JPS60168723A - ナイロンブロツク共重合体の製法 - Google Patents

ナイロンブロツク共重合体の製法

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JPS60168723A
JPS60168723A JP26011784A JP26011784A JPS60168723A JP S60168723 A JPS60168723 A JP S60168723A JP 26011784 A JP26011784 A JP 26011784A JP 26011784 A JP26011784 A JP 26011784A JP S60168723 A JPS60168723 A JP S60168723A
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magnesium
dilactam
acid halide
caprolactam
lactam
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JP26011784A
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アルバート・ヤング・ガーナー
ジエイムズ・デルビン・ガバート
ロス・メルビン・ヘドリツク
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Monsanto Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はナイロンブロック共重合体の製法およびかかる
ブロック共重合体の製造に有用な組成物に関する。
一般に、ナイロンブロック共重合体はポリアミド部分と
その他の部分例えばポリエーテル、ポリエステル、炭化
水素またはポリシロキサンの様な重合体残基の弾性部分
の交互のブロックより構成されうる。これらナイロンブ
ロック共重合体はブロック重合体を製造する弾性部分の
構造によって直線状または分枝状であシうる。
特定のタイプのナイロンブロック共重合体の構造および
その製法に関しては米国特許第4051164号明細書
中に詳述されている。
米国特許第30,371号明細書は触媒の存在下にビス
イミドとポリオールを反応させてアシルラクタム機能物
質を形成させることを教示しているこれらアシルラクタ
ム機能物質は引き続いて触媒の存在下に追加のラクタム
単量体と反応をせてナイロンブロック共重合体を生成さ
せることができる。機能性物質の製造後にそしてラクタ
ム単量体の添加の前に触媒を中和させてナイロンブロッ
ク共重合体の製造の間のラクタム重合の開始の制御の困
難さを回避させることが望ましいかもしれない。
米国特許出願筒467,625および同第467,70
3各号明細書は酸ハライドとラクタム単量体との間の反
応により製造されるアシルラクタム機能物質を教示して
いる。これらアシルラクタム物質は同時にまたはその後
触媒の存在下に追加のラクタム単量体と反応させて、ナ
イロンブロック共重合体を生成させることができる。こ
れら出願に教示されている様に、アシルラクタム機能物
質の製法は酸除去剤の存在下にラクタム単蓋体と酸ハラ
イド機能物質を反応させることを包含する。酸除去剤は
生成される酸と反応して塩を形成しこれが溶液から沈澱
しそして濾過により除去される。
また英国特許第1,067,153号明細書から、酸ム
ライ1ド巷能物質を触媒の存在下にラクタム単量体と反
応させてその場でアシルラクタム開始剤を生成させそし
てナイロンブロック共重合体の生成を開始させることが
できるということが知られており、そして米国特許第3
,451.96!1号明細書から、ナイロン−6の製造
のためのカプロラクタムの重合においては金属ラクタム
とハロゲン化金属との反応によってその場でN−ハロ金
属ラクタム触媒を生成させることができるということが
知られている。
本発明は酸ハライド機能物質をε−カプロラクタム中の
マグネシウムジラクタムの溶液と反応させてハロゲン化
マグネシウム含有のアシルラクタム機能物質の貯蔵安定
溶液を生成させ、その後更にマグネシウムジラクタム溶
液およびε−カプロラクタム金加えて、アシルラクタム
機能物質への癌加によってε−カプロラクタムが急速に
重合してナイロン−6ブロツクを形成する反応混合物を
