JPS60167623A - 方向比較継電方式 - Google Patents

方向比較継電方式

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JPS60167623A
JPS60167623A JP59019882A JP1988284A JPS60167623A JP S60167623 A JPS60167623 A JP S60167623A JP 59019882 A JP59019882 A JP 59019882A JP 1988284 A JP1988284 A JP 1988284A JP S60167623 A JPS60167623 A JP S60167623A
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JP
Japan
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relay
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internal
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伊藤 徳男
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、方向比較継電方式、特に活きている系統に故
障の存在する休止端を併入するに際し、故障点の発見を
容易にし得る休止端自動検出回路をそなえた方向比較継
電方式に関するものである。
〔発明の技術的背景と問題点〕
一般に搬送保護継電装置を用いた方向比較継電方式では
、区間内故障が発生した場合、故障検出継電器の動作と
故障方向検出継電器の動作との各条件を利用してトリッ
プ許容信号を対向端にて相互に送出し合い、この条件が
相互に確立した場合にのみ区間内故障と判定して故障区
間をトリップするようになされている。したがって系統
事情によって一端が休止した場合には、休止端側にて休
止している旨の回路条件をつ〈シ、誤動作防止を企画す
る必要がある。そして休止端側では送信灸5件として、
しゃ断器又は断路器が開放し母線と線路が切離されたこ
とを利用して、自端が休止状態の休止条件としている。
又、次の理由によfiPT電圧なしの場合も同様に休止
条件としている。
第1図は活きている系統に内部故障が内在する休止系統
を併入する場合の説明図でちる。第1図において、送電
線lの内部F、点に事故が内在する状態でA端のしゃ断
器2人を投入したとする。
なおA端には背後に電源3があるが、B端には背後に電
源がなく非電源とする。又、B端のしゃ断器2BはA端
のし中断器2人を投入する以前に、既に閉路しているも
のとする。したかりてA端のしゃ断器2人が投入される
と、背後電源3からは故障電流が矢印の如く流入し、A
端の保護継電装置4Aの内部検出要素が動作して対向端
子Bに対してトリップ許容信号を送出すると共に、自端
のトリップ企図を行なう。一方、対向端Bにおいては故
障電流が流れないため内外部各方向検出継電器は動作し
ない。しかもしゃ断器と断路器は共に閉路したままであ
るため、トリップ許容信号の送出も自端のトリップ企図
もできない。(自端子の非電源キャリア信号止め返し回
路は、不足電圧リレーが長時間動作したままなので通常
はロックされてしまい第1図のケースでは無効である。
)したがって自端からトリップ許容信号が発せられない
とA端もキャリアトリップができなくなり、F1点故障
除去はA端の後備保護に委ねることになって故障除去が
遅れることになる。そこで通常はFT!圧なしの時には
、不足電圧なしと云う条件でキャリアをトリップ許容側
に制御することが行なわれている。この制御によシ非電
源端の自端はトリップできないものの、電源端のA端は
トリップ可能となって内部故障F1は除去される。
第4図は自端休止検出回路であシ、しゃ断器のパレット
条件5と断路器のノ’?レット条件6との論理和によシ
タイマ7を駆動し、タイマ7の常開接点7aによシ補助
リレー8を駆動する。又、PT電圧なし時に閉成する不
足電圧リレーの接点9により、タイマ10が駆動され、
このタイマの常開接点10aにより補助リレー11が駆
動される。
第5図は自端休止条件の送信回路である。5p−8Nは
通信セットの制御端子で、この端子間が短絡されると送
信信号はトリップ許容側に制御され、開放されるとトリ
ップ阻止側に制御される。そして休止端通信制御用の常
閉接点12bと、しゃ断器、断路器又は不足電圧リレー
による自端休止検出リレーの常開接点3al+11at
により通信セットの制御端子SP −SN間が制御され
る。
一方、第6図の休止端送信制御回路では自端休止検出リ
レーの常開接点8az+11a2によシタイマ12が駆
