JPS60159216A - 杭の中掘り工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明シエ、リド土量を少なくして杭？中掘シ埋設す
る工法に関し、史に詳しくは、地盤を泥水化させながら
杭を沈設させる中掘クエ法を提供するものである。

既製杭の中１朋り工法の中で、従来の杭の外径以上の地
盤を中創りｊる工法においては、スクリューオーガーを
用いて杭の外径以上に地盤を中掘りしなから地上に耕土
しつつ杭を沈設している為に、杭外周面と地盤との間に
隙間が生じ、杭周面１１ＪＮＭ力か低下し支持力が充分
期待できな（、その上にスクリューオーガーを用いる中
掘りによシ積極的に地上に排出した土量か多く、その処
理に長鎖の費用がかかつていた。また、この従来方法で
は、地盤中に粘土層、特に硬貞枯注土層が存在する場合
、この層を掘削するときに憾度に掘削能力か低下する。

この場合に、中掘り工法である刀＼ために途中で他の掘
削工法に変侠することか不可能となシ、多くの場合は施
工不能となっていた。

この発明は、このような従来工法の人魚を改良すること
を目的とするものであシ、積惟的には地上に耕土するこ
となく、ジェット噴射によって杭の外径以上の径に地盤
を泥水化させつつ杭を沈設させること？：％敵とする杭
の中掘り工法である。

この発明は、シェツト噴射によって泥水化させるので、
撹拌棒などにより土を乱すガ法と異なｐ主力ｒ細かい状
態の泥水となシ、そのために杭の沈設が史に容易になる
罠も拘らず、泥水化した土が杭の沈設Ｋｆ’ｆ＝つて杭
外周の圧迫によって水分か地層中へも押し出されるとと
もに土が杭外周にも均一に圧迫され分布されるので杭周
面ｍＷ力が向上し、支持力が強くなる。また積極的には
地上に排土しないので排土処理の問題も少なくなる上に
、シェツト噴流により杭の外径以上の径に地盤を泥水化
させつつ杭を沈設させる工法であるので、地盤中に粘土
層、特に、硬質粘性土層か存在していても、容易に泥水
化できるので施工不能になることが極度に少なくなる。

この発明のジェット噴射に用いられる流体としては、空
気、水などが挙けられ、含水量などの地盤の状態の差に
よって通互選択使用される。また、杭の周面摩際による
支持力２更に篩める必要のある地盤の物置には、ジェッ
ト噴射に用いる噴流体をセメント寺を含む硬化性のηを
体とすることが好マシイ。この硬化性の流体としては、
セメント（Ｃ）と水（５）の比（Ｗ／Ｃ）が７Ｕ％以上
としたセメントミルクが好ましく、更に好ましくは、杭
の最終沈設し終るまで硬化性の流体が杭の中空部などで
硬化しないように、適当な種類と社の遅延剤を配合して
用いるのが望ましい。

ジェット噴射のみで掘削する場合は、ロッド等の先端に
下向と水平方向にジェット１貢射ノズルを設けることが
好ましい。

またシェツト噴射のみでは中掘シし難い地盤の場合は、
第１図に示すように、ロッド３の先端に先行掘削羽根４
を設け、そのわずか上方にジェン１［射ノズル５を設け
るのが好ましい。この場合羽根４の外径は杭１の外径以
下であればよいか、この発明は特に中掘クエ法であるた
めに先行掘削羽根の外径は杭の内径よシ小さくすること
が特に好ましい。この場合もロッドを回転させることに
よシ畑削羽根を回転し、掘削する。

なお、この発明におけるジェット噴射の噴射圧力は、一
般的には１［］ｋｇ／釧”以上であれは充分であるが、
第１図に示すように、ロッド３の近辺に噴射ノズル５が
存在する場合（この場合の方がよシ光分に泥水化できる
）は、この発明では上部にまで泥水が存在するので噴射
圧を６０〜３００ｋｙ／Ｃｍ２の範囲で地盤の硬さと杭
径に応じて調節して杭の外径以上の径を泥水化させるこ
とが好ましい。

