JPS60163524A - 非安定マルチバイブレ−タ - Google Patents

非安定マルチバイブレ−タ

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JPS60163524A
JPS60163524A JP59018593A JP1859384A JPS60163524A JP S60163524 A JPS60163524 A JP S60163524A JP 59018593 A JP59018593 A JP 59018593A JP 1859384 A JP1859384 A JP 1859384A JP S60163524 A JPS60163524 A JP S60163524A
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resistor
voltage
circuit
inverter
voltage drop
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JP59018593A
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English (en)
Inventor
Isao Kai
勲 甲斐
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/03Astable circuits

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の分野 この発明は、アナログ的に変化する抵抗値や、同様に変
化する制御入力電圧値、あるいは外部より入力されるデ
ジタル信号等により、発振回路の発振周波数を制御した
り、あるいはその発振周波数を知ることにより、入力状
態を知る為の発振回路として使用される非安定マルチバ
イブレークに関する。
(ロ)従来技術とその問題点 従来、アナログ的に変化する抵抗値や電圧値をデジタル
信号に変換する手段としてはA/Dコンバータがあり、
一般にA/Dコンバークとしては、積分形や比較形のも
のがよく知られている。これらのA/Dコンバータは比
較的高精度のものが得られる反面、回路が複雑で高価で
あるという欠点がある。
また、上記A/Dコンバータに類するものとして、すな
わち抵抗値等の変化に対応した周波数のパルス信号を出
力するものとして非安定マルチバイブレータがある。第
1図に非安定マルチバイブレークの基本回路を示してい
る。
この非安定マルチバイブレークは、C−MOSトランジ
スタで構成される2個のインバータl及び2の縦続接続
と充放電用の抵抗R、コンデンサC1さらに素子保護用
の抵抗ROから構成されるものであり、単に固定した周
波数で使用する場合、構成が簡単であり安価でもあるか
ら、電子製品に採用上メリットが大きい。
しかしながら、この非安定マルチバイブレークは抵抗R
に正逆の電圧が交互に印加され、また図示していないが
VSS(OVライン)や、VDD(電源ライン)に抵抗
Rが直接接続されたものでないため、抵抗Rの抵抗値を
切替えて発振周波数を制御する場合には、第2図に示す
ように、複数個の抵抗R1、R2、・・・RNを)ラン
スミソシロンゲートTGI、TG2、・・・TGN等の
アナログスイッチと直列接続し、制御信号DI、D2、
・・・DNでトランスミッションゲートTGI、TG2
、・・・TGNをオン/オフしなければならない。しか
るにトランスミッションゲートは多くのセルを必要とし
、高価となり、したがって第2図のような回路を採用す
るのは得策でない。
また、これらの非安定マルチバイブレークでは、アナロ
グ的な制御入力電圧でアナログ的に発振周波数を制御す
ることは困難である上、温度センサ等アナログ的に変化
する抵抗を第1図の抵抗Rとして使用する場合には、 ■抵抗器には±の電源電圧が交互に印加される為、例え
ばビードサーミスタ等、その定格消費電力の小さい素子
や定格使用電圧の低い素子が使用されると、回路電源電
圧の制限を受けたり、あるいはこれを避けるため素子と
直列に保護分圧用の抵抗器等を接続する必要があるが、
この場合素子の抵抗変化に対して、その出力の変化率が
小さくなる。
■抵抗器の両端が電源ラインから浮いている為に、外部
よりサージ電圧とか静電気の放電やその誘導があると、
電荷は必ず回路半導体素子を通してアースに近い電源ラ
インに流れるため、素子が破壊されやすく、その保護の
