JPS60166694A - オリゴヌクレオチド誘導体およびその製造法 - Google Patents
オリゴヌクレオチド誘導体およびその製造法Info
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- JPS60166694A JPS60166694A JP59022474A JP2247484A JPS60166694A JP S60166694 A JPS60166694 A JP S60166694A JP 59022474 A JP59022474 A JP 59022474A JP 2247484 A JP2247484 A JP 2247484A JP S60166694 A JPS60166694 A JP S60166694A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
発明の背景
技術分野
本発明は、一般に、オリゴヌクレオチド誘導体に関する
。さらに具体的には、本発明は、ヌクレオチドの31−
末端延長上に適当な長さのスペーサ(4) −を介して保護されたアミノ基を導入してなるオリゴヌ
クレオチド誘導体に関する。本発明は、また、このよう
なオリゴヌクレオチド誘導体の製造方法にも関する。 先行技術 近年、核酸の化学合成は新しい保護基の導入あるいはト
リエステル法、ホスファイト法等の新しい縮合法の開発
により飛躍的に発展している。また、遺伝子工学の急速
な進歩とあいまって、核酸の化学合成がこの分野でも重
要な意義をもつようになってきた。例えば、人工遺伝子
を合成し、遺伝子組換え操作を利用して有用物質の生産
が行なわれている(ヒト成長ホルモン: Nature
、 281 。 544(1979)、白血球由来インターフェロン;N
ature、 287.411(1980))。また、
ハイブリッド法のためのプローブとしての例(Nucl
、 Ac1dsRθB、、 9.879(1981))
、あるいはmRNA または一本鎖DNAから逆転写酵
素あるいはDNAポリメラーゼによって二本鎖DNAを
合成する際に必要な鋳型DNAに相補的なりNA断片(
プライマー)として利用する例(Nucl、 AQld
B Res、、 s、 4057(1980) )、等
の応用例もある。さらには、核酸を結合させたアフイニ
テイクロマトグラフイー用樹脂として、オリゴ(dT)
−セルロースまたはポリ(0)−アガロースカラムを使
って31−末端にポリ(ACを含むRNムを単離すると
いう応用例(J、 Biochem、、 81゜941
(1977) )もある。 このように、核酸の有機化学的合成手段は、遺伝子工学
、分子生物学等の分野の研究に多大な寄与をもたらすも
のである。 本発明者らは、現在まで、種々のオリゴヌクレオチドの
合成を行tIcってその応用を検討してきたが、特にア
フイニテイクロマトグラフイー用樹脂あるいは非放射性
アフイニテイグローブ等を開発すべく鋭意努力を重ねた
結果、こねまでにとわらの製造の際に有用な中間となる
51−アミノアルキルオリゴヌクレオチド誘導体を見出
した(特願昭57−138136号、4?願昭58−2
04304号、特願昭58−204305号および特願
昭58−204306号)。 今回、本発明者らはさらに別の部位に官能基を導入すべ
く鋭意研究を行なった結果、新たに有用な中間となる3
1−アミノアルキル−オリゴヌクレオチド誘導体を見出
した。 要旨 本発明によるオリゴヌクレオチド誘導体は、下式〔■〕
で示されるものであること、を特徴とするものである。 また、本発明によるオリゴヌクレオチド誘導体の製造法
は、下式
。さらに具体的には、本発明は、ヌクレオチドの31−
末端延長上に適当な長さのスペーサ(4) −を介して保護されたアミノ基を導入してなるオリゴヌ
クレオチド誘導体に関する。本発明は、また、このよう
なオリゴヌクレオチド誘導体の製造方法にも関する。 先行技術 近年、核酸の化学合成は新しい保護基の導入あるいはト
リエステル法、ホスファイト法等の新しい縮合法の開発
により飛躍的に発展している。また、遺伝子工学の急速
な進歩とあいまって、核酸の化学合成がこの分野でも重
要な意義をもつようになってきた。例えば、人工遺伝子
を合成し、遺伝子組換え操作を利用して有用物質の生産
が行なわれている(ヒト成長ホルモン: Nature
、 281 。 544(1979)、白血球由来インターフェロン;N
ature、 287.411(1980))。また、
ハイブリッド法のためのプローブとしての例(Nucl
、 Ac1dsRθB、、 9.879(1981))
、あるいはmRNA または一本鎖DNAから逆転写酵
素あるいはDNAポリメラーゼによって二本鎖DNAを
合成する際に必要な鋳型DNAに相補的なりNA断片(
プライマー)として利用する例(Nucl、 AQld
B Res、、 s、 4057(1980) )、等
の応用例もある。さらには、核酸を結合させたアフイニ
テイクロマトグラフイー用樹脂として、オリゴ(dT)
