JPS601645Y2 - ボットム枠の調節自在なベッド - Google Patents

ボットム枠の調節自在なベッド

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JPS601645Y2
JPS601645Y2 JP1981080470U JP8047081U JPS601645Y2 JP S601645 Y2 JPS601645 Y2 JP S601645Y2 JP 1981080470 U JP1981080470 U JP 1981080470U JP 8047081 U JP8047081 U JP 8047081U JP S601645 Y2 JPS601645 Y2 JP S601645Y2
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JP
Japan
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bottom frame
legs
leg
latching
bed
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JP1981080470U
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JPS57192256U (ja
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倖祐 近藤
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はボットム枠の傾斜角度の調節保持が自在で、か
つ、水平保持やその高低の調節も容易にでき、さらに、
脚体が常に直立し安定した状態でボットム枠を脚体に掛
止し支持されているベッドに関する。
従来、ベッドはボットム枠がヘッドボード及びフットボ
ードと適宜固定されており、ボットム枠が床面に対しほ
ぼ水平で一定の高さに限定されたものとなっているため
、特に、病院等で使用されるベッドでは老若男女等種々
の人が使用するので、ベッド本体の高低位置の調節ばか
りではなく、傷病の如何によってはベッドを傾斜させて
用いたりする必要がある等、使用者の種々のニーズに合
わせてベッド本体の支持位置、変更したい場合があるも
、かかる要求を満足させることはできないものとなって
いる。
よって、使用者のニーズに応じてボットム枠の傾斜ある
いは高低の調節を可能としたものがある。
例えば、脚体の内側に等間隔をもって突設した突起へ、
ボットム枠四隅部に取付けた上下2段の凹穴を下向に凹
設してなる係止板を掛止せしめて傾斜、高低調節可能と
したものがある。
ところが、これはその四隅部においてそれぞれ上下2段
の凹穴を2つの突起に掛止せしめているので、床面と水
平に掛止した場合は上下2つの突起に均等に負荷が加わ
るが、ボットム枠を傾斜させて掛止した場合は2つの突
起に均等に負荷が加わらず、どちららか一方の突起のみ
に荷重されるので、結局各脚それぞれと一点で支持する
のと同様となり、よって、揺れ易いものとなり、かつ、
ボットム枠の揺動によって突起や脚を損傷させ易いもの
となっており、さらにはボットム枠を傾斜させた場合、
二点で支持持されており脚にはこれをねじるように負荷
がかかるため、床面に対して直立せず、安定性の悪いも
のとなっている。
また、突起に下向の凹穴を懸装状に掛止させているのみ
であるため、ベッドを移動する時やボットム枠の傾斜、
高低の調節時に外れ易く、煩わしいものとなっている。
そこで、本考案は上記した従前のベッドに関し生じてい
る問題点をきわめて簡易かつ効果的に改良すべく、ボッ
トム枠の傾斜調節が自在にできると共に高低の調節も容
易になし得、特に、ポットム枠を傾斜状に掛止させた場
合にも脚体のバランスがとれて常に脚体を垂直に立てる
ことができ、よって、ベッド体が揺れることがなく、掛
止機構を損傷させ難いものとでき、さらには、ボットム
枠と脚体が確実に掛止できてむやみに外れたりすること
がなく、移動やボットム枠の調節が安全かつ手軽に行な
えると共に、その運搬収納にきわめて至便なベッドを提
供することを目的としてなされたものであって、本考案
の要旨とするところは、一対の脚部を有する脚体でボッ
トム枠を支持してなるベッドにおいて、ヘッド側脚体の
脚部に少なくとも1個の掛止軸を、フット側脚体の脚部
に適宜数の掛止軸を配設すると共に、これらの掛止軸に
掛止可能な掛止孔を欠設した掛留具をボットム枠四隅に
1個づつ固着し、さらに両脚体を常に直立させると共に
ボットム枠を安定状態に保持すべく、脚体と掛留具間に
伸縮自在な調整棒を介在せしめてなる構造にある。
以下、本考案の要旨をさらに明確とするため、本考案の
一実施例を挙げ図面を利用して説明する。
本考案に係るボットム枠の調節自在なベッドは、ボット
ム枠1の四隅部に固設した掛留具5で、ヘッド側の脚体
2の脚部21及びフット側の脚体3の脚部31に1、そ
れぞれ適宜数架設された掛止軸4に掛止されてなってい
る。
すなわち、掛留具5は掛止軸4に掛止可能とすべくボッ
トム枠1から垂直に突出する掛止板51に下向U字状の
掛止孔511を欠設すると共に、該掛止孔511が掛止
軸4に掛止された際、案内溝521に沿って回動可能で
その下方回動位置で適宜係止可能となって、ヘッド掛留
具5と掛止軸4の抜は止めとなるC字状の掛留具52を
配設し、さらに、脚部21,31と当接して両脚体2.
3を常に直立させるべく逆方向の螺刻部を有する螺軸5
32a、532b及びこれらと螺合する螺筒531によ
り伸縮自在となっている調整棒53が固着されて形成さ
れており、掛止孔511を任意の掛止軸4に掛止させる
と共に、掛留具52を上方位置より回動させて図示の如
く下向位置で係止せしめて、上下に回動可能となってお
り、ついで、螺筒531を適宜回動させて調整棒53の
長さを伸縮させ、該調整棒53の先端と当接する脚体2
,3それぞれが全体的にバランスを見て直立するよう調
整するものとなっている。
このように形成された本案ベッドは、次のような優れた
効果を具えたものとなる。
(1)ボットム枠1と脚体2,3の掛止は、脚部21.
31に適宜数架設されている掛止軸4のうち任意の掛止
軸4に掛止孔511を掛止させて行なわれるので、掛止
する掛止軸4の組み合わせを適宜変更、フット側を下げ
たい場合はフット側の掛留具5を外して下側の掛止軸4