必要性は大きいが、保護回路を設けるとなると回路は非
常に複雑となる。
という実用上の欠点があった。
また、第1図の基本回路では、インパーク1.2を構成
するC−MOS )ランジスタのスレッシュホールド値
にバラツキがあるところから、出力信号のデユーティ比
が%でないのが通常である。
そのためデユーティ比を〃としたり、あるいは所定比に
するために、第3図に示すように、抵抗Rとコンデンサ
C間に、ダイオードD x s抵抗Rxの直列回路とダ
イオードDyと抵抗Ryの直列回路を並列挿入し、抵抗
R+RxとコンデンサC1抵抗R+R)Iとコンデンサ
の時定数を交互に用いた回路が使用される。
しかし、この回路で第2図のように抵抗Rを切替使用、
あるいは抵抗値を変化させて発振周波数を制御しようと
すると、当然R+RxとR+R)1の比率が変化し、デ
ユーティゝ比が変化し、この回路の目的と矛盾する不都
合が生じる。
(ハ)発明の目的 この発明の目的は、上記従来の非安定マルチバイブレー
クの欠点を解消し、簡単な回路で発振周波数の切替可能
な、またアナログ入力信号あるいはアナログ的な抵抗変
化に応答して、発振周波数をアナログ的に制御可能な非
安定マルチバイブレークを提供することである。
(ニ)発明の構成 上記目的を達成するために、この発明の非安定マルチバ
イブレークは、少な(とも2個のC−MOSインバータ
と、充放電用のコンデンサ及び抵抗を含む非安定マルチ
バイブレークにおいて、前記インバータの出力端と零電
位間に、第1と第2の電圧降下手段を直列接続し、この
第1と第2の電圧降下手段による分圧電圧を前記充放電
用のコンデンサに印加し、この分圧電圧値だけ前記イン
バータのスレッシュホールド値を中心に上下に、前記充
放電用のコンデンサ及び抵抗の時定数で充放電させるよ
うにしており、前記分圧電圧値を変化させることにより
、発振周波数を制御するようにしている。
(ホ)実施例の説明 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
第4図は、この発明の基本的な実施例を示す非安定マル
チバイブレークの回路図である。この非安定マルチバイ
ブレークは、C−MOS)ランジスタで構成されるイン
バータl、2と充放電用の抵抗R、コンデンサC及び素
子保護用の抵抗R。
を含み、インバータlの出力端がインバータ2の入力端
に接続されるとともに、抵抗Rの一端に接続され、抵抗
Rの他端がコンデンサCの一端に接続されるとともに、
保護抵抗Roを介してインバータ1の入力端に接続され
ている点で第1図に示す回路と同様である。
しかし、第1図に示す回路と相違して、インバータ2の
出力端とVSSに抵抗RVI、RV2の直列回路を接続
し、この抵抗RVIとRV2の接続点をコンデンサCの
他端に接続している。すなわち、抵抗RVIとRV2に
よる分圧電圧がコンデンサCに印加されるようになって
いる。
この回路において、各インバータのvssと出力端が閉
回路(オン)で、出力端と電源VDDが開回路(オフ)
である場合を60″とし、逆にvssと出力端が開回路
で、出力端とVDDが閉回路である場合を“1″とし、
インバータlのスレッシュホールド電圧をVTRとし、
VAOをインバータlの出力、VBOをインバータ2の
出力とすると、出力VAO1VBOがVAO=” 1”
、VBO= ” 0 ”となると、VDD→インバータ
1の出力端→抵抗R→コンデンサC→抵抗RVIとRV
2の並列回路→VSSの閉回路が構成され、抵抗とコン
デンサの時定数でコンデンサCがVAG側を(+)とし
て、徐々に電源電圧VBOへと充電される。そして、こ
の電圧VAGがインバータ1のスレッシュホールド電圧
VTHに達すると、インバータl及び2の出力はともに
反転し、VAO=″′0″、VBO= ” 1 ” と
なる。また同時に、インバータ1の入力電圧VAGは、
コンデンサCに充電されていたスレッシュホールド電圧
VTI+ニ、電源電圧vODの抵抗RVIとRV2によ
る分圧電圧vOが加算されて印加される。この電圧Vo
は であり、この時の入力電圧VAGの最大値をV AGP
とすると、V AGPは VAGP =VTH+Vo −・ ・ (1)である。
またこの時点で、電源VDD−インバータ2の出力端→
抵抗RVI→コンデンサC−抵抗R→インバータlの出
力端→■SSの閉回路が構成されるので、抵抗とコンデ
ンサの時定数でコンデンサCが逆充電される。これにと
もない抵抗ROVAG側の電位が徐々に低下しvSSに