生成させることを包含するナイロン−6ブロツク重合体
の製法を提供する。
この反応混合物は、ナイロン−6共重合体ブロックのキ
ャスティング2よびかかる共重合体の反応射出成形に使
用することができる。このための方法は、酸受容体の存
在下に酸ハライド機能物質とラクタムとの反応による酸
受容体塩の沈澱およびその塩の除去のためのやっかいな
濾過段階を包含する別個のアシルラクタム機能物質の中
間体の製造を回避することである。この方法は更に酸ハ
ライド機能物質自体よりもはるかにより安定な開始剤と
いう利点を与える。本発明の別の見地はカプロラクタム
重合開始剤を与え且つマグネシウムジラクタムと反応し
てカプロラクタムの速い重合のためのノ・ロマグネシウ
ムラクタム触媒を形成するアシルラクタム機能物質とノ
・ロゲン化マグネシウムの貯蔵安定可能な組成物に関す
る。この組成物の製造に使用される酸ハライド機能物質
とマグネシウムジラクタムのtけ、マグネシウムジンク
タム1モル当り2±0.2当量の酸ノ・ライドが存在す
る程度である。酸ハライドの量が有意に2当量以上であ
る場合、その過剰はアシルラクタム機能物質のいくらか
の不安定性を生ぜしめうる。それが2当量よりも有意に
よシ小さい場合には、いくらかのハロマグネシウムラク
タムが形成されそして所望の重合段階でのマグネシウム
ジラクタムの添加前に、アシルラクタム溶液中に存在す
るε−カプロラクタムの早期重合を生ぜしめうる。それ
故、アシルラクタムマグネシウムノ1ライド溶液の形成
においてはマグネシウムジンクタム1モル当り2当量を
与える様に酸ノ・ライド機能物質の量を調整することが
好ましい。
本発明に関するタイプのナイロンブロック共重合体は一
般にポリアミド部分(−NH−Y−CO−)m(式中Y
 1d−eンタメチレンでありセしてmは1より大きい
整数である)と重合体残基例えばポリエーテル、炭化水
素、ポリエステル、またはポリシロキサン残基またはそ
の組合せの弾性体セグメントの交互のブロックを包含し
ている。
本発明の目的に対しては、「酸ハライド機能物質」の語
は1分子当り少くとも1個の酸ハライド基を有するオリ
ゴマーまたは重合体を意味している。ハライドは式 によシ表わされるマグネシウムジラクタムと反応させる
と、式 (式cls−WはC6〜C12アルキレンまたは置換ア
ルキレン基である)により表わされるN−ラクタム基に
よ#)置換されて、アシルラクタム機能物質を与えるが
これはナイロン−6ブロツク共重合体製造のためのε−
カプロラクタム重合開始剤物質として作用する。「酸ハ
ライド基」の語は本発明の目的に対しては、カルボン酸
、スルホン酸、ホスホ酸またはその他の相当する酸のハ
ライド誘導体を意味している。好ましい酸ハライド基は
カルボン酸基よシ導かれる。塩素が好ましいハロゲン置
換基である。好ましくは酸ハライド機能物質は少くとも
2個の酸ハライド基、そしてより好ましくは少くとも3
個の酸ハライド基を有(2ている。「酸ハライド機能基
」の語は前記定義の「酸ハライド機能f基」11分子が
所有している酸ハライド基の数を意味している。本発明
の実施に有用なオリゴマーまたは重合体の骨格はこの骨
格がナイロンブロック共重合体中に導入されたときにナ
イロンブロック共重合体中に弾性体部分を与えるもので
ある。
適当なオリゴマーまたは重合体の骨格は約200〜約1
5,000の範囲の分子量を有するものであり、そして
これはポリアルキレンエーテル、炭化水素例えばポリア
ルケン、ポリアルカジエンおよびアルカジエン共重合体
、ポリアルキレン、ポリアルカジエン、アルカジエン共
重合体またはポリアルキレンエーテル部分を含有するポ
リエステルおよびポリシロキサンよりなる基から選ばれ
る。そのような部分を少くとも50重量%の量でナイロ
ンブロック共重合体中に包含させると、特徴としてそれ
らは少くとも約50%の引張シ回復をこの共重合体に付
与する。引張り回復は、その初期長さくl)の50%伸
長させ、そして引張り解除まで10分間保持させた成形
したままの乾燥重合体試料に関して測定される。
解除10分後に試料の長さくzr)を再測定する。
前記定義の弾性部分としてナイロンブロック共重合体が
挙動するかどうかを決定するためにはそれが少くとも5
0重tjt%の弾性体部分を包含することが必要である
けれども、本発明の方法により製造されたナイロンブロ