−セルロースまたはポリ(0)−アガロースカラムを使
って31−末端にポリ(ACを含むRNムを単離すると
いう応用例(J、 Biochem、、 81゜941
(1977) )もある。 このように、核酸の有機化学的合成手段は、遺伝子工学
、分子生物学等の分野の研究に多大な寄与をもたらすも
のである。 本発明者らは、現在まで、種々のオリゴヌクレオチドの
合成を行tIcってその応用を検討してきたが、特にア
フイニテイクロマトグラフイー用樹脂あるいは非放射性
アフイニテイグローブ等を開発すべく鋭意努力を重ねた
結果、こねまでにとわらの製造の際に有用な中間となる
51−アミノアルキルオリゴヌクレオチド誘導体を見出
した(特願昭57−138136号、4?願昭58−2
04304号、特願昭58−204305号および特願
昭58−204306号)。 今回、本発明者らはさらに別の部位に官能基を導入すべ
く鋭意研究を行なった結果、新たに有用な中間となる3
1−アミノアルキル−オリゴヌクレオチド誘導体を見出
した。 要旨 本発明によるオリゴヌクレオチド誘導体は、下式〔■〕
で示されるものであること、を特徴とするものである。 また、本発明によるオリゴヌクレオチド誘導体の製造法
は、下式
〔0〕で示される化合物と下式〔■〕で示され
る化合物とを固化合物の水酸基においてリン酸基を介し
て結合させて、下式〔■〕で示されるオリゴデオキシリ
ボヌクレオチドを得ろこと、を特徴とするものである。 さらに、また、本発明e−「ζe、ヌクレオチド誘導体
の製造法は、下式〔O1〕で示される化合物のR4が水
素であるものと化合物〔I〕とを縮合剤の存在下に結合
させて下式〔■〕で示されるオリゴデオキシリボヌクレ
オチドを得ること、を特徴とするものである。なお、こ
の製造法は、後記したところから明らかなように、上記
の第一の製造法の(7) 一実楕態様に係るものである。 R2−NH−R’ + OF(CI) 〔ただし、mは任意の自然数であり ROはリン酸基の
保護基であり、R1は2価の直鎖または分岐鎖の炭化水
素残基であり R2は水素またはアミノ基の保護基であ
り R3は水素または51−水酸基の保護基であり R
4は水素またはリン酸基の保護基であり、]31はヌク
レオチドを構成する塩基であって必要に応じて保護され
たものである( BlおよびRoが複数個存在するとき
は、それらは同一でも異(8) なってもよい)。〕 効果 本発明の方法によって製造されたオリゴデオキシリボヌ
クレオチド銹導体は、下肥の特徴をもつアミノアルキル
オリゴヌクレオチドを合成する際の重要な中間体となる
もので力、る。 (+1 いかなる塩基配列を有するアフィニティークロ
マトグラフ用オリゴヌクレオチド樹脂や非放射性ハイブ
リダイゼイションブローブも製造スることができる。 (2)合成が非常に簡単であって、大量合成が可能であ
る。 (3)該オリゴヌクレオチドはその中に存在する他の官
能基(水酸基、リン酸基および塩基部分のアミン基など
)よりも反応性が高い一級アミン基を有するので、反応
条件等の設定により他の化合物を選択的にアミノ基部分
と結合させることが可能である。 (4)本発明者らのさきVC桿案した51−アミノアル
キル−オリゴヌクレオチドと対をなす化合物として、研
究上および応用面上重要である。 (5)s’−末端側が普通のオリゴヌクレオチドと同様
に利用でき、たと支ば〔32P〕によりラベル化が可能
である。 (613’−アミノアルキル−オリゴヌクレオチドと5
′−アミノアルキル−オリゴヌクレオチドを糾み合せて
使用することができる。たとえば、標識物質(たと身ば
ビオチン、2,4−ジニトロフェニル基t【ど)をそれ
ぞわのアミノ誘導体に付加後、リンカ−として天然のD
NAに結合させ、それぞれの標識物質の性質を利用して
特定のDNAを分離または検出する。 (7)前記の本発明者らの提案した51−アミノアルキ
ル−オリゴヌクレオチドの合成方法を和み合せることに
より、本発明オリゴヌクレオチドの51−末端にもアミ
ノアルキル基を導入することができる。このビス−アミ
ノ誘導体は標識物質を2倍付加できるので、その標識物
質による検出感度を倍に高めたり、異なる標識物質を導
入して2つの検出方法を利用できるようにするととが可
能である。 本発明によるオリゴヌクレオチド誘導体は、前記の式〔
■〕で示されるものである(以下、化合物〔■〕という
)。 1 シトの31−および51−水酸基を除いたデオキシリボ
ヌクレオシド残基を示すのに慣用されているものであっ
て、具体的には下Mfの′NR造のものである。 B+ 置換基B1は、ヌクレオチドを構成する塩基であって必
要に応じて保護されたもの、を示す。B1の具体例は、
通常はそれぞれアシル化されたアデニン(通常ハN6−
ヘンゾイルアデニン)、シトシン(通常はR6−ベンゾ
イルシトシン)およびグアニン(通常はN−インブチリ
ルグアニン)、あるいはチミン(保護不要)である。化
合物Cnl中に131(11) が複数個存在するときは、それらは同一でも異なっても
よい。 mは自然数を示し、化合物〔■〕の重合度を示すもので
