JPS60165326A - 重金属の塩化物を含むダストの処理方法 - Google Patents
重金属の塩化物を含むダストの処理方法Info
- Publication number
- JPS60165326A JPS60165326A JP59020976A JP2097684A JPS60165326A JP S60165326 A JPS60165326 A JP S60165326A JP 59020976 A JP59020976 A JP 59020976A JP 2097684 A JP2097684 A JP 2097684A JP S60165326 A JPS60165326 A JP S60165326A
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- chloride
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は重金属を含むフライアッシュを溶融し、固形化
処理する際に発生する低融点の重金属塩を含むタストの
処理方法に関する。
処理する際に発生する低融点の重金属塩を含むタストの
処理方法に関する。
家庭廃棄物などの一般廃棄物を焼却プラントで焼却する
と鎗に発生するプライアッシュには、通常、鉛、カドミ
ウム、クロム、銅などの重金属やその塩類など有害物質
が含まれており、これらの一部が地下水や河川などに溶
けると、地下水や河川は汚染されて公害を起こす。また
プライアッシＳは、かさ密度が０．２−０．３と小さい
ために飛散しやすく、その取扱いも非常に困難である。
と鎗に発生するプライアッシュには、通常、鉛、カドミ
ウム、クロム、銅などの重金属やその塩類など有害物質
が含まれており、これらの一部が地下水や河川などに溶
けると、地下水や河川は汚染されて公害を起こす。また
プライアッシＳは、かさ密度が０．２−０．３と小さい
ために飛散しやすく、その取扱いも非常に困難である。
これらの問題を解決するために近年フライアッシーが容
易に飛散しないよ５に固形化し、同時に安全無害なもの
とするための溶融固形化処理技術の開発がすすんでいる
。しかしフライ７ツシユに溶融固形化処理を施したとき
に、フライアッシュに含まれる重金属の一部は、比較的
低融点の塩化物となって存在しており、この塩化物は低
沸点であるから、溶融固形化物の中に取込まれることな
くタストとして飛散する。
易に飛散しないよ５に固形化し、同時に安全無害なもの
とするための溶融固形化処理技術の開発がすすんでいる
。しかしフライ７ツシユに溶融固形化処理を施したとき
に、フライアッシュに含まれる重金属の一部は、比較的
低融点の塩化物となって存在しており、この塩化物は低
沸点であるから、溶融固形化物の中に取込まれることな
くタストとして飛散する。
このダストは、フライアッシュを溶融固形化処理すると
きに、集塵器で捕集されるが、第１表に示すようにカド
ミウム、鉛、水銀などの有害な重金属類を含有し又おり
、通常これらの重金属類（′！。
きに、集塵器で捕集されるが、第１表に示すようにカド
ミウム、鉛、水銀などの有害な重金属類を含有し又おり
、通常これらの重金属類（′！。
塩化カドミウム、塩化鉛のような塩化物としてダスト中
に存在している。
に存在している。
第１表
ダストに含まれる重金属類の塩化物は、そのほとんどが
水に溶けるので、このタストをそのまま投棄したり、埋
立処分したりすると、雨水などによりタスト中にきよれ
ている重金属が溶出して、地下水や河川水などケ汚染し
、二次公害を引き起こすおそれがある。したがってこの
ようなタストを投棄や埋立処分しても問題のない安全無
害化処理方法の確立が望まれてＪ６つ、ダスト中の有害
金属を溶出させないための方法としては、従来からフン
クリート、アスファルトまたはプラス千ツクなどと混錬
して、有害な金属塩類をこれらの中に閉じ込めて固形化
する方法が知られている。
水に溶けるので、このタストをそのまま投棄したり、埋
立処分したりすると、雨水などによりタスト中にきよれ
ている重金属が溶出して、地下水や河川水などケ汚染し
、二次公害を引き起こすおそれがある。したがってこの
ようなタストを投棄や埋立処分しても問題のない安全無
害化処理方法の確立が望まれてＪ６つ、ダスト中の有害
金属を溶出させないための方法としては、従来からフン
クリート、アスファルトまたはプラス千ツクなどと混錬
して、有害な金属塩類をこれらの中に閉じ込めて固形化
する方法が知られている。
しかしながら、上記の方法は初期のうちは効果があると
しても、長期間の安定性がす（、遂ｖｃは１風化して有
害金属が溶出する懸念があり、しかも固形化した物体の
