JPS60168653A - 杭のネガテイブフリクシヨンの低減方法 - Google Patents
杭のネガテイブフリクシヨンの低減方法Info
- Publication number
- JPS60168653A JPS60168653A JP59024903A JP2490384A JPS60168653A JP S60168653 A JPS60168653 A JP S60168653A JP 59024903 A JP59024903 A JP 59024903A JP 2490384 A JP2490384 A JP 2490384A JP S60168653 A JPS60168653 A JP S60168653A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- water
- piles
- soluble polymer
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は沈下する地盤に打込んだ杭の局面に作用する
下向きの摩擦力を低減する方法に関する。
下向きの摩擦力を低減する方法に関する。
杭が建込まれた後に杭周間の地盤が沈下すると地盤が杭
にぶら下る形となり、杭には杭と地盤の摩擦力に等しい
下向きの力が作用する。この摩擦力の低減方法には二重
管杭工法、あるいはシェル石油(株)が基本特許を保有
する杭周面にアスファルトを塗布するアスファルト塗布
工法とが知られている。しかし、これら工法は既製杭に
は応用されているが、事前に地盤に孔を掘削し、コンク
リートを打設してつくる場所打ちコンクリート杭に使用
した例は見肖らない。
にぶら下る形となり、杭には杭と地盤の摩擦力に等しい
下向きの力が作用する。この摩擦力の低減方法には二重
管杭工法、あるいはシェル石油(株)が基本特許を保有
する杭周面にアスファルトを塗布するアスファルト塗布
工法とが知られている。しかし、これら工法は既製杭に
は応用されているが、事前に地盤に孔を掘削し、コンク
リートを打設してつくる場所打ちコンクリート杭に使用
した例は見肖らない。
この発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目
的は施工が容易で、作用が確実なネガティブフリクショ
ン低減方法を提案するにある。その要旨は、杭の周囲に
水またはアルカ、り水で溶解または分解する水溶性高分
子材料を主体とする層、弗るいはバインダーとする層を
設けることを特徴とする杭のネガティブフリクション低
減方法である。
的は施工が容易で、作用が確実なネガティブフリクショ
ン低減方法を提案するにある。その要旨は、杭の周囲に
水またはアルカ、り水で溶解または分解する水溶性高分
子材料を主体とする層、弗るいはバインダーとする層を
設けることを特徴とする杭のネガティブフリクション低
減方法である。
この方法では、杭の周囲に配した水溶性高分子材料を主
体とする層、あるいは水溶性高分子材料をバインダーと
し摩擦係数が低い粒体例えば石墨の粉体等を混合した層
は、地中の水分あるいはコンクリートのアルカリ水の影
響を受けて水溶性高分子材料が徐々に溶出、溶解または
分解し、杭の周囲に空隙あるいは摩擦係数が低い粒体等
の層が形成されて、周囲地盤との間の摩擦係数を低減せ
しめることができる。
体とする層、あるいは水溶性高分子材料をバインダーと
し摩擦係数が低い粒体例えば石墨の粉体等を混合した層
は、地中の水分あるいはコンクリートのアルカリ水の影
響を受けて水溶性高分子材料が徐々に溶出、溶解または
分解し、杭の周囲に空隙あるいは摩擦係数が低い粒体等
の層が形成されて、周囲地盤との間の摩擦係数を低減せ
しめることができる。
この発明で用いる水溶性高分子材料としては、カルボキ
シメチルセルロース(OMO)、ポリビニルアルコール
(PTA )、ポリアクリル酸等、あるいはポリ酢酸ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル部分鹸化物、ポリビニルアセター
ル類その他アルカリ劣化や分解を起し易く、水に溶解し
易い親水性高分子等を含むものである。これら材料は使
用条件、建込地盤、溶出または分解して機能を発具する
までの期間等を勘案して材料、使用方法が一選定される
。
シメチルセルロース(OMO)、ポリビニルアルコール
(PTA )、ポリアクリル酸等、あるいはポリ酢酸ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル部分鹸化物、ポリビニルアセター
ル類その他アルカリ劣化や分解を起し易く、水に溶解し
易い親水性高分子等を含むものである。これら材料は使
用条件、建込地盤、溶出または分解して機能を発具する
までの期間等を勘案して材料、使用方法が一選定される
。
これら水溶性高分子材料を既製杭に応用する場合は、水
溶液あるいはエマルジョン液として杭の周面に塗布した
り、水溶液あるいはエマルジョン液をバインダーとして
布などに含浸せしめてシート状となし杭の周面に巻付け
たりする。
溶液あるいはエマルジョン液として杭の周面に塗布した
り、水溶液あるいはエマルジョン液をバインダーとして
布などに含浸せしめてシート状となし杭の周面に巻付け
たりする。
また、水溶性高分子材料の水溶液あるいはエマルジョン
液をバインダーとして布に含浸せしめてシート状に成形
し、あるいは石墨、滑石等の粉末上、おがくず、シラス
バルーン、鹿沼土、パルプ、布切れ、紙弊を混合し円筒
状、あるいは板状に成形し場所打5ち杭のケーシングと
して用いる。あるいは水溶性高分子材料を主体としたも
の、または上記のごとき混合物を、鋼管あるいは板状の
紙製品等の支持体の内側または外側に積層して場所打ち
杭のケーシングにして用いることもできる。さらに水溶