向かう。これによりインバータlの入力電圧は徐々に低
下し、スレッシュホールド電圧VTHに至る。この時、
コンデンサCの抵抗Rとの接続点側の電圧をV AGB
とするとVTH= VAGB + V 。
であるから VAGB =VTH−Vo ・・・(2)であり、イン
バータ1.2がともに反転し、VAO−“1”、VBO
= ” O″ となる。インバータ10入力は、この VAGB = VTII −V 。
となる。そして、この時点で再び上記した最初の状態に
戻る。すなわち、電源VDD→インバータ1の出力端−
抵抗R−コンデンサC→抵抗RVI、RV2の並列回路
−VSSの閉回路が形成され、コンデンサCの抵抗R側
の電圧は、抵抗とコンデンサの時定数で徐々に上昇し、
VDDに向い、インバータlのスレッシュホールド電圧
VTIIに至る。
以上のようにして、インバータ1のゲートはスレッシュ
ホールド電圧VT11を中心として、抵抗RVI RV
2で分圧設定された電圧Voのみ上下に、抵抗とコンデ
ンサの時定数で充放電を行う。
この充放電が繰り返され、発振が維持される。
ここで計算を容易にするため、R>>RVIとし、イン
バータのC−MO3I−ランジスタのスレン’J 、:
L ホールF i4圧VTH’c VTll# ’A 
VDDとし、ヒステリシスを無視すると、■へ〇=”1
″、VBO=″0”の時、コンデンサCの電圧Vcは、
CR直・・・ (4) ・・・ (5) となる。(In:自然対数、Log :常用対数)同様
に、VAO= ” O”、VBO= ” 1″ の時、
8−品一ノ間 ・ ・ ・ (6) ただし e=2.71828 E:抵抗RやコンデンサCに印加される見掛上の電源電
圧 E=VDD −(VTII−Vo) =%VDD+V。
Vr:抵抗Rにかかるスレッシュホールド電圧 Vr−%VIID ■C:コンデンサCにかかるスレッシュホールド電圧 Vc=%VDD TC#コンデンサCの電圧がスレッシュホールド電圧に
なるまでの時間 Tr#抵抗抵抗型圧がスレッシュホールド電圧になるま
での時間 である。
この時の1周期をT、発振周波数をFとするとT=Tc
+Tr# となる。
上記(8)式かられかるように、0<VO<VDDの範
囲において、Voを小さくすればする程Tは小さくなり
、高い周波数で発振し、V o # VDDの時、最も
Tが大となり、低い周波数で発振する。
第5図は、第4図に関連した動作波形を示し、同図の(
a)、(b)、(c)は、第4図において分圧電圧Vo
をVo+−+Vo2−+Vo3と変化した場合のVAG
、VAO,VBOの波形を示しており、分圧電圧はVO
l >VO2>VO3の関係にある。
以上の説明より明らかなように、第4図において分圧電
圧Voを変化することにより、発振周波数を制御するこ
とができることが理解できる。したがって分圧抵抗RV
I、RV2のいずれかを温度抵抗素子等抵抗値の変化す
る抵抗素子で形成すれば、抵抗変化に対応した発振周波
数の信号を出力できる。
もっとも抵抗RVIに抵抗変化センサ等を用いると、セ
ンサを回路部と分離して使用する場合には、配線におい
て0■を共通ラインとすることが出来ないためノイズに
対するシールドの問題、後述する静電気対策等に不都合
が生じる。したがって、Ovライン側に接続される抵抗
RV2に、抵抗変化センサを用いることが望ましい。
また、抵抗変化センサの種類によっては、直流電圧を印
加することにより分極作用を起こし、短期間あるいは長
期間の使用でその機能を喪失するものも少な(ない。し
たがって、そのようなおそれがある抵抗変化センサを抵
抗RV2として使用する場合には、第6図の実施例に示
すように、抵抗RV2に直列にコンデンサCKを挿入接
続し、直流分をカットすればよい。この場合、コンデン
サCKの容量は、発振周波数で算出したインピーダンス
が、抵抗RVI、RV2の抵抗値に比し、充分に小さな
値になる程度に選定する。
第7図は、この発明の他の実施例を示す非安定マルチバ
イブレークの回路図である。
この実施例非安定マルチバイブレークは、アナログ入力
値に応じた発振周波数信号を導出するための回路であり
、第4図に示す回路の抵抗RV2に代えて、トランジス
タQを分圧手段として用いている。この回路は、分圧点
Aと788間は直流電圧しか印加されないので、直流能
動素子としてのトランジスタQを用い、不飽和領域で動
作させる。
不飽和領域においては、入力電流に比例して、コレクタ
ーエミッタ間の抵抗分が小さくなる。したがって入力電
流を変化させてトランジスタQの抵抗分を変化させ、分