動される。このタイマの常閉接点1’2 bは第5図の
通信セット制御回路に使われ、父、常開接点12aによ
り別のタイマ13が駆動される。
更にタイマ13の常開接点13aによシ補助リレー14
が駆動される。補助リレー14の常開接点14aは自己
保持に使用し、常閉接点14bはタイマ12及び13の
励磁を解くために使われる。
これらの応動を第7図のタイムチャートに示す。
第7図ではしゃ断器又は断路器が開放された場合の送信
信号の波形について示しているが、PT電圧なしを検出
して応動する条件の場合も同様の送信信号波形となる。
即ち、しゃ断器、断路器が開放されるか、PT電圧なし
となると、タイマ7又はタイマ10のいずれかが動作し
、これらが有する時限tl後に第5図図示の制御端子S
P −SN間が短絡されて、送信信号はトリップ許容と
なる。この許容信号はタイマ12の時限t3間送出され
、一旦阻止側にタイマ13の時限t3だけ制御された後
再び許容側に制御され、しゃ断器、断路器が投入され、
しかもFT加電圧確立するまで許容側に制御され続ける
したがって第1図のF1故障で自端子はしゃ断器と断路
器が共に投入されていても、PT電圧なし検出を継続し
ているので送信信号はトリ、グ許容側となシ、A端子は
瞬時にキャリアトリップ可能となっている。ここでPT
電圧彦しにより送信信号をトリップ許容側に制御しない
と、B側のしゃ断器及び断路器が投入されていることに
よシ、送信信号はトリップ阻止となシA端はキャリアト
リップ不能となる。したがってA端後備保護による限時
トリップに期待することになり、故障除去が極めて遅れ
てしまうことになる。
次に、第2図によpB端に外部故障が内在する場合の応
動について説明する。第2図の外部故障F!に対しA端
の背後電源からは図示矢印の如き故障電流が流れ、A端
の保護継電装置4Aの内部検出要素が動作することは第
1図の場合と同様である。
一方、自端では故障電流が図示矢印の如く流出するので
外部方向検出要素が動作するが、PT電圧なしを検出す
る不足電圧リレー9はA端のしゃ断器2人を投入する以
前から動作継続しておシ、送信信号はトリップ許容側に
制御されたままである。そのためA端は内部故障と判断
してキャリアトリップを行なうことになる。
第3図は区間外のし中断器2Cの操作によって休止系統
が併入される場合であり、B端の外部F。
に故障が内在していると、A端、B端の内部、外部方向
検出要素は第2図の場合と同様の応動をし、A端のしゃ
断器2人がキャリアトリップする。これらの各場合で内
部故障と判断してトリップを行なってしまうと、故障位
置を発見し、修復してからこの送電線を活かす作業にお
いて、故障位置の発見に著しく手間をかけることになっ
てしまう。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解決することを目的としてなされ
たものであり、休止系統を活きた系統に°併入するに際
し、区間内故障が内在する場合にトリップ可能とし、区
間外故障の場合は不動作とする方向比較継電方式を提供
することを目的とじて〔発明の概要〕 本発明では休止系統を活きた系統に併入するに際し、送
電線の保護区間外に故障が内在する場合は、不足電圧リ
レーによるキャリア制御を外部方向検出要素の応動によ
り阻止し、内部故障が内在する場合に限シトリツブを行
なうようにしようとするものである。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。第8図は本発明
による方向比較継電方式に適用される送信信号制御回路
の一実施例構成図である。第8図において第5図と同一
符号のものは同−又は同等の機能を有している。
なお、本実施例においては第8図の回路をB端に適用し
た例で説明する。
第8図において、15は外部方向短絡故障で動作する短
絡外部検出要素の常閉接点、16は外部方向地絡故障で
動作する地絡外部検出要素の常閉接点であシ、これらを
直列接続し、更に休止端送信制御用接点12bと、しゃ
断器、断路器の開放によシ閉成する接点8iI又はPT
電圧なしにより閉成する接点11 alによる従来回路
に接続している。したがって自端休止条件を送出する回
路は、短絡、地絡の各外部検出要素の常閉接点15.1
6によシ制御されることになシ、外部故障発生時には例
え不足電圧リレーが動作継続していても確実に阻止信号
送出が可能となる。即ち、第8図において不足電圧リレ
ーの接点11a1が閉成していても外部検出要素の常閉
接点15.16のいずれかが開放となり、送信信号制御
回路の5P−8N間を開放して阻止信号送出を可能とす
るためである。
第9図のタイムチャートにより、B端の送信信号とA端
のトリップとの関係を説明する。
第9図<、)は第1図に示す内部故障の場合の応動を示
している。この場合、故障点F1は保護区間内にあるた
