JPS60163750A - エンドラバ−の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 本発明は自動車用装飾部品の端部に装着されるエンドラ
バーの取付構造の改良に関する。

（２）従来技術と問題点 従来、この種のエンドラバーの取付構造を、例えば第１
図乃至第３図に示すように、自動車１のフード２前面に
おいて、パンパ３の上級に沿って配設される帯状の樹脂
モールディング４について説明すれば、このモールディ
ング４は左右両側部がフロントフェンダパネル５側まで
廻り込んでおり、該側端部６にはフロントフェンダパネ
ル５との干渉を防ぐためにエンドラバー７が装着されて
いる。

このエンドラバー７はモールディング４の側端部８に嵌
め込まれる嵌合溝８が形成された装着部８と、この装着
部９の外側方に一体に延びフロントフェンダパネル５の
前端フランジ部ｌＯに弾接するリップ部１１とで構成さ
れ、予め接着剤が塗布された嵌合溝８をモールディング
４の側端部６上下方向に亘って嵌め込むことにより取付
けられていた（例えば、実開昭５７−１３９４５７号）
。

しかしながら、このような従来のエンドラバー７の取付
ａ造にあっては、モールディング４の側端部ｅとエンド
ラバー７の装着部８との嵌め合いによってエンドラバー
７を取付けていたため、この嵌め合いか弱いとエンドラ
バー７が外れてしまうおそれがある。それ故、装着部９
の嵌合溝８を幅狭にして嵌め合いを強くしたり、また接
着剤の塗布量を多くするなどして上記取付手段の欠点を
補う必要があるため、その分、エンドラバー７の取付作
業性が低下したり、また嵌合溝８内がら接着剤がはみ出
して見映えを低下させてしまう等の問題があった。

（３）発明の目的 本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、エンドラバーの取伺強度
を低下することなく、その取付作業性を向上させたこと
にある。

（４）発明の構成 本発明は上記目的達成のために、自動車用装飾部品の端
部に装着され、該端部と車体パネルとの干渉を防市する
エンドラバーにおいて、上記装飾部品の端部近傍および
エンドラバーのそれぞれに両者の接合面を形成し、該接
合面に設けた係止手段によって装飾部品にエンドラバー
を固定したことを要旨としている。

５）発明の実施例 以下添付図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図、第４図および第５図に示す実施例において、従
来と同様、バンパ３の上級に沿って配設した帯状の樹脂
モールディング４の側端部θに装着されるエンドラバー
１２の取付構造について説明すれば、モールディング４
の側端部６近傍には裏面側に突出する平板状の接合面１
３が形成され、この接合面１３の上下側部には一対の保
合孔１４．１４が設けられている。

一方、エンドラバー１２は、モールディング４の側端部
８に嵌め込まれる嵌合溝１５が形成された装着部１６と
、この装着部１８の外側方に一体的に延びフロントフェ
ンダパネル５の前端フランジ１０に弾接するリップ１７
とが従来と同様に形成されている他、この実施例では上
記装着部１６の後方に平板状の接合面１８が一体的に延
びており、更にこの接合面１日には上記モールディング
４の接合面１３に設けた係合孔１４．１４と対向する係
合突起１９．１９が上下側部に一対形成されている。

この係合突起１８は上記係合孔１４の内径と略同−径を
有する基部２０と、この基部２０の先端に膨出形成され
、基部２０との間に係止爪２２を有する膨出部２１と、
この膨出部２１の先端に突出形成される突起状ガイド部
２３とで構成される。

従って、このように構成されるエンドラバー１２をモー
ルディング４の側端部６に取付ける場合には、まずモー
ルディング４の側端部６後方にエンドラバー１２を配置
し、係合孔１４にエンドラバー１２の係合突起１８を位
置合わせする。次いで、保合突起１８の突起状ガイド部
２３を係合孔１４内に挿入し、その先端部をモールディ
ング４の裏面側からプライヤ　（図示せず）等の工具を
用いて引張るか、または接合面１８の後方から押して膨
出部２１を押し込み、基部２０を係合孔１４内に嵌合さ
せた状態で係合孔１４の周縁に係止爪２２を係止させる
。このようにして上下の係合孔１４．１４に係合突起１
９　、１１１１を嵌め込んで両者の接合面１３．１８を
衝合させると共に、モールディング４の側端部６に装着
部ＩＢの嵌合孔１５を嵌め入れてエンドラバー１２の取
付けを完了し、次の工程で該モールディング４を車体に
組付ける。尚、従来と同様、嵌合溝１５内には予め接着
剤を塗布してあってもよいが、この場合、エンドラバー
１２は上記係止手段によって固定されているので、装着
部１６がめくれない程度に薄く塗布してあれば・よく、
また嵌合溝１５も幅狭に形成する必要がないので、従来
のように嵌合溝１５から接着剤がはみ出したり、嵌合溝
１５の嵌め込みが面倒になるといったことがない。

