JPS6016408B2 - オレフインオリゴマ−の製造法 - Google Patents

オレフインオリゴマ−の製造法

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JPS6016408B2
JPS6016408B2 JP52048058A JP4805877A JPS6016408B2 JP S6016408 B2 JPS6016408 B2 JP S6016408B2 JP 52048058 A JP52048058 A JP 52048058A JP 4805877 A JP4805877 A JP 4805877A JP S6016408 B2 JPS6016408 B2 JP S6016408B2
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catalyst
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oligomer
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義治 奥村
光治 塩沢
喬 小谷野
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Tonen General Sekiyu KK
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Toa Nenryo Kogyyo KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オレフィンオリゴマーの製造法に関するもの
であり、特に、Q−オレフィンを、三フッ化ホウ素、水
およびアルコールから成る触媒の存在下において低重合
させることにより高粘度指数、低流動点および高引火点
を有し、かつ、低揮発性を有するオレフィンオリゴマー
を製造する方法に関するものである。
従来、Qーオレフインを原料とするオリゴマーについて
は多数の製造法が提案されている。
例えば、ハロゲン化チタンと有機アルミニウム化合物と
から成るチグラー触媒を使用する製造法が、Qーオレフ
ィンオリゴマ−の製造法として知られているが、反応時
間が長く、二量体等の竪質物が多量に幅生すること等の
難点を包蔵するものである。一方、塩化アルミニウムを
触媒とす,る方法は、比較的低粘度、例えば、聡.9℃
における動粘度(KV98.9)が約1比St以下のオ
リゴマーを得るには多量の溶媒と約10000以上の高
温の反応温度を必要とし、その結果、異性化が促進され
、粘度指数の低いオリゴマーが生成する。また、オリゴ
マーに塩素が化学結合されたものが副生する結果、オリ
ゴマーの水素化の際に、水素化触媒が被毒されるという
欠点がある。ニフッ化ホウ素系触媒についてはカルボン
酸、アルコールまたは水等を助触媒とする方法が提案さ
れており、特に、水を助触媒とする三フッ化ホウ素系触
媒は活性が高く、また、工業的にも入手が容易である。
しかしながら、かかる触媒は三量体のオリゴマーを選択
的に製造するには適しているが、三フッ化ホウ素−水錯
体の凝固点が高いため、低温での反応を行なわせること
ができず、これを用いて四量体以上のオリゴマーを製造
することは、ほとんど不可能であった。即ちQ−オレフ
ィンの低重合反応は、触媒の凝固点以上の温度で行なう
ことが必要である。
三フツ化ホウ素−水鈴体がその凝固点以下になれば、凝
固することは当然であるとして、たとえ、凝固点以上で
あっても近傍の温度で使用する場合も冷煤が凝固点以下
に低下した如き場合には、当該鰭体が反応容器の内壁に
析出し、反応が停止するという現象を呈するから、当該
触媒を使用するときは、相当の温度を上昇させる必要が
あった。また、カルボン酸を助触媒とする三フッ化ホウ
素錯体についてもその凝固則ま高く、同様にこれを用い
て高品質オリゴマーを収率よく製造することはできなか
った。以上のように、高粘度指数と低流動点とを併有し
、不純物を実質的に含有しない四量体以上の成分を多割
合に含有するQ−オレフィンオリゴマーを製造すること
は、従釆公知の重合法では達成することが困難であった
本発明者らは、かかる状況を背景としてハロゲン化ホウ
素系触媒を使用するオレフィンオリゴマーの製造法の改
良について種々検討を加えたところ、三フッ化ホウ素、
水およびアルコールから成る触媒を使用することにより
、前記問題点を解消し高粘度指数と高引火点を有し、か
つ比較的低粘度のオリゴマーを製造できることを見出し
本発明を完成した。
すなわち、本発明は「炭素数6以上のオレフィンを三フ
