JPS60165989A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明ぽ除湿式乾燥機の除湿水を洗濯機内に排出する機
能を持つ洗ａ機の除湿水排出装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 昨今では、洗濯機と乾燥機の両方を設置し、洗濯から乾
燥にいたるまで同一場所で行い、使用者の手間を大巾に
省くような方法がとられている。

又、住宅内における洗濯機および乾燥機が占める面積を
できるだけ小さくする目的から、乾燥機を台を介して洗
濯機上部に設置することが多用されるに至シ、さらに屋
内での使用の為、乾燥機から排出される高温多湿の空気
を冷却し除湿する熱交換器を備え、屋内に高温多湿の空
気を排出し７ない構造の除湿式乾燥機が多く使用されて
いた。

この除湿式乾燥機は被乾燥物よシ水分を奪い多湿となっ
た空気を熱交換器で冷却し水として除湿し、この除湿水
を排出パイプ等で機外に放出しているものである。

ところが、前記したように乾燥機を洗濯機と同じ場所に
設置した場合、洗濯様の排水ホースと乾燥機の除湿水の
排水パイプとの２つの排水経路を必要とすることから、
屋内においてはその排水処理が難しくなっていた。

そこで、従来においては、以下に述べる通シの構成によ
り、洗濯機の洗濯受槽内に前記除湿水を排水させて、水
の排水経路を洗濯機の排水ホース１本にする方法がとら
れてきた。

第１図は従来の洗濯機及び乾燥機の構造を示し、１は洗
濯槽、２は洗濯槽の底部に回動自在に設置された回転翼
、３は回転翼２等を駆動させる駆動部、４は本体で、こ
の本体４の上部には天板５を有し、この天板５の前面に
は操作板６が設けられている。

天板５の後部内方には、洗濯機の駆動部３等を制御する
制御板７等が、天板裏板８に固定されて配設してあり、
この天板裏板８は前記天板５の下方部にネジ止めされて
いる。９は支持杆である。

１０は除湿式乾燥機で、その下部には除湿水を機外に放
出するための排水バイブ１１を有し、この排水パイプ１
１は、本体４上部の天板５の上面に設けた排水用の受口
１２に挿入されている。又、天板裏板８の受口１２の下
部に対応する部分には、排水路１３を設けており、前記
受口１２に挿入された排水パイプ１．１から流出する除
湿水は、この排水路１３上に落下し、排水路１３を通っ
て、支持杆９により防振支持された洗濯受槽１４内に落
下する構造となっている。１５は乾燥機１ｏを支持した
ユニット台である。

上記構成によれば、除湿式乾燥機１ｏの排水バイブ１１
からは水の排出と共に若干ながら高温多湿な空気の放出
もある為、天板５内側及び制御板７等には多量の水が露
結し、制御板７内の各電装部品の寿命を著しく縮めたり
、誤動作を生起する原因となったシし、さらには露結し
た水が床面に落下したりするという不都合が生じていた
。

此の欠点を解決するものとして、つぎの様な構成のもの
が採用されてきた。この構成のものは、除湿式乾燥機で
生じた除湿水を機外に導く排水パイプを設け、この排水
パイプの端部には、下端側が略Ｕ字状の屈曲部をなし、
その端部開口が屈曲部の内面上部の略Ｕ字状部と略同じ
高さ位置かもしくはこれよりも若干上方に位置する排水
用口金部材の上端開口側を連絡し、洗濯恢本体の上部に
設けた天板には、前記排水用口金部材を挿脱自在にした
受口が設けられ、前記洗ｋｌｉ）本体内および天板内に
おいては、前記排水用口金部材から出る除湿水を、洗濯
機の排水経路を介し排水するように構成したもので、前
記排水用口金部材の略Ｕ字状の部分で水溜め部分を形成
することによって高温多湿の空気はもらさず、水分だけ
を排出させるようにしたものであった。第２図は此の種
の例で、除湿式乾燥機１０の排水パイプ１１の先端には
、排水用口金部材１７を着脱自在に挿入している。

この排水用口金部材１７には、上方部に、前記排水パイ
プ１１が挿入できる程度の直径を有する管状部１７ａが
、ま友、下方部には略Ｕ字状をなした屈曲部１７ｂが一
体に形成してあり、屈曲部１７ｂの内部には水溜め部１
８が形成されている。