めA端の内部方向検出要素が動作する。
一方、B端では外部方向検出要素15.16はいずれも
閉成されたままとなり、送信信号制御回路の5P−8N
間は短絡された状態が継続するので、A端子に対して許
容信号を送出し、A端子では内部方向検出要素の動作と
許容信号の受信の論理積条件が成立してキャリアトリッ
プが可能となる。
第9図(b)は第2図及び第3図に示すB端外部故障の
場合の応動を示している。この場合、故障点F2は保護
区間外にあるが、A端からの電流は内部方向へ流れるた
めに、A端の内部方向検出要素は動作状態になる。一方
、B端では外部方向検出要素の常閉接点15又は16の
いずれかが動作し、送信信号制御回路の5P−8N間が
開放されて阻止信号が送出される。したがってA端では
内部方向検出要素が動作するものの、阻止信号の受信に
よシトリツブ指令を発することはない。なお、内部方向
検出要素と外部方向検出要素の動作連間と感度の協調は
方向比較方式の基本として当然どられていることは云う
までもない。
第10図は本発明による方向比較継電方式に適用される
送信信号制御回路の他の実施例構成図である。第10図
において17は内部方向短絡故障検出要素の常開接点、
18#−1:内部方向地絡故障検出要素の常開接点、1
9は短絡故障時にのみ動作して短絡優先を実現させる常
閉接点であり、その他の構成は第8図と同様である。図
かられかるように従来の方向比較継電方式に容易に対応
可能なことを示している。
要するにPT電圧なしによシキャリア制御する条件を外
部検出要素の応動により阻止する回路であれば種々変形
して適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば活きた系統に対して
休止系統を併入するに際し、送電線の区間外に故障が内
在している場合は外部方向検出要素によって不足電圧リ
レーによるキャリア制御信号を阻止するように構成した
ので、休止系統内に故障が内在していた場合、夫々の区
間のキャリアトリラグが内部故障でのみ動作可能となシ
、故障点の判定を誤らせることなく、迅速な故障復旧を
行なわせることの可能な方向比較継電方式を提供できる
【図面の簡単な説明】 第1図は活きている系統に内部故障が内在する休止系統
を併入する場合の説明図、第2図及び第3図は外部故障
が内在する休止系統を併入する場合の説明図、第4図は
自端の休止検出回路図、第5図は自端休止条件の送信回
路図、第6図は休止端送信制御回路図、第7図は動作説
明のためのタイムチャート、第8図は本発明による方向
比較継電方式に適用される送信信号制御回路の一実施例
構成図、第9図は動作説明のためのタイムチャートであ
る。 1・・・送電線 2A、2B・・・しゃ断器3・・・電
源 4A、4B・・・保護継電装置5・・・しゃ断器の
i4レットスイッチ6・・・継路器のi4レットスイッ
チ 7.10,12.13・・・タイマー 8 、11 、1−4・・・補助リレー特許出願人 東
京芝浦電気株式会社 第6図 第7図 第8図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自端のし中断器または断路器が開放している場合または
    不足電圧継電器の動作によシ自端の電圧なしを検出して
    いる場合に自端が休止中であるとして対向端に休止信号
    を送出する休止端検出回路をそなえた方向比較継電方式
    において、外部方向継電器が不動作中のみ休止信号送出
    を有効とすると共に、外部方向継電器が動作した場合は
    送出信号をトリップ阻止側に制御することを特徴とする
    方向比較継電方式。
JP59019882A 1984-02-08 1984-02-08 方向比較継電装置 Expired - Lifetime JP2644987B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513063A (ja) * 1974-06-26 1976-01-12 Hitachi Ltd Toransufuaafuiidoniokeru sofutoankuranpusochi
JPS54153253A (en) * 1978-05-24 1979-12-03 Toshiba Corp Protection relay system
JPS55160928A (en) * 1979-05-31 1980-12-15 Tokyo Shibaura Electric Co Carrier protecting relay
JPS5836124A (ja) * 1981-08-28 1983-03-03 株式会社日立製作所 電流差動継電装置

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