圧電圧■0を変化させて発振周波数を変化させることが
できる。すなわち、アナログ的な入力変化に応じて、発
振周波数を変化させることができる。なお、トランジス
タQに代えて他の直流能動素子を使用してもよい。
また、この実施例同種回路において、予め入力と発振周
波数の関係を正確にめておくことにより、比例、反比例
あるいは直線性の有無にかかわらず、その周波数から入
力の値を正確に知るこ去ができる。
上記直流能動素子として、トランジスタQの代わりに、
例えばホトトランジスタやC,D、S等を用いれば光の
入力量も知ることもできる。
また、第8図に示すように、ダイオード−diとオペア
ンプ3を使用して、分圧電圧vOをクランプしてもよい
また、第7図のトランジスタQに直列、並列あるいは直
並列に抵抗を挿入して、その分圧値の上限、下限、ある
いは変化率をセットすることにより、発振周波数の上限
、下限、あるいは変化特性をセントできるようにしても
よい。
第9図は、この発明の他の実施例を示す非安定マルチバ
イブレータの回路図である。この実施例回路は第4図に
示す回路に変形を加え、精密な抵抗測定等に適した発振
回路を実現したものである。
この実施例回路は、第4図に示す回路の抵抗Rv2に代
えて、分圧点Aと788間に、例えば測定用抵抗RMと
オープンドレインゲートインバータ4の直列回路、及び
基準抵抗RKとオープンドレインゲートインバータ5の
直列回路を並列接続して挿入したものである。
一般に、半導体素子は、温度あるいは電源電圧の変動、
ドリフト等、その特性上に変化を及ばずパラメータは多
い。それゆえ、分圧電圧Voを一定にしていても、パラ
メータの変化により周波数が変化することは避けられず
、分圧電圧VOを決定するRVI、RV2があたかも変
化したのと同様になり、発振周波数から直ちに正確な抵
抗値を知ることが出来ないのが一般的である。第9図の
実施例回路は、この問題を解決したものである。
この実施例回路においては、基準抵抗RKとして、例え
ば抵抗値の測定範囲の中間値であって、しかも温度等の
影響を受けない精密なものを使用する。またオープンド
レインゲートインバータ4.5には、制御信号DI、D
2が交互に“1”で入力されるようになっている。
今、DI=“0″、D2=“1”の制御六方を考えると
、この場合、分圧点AとVSS間には基準抵抗RKが接
続され、発振は基準抵抗RKによって制御される。この
時の発振周波数は、当然インパークl、2等の各パラメ
ータの影響を受けている。この時の発振周波数をFKと
する。
次に、DI=” 1″、D2=”0″となると、分圧点
AとVSS間に測定抵抗RMが接続され、発振は測定抵
抗RMによって制御される。この時の周波数FMも、P
Kと同様に各パラメータの影響を受けている。したがっ
て制御信号DI、D2により、各パラメータの変化スピ
ードが無視できる程度の同一時間で交互に制御を切替え
、FM/FKをめると、この値には極めて少ない誤差し
が含まず、これより抵抗値を精度よく測定できる。
なお、この実施例では、測定抵抗RMと基準抵抗RKを
切替えるのにオーブンドレインゲートインバータを用い
ているが、これに代えてトランジスタを用いてもよい。
第10図に示す回路は、第4図の基本実施例回路にデユ
ーティ比開整用のDx、Rx、Dy、Ryを付加したも
のであり、第3図に示す回路と同様、インバータ回路1
.2の個々のスレッシュホールドレベルのバラツキを、
R+RxとコンデンサC,R+RyとコンデンサCで補
正し、デユーティ比を%としたり、あるいは所定比に設
定する。
もっとも、この回路では発振周波数が抵抗RVI、Ry
2の分圧値Voで制御されるものであり、Ry1を所定
値に固定し、抵抗RV2を可変調整し、しかもRy1〈
〈Rで設計されるため、抵抗RV2が変化してもデユー
ティ比には何らの影響を与えるものではない。
第11図は、この発明のさらに他の実施例を示す非安定
マルチバイブレークの回路図である。この実施例回路は
、第4図に示す回路の抵抗RV2に並列に定電圧ダイオ
ードZdを接続したものである。
抵抗変化センサ等を用いて、その抵抗値変化を発振周波
数の変化としてとらえ、データ処理やあるいはマニュア
ル調整用として、抵抗を可変にして使用する場合、通富
回路部とセンサあるいは抵抗が場所的に分離されて使用
される。第1図に示す従来回路において、抵抗Rを抵抗
変化センサ等として使用する場合、抵抗Rに交流が印加
され、しかも抵抗RはVSSやVDDに直接接続されな