に掛止せしめたり、ヘッド側を下げたい場合は、ヘッド
側の掛留具5を外して下側の掛止軸4に掛止せしめたり
するのみで、傾斜させることができ、かつ、高低調節も
容易になし得1、さらに、傾斜させた場合にもそれに合
わせて四つの調整棒53の螺筒531を適宜回動させる
ことによりその長さを調整し、脚体2,3がそれぞれ床
面に対し直立するようバランスをとことができ安定した
状態に支持できるものとなる。
(2)掛止棒4と掛止孔511の掛止状態は遊嵌状で固
着されておらず、しかも、脚21.31それぞれに従来
の如く2点で支持されず、一点で支持されるので1、こ
れらに無理な負荷が加わることがなく、よって、これら
を損傷させ難いものとなっており、さらに、極端な傾斜
をさせても無理がない。
(3) 脚体2,3は4つの調整棒53の長さをバラ
ンスさせて伸縮調整するので、容易に床面に直立させる
ことができると共に、設置場所を移動してもその場所に
合わせて直立させることが可能であると共に、ボットム
枠1が前方へ揺動しようとする時はフット側の脚体3と
当接する2つの調整棒53がこの揺動を妨げる作用をな
しボットム枠1が後方へ揺動しようとする時はヘッド側
の脚体2と当接する2つの調整棒53がこの揺動を妨げ
る作用をなして、常にバランスをとって支持すべく作用
しており、前後に揺動せずきわめて安定したものとなっ
ている。
また、調整棒53は図示の如くボットム枠1に螺着せず
、適宜ボールジヨイント等を介して取り付ければ、ボッ
トム枠を傾斜させた場合にも、調整棒53先端が的確に
脚部21,31と当接できるものとなる。
なお、この調整棒は必ずしも脚部と当接させるものでは
なく、適宜掛止軸と当接可能とじたりあるいはその先端
にフット部を設けて掛止状態としてもよい等、これらの
変更は本考案の要旨にすべて包含されるものである。
(4)さらに、C字状の掛留具52を案内溝521に沿
って下方位置で回動させて係止できるので、掛止軸4か
ら掛留具5が外れることが全くなく、ベッドを移動させ
る場合や、ボットム枠1の傾斜、高低を調節する場合に
すこぶる手軽であり、安全性のきわめて高いものとなる
なお、本実施例では調整棒はボットム側に固設したが、
脚体側に固設されていてよいことは申すまでもなく、か
つ、その伸縮機構も適宜でよく、また、掛止軸の配設間
隔は必ずしも等間隔にする必要はなく、その配設数はヘ
ッド側は最低一本あれば充分であり、さらには、掛止軸
でなくとも、掛止孔が掛止できる突起を脚に突出させて
もよい等、本考案の前記した目的と上記した作用効果の
遠戚される範囲内において、これらの構造は任意に定め
れてよいのである。
上述の説明によって明白となるように、本考案によれば
従前のベッドに関し生じていた既述の問題点がきわめて
簡易かつ効果的に解決されるので、本考案によってもた
らされる実益はすこぶる大きい申さざるを得ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1図は本考
案に係るボットム枠の調節自在なベッドの斜視図、第2
図はボットム枠と脚体の掛止状態の要部を示す斜視図、
第3図はその一部切欠断面図である。 1・・・・・・ボットム枠、2,3・・・・・・脚体、
4・・・・・・掛止軸、5・・・・・・掛留具、21,
31・・・・・・脚部、53・・・・・・調整棒、51
1・・・・・・掛止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の脚部を有する脚体でボットム枠を支持してなるベ
    ッドにおいて、ヘッド側脚体の脚部に少なくとも1個の
    掛止軸を、フット側脚体の脚部に適宜数の掛止軸を配設
    すると共に、これらの掛止軸に掛止可能な掛止孔を欠設
    した掛留具をボットム枠四隅に1個づつ固着し1.さら
    に両脚体を常に直立させると共にボットム枠を安定状態
    に保持すべく、脚体と掛留具間に伸縮自在な調整棒を介
    在せしめてなることを特徴とするボットム枠の調節自在
    なベッド。
JP1981080470U 1981-05-29 1981-05-29 ボットム枠の調節自在なベッド Expired JPS601645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981080470U JPS601645Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29 ボットム枠の調節自在なベッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981080470U JPS601645Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29 ボットム枠の調節自在なベッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57192256U JPS57192256U (ja) 1982-12-06
JPS601645Y2 true JPS601645Y2 (ja) 1985-01-17

Family

ID=29876027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981080470U Expired JPS601645Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29 ボットム枠の調節自在なベッド

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JP (1) JPS601645Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928060A (ja) * 1972-07-14 1974-03-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928060A (ja) * 1972-07-14 1974-03-13

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Publication number Publication date
JPS57192256U (ja) 1982-12-06

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