容積と重量が太ぎくなり、取扱いも容易でないという欠
点夕もっている。
しても、長期間の安定性がす（、遂ｖｃは１風化して有
害金属が溶出する懸念があり、しかも固形化した物体の
容積と重量が太ぎくなり、取扱いも容易でないという欠
点夕もっている。
本発明の目的は、上述の欠点を除去し、重金属類の塩化
物を含有するダストを加熱溶融してカラス化することに
より、無害化するとともに容ｆＡ ｋ減少させ、取扱い
の容易なものとする処理方法を提供することにある。
物を含有するダストを加熱溶融してカラス化することに
より、無害化するとともに容ｆＡ ｋ減少させ、取扱い
の容易なものとする処理方法を提供することにある。
本発明はフライアッシュ乞溶融する際に発生ずる重金属
塩を含むダストに固形化剤とし又、重金属塩に対し℃当
鉦以上の燐酸塩を添加し、溶融した後、冷却凝固させて
固形化することにより達成される。
塩を含むダストに固形化剤とし又、重金属塩に対し℃当
鉦以上の燐酸塩を添加し、溶融した後、冷却凝固させて
固形化することにより達成される。
し発明の実施例〕
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
ダストに含まれる有害金属類を安全無害化するに当り、
タストに含まれる重金属塩化物を分解して、水に溶けな
い安定ｌ五酸化物の形態にするのは困難であることがわ
かっている。しかしタストに固形化剤ヶ添加して溶融固
化し、タストケガラス化すれは有害金属類は固形化物中
に固定されてしまうので有害成分は溶出することがない
。一般にカラス構造ｔもつものとし王、シリカ（５ｉ０
２ ）が知られて−・るが、融点が１６７０℃と高いの
で、このシリカを固形剤として用いたのでは、重金属塩
化物は固定されろ以前に揮散し℃しまう。そこで本発明
者らは、シリカと同様にカラス構造なつくり、シリカに
比べて融解温朋の低い燐酸地に着［」シ、この燐酸塩を
タストに、添加して宿融固化さＩＪ：たときに、ガラス
状となる燐酸塩の添加ｈｔ、と、タストの溶融温度範囲
を定めるための実験を行った。
タストに含まれる重金属塩化物を分解して、水に溶けな
い安定ｌ五酸化物の形態にするのは困難であることがわ
かっている。しかしタストに固形化剤ヶ添加して溶融固
化し、タストケガラス化すれは有害金属類は固形化物中
に固定されてしまうので有害成分は溶出することがない
。一般にカラス構造ｔもつものとし王、シリカ（５ｉ０
２ ）が知られて−・るが、融点が１６７０℃と高いの
で、このシリカを固形剤として用いたのでは、重金属塩
化物は固定されろ以前に揮散し℃しまう。そこで本発明
者らは、シリカと同様にカラス構造なつくり、シリカに
比べて融解温朋の低い燐酸地に着［」シ、この燐酸塩を
タストに、添加して宿融固化さＩＪ：たときに、ガラス
状となる燐酸塩の添加ｈｔ、と、タストの溶融温度範囲
を定めるための実験を行った。
この実験ではフライアッシュから飛散した第１表に示し
た重金属の塩化物を含有するタストの塩化鉛１０部に対
しく燐酸水素ナトリウム（Ｎａ２ＨＰＯ４）７部を添加
混合し、６００°Ｃで加熱溶融したのち、冷却固化した
。かくして得られた固形化物は完全にカラス化して−お
り、その減容率は役６０チであった。このものン環境庁
告示第１３号に基づく溶出試験を行った結果を第２表に
示す。
た重金属の塩化物を含有するタストの塩化鉛１０部に対
しく燐酸水素ナトリウム（Ｎａ２ＨＰＯ４）７部を添加
混合し、６００°Ｃで加熱溶融したのち、冷却固化した
。かくして得られた固形化物は完全にカラス化して−お
り、その減容率は役６０チであった。このものン環境庁
告示第１３号に基づく溶出試験を行った結果を第２表に
示す。
なお、本実験では溶融温度６００℃としたがこの温度は
、タストを溶融しカラス化するときは、タスト中に存在
する重金属塩化物の中では最高の融点をもつ塩化鉛の融
点５６８℃より高く、これら重金属塩化物の中で最低の
沸点ビ有する塩化亜鉛の沸点７３２℃より低い温度であ
ればよい。なぜならダストの溶融温度が、重金属塩化物
の融点より低い温度では融解しないためにカラス化せず
、沸点より高い温度では、重金属はカラス構造の中に固
定されず、揮散してしまうからである。実用上では溶融
温度６００℃附近が取扱上からも好ましく、この程度の
溶融温度、なうは、フライ７ノシユを溶融固形化処理す
るときのように、カスの発生もほとんどみもれない。一
方、本実験では燐酸水素ナトリウムの添加量ン塩化鉛１
０部に対して７部としたが、この添加量は塩化鉛が燐酸
鉛（Ｐｂ３（ＰＯ４）ｚ）と（して固定されるのに必要
な当量以上とすればよいから、塩化鉛１０部に対して重
量比で３部以上の燐酸水素ナトリウムを添加すればよい
