JPS60162747A - 複合ダイヤモンド焼結体およびその製造方法 - Google Patents
複合ダイヤモンド焼結体およびその製造方法Info
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- JPS60162747A JPS60162747A JP59019045A JP1904584A JPS60162747A JP S60162747 A JPS60162747 A JP S60162747A JP 59019045 A JP59019045 A JP 59019045A JP 1904584 A JP1904584 A JP 1904584A JP S60162747 A JPS60162747 A JP S60162747A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、切削工具、岩石掘削工具として使用するのに
適した高強度でかつ耐熱性を有したダイヤモンド立方晶
窒化硼素(以下CBNという)焼結体およびその製造方
法に関するものである。
適した高強度でかつ耐熱性を有したダイヤモンド立方晶
窒化硼素(以下CBNという)焼結体およびその製造方
法に関するものである。
従来技術とその問題点
現在、ダイヤモンドの含有mが70容量%以上でダイヤ
〔ンド粒子が互いに接合した焼結体が販売され、非鉄金
属、プラスデック、セラミックの切削、ドレッサー、ド
リルビット、伸線ダイスとして使用されている。特に非
鉄金属の切削や銅線などの比較的軟らかい線材を伸線す
るダイスとしてこれらのダイヤモンド焼結体を使用した
場合、その性能は非常に優れている。しかしながら、ド
リルビットなどに使用された場合、今のところ満足され
る性能を有するダイヤモンド焼結体はないのが現状であ
る。本発明者等は市販のダイヤモンド焼結体を安山岩や
花崗岩等の硬質岩石掘削用ドリルビットとして使用した
場合に充分な性能が発揮されない原因がCO等の鉄族金
属を結合材としI用いている点にあることを見出した。
〔ンド粒子が互いに接合した焼結体が販売され、非鉄金
属、プラスデック、セラミックの切削、ドレッサー、ド
リルビット、伸線ダイスとして使用されている。特に非
鉄金属の切削や銅線などの比較的軟らかい線材を伸線す
るダイスとしてこれらのダイヤモンド焼結体を使用した
場合、その性能は非常に優れている。しかしながら、ド
リルビットなどに使用された場合、今のところ満足され
る性能を有するダイヤモンド焼結体はないのが現状であ
る。本発明者等は市販のダイヤモンド焼結体を安山岩や
花崗岩等の硬質岩石掘削用ドリルビットとして使用した
場合に充分な性能が発揮されない原因がCO等の鉄族金
属を結合材としI用いている点にあることを見出した。
すなわち、W!質岩石掘削時には掘削力が高くなり、焼
結ダイ17モンドは高温となるため: 1) CO等の鉄族金属結合材の存在により、ダイヤモ
ンドの黒鉛化が促進されて粒子間の結合力が低下り−る
; 2) CO等の鉄族金属結合材の熱膨張率(たとえばC
Oの線膨張率は18X10−1)とダイヤモンドのそれ
(線膨張率で4.5X10”G)の差が大きいため、高
温使用時にその熱膨張差に起因した亀裂が発生して粒子
間の結合力が低下する:ことが判明した。ダイヤモンド
焼結体の耐熱性を向上させる方法としては、特開昭53
−114589号に記載されているごとく、高温時にダ
イヤモンドの黒鉛化を促進するCO等の鉄族金属を取除
【ノばよい。しかしながら、ダイヤモンド焼結体からG
O等の鉄m:金属を溶出した場合、ダイヤモンド焼61
1体の強度は20〜30%低下する。特に、ダイヤモン
ド焼結体をピッ1−とじて使用した場合、強度と耐摩耗
性と耐熱性が要求され、特開昭53−114589号に
記載されているようなダイヤモンド焼結体を用いたドリ
ルビットではダイヤモンド焼結体の弾痕不足のため、刃
先が欠損し寿命が短い。
結ダイ17モンドは高温となるため: 1) CO等の鉄族金属結合材の存在により、ダイヤモ
ンドの黒鉛化が促進されて粒子間の結合力が低下り−る
; 2) CO等の鉄族金属結合材の熱膨張率(たとえばC
Oの線膨張率は18X10−1)とダイヤモンドのそれ
(線膨張率で4.5X10”G)の差が大きいため、高