いため、そのシールド配線等による分布容量の影響は複
雑である。また抵抗Rには、放電、誘導等による種々の
極性のサージや静電気の悪影響も生じる。
これらに対する保護をなすために、抵抗R部を全てシル
ードし、これを接地すれば問題ないが、現実的にこの全
シールドによる保護は不可能に近い。
それゆえ回路部において、保護をこうすることになるが
、第1図の回路では抵抗Rが半導体を通してVDDある
いはVSSに接地されるため、やはりその保護が非常に
難しい。
しかし、第4図の回路では、抵抗変化センサとして使用
する抵抗RV2がvssov共通ラインに接続されてい
るので、抵抗RV2の引出し綿のシールドが容易であり
、またサージ対策、静電対策も容易である。
第11図の実施例回路は、そのサージ対策、静電対策を
施したものである。この回路の定電圧ダイオードZdの
ツェナー電圧Vzは、VDD<VZ〈インバータ素子破
壊電圧に選定される。この回路によれば、わずか1個の
定電圧ダイオードで簡単に保護をなすことができる。
第12図は、この発明のさらに他の実施例を示す非安定
マルチバイブレークの回路図である。
この実施例回路は、デジタル入力に応じて発振周波数を
制御するようにしたものであり、第4図の抵抗RV2に
代えて、抵抗RVIIとトランジスタQllの直列回路
、同様に抵抗RV12とトランジ、1Q12、RVI3
とQ13、RVI4とQ14の直列回路を並列に接続し
た回路を挿入接続したものである。トランジスタQll
、・・・Q14は、制御入力信号Dll、・・・D14
によってオン/オフ制御される。
この実施例回路において、R>>RVIとし、制御入力
Dll、・・・D14がいずれも“0”であると、分圧
電圧vo=VDDとなり、CRの定数で定まる最小の周
波数で発振する。また信号D11のみ“1”で入力され
ると RV1+RV11 となり、信号D14のみ“l”で入力されるととなり、
また信号Dll、D12が1”で入力されると、分圧点
と788間の抵抗RVIIとRVI2の並列回路となり VII となり、それぞれ異なる周波数で発振する。また、信号
Dll、・・・D14の“1″、“0″のその他の組合
わせによっても、対応する周波数で発振する。このよう
にこの回路によれば、入力されるデジタル信号に応じた
発振周波数の信号を導出できる。
なお、この実施例回路において、トランジスタQll、
・・・Q14はコレクタに印加される電圧が直流である
ため、これに代えてオープンドレインゲートを用いても
よい。
次に、上記各実施例回路は、電源電圧に対し、その使用
定格電圧が低いセンサ等を用いる場合にも有効である点
について説明する。
一般に、使用定格電圧の低いセンサを組込む非安定マル
チバイブレークでは、その回路電圧の都合上、センサと
直列に分圧抵抗を接続する。例えば、センサに印加され
る電圧をセンサの抵抗値が最大となった場合のVDDを
20%となる様に設定し、その時の信号周期とその抵抗
値が半分となった時の周期の比を試算する。
第1図に示す従来回路と第4図の実施例回路では、いず
れも電源電圧VDDに対して直列の分圧となるため、全
く同一の条件となり、センサ抵抗最大値と分圧抵抗の比
は2:8であり、また最小値の時は1:8となる。した
がって、従来回路の周期の変化はCRに比例するため、
その周期の変化比をに1とすると であり、周期は10%の変化となる。これに対し第4図
の実施例では、周期は(7)式よりに比例するため、そ
の周期の変化比に2はとなり、周期が40%変化するこ
とになる。これより、センサの使用定格電圧が低くて、
センサに分圧抵抗を挿入する場合、この発明の回路は従
来回路に比べてセンサの所定抵抗変化に対し、より広い
範囲の周波数変化を得ることができる。
(へ)発明の効果 この発明によれば、一方のインバータの出力端と零電位
間に接続される2個の電圧降下手段による分圧電圧によ
り、発振周波数を制御するものであるから、零電位に接
続される電圧降下手段に印加されるのは直流電圧であり
、したがってこの電圧降下手段に直流能動素子が使用で
きるので、簡単な回路構成でアナログ入力やデジタル入
力により発振周波数を制御することができる。
また、電圧降下手段として温度センサ等、抵抗変化素子
を使用する場合には、サージ対策、静電対策を容易にな
せる他、たとえ使用定格電圧の低いものを使用する場合
でも、従来のものに比し、広範囲の出力変化を得ること
ができる。また、抵抗変化とは無関係にデユーティ比の
