JPS6016903B2 - ポリビニルアルコ−ル系偏光フイルムの製造方法 - Google Patents
ポリビニルアルコ−ル系偏光フイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPS6016903B2 JPS6016903B2 JP54101687A JP10168779A JPS6016903B2 JP S6016903 B2 JPS6016903 B2 JP S6016903B2 JP 54101687 A JP54101687 A JP 54101687A JP 10168779 A JP10168779 A JP 10168779A JP S6016903 B2 JPS6016903 B2 JP S6016903B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polyvinyl alcohol
- stannic
- stretching
- curve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリビニルアルコールの脱水によるポリェン生
成を原理とする偏光フィルムの製造法に関する。
成を原理とする偏光フィルムの製造法に関する。
更に詳しくはハロゲン化第二錫を溶解したポリビニルア
ルコールの水溶液を流延してフィルムに成型したのち、
該フィルムを90〜150午0の温度で一方向に延伸す
ることを特徴とする偏光フィルムの製造方法に関する。
従来偏光フィルムは専らポリビニルアルコール系フィル
ムに沃素または二色性染料の水溶液を含浸せしめ、該フ
ィルムを延伸して作られてきた。
ルコールの水溶液を流延してフィルムに成型したのち、
該フィルムを90〜150午0の温度で一方向に延伸す
ることを特徴とする偏光フィルムの製造方法に関する。
従来偏光フィルムは専らポリビニルアルコール系フィル
ムに沃素または二色性染料の水溶液を含浸せしめ、該フ
ィルムを延伸して作られてきた。
しかしこの偏光フィルムは水溶性重合体からなるために
耐水性が悪く、空気中の線分によってフィルムが劣化し
たり、またフィルムを熱時放置中沃素が空気中へ遊離拡
散して偏光性を失う欠点があった。これに対してポリビ
ニルアルコール系フィルムより脱水反応を譲起させてポ
リェンを形成させ、これを一鞠延伸することにより偏光
フィルムを得る方法が例えば米国特許第217$04で
提案されている。このような方法で得られる偏光フィル
ムは沃素のような揮発しやすい物質を用いないので、耐
熱性において優れている。またポリビニルアルコールが
一部ポリェンに変わっているので、それだけ耐水性も優
れてくる。前述した米国特許第2173304によれば
可視光領域の長波長額8まで吸収をもつようにポリェン
に生長させる為にはポリビニルアルコールフィルムを塩
酸、硫酸の如きプロトン酸のメタノール溶液に浸潰させ
て、このようなプロトン酸を脱水促進剤としてフィルム
内にとり入れる必要がある。膨濁、乾燥を行うこのよう
な工程ははん雑であるばかりではなく、フィルム内に均
一にプロトン酸が惨み込まない場合には脱水処理後フィ
ルムの内部において耐水性が劣ったものが得られること
にもなる。流延前の原液中にプロトン酸を溶解しておけ
ば、系の均一性は保たれるが、乾燥によって塩酸や臭化
水素酸は飛散してしまうし、硫酸は乾燥し難いので好ま
しくない。本発明者らはこれらの欠点を解消するために
鋭意研究した結果、本発明に到達した。
耐水性が悪く、空気中の線分によってフィルムが劣化し
たり、またフィルムを熱時放置中沃素が空気中へ遊離拡
散して偏光性を失う欠点があった。これに対してポリビ
ニルアルコール系フィルムより脱水反応を譲起させてポ
リェンを形成させ、これを一鞠延伸することにより偏光
フィルムを得る方法が例えば米国特許第217$04で
提案されている。このような方法で得られる偏光フィル
ムは沃素のような揮発しやすい物質を用いないので、耐