このようにこの発明は積極的には地上に排土することな
くジェット噴射によって杭の外径以上に地盤を泥水化さ
せつつ杭１を沈設させる構成であるので、杭を沈設させ
るときに杭の沈設が容易になり、また中掘シエ法である
ので壁面の地盤が崩壊する恐れが全くない。また杭の沈
設は、自重による沈設が不可能の場合は、第２図に示す
とと（，１０頭部に矢印方向に圧入力を加えて沈設する
か、杭を回転させつつ沈設するか、杭の上方に撮動を加
えることによシ沈設すると、沈設が更に容易になる。

杭が所定の深度まで沈設できたら、杭に十分に圧力を加
えるか、軽打を行なって未泥水化の支持地盤層に定着す
るか、下記に示す方法によって根固め層中に杭を定着せ
しめ、更に支持力を太き（することができる。

根固め層を設けるためには、杭が所定の深度まで沈設で
きたら、ジェット噴射の圧力ｌ￥更に１０１＜ｇ／　ｃ
ｒｎ２以上、好ましくは２０ｋｇ／園２以上壇カυさせ
、例えはジェット噴射圧を２００　ｋｇ／　ｃｍ”以上
として泥水化する径を更に太き（した俊、シェツトノズ
ルよシ根固めａを送ｐ拡大径の根固め球根層とするか、
第６図のように杭１が所定の′ｅＡ度まで沈設できたら
、ジェット噴射の圧力を前記と同様に上昇させてジェッ
トノズルよシ根固め故をジェット噴射させ、更に例えは
ロッド３を上下させて根固め球根層１娶形成してもよい
。このようにして沈設させた杭１の扮を第４図に示す。

なお根固め液としては、従来公知の根固め液が使用でき
るか、セメント（Ｃ１と水（旬との比（Ｗ／Ｃ）が６７
％として更にプリーゾ／グ低減剤を通亘６≦加したタイ
プの根固め液として公知のセメントミルクを用いるのか
好ましい。

また、この発明に通用できる杭としては中掘シ工法であ
るが為に中空杭に限られるが、中空杭である為に泥水上
の大半も杭中空内に滞留するので残土問題が少な（なる
。更に前述したように泥水化した土が杭の沈設に伴なっ
て杭外周での圧迫によって水分が地盤中へも押し出され
るので、流体に硬化性の流体を使用したときには、杭周
辺の地盤も圧入される硬化性の流体によって地盤改良さ
れ、杭の周面での支持力が更に向上１−る。なお、杭の
先端は第１図などに見られるように、フリクションカッ
ター２を設けておくと、沈設がよシ容易になる。

以上に示したように、この発明は、掘削排土丁７）量が
少／ヨ＜、杭の外径以上に掘削１〜るにも倒らす、尚い
支持力が得られ、かつ地盤中に粘土層などの粘漕性の強
い層が存在していても中掘シエ法で杭が沈設できると云
５［ｉれた効果を示すものである。

【図面の簡単な説明】

第１図と、第２図は、この発明に従う工法の一例を示づ
゛鎖国ｆ面図であシ、第６図は、根固め球根層を形＋４
する場合の一例を示″′ｆ餓防面図であり、第４図は、
第６図に示す工法に従って沈設された杭の状態な示す側
断面図である。図中１は、杭、２はフリクションカッタ
ー、３はロッド、４は先行掘削刃、５は横方向噴射ノズ
ル、６は下向方噴射ノズル、７は根固め球根ノーである
。 特許出願人　旭化成工業株式会社 第１図 第３図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　積極的には地上に排土することなく、ジェット噴
   射によって杭の外径以上の径に地盤を泥水化させつつ杭
   を沈設させることを時数とする杭の中掘クエ法 ２、　シェツト噴射の噴流体にセメントを主体とした硬
   化性の流体を・使用することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の杭の中堀リエ法