JPS6016424Y2 - プレスブレ−キのラムの傾斜防止装置 - Google Patents

プレスブレ−キのラムの傾斜防止装置

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Publication number
JPS6016424Y2
JPS6016424Y2 JP488883U JP488883U JPS6016424Y2 JP S6016424 Y2 JPS6016424 Y2 JP S6016424Y2 JP 488883 U JP488883 U JP 488883U JP 488883 U JP488883 U JP 488883U JP S6016424 Y2 JPS6016424 Y2 JP S6016424Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
press brake
support arm
pair
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP488883U
Other languages
English (en)
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JPS59114226U (ja
Inventor
広明 千田
Original Assignee
株式会社相沢鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社相沢鉄工所 filed Critical 株式会社相沢鉄工所
Priority to JP488883U priority Critical patent/JPS6016424Y2/ja
Publication of JPS59114226U publication Critical patent/JPS59114226U/ja
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Publication of JPS6016424Y2 publication Critical patent/JPS6016424Y2/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はプレスブレーキのラムの傾斜防止装置に関す
るらのである。
従来のプレスブレーキではラムを昇降させるためラムの
両側に1対の油圧動作装置を設けているが、偏荷重の場
合にはラムが大きく傾斜することがある。
このような点を解消するためのラムの左右両側に縦方向
に延びるラックを設け、固定位置にある部材に水平方向
に回転可能に支持される軸の両端にラックとかみ合うビ
ニオンを設けてラムが傾斜しようとすると軸にねじりモ
ーメントが作用するようになって傾斜を防止することが
行われているが、軸がねじられる等の弾性変形が生じて
十分にラムの傾斜を防止することができなかった。
この考案はこのような点を解消してラムが傾斜しようと
すると、きわめて迅速に応答してラムの傾斜を防止する
ようにしたプレスブレーキのラムの傾斜防止装置を提供
するものである。
以下図面を参照しながらこの考案の一実施例について説
明する。
図に示すこの考案の一実施例において、10はフレーム
、11はこのフレームに固定してあって横方向に延びて
図示してない下型であるダイスを取付けるようにしたテ
ーブル、12はフレーム10に固定した後面板、13は
この後面板に両側で複数個ずつの連結部材14を介して
固着した前面板である。
15は図示し−Cない上型であるパンチを取付けるよう
にしたラムである。
16はこのラムを昇降させるため左右両端付近に配置し
た1対の油圧動作装置で、フIノーム10に対して固定
したシリンダー17及びピストン18を有している。
このピストンは球面接触部材19を介してラム15の両
端部に固着した連結部材20に連結させである。
21.22はそれぞれ後面板12及び前面板13に複数
個ずつ取付けてあってラム15を前後の両側から挾んで
案内するようにした案内部材、23はラム15の左右方
向の対称軸線に沿うように上下方向に所定長さにわたっ
てあけた長孔、25は後面板12を貫通して固着しかつ
長孔23を貫通し前端は前面板13に固着したピンであ
る。
27は長孔23に上下方向に摺動可能に装着してあって
ピン25が相対的に回動可能に貫通する摺動部材である
油圧動作装置16によりラム15が下降すると図示して
ないダイス上に配置した金属板をパンチにより折曲げ加
工を施すことができるようになっている。
この場合ラム15は左右方向に傾斜しても左右方向の対
称軸線に沿った長孔23が摺動部材27を介してピン2
5に案内されるため水平方向への移動は規制されるよう
になっている。
30は後面板12の左右に対称に形成した1対の孔、3
1はこの各孔にそれぞれ近接して後面板12の前面側に
取付けた1対の軸受部材(一方のみ図示しである)、3
2はそれぞれこの各軸受部材に回動可能に支持される1
対の軸部材、33はこの軸部材の一端に設けてあって複
数個の孔34があって図示してない棒を挿入して軸部材
32を適当に回動させる操作部、35はこの操作部と反
対側に設けた支持部、36は軸部材32に支持部35の
外方に偏心するように形成した偏心部、37は軸部材3
2を軸受部材31に対して回動しないように固定する止
めネジである。
38はそれぞれ一端を各軸部材32の支持部35に回動
可能に支持されて孔30を貫通して後方へ延びた1対の
支持腕、40は横方向に延びて両端付近をそれぞれ各支
持腕38の後端付近に回転可能に支持される例えば中空
にした軸、41はこの軸40の支持腕38に支持される
部分よりも外方に延びた両端に取付けたl対の同一寸度
のピニオンである。
42はそれぞれこのピニオンとかみ合う1対のラックで
、ラム15の背面に突出させた取付部43からある程度
傾斜できるようにした継手44を介して上方に延びる連
結部材45に結合してほぼ直立するように延びている。
47は軸部材32の偏心部36の外側に回転可能に嵌合
してラック42を案内するガイドローラーである。
止めネジ37を緩めて操作部33を回動して調節するこ
とによりラック42がピニオン41に密接してかみ合う
ようにすることができるようになっている。
48は各支持腕38の上方にそれぞれ配置するようにし
て後面板12に取付けた1対のバルブで、図示してない
油圧ポンプからパイプ50を介して圧力油を供給したり
排出できるようになっている。
このバルブから逆止弁52を介してパイプ51により油
圧動作装置16のシリンダー17の上部へ圧力油を供給
しかつ逆止弁54を介してパイプ53により油を排出で
きるようになっている。
55はバルブ48のスプールで、上下方向に延びており
下端部は継手56を介して支持腕38の前端上部にある
