JPS6016806A - 炭素成形体の製造方法 - Google Patents
炭素成形体の製造方法Info
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- JPS6016806A JPS6016806A JP58122565A JP12256583A JPS6016806A JP S6016806 A JPS6016806 A JP S6016806A JP 58122565 A JP58122565 A JP 58122565A JP 12256583 A JP12256583 A JP 12256583A JP S6016806 A JPS6016806 A JP S6016806A
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Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、炭素電極などの炭素成形体のHa方法に関し
、さらに詳しくは、石炭系ピッチまたは石油系ピッチと
炭素質骨材とから炭素成形体を製造する方法に関する。
、さらに詳しくは、石炭系ピッチまたは石油系ピッチと
炭素質骨材とから炭素成形体を製造する方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点
近年たとえば炭素電極に関しては、電気炉の大型化ある
いは高能率化に伴う超大電力操業のため。
いは高能率化に伴う超大電力操業のため。
炭素電極としては、(イ)機械的強度および熱伝導率が
大ぎいこと、(ロ)熱膨張係数および弾性車が小さくい
わゆる耐熱衝撃性に浸れていること、(ハ)電気抵抗が
低いこと、に)高密度であることなどの諸要件を満たす
ものが要求されている。このため炭素電極などの炭素成
形体を製造するには、骨材として、高密度で結晶性に富
んだ針状コークスが主として使用されてきた。
大ぎいこと、(ロ)熱膨張係数および弾性車が小さくい
わゆる耐熱衝撃性に浸れていること、(ハ)電気抵抗が
低いこと、に)高密度であることなどの諸要件を満たす
ものが要求されている。このため炭素電極などの炭素成
形体を製造するには、骨材として、高密度で結晶性に富
んだ針状コークスが主として使用されてきた。
針状コークスなどの骨材から炭素電極などの炭素成形体
を製造するには1石炭系ピッチまたは石油系ピッチから
なるバインダーピッチが用いられており、このバインダ
ーピッチの性質により得られる炭素成形体の性状は大き
く変化する。
を製造するには1石炭系ピッチまたは石油系ピッチから
なるバインダーピッチが用いられており、このバインダ
ーピッチの性質により得られる炭素成形体の性状は大き
く変化する。
このため炭素成形体を製造するに臥して用いられるバイ
ンダーピッチの改良については数多く提案されてきてお
り、従来石炭系ピッチまたは石油系ピッチに熱改質処理
を加える方法が生として採用されてきた。ところが熱改
質法により得られるバインダーピッチを炭素成形体のM
造に用いると。
ンダーピッチの改良については数多く提案されてきてお
り、従来石炭系ピッチまたは石油系ピッチに熱改質処理
を加える方法が生として採用されてきた。ところが熱改
質法により得られるバインダーピッチを炭素成形体のM
造に用いると。
バインダーピッチの軟化点が熱処質処狸により萬くなっ
たり、いわゆる黒鉛化性が悪くなったりするという欠点
があった。また一方、バインダーピッチ中に添加剤を加
えることにより、バインダーピッチの改質を図り、それ
によって所望性状の炭素成形体をM造しようとする研究
もなされており、たとえば特公昭45−22949号公
報には、ツマインダーピッチ中に粒径1μ以下のカーゼ
ンブラックを1〜15重量%添加した後、300〜40
0℃に加熱処理することを特徴とするバインダー用ピッ
チの製造方法が開示されている。ところがこの方法によ
れば、得られるバインダーピッチの黒鉛化性が悪くなる
という欠点があるとともに、カーデンブラックの添加後
に加熱処理が必要であるという大きな問題点がある。ま
た、特公昭51−20397号公報には、石炭系または
石油系ピッチにメソカーyd 7 マイクロビーズを1
0%以下添加し、得られる混合物をピッチの軟化点以上
でしかも400℃以下の温度に加熱することを特徴とす
る炭素電極を製置するために用いられるバインダーピッ
チの製造方法が開示されている。ところがこの方法にお
いても、石炭系または石油系ピッチにメリガーゼンマイ
クロビーズを添加した後に加熱処理を施すことが必要で
あるという大きな問題点があり、コストの点からも必ず
しも好ましいものではない。
たり、いわゆる黒鉛化性が悪くなったりするという欠点
があった。また一方、バインダーピッチ中に添加剤を加
えることにより、バインダーピッチの改質を図り、それ
によって所望性状の炭素成形体をM造しようとする研究
もなされており、たとえば特公昭45−22949号公
報には、ツマインダーピッチ中に粒径1μ以下のカーゼ
ンブラックを1〜15重量%添加した後、300〜40