熱性において優れている。またポリビニルアルコールが
一部ポリェンに変わっているので、それだけ耐水性も優
れてくる。前述した米国特許第2173304によれば
可視光領域の長波長額8まで吸収をもつようにポリェン
に生長させる為にはポリビニルアルコールフィルムを塩
酸、硫酸の如きプロトン酸のメタノール溶液に浸潰させ
て、このようなプロトン酸を脱水促進剤としてフィルム
内にとり入れる必要がある。膨濁、乾燥を行うこのよう
な工程ははん雑であるばかりではなく、フィルム内に均
一にプロトン酸が惨み込まない場合には脱水処理後フィ
ルムの内部において耐水性が劣ったものが得られること
にもなる。流延前の原液中にプロトン酸を溶解しておけ
ば、系の均一性は保たれるが、乾燥によって塩酸や臭化
水素酸は飛散してしまうし、硫酸は乾燥し難いので好ま
しくない。本発明者らはこれらの欠点を解消するために
鋭意研究した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明はハロゲン化第二錫を溶解したポリビニ
ルアルコールの水溶液を流延してフィルムに成型したの
ち談フィルムを90〜150℃の温度で一方向に延伸す
ることを特徴とする偏光フィルムの製造法であって、本
発明によれば簡単な工程で均一な偏光フィルムを得るこ
とができる。
ルアルコールの水溶液を流延してフィルムに成型したの
ち談フィルムを90〜150℃の温度で一方向に延伸す
ることを特徴とする偏光フィルムの製造法であって、本
発明によれば簡単な工程で均一な偏光フィルムを得るこ
とができる。
以下、本発明の内容を更に具体的に説明する。本発明で
使用されるポリビニルアルコールは完全ケン化もしくは
部分ケン化物のいずれのものでもよく、通常ケン化度1
00〜80%の範囲のものが用いられる。重合度にも特
に制限はなく通常グレードのものでもよい。ハロゲン化
第二錫はそのまま、もしくは水溶液の形でポリビニルア
ルコー水溶液に混合、溶解される。混合されるハロゲン
化第二錫の量はその種類あるいは目的とする偏光フィル
ムの色相、色の濃さによって加減されるが、通常はポリ
ビニルアルコールに対して0.5〜10重量%の範囲内
で用いられる。この範囲より多過ぎると成形時にハロゲ
ン化第二錫が相分離してくる恐れがある。また脱水反応
によって生じるポリェンによる着色のみを得ない場合に
は無色のハロゲン化第二錫を用いる要がある。このよう
な目的に適うものとしては塩化第二錫、臭化第二錫の如
きハロゲン化第二錫があげられる。プロトン酸と異りハ
ロゲン化第二錫を混ぜた場合には発煙も起らず、乾燥も
ポリビニルアルコール単独フィルムの場合と殆んど変わ
らない。ハロゲン化第二錫を溶解したポリビニルアルコ
ール水溶液はそのままフィルム成形してもよいし、適当
時間熱熱成した後、フィルム成形工程に移行してもよい
。
使用されるポリビニルアルコールは完全ケン化もしくは
部分ケン化物のいずれのものでもよく、通常ケン化度1
00〜80%の範囲のものが用いられる。重合度にも特
に制限はなく通常グレードのものでもよい。ハロゲン化
第二錫はそのまま、もしくは水溶液の形でポリビニルア
ルコー水溶液に混合、溶解される。混合されるハロゲン
化第二錫の量はその種類あるいは目的とする偏光フィル
ムの色相、色の濃さによって加減されるが、通常はポリ
ビニルアルコールに対して0.5〜10重量%の範囲内
で用いられる。この範囲より多過ぎると成形時にハロゲ
ン化第二錫が相分離してくる恐れがある。また脱水反応
によって生じるポリェンによる着色のみを得ない場合に
は無色のハロゲン化第二錫を用いる要がある。このよう
な目的に適うものとしては塩化第二錫、臭化第二錫の如
きハロゲン化第二錫があげられる。プロトン酸と異りハ
ロゲン化第二錫を混ぜた場合には発煙も起らず、乾燥も
ポリビニルアルコール単独フィルムの場合と殆んど変わ
らない。ハロゲン化第二錫を溶解したポリビニルアルコ
ール水溶液はそのままフィルム成形してもよいし、適当
時間熱熱成した後、フィルム成形工程に移行してもよい
