JPS60168807A

JPS60168807A - 除塵装置

Info

Publication number: JPS60168807A
Application number: JP971985A
Authority: JP
Inventors: Fuminao Tanitomi; 谷富　史直
Original assignee: Kaisei Kogyo KK
Current assignee: Kaisei Kogyo KK
Priority date: 1985-01-21
Filing date: 1985-01-21
Publication date: 1985-09-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）本発明は、取水施設等に設置される除塵装置に関する。

（発明の背景）ポンプ場や農業用水路の取水口等には木片、ビニール、
落葉その他のごみ類の流入を防止するために、除塵スク
リーンがしばしば設置される。このスクリーンには上記
ごみ類が付着するが、これを放置しておくと通水量は次
第に減少し、ついにはスクリーンはごみ類により閉塞さ
れてしまうことになる。このためこの種除塵スクリーン
にレーキを併設し、該レーキをスクリーンに沿って上昇
させて該スクリーンに付着するごみ類をかき上げ、該ス
クリーンの後方などに除去する手段が広く採用されてい
る。しかしかかる手段においては、レーキによるごみ類
のかき上げ後、次のかき上げ作業をするために除塵スク
リーンに沿ってレーキを下降させる際に、スクリーンに
付着するごみ類を下降中のレーキによりかき落としてし
まう問題点があった。

（発明の概要）本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的はスクリーン前面に沿ってスクリーン下端部か
ら上端部へ向って上昇しながら該スクリーンに付着した
ごみ類をかき上げたレーキを、次のかき上げ作業を行う
ためにスクリーンの下方へ下降させる際に、該レーキに
よりスクリーンに付着するごみ類を不要にがき落とすこ
とがないようにした除塵装置を提供することにある。こ
のために本発明は、路底上に斜設された除塵スクリーン
の上部に上記スクリーンと直交する面内を回動自在なア
ーム部を設け、該アーム部の先端部に巻き上げ用ドラム
に巻装されたワイヤを介して上記レーキを懸吊したもの
である。このように除塵装置を構成することにより、ワ
イヤを巻き上げてレーキをスクリーン下端部から上端部
へ向って上昇させて該スクリーン前面に付着するごみ類
をかき上げたならば、上記アーム部をその先端部がスク
リーン前方へ突出するよう回動させてレーキをスクリー
ン面から離反させ、該レーキをアーム部先端部に宙吊り
状態にしたうえで、ワイヤを巻き戻してレーキをスクリ
ーンの下方まで下降させるようにしたものであり、かく
することによりレーキを下降させる際に、該レーキによ
りスクリーンに付着するごみ頻を不要にかき落とすこと
がないようにしたものである。

（実施例）以下、図面に沿って本発明の詳細な説明を行う。

第１図は本発明に係る除塵装置の側面図、第２図は正面
図であって、■は除塵スクリーンであって路底上に斜設
されており、該スクリーン１の前面にはレーキ２が配設
されている。レーキ２の左右には同軸的に車輪３．４が
取付けられている。またレーキ２の先端に取イ１けられ
た軸棒５の両端には、巻き上げ用のワイヤ６．７が取付
けられている。

２２は基台部であって、該基台部２２には車′　輪１６
．１７が設けられており、スクリーン１の背後上部に配
設されたレール１８上を横方向（スクリーンｌの横１１
方向）に自由に移動できる。２３は上記スクリーン１の
上部に設けられたアーム部であって、左右一対の主アー
ム１１．１１、これらの主アーム１１．１１の■端部に
軸着された副アーム１２．１２、これらの副アーム１２
．１２の下端部に連結された回動杆１３．１３等から成
っている。２４は油圧シリンダであって、上記回動杆Ｉ
３．１３の端部は該シリンダ２４のロッド２５に軸着さ
れており、このシリンダ２４の駆動により、アーム部２
３は上記スクリーンＩと直交する面内を回動する。

１４．１５は上記主アーム１１と副アーム１２の連結部
を支持するための支持杆である。１０は上記主アーム１
１、Ｉｌの上端部に取り付けられた軸棒であって、該軸
棒１０には巻き上げ用ドラム８．９が装着されており、
上記ワイヤ６．７は該ドラム８．９に巻装されている。

