JPS60162085A

JPS60162085A - 圧縮機の取付方法

Info

Publication number: JPS60162085A
Application number: JP59017386A
Authority: JP
Inventors: Yoshihisa Ishida; 佳久石田; Tadao Kadowaki; 門脇　忠尾
Original assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Current assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Priority date: 1984-02-01
Filing date: 1984-02-01
Publication date: 1985-08-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は段付ボルトを用いる圧縮機の取付方法に関する
。

（ロ）従来技術実公昭４６−９１６２号公報には、圧縮機の底部に設け
た脚、周側部に前記脚を嵌着する溝及び中央部に貫通す
る挿通孔を形成した弾性材料よりなる防振具、大径部及
び周側面にネジを勢Ｊ設した小径部からなり、前記防振
具の挿通孔に嵌合される段付ボルト、前記挿通孔と相対
向する部分に段付ボルトの小径部を螺合する植設孔を形
成した架台が示されており、脚及び防振具忙嵌合した段
付ボルトにワッシャ及びナツトを取付けて架台に段付ボ
ルトを植設することにより、圧縮機の振動が架台に伝達
するのを防止する取付構成が示されている。

か〜る取付構成に於て、段付ボルトを架台に植設した場
合には、段付ボルトの大径部下面と、架台の植設孔周縁
上面とが平面関係で相互に接触するために、段付ボルト
の締付による摩擦係数が大ぎく、十分な締付最大トルク
が得られないばかりか、ゆるみ率も高くなり、圧縮機の
長期使用途中に振動によって段付ボルトが緩み、圧縮機
の振動が大きくなり、これに伴ない騒音が太さくなるば
かりでなく、圧縮機に接続された配管の接続部分に亀裂
を招（欠点が生じた。

（ハ）発明の目的本発明は従来技術の欠点を解決することＫある。

に）発明の構成圧縮機の脚を弾性材料よりなる防振具及びこの防振具を
貫通する段付ボルトにより架台に取付ける方法であって
、前記段付ボルトの大径部の下面に環状の凹所及び環状
の凸起を形成し、この凸起を架台に食い込ませろ迄前記
段付ポルトを架台の植設孔に螺合してこの植設孔周縁上
面を塑性変形させて前記凹所内に入り込む脹らみを形成
してなる圧縮機の取付方法。

（ホ）発明の実施例以下第１図乃至第３図に基づいて本発明の詳細な説明す
ると、（１）は冷凍、冷蔵機器に使用される冷媒圧縮機
本体で、冷媒出口管（２）、入口管（３）及び電源コー
ド（４１を外周面に備え、又金属板からなる脚（５１を
下面に備えている。（６）はゴム又はプラスチック等の
弾性材料からなる防振具で、周側部に前記脚を嵌着する
環状の溝（７）、中央部に上部の小径孔（８Ａ）と下部
の大径孔（８Ｂ）とからなり、上下方向に貫通する挿通
孔（８）を形成している。（９）は前記挿通孔に遊嵌さ
れる金属製の段付ボルトで、角形をなす頭部（１０；と
、前記防振具に圧接する円形のつは（１１）と、前記挿
通孔内に介在される大径部Ｏｚと、周側部に後述する植
設孔に螺合されるタッピンネジ旧）を形成した小径部（
１３）と、前記大径部の下面を切削加工して得られた環
状の凹所（１５）と、この凹所の外）６に位ｆｉ′７″
ｆる下端の尖る環状の凸起（１６）とを一体形成してい
る。この段付ボルトは焼入れ加工した後に伸鉛メッキ等
のサビ止め処理を施されたものである。（１７１は前記
防振具を載置し且つ前記段付ボルトを植設する金属製の
架台で、段付ボルトに対向する部分に下向きのバーリン
グ加工を施して筒部（１８）及びこの筒部内に植設孔（
１９）を形成している。この植設孔に小径部（１３）の
ネジ（Ｉ４）を螺合した際には、このネジの回転に伴な
い筒部（Ｉ８１の内壁に雌ネジが刻設される。前記架台
は硬度的には段付ボルト（９）より若干柔かい硬度であ
る。

次に圧縮機（ＩＩの取付は如ついて説明する。

先ず、脚（５）す防敗具（６）の溝（７）に嵌着した後
、この防振具を架台ａ７１上に置き、次に段付ボルト（
９）を挿通孔（８）に嵌合して小径部０：１のネジ（１
４）を植設孔０値に螺合する。この螺合に伴ない凸起（
１６）が植設孔０饋周縁上面に環状に食い込み、該上面
を塑性変形させ、植設孔ａ１周縁上面に凹所Ｑ５１に入
り込む環状の脹らみαｐが形成されることにより、段付
ボルト（９）の締付作業を終了し脚（５）を架台ａ７１
に取付ろことかできる。