温使用時にその熱膨張差に起因した亀裂が発生して粒子
間の結合力が低下する:ことが判明した。ダイヤモンド
焼結体の耐熱性を向上させる方法としては、特開昭53
−114589号に記載されているごとく、高温時にダ
イヤモンドの黒鉛化を促進するCO等の鉄族金属を取除
【ノばよい。しかしながら、ダイヤモンド焼結体からG
O等の鉄m:金属を溶出した場合、ダイヤモンド焼61
1体の強度は20〜30%低下する。特に、ダイヤモン
ド焼結体をピッ1−とじて使用した場合、強度と耐摩耗
性と耐熱性が要求され、特開昭53−114589号に
記載されているようなダイヤモンド焼結体を用いたドリ
ルビットではダイヤモンド焼結体の弾痕不足のため、刃
先が欠損し寿命が短い。
上記1)および2)の欠点を改善Jる他の方法としては
、CO等の鉄族金属結合材の代わりにCBNを結合材と
することが考えられる。CBNは、ダイヤモンドとの熱
膨張差が僅少であり、かつ熱伝導率、熱的安定性とも良
好であるが、ダイヤモンド粉末とCBN粉末のみからな
る焼結体は、ダイヤモンドとC[3Nの結合が弱いため
、工具として使用した場合には、粒子の脱落が生じやす
く耐摩耗性が低下する。このため、従来、切削工具材料
として開発されてきたダイヤモンドとCBNとを含む焼
結体は、CO等の鉄族金属相を含み、これを介して結合
せしめたものである。
、CO等の鉄族金属結合材の代わりにCBNを結合材と
することが考えられる。CBNは、ダイヤモンドとの熱
膨張差が僅少であり、かつ熱伝導率、熱的安定性とも良
好であるが、ダイヤモンド粉末とCBN粉末のみからな
る焼結体は、ダイヤモンドとC[3Nの結合が弱いため
、工具として使用した場合には、粒子の脱落が生じやす
く耐摩耗性が低下する。このため、従来、切削工具材料
として開発されてきたダイヤモンドとCBNとを含む焼
結体は、CO等の鉄族金属相を含み、これを介して結合
せしめたものである。
本発明者等は、結合材の種類を検fl=I−!lること
によって、高強度で、耐摩耗性ならびに耐熱性に優れた
ダイヤモンドCON複合焼結体を開発すべく鋭忌胡究を
重ねた。
によって、高強度で、耐摩耗性ならびに耐熱性に優れた
ダイヤモンドCON複合焼結体を開発すべく鋭忌胡究を
重ねた。
発明の開示
(1;1究の結果、チタンの炭化物、硼化物、窒化物a
3 J、び/ま1cはこれらの固溶体の1種以上と、チ
タンとアルミニウムとの金属間化合物と、窒化アルミニ
ウムとで、個々の粒子表面を強固に結合被覆されlζダ
イヤモンド粒子30〜b 有し、該チタン化合物が容量で0.2〜5.0%、窒化
アルミニウムが容量で1.0〜5.0%であり、残部が
CBNである、ダイヤモンドCBN複合焼結体が、靭性
、耐摩耗性および耐熱性を兼備え/、ニーbのであるこ
とが判明した。
3 J、び/ま1cはこれらの固溶体の1種以上と、チ
タンとアルミニウムとの金属間化合物と、窒化アルミニ
ウムとで、個々の粒子表面を強固に結合被覆されlζダ
イヤモンド粒子30〜b 有し、該チタン化合物が容量で0.2〜5.0%、窒化
アルミニウムが容量で1.0〜5.0%であり、残部が
CBNである、ダイヤモンドCBN複合焼結体が、靭性
、耐摩耗性および耐熱性を兼備え/、ニーbのであるこ
とが判明した。
すなわら、本発明の焼結体では、Co等の鉄族金属結合
材を使用していないため、ダイヤモンド粒子の黒鉛化を
抑制することができ、また、ダイヤモンド粒子とCBN
は、チタンの炭化物、窒化物、硬化物の1種以上および
/またはこれらの固溶体、チタンとアルミニウムとの金
属間化合物、および窒化アルミニウムを介して極めて強
固に結合しているため、耐摩耗性が良好である。本発明
の焼結イホのCBN相は、六方晶窒化硼素(以下、hB
Nと略記づる)を高温高圧焼結中に変換せしめたもので
あるため、CBN′t!/J末を出発11j 13+と
した従来の焼結体に比べ、CBN同士の結合力が著しく
高くなっ(いる。また、上記チタンの化合物なIうびに
窒化アルミニウムとダイヤモンドあるいはCBNとの熱
膨張差は、CO等の鉄族金属とダイヤ[ンドあるいはC
BNとのそれの約1/2であるため、工具として使用し
た場合の熱応力による亀裂発生に関しても改善されてい
る。
材を使用していないため、ダイヤモンド粒子の黒鉛化を
抑制することができ、また、ダイヤモンド粒子とCBN