柵整ができる等、多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のC−MOSトランジスタインバータを用
いた非安定マルチハイブレークの基本的な回路図、第2
図はデジタル入力により’(発振周波数を制御するよう
にした従来の非安定マルチバイブレークを示す回路図、
第3図はデユーティ比を調整可能とした従来の非安定マ
ルチハイブレークを示す回路図、第4図はこの発明の基
本的なl実施例を示す非安定マルチバイブレータの回路
図、第5図は同非安定マルチバイブレークの動作波形図
、第6図はこの発明の他の実施例を示す非安定マルチハ
イブレークの回路図、第7図、第8図、第9図、第1O
図、第11図及び第12図はこの発明のさらに他の実施
例を示す非安定マルチバイブレークの回路図、第13図
は第4図に示す非安定マルチバイブレークの電源電圧対
分圧電圧比に対する発振周期の関係を示す図、第14図
は同電源電圧対分圧電圧比に対する発振周波数の関係を
示す図である。 1・2:インバータ、 C:充放電コンデンサ、 R:充放電抵抗、 RVI・RV2:分圧抵抗。 特許出願人 甲 斐 勲 代理人 弁理士 中 村 茂 信 第1図 第4図 ((7) (b) ((1”) 第6図 第9因 第11図 第12図 第13図 第14図 手続補正書印釦 1.事件の表示 昭和59年特許願第018593号 2、発明の名称 非安定マルチバイブレーク 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 京都府亀岡市西つつじケ丘大山台1丁目11番4
号 氏名 甲斐 勲 4、代理人 住所 @600京都市下京8五条通大宮東入ル5、補正
命令の日付 自発補正 く特願昭59−18593号〉 (1) 明細書の第6頁の下から第7行目に「コンデン
サの時定数」とあるのを[コンデンサCの時定数」と補
正する。 (2) 明細書の第12頁の下から4行目に「抵抗Rの
電圧VRは」とあるのを[抵抗Rの電圧Vrは」と補正
する。 以上

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも2個のC−MOSインバータと、充放
    電用のコンデンサ及び抵抗を含む非安定マルチバイブレ
    ークにおいて、前記インバータの出力端と零電位間に、
    第1と第2の電圧降下手段を直列接続し、この第1と第
    2の電圧降下手段による分圧電圧を前記充放電用のコン
    デンサに印加し、この分圧電圧値だけ前記インバータの
    スレッシュホールド値を中心に上下に、前記充放電用の
    コンデンサ及び抵抗の時定数で充放電させるようにした
    ことを特徴とする非安定マルチバイブレータ。
  2. (2)前記第2の電圧降下手段は、零電位側に接続され
    る抵抗とコンデン・すの直列回路であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の非安定マルチバイブレー
    ク。
  3. (3)前記第2の電圧降下手段は、零電位側に接続され
    、入力されるアナログ信号に応じて抵抗値が変化する能
    動素子を含むものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の非安定マルチバイブレーク。
  4. (4)前記第2の電圧降下手段は、零電位側に接続され
    、かつ外部雰囲気に応じて抵抗値の変化する抵抗変化素
    子とスイッチング手段の直列接続からなる第1回路と、
    基準抵抗器とスイッチング手段の直列接続からなる第2
    回路の並列回路から構成され、前記第1回路、第2回路
    のスイッチング手段が交互にオン・オフされるものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非安定
    マルチバイブレータ。
  5. (5)前記第2の電圧降下手段は、零電位側に接続され
    、かつ抵抗素子と入力信号を受けてオンされる能動素子
    からなる直列回路が複数個並列接続され、前記各直列回
    路に入力される入力信号を選択して、前記各能動素子を
    選択的にオンして、合成抵抗が変化されるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非安定マル
    チバイブレータ。
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