ック共重合体中の弾性体部分の量は少くとも50重量%
に限定されるものではないことを理解すべきである。
その理由は10〜90重y!:%のより低いそしてより
高い量もまだナイロン重合体に改善された性質を付与す
るからである。
本発明の方法に使用される一つの好ましい酸ハライド機
能物質は次の一般構造式 %式%)) 〔式中2部分はポリエーテル、ポリエーテルまたは炭化
水素部分を含有するポリエステル、炭化水素、ポリシロ
キサンまたはそれらの組合せであり、Aは −c−R(cうす、 −C−、−C−C−、−802−
および−FOR4−(式中すは1.2または3の整数で
あり、Rは約500またはそれ以下の分子量を有する非
環状または環状炭化水素またはエーテル化合物、好まし
くは環状炭化水素そしてより好ましくはベンゼンから導
かれた多官能性基であり、R1はアルキル、アリール、
アラルキル、アルキルオキシ、アリールオキシ、アラル
キルオキシおよびハロゲン基よりなる群から選ばれ、n
は1またはそれ以上の整数、より好ましくは少くとも2
そして更により好ましくは少くとも3の整数であり、そ
してx(4ハライドそして好ましくはクロリドである)
よりなる群から選はれる〕を鳴している。
これらの好ましい酸ハライド機能物質は一般に1当量の
ヒドロキシ機能オリゴマーおよび重合体例えばヒドロキ
シ機能ポリエーテル、炭化水素、ポリエーテル部分を含
有するポリエステル、炭化水素部分を含有するポリエス
テル、またはポリシロキサンを、2当量の多機能性酸ハ
ライド、好ましくは多機能性芳香族ハライド例えばイソ
フタロイルふよひテレフタロイルクロリドと酸除去剤例
えばアミンの存在下に反応させることによって製造する
ことができる。
−c−c−または−〇−R(−C分b、(式中Rおよび
bは1記定義の通りである)で−C−R+C−)−b 酸ハライド機能物質は約200〜約15,000、より
好ましくは約1000〜約10,000の分子量を有す
るオリゴマーまたは重合体から導かれる。
好ましい酸ハライド機能物質は約1000より大きく、
そして好1しくは約2000〜約8000の分子量を有
するポリエーテルジオールおよびポリオールから導かれ
るものである。その他の好ましい機能性物質は少くとも
約1000%そして好ましくけ約2000〜約5000
の分子量を有する炭化水素ジオールおよびポリオールか
ら導かれたものである。更にその他の好ましい機能物質
はポリエステルエーテル骨格またはポリエステル−炭化
水素骨格を有しており、そしてこれらVi1当量の少く
とも約1000の分子量を有するポリエーテルジオール
またはポリオールまたは炭化水素ジオールまたはポリオ
ールを2当量より少ないジまたはトリ機能性酸ハライド
と反応させて、エステル基形成を介してのジオールまた
はポリオールの限定された程度の鎖延長を得るようにす
ることKよって製造される。本明細書における分子量は
すべて当該技術によく知られた方法により測定される数
平均分子量を意味している。
酸ハライド機能物質およびそれから導かれるアシルラク
タムに対して適当なポリエーテル骨格は種々のポリアル
キレンオキサイド例えばポリエチレンオキサイド、ボリ
プロビレンオキザイドおよびポリ(テトラメチレンオキ
ザイド)である。適当な重合体炭化水氷の例としては種
々のポリアルケンおよびボ゛リアルカシエンおよびアル
カジエン共重合体5例えばポリエチレン。
ポリプロピレンおよびポリブタジェンおよびブタジェン
とアクリロニトリルとの共1合体である。適当なポリエ
ステルの例としてはポリエーテルポリオール例えばボ°
リオキシブロビレンボリオール着たはボ」ノオキシエチ
レンボリオールを多機能性酸ハライド例えばテレフタロ
イルクロリドと反応させてポリエステルエーテルを生成
させることによって、または重合体炭化水素ポリオール
例えばポリブタジェンジオールを多機能性酸ハライド例
えばテレフタロイルクロリドと反応させてポリエステル
炭化水素を生成させることによって製造されるものでお
る。適当なポリシロキサンの例はシリコンポリカルビノ
ールおよびポリジメチルシロキサンジオールおよびボ′
リオールである。
前記の好ましい酸ハライド機能物質から製造されるナイ
ロン−6ブロツク共重合体の例は次の一般構造式を有し
ている。
(式中Y、Z、Aおよびnは前記定義の通シでめりそし
てm 、 ml、 m2 、およびm3け1またはそれ
以上の整数である)。