ある。その場合のmは、合成および精製が可能ならばい
かなる数でもよいが、実用的には1〜40程度、特に1
〜20程度、である。 基ROはリン酸基の保護基であって、通常オルトクロロ
フェニル基またはパラクロロフェニル基カ用いられる。 基Rは、化合物[]T1のリン酸部分と保護されたアミ
ノ遅部分とな連結する二価の直鎖または分岐鎖の炭化水
素残基である。この部分は、ヌクレオチド鎖の延長時お
よび脱保護の際に影響をおよぼさずかつそのφ件で安定
であればいかなるものでもよい。特に、炭素数2〜20
程度の直鎖または分岐鎖のアルキレン基が適当である。 基R2は水素またはアミノ基の保膿基であって、通常ト
リフルオロアセチル基またはオルトニトロフェニルスル
フェニル基が用いられる。本化合物の応用の面から、R
2はR4脱離の際安定でありか(■2) つオリゴヌクレオチド部分が安定なままで脱離できるも
ので))ねばよい。 基R3は、水素またはオリゴヌクレオナト合成の際に用
いられる51−末端水酸基の保護基であって、通常ジメ
トキシトリチル基である。 一般的説明 化合物〔■〕、すなわち本発明によるヌクレオチド誘導
体は、合目的的tx任意の方法によって合成することが
できる。 デオキシオリゴリボヌクレオチドの合成法は既に各種の
ものが公知であって、保護基の種類およびその櫓人ない
し除去tjらびに縮合その他についての詳細は核酸の化
学合成に関する放置や総説、たとえば「ヌクレオシド・
ヌクレオチドの合成」(丸善1977年)、「核酸有機
化学」(化学同人1979年)、「核酸」(朝食書店1
979年)、Tetrahedron、 34.31(
1978) 、有金化、34.723(1978)およ
び化学の領域、封、 566(1979)等、を参照さ
れたい。 一つの好ましい方法は、前記式
る化合物とを固化合物の水酸基においてリン酸基を介し
て結合させて、下式〔■〕で示されるオリゴデオキシリ
ボヌクレオチドを得ろこと、を特徴とするものである。 さらに、また、本発明e−「ζe、ヌクレオチド誘導体
の製造法は、下式〔O1〕で示される化合物のR4が水
素であるものと化合物〔I〕とを縮合剤の存在下に結合
させて下式〔■〕で示されるオリゴデオキシリボヌクレ
オチドを得ること、を特徴とするものである。なお、こ
の製造法は、後記したところから明らかなように、上記
の第一の製造法の(7) 一実楕態様に係るものである。 R2−NH−R’ + OF(CI) 〔ただし、mは任意の自然数であり ROはリン酸基の
保護基であり、R1は2価の直鎖または分岐鎖の炭化水
素残基であり R2は水素またはアミノ基の保護基であ
り R3は水素または51−水酸基の保護基であり R
4は水素またはリン酸基の保護基であり、]31はヌク
レオチドを構成する塩基であって必要に応じて保護され
たものである( BlおよびRoが複数個存在するとき
は、それらは同一でも異(8) なってもよい)。〕 効果 本発明の方法によって製造されたオリゴデオキシリボヌ
クレオチド銹導体は、下肥の特徴をもつアミノアルキル
オリゴヌクレオチドを合成する際の重要な中間体となる
もので力、る。 (+1 いかなる塩基配列を有するアフィニティークロ
マトグラフ用オリゴヌクレオチド樹脂や非放射性ハイブ
リダイゼイションブローブも製造スることができる。 (2)合成が非常に簡単であって、大量合成が可能であ
る。 (3)該オリゴヌクレオチドはその中に存在する他の官
能基(水酸基、リン酸基および塩基部分のアミン基など
)よりも反応性が高い一級アミン基を有するので、反応
条件等の設定により他の化合物を選択的にアミノ基部分
と結合させることが可能である。 (4)本発明者らのさきVC桿案した51−アミノアル
キル−オリゴヌクレオチドと対をなす化合物として、研
究上および応用面上重要である。 (5)s’−末端側が普通のオリゴヌクレオチドと同様
に利用でき、たと支ば〔32P〕によりラベル化が可能
である。 (613’−アミノアルキル−オリゴヌクレオチドと5
′−アミノアルキル−オリゴヌクレオチドを糾み合せて
使用することができる。たとえば、標識物質(たと身ば
ビオチン、2,4−ジニトロフェニル基t【ど)をそれ
ぞわのアミノ誘導体に付加後、リンカ−として天然のD
NAに結合させ、それぞれの標識物質の性質を利用して
特定のDNAを分離または検出する。 (7)前記の本発明者らの提案した51−アミノアルキ
ル−オリゴヌクレオチドの合成方法を和み合せることに
より、本発明オリゴヌクレオチドの51−末端にもアミ
ノアルキル基を導入することができる。このビス−アミ
ノ誘導体は標識物質を2倍付加できるので、その標識物
質による検出感度を倍に高めたり、異なる標識物質を導
入して2つの検出方法を利用できるようにするととが可
能である。 本発明によるオリゴヌクレオチド誘導体は、前記の式〔
■〕で示されるものである(以下、化合物〔■〕という
)。 1 シトの31−および51−水酸基を除いたデオキシリボ
ヌクレオシド残基を示すのに慣用されているものであっ
て、具体的には下Mfの′NR造のものである。 B+ 置換基B1は、ヌクレオチドを構成する塩基であって必