0℃に加熱処理することを特徴とするバインダー用ピッ
チの製造方法が開示されている。ところがこの方法によ
れば、得られるバインダーピッチの黒鉛化性が悪くなる
という欠点があるとともに、カーデンブラックの添加後
に加熱処理が必要であるという大きな問題点がある。ま
た、特公昭51−20397号公報には、石炭系または
石油系ピッチにメソカーyd 7 マイクロビーズを1
0%以下添加し、得られる混合物をピッチの軟化点以上
でしかも400℃以下の温度に加熱することを特徴とす
る炭素電極を製置するために用いられるバインダーピッ
チの製造方法が開示されている。ところがこの方法にお
いても、石炭系または石油系ピッチにメリガーゼンマイ
クロビーズを添加した後に加熱処理を施すことが必要で
あるという大きな問題点があり、コストの点からも必ず
しも好ましいものではない。
発明の目的ならびにその概要
本発明は、上記のような従来技術に伴う欠点を解決しよ
うとするものであって1石炭系ピッチまたは石油系ピッ
チと似焼コークスなどの炭素質骨材とから優れた性状の
炭素成形体を’?A(hするための方法を提供すること
を目的としている。
うとするものであって1石炭系ピッチまたは石油系ピッ
チと似焼コークスなどの炭素質骨材とから優れた性状の
炭素成形体を’?A(hするための方法を提供すること
を目的としている。
本発明に係る炭素成形体の製造方法は、石炭系ピッチま
たは石油系ピッチと炭素質骨材とを混合し焼成して炭素
成形体を製造するにあたり、バルクメソフェーズを、前
記ピッチまたは炭素質骨材に予じめ添加するかあるいは
前記ピッチと炭素質骨材との混合物に添加することを特
徴としている。
たは石油系ピッチと炭素質骨材とを混合し焼成して炭素
成形体を製造するにあたり、バルクメソフェーズを、前
記ピッチまたは炭素質骨材に予じめ添加するかあるいは
前記ピッチと炭素質骨材との混合物に添加することを特
徴としている。
バルクメソフェーズは、前記ピッチの20重量%以下、
好ましくは15重址%以下、さらに好ましくは3〜5爪
度%の量で添加されることが望ましい。
好ましくは15重址%以下、さらに好ましくは3〜5爪
度%の量で添加されることが望ましい。
本発明に係る炭素成形体の’JJY41方法により得ら
れた炭素成形体は、黒鉛化性、機械的強度、耐熱衝撃性
、高密度、電気抵抗値などの点で優れた性状を示す。
れた炭素成形体は、黒鉛化性、機械的強度、耐熱衝撃性
、高密度、電気抵抗値などの点で優れた性状を示す。
3、発明の詳細な説明
本発明においては、石炭系ピッチまたは石油系ピッチは
、炭素質骨材の)々インダーピッチとして用いられてい
る。
、炭素質骨材の)々インダーピッチとして用いられてい
る。
石炭系ピッチとしては、中ピツチ、高ピツチなどが用い
られ、また石油系ピッチとしては、ナフサ分解時に副生
ずるナフザタールピッチ、流動接触分解時に副生ずるデ
カントオイルまたは石油系重質油を熱処理して得られる
ピッチなどが用いられる。
られ、また石油系ピッチとしては、ナフサ分解時に副生
ずるナフザタールピッチ、流動接触分解時に副生ずるデ
カントオイルまたは石油系重質油を熱処理して得られる
ピッチなどが用いられる。
本発明では石炭系ピッチまたは石油系ピッチをそれぞれ
単独でツマインダーピッチとして用いることもでき、あ
るいは石炭系ピッチと石油系ピッチとの混合物をツマイ
ンダーピッチとして用いることもできる。
単独でツマインダーピッチとして用いることもでき、あ
るいは石炭系ピッチと石油系ピッチとの混合物をツマイ
ンダーピッチとして用いることもできる。
炭素質骨材としては1石炭系コークス、石炭系針状コー
クス、石油系コークス、石油系針状コークスなどが挙げ
られるが高品位人造黒鉛電極には特に針状コークスが好
ましい。
クス、石油系コークス、石油系針状コークスなどが挙げ
られるが高品位人造黒鉛電極には特に針状コークスが好
ましい。
本発明において用いられるノ々ルクメソフエーズとは1
石油の常圧残油、減圧残油、接触分解のデカントオイル
、熱分解タールなどの石油系重質油。
石油の常圧残油、減圧残油、接触分解のデカントオイル
、熱分解タールなどの石油系重質油。
石炭タール、オイルサンド油などの炭化水素重質油を4
00〜500℃の温度に加熱処理した際に熱処理ピッチ
中に生成するメンフェーズ小球体(メリガーゼンマイク
ロビーズ)を凝集合体させては相ピッチから分離したも
のを意味し、化学的、物理的な活性に富む物質である。
00〜500℃の温度に加熱処理した際に熱処理ピッチ
中に生成するメンフェーズ小球体(メリガーゼンマイク
ロビーズ)を凝集合体させては相ピッチから分離したも
のを意味し、化学的、物理的な活性に富む物質である。
このヨウなバルクメソフェーズのMYa方法の1例は、
本出願人に係る特開昭57−200213号公報に開示
されており、重質油を400〜500℃の温度に加熱し
重縮合反応を行なわせてメン、フェーズ小球体を含有す
るピッチを得たのち、該ピッチを250〜400℃に冷
却し、乱流を付与することによりメソフェーズ小球体を
凝集合体させ、これを母相から分離することによりノ9
ルクメソフエーズが得られる。なお、このようなノマル