本発明の実施に有用なマグネシウムジラクタムは任意の
適当なラクタム例えばε−カプロラクタム、2−ピロリ
ドン、ラウリル−ラクタムまたは6−カプロラクタム以
外のカブロラクタムから製造することができる。好まし
いマグネシウムジラクタムはマグネシウムジー2−ピロ
リドンおよびマグネシウムジーε−カプロラクタム)で
ある。
マグネシウムジラクタムの一つの好ましい製造法は所望
のラクタム単量体をマグネシウムのアルキルオキサイド
と反応させ、そして反応において生成されたアルカノー
ルを反応混合物から蒸留することによって除去させるこ
とである。
しかし当業者には周知のようにマグネシウムジラクタム
製造のその他の考えられる方法もあり。
そして本発明は前記に述べた方法に限定されるべきでは
ない。
マグネシウムジラクタムの取扱の便宜上、ε−カプロラ
クタムの重合に後で使用するために、マグネシウムジラ
クタムをε−カプロラクタム中に溶解させるのが好まし
い。マグネシウムジラクタムは任意の適当な方法で酸ノ
・ライド機能性物質と容易に反応する。例えばそれを適
当な不活性溶媒例えばテトラヒドロフランに溶解させた
酸ハライド機能性物質の溶液に加え、そして激しく攪拌
させて反応を生じさせる。溶媒を次い−(′ストリッピ
ングさせてアシルラクタムノーロゲン化マグネシウム組
成物を生成させることができる。ε−カプロラクタムが
マグネシウムジラクタム用溶媒として使用される場合に
は。
その生成物はε−カプロラクタムをも含鳴し、そして取
扱および汲み込み(pomping)のだめに適当な粘
度の溶液溶融物を与えるためには更に多量のε−カプロ
ラクタムを加えることができる。この溶液は本発明の方
法の第一の溶液である。アシルラクタムはε−カプロラ
クタムの重合開始剤なので、それをアシルラクタムに変
換させるために、酸ハライド機能物質に加えられるマグ
ネシウムジラクタムの実質的にすべてが不活性のハロゲ
ン化マグネシウムに変換されるべきなのが不可欠である
。これは組成物の製造において2十0.2当量の酸/%
ライド機能基をマグネシウムジラクタム各モル当りに使
用することによって達成される。好ましくは2尚量の酸
ハライド機能基をマグネシウム−ラクタム1モル当りに
与える。すなわち第一溶液中に、開始剤の存在下にε−
カプロラクタムの重合の活性溶媒のハロマグネシウムラ
クタムを形成させる能力は低減されそして早期重合が回
避される。
本発明の方法に使用される第二の溶液はε−カプロラク
タム中のマグネシウムジラクタムの溶液である。第一お
よび第二の溶液を適当な反応温度で反応性接触させた時
、第二溶液のマグネシウムジラクタムが第一溶液中に依
存するジハロゲン化マグネシウムと反応してその場でラ
クタムマグネシウムハライドを形成して、非常に有効な
ラクタム重合触媒を与えると考えられる。使用されるそ
の他のマグネシウムジラクタムの量は不活性化不純物を
越える量であるべきでアわ、且つ6−カプロラクタムを
重合させるに充分なものであるべきである。その量は不
純物の濃度および特定の適用において望ましいと考えら
れる重合速度によって変動する。追加のマグネシウムジ
ラクタムの好ましい量は、一般にはアシルラクタムマグ
ネシウムクロリド溶液の製造に使用される酸ハライド機
能物質の酸ハライド機能基1当量当り約0.5〜約1モ
ルの範囲である。
本発明の方法の第一および第二溶液の混合およびこの混
合物のモールド中への導入は種々の方法によって実施さ
れうる。典型的には迅速な反応が所望さ゛れる成形およ
び反応射出成型においては、この方法の第一および第二
溶液を速やかにそして強く混合させそしてこの混合物を
直ちにモールド中に導入する。重合反応が行われる任意
のモールド温度は一般には約り0℃〜約250℃、そし
て好ましくは約り00℃〜約160℃に選ぶことができ
る。しかしナイロンブロック共重合体を製造するために
これらの物質を一緒に混合するためには種々の手段が適
尚であり、そして本発明は任意の特定の方法に限定され
ることを意図するものではないことを認められたい。
以下の実施例は本発明の組成物の製造、およびナイロン
ブロック共重合体の製造法を示すものである。部および
チは、特に記されない限り重量基準である。
例 1 カプロラクタム中のマグネシウムジビロリドンの製造 攪拌機、蒸留ヘッド、温度計および栓を付し、そして油
浴中に置いた1tの4日フラスコ忙。