端部開口１７ｃは屈曲部１７ｂの内面上部の略Ｕ字状部
１７ｄと同じ高さ位置もしくはこれよりも若干上方に位
置させている。排水用口金部材１７の受口１２との嵌合
部分よりも若干上方には、上下方向での位置を固定する
為の鍔部１７ｅを有している。又、前記端部開口１７ｃ
は略Ｕ字状部１７ｄに向って下方に傾斜した切断面形状
となし、また屈曲部１７ｂの最下端には下方に突出した
ビン状部１７ｆを有している。

このように形成した排水用口金部材１７は、第２図に示
したように、天板６の受口１２に挿入され、その下方に
は、天板裏板８と一体的に成形した排水路１３を設け、
この排水路１３は前記洗濯受槽の上方部に連絡している
。

このような構造において、除湿式乾燥機１０からの除湿
水は、排水バイブ１１を通う、前記排水用口金部材１７
の屈曲部１７ｂ内方の水溜め部１８にて水溜まりを生じ
、水分のみが端部開口ｊ７ｃを介して排水用口金部材１
７外へ流出する。この排水用口金部材１７の端部開口１
７ｃは略Ｕ字状部１７ｄに向って下方に傾斜した切断面
形状をなしている為、除湿水は、屈曲部１７ｂの中心部
分から下端側へ流出し、ビン状部１７ｆに沿って落下す
る。

第２図に示す様な従来例に於ては、第１図に示す場合の
問題は解消されるが、次の様な欠点が新たに発生した。

排水用口金部材１７は、第２図に示した断面形状の様に
略Ｕ字形状をなす比較的複雑な形状となり、また防錆上
からも合成樹脂材により形成する事が望ましいが、此の
種の形状で成形加工を行うには通常の成形法より時間が
かかり、原価的に割高なものとなった。また、此の種の
口金部材１７を使用しない場合を考えて、天板５の受口
１２は開放しであるので、何らかのキャッグ状のカバー
が必要であり、余分の部品を必要としていた。

更に使用者が除湿式乾燥機を設置した場合等口金部材１
７を使用する事を忘れ、受口１２に直接。

排水パイプ１１を挿着する誤使用の危険性もあった。

発明の目的 本発明は以上の様な従来例の欠点を解消し安心して除湿
乾燥機の排水を行なうことのできる構成を提供する事に
ある。

発明の構成 本発明は、除湿水を排水するパイプを、天板に形成した
案内筒内に挿入し、この案内筒の下端は天板裏板に設け
た凹所に嵌入することにより除湿水の排水が容易にでき
るものである。

実施例の説明 以下第３図により本発明の一実施例を詳述する。

天板１９の上面には、排水パイプ１１を挿入する開口２
ｏを形成し、この開口２０の外周部には天板１９の内下
方に略筒状の案内筒２１を一体形成している。

上記天板１９の内下面には、下方より制御板γ等を覆う
ように配設された天板裏板２２を固層している。

前記案内筒２１の下端には、天板裏板２２に一体形成：
Ｌ　ｉ＜）Ｊｊ５に開口する水溜め用の凹所２３に挿入
される流出筒２４を形成している。

上記凹所２３内に溜った水は、堰となる凹所２３の壁２
５の上端よシ溢水し、天板裏板２２に設けた流出口２６
より下方の水種に滴下される。壁２５の上端を覆うよう
に前記天板１９に設けた流出筒２４の近傍に垂下壁２７
を形成して上方が閉塞された液化室２８を形成している
。

したがって排水パイプ１１よシ滴下した高温の除湿水は
一旦凹所２３内に溜まるが、除湿水が流出筒２４の下端
まで溜まる以前は、除湿水から発生した蒸気は液化室２
８内で大半が露滴化する。そして流出筒２４の下端部ま
で溜まれば案内筒２１及び排水パイプ１１内にて蒸気は
液化されるものである。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、従来の様に別部材から
なる排水用口金部材を必要としないので設置忘れという
惧れはなくなる。′＝！た天板および天板裏板の形状を
一体的に形成する事が出来るので、部品点数の削減がで
きるものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来の洗ａ機上方に除湿式乾燥機を配した状態
の一部断面側面図、第２図は他の従来例を示す水溜め用
口金部材近傍の要部断面図、第３図は本発明の一実施例
における洗濯機の要部断面図である。 ５・・・・天板、１１・・・・・・排水パイプ、２１・
・・・・・案内筒、２２・・・・・・天板裏板、２３・
・・・・・凹所。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
ｒＡ 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 除湿水を排水するパイプを、天板に形成した東向筒内に
   挿入し、この案内筒の下端は天板裏板に設けた凹所に嵌
   入した除湿水排出装置をそ々えてなる洗濯機。