クメソフエーズを製造するための装置は、本出願人に係
る特願昭57−139467号公報に開示されて−する
。
本出願人に係る特開昭57−200213号公報に開示
されており、重質油を400〜500℃の温度に加熱し
重縮合反応を行なわせてメン、フェーズ小球体を含有す
るピッチを得たのち、該ピッチを250〜400℃に冷
却し、乱流を付与することによりメソフェーズ小球体を
凝集合体させ、これを母相から分離することによりノ9
ルクメソフエーズが得られる。なお、このようなノマル
クメソフエーズを製造するための装置は、本出願人に係
る特願昭57−139467号公報に開示されて−する
。
ノ々ルクメソフエーズは1石炭系ピッチまたは石油系ピ
ッチに予じめ添加されるか、ある〜・は石炭系ピッチま
たは石油系ピッチと炭素質骨材との混合物に添加される
。さらに場合によっては、ノマルクメソフエーズは炭素
質骨材に予じめ添加され、これに石炭系ピッチまたは石
油系ピッチが混合されてもよい。
ッチに予じめ添加されるか、ある〜・は石炭系ピッチま
たは石油系ピッチと炭素質骨材との混合物に添加される
。さらに場合によっては、ノマルクメソフエーズは炭素
質骨材に予じめ添加され、これに石炭系ピッチまたは石
油系ピッチが混合されてもよい。
このことは工業的に炭素成形体を製造する工程において
、骨材の粒度配合から79インダーピツチの混線、捏合
工程に至る間の任意の時点で、ノ5ルクメソフエーズを
添加しうろことを意味しても・る。
、骨材の粒度配合から79インダーピツチの混線、捏合
工程に至る間の任意の時点で、ノ5ルクメソフエーズを
添加しうろことを意味しても・る。
バルクメソ7エーズは、石炭系ぎツチまたは石油系ピッ
チの取量に対して、20重量%以下、好ましくは15重
世%以下、さらに好ましくは3〜5重母%の量で添加さ
れる。バルクメソフェーズの添加量があまりに少ないと
、ノくルクメンフエーズ添加による効果すなわち黒鉛化
性の向上ある(・は結合力の増強などの効果が充分には
得られず、一方)々ルクメソフエーゾの添加量が加重量
%を越えると、得られる炭素成形体の曲げ強度、耐熱衝
撃性などがやや低下する傾向が証められるようになるた
め好ましくない。
チの取量に対して、20重量%以下、好ましくは15重
世%以下、さらに好ましくは3〜5重母%の量で添加さ
れる。バルクメソフェーズの添加量があまりに少ないと
、ノくルクメンフエーズ添加による効果すなわち黒鉛化
性の向上ある(・は結合力の増強などの効果が充分には
得られず、一方)々ルクメソフエーゾの添加量が加重量
%を越えると、得られる炭素成形体の曲げ強度、耐熱衝
撃性などがやや低下する傾向が証められるようになるた
め好ましくない。
炭素成形体をツマインダーピッチと骨材とから製骨材と
の混合物に添加することによって、以下のような効果が
得られる。
の混合物に添加することによって、以下のような効果が
得られる。
(イ)バルクメソフェーズをバインダーピッチに添加し
ても、ピッチの軟化点はほとんど上昇しない。したがっ
て混合成形は通常のバインダーピッチの場合と全く同じ
温度条件で行うことができる。得られる炭素成形体の嵩
密度が向上する。
ても、ピッチの軟化点はほとんど上昇しない。したがっ
て混合成形は通常のバインダーピッチの場合と全く同じ
温度条件で行うことができる。得られる炭素成形体の嵩
密度が向上する。
(ロ)得られる炭素成形体の曲げ強度が著しく向上し、
しかも電気抵抗値の低下が認められる。これは、バイン
ダーピッチ中に添加されたバルクメソ7エーズがバイン
ダー中で核となって結合力が増強されるためであろうと
考えられる。
しかも電気抵抗値の低下が認められる。これは、バイン
ダーピッチ中に添加されたバルクメソ7エーズがバイン
ダー中で核となって結合力が増強されるためであろうと
考えられる。
(ハ)得られる炭素成形体の耐熱衝撃性が向上する。
に)バインダーピッチと骨材とバルクメソフェーズから
なる炭素成形体製造用組成物を押出し成形して押出体を
形成すると、押出体の高密度が向上する。これは骨材に
対するツマインダーピッチの崎れ特性が、バルクメソフ
ェーズの添加により向上するためであろうと考えられる
。
なる炭素成形体製造用組成物を押出し成形して押出体を
形成すると、押出体の高密度が向上する。これは骨材に
対するツマインダーピッチの崎れ特性が、バルクメソフ
ェーズの添加により向上するためであろうと考えられる
。
(ホ)バルクメソフェーズは結晶性に富んだ炭素前IN
K体であって黒鉛化性に侵れているため、ノマルクメソ
フエーズが添加された炭素成形体M進用組成物の黒鉛化
が向上する。
K体であって黒鉛化性に侵れているため、ノマルクメソ
フエーズが添加された炭素成形体M進用組成物の黒鉛化
が向上する。
(へ)バルクメソフェーズが予じめ添加されたツマイン
ダーピッチは、メソカーボンマイクロピーズが添加され
た・々イングーピッチと比較しC,バルクメソフェーズ
の添加後に79インダーピツチに加熱処理を加える必要
がなく、この点において格別優れている。すなわら、ノ
;ルクメソフエーズを単に添加するのみで後れた効果が