は、チタンの炭化物、窒化物、硬化物の1種以上および
/またはこれらの固溶体、チタンとアルミニウムとの金
属間化合物、および窒化アルミニウムを介して極めて強
固に結合しているため、耐摩耗性が良好である。本発明
の焼結イホのCBN相は、六方晶窒化硼素(以下、hB
Nと略記づる)を高温高圧焼結中に変換せしめたもので
あるため、CBN′t!/J末を出発11j 13+と
した従来の焼結体に比べ、CBN同士の結合力が著しく
高くなっ(いる。また、上記チタンの化合物なIうびに
窒化アルミニウムとダイヤモンドあるいはCBNとの熱
膨張差は、CO等の鉄族金属とダイヤ[ンドあるいはC
BNとのそれの約1/2であるため、工具として使用し
た場合の熱応力による亀裂発生に関しても改善されてい
る。
本発明の焼結体においては、特に10−100μmの粒
度のダイヤモンド粒子を用いた場合、靭性、耐摩耗性と
も、最も優゛れている。使用するダイヤモンドは、合成
ダイヤモンド、天然ダイヤモンドのいずれでもよい。
度のダイヤモンド粒子を用いた場合、靭性、耐摩耗性と
も、最も優゛れている。使用するダイヤモンドは、合成
ダイヤモンド、天然ダイヤモンドのいずれでもよい。
ダイA7モンドの含有量は、30・−80%が好ましい
。この含有量が、30%未満であると耐摩耗性が低下し
、80%を越えると靭性が落ちる。該ダイ17モンド粒
子は、チタンならびにアルミニウムの酸化物J3にびh
BN粉末とともにボールミル等の手段で均一に混合され
る。
。この含有量が、30%未満であると耐摩耗性が低下し
、80%を越えると靭性が落ちる。該ダイ17モンド粒
子は、チタンならびにアルミニウムの酸化物J3にびh
BN粉末とともにボールミル等の手段で均一に混合され
る。
ここで、混合するチタンおよびアルミニウムの酸化物は
、それぞれ、0.2〜5.0容量%および1〜10容吊
%であることが好ましい。
、それぞれ、0.2〜5.0容量%および1〜10容吊
%であることが好ましい。
ブータンの容量が0.2%未満であると、ダイヤ[ンド
ーCBN界面が完全に上記チタン化合物を介して結合さ
れず、また、5.0容量%を越えると、未反応チタンが
残留して結合力を低下させる。
ーCBN界面が完全に上記チタン化合物を介して結合さ
れず、また、5.0容量%を越えると、未反応チタンが
残留して結合力を低下させる。
また、アルミニウムの酸化物の容量が1%未満ぐあると
、後述するように、前処理で生成する窒化アルミニウム
の量が少なくなり、焼結時のhBN→CBN変換が十分
に行なわれず、未反応のh[3Nが残留して焼結体の強
度が低下する。10容量%を越えると、前処理で未反応
の酸化アルミニウムが残留し、これが、焼結時における
ダイヤモンド−CBN間の結合力を低下させるため好ま
しくない。
、後述するように、前処理で生成する窒化アルミニウム
の量が少なくなり、焼結時のhBN→CBN変換が十分
に行なわれず、未反応のh[3Nが残留して焼結体の強
度が低下する。10容量%を越えると、前処理で未反応
の酸化アルミニウムが残留し、これが、焼結時における
ダイヤモンド−CBN間の結合力を低下させるため好ま
しくない。
また、ここで使用するhBN粉末は、通常、平均粒径1
・〜10μmのものであり、予めその不純物酸索含右間
が0.3重量%以下、好ましくは0゜08重量%以下に
なるように高純度化処理を行なったものである。酸素不
純物の除去は、たとえば持分Ill 58−60603
号に示される方法で容易に達せられる。このI+BNの
8純痩化により、113 N−)CB N変換は極めて
高効率となる。上記混合物を、常圧、窒素を含む雰囲気
中で、1550℃以上、好ましくは1600℃〜180
0℃で加熱処理することにより、ダイヤモンド粒子表面
を黒鉛化させると同n)に、酸化アルミニウムを還元し
て、窒化アルミニウムの生成を行なう。この処理ににす
、以下の反応式が承りように、ダイヤモンドの一部は一
酸化炭素どして散逸するが、0゜5〜10容量%は黒鉛
どしてダイヤモンド粒子表面に残留する。
・〜10μmのものであり、予めその不純物酸索含右間
が0.3重量%以下、好ましくは0゜08重量%以下に
なるように高純度化処理を行なったものである。酸素不
純物の除去は、たとえば持分Ill 58−60603
号に示される方法で容易に達せられる。このI+BNの