12、fのマグネシウム、20o−のエタノール。
上昇させることによって還流させた。溶液の温度は約7
2℃であった。この還流溶液に、溶液を攪拌しなから8
0−の2−ピロリドンを加えた。2−ピロリドン添加後
約10分間大気圧下にエタノールとへブタンを蒸留させ
た。次いで浴温を約120℃に上昇させつつそしてフラ
スコを真空下に置いて140.9の溶融カプロラクタム
を加えた。圧力を次いで徐々に7mHJ(933,2P
a)に低下させてより多量のエタノールとへブタンを除
去させた。これらはドライアイス−アセトンラップに捕
集された。圧力を7M腸に保持しつつフラスコに284
1の溶融乾燥カプロラクタムを加えた。油浴を徐々に約
140℃の温度まで上昇させ、そして圧力を2 mHl
 (266,7Pa)まで低下させた。171.4.P
の物質を除去させた後この熱溶液を2重壁のプラスチッ
クの袋に移し、ドライアイス上で冷却させそして固化す
るまで85℃に冷却させた。固化後得られた固化した溶
液を微細粒子に砕いた。収量は500.61の物質であ
って、これはカプロラクタム中に0.5モルのマグネシ
ウム−ジー2−ピロリドンを含有していた。
例 2 酸クロリド機能物質の製造 3個のヒドロキシル基で機能化させたポリエーテルを:
)機能性酸ハライドと反応させることによって酸ハライ
ド機能物質が製造された。得られた機能性物質は前記の
ように好ましい酸ハライド機能物質である。
2tフラスコに67−のトリエチルアミンおよび80−
のテトラヒドロフランを加え、そして801gのエチレ
ンオキサイドキャップポリ(オキシプロピレン)トリオ
ール(約4,800の分子量)、81.4&のテレ7タ
ロイルクロリドおよび400yのテトラヒドロフランを
約10分間に亘って加えた。トリオールのジ酸クロリド
に対するモル比は2:5であった。この混合物を室温で
3時間窒素雰囲気下に保持した。得られた混合物を次い
で濾過するとわずかに黄色のP液が残留した。60〜7
0℃の水浴を用いるロータリー・エバポレーターを使用
して少量の試料をストリッピングし、残存するテトラヒ
ドロフランを除去して回収された酸ハライド機能物質の
収量を計算した。収量はテトラヒドロフラン中の酸クロ
リド機能物質759.INであった。
例 3 アシルラクタム、塩化マグネシウム溶液の製造本発明の
アシルラクタム溶液は、2当量の例2の酸クロリド機能
物質を1モルの1例1の組成物により供給されたマグネ
シウムジビロリドンと反応させることにより製造された
1143.1.9の例2の酸ハライド機能物質のテトラ
ヒドロフラン溶液を含有するフラスコ中に。
例1で製造されたカプロラクタム中のマグネシウムジビ
ロリドンの溶液134gを加えた。得られた混合物を室
温で激しく攪拌し、次いで60〜70℃の水温によって
加熱されているロータリーエバポレーター中でストリッ
ピングさせた。
ストリッピング後の収率は組成物861.0.9であっ
た(本発明の方法の第一の溶液の例)。
例 4〜6 ナイロン−6ブロツク共重合体の製造 例3で製造された組成物を以下の例4〜6の5つの例で
使用して、例1で製造されたマグネシウムジピロリドン
を使用するナイロンブロック共重合体の製造を示す。6
つの試験管にそれぞれ5.7gの例3で製造された物質
および20gの蒸溜カプロラクタムを仕込んだ。各試験
管を130℃の温度に保たれている油浴に入れた。
各試験管内の物質の温度が平衡になった時1例1のマグ
ネシウムジピロリドンカプロラクタム溶液のある量を各
側に加え、そして重合セット時間を観測した。以下の表
1は各側に添加されたマグネシウムジピロリドンカブロ
ラクタム(MGPC)溶液の量および重合時間を列記し
ている。
表 1 例 MGPC溶液Urn) 重合時間(秒)4 1、7
 15〜20 50.8 30 6 0、4 10分後に反応なし 例 7 本例においては例3で前に製造された組成物95.9を
1621のカプロラクタムおよび3−の4チ水性酢酸第
二銅溶液と共に攪拌機、窒素導入口、熱電対、加熱マン
トルおよび真空蒸溜ヘッドを付した500−の40フラ
スコに仕込んだ。この混合物を真空下に撹拌しそして約
130℃に加熱した。真空蒸溜によって25−の物質を
除去した後、この混合物を100℃まで冷却させ、そし
て使用するだめに真空下で100℃に保持した。
第2のフラスコにカプロラクタム溶液中の1モルマグネ