か〜る取付方法によれば、段付ボルト（９）の締付作業
で凸起（ｌｆｉｌ’Ｙ槓設孔（１９１周縁上面に食い込
ませ、該上面を塑性変形させて凹所０５ｉ内に入り込む
脹らみ醸を形成できるので、凸起（１６）の食い込みに
比例して脹らみ■）も太ぎくなり、これにつれ段付ボル
ト（９）の給付最大トルクが犬きくなると共に、ゆるみ
率も低くなり、この結果、段付ボルト（９）の周側方向
に対しての安定性が良くなり、圧縮機（１）の長期使用
中、振動によって段付ボルト（９）がゆるむことがない
。尚、小径部（＋３１と凸起側下端との離間距離が５＋
ｍ以内で、凸起＋１６１の食い込みが太ぎい場合には、
脹らみ■が植設孔０特の中心方向にも張り出しネジ（１
４ｊを押圧する作用をなイ°ので、段付ボルト（９）の
螺合度合が更によくなる。

上記した本発明の段付ボルト（ここではＡとする）と従
来の段付ボルト（ここではＢとする）とを同一条件のも
とにおいて、その締付最大トルク及びゆるみ率の比較測
゛云を行なった。

段付ボルトＡ、Ｂ双方共に５ＷＣＨ−１ｓ（冷間圧造炭
素中線）を用い、小径部（１３）の外径を５．９ｍｍ、
大径部０２）の外径を８．０龍とし、又架台０７）に処
理１．８＋＋ｕ＋の５ＰＣＣ（電気亜鉛メッキ鋼板）を
用い、植設孔（１９１の入口内径を６．８　ｍｔａ　ｓ
内径を５．５罷とし、段付ボルトＡ、、Ｂ双方共にねじ
込み速さを６２ＲＰＭとした場合の測定結果は次のとお
りである。

ヵ）ｋる測定結果からして、凹所α５）及び凸起（１６
）のある段付ボルトＡはない段付ボルトに比べ、締付Δ 最大トルクで５．３ｋｇｆｃｍ多く、ゆるみ率で６％少
なくなった。

（へ）発明の効果以上の如く本発明によれは、段付ボルトの凸起を架台に
食い込ませる迄、段付ボルトを架台の植設孔に螺合し１
この植設孔周縁上面ン塑性変形さセて凹所に入り込む脹
らみを形成する取付方法であるので、下記に列挙′ｆろ
効果か生じる。

■　凸起の食い込みに比例して脹らみが犬さくなっても
これを凹所に収容でざるので、段付ボルトの締付最大ト
ルク左・太さく得ることかでざると共に、ゆるみ率を少
なくすることかでざる。

■　突起の食い込みにより段付ボルト自身その周側方向
に対する安定度が増す。

■　上記■■の結果、圧縮機の長期使用中、振動により
段付ボルトがゆるむことがないので、騒音が大ぎくなる
こと、配管の接続部に亀裂が発生することも回避できる
。

【図面の簡単な説明】

図面は不発明圧縮機の取付方法の実施例を示し、第１図
は圧縮機の取付状態を示す斜視図、第２図は要部縦断面
図、第３図は第２図Ｘの拡大図である。（１）・・・圧節機、　（５）・・・脚、　（６）・・
・防振具、　（８）・・・挿通孔、　（９）・・・段付
ボルト、　（１２）・・・大径部、（１３１・・・小径
部、　（１５）・・・凹所、　（１６）・・・凸起、　
０７）・・・架台、　（１４４・・・植設孔、　Ｉ２０
１・・・脹らみ。出願人　三洋電機株式会社　外１名代理人　升埋士　佐　野　静　夫第３図

Claims

【特許請求の範囲】１、圧縮機の脚を弾性材料よりなる防振具及びこの防振
具を貫通てる段付ボルトにより架台に取付ける方法であ
って、前記段付ボルトの大径部の下面に環状の凹所及び
環状の凸起を形成し、この凸起を架台に食い込ませる迄
、前記段付ボルトを架台の植設孔に螺合してこの植設孔
周縁上面を塑性変形させて前記凹所内に入り込む脹らみ
を形成してなる圧縮機の取付方法。２、前記突起の下端を尖らせてなる特許請求の範囲第１
項記載の圧縮機の取付方法。