8純痩化により、113 N−)CB N変換は極めて
高効率となる。上記混合物を、常圧、窒素を含む雰囲気
中で、1550℃以上、好ましくは1600℃〜180
0℃で加熱処理することにより、ダイヤモンド粒子表面
を黒鉛化させると同n)に、酸化アルミニウムを還元し
て、窒化アルミニウムの生成を行なう。この処理ににす
、以下の反応式が承りように、ダイヤモンドの一部は一
酸化炭素どして散逸するが、0゜5〜10容量%は黒鉛
どしてダイヤモンド粒子表面に残留する。
AI 20g +30+Nz→2AIN+3GO処理温
度が、1600℃未満であると、酸化アルミニウムの還
元反応が緩慢である。また、1800℃を越えると、ダ
イヤモンド粒子の黒鉛化が著しく促進され、焼結体中に
未反応黒鉛が残留すると同時に、AINが分解反応を起
こずため、hBNt)十分にC[3Nに変換されず、焼
結体の強度を著しく低°1・させるため好ましくない。
度が、1600℃未満であると、酸化アルミニウムの還
元反応が緩慢である。また、1800℃を越えると、ダ
イヤモンド粒子の黒鉛化が著しく促進され、焼結体中に
未反応黒鉛が残留すると同時に、AINが分解反応を起
こずため、hBNt)十分にC[3Nに変換されず、焼
結体の強度を著しく低°1・させるため好ましくない。
前処理を行なった該混合物は、チタン、窒化アルミニウ
ム、hB N 、および表面を黒鉛化され1=ダ、イヤ
モンドからなるものである。
ム、hB N 、および表面を黒鉛化され1=ダ、イヤ
モンドからなるものである。
該焼結体原料は、焼結条件下では、これら原料と化学反
応を起こしにくい金属反応容器、たとえばモリブデン、
タングステン等の容器の中に充填し、その容器を′1%
温高温発生室内に配し、熱力学的にC13NとダイA7
モンドが同時に安定ぐ、がっ、窒化アルミニウムがhB
N→CBN変換触媒作用を!j! する温度・圧力条f
i下に数分lI1wAず。この間に、窒化アルミニウム
の作用によりhB N−+CBNN変換応が進tjす“
る。それに伴なって、チタンは、黒鉛化ダイヤモンドと
、また同時に、窒化アルミニウムと、さらにはhBNな
らびに析出したC 13 Nと反応し、最終釣にダイヤ
モンドとCBNの界面に、0.2〜5.0μm%のチタ
ンの炭化物、硼化物、窒化物および/またはこれらの固
溶体ならびにチタンとアルミニウムとの金属間化合物を
生成Jる。hBN−+CBN変換触媒である窒化アルミ
ニウムの一部はチタンと反応しチタン化合物を生成り−
るが、1.0〜5.0容量%は残留する。
応を起こしにくい金属反応容器、たとえばモリブデン、
タングステン等の容器の中に充填し、その容器を′1%
温高温発生室内に配し、熱力学的にC13NとダイA7
モンドが同時に安定ぐ、がっ、窒化アルミニウムがhB
N→CBN変換触媒作用を!j! する温度・圧力条f
i下に数分lI1wAず。この間に、窒化アルミニウム
の作用によりhB N−+CBNN変換応が進tjす“
る。それに伴なって、チタンは、黒鉛化ダイヤモンドと
、また同時に、窒化アルミニウムと、さらにはhBNな
らびに析出したC 13 Nと反応し、最終釣にダイヤ
モンドとCBNの界面に、0.2〜5.0μm%のチタ
ンの炭化物、硼化物、窒化物および/またはこれらの固
溶体ならびにチタンとアルミニウムとの金属間化合物を
生成Jる。hBN−+CBN変換触媒である窒化アルミ
ニウムの一部はチタンと反応しチタン化合物を生成り−
るが、1.0〜5.0容量%は残留する。
窒化アルミニウムの残留用が1容量%未満であると、焼
結過程でのチタン化合物の生成が過剰になるとともに、
未反応の11BNが残存し、強度が低1・りる。また、
5容量%を越えると、該チタン化合物を介したダイーク
モンドー〇BN結合力が低下する。
結過程でのチタン化合物の生成が過剰になるとともに、
未反応の11BNが残存し、強度が低1・りる。また、
5容量%を越えると、該チタン化合物を介したダイーク
モンドー〇BN結合力が低下する。
焼結時間は、窒化アルミニウムのIIBN→CBN変換
作用ならびに上記チタン化合物の生成反応が著しく速い
ため、極めて短時間でよく、5分秒度で1−分である。
作用ならびに上記チタン化合物の生成反応が著しく速い
ため、極めて短時間でよく、5分秒度で1−分である。