ことになる。
、タストを溶融しカラス化するときは、タスト中に存在
する重金属塩化物の中では最高の融点をもつ塩化鉛の融
点５６８℃より高く、これら重金属塩化物の中で最低の
沸点ビ有する塩化亜鉛の沸点７３２℃より低い温度であ
ればよい。なぜならダストの溶融温度が、重金属塩化物
の融点より低い温度では融解しないためにカラス化せず
、沸点より高い温度では、重金属はカラス構造の中に固
定されず、揮散してしまうからである。実用上では溶融
温度６００℃附近が取扱上からも好ましく、この程度の
溶融温度、なうは、フライ７ノシユを溶融固形化処理す
るときのように、カスの発生もほとんどみもれない。一
方、本実験では燐酸水素ナトリウムの添加量ン塩化鉛１
０部に対して７部としたが、この添加量は塩化鉛が燐酸
鉛（Ｐｂ３（ＰＯ４）ｚ）と（して固定されるのに必要
な当量以上とすればよいから、塩化鉛１０部に対して重
量比で３部以上の燐酸水素ナトリウムを添加すればよい
ことになる。
タス）Ｖ溶融するときは、固形化剤としての燐酸塩はタ
ストに含まれる重金属塩化物の当量以上になるように添
加量すればよい。また固形化剤として本実験では燐酸水
素ナトリウムを選んだが、このほかに燐酸ナトリウム、
燐酸カリウムなどのアルカリ金属塩であれば、カラス構
造とすることができるので、固形剤はこれらの１種また
は２部以上を混合して使用することも可能である。
ストに含まれる重金属塩化物の当量以上になるように添
加量すればよい。また固形化剤として本実験では燐酸水
素ナトリウムを選んだが、このほかに燐酸ナトリウム、
燐酸カリウムなどのアルカリ金属塩であれば、カラス構
造とすることができるので、固形剤はこれらの１種また
は２部以上を混合して使用することも可能である。
第２表から明らかｌＬよ５Ｋ、本発明の方法により、ガ
ラス化した固形物からは有害な重金属類は溶出せず、塩
化物として存在する重金属類を含有したタストを安全無
害なものとすることができる。
ラス化した固形物からは有害な重金属類は溶出せず、塩
化物として存在する重金属類を含有したタストを安全無
害なものとすることができる。
したがってこの固形物ｔそのまま投棄もしくは埋立処分
をしても、有害金属が溶出して地下水や河川を汚染する
こともナク、公害を発生するおそれもない。また本発明
の方法によれば、得られる固形物は減容率約６０％、比
重２．０附近の塊状とすることができ、圧縮強度が高（
、取扱いも極め又容易であるから、コンクリート、アス
ファルトマたはプラスチックなどに固定する従未の方法
に比べて大きな利点を冶１′るものである。
をしても、有害金属が溶出して地下水や河川を汚染する
こともナク、公害を発生するおそれもない。また本発明
の方法によれば、得られる固形物は減容率約６０％、比
重２．０附近の塊状とすることができ、圧縮強度が高（
、取扱いも極め又容易であるから、コンクリート、アス
ファルトマたはプラスチックなどに固定する従未の方法
に比べて大きな利点を冶１′るものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）フライ７ツシエの溶融時に発生する重金属の塩化物
を含むダストに、アルカリ金属の燐酸塩を、前記重金属
の塩化物に対して当量以上添加して。 溶融固形化することな特徴とする重金属の塩化物な含む
ダストの処理方法。 ２、特許請求の範囲第１項記載の方法において、ダスト
に含まれる最高融点を有する重金属の塩化物の融点より
高く、ダストに含まれる最低沸点を有する重金属の塩化
物の沸点より低い温度で、溶融固形化することを特徴と
する重金属の塩化物を含むタストの処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59020976A JPS60165326A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 重金属の塩化物を含むダストの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59020976A JPS60165326A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 重金属の塩化物を含むダストの処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60165326A true JPS60165326A (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=12042190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59020976A