Ｍは主アーム１１の上端部に取り付けられたモータであ
って、上記ドラム８．９は該モータＭにより駆動される
。両ドラム８．９がワイヤ６．７を巻き」こげる方向に
回転すると、レーキ２はスクリーン１の前面に沿って上
昇し、ごみ類をかき上げる。、２１．２１はワイヤ６．
７のガイドローラである。

第３図は除塵スクリーンの上部側面図であって、除塵ス
クリーンｌの上端はゆるやかに裏面側に屈曲しており、
これに連続して下り勾配のずベリ部１９が形成されてい
る。また、上方にはストッパー２０が設けられており、
車輪３はこのストッパー２０によりイ亭市されるように
なっている。

本除塵装置は上記のような構成より成り、モータＭのス
イッチを入れてドラム８．９を回転させ、ワイヤ６．７
を巻き−Ｉこげる。すると、車輪３．４はスクリーン１
に沿って上昇し、これとともにレーキ２はスクリーン１
に何着するごみ類をかき上げながら上昇する。車輪３．
４がスクリーン１の頂部まで上昇してストッパー２０に
当ると、モータＭの駆動は自動的に停止され、レーキ２
は自重により第３図において若干時計方向に回転し、か
き上げたごみ頬をずべり部１９に投棄する（第３図鎖線
参照）。このようにしてスクリーン１のＡ１部分（第２
図参照）のごみ類のかき上げが終了したならば、油圧シ
リンダ２４を動作させてロッド２５をシリンダ内に退去
させる。すると主アーム１１や副アーム１２は第１図に
おいて反時計方向に実線位置から鎖線位置まで回転する
。このとき、主アーム１１．１１の上端部に取り付けら
れたドラ１１８．９も主アーム１１，１１とともに回転
するため、ワイヤ６．７先端のレーキ２も同様に回転し
てスクリーン１から離れて垂下する（第１図鎖線参照）
。

そこで基台部２２をレール１８に沿って次に作業をすべ
きスクリーン１のＡ２部分まで移動させる。この基台部
２２の移動は手動的に行ってもよく、あるいはモータ等
の動力部を用いて行ってもよい。

さて、基台部２２を上記位置まで移動させたならば、モ
ータＭを逆回転さセる。するとドラム８．９は逆回転し
、ワイヤ６．７は巻き戻されてレーキ２は空中に垂下し
た状態で下降し、レーキ２がスクリーン１のＡ２部分の
下部に当るまで下降するとモータＭは停止する。

モータＭが停止すると油圧シリンダ２４は逆動作を開始
してロッド２５はシリンダから突出し、主副アーム１１
．１１．１２．１２は第１図において時計方向に回転し
て当初の位置（第１図実線位置）に復帰する。するとモ
ータＭは再び正回転を開始し、前記と同様にしてレーキ
２はスクリーン１に沿って上昇し、ごみ類をかき上げる
。

（発明の効果）以上説明したふうに、本発明に係る除塵装置は、かき上
げ作ｔが終了すれば、レーキ２はスクリーン１から離れ
、その状態でスクリーン１の下方へ下降するようになっ
ているので、レーキ２の下降運動中に該レーキ２により
スクリーンｌに付着するごみ類を不要にかき落とす虞れ
はまったくない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すものであって、第１図は側面
図、第２図は正面図、第３図ば除塵スクリーンの上部の
側面図である。 ■・・・除塵スクリーン　２・・・レーキ６．７・・・
ワイヤ　８．９・・・巻き上げ用ドラム　２３・・・ア
ーム部

Claims

【特許請求の範囲】

路底上に斜設された除塵スクリーンと、該スクリーンの
前面に沿って上昇するレーキとから成る除塵装置におい
て、上記スクリーンの上部に上記スクリーンと直交する
面内を回動自在なアーム部を設け、該アーム部の先端部
に巻き上げ用ドラムに巻装されたワイヤを介して上記レ
ーキを懸吊して成る除塵装置。