焼結終了後、圧力を保持した状態で加熱のみを停止し、
高湿高圧発生室内が室温付近まで冷却された後に、保持
圧力を徐々に解除して常圧に戻J−0 回収された試料は金属反応容器を酸処]!l!す゛るこ
とにより極めて強固に焼結した硬質ダイヤモンド焼結体
のみを得ることができる。
高湿高圧発生室内が室温付近まで冷却された後に、保持
圧力を徐々に解除して常圧に戻J−0 回収された試料は金属反応容器を酸処]!l!す゛るこ
とにより極めて強固に焼結した硬質ダイヤモンド焼結体
のみを得ることができる。
本発明の焼結体の用途としては、ビットのほかに、伸線
用ダイス、セラミックス切削加工用バイト、ドレッサー
などがある。
用ダイス、セラミックス切削加工用バイト、ドレッサー
などがある。
以下実施例により具体的に説明する。
実施例1
粒度30μmの合成ダイヤモンド粉末と不純物酸素含右
苗が0.06重色%で粒径5μmのhBN t5)末と
チタンと酸化アルミニウムとを、容積で、65:30:
2:3に混合し、均一混合した。この)12合粉末を、
窒素気流中、1650℃で3時間加熱処理を行なったと
ころ、ダイヤモンド粒子表面の3客車%が黒鉛化し、同
時に、酸化アルミニウムは窒素ににって還元されて窒化
アルミニウムと/e7っだ。
苗が0.06重色%で粒径5μmのhBN t5)末と
チタンと酸化アルミニウムとを、容積で、65:30:
2:3に混合し、均一混合した。この)12合粉末を、
窒素気流中、1650℃で3時間加熱処理を行なったと
ころ、ダイヤモンド粒子表面の3客車%が黒鉛化し、同
時に、酸化アルミニウムは窒素ににって還元されて窒化
アルミニウムと/e7っだ。
この完成粉末を、MO製の容器に詰め、超高圧装置6を
用いて、まず圧力を60Kb加え、引続いて1650℃
に加熱して3分間保持した。焼結完了後、試料を取出し
、加熱した王水中でMO製容器を溶解させ、焼結体を回
収した。この焼結体の組成を分析したところ、ダイヤモ
ンド67容量%、CBN27容鼻%、Ti (C,B、
N)固溶体3容量%、および窒化アルミニウム3容量%
であった。
用いて、まず圧力を60Kb加え、引続いて1650℃
に加熱して3分間保持した。焼結完了後、試料を取出し
、加熱した王水中でMO製容器を溶解させ、焼結体を回
収した。この焼結体の組成を分析したところ、ダイヤモ
ンド67容量%、CBN27容鼻%、Ti (C,B、
N)固溶体3容量%、および窒化アルミニウム3容量%
であった。
このダイヤモンド焼結体を、真空中で1000℃に30
分加熱し、抗折力試験により強度を測定した。その結果
を第1表に示づ。なJ3、比較のため、従来の金属結合
材を用いたダイヤモンド焼結体の強度も同時に測定し、
第1表に示し1c0試料番号に1(が付されでいるのが
、口の比較例である。
分加熱し、抗折力試験により強度を測定した。その結果
を第1表に示づ。なJ3、比較のため、従来の金属結合
材を用いたダイヤモンド焼結体の強度も同時に測定し、
第1表に示し1c0試料番号に1(が付されでいるのが
、口の比較例である。
C’A”FIiSk)
実施例2
第2表に示す割合で完成粉末を作成し、実施例1どI1
1様にして焼結した。これらの焼結体を用い−(、切削
加工用のバイトを作成し、花崗岩を300m/mmの速
度で乾式で20分間切削した。それらの結果が、第2表
に併せて示されている。なお、比較のため、従来の金属
結合材を用いたダイヤモンド焼結体の結果も示されてい
る。試料番号に*を付したものが比較例である。
1様にして焼結した。これらの焼結体を用い−(、切削
加工用のバイトを作成し、花崗岩を300m/mmの速
度で乾式で20分間切削した。それらの結果が、第2表
に併せて示されている。なお、比較のため、従来の金属
結合材を用いたダイヤモンド焼結体の結果も示されてい
る。試料番号に*を付したものが比較例である。
Claims (5)
- (1) チタンの炭化物、硼化物、窒化物および/また
はこれらの固溶体の1種または2種以上と、チタンとア
ルミニウムとの全ff1間化合物と、窒化アルミニウム
とを介して結合された、ダイヤモンド粒子および立方晶
窒化lII素よりなり、かつダイヤモンド粒子が30〜
80容量%、該チタン化合物が0.2〜5.0容量%、
窒化アルミニウムが1.0〜5.0容量%であり、残部
が〜γ力品窒化硼素であることを特徴とする複合ダイヤ