シウムジー2−ピロリドン26,9および174gの無
水カプロラクタムを仕込んだ。
混合物を抜気した後、その温度を上昇させそして使用す
るために真空下で100℃に保持した。
前記で製造された溶液の各々の等容量を2−A5ゼニス
ギアポンプを使用して別々に0.64X20.3cm 
(1/4 x 8つケニクススタティックミキサーにポ
ンプで入れ、そしてこの混合物を160℃に曲風って加
熱したテフロンでコーティングしたモールド20.3C
rILX 20.3cmX O,32cr/L(8“x
8”X1/8’)中に供給した。発熱反応温度の追跡か
ら1重合はモールドに充填後104秒以内に完了するこ
とが測定された。この物質をモールド中に更に200秒
間1合計時間で約5分間放置した。種々の機械的性質の
試験の目的で得られた成形物からテスト試料を切りとっ
たが、これら試験は実負的に以下の方法によるものであ
った。
引張強度: ASTM 638 C単位はボンド/平方
インチ(psi)まだはメガノミスカル(Mpa))引
裂強度: ASTM D 1004 [:単位はポント
ーカ/直線インチ(pli )またはニュートン/メー
トル(N7m ) ) 曲げモジュラス;八STMD638〔単位はボンド/平
方インチ(psi)またはメガパスカル(MPa ) 
] 引張伸長: ASTM D638 C単位(チ)〕ノツ
チドアイゾツド衝撃。
ASTM D256 C単位はフィート−ボンド/イン
チノツチ(f t、 I bs、 /in、)また1l
−tジュール/メートル(J/m)1例7の成型試料の
性質は以下の表I+に列記されている。
表 I! 引張強度(PSI) MPa−降伏(7370) 50
.8破断(6690) 46.1 伸長チ 降伏 a5 破断 90 引裂強度(pLI)N7m (1608) 282曲げ
モジュラス(PSI)MPa (220,000) 1
517ノツチドアイゾツト衝撃(ft、Ibs/in)
 J/m(5,5) 293前記の例はアシルラクタム
溶液(本発明の方法の第一の溶液)の製造に使用される
マグネシウムジラクタムとしてのマグネシウムジー2−
ピロリドンおよびこの溶液からのナイロンブロック共重
合体の製造を示す。その他のマグネシウムジラクタム例
えばマグネシウムジー(ε−カブロラクタム)を前記例
にマグネシウムジー2−ピロリドンに置き換えることが
できることを理解すべきである。
好ましい態様が記載され説明されているけれども%種々
の変形および置き換えを本発明の精神および範囲を逸脱
することなしに行なうことができる。従って2本発明は
説明のために記載されており、限定を意図しているもの
ではないことを理解されたい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 j)(a) 2±0.2当量の酸ハライド機能物質と1
    モルのマグネシウムジラクタムを反応させることにより
    形成されたε−カプロラクタム中のアシルラクタムとハ
    ロゲン化マグネシウムの第一溶液と、 (b) 第一溶液中のハロゲン化マグネシウムと相互作
    用するハロマグネシウムラクタムを生成させそしてε−
    カプロラクタム単量体を重合させるに充分なマグネシウ
    ムジラクタムを含有するε−カプロラクタム中のマグネ
    シウムジラクタムの第二溶液とを反応性混合物にするこ
    とを包含するナイロンブロック共重合体を製造する方法
    。 2)第一および第二溶液のマグネシウムジラクタムのラ
    クタムがε−カプロラクタム、2−ピロリドンおよびラ
    ウリル−ラクタムより成る群から選ばれる。前記特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 3)第一および第二溶液のマグネシウムジラクタムがマ
    グネシウムジー2−ピロリドンである。前記特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 4)酸ハライド機能物質の酸ハライド基がカルボン酸、
    スルホン酸、またはホスホ酸よシ導かれる、前記特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 5)酸ハライド基がカルボン酸より導かれる。 MiJ記特許請求の範囲第4項記載の方法。 6)酸ハライドが酸クロリドである。前記特許請求の範