ッ化ホウ素、水およびアルコールから成る触媒の存在下
において低重合させることを特徴とするオレフィンオリ
ゴマーの製造法に関するものである。
本発明の特徴とするところは、第一に、オレフィンの低
重合用触媒として三フツ化ホウ素、水およびアルコール
からなる三成分系触媒を使用することにあり、従来公知
の三フッ化ホウ素と水から成る触媒または、三フッ化ホ
ウ素とアルコール類から成る触媒を使用する方法に比し
、反応温度の低温化を図ることができるから、三フッ化
ホウ素−水系触媒特有の高い触媒活性を維持することが
でき、高度の反応性と選択性とを示し、工業的に有利な
オレフィンオリゴマ−の製造法を提供することができる
第二に、触媒の三成分の各割合を変更することにより凝
固点の異なる触媒を適宜得ることができるから、目標品
質のオリゴマ−を効果的に製造するために必要な反応温
度を選択できるように触媒組成を決定できる。以下、本
発明について詳細に説明する。
オリゴマーの原料として使用するオレフインとしては、
鎖状のQ−オレフィンが好適であり、好ましいQ−オレ
フィンは、炭素数が6以上のものである。例えば、1−
へキセン、1−へプテン、1−オクテン、1‐−ノネン
、1−デセン、1ーウンデセン、1ードデセン、1−ト
リデセンおよび1ーテトラデセン等の群から選択される
一種または二種以上のQーオレフインを使用ることがで
きる。本発明の実施にとって、いかなる種類のQ−オレ
フィンもその目的に応じて支障なく使用することができ
るが、例えば、自動車用エンジン油基油のほか油滑剤と
して使用できるオリゴマーを製造するには平均炭素数が
約8〜10の範囲のものを使用することが好ましい。次
に、本発明において使用する触媒は、前記の如く三フッ
化ホウ素、水およびアルコールの三成分から成るもので
ある。
ここに、アルコールとしては、脂肪族アルコール、例え
ば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、nーブチルアルコール等を使用すること
ができる。特に好ましい化合物は、メチルアルコールで
ある。本触媒の組成を一般式によって表わすと次の如く
である。BF31n比○・(1一n)ROH (式中nは、約0.5〜0.95である。
)本発明によれば、nは、約0.5〜0.95、好まし
くは、約0.6〜0.9の範囲である。すなわち、nが
当該範囲内に存在する場合の触媒は、極めて低い凝固点
を有するという特徴的な現象を呈する。
即ちnの値と凝固点との関係は次表の如くである。従っ
て、この様に凝固点を低下させた触媒を便用することに
より、低重合反応の低温度、すなわち、三フッ化ホウ素
−水系触媒の凝固点以下である700以下、特に0℃以
下の反応が可能となり、後記の実施例により明らかにし
ている通り、約90%以上のオリゴマー収率が得られる
如き高反応性と約85%以上の四〜八量体が得られる如
き高選択性を達成することができると考えられる。
但しnの値が0.60以下、特に0.50以下となると
凝固点は低くなるものの、触媒活性が低下するため好ま
しくない。しかも、nが上記範囲内において三フッ化ホ
ウ素に対する水およびアルコールの割合を変更すること
により凝固点の異なる触媒を得ることでできるから所望
粘度のをオリゴマーを製造するための必要な反応温度に
適応するように触媒組成を適宜決定することができる。
一方、nが当該範囲内に存在しない場合は、触媒の凝固
点が高く、前記の如き高反応性、高選択性を得ることが
できず、本発明の目的を達成することができない。
本発明の触媒は、Qーオレフィンの低重合反応に供する
前に、あらかじめ水とアルコールの所望割合の混合体に
三フッ化ホウ素を所望量吸収させて調製することができ
るが、低重合反応器内においてその場で調整することも
できる。上記の如く三成分の割合はBF3:比0:RO
Hが1:0.5〜0.95:0.5〜0.05とするの
が好ましい。反応帯域における触媒濃度としては、触媒
有効量であれば、特に限定されないが、好ましい濃度は
、原料Q−オレフィンに対して約0.3〜5重量%の範
囲である。本発明に於ける低重合の際の反応温度として
は、本発明による触媒の凝固点以上の温度を採用する。
好ましい反応温度は、凝固点以上で約7℃以下の温度で
あり、特に好ましい反応温度は、0℃以下である。推奨
すべき反応温度は、触媒の凝固点より若干高い範囲内で
選択することができる。反応時間は、特に限定されるも
のではなく、約3び分〜8時間程度で所望の品質を有す
るオリゴマーを得ることができる。また、反応圧力は、
常圧で差し支えがないが、加圧してもよい。反応の終結