モンド焼結体。 - (2) ダイヤモンド粒子の粒径が10−100μmで
ある特許請求の範囲第1乎記載の複合ダイヤモンド焼結
体。 - (3) チタンならびにアルミニウムの酸化物およびダ
イヤモンド粒子と不純物酸素含イj量が0゜3重量%以
下である六方晶窒化硼素とからなり、かつダイヤモンド
粒子が30〜80容量%、チタンが0.2〜5.0容量
%、アルミニウムの酸化物が1へ一10容吊%であり、
残部が六方晶窒化硼素である況合物を、窒素を含む雰囲
気中で15501;1ス土に加熱し、ダイヤモンド粒子
表面を黒鉛化Jるど同時に、アルミニウムの酸化物を窒
化アルミニウムに還元せしめた混合粉末を、該混合粉末
ど反応しに(い金属容器中に充填し、その容器を高温高
圧発生室内に配し、ダイヤモンドおよび立方晶窒化硼素
の両者が安定な温疾および圧力下に数分間以上保持した
後、温度のみを室温付近まで冷却した後、保持圧力を解
除することを特徴と覆る複合ダイヤモンド焼結体の製造
方法。 - (4) ダイヤモンド粒子の粒径が10〜100μmで
ある特許請求の範囲第3項記載の複合ダイヤモンド焼粘
体の*過方法。 - (5) ダイヤモンドおよび立方晶窒化硼素の両者が安
定な温度および圧力が、窒化アルミニウムが六方晶窒化
−素→立方晶窒化WI素変換触媒作用を呈する熱力学的
条件を満たすものであることを特徴とする特許請求の範
囲第3項または第4項記載の複合ダイX71:ンド焼結
体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59019045A JPS60162747A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 複合ダイヤモンド焼結体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59019045A JPS60162747A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 複合ダイヤモンド焼結体およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60162747A true JPS60162747A (ja) | 1985-08-24 |
JPH0563539B2 JPH0563539B2 (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=11988444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59019045A Granted JPS60162747A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 複合ダイヤモンド焼結体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60162747A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990009361A1 (en) * | 1989-02-13 | 1990-08-23 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Diamond composites |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP59019045A patent/JPS60162747A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990009361A1 (en) * | 1989-02-13 | 1990-08-23 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Diamond composites |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0563539B2 (ja) | 1993-09-10 |
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