。
後者の方がより濃い色調の偏光フィルムが得られるし、
また着色の均一性もよい。熟成の条件は70〜150℃
である。低温程長時間を要するが、水溶液なのであまり
高温にはし難い。従って耐圧容器を用いない場合には1
00℃以内に留めざるを得ない。適当な支持フィルムの
上に流延してフィルム成形されるが、乾燥温度が高すぎ
ると熱酸化される可能性があるので注意を要する。
また着色の均一性もよい。熟成の条件は70〜150℃
である。低温程長時間を要するが、水溶液なのであまり
高温にはし難い。従って耐圧容器を用いない場合には1
00℃以内に留めざるを得ない。適当な支持フィルムの
上に流延してフィルム成形されるが、乾燥温度が高すぎ
ると熱酸化される可能性があるので注意を要する。
一麹延伸中にフィルムは偏光性をもった着色フィルムに
変わる。
変わる。
延伸温度が低過ぎると着色し‘こくいばかりではなく、
低倍率の延伸しか行えない。延伸倍率は大きい程、得ら
れたフィルムの可視光吸収波長が高波長側に移る。延伸
前フィルムの厚さにもよるが、延伸倍率が大きくなるに
従って、得られるフィルムの色調は赤紫から青紫へと変
化する。可視光線吸収スペクトルは短波長側から長波長
側に拡がり、極大吸収が500〜55仇h仏付近のもの
となる。このあたりの吸収に寄与するポリェンは二重結
合の共役数にして15〜2q固と考えられる。延伸倍率
は2倍以上フィルムの破断に至らない範囲内で、特に2
〜5倍延伸するのが好ましい。平均脱水量はフィルムの
厚さにもよるが、約50仏厚さの場合、出発フィルムの
1〜5(重量)%が望ましい。
低倍率の延伸しか行えない。延伸倍率は大きい程、得ら
れたフィルムの可視光吸収波長が高波長側に移る。延伸
前フィルムの厚さにもよるが、延伸倍率が大きくなるに
従って、得られるフィルムの色調は赤紫から青紫へと変
化する。可視光線吸収スペクトルは短波長側から長波長
側に拡がり、極大吸収が500〜55仇h仏付近のもの
となる。このあたりの吸収に寄与するポリェンは二重結
合の共役数にして15〜2q固と考えられる。延伸倍率
は2倍以上フィルムの破断に至らない範囲内で、特に2
〜5倍延伸するのが好ましい。平均脱水量はフィルムの
厚さにもよるが、約50仏厚さの場合、出発フィルムの
1〜5(重量)%が望ましい。
この脱水量が低過ぎると可視光吸収スペクトルの吸収量
が低く、即ち着色程度が低く十分な偏光は行えない。ま
た脱水量が高過ぎると可視光の吸収が過度となり、適度
に透明な偏光フィルムが得られにくくなるし、また反応
中に分子間勢封喬が進行し、二重結合の共役数が少くな
ったり、フィルムのぜし、化がおこったりする。適度の
脱水は延伸温度が高すぎるとおこりやすい。従って適当
な延伸温度範囲は90〜150℃,好ましくは100〜
13000である。このようにして得られた偏光フィル
ムには、ハロゲン化第二錫が残存する場合もある。
が低く、即ち着色程度が低く十分な偏光は行えない。ま
た脱水量が高過ぎると可視光の吸収が過度となり、適度
に透明な偏光フィルムが得られにくくなるし、また反応
中に分子間勢封喬が進行し、二重結合の共役数が少くな
ったり、フィルムのぜし、化がおこったりする。適度の
脱水は延伸温度が高すぎるとおこりやすい。従って適当
な延伸温度範囲は90〜150℃,好ましくは100〜
13000である。このようにして得られた偏光フィル
ムには、ハロゲン化第二錫が残存する場合もある。
ハロゲン化第二錫が残存すると、フィルムの偏光能は熱
時に変化する恐れがあり、従来のポリビニルアルコール
−沃素鈴体系偏光フィルムに対する利点が失われること
になり好ましくない。このようなフィルム中の残存ハロ
ゲン化第二錫に起因する問題点は延伸後フィルムを含水
メタノールもしくは食塩水に浸潰し、残存ハロゲン化第
二錫を抽出することによって除去することができる。こ
のようにして得られた偏光フィルムはポリビニルアルコ
ール分子の一部がポリェン化している為、耐水性におい
てもポリビニルァルコール−沃素鍔体系フィルムよりは
