JPS60157487A - 曲線エスカレ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕　。

この発明は、水平投影面において円弧状の搬送路を有す
る曲線エスカレータに係り、特に外側チェーン用の軸と
内側チェーン用の軸を別々に構成した駆動軸を有する曲
線エスカレータに関するものである。

〔従来技術〕

曲線エスカレータにおいて、踏段は、水平状態で円運動
を行なう０従って、踏段相互をチェーンで連結した場合
、内側チェーンの速度は、外側チェーンの速度よりも低
速である。反転部において、その速度差を持ったまま無
理なく反転させようとすると、第４図に示すような駆動
軸を、二本の軸で構成し、外側チェーン用のスプロケッ
トを、内側チェーン用のスズロケットより速度差分だけ
大きくして反転させる方法が考えられる。

しかしながら、この方式による反転では、次に示すよう
な欠点が発生する。

すなわち、駆動軸の外側軸芯と、内側軸芯をむすぶ線は
反転スプロケットの軸芯を向く。踏段は、外側軸と内側
軸によって反転時の姿勢が決定されてしまう。言いかえ
ると、駆動軸が段差を持っているため踏段は駆動軸のま
わりに回転することができない。その結果反転半径ｒ工
が大きくなる。

この大きな反転半径ｒユでそのまま反転を行うと、床板
の水平踏段からの高さＡを大きくとらなければならない
。床板の高さＡが大きいと曲線エスカレータへの乗降時
の乗客の乗り移りが不安定となり、不安全であった〇 〔発明の概要〕 この発明はかかる欠点を解消することを目的としてなさ
れたもので、踏段の駆動輪及び追従輪を案内する案内レ
ールにより、踏段を乗降口の床板下方位置において主枠
の深さの中心線に接近する方向に変位させ、その後反転
させるようにし、もって床板の高さ寸法を小さくするこ
とができる曲、ｌＪエスカレータを提案するものである
。

〔発明の実施例〕

第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示し、図中、（
１）は水平投影面において円弧状をなし傾斜して配置さ
れた曲線エスカレータの主枠で、（１ａ）はその上端部
、（１ｂ）は下端部、（２）は主枠（１）に構成された
搬送路で、主枠（１）の上面側に往路（２ａ）が、主枠
（１）端部に反転部（２ｂ）が、主枠（１）の底面側に
帰路（２ｃ）がそれぞれ形成されて無端状をなすととも
に、往路（２ａ）端部と反転部（２ｂ）の間及びＩＮ回
路（２ｃ）端部と反転部（２ｂンの間には水平部（２ｄ
）がそれぞれ形成されている。（８）は平面が扇形金な
し多数が連ｌ続して搬送路（２）に配置された踏段、（
＋ａ）、　（３ｂ）は踏段（８）の幅方向に設けられ中
央部が連結板（６Ｃ）で相互に連結された外側駆動軸お
よび内側駆動軸、（３ｄ）は外側駆動軸（６ａ）の円弧
外側端に配された外側駆動輪、Ｃ６６）は内側駆動軸（
６ｂ）の円弧内側端に配された内側駆動輪、（４ａ）は
主枠（１）に固定されて搬送路（２ンに沿って配置され
外側駆動輪（６ｄ）を少なくとも上記反転部（２ｂ）直
前および直稜部分においては上下両面側から案内支持す
る外側駆動レール、（４ｂ）は同様に内側駆動輪（３ｅ
）を下面側から案内支持する内側駆動レール、（５）は
主枠（１）に固定され搬送路（２）に沿って配置されて
上記踏段（８）の下端寄り縁部に設けた追従輪（６）ヲ
反転部（２ｂ）においては上下両面側から案内支持する
追従レール、（７ａ）は外側駆動軸（３ａ）の円弧外端
側を連結する外側チェーン、（７ｂ）は内側駆動軸（３
ｂ）の円弧内端側を連結する内側チェーン、（８）は外
側駆動軸（３ａ）の円弧外端部にブラケット（８ａ）ｔ
：介して外側駆動輪（３ｄ）に対−して直角状に取付け
られ外側駆動レール（４ａ）の側面上を転動して踏段（
８）の搬送路（２）円弧中心方向の荷重を支持するサイ
ドロー−）、（９）は主枠（１）の端部に設けられて搬
送路（２）の反転部（２ｂ）’ｃ影形成、主枠（１）に
枢着されて外側チェーン（７ａ）が巻き掛けられる大鎖
車（９ａ）及び内側チェーン（７ｂ）が巻き掛けられる
小鎖車（９ｂ）を主体に構成された反転機構、叫は上記
各レール（４１１）、　（４ｂ）、（５）の−′＠５を
なし搬送路（２）の水平部（２ｄ）と反転部（２ｂ）の
間に配置され踏段（８）を寸法Ｂだけ主枠（１）深さの
中心線に接近する方向に変位させる案内レール、αＤは
乗降口の床板である。

しかして、踏段（８）は幅方向の両側が外側チェーン（
７ａ）および内側チェーン（７ｂ）によって互いに連結
され、図示しない駆動装置によ９両チェーン（７ａ）、
　（７ｂ）を介して搬送路（２）全循環運転される。

そシテ踏段（８）は、各ｖ　−／ｌ／　（４ａ）、　（
４ｂ）＋（５ンにより構成されるレール装置により駆動
輪（３ａ）、　（３ｂ）及び追従輪（６）が案内されて
転勤し、搬送路（２ンの少なくとも往路（２＆）では踏
段（８）は水平姿勢を保って傾斜移動し、水平部（２ｄ
）では水平移動する占そして踏段（８）は反転部（２ｂ
）において反転機構（９）によって反転動作するが、こ
のとき踏段（８）は次に述べるように動作する。