Pending JPS60165326A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 重金属の塩化物を含むダストの処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60165326A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5041398A (en) * | 1989-02-22 | 1991-08-20 | Wheaton Industries | Method for treating incinerator ash |
| EP0743078A1 (fr) * | 1995-05-18 | 1996-11-20 | Commissariat A L'energie Atomique | Procédé de traitement thermique de déchets contenant des métaux toxiques |
| EP0743079A1 (fr) * | 1995-05-18 | 1996-11-20 | Commissariat A L'energie Atomique | Traitement des cendres volantes issues d'un incinérateur de déchets et contenant des chlorures de métaux toxiques |
| FR2739793A1 (fr) * | 1995-10-13 | 1997-04-18 | Mcp Sarl | Procede de traitement des poussieres ou de residus d'epuration de fumees d'incineration par sol-gel phosphocalcique |
-
1984
- 1984-02-07 JP JP59020976A patent/JPS60165326A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5041398A (en) * | 1989-02-22 | 1991-08-20 | Wheaton Industries | Method for treating incinerator ash |
| EP0743078A1 (fr) * | 1995-05-18 | 1996-11-20 | Commissariat A L'energie Atomique | Procédé de traitement thermique de déchets contenant des métaux toxiques |
| EP0743079A1 (fr) * | 1995-05-18 | 1996-11-20 | Commissariat A L'energie Atomique | Traitement des cendres volantes issues d'un incinérateur de déchets et contenant des chlorures de métaux toxiques |
| FR2734180A1 (fr) * | 1995-05-18 | 1996-11-22 | Commissariat Energie Atomique | Procede de traitement thermique de dechets contenant des metaux toxiques |
| FR2734181A1 (fr) * | 1995-05-18 | 1996-11-22 | Commissariat Energie Atomique | Traitement des cendres volantes issues d'un incinerateur de dechets et contenant des chlorures de metaux toxiques |
| FR2739793A1 (fr) * | 1995-10-13 | 1997-04-18 | Mcp Sarl | Procede de traitement des poussieres ou de residus d'epuration de fumees d'incineration par sol-gel phosphocalcique |
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