優れているものの更に十分な耐水性を得る為に、ホウ酸
等の無機多塩基酸で処理してもよいし、更にこれを他の
プラスチックフイルムとラミネートしたりまたはコーテ
ィングしてもよい。
時に変化する恐れがあり、従来のポリビニルアルコール
−沃素鈴体系偏光フィルムに対する利点が失われること
になり好ましくない。このようなフィルム中の残存ハロ
ゲン化第二錫に起因する問題点は延伸後フィルムを含水
メタノールもしくは食塩水に浸潰し、残存ハロゲン化第
二錫を抽出することによって除去することができる。こ
のようにして得られた偏光フィルムはポリビニルアルコ
ール分子の一部がポリェン化している為、耐水性におい
てもポリビニルァルコール−沃素鍔体系フィルムよりは
優れているものの更に十分な耐水性を得る為に、ホウ酸
等の無機多塩基酸で処理してもよいし、更にこれを他の
プラスチックフイルムとラミネートしたりまたはコーテ
ィングしてもよい。
このようにして得られた偏光フィルムはパネル、窓ガラ
ス、日除けサングラス、ディスプレー、テレビ画面の保
護膜等の各種分野において使用し得る。
ス、日除けサングラス、ディスプレー、テレビ画面の保
護膜等の各種分野において使用し得る。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、こ
れらの実施例により本発明は何等限定されるものではな
い。
れらの実施例により本発明は何等限定されるものではな
い。
実施例1
市販ポリビニルアルコール(ケン化度99%,重合度1
700)10夕を水90のこ加え、90qoに加熱する
ことによって溶解したのち、市販臭化第二錫(S脂r4
)0.5夕を加え溶解して原液を作った。
700)10夕を水90のこ加え、90qoに加熱する
ことによって溶解したのち、市販臭化第二錫(S脂r4
)0.5夕を加え溶解して原液を作った。
マィラーフィルム(D舵ont社製ポリエステルフィル
ム)上に約1肋厚さ‘こ流延し、乾燥して得た無色透明
フィルムを125℃で4.8倍に延伸し、厚さ50仏の
紫色に着色したフィルムを得た。このフィルムの可視光
線吸収スペクトルを第1図に示す。第1図の曲線1は本
例フィルム、曲線2は2枚の本例フィルムをその分子配
向方向が平行になるように重ねたもの(以下平行重フィ
ルムという)、曲線3は2枚の本例フィルムをその分子
配向方向が互いに直角になるように重ねたもの(以下直
交重フィルムという)の可視光線吸収スペクトルである
。図より明らかな如く、曲線3は450〜65血〃の可
視光線波長において完全直線偏光を示している。さらに
第1図の可視光線吸収スペクトル線図より各波長におけ
る偏光フィルムの偏光度を示したのが表1である。偏光
度Pは次の式により算出した。P=韓害毒 式中、凡は平行重フィルムの透過率であり、比oは直交
重フィルムの透過率である。
ム)上に約1肋厚さ‘こ流延し、乾燥して得た無色透明
フィルムを125℃で4.8倍に延伸し、厚さ50仏の
紫色に着色したフィルムを得た。このフィルムの可視光
線吸収スペクトルを第1図に示す。第1図の曲線1は本
例フィルム、曲線2は2枚の本例フィルムをその分子配
向方向が平行になるように重ねたもの(以下平行重フィ
ルムという)、曲線3は2枚の本例フィルムをその分子
配向方向が互いに直角になるように重ねたもの(以下直
交重フィルムという)の可視光線吸収スペクトルである
。図より明らかな如く、曲線3は450〜65血〃の可
視光線波長において完全直線偏光を示している。さらに
第1図の可視光線吸収スペクトル線図より各波長におけ
る偏光フィルムの偏光度を示したのが表1である。偏光
度Pは次の式により算出した。P=韓害毒 式中、凡は平行重フィルムの透過率であり、比oは直交
重フィルムの透過率である。
表1
P=1が完全直線偏光を示し、P=0が自然光を示すか
ら本例フィルムは450〜65肌仏の波長の範囲で完全
直線偏光を示す。
ら本例フィルムは450〜65肌仏の波長の範囲で完全
直線偏光を示す。
実施例2.