要に応じて保護されたもの、を示す。B1の具体例は、
通常はそれぞれアシル化されたアデニン(通常ハN6−
ヘンゾイルアデニン)、シトシン(通常はR6−ベンゾ
イルシトシン)およびグアニン(通常はN−インブチリ
ルグアニン)、あるいはチミン(保護不要)である。化
合物Cnl中に131(11) が複数個存在するときは、それらは同一でも異なっても
よい。 mは自然数を示し、化合物〔■〕の重合度を示すもので
ある。その場合のmは、合成および精製が可能ならばい
かなる数でもよいが、実用的には1〜40程度、特に1
〜20程度、である。 基ROはリン酸基の保護基であって、通常オルトクロロ
フェニル基またはパラクロロフェニル基カ用いられる。 基Rは、化合物[]T1のリン酸部分と保護されたアミ
ノ遅部分とな連結する二価の直鎖または分岐鎖の炭化水
素残基である。この部分は、ヌクレオチド鎖の延長時お
よび脱保護の際に影響をおよぼさずかつそのφ件で安定
であればいかなるものでもよい。特に、炭素数2〜20
程度の直鎖または分岐鎖のアルキレン基が適当である。 基R2は水素またはアミノ基の保膿基であって、通常ト
リフルオロアセチル基またはオルトニトロフェニルスル
フェニル基が用いられる。本化合物の応用の面から、R
2はR4脱離の際安定でありか(■2) つオリゴヌクレオチド部分が安定なままで脱離できるも
ので))ねばよい。 基R3は、水素またはオリゴヌクレオナト合成の際に用
いられる51−末端水酸基の保護基であって、通常ジメ
トキシトリチル基である。 一般的説明 化合物〔■〕、すなわち本発明によるヌクレオチド誘導
体は、合目的的tx任意の方法によって合成することが
できる。 デオキシオリゴリボヌクレオチドの合成法は既に各種の
ものが公知であって、保護基の種類およびその櫓人ない
し除去tjらびに縮合その他についての詳細は核酸の化
学合成に関する放置や総説、たとえば「ヌクレオシド・
ヌクレオチドの合成」(丸善1977年)、「核酸有機
化学」(化学同人1979年)、「核酸」(朝食書店1
979年)、Tetrahedron、 34.31(
1978) 、有金化、34.723(1978)およ
び化学の領域、封、 566(1979)等、を参照さ
れたい。 一つの好ましい方法は、前記式
〔0〕の化合物の31−
水酸基を2価のリン酸化剤でリン酸化し、続いてそこへ
化合物CI]を結合させることからなるものである(第
1図)。好ましい方法の他の一つは、通常のオリゴヌク
レオチド合成に用いられる完全に保護された化合物〔O
L〕のR4を除去し、縮合剤の存在下に化合物〔I〕を
結合させることがらt「る方法である(第2図)。また
、mが大きい数の化合物を合成する場合は、第1図ある
いは第2図の方法も利用できるが、舶1図あるいは第2
図の方法で合成した化合物〔■〕と化合物〔OL〕とを
縮合剤の存在下に縮合させて、より重合奪の高い化合物
〔■〕としてもよい(第3図)。 化合物(01および[:OL]7.rらびにその合成式
水酸基を2価のリン酸化剤でリン酸化し、続いてそこへ
化合物CI]を結合させることからなるものである(第
1図)。好ましい方法の他の一つは、通常のオリゴヌク
レオチド合成に用いられる完全に保護された化合物〔O
L〕のR4を除去し、縮合剤の存在下に化合物〔I〕を
結合させることがらt「る方法である(第2図)。また
、mが大きい数の化合物を合成する場合は、第1図ある
いは第2図の方法も利用できるが、舶1図あるいは第2
図の方法で合成した化合物〔■〕と化合物〔OL〕とを
縮合剤の存在下に縮合させて、より重合奪の高い化合物
〔■〕としてもよい(第3図)。 化合物(01および[:OL]7.rらびにその合成式
〔0〕および〔01〕で示される化合物(以下、それぞ
れ化合物
れ化合物
〔0〕および(o”Iという)は、前記の式で
示されるものである。m、R’、R3およびBlは化合
物(IT〕について前記した通りに定義されるものであ
りR4は水素またはリン酸基の保護基である。保護基と
してのR4は他のすべての保護基が安定な条件で容易に
リン酸ジエステルを与えるものであればよ(、このよう
な要求を満たすものとしてシアノエチル基が賞用されて
いる。 式
示されるものである。m、R’、R3およびBlは化合
物(IT〕について前記した通りに定義されるものであ
りR4は水素またはリン酸基の保護基である。保護基と
してのR4は他のすべての保護基が安定な条件で容易に
リン酸ジエステルを与えるものであればよ(、このよう
な要求を満たすものとしてシアノエチル基が賞用されて
いる。 式
〔0〕および〔OI〕の化合物は、通常のオリゴヌク
レオチドの合成法によって合成することができる。詳細
は前記の文献や放置に示されている。本発明でもこれら
の公知方法に従って反応を進めることができる。 化合物〔■〕およびその合成 式〔■〕で示される化合物(以下、化合物[11という
)はアミノ基が場合によって保護されたアミノアルキレ
ンアルコール(NH2+ R1−OH)であり、このア
