JPS6016536Y2 - 二成分混合用包装袋 - Google Patents

二成分混合用包装袋

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JPS6016536Y2
JPS6016536Y2 JP7862980U JP7862980U JPS6016536Y2 JP S6016536 Y2 JPS6016536 Y2 JP S6016536Y2 JP 7862980 U JP7862980 U JP 7862980U JP 7862980 U JP7862980 U JP 7862980U JP S6016536 Y2 JPS6016536 Y2 JP S6016536Y2
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JP
Japan
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packaging bag
film
bag
weak
component mixing
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JP7862980U
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JPS573666U (ja
Inventor
光雄 岡部
Original Assignee
大日本印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は二種の内容物を別個かつ一体に包装し、使用
にさいして、外力によって包装袋内において収容された
二成分を混合して、その反応により所望の機能を発揮し
得るようになした二成分混合用包装袋に関する。
この種の二成分混合用包装袋において、二成分を収容す
る二室を弱シール部の区画により形成し、該弱シール部
に沿って、袋体フィルムの合掌接着による引剥し用の背
貼部を設けたものは、本出願人が実願昭55−4761
7号において既に提案し、これにより接着強度が比較的
に高い弱シール部により、二成分の区画を安定にし、使
用時、引刺し用背貼部の積極的な引張力を与えることに
よる確実な弱シール部の剥離を行い得るものとした。
本考案はさらにこれを改良したものである。
以下、図面に示す実施例により説明する。
第1図は本考案包装袋1の斜視図であって、熱接着性複
合フィルムの折返し接着により形成されたものであり、
第2図はその正面図である。
図において、2は弱シール部、3,4は上下の強シール
密封部で、これにより、二種の成分が個別に収容された
室A、 Bが形成される。
6.7は、包装袋1の表裏に、弱シール部2と直交して
袋体フィルムFを合掌接着して形成された背貼部である
8は接着阻害剤であって、その塗布内8′内の巾2′で
、熱圧着による弱シール部2が形成されるが、該接着阻
害剤8の塗布内8′は、弱シール部2と背貼部6,7と
が交叉する部分においては、小山として、強シール部9
を形成すると、弱シール部2の安定性を増大することが
できる。
10.11は袋体フィルムFの両側折返し縁である。
第3図は上記包装袋1本体の展開図であって、袋体フィ
ルムFの中心線にそって、背貼部7を形成する?’、?
’、両側縁に背貼部6を形成する6′、6″、上下縁に
密封強シール部を形成する3、4の各部分があり、二点
鎖線はそれぞれ折返縁10.11を形成する折返線であ
る。
8,8は、それぞれ、背貼部分6′と7′、7′と6″
との間にわたって塗着された接着阻害剤であり、それぞ
れの塗着形状は、−穴内8′の両端において、順次その
巾が減少する鋭角状となして、その先端は各背貼部分に
8″として存在せしめる。
第4図はA−A線における断面図であり、基体フィルム
5と熱接着性フィルム5′とよりなる袋体フィルムFが
、表裏の背貼部6,7を有して強シール密封された状態
を示す。
第5図は第2図C−C線における断面図であり、基体フ
ィルム5と熱接着性フィルム5′との間に、接着阻害剤
8が介在し、弱シール部2が背貼部6,7の基部の強シ
ール部9とともに存在する状態を示す。
第6図は第2図C−C線における断面図であり、接着阻
害剤8の塗着部先端8″が背貼部6゜7にまで達してい
る状態を示す。
本実施例は上記の構成を有する二成分混合用包装袋であ
るので、弱シール部2より区画されたA、 B二室に、
それぞれ異種成分を収容しておき、使用に当って、表裏
の背貼部6,7を指でつまんで、引張ることにより、背
貼部6,7基部に形成された強シール部9の間の小巾の
弱シール部2が先づ開裂し、その両側の強シール部9の
破壊を生じつつ弱シール部2の全長にわたって、基本フ
ィルム5と熱接着性フィルム5′と間の剥離が進行し、
順次、内層の熱接着フィルム5′の開裂を生じて、A、
B二室が連通され、それぞれに収容された二成分の混
合反応を生起するものである。
上記実施例における弱シール部2を形成するために塗布
する接着阻害剤8は、基本フィルム5と熱接着性フィル
ム5′の積層間に塗布介在せしめたのは、特に弱シール
部2の密封性が要求される例えば収容物の少なくとも一
方が液体の場合に有効であるが、収容二成分が粉体であ
るような場合には、熱接着性フィルム面に直接、接着阻
害剤8を塗布して、弱シール部2を形成してもよことは
勿論である。
背貼部6,7と弱シール部2とは、交叉して形成されて
いるので、その交叉部分において、背貼部6,7の引張
り外力が加わらない限り、弱シール部2の開裂は生じな
いので背貼部と弱シール部が併列された場合よりも、安
定したシール状態が得られ、製品の輸送、取扱などのさ
いの不慮の二成分混合事故のおそれが少くなり、さらに
弱シール部2の背貼部6,7の交叉部分において、小巾
の接着阻害部と強シール部9とを設けることにより、背
貼部6,7に積極的な引張外力を加えない限り、弱シー