実施例1と同様にして作製した原液を90ooで3日間
熟成した後、実施例1と全く同じ方法にて流延フィルム
を得た。
熟成した後、実施例1と全く同じ方法にて流延フィルム
を得た。
このフィルムを110qoにて4.3倍に延伸し、厚さ
40ムの青紫色に着色したフィルムを得た。このフィル
ムの可視光線吸収スペクトルを第2図に示す。第2図の
曲線4は本例フィルム、曲線5は2枚の本例フィルムを
その分子配向方向が平行になるように重ねたもの、曲線
6は2枚の本例フィルムをその分子配向方向が互いに直
角になるように重ねたものの可視光線透過率曲線である
。第2図の曲線6より本例フィルムは500〜65仇h
rの可視光領域でほぼ完全直線偏光を示すことがわかる
。第1図の曲線1と第2図の曲線4を比べてわかるよう
原液を熟成して得た本例フィルムは実施例1の125q
oに比べ110ooという低い延伸温度にも拘らず強く
着色している。即ち透過率が小である。またフィルムの
着色の均一性においても実施例1で得たフィルムに比べ
好ましかった。実施例3 脱水促進剤として臭化第二錫の代りに市販の塩化第二錫
(SnC14・SLO)0.5夕を用いた以外は実施例
2と全く同様の方法で流延フィルムを得た。
40ムの青紫色に着色したフィルムを得た。このフィル
ムの可視光線吸収スペクトルを第2図に示す。第2図の
曲線4は本例フィルム、曲線5は2枚の本例フィルムを
その分子配向方向が平行になるように重ねたもの、曲線
6は2枚の本例フィルムをその分子配向方向が互いに直
角になるように重ねたものの可視光線透過率曲線である
。第2図の曲線6より本例フィルムは500〜65仇h
rの可視光領域でほぼ完全直線偏光を示すことがわかる
。第1図の曲線1と第2図の曲線4を比べてわかるよう
原液を熟成して得た本例フィルムは実施例1の125q
oに比べ110ooという低い延伸温度にも拘らず強く
着色している。即ち透過率が小である。またフィルムの
着色の均一性においても実施例1で得たフィルムに比べ
好ましかった。実施例3 脱水促進剤として臭化第二錫の代りに市販の塩化第二錫
(SnC14・SLO)0.5夕を用いた以外は実施例
2と全く同様の方法で流延フィルムを得た。
このフィルムを110午0にて5.1倍に延伸し、厚さ
30仏の青紫色に着色した偏光フィルムを得た。このフ
ィルムの可視光線吸収スペクトルを第3図に示す。第3
図の曲線7は本例フィルム、曲線8は2枚の本例フィル
ムをその分子配何万向が平行になるように重ねたもの、
曲線9は2枚の本例フィルムをその分子配向方向が互い
に直角になるように重ねたものの可視光線透過率曲線で
ある。曲線9よりわかるように本例フィルムは500〜
65仇hrの波長の範囲で完全直線偏光を示す。この場
合にも原液を90ooで3日間熟成しているので、実施
例2で得たフィルムと同様に110こ0という低い温度
(実施例1の125o0に比べて)で延伸したにも拘ら
ず、またフィルム厚さが30ムと薄いにも拘らず、より
強く着色しているのがわかる。比較例1 延伸温度を150oo以上の高温で行なった場合を比較
例として示す。
30仏の青紫色に着色した偏光フィルムを得た。このフ
ィルムの可視光線吸収スペクトルを第3図に示す。第3
図の曲線7は本例フィルム、曲線8は2枚の本例フィル
ムをその分子配何万向が平行になるように重ねたもの、
曲線9は2枚の本例フィルムをその分子配向方向が互い
に直角になるように重ねたものの可視光線透過率曲線で
ある。曲線9よりわかるように本例フィルムは500〜
65仇hrの波長の範囲で完全直線偏光を示す。この場
合にも原液を90ooで3日間熟成しているので、実施
例2で得たフィルムと同様に110こ0という低い温度
(実施例1の125o0に比べて)で延伸したにも拘ら
ず、またフィルム厚さが30ムと薄いにも拘らず、より
強く着色しているのがわかる。比較例1 延伸温度を150oo以上の高温で行なった場合を比較
例として示す。
このような高温延伸では実施例3と同じように塩化第二
錫を0.5夕用いると着色度が大きくて、殆んど光線を
透過しなくなるので塩化第二錫の量を減らす要がある。
塩化第二錫を0.1のこ減らした以外は実施例と全く同
様の方法で流延フィルムを得た。このフィルムを155
つ0で4.7倍および175℃で4.8倍延伸して着色
フィルムを得た。これらフィルムの可視光線吸収スペク
トルを第4図に示す。第4図の曲線1川ま15yoで4
.7倍、曲線11は175qoで4.8倍の延伸条件で
得たフィルムの可視光線透過率曲線である。曲線12は
実施例3と同じく110℃で5.1倍の適正延伸条件で
得たフィルムの可視光線透過率曲線である。フィルムの
厚さはいずれも50山である。曲線10,11よりわか
るように150ooを越える高温で延伸した場合に得ら
れるフィルムは可視光線波長城の短波長側の透過率が長
波長側のそれに比べ少く、赤色感の強いフィルムとなり
、全可偏光線波長域にわたって平均した透過率を示さな
いので偏光フィルム用途としては通さない。
錫を0.5夕用いると着色度が大きくて、殆んど光線を
透過しなくなるので塩化第二錫の量を減らす要がある。
塩化第二錫を0.1のこ減らした以外は実施例と全く同
様の方法で流延フィルムを得た。このフィルムを155
つ0で4.7倍および175℃で4.8倍延伸して着色