ルコール化合物のアミノ基をR2で保護することにより
得ることができる。なお、アミノアルキルアルコールに
ついては R1が02〜012のもの前阿己のように、
化合物〔■〕は、上記化合物
レオチドの合成法によって合成することができる。詳細
は前記の文献や放置に示されている。本発明でもこれら
の公知方法に従って反応を進めることができる。 化合物〔■〕およびその合成 式〔■〕で示される化合物(以下、化合物[11という
)はアミノ基が場合によって保護されたアミノアルキレ
ンアルコール(NH2+ R1−OH)であり、このア
ルコール化合物のアミノ基をR2で保護することにより
得ることができる。なお、アミノアルキルアルコールに
ついては R1が02〜012のもの前阿己のように、
化合物〔■〕は、上記化合物
〔0〕と化合物CI〕とを
両化合物の水酸基においてリン酸基を介して結合させる
ことによって、あるいは(15) 化合物〔O1〕と化合物mとを縮合剤を用いて結合させ
ることによって、製造することができる。 具体的には、たと★げ、その一実施態様(第1図)は、
両化合物の一方、たとえば化合物
両化合物の水酸基においてリン酸基を介して結合させる
ことによって、あるいは(15) 化合物〔O1〕と化合物mとを縮合剤を用いて結合させ
ることによって、製造することができる。 具体的には、たと★げ、その一実施態様(第1図)は、
両化合物の一方、たとえば化合物
〔0〕の3I−水酸基
な二価のリン酸化試薬 トリアゾールまたはベンゾトリアゾール等))でリン酸
化し、続いてこれを他力の化合物すt【わち化合物〔I
〕と反応させることよりなるものである。 適当な二価のリン酸化試薬としては、ホスホジトリアゾ
リド、ホスホジクロリドまたはホスホベンシトリアゾリ
ド等がある。 化合物中いずれかが既にその水酸基K IJン酸基を有
するものである場合は、縮合剤を用いて結合させること
によりこの反応を行なうことができる。 その場合の実施態様は、第2図に示した通りである。こ
の実施態様は化合物
な二価のリン酸化試薬 トリアゾールまたはベンゾトリアゾール等))でリン酸
化し、続いてこれを他力の化合物すt【わち化合物〔I
〕と反応させることよりなるものである。 適当な二価のリン酸化試薬としては、ホスホジトリアゾ
リド、ホスホジクロリドまたはホスホベンシトリアゾリ
ド等がある。 化合物中いずれかが既にその水酸基K IJン酸基を有
するものである場合は、縮合剤を用いて結合させること
によりこの反応を行なうことができる。 その場合の実施態様は、第2図に示した通りである。こ
の実施態様は化合物
〔0〕がその3′−末端においてリ
ン酸基を有する場合に関するが、そのようなヌクレオチ
ド化合物はその31−末端リン酸基(16) が保護されたもの、従って完全に保護されたオリゴヌク
レオチド、として入手されることが多い(もっとも、化
合物
ン酸基を有する場合に関するが、そのようなヌクレオチ
ド化合物はその31−末端リン酸基(16) が保護されたもの、従って完全に保護されたオリゴヌク
レオチド、として入手されることが多い(もっとも、化
合物
〔0〕での化合物は保護基に相当する基が水素であ
る場合をも包含している)。そのような完全に保護され
た化合物
る場合をも包含している)。そのような完全に保護され
た化合物
〔0〕由来のオリゴヌクレオチドは、式〔OL
〕で示されるものである(上記と同様、リン酸基保護基
R4は水素で)、る場合を包含している)。R4が水素
でない場合の脱保護は、R4の種類に応じて適当な方法
を選べばよい。 たとえば、化合物〔O1〕のリン酸基保護基R4はシア
ノエチル基であることがふつうであって、その除去はた
とえば化合物〔01〕をピリジン−水−トリエチルアミ
ン(31111)で処理することによって行なうことが
できる。 上記の方法において、縮合剤としてはこの種反応に使用
しうるものとして種々のものが知られているカ、トリイ
ソプロビルベンゼンスルホニルテトラソリド、メンチレ
ンスルホニルテトラゾリドおよびメシチレンスルホニル
ニトロトリアゾリドが好ましい。 化合物[H]のうち鎖長が長いもの(rn>t)、すt
【わち化合物[H1〕(nは自然数(実用的には2〜4
0))の合成の場合は、化合物CI〕と化合物〔OI〕
との縮合をくり返す方法が好ましい。 すなわち、その場合の実施態様は第3図に示した通りで
あるが、化合物(rr〕(m −t )のR3を除去し
たものと、化合物〔01〕のR4を除去したものを縮合
剤を用いて縮合させ鎖長を延長する。鎖長の延長された
化合物〔■1〕は、さらにR3な除去し、化合物[o’
〕のR4を除去したものと縮合をくり返して、目的の鎖
長のオリゴヌクレオチドとする。縮合剤としては、上記
したものが好ましい。また、pが十分に大きい化合物〔
■りを得るには、七ツマ−(m−3n==l)を順次縮
合させるよりも、それらのオリゴマーないしブロック同
志の結合を行なうのが好ましい。これは縮合の回数が少
なくてすむこと、精製が容易なことなどによるものであ
る。 第1図のフローチャートに従って、本発明の化合物(図
