圧力が高い場合には障害
はなく、本発明において仮定着は通常の定着をも意味す
るものである。さらに詳細に圧ローラーについて説明す
ると、第1図及び第3図で示したような全圧ローラー1
8,18′は単票のフオームベース1に静電粉末接着剤
11を仮定着させるのに適する。
また、第2図及び第4図で示したような1方の圧ローフ
ー19に溝20を切って圧力を一部分解除する圧ローラ
ー19,19′は連続のフオームベース1に静電粉末接
着剤11を仮定着させるのに適する。但し、前述のごと
く、仮定着させるのにローラー間の圧力は100k9/
地は必要であるので、ローフーは鋼鉄製の丈夫なものを
使用し、第7図に示したような構造の加圧装置を必要と
する。21,21′は圧ローラーで、22は支え軸、2
3は強力なバネである。
また、ローラーの両端から圧力をかけるので圧ローラー
21と21′をクロスしたり、中心部の径を太くしたり
してローラー21,21′間に均一な圧力がかかるよう
にする必要がある。なお、圧力を一部解除する圧ロ−ラ
ーの形態はローラーに溝を設けることに限定されるもの
でなく、第6図に示す1対の圧ローフー(c,c′)の
如く、円周の一部を藤方向に沿って殺ぎ圧力を一部解除
する形態にするなど圧力を一部解除できる形態であれば
よい。
以下本発明を、静電粉末接着剤を付与する手段として、
静電粉末グラビア印刷法を用いた場合を例にとって詳細
に説明すると、第8図に示す如く、電子式プリンター(
図示せず)でトナ−により印字されたフオームベース1
を送紙部2でトラクター10で送り出し、次に静電粉末
接着剤散布部3で封繊必要部に静電粉末接着剤11を静
電粉末グラビア印刷シリンダー12,13により両面に
散布する。
もちろん、片面だけでよい場合は、一方の静電粉末グラ
ビア印刷シリンダーのみを使用する。印刷は静電粉末接
着剤11をドクター14によってシリンダー12,13
のセル内に充填し、コロナ帯電器15によりセル内の静
電粉末接着剤11に電荷を与え、フオームベース1の背
面から静電粉末接着剤11と逆電荷のコロナ放電をコロ
ナ帯電器16で与えることにより行なわれる。次に仮定
着部4で圧ローラー17によって仮定着し、本発明のヒ
ートシーラーフオームは完成する。尚、ヒートシーラー
フオームはデイタツチャー部5で分離され、折り部6で
折り、シーリング部7で熱圧着してヒートシールし、ス
タッカー部8で積載してアウトプット帳票9を作るもの
である。本発明は以上のような構成であるから、次に示
す如き種々の効果を示す。
まず、本発明によれば、プリントされたフオームベース
の封織必要部に静電粉末嬢着剤を静電的手法により付与
したヒートシーラーフオームは事前にホットメルト接着
剤が塗布されているヒートシーラーフオームに比べて、
熱定着方式を採用している電子プリンターにも使用でき
る点で優れている。
また、静電粉末接着剤は乾式であるので補充が簡便であ
り、散布も安定しており、メンテナンスも簡単である。
さらに、事前にホットメルト接着剤が塗布されているヒ
ートシーラーフオームは、シーリング前のフオームの運
搬あるいは保管時における温度、湿度、荷重によるブロ
ックキングのトラブルが生じていたが、そのトラブルを
未然に防止できる点でも本発明のヒートシーラーフオー
ムの製造方法は優れている。さらに、圧ローラーによっ
て静電粉末接着剤をフオームベースに仮定着させること
は電力消費量の低減だけでなく、特に、連続的な工程に
おいては、次の工程にヒートシーラーフオームを搬送す
るのに非常に都合が良い。
<実施例1> ポリアミド樹脂DPX−酸5(日本ゼネラルミルズ化学
社製)90重量部とパラフィンワックス(関東化学社製
、融点磯〜7ぴ0)3重量部を二本熱ローラー上で涙離
した後狙粉砕し、次に微粉砕機PJM−10州Pジェッ
トミル(日本ニューマチック社製)により粉砕し、10
ム〜40山の粉末を得た。
この粉末97.5重量部に対して、AEROGIL−R
972(日本ァェロジル社製)1重量部、拳化ホウ素(
電気化学社製)1.5重量部を混合し、これを静電粉末
接着剤とした。次に、この静電粉末接着剤を30そ/i
nchの絹点(深度100仏)のグラビア版(平台)の
凹部に充填し、スチールドクターで非画線部の静電粉末
接着剤を除去し、版の凹部に充填した静電粉末接着剤に
正のコロナ放電(十郎V)を与えた後、日本ユニバック
社製の漢字プリンターでトナ−を使用してプリントされ
たフオームベースをその上に重ね合わせ、背面より負の
コロナ放電(一郎V)を与えて静電粉末接着剤をフオー
ムベース上に静電転写する。
次に、これを鋼鉄製の圧ローラー(ローラー間圧力10
0k9/仇)に通して仮定着したのち、二つに折り、プ
レヒーター(長さ185肌、温度150℃の熱板)と、
2対のロールヒータh(温度130午0)の間を24m