程度この支持腕の回動を許容するように連結しである。
57.58はバルブ48の上下に配置してスプール55
が振動等により誤動作しないように所定位置に保持され
るようにするつる巻バネである。
このうち上方に配置したつる巻バネ57は支持腕38及
びピニオン41を取付けた軸40の重量も支持しており
、そのためピニオン41を取付けた軸40の重量に基づ
く力のモーメントによりピニオン41とラック42のか
み合い部分で無理が生じないようになっている。
スプール55にはバルブ48内で大径部60が形成して
あって下降すると油圧動作装置16への油の供給が停止
したり減少しかつ上昇すると油の排出が停止したり減少
するようになっている。
前述したように構成したものにおいて、各油圧動作装置
16によりラム15が昇降する場合ラム15が水平であ
れば各ラック42によって各ピニオン41が軸40と共
に等しい角度だけ回転して軸40が傾斜することなく両
側のシリンダー17の上部へ同じように圧力油が供給さ
れたり排除される。
ラム15の下降時偏荷重等によってラム15が傾くと、
より下方へ進んだ側のラック42によってこれとかみ合
うピニオン41が押下げられ軸40も傾斜する。
これにより軸40が下降した側の支持腕38も先端部が
下降するように回動する。
したがって、スプール55によって下方へくる側のパイ
プ51への圧力油の供給が停止されたり減少するためラ
ム15が水平に復帰できる。
又、ラム15が上昇する場合にも一方の側のラック42
がより大きく上昇するとこれとかみ合うビニオン41も
上昇して軸40が傾斜するためその側のスプール55に
よってバイブ53を通る油が停止されたり減少してラム
15が水平になるようになっている。
ラム15の下降時その傾斜によりラック16とかみ合う
ピニオン41が下方へ移動する場合支持腕38は軸部材
32を中心として回動するため、この軸部材32の中心
とラック42及びビニオン41のかみ合い位置までの水
平方向の長さに対して軸部材32の中心とスプール55
の中心位置までの水平方向の長さが大きくその割合に比
例してスプール55が大きく下降するようになっている
この考案においてはラム15が上昇する場合には特にラ
ム15の傾斜を防止しないようにバルブ48を構成する
こともある。
前述したようにこの考案によれば、固定した位置に上下
方向に回動可能に支持される1対の支持腕38により両
端付近にそれぞれビニオン41を設けた軸40を回転可
能に支持しており、ラム15に上下方向に延びるように
取付けた1対のラック42がそれぞれピニオン41とか
み合うようになっており、かつラム15が下降する場合
いずれかの側がより下方になるように傾斜するとこの側
の支持腕38が下方へ回動してこの側の油圧動作装置1
6への圧力油の供給が停止したり減少するようにした1
対のバルブ48が設けであるから、ラム15が傾斜する
と直ちに下方へくる側の支持腕38が下方へ回動するた
めきわめて迅速に応答してラム15が傾斜するのを防止
できるという効果を有している。
なお、図示実施例のように構成したものはラム15が上
昇する場合に傾斜すると迅速に応答してその傾斜を防止
できるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施したプレスブレーキを部分的に
切欠いたり除去して示す正面図、第2図は部分的に切欠
いたり除去して示すその平面図、第3図は部分的に除去
して示すその背面図、第4図は要部を断面として示す平
面図、第5図は第4図におけるA−A断面図、第6図は
バルブを断面として示す動作説明図である。 10はフレーム、11はテーブル、12は後面板、15
はラム、16は油圧動作装置、17はシリンダー、30
は孔、32は軸部材、38は支持腕、40は軸、41は
ピニオン、42はラック、4Bはバルブ、55はスプー
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 両側に配置した1対の油圧動作装置により上型を取
    付けるラムを昇降させるようにしたプレスブレーキにお
    いて、前記ラムの両側付近にそれぞれ連絡してあって上
    下方向に延びる1対のラックと、両端付近にこのラック
    とそれぞれかみ合うピニオンを固着した軸と、固定した
    位置に上下方向に回動可能に支持されそれぞれ前記軸の
    両端付近を回転可能に支持する支持腕と、それぞれ支持
    腕に連結したスプールを有し少くともラムの下降時この
    ラムが傾斜すると下方へくる側の支持腕が下方へ回動す
    ることによりその側の前記油圧動作装置への圧力油の供
    給を停止又は減少させるようにした1対のバルブとを包
    含することを特徴とするプレスブレーキのラムの傾斜防
    止装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置であって
    、前記バルブはラムの上昇時このラムが傾斜すると上方
    へくる側の支持腕が上方へ回動してこの側の油圧動作装
    置からの油の排出を停止したり減少させるように前記バ
    ルブが構威しであることを特徴とするプレスブレーキの
    ラムの傾斜防止装置。
JP488883U 1983-01-19 1983-01-19 プレスブレ−キのラムの傾斜防止装置 Expired JPS6016424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP488883U JPS6016424Y2 (ja) 1983-01-19 1983-01-19 プレスブレ−キのラムの傾斜防止装置

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JP488883U JPS6016424Y2 (ja) 1983-01-19 1983-01-19 プレスブレ−キのラムの傾斜防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59114226U JPS59114226U (ja) 1984-08-02
JPS6016424Y2 true JPS6016424Y2 (ja) 1985-05-22

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ID=30136488

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JP488883U Expired JPS6016424Y2 (ja) 1983-01-19 1983-01-19 プレスブレ−キのラムの傾斜防止装置

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