すなわち、駆動輪（３ａ）、　（３ｂ）が駆動レール（
４ａ）。

（４ｂ）に、また追従軸（６）が追従レール（５）にそ
れぞれ案内されて水平部（２ｄ）まで移動してきた踏段
（８）は、第５図に示すように床板αηの下方位置にお
いて案内レールα０）に案内されて主枠（１）深さの中
心線に接近する方向、すなわち鎖車（９ａ）、　（９ｂ
）の中心軸側に寸法Ｂだけ変位し、その後反転動作する
。そしてこの反転動作の際は、第５図及び第６図に示す
ように追従軸（６）のみが追従レール（５）により案内
支持され、他の例えば駆動輪（３ｄ）、　（３ｅ）等は
フリーの状態となる。これにより踏段（８）の反転半径
ｒ□を小さくしても反転させることが極めて容易となる
０ しかして、反転直前において踏段（８）を主枠（１）深
さの中心線に接近する方向に寸法Ｂだけ変位させるよう
にしているので、小さな反転半径ｒ□で反転動作させる
ことができる。このため床板αηの高さ寸法Ａが小さく
な９、乗客が乗降することができる。

また踏段（８）全床板（１ηの下方位置において変位さ
せているので、踏段（８）としての機能を損なうことは
全くない。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、この発明は駆動輪及び追従軸を案内
する案内レールにより、踏段を乗降口の床板下方位置に
おいて主枠の深さの中心線に接近する方向に変位させ、
その後反転させるようにしているので、床板の高さ寸法
を小さくすることができる。この結果乗降時の乗客の安
全性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る曲線エスカレータの−　□実施
例金示す正面図、第２図は第１図の平面図、第３図は第
２図の■−■線拡線断大断面図４図は反転部の状態を示
す主要構成部材の斜視図、Ｍ５図は第２図のｖ−ｖ線拡
大矢視図、第６図は第５図のＶＸ−Ｗ線断面図である。 （１）−拳主枠　（２）・−搬送路 （２ａ）・・往路　（２ｂ）・・反転部（２Ｃ）・・帰
路　（２ｄ）・・水平部（８）・・踏段　（３ａ）・・
外側駆動軸（３ｂ）・・内側駆動軸　（３ｄ）・・外側
駆動輪（３ｅ）・・内側駆動輪　（４ａ）−・外側駆動
レール（４１′Ｉ）・・内側駆動レール （５）ａ−追従レール　（６）・・追従軸（７ａ）・・
外側チェーン （７ｂ）拳・内側チェーン （９）・・反転機構　（９ａ）・・大鎖車（９ｔｌ）・
・小鎖車　（１０）・ｅ案内レール（１１）・−床板 尚、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものとす
る。 代理人　大　岩　増　雄 手続補正書（自発） ■８和　６％　３月　１日 特許庁長官殿 １、事件の表示　特願昭　５９−００３００１号２、発
明の名称 曲線エスカレータ ３、補正をする者 代表者片山仁へ部 ６、補１１−の内容 （１）明細書第６頁第１８行及び第７頁第５行の「駆動
輪（３ａ）、（３ｂ）　Ｊという記載を「駆動輪（３ｄ
）、（３ｅ）　Ｊと補正する。 （２）明細書第７頁第１５行ないし第１７行の「反転半
径ｒ１を・・・容易となる。」という記載を「反転半径
ｒ１で反転する。」と補正する。 （３）明細書第７頁第２０行の「小さな」という記載を
「大きなＪと補ｊＥする。 以　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水平投影面において円弧状をなし傾斜して配置された主
   枠と、この主枠に構成されて上記主枠の上面側に傾斜し
   た往路が上記主枠の端部に反転部が上記主枠の底面側に
   帰路がそれぞれ形成されて無端状をなすとともに少なく
   とも上記往路端部と上記反転部の間に水平部が形成され
   た搬送路と、この搬送路に沿って無端状に配置されて上
   記搬送路の円弧の内側に設けられた内聞チェーン及び上
   記円弧の外側に設けられた外側チェーンと、平面が扇形
   をなし多数が連続して上記搬送路に配置され上記内側チ
   ェーン及び外側チェーンを介して上記搬送路を循環運転
   される踏段と、これらの踏段にそれぞれ設けられて上記
   搬送路長手に直−交し上記主枠の上端寄り縁部に配置さ
   れ外端が上記内側チェーン又は外側チェーンに連結され
   るとともに外端に内側駆動輪又は外側駆動輪が設けられ
   た内側駆動軸及び外、両駆動輪と、上記踏段に設けられ
   た追従輪と、上記両駆動輪及び追従輪ヲ案内し上記踏段
   を上記往路において水平姿勢を保って傾斜移動させ上記
   水平部において水平移動させるレール装置と、上記主枠
   の端部に設けられて上記反転部を形成し上記内側チェー
   ンが巻き掛けられた小鎖車及び上記外側チェーンが巻き
   掛けられた大鎖車を持ち上記踏段を反転動作させる反転
   機構と、上記搬送路の水平部と反転部の間に設けられて
   上記両駆動輪及び追従輪を案内しこれらを乗降口の床板
   下方位置において上記主枠の深さの中心線に接近する方
   向に変位させる案内レールとを備えたことを特徴とする
   曲線エスカレータ。