フィルムを得た。これらフィルムの可視光線吸収スペク
トルを第4図に示す。第4図の曲線1川ま15yoで4
.7倍、曲線11は175qoで4.8倍の延伸条件で
得たフィルムの可視光線透過率曲線である。曲線12は
実施例3と同じく110℃で5.1倍の適正延伸条件で
得たフィルムの可視光線透過率曲線である。フィルムの
厚さはいずれも50山である。曲線10,11よりわか
るように150ooを越える高温で延伸した場合に得ら
れるフィルムは可視光線波長城の短波長側の透過率が長
波長側のそれに比べ少く、赤色感の強いフィルムとなり
、全可偏光線波長域にわたって平均した透過率を示さな
いので偏光フィルム用途としては通さない。
第1図はハロゲン化第二錫として臭化第二錫を用い、1
25q0で延伸して得たフィルムの可視光線透過率曲線
である。 第2図はハロゲン化第二錫として臭化第二錫を用い、原
液を90oo,3日間熟成した後、11000で延伸し
て得たフィルムの可視光線透過率曲線である。第3図は
ハロゲン化第二錫として塩化第二錫を用い、原液を90
午0,3日間熟成した後、110℃で延伸して得たフィ
ルムの可視光線透過率曲線である。第4図は本発明の偏
光フィルムと150℃以上で延伸して得たフィルムとを
比較するための可視光線透過率曲線である。努ノ図菱2
図 美3図 多4図
25q0で延伸して得たフィルムの可視光線透過率曲線
である。 第2図はハロゲン化第二錫として臭化第二錫を用い、原
液を90oo,3日間熟成した後、11000で延伸し
て得たフィルムの可視光線透過率曲線である。第3図は
ハロゲン化第二錫として塩化第二錫を用い、原液を90
午0,3日間熟成した後、110℃で延伸して得たフィ
ルムの可視光線透過率曲線である。第4図は本発明の偏
光フィルムと150℃以上で延伸して得たフィルムとを
比較するための可視光線透過率曲線である。努ノ図菱2
図 美3図 多4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハロゲン化第二錫を溶解したポリビニルアルコール
の水溶液を流延したフイルムに成型したのち、該フイル
ムを90〜150℃の温度で一方向に延伸することを特
徴とするポリビニルアルコール系偏光フイルムの製造方
法。 2 ハロゲン化第二錫が、塩化第二錫または臭化第二錫
である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 ハロゲン化第二錫を溶解した上記ポリビニルアルコ
ール系原液を流延する前に70〜150℃で熟成する工
程を含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54101687A JPS6016903B2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | ポリビニルアルコ−ル系偏光フイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54101687A JPS6016903B2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | ポリビニルアルコ−ル系偏光フイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5625419A JPS5625419A (en) | 1981-03-11 |
| JPS6016903B2 true JPS6016903B2 (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=14307241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54101687A Expired JPS6016903B2 (ja) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | ポリビニルアルコ−ル系偏光フイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016903B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108873139A (zh) * | 2011-05-26 | 2018-11-23 | 日东电工株式会社 | 带粘合剂层偏光薄膜及图像显示装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0746162B2 (ja) * | 1985-10-11 | 1995-05-17 | 住友化学工業株式会社 | 染料系偏光膜の製造方法 |
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1979
- 1979-08-08 JP JP54101687A patent/JPS6016903B2/ja not_active Expired
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5625419A (en) | 1981-03-11 |
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