ル部2の量刑を起し得ないものとなり、極めて安定な製
品となものである。
なお、本考案において用いる熱接着性フィルムFは、基
本フィルム5としてはポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリエステル、セロファン
等の強靭なフィルムが選ばれ、収容すべき内容物が液状
または使用中に液状となるような場合には、基本フィル
ム5の外面にサラに、数層のフィルム、アルミニウム箔
なトラ積層することがあり、また、これに積層される熱
接着性フィルム5′としては、低、中密度ポリエチレン
、エチレンを主体とするポリマー、ポリエチレンを主体
とするブレンドしたものから選ばれる。
接着阻害剤はポリアミド、ポリウレタン、硝化綿等の単
独まさは混合物、さらにはこれにシリコン等を添加した
樹脂液が用いられ、通常の印刷手段により塗着される。
本考案の二成分混合用包装袋は、上記のように弱シール
部と背貼部と交叉形成により、シール強度が安定し、使
用時容易にシール部の剥離が行い得られ、また弱シール
部の熱接着条件も特に変える必要はないので製造が容易
であり、収容二成分を適宜選択することにより、吸熱反
応による冷却パック、発熱反応による化学かいろ二液混
合反応型接着剤などの二成分混合用包装袋として、優れ
たものが得られる。
つぎに本考案の包装袋の具体的な製造例について説明す
る。
製造例 1 基体フィルム5として、一軸延伸ナイロン15μ厚フィ
ルムを用い補強外層として、30μのポリエチレン、1
5μの一軸延伸ナイロンのフィルムをそれぞれアンカー
コート層を介して積層し、基体フィルム5の内面所定位
置に、接着阻害剤8としてポリアミド系樹脂を用い通常
のグラビア印刷で他の印刷図柄と同時に印刷し、その面
にイソシアネ−ト系アンカーコートを行い、ポリエチレ
ンを70μ厚に押出し積層して熱接着性フィルl、5′
を形成して、袋体フィルムFとした。
このフィルムFにより、第1,2図と同様の袋を作った
各シール部のシール強度を測定したところ、接着阻害剤
8のない密封強シール部では4〜6 ky/ 15mm
巾、接着阻害剤8のある弱シール部2は0.8〜1.4
kg/15wjt巾でありシール強度は安定したもので
あった。
製造例 2 ナイロン37μ厚フイルムを基体フィルム5とし、接着
阻害剤8としてポリアミド;硝化綿1:1の混合樹脂に
シリコン0.5%を添加した樹脂液を用いて、所定の印
刷を行い、その面にポリエステル系二液硬化型接着剤を
用いてエチレンに5%の酢酸ビニルを共重合した樹脂6
0μ厚フイルムを熱接着性フィルム5′としてドライラ
ミネートし袋体フィルムFとして、第1,2図示と同様
の包装袋1として、室Aに硝酸アンモニウム、室Bに水
を収容し密封した。
この包装袋1の背貼部6,7を引張って、弱シール部2
の上下部分の熱接着性フィルム5′を破断開裂せしめれ
ば、上記二成分が混合吸熱反応して一5°Cの温度とな
った。
この包装袋は捻挫、打撲等の救急用冷却パックとして極
めて好適なものであった。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜視図、
第2図は正面図、第3図は包装袋体の展開図、第4図、
第5図、第6図はそれぞれ第2図A−A線、B−B線、
C−C線における断面図である。 1・・・・・・包装袋、2・・・・・・弱シール部、3
,4・・・・・・強シール密封部、5・曲・基体フィル
ム、5′・・・・・・熱接着性フィルム、6,7・・・
・・・背貼部、8・・・・・・接着阻害剤、9・・・・
・・強シール部、10.11・曲・折返し縁、F・・・
・・・袋体フィルム。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)弱シール部2によって、二室に区画され、二種の
    内容物を別個かつ一体に包装するための熱接着性複合フ
    ィルム製の包装袋において、該弱シール部2が接着阻害
    剤8の塗布部において形成されるものであり、袋の表裏
    に弱シール部2と直交して袋体フィルムが合掌接着され
    た背貼部6,7を設けてなることを特徴とする二成分混
    合用包装袋。
  2. (2)背貼部6,7と弱シール部2との交叉部分におけ
    る接着阻害剤8の塗布内を減少し、数面に強シール部9
    を設けた実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の二成
    分混合用包装袋。
  3. (3)弱シール部2が基材フィルム5と熱接着性フィル
    ム5′との積層間に塗布介在された接着阻害剤8の塗布
    内に形成されている実用新案登録請求の範囲第(1)項
    または第(2)項の二成分混合用包装袋。
JP7862980U 1980-06-07 1980-06-07 二成分混合用包装袋 Expired JPS6016536Y2 (ja)

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JP7862980U JPS6016536Y2 (ja) 1980-06-07 1980-06-07 二成分混合用包装袋

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JP7862980U JPS6016536Y2 (ja) 1980-06-07 1980-06-07 二成分混合用包装袋

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JPS573666U JPS573666U (ja) 1982-01-09
JPS6016536Y2 true JPS6016536Y2 (ja) 1985-05-22

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