性高分子材料やその混合物を直接場所打ちコンクリート
杭の掘削孔の孔壁に塗り付けてもよい。
液をバインダーとして布に含浸せしめてシート状に成形
し、あるいは石墨、滑石等の粉末上、おがくず、シラス
バルーン、鹿沼土、パルプ、布切れ、紙弊を混合し円筒
状、あるいは板状に成形し場所打5ち杭のケーシングと
して用いる。あるいは水溶性高分子材料を主体としたも
の、または上記のごとき混合物を、鋼管あるいは板状の
紙製品等の支持体の内側または外側に積層して場所打ち
杭のケーシングにして用いることもできる。さらに水溶
性高分子材料やその混合物を直接場所打ちコンクリート
杭の掘削孔の孔壁に塗り付けてもよい。
水溶性高分子材料に混合する物質は、杭の周囲にあって
杭との摩擦係数が低い粒状物が好ましい。例えば石墨粉
粒、滑石粉粒、ガラスピーズ松科、シラスバルーン、ポ
リエチレン粉粒等がある。通常これら粒状物は水溶性高
分子材料1こ対し容積比3〜4倍量混景況使用する。場
所打ちコンクリート杭のケーシングとして用いる場合は
コンクリート打設時の圧力および、コンクリートスラリ
ーの強アルカリ性水溶液に耐えてその形状を保持し、杭
が硬化した後に徐々に水溶性高分子材料が溶解するよう
、素材高分子材料の重合度や加工条件を選定して施工す
る必要がある。
杭との摩擦係数が低い粒状物が好ましい。例えば石墨粉
粒、滑石粉粒、ガラスピーズ松科、シラスバルーン、ポ
リエチレン粉粒等がある。通常これら粒状物は水溶性高
分子材料1こ対し容積比3〜4倍量混景況使用する。場
所打ちコンクリート杭のケーシングとして用いる場合は
コンクリート打設時の圧力および、コンクリートスラリ
ーの強アルカリ性水溶液に耐えてその形状を保持し、杭
が硬化した後に徐々に水溶性高分子材料が溶解するよう
、素材高分子材料の重合度や加工条件を選定して施工す
る必要がある。
この発明は以上の通りであり、この方法によると、現場
打ちコンクリート杭であっても、容易に杭の周囲に空隙
あるいは摩擦係数が低い物質の層を形成して周囲地盤と
の摩擦力を低減し。
打ちコンクリート杭であっても、容易に杭の周囲に空隙
あるいは摩擦係数が低い物質の層を形成して周囲地盤と
の摩擦力を低減し。
沈下する周囲地盤によるネガティブフリクションを低減
できることにある。
できることにある。
Claims (1)
- (1) 杭の周囲に水またはアルカリ水で溶解または分
解する水溶性高分子材料を主体とした層、あるいはバイ
ンダーとした層を設けることを特徴とする杭のネガティ
ブフリクションの低減方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024903A JPS60168653A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 杭のネガテイブフリクシヨンの低減方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024903A JPS60168653A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 杭のネガテイブフリクシヨンの低減方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168653A true JPS60168653A (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=12151133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59024903A Pending JPS60168653A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 杭のネガテイブフリクシヨンの低減方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168653A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49122109A (ja) * | 1973-03-30 | 1974-11-21 | ||
JPS51106183A (ja) * | 1975-03-14 | 1976-09-20 | Unitika Ltd | Kannetsusetsuchakunoojusuru suiyoseihoribiniruarukoorufuirumu |
JPS547440A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-20 | Koyo Sangyo Co | Laminated structure |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP59024903A patent/JPS60168653A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49122109A (ja) * | 1973-03-30 | 1974-11-21 | ||
JPS51106183A (ja) * | 1975-03-14 | 1976-09-20 | Unitika Ltd | Kannetsusetsuchakunoojusuru suiyoseihoribiniruarukoorufuirumu |
JPS547440A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-20 | Koyo Sangyo Co | Laminated structure |
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