    囲第5項記載の方法。 7)酸・・ライド機能物質2当量をマグ鼻シクムジラク
    タム1モルと反応させて第一溶液を生成させる、前記特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8)第二溶液に加えられるマグネシウムジラクタムの量
    が第一溶液の形成に使用される酸ハライド1当量当り約
    0.5〜約1.0モルの範囲にある、前記特許請求の範
    囲第6項記載の方法。 9)反応温度が約100〜約160℃の範囲にある、前
    記特許請求の範囲第7項記載の方法。 10)(a)式 %式%): 〔式中、2部分はポリエーテル、ポリエーテルまたは炭
    化水素部分を含有するポリエステル、炭化水素、ポリシ
    ロキサンまたはその組合せであり、Aは よりなる群から選ばれbけ1,2または3に等しい整数
    であり、R1はアルキル、アリール、アラルキル、アル
    キルオキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、およ
    びハロゲン基ヨり成る群から選ばれ、Rは約500また
    はそれ以下の分子量の炭化水素またはポリエーテル基で
    あり、nは1またはそれ以上に等しい整数であり、そし
    てXはハロゲンである〕により表わされる、2±α2当
    量の酸ハライド機能物質と1モルのマグネシウムジラク
    タムとの反応により形成された、ε−カプロラクタム中
    のアシルラクタムとハロゲン化マグネシウムの第一溶液
    と、 (b) 第一溶液中のハロゲン化マグネシウムと相互作
    用してハロマグネシウムラクタムを生成させそしてε−
    カプロラクタム単量体を重合させるに充分なiダネシウ
    ムジラクタムを含有するε−カプロラクタム中のマグネ
    シウムジラクタムの第二溶液とを反応性混合物にするこ
    とを包含する。ナイロンブロック共重合体を製造する方
    法。 11)第一および第二溶液のマグネシウムジラクタムの
    ラクタムが6−カプロラクタム、2−ピロリドンおよび
    ラウリル−ラクタムより成る群から選ばれる。前記特許
    請求の範囲第10項記載の方法。 12)酸ハライド機能物質2当量をマグネシウム−ラク
    タム1モルと反応させて第一溶液を生成させる、前記特
    許請求の範囲第11項記載とも約1000の分子量のポ
    リエーテル、ポリエステルまたは炭化水素でありそして
    Xが塩素である、自11記特許請求の範囲第10項記載
    の方法。 14)ポリエーテルがポリエチレンオキサイド。 ポリプロピレンオキサイドまたはポリ(テトラメチレン
    オキサイド)でsbそして炭化水素がポリブタジェ/ま
    たはポリブタジェン共アクリ0二)jJルである。前記
    特許請求の範囲第13項記載の方法。 15)第一および第二溶液のマグネシウムジラクタムの
    ラクタムが5−カプロラクタム、2−ピロリドンおよび
    ラウリル−ラクタムよシ成る群から選ばれる。前記特許
    請求の範囲第13項記載の方法。 6)酸ハライド機能物質2当量をマグネシウム−ラクタ
    ム1モルと反応させて第一溶液を生成させる。前記特許
    請求の範囲第13項記載の方法。 17)第二溶液に加えられるマグネシウムジラクタムの
    量が第一溶液の形式に使用される酸ハライド1轟量当り
    約0,5〜約1.0モルの範囲にある、前記特許請求の
    範囲第13項記載の方法。 18)反応温度が約100〜約160℃の範囲にある、
    n71記特許請求の範囲第13項記載の方法。 19)反応混合物中におけるアシルラクタム対ε−カプ
    ロラクタムの重量比が1:9〜9:1の範囲にある。前
    記特許請求の範囲第13項記載の方法。 20)2±0.2当量の酸ハライド機能物質と1モルの
    マグネシウムジラクタムとの反応により形成されたアシ
    ルラクタムおよびハロゲン化マグネシウムを包含する、
    ナイロン−6ブロツク共重合体を生成するε−カプロラ
    クタムの急速重合に使用するだめの、組成物。 21)マグネシウムジラクタムのラクタムが2−ピロリ
    ドン、ε−カプロラクタムおよびラウリルラクタムよυ