得られる。
ダーピッチは、メソカーボンマイクロピーズが添加され
た・々イングーピッチと比較しC,バルクメソフェーズ
の添加後に79インダーピツチに加熱処理を加える必要
がなく、この点において格別優れている。すなわら、ノ
;ルクメソフエーズを単に添加するのみで後れた効果が
得られる。
・マイングーピッチ中に添加されるバルクメソフェーズ
は%四メツシュ以イ1u好ましくはωメツンユ以細の粒
径を有していることが糧まし0゜バインダーピッチと骨
材とパルクメソフエー・ズとを含む炭素成形体製造用組
成物から炭素成形体を製造するには、通常の方法が広く
採用しうる。
は%四メツシュ以イ1u好ましくはωメツンユ以細の粒
径を有していることが糧まし0゜バインダーピッチと骨
材とパルクメソフエー・ズとを含む炭素成形体製造用組
成物から炭素成形体を製造するには、通常の方法が広く
採用しうる。
たとえば、バルクメソフェーズが添加す飴、たバインダ
ーピッチと骨材とを、バインダーピッチが骨材100重
量部に対して10〜印重量部好ましくはあ〜加重置部に
なるように充分混合し、これを押出し成形して押出体を
形成し、次いでこの押出体を800〜1,000℃の温
度で1時間〜数□日間程度涜成して焼成体を形成する。
ーピッチと骨材とを、バインダーピッチが骨材100重
量部に対して10〜印重量部好ましくはあ〜加重置部に
なるように充分混合し、これを押出し成形して押出体を
形成し、次いでこの押出体を800〜1,000℃の温
度で1時間〜数□日間程度涜成して焼成体を形成する。
次にこの焼成体を2,600〜3,000℃の温度で1
時間〜数日間加熱(−で焼成体を黒鉛化することにより
、炭素形成体を製造することができる。
時間〜数日間加熱(−で焼成体を黒鉛化することにより
、炭素形成体を製造することができる。
なお、上記の説明においては、本発明は、)々インダー
ピッチと骨材とバルクメソフェーズとを含む炭素成形体
製造用組成物から炭素成形体を押出成形法などにより形
成する場合について説明されているが、本発明はこれら
に限定されるものではなく、たとえば、骨材などを焼成
して得られる一次焼結体に1品質改良のためにピッチを
含浸させ、その後これを二次焼成して優れた炭素成形体
を製造する場合にも、含浸用ピッチとして、バルクメソ
フェーズが予じめ添加された石炭系ピッチまたは石油系
ピッチを用いることができる。この場合にも、得られる
炭素成形品は、黒鉛化性に殴れるとともに、豐械的強度
、耐熱釣飽性、嵩密度などの点で没れている。
ピッチと骨材とバルクメソフェーズとを含む炭素成形体
製造用組成物から炭素成形体を押出成形法などにより形
成する場合について説明されているが、本発明はこれら
に限定されるものではなく、たとえば、骨材などを焼成
して得られる一次焼結体に1品質改良のためにピッチを
含浸させ、その後これを二次焼成して優れた炭素成形体
を製造する場合にも、含浸用ピッチとして、バルクメソ
フェーズが予じめ添加された石炭系ピッチまたは石油系
ピッチを用いることができる。この場合にも、得られる
炭素成形品は、黒鉛化性に殴れるとともに、豐械的強度
、耐熱釣飽性、嵩密度などの点で没れている。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実IN例に限定されるものではない。
実IN例に限定されるものではない。
しTJ i
コールタールピッチ(軟化点109℃、固定炭素計56
東星%、ギノリン不溶分4.2@汲%)に、60メツシ
ユ以細のノマルクメソフエーズをコールタールピッチ重
量の3重量%のけで添加して、バインダーピッチを調製
した。次いで、市販のニードル石油コークス(粒度配合
=8〜20メツシュ30取最%、20〜35メツシユ1
01 @%、iooメツシュ以細60 i量%)100
重猷部に対して、前記バインダーピッチを公取曾部添加
し、得られた混合物をニーグーに装填して、160℃で
1時間混線した。次いで、この混合物を押出成形(、良
に拶し、130℃で押出成形して押出体を得た。この押
出体を焼成炉中に入れ、200℃/時間の昇温速度で1
000℃まで昇温させた後、1000℃で1時間保持し
て焼成体を得た。次にこの焼成体を黒鉛化炉中で280
0℃にまで加熱して、黒鉛化された炭素成形品を製造し
た。
東星%、ギノリン不溶分4.2@汲%)に、60メツシ
ユ以細のノマルクメソフエーズをコールタールピッチ重
量の3重量%のけで添加して、バインダーピッチを調製
した。次いで、市販のニードル石油コークス(粒度配合
=8〜20メツシュ30取最%、20〜35メツシユ1
01 @%、iooメツシュ以細60 i量%)100
重猷部に対して、前記バインダーピッチを公取曾部添加
し、得られた混合物をニーグーに装填して、160℃で
1時間混線した。次いで、この混合物を押出成形(、良
に拶し、130℃で押出成形して押出体を得た。この押
出体を焼成炉中に入れ、200℃/時間の昇温速度で1
000℃まで昇温させた後、1000℃で1時間保持し
て焼成体を得た。次にこの焼成体を黒鉛化炉中で280
0℃にまで加熱して、黒鉛化された炭素成形品を製造し