中の化合物〔■〕)を製造した。 第1図で、記号は下記の意味をもつ。 R4シアノエチル R3ジメトキシトリチル Ro オルトクロロフェニル x−p−x二価のリン酸化剤(XはトリアゾールOR0
またはベンゾトリアゾールを示す)化合物〔■〕の合成 実施例1 ピリジン共沸により無水にした化合物[0”l(B’m
N’ −ヘ、/ ”/ イル’/ ) ’;’ 7、
m−1) (s9omg。 1.411IM )K、O−pロロフェニルホスホジベ
ンゾトリアゾリドのジオキサン溶液(7m+L/mM、
1.smM)を加えて2時間反応させる。TLOによ
り反応の完了を確認した後、ビリジ/共沸およびトルエ
ン共沸により無水にした化合物(D ()リフルオロア
セチル−6−アミンヘキサノール、53omg。 2.5 mM )およびl−メチルイミダール(201
)μm、2.5 mM )を加え、室温で一夜反応させ
る。反応終了後、溶媒を留去し、クロロホルム(30m
l)で抽出し、水、0.5Mリン酸二水素ナトリウム水
溶液、飽和炭酸水素す) IJウムおよび水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。クロロホルムを留去後
、シリカゲルショートカラム(50cm”、メタノール
−クロロホルム、0→4%)で精製して、目的とする化
合物[II] (B’−N−ベンゾイルシトシン、mm
1 )を得た。なお目的化合物の確聞は、NMRによ
り行なった。 以下同様にして、化合物〔■〕に相当する化合物(実施
例2〜6)を合成した。実施例の塩基、m。 M換基および収率を表1に示す。 第 1 表 上表中、各記号は下記を意味する。 Tfa )リフルオロアセチル Npθ オルトニトロスルフェニル AB Z N 6−ベンゾイルアデニン(3B Z N
6−ベンゾイルシトシンT チミン 実施例7 実施例4で合成した化合物(rr)(B’−Nベンゾイ
ル7デニン、m−1,5go mg 、 0.48 m
M )を取り、2%−ベンゼンスルホン酸のクロロホル
ム−メタノール(7! 3y/い溶液(101111)
中で、室温にて3分間で脱トリチル化する。飽和炭酸水
素ナトリウムおよび水で洗浄後、クロロホルムを留去す
る。これに、化合物[:O1] (Bl = N−ベン
ゾイルアデニン、n −2) (1,03g、 0.7
2 mM)をピリジ/−トリエチルアばンー水(a I
111”/y )20 mlで室温で30分処理して
R3を除去しかつ溶媒を完全に留去したものを加えて共
沸させて無水とする。これに無水ピリジン(5ml )
およびメシチレンスルホニルニトロトリアゾリド(以下
MSNTと記す) (43(l mg、1.44111
M )を加エテ、2時間反応させろ。薄層クロマトグラ
フィーで反応の完了を確認した後、濃縮する。トルエン
共沸によりピリジンを除去したのち、2%ベンゼンスル
ホン酸のクロロホルム−メタノール(7= 3 v/v
)溶n処理(6ml、室温、5分間)して、脱トリチル
化する。常法により抽出し、シリカゲルで精製して、に
4的の化合物(ITI’) (Bl −N−ベンゾイル
アデニン、p−3、R3−H)を得る。収量−410m
g(0,23mM )、48%。 以下同様にして、化合物〔■1〕に相当する化合物(舅
施例8〜(2)を合成した。実施例でのn、m、地基醍
1列および収率をw2表に示す。 ツ2表 ただし、実施例7〜IOはR”、+wHであり、実施例
11および12は反応後の脱トリチル化を行なわずに精
製したもの(R3−DMTr )である。
〕で示されるものである(上記と同様、リン酸基保護基
R4は水素で)、る場合を包含している)。R4が水素
でない場合の脱保護は、R4の種類に応じて適当な方法
を選べばよい。 たとえば、化合物〔O1〕のリン酸基保護基R4はシア
ノエチル基であることがふつうであって、その除去はた
とえば化合物〔01〕をピリジン−水−トリエチルアミ
ン(31111)で処理することによって行なうことが
できる。 上記の方法において、縮合剤としてはこの種反応に使用
しうるものとして種々のものが知られているカ、トリイ
ソプロビルベンゼンスルホニルテトラソリド、メンチレ
ンスルホニルテトラゾリドおよびメシチレンスルホニル
ニトロトリアゾリドが好ましい。 化合物[H]のうち鎖長が長いもの(rn>t)、すt
【わち化合物[H1〕(nは自然数(実用的には2〜4
0))の合成の場合は、化合物CI〕と化合物〔OI〕
との縮合をくり返す方法が好ましい。 すなわち、その場合の実施態様は第3図に示した通りで
あるが、化合物(rr〕(m −t )のR3を除去し
たものと、化合物〔01〕のR4を除去したものを縮合
剤を用いて縮合させ鎖長を延長する。鎖長の延長された
化合物〔■1〕は、さらにR3な除去し、化合物[o’
〕のR4を除去したものと縮合をくり返して、目的の鎖
長のオリゴヌクレオチドとする。縮合剤としては、上記
したものが好ましい。また、pが十分に大きい化合物〔
■りを得るには、七ツマ−(m−3n==l)を順次縮
合させるよりも、それらのオリゴマーないしブロック同