/分のスピードで通すことによりシールして二枚重ね封
筒を作った。この封筒をミシン員のところから開封した
ら、漢字プリンターでトナーにより印字された文字は反
対側の紙にはブロッキングしていなかった。<実施例2
> ポリアミド樹脂DPX−985(日本ゼネラルミルズ化
学社製)95重量部とカルナウバロウ(東洋べトロライ
ト社製、カルナバ2号)5重量部を二本熱ローラー上で
混融した後、粗粉砕し、次に微粉砕機PJM−10側P
ジェットミル(日本ニューマチック社製)により粉砕し
、10仏〜40仏の粉末を得る。
次に、この粉末97重量部に対して、AEROGIL−
R972(日本アェロジル社製)1重量部、タルク(関
東化学社製)2重量部を混合し、静電粉末接着剤とした
200メッシュのステンレススクリーンを使用して、通
常の製版法によって製版してスクリーン版を作った。
次にスクリーン版と対向電極の間に日本ユニバック社製
の漢字プリンターでトナーを便門してプリントされたフ
オームベース(70kgノ上質紙)を入れ、500Vを
印加しながら、前記静電粉末接着剤をロ−ラーブラシに
よってスクリーン版に供V給したらフオームベース上に
静電粉末接着剤のパターンが形成された。次に、これを
実施例1と同様に鋼鉄製の庄ローラー(ローラー間圧力
100k9/榊)に通して仮定着したのち、実施例1と
同様な方法でシールした。く実施例3> 市販のシーリングデイタツチャー部(トツパン・ムーア
社製)を改造し、静電粉末グラビア印刷用シリンダ−(
直径150凧「30夕/i的hの絹点)及びドクター、
帯電器、ホツパ一等の静電粉末グラビア印刷装置を組み
込み、さらに第4図に示したような圧力を一部分解除す
る圧力ローラー(100k9/地)を組み入れてテスト
機を作り実験した。
静電粉末接着剤については種々テストしたが、実施例1
で示したものは12戊分の連続運転テストにおいて印刷
不良や、静電粉末接着剤のドクターへの付着等の問題は
起きなかった。処理スピードは10価/分で行った。使
用フオームは連続の55k9のデモフオーム、帯電は十
郎V、転写は‐舷Vのコロナ放電により行った。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図及び第3
図は全圧ローラーを用いて静電粉末接着剤をフオームベ
ースに仮定着する場合の説明図、第2図及び第4図は圧
力を一部分解除する1対の圧ローラーを用いて静弦粉末
接着剤をフオームベースに仮定着する場合の説明図、第
5図は圧力を一部分同時に解除する2対の圧ローラーを
用いる場合の説明図、第6図は他の実施例による圧力を
一部解除する1対の圧ローラーの説明図、第7図は圧ロ
ーラーに圧力をかける加圧装置の説明図、第8図は静電
粉末接着剤を付与する手段として静電粉末グラビア印刷
法を用いた場合のヒートシーラーフオームの製造工程図
を示す。 1・・・フオームベース、2・・・送紙部、3・・・静
電粉末接着剤散布部、4・・・仮定着部、5・・・ディ
タッチャー部、6…折り部、7…シーリング部、8…ス
タツカー部、9・・・アウトプット帳票、10・・・ト
ラクター、11…静電粉末接着剤、12,13...静
電粉末グラビア印刷シリンダー、14・・・ドクター、
15,16・・・コロナ帯電器、17・・・圧ローラ−
、18,18′・・・全圧ローフ−、19,19′・・
・圧力を一部分解除する1対の圧ローラー、20・・・
溝、21,21′…圧ローフ−、22…支え軸、23…
バネ、a,a−′,b,b′及びc,c′…圧力を一部
分解除する1対の圧ロ−ラー、A・・・2対の圧ローラ
ーの間隔。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プリントされたフオームベースの封緘必要部に静電
    的方式により静電粉末接着剤を付与したのち、圧ローラ
    ーにて該静電粉末接着剤を前記フオームベースに仮定着
    させる事を特徴とするヒートシーラーフオームの製造方
    法。 2 プリントされた連続フオームにおいて、圧力を一部
    分解除する圧ローラーを使用する特許請求の範図1項記
    載の方法。 3 圧力を一部分解除する1対の圧ローラーを使用する
    特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 圧力を一部分同時に解除する2対の圧ローラーを使
    用する特許請求の範囲第2項記載の方法。 5 圧力を一部分同時に解除する2対の圧ローラーにお
    いて、該2対の圧ローラーをフオームベースの同じ箇所
    を圧力解除しないように配置した特許請求の範囲第4項
    記載の方法。
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