た。
得られた炭素成形体の物性を表に示す。
例2
コールタールピッチ中に、)9ルクメソフエーズを5重
量%の班で添加した以外は、例1と同様にして炭素成形
体を製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
量%の班で添加した以外は、例1と同様にして炭素成形
体を製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
例3
コールタールピッチ中に、バルクメソフェーズを10@
量%の量で添加した以外は、例1と同様にして炭素成形
体を製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
量%の量で添加した以外は、例1と同様にして炭素成形
体を製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
例4
コールタールピッチ中に、バルクメソフェーズを15重
量%の量で添加した以外は、例1と同様にして炭素成形
体を製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
量%の量で添加した以外は、例1と同様にして炭素成形
体を製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
比較例1
コールタールピッチ中に、ノマルクメソフエーズを全く
添加しなかった以外は、例1と同様にして炭素成形体を
製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
添加しなかった以外は、例1と同様にして炭素成形体を
製造した。得られた炭素成形体の物性を表に示す。
表から以下のことがわかる。
a)バルクメソフェーズを予じめピッチ中に添加するこ
とにより、得られる炭素成形体の曲げ強度が著しく向上
するとともに、電気抵抗値の低下が認められる。
とにより、得られる炭素成形体の曲げ強度が著しく向上
するとともに、電気抵抗値の低下が認められる。
b)得られる炭素成形体の耐熱11J IE性に関して
は、予じめピッチ中に3〜5重量%のバルクメソフェー
ズを添加したバインダーピッチを用いた場合に耐熱衝撃
性は著しく向上するが、パルクメンフェーズの添加量が
10〜15鼠址%に達するとやや低下する傾向が認めら
れる。
は、予じめピッチ中に3〜5重量%のバルクメソフェー
ズを添加したバインダーピッチを用いた場合に耐熱衝撃
性は著しく向上するが、パルクメンフェーズの添加量が
10〜15鼠址%に達するとやや低下する傾向が認めら
れる。
C)嵩密度は、押出体、焼成体ならびに炭素成形体のい
ずれの場合にも、予じめピッチ中にバルクメソフェーズ
を添加することによって向上する。
ずれの場合にも、予じめピッチ中にバルクメソフェーズ
を添加することによって向上する。
出願人代即人 猪 股 清
手続補正書
昭和団年8月11日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第122565号
2、発明の名称
炭素成形体の製造方法
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
興亜石油株式会社
7、補正の対象
明細書の「発明の詳細な説明」の欄
8、補正の内容
l)明細番第3頁下から第4行において、「熱処質処理
」とあるな、「熱改質処理」と補正します。
」とあるな、「熱改質処理」と補正します。
2)明細書第6頁第5行において、「高ピンチ」とある
な、「硬ピンチ」と補正します。
な、「硬ピンチ」と補正します。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、石炭系ピッチまたは石油系ピッチと、炭素質骨材と
を混合し焼成して炭素成形体を製造するにあたり、ノぐ
ルクメンフエーズを、前記ピッチまたは炭素質骨材に予
じめ添加するかあるいは前記ピッチと炭素質骨材との混
合物に添加することを特徴とする炭素成形体の製造方法
。 2、バルクメソフェーズを予じめ石炭系ピッチまたは石
油系ピッチ中に添加することを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の炭素成形体の製造方法。 3、バルクメソフェーズを石炭系ピッチまたは石油系ピ
ッチの重量のI重量%以下の量で添加することを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の炭素成形体の製造方
法。 4、バルクメソ7エーズを石炭系ピッチまたは石油系ピ
ッチの@量の15重量%以下の量で添加することを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の炭素成形体の製造
方法。 5、バルクメソフェーズを石炭系ピッチまたは石油系ピ