    成る群から選ばれる、前記特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 22)酸ハライド機能物質の酸ハライド基がカルボ/酸
    ハライドである%Rif記特許請求の範囲第20項記載
    の組成物。 23)酸ハライド基のハロケ゛ンが塩素である、前記特
    許請求の範囲第22項記載の組成物。 24)酸ハライド機能性物質が約200〜15,000
    の範囲の分子量を有するポリエーテル、ポリエステルま
    たは炭化水素よシ導かれる、前記特許請求の範囲第23
    項記載の組成物。 25)酸ハライド機能性物質が少くとも約1000の分
    子量を有するポリエーテル、ポリエステルまたは炭化水
    素よシ導かれる。前記特許請求の範囲第23項記載の組
    成物。 26)2当量の酸ハライドと1モルのマグネシウムジラ
    クタムの反応から得られる。前記特許請求の範囲第20
    項記載の組成物。 27)マグネシウムジラクタムがマグネシウムジー2−
    ピロリドンである。n11記特許請求の範囲第25項記
    載の組成物。 28)式 %式%: 〔式中、2部分はポリエーテル、ポリエーテル部分また
    は炭化水素部分を含有するポリエステル、炭化水素、ポ
    リシロキサンまたはその糸11合ぜてあり、Aは よりなる群から選ばれ、bは1.2または3に等しい整
    数であり、R4はアルキル、アリール、アラルキル、ア
    ルキルオキシ、アリールオキシ、アラルキルオキシ、お
    よびハロゲン基より成る群から選ばれ%Rは約300ま
    たはそれ以下の分子量の炭化水素またはポリエーテル基
    であり、nは1またはそれ以上に等しい整数であ凱そし
    てXはハロゲンである〕により表わされる、2±0.2
    当量の酸ハライド機能物質と1モルのマグネシウムジラ
    クタムとの反応により形成されたε−カプロラクタムに
    溶解させたアシルラクタムとハロゲン化マグネシウムを
    包含する。ナイロン−6ブロツク共重合体を形成するε
    −カプロラクタムの急速重合に使用するための組成物。 29)マグネシウムジラクタムのラクタムが2−ピロリ
    ドン、ε−カプロラクタムおよびラウリルラクタムより
    成る群から選ばれる。前記特許請求の範囲第28項記載
    の組成物。 30)酸ハライド機能性物質のハロゲンが塩素である、
    前記特許請求の範囲第29項記載の組も約1000の分
    子量のポリエーテル、ポリエステルまたは炭化水素であ
    り、そしてXが塩素である、111記特許請求の範囲第
    29項記載の組成物。 52)酸ハライド機能物質が少くとも5個の酸ノ・ライ
    ド基を有している。前記特許請求の範囲第31項記載の
    組成物。 53)nが少くともろに等しい、1記特許請求の範囲第
    31項記載の組成物。 34)ポリエーテル部分がポリエチレンオキサイド、ポ
    リプロピレンオキサイド、またはポリ(テトラメチレン
    オキサイド)でアシそして炭化水素部分がポリブタジェ
    ンまたはポリブタジェン−共−アクリロニトリルである
    。前記特許請求の範囲第31項記載の組成物。 35)2当量の酸ハライドと1モルのマグネシウムジラ
    クタムとの反応により得られる。前記特許請求の範囲第
    31項記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143429A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 モンサント カンパニー イプシロン‐カプロラクタムブロツク共重合の促進
JPS6322827A (ja) * 1986-04-10 1988-01-30 モンサント・カンパニ− ポリアシルラクタム

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JPS61143429A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 モンサント カンパニー イプシロン‐カプロラクタムブロツク共重合の促進
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