は、反応物にアルカリ性物質を添加して触媒を失宿させ
ることにより行なうことができる。ここに、アルカリ性
物質としては、アンモニア、荷性アルカリまたはアミン
等の通常使用されている物質を使用することができる。
好ましいアルカリ性物質は、アンモニアである。低重合
反応の実施において、反応溶媒は、溶液粘度を低下させ
る必要のある場合には、適宜使用することが出来る。
この場合において好適な溶媒としては、例えば、四塩化
炭素、クロロホルムおよび塩化メチレンの如きハロゲン
化炭素、ベンタン、ヘキサンおよびへブタンの如き飽和
炭化水素等を使用することができる。また、反応帯城に
は遊離の三フッ化ホウ素を一且生成した三フッ化ホウ素
−水ーアルコール系錆体から三ハロゲン化ホウ素が遊離
しないように当該銭体に対して約2〜30モル%の範囲
で共存させることが好ましい。遊離三フッ化ホウ素の役
割は、上記触媒の分解により発生くる三フッ化ホウ素を
補充し、触媒の組成を一定に維持させることにあるもの
と推定される。低重合反応の方法は、回分式、半回分式
または流通式のいずれでも採用することができるが、操
作上流通式が簡便である。
以上の如き反応により得られたオリゴマーは、洗浄して
残存する触媒を除去した後水素化精製に供され、残存す
る不飽和結合および不純物等を除去することが好ましい
水素化精製は、通常の方法を裸用し、水素化反応条件下
において、オリゴマ−を水素化触媒と接触させることに
より行なうことができる。このための触媒としては、耐
火性担体、例えば、アルミナ、シリカ、マグネシア、ゼ
オラィト等に水素化活性成分を担持させたものが好適で
ある。水素化活性成分としては、白金、パラジウム等の
貴金属、ニッケル、コバルト、モリブデン、クロム、及
び鋼等を使用することができる。好ましい活性成分は、
ニッケル、特にラネーニッケルである。水素化反応条件
については、約50〜30び○、好ましくは、約100
〜2000Cの範囲の温度、約5〜200k9/仇、好
ましくは、約7〜150k9/地の範囲の圧力および所
望の品質を有する生成物が得られるような適当な液空間
速度を採用する。本発明によれば次の如き効果を奏する
ことが出釆る。
すなわち、先ず、第一に従釆不可能であった低温におけ
る重合反応が可能であるから、軽質蟹分が少量のオリゴ
マーを製造できることである。例えば三フッ化ホウ素−
水−メタノール錆体の場合は、四重体以上が約85%以
上を占め、二重体が約0.5%以下、三量体が約10%
以下の組成をもつオリゴマーを製造することができる。
このことは、従来、三量体を主成分とするオリゴマーを
与えるにすぎなかった三フツ化ホウ素系鍵体触媒に新規
な分野を開くものである。従って、本発明により得られ
たかかる組成を有するオリゴマーは、二〜三塁体を除去
しなくともエンジン油等の用途に合成潤滑油として直接
使用することができる。第二に、反応温度が従釆法に比
し低くしかも容易に調節することができるから異性化、
分解反応が抑制される結果、粘度指数が高く、通常、糠
色透明で高純度のオリゴマーを製造できることである。
第三に、熱安定性、酸化安定性が良好なオリゴマーを収
率よく製造することができることである。以下本発明を
実施例及び比較例を以つて説明する。
実施例 1 0℃に保持したガラス製反応器(内容積2,000m‘
)を三フッ化ホウ素ガスで置換した後、これにあらかじ
め調製したBF3・0.8斑20・0.1に日30HI
O夕と1−オクテン1,000夕を導入して婿拝した。
発熱が直ちにはじまったので、反応器内が0℃に保持さ
れるように冷却した。2時間3び分の反応後に0.5%
アンモニア水500のとを加えることにより反応を停止
させた。
その後、数回の水洗により触媒成分を除去した。反応生
成物から禾反応オクテンを蟹去することにより、無色透
明のオリゴマー963夕を得た。オリゴマーの性状を測
定した結果を第1表に示す。生成オリゴマーから二重体
および三蔓体を蟹去したところ粘度(KV37.8)4
2.8KSt、粘度指数127および引火点250oo
の性状のものを得た。
次に、未だ二〜三量体を含有する上記生成オリコマーを
ケィソウ士を担体とするニッケル触媒上で、反応温度2
60qo、反応圧力60k9/嫌および液空間速度IV
/H/Vの条件で水素化し、精製オリゴマーを得た。こ
のオリゴマーは、赤外吸収スペクトルより二重結合が完
全に消失しており、粘度(KV37.8)斑.皮次St
、粘度指数128および引火点240ooの性状を有す
るものであった。尚、精製オリゴマーから二童体および
三豊体を蟹去したものは、上記の如く引火点250oo
であり、他の性状においてもほとんど変化がないから、