志の結合を行なうのが好ましい。これは縮合の回数が少
なくてすむこと、精製が容易なことなどによるものであ
る。 第1図のフローチャートに従って、本発明の化合物(図
中の化合物〔■〕)を製造した。 第1図で、記号は下記の意味をもつ。 R4シアノエチル R3ジメトキシトリチル Ro オルトクロロフェニル x−p−x二価のリン酸化剤(XはトリアゾールOR0
またはベンゾトリアゾールを示す)化合物〔■〕の合成 実施例1 ピリジン共沸により無水にした化合物[0”l(B’m
N’ −ヘ、/ ”/ イル’/ ) ’;’ 7、
m−1) (s9omg。 1.411IM )K、O−pロロフェニルホスホジベ
ンゾトリアゾリドのジオキサン溶液(7m+L/mM、
1.smM)を加えて2時間反応させる。TLOによ
り反応の完了を確認した後、ビリジ/共沸およびトルエ
ン共沸により無水にした化合物(D ()リフルオロア
セチル−6−アミンヘキサノール、53omg。 2.5 mM )およびl−メチルイミダール(201
)μm、2.5 mM )を加え、室温で一夜反応させ
る。反応終了後、溶媒を留去し、クロロホルム(30m
l)で抽出し、水、0.5Mリン酸二水素ナトリウム水
溶液、飽和炭酸水素す) IJウムおよび水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。クロロホルムを留去後
、シリカゲルショートカラム(50cm”、メタノール
−クロロホルム、0→4%)で精製して、目的とする化
合物[II] (B’−N−ベンゾイルシトシン、mm
1 )を得た。なお目的化合物の確聞は、NMRによ
り行なった。 以下同様にして、化合物〔■〕に相当する化合物(実施
例2〜6)を合成した。実施例の塩基、m。 M換基および収率を表1に示す。 第 1 表 上表中、各記号は下記を意味する。 Tfa )リフルオロアセチル Npθ オルトニトロスルフェニル AB Z N 6−ベンゾイルアデニン(3B Z N
6−ベンゾイルシトシンT チミン 実施例7 実施例4で合成した化合物(rr)(B’−Nベンゾイ
ル7デニン、m−1,5go mg 、 0.48 m
M )を取り、2%−ベンゼンスルホン酸のクロロホル
ム−メタノール(7! 3y/い溶液(101111)
中で、室温にて3分間で脱トリチル化する。飽和炭酸水
素ナトリウムおよび水で洗浄後、クロロホルムを留去す
る。これに、化合物[:O1] (Bl = N−ベン
ゾイルアデニン、n −2) (1,03g、 0.7
2 mM)をピリジ/−トリエチルアばンー水(a I
111”/y )20 mlで室温で30分処理して
R3を除去しかつ溶媒を完全に留去したものを加えて共
沸させて無水とする。これに無水ピリジン(5ml )
およびメシチレンスルホニルニトロトリアゾリド(以下
MSNTと記す) (43(l mg、1.44111
M )を加エテ、2時間反応させろ。薄層クロマトグラ
フィーで反応の完了を確認した後、濃縮する。トルエン
共沸によりピリジンを除去したのち、2%ベンゼンスル
ホン酸のクロロホルム−メタノール(7= 3 v/v
)溶n処理(6ml、室温、5分間)して、脱トリチル
化する。常法により抽出し、シリカゲルで精製して、に
4的の化合物(ITI’) (Bl −N−ベンゾイル
アデニン、p−3、R3−H)を得る。収量−410m
g(0,23mM )、48%。 以下同様にして、化合物〔■1〕に相当する化合物(舅
施例8〜(2)を合成した。実施例でのn、m、地基醍
1列および収率をw2表に示す。 ツ2表 ただし、実施例7〜IOはR”、+wHであり、実施例
11および12は反応後の脱トリチル化を行なわずに精
製したもの(R3−DMTr )である。
第1〜3図は、いずれも本発明の化合物を合成する方法
の一例を示すフローチャートである。 出願人代理人 猪 股 清 51 図 h2 閉 63 図 [0)[旧 OR’ (p = n+m)
の一例を示すフローチャートである。 出願人代理人 猪 股 清 51 図 h2 閉 63 図 [0)[旧 OR’ (p = n+m)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下式〔■〕で示されるものであることを特徴とする
、オリゴヌクレオチド誘導体。 〔ただし、mは任意の自然数であり ROはリン酸基の
保護基であり R1は2価の直鎖または分岐鎖の炭化水
素残基であり R2は水素またはアミノ基の保護基であ
り R3は水素または51−水酸基の保護基であり B
+はヌクレオチドを構成する塩基であって必要に応じて
保護されたものである( BlおよびRoが複数個存在
するときは、そわらは同一でも異なってもよい)。〕2
、塩基B+がそれぞれアシル化されたアデニン、シトシ
ンおよびグアニン、ならびにチミン(保護不要)から’
7(る群より選ばれたものである、特許請求の範囲第1
項言己岐のオリゴヌクレオナト誘導体。 3、Roがオルトクロロフェニル邦]たはパラクロロフ
ェニル基である、特許請求の範囲第1項または第2項記