このように上記実施例によれば、モールディング４の側
端部６近傍に設けた接合面１３とエンドラバー１２に設
けた接合面１８とを衝合させ、かつ前者の接合面１３に
形成した係合孔１４に後者の接合面１Ｂに形成した係合
突起１８を嵌合させるだけで固定できるようにしである
ので、その取付けが極めて容易となる他、エンドラバ−
１２装着時の位置決めも同時に行うことができる。

第８図は本発明の第２実施例を示したものテアリ、フロ
ントフェンダパネル５の前端フランジ１０が、モールデ
ィング４の裏面側まで延びている場合に有効となる取付
手段の例である。この実施例ではエンドラバー２４がモ
ールディング４の側端部６近傍表面を覆うことができる
ように幅広に形成されている他、これらモールディング
４の側端部６近傍およびエンドラバー２４の幅広部分を
両者の接合面２５、２８とし、かつ前者接合面２５に上
下一対の保合孔２７を、後者の接合面２６に前述の実施
例と同様の係合突起２８を夫々設けたものである。

従って、この実施例にあっては、モールディング４の側
端部６近傍にエンドラバー２４を配置し、かつ保合孔２
７内に係合突起２８を嵌め込むことでエンドラバー２４
を取付けることができ、モールディング４のＩＦ　面側
にフロントフェンダパネル５の前端フランジ１０が延び
ているような場合にも、上記実施例と同様、簡単にエン
ドラバー２４を取付けることができる他、モールディン
グ４を車体に組付けた後からでもエンドラバー２４の装
着が可能である。またこの実施例ではエンドラバー２４
が幅広に形成されているので、モールディング４の側端
部６における装飾用部品ともなる。

尚、上記いずれの実施例でも、係止手段としてモールデ
ィング４側に係合孔１４，２７を。

エンドラバー１２．２４側に係合突起１９．２８を夫・
々設けた場合について説明したが、本発明では、両者の
関係が逆であってもよく、また係合孔、係合突起以外の
保合手段であってもよい。また上記実施例以外の部位に
おけるモールディング等自動車用装飾部品に装着される
エンドラバーの取付構造にも適用できることは勿論であ
る。更に鋼板製のモールディング等にエンドラバーを取
付ける場合にも適用できる。

（８）発明の詳細 な説明したように本発明に係るエンドラバーの取付構造
によれば、エンドラバーの取付作業性の向上を図れると
共に、取付部の見映えを損なうことなく取付強度を確保
できるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はエンドラバーの装着部位の一例を示す斜視図、
第２図は従来のエンドラバーの取付構造の一例を示す斜
視図、第３図は第２図に係るエンドラバーの取付構造を
示す第１図中Ａ−Ａ線断面図、第４図は本発明に係るエ
ンドラバーの取付構造の第１実施例を示す斜視図、第５
図は第４図に係るエンドラバーの取付構造を示す第１図
中Ａ−Ａ線断面図、第８図は本発明の第２実施例を示す
第１図中Ａ−Ａ線断面相当図である。 ４・・・モールディング（自動車用装飾部品）５・・・
フロントフェンダパネル（車体パネル）６・・・側端部
（端部） １２．２４・・・エンドラバー １３．２５・・・モールディングの接合面１４．２？・
・・係合孔（係止手段） １８．２８・・・エンドラバーの接合面Ｉｌｌ、２Ｂ・
・・係合突起（係止手段）第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車用装飾部品の端部に装着され、該端部と車体パネ
   ルとの干渉を防止するエンドラバーにおいて、上記装飾
   部品の端部近傍およびエンドラバーのそれぞれに両者の
   接合面を形成し、該接合面に設けた係止手段によって装
   飾部品にエンドラバーを固定したことを特徴とするエン
   ドラバーの取付構造。