竪質函分を除去する必要がないことが明らかである。実
施例 2 一15℃に保持したガラス製反応器(内容積2,000
私)を三フッ化ホウ素ガスで置換した後、あらかじめ調
製したBF3・0.74L○・0.2昨日30HIO夕
と1−オクテン1,000夕とを導入し縄拝した。
反応時間中反応器内が−15ooに保持されるよう冷却
した。2時間30分の反応後に0.5%アンモニア水5
00Mを加えることにより反応も停止させた。
その後、数回の水洗いにより触媒成分を除去した。反応
生成物から未反応オクテンを留去することにより無色透
明のオリゴマー936夕を得た。結果を第1表に示す。
実施例 3 −35℃に保持したガラス製反応器(内容積2,000
仇【)を三フッ化ホウ素ガスで置換した後、これに、あ
らかじめ調製したBF3・0.67日20・0.33C
比OHIO夕と1−オクテン1,000夕とを導入して
燈拝した。
反央器内を−3500に保持するよう冷却し、4時間3
0分反応を継続させた。0.5%アンモニア水500M
を加えることにより反応を停止させ、水洗を数回行ない
触媒成分を除去した。
反応生成物から未反応オクテンを蟹去することにより無
色透明のオIJゴマー921夕を得た。結果を第1表に
示す。実施例 4 −5500に保持したガラス製反応器(内容積2,00
0肌)を三フッ化ホウ素ガス置換した後、これに、あら
かじめ調製したBF3・0.細20・0.4CH30日
IO夕と1ーオクテン1,000夕とを導入して縄拝
した。
反応器内を−55qoに保持するように冷却し、6時間
30分反応を継続させた。0.5%アンモニア水500
私を加えることにより反応を停止させ、水洗を数回行な
い触媒成分を除去した。
反応生成物から未反応オクテンを蟹去することにより無
色透明のオリゴマー908夕を得た。結果を第1表に示
す。比較例 1 loo0に保持したガラス製反応器(内容積2,000
舷)を三フッ化ホウ素ガスで置換した後、三フッ化ホウ
素−水鍔体(モル比1:1)10夕と原料Q−オレフイ
ンとして1−オクテン1000夕とを導入し蝿拝した。
反応器内を1ぴ0に保持しながら、2時間3粉ご反応を
行なわせた。以後、実施例2と同様に処理したところ第
2表に示す結果を得た。比較例 2 6℃に保持したガラス製反応器(内容積2,000の‘
)を三フッ化ホウ素ガスで置換した後比較例1と同様に
処理したところ第2表に示す結果を得た。
オリゴマー収率が2.5%と極めて低く、反応容器内で
触媒が固化するのが観察された。比較例 3−15oo
に保持したガラス製反応器(内容積2,000の【)を
三フッ化ホウ素ガスで置換した後、三フツ化ホウ素ーメ
タノール鍔体(モル比:1:1)10夕と1−オクテン
1,000夕とを導入し縄拝した。
反応器内を−15qoに保持しながら2時間3ひげ反応
を行なわせた。0.5%アンモニア水500の‘を加え
ることにより反応を停止させた。
その後、数回水洗を行ない触媒成分を除去した。反応生
成物から未反応オクテンを留去することによりオリコマ
ー488夕を得た。これを実施例1と同様に水素化精製
に供し、第2表に示す性状のオリゴマーを得た。比較例
4 −20ooに保持したガラス製反応器(内容積2,00
0M)を三フッ化ホウ素ガスで置換した後、比較例3と
同様に処理したところ第2表に示す結果を得た。
オリゴマーは、ほとんど生成せず、オリコマー組成中4
〜8量体が25.6%と極めて低い結果を得た。また、
反応容器内において触媒が固化されることが観察された
。第1表 第2表 以上の結果から、本発明によるオリゴマーの製造法は、
オリゴマー収率が高く、しかも四〜八量体が高割合のオ
リゴマーを与えることができるから、工業的価値の高い
ものであることが明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炭素数6以上のオレフインを、三フツ化ホウ素、水
    およびアルコールから成る触媒の存在下において低重合
    させることを特徴とするオレフインオリゴマーの製造方
    法。 2 三フツ化ホウ素、水およびアルコールから成る触媒
    が一般式 BF_3・nH_2O・(1−n)ROH (たゞし
    、nは0.5〜0.95であり、Rは一級アルキル基で
    ある)で表わされる三成分系触媒である特許請求の範囲
    第1項記載の製造法。 3 nが0.6〜0.9である、特許請求の範囲第2項
    記載の製造法。 4 オレフインがα−モノオレフインである特許請求の
    範囲第1項記載の製造法。
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