載のオリゴヌクレオチド誘導体。 4、R1が炭素数2〜20の直鎖または分岐鎖のアルキ
レン基である、特許請求の範囲第1〜3項σ)いずれか
1項に記載のオリゴヌクレオチド誘導体。 5、R2がトリフロロアセチル基またはオルトニトロフ
ェニルスルフェニル基である、特許請求の範囲第1〜4
.Tl1lのいずれか1項に記載のオリゴヌクレオチド
誘導体。 6、R3がジメトキシトリチル基である、特許請求の範
囲第1〜5項のいずれか1項に記載のオリゴヌクレオチ
ド誘導体。 7、下1式〔0〕で示される化合物と下式〔■〕で示さ
れる化合物とを固化合物の水酸基においてリン酸基を介
して結合させて、下式〔■〕で示されるオリゴヌクレオ
チドを得ることを特徴とする、オリゴヌクレオチド誘導
体の製造法。 R′−皿−R“−0HCI〕 〔ただし、mは任意の自然数であり ROはリン酸基の
保護基であり R1は2価の直鎖または分岐鎖の炭化水
素残基であり B2は水素またはアミノ基の保護基であ
り R3は水素または51末端水酸基の保護基であり
131はヌクレオチドを構成する塩基であって必要に応
じて保護されたものである(B+およびRoが複数個存
在するときは、それら&2同一でも異なってもよい)。 〕B8化合物〔0〕と化合物〔■〕との結合を、二価の
リン酸化試薬でいずれか一方の化合物の水酸基をリン酸
化し、続いて他方の化合物をそこへ結合させることによ
って行なう、特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、リン酸化試薬がホスホジトリアゾリド、ホスホベン
ズトリアゾリドまたはホスホジクロリドである、特許請
求の範囲第8項記載の方法。 TO,下式〔01〕で示される化合物のR4が水素であ
るものと下式〔I〕で示される化合物とを縮合剤の存在
下に結合させて下式〔■〕で示される化合物を得ること
を特徴とする、オリゴヌクレオチド誘導体の製造法。 R2−NH−R’ −OH[x] 〔ただし、mは任意の自然数であり ROはリン(3) 酸基の保護基であり R1は2価の直鎖または分岐鎖の
炭化水素残基であり、R2は水素またはアミノ基の保護
基であり R3は水素または51末端水酸基の保護基で
あり、B+はヌクレオチドを卵・成する塩基であって必
要に応じて保護されたものである( B1およびRoが
複数個存在するときは、それらは同一でも異なってもよ
い)。R4は水素またバリン酸基の保護基である。〕1
1、縮合剤がトリイングロビルベンゼンスルホニルテト
ラゾリド、メシチレンスルホニルテトラゾリドまたはメ
シチレンスルホニルニトロトリアゾリドである、特許請
求の範囲第10項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022474A JPS60166694A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | オリゴヌクレオチド誘導体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022474A JPS60166694A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | オリゴヌクレオチド誘導体およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166694A true JPS60166694A (ja) | 1985-08-29 |
Family
ID=12083711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59022474A Pending JPS60166694A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | オリゴヌクレオチド誘導体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166694A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7491857B2 (en) | 2005-07-27 | 2009-02-17 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Oligonucleotide probe |
-
1984
- 1984-02-09 JP JP59022474A patent/JPS60166694A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7491857B2 (en) | 2005-07-27 | 2009-02-17 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Oligonucleotide probe |
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