ッチの重量の3〜5重量%の量で添加す条ことを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の炭素成形体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58122565A JPS6016806A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 炭素成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58122565A JPS6016806A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 炭素成形体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016806A true JPS6016806A (ja) | 1985-01-28 |
JPH0123405B2 JPH0123405B2 (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=14839034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58122565A Granted JPS6016806A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 炭素成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016806A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5147588A (en) * | 1989-06-16 | 1992-09-15 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Method of making carbon/carbon composite |
JPH069252A (ja) * | 1985-07-19 | 1994-01-18 | Acheson Ind Inc | 導電性コンクリート |
EP0717456A3 (en) * | 1988-06-08 | 1996-10-16 | Sharp Kk | Electrode and method for its preparation |
WO2007073793A1 (en) * | 2005-12-24 | 2007-07-05 | Pyongyang Technical Trading Centre | Flexible natural graphite material and flexible manufacturing method (process) and use thereof |
JP2008082583A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Babcock Hitachi Kk | 貫流式排熱回収ボイラおよびその運転方法、ならびに発電設備およびその運転方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5224211A (en) * | 1975-08-19 | 1977-02-23 | Kogyo Gijutsuin | Manufacture of carbon mold articles made from carbon or graphite stuck with methophase |
JPS54157791A (en) * | 1978-05-11 | 1979-12-12 | Kawatetsu Kagaku Kk | Manufacture of high density carbon material |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP58122565A patent/JPS6016806A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5224211A (en) * | 1975-08-19 | 1977-02-23 | Kogyo Gijutsuin | Manufacture of carbon mold articles made from carbon or graphite stuck with methophase |
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JP2008082583A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Babcock Hitachi Kk | 貫流式排熱回収ボイラおよびその運転方法、ならびに発電設備およびその運転方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0123405B2 (ja) | 1989-05-02 |
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