JPS60157068A - 用紙検出装置 - Google Patents

用紙検出装置

Info

Publication number
JPS60157068A
JPS60157068A JP59013934A JP1393484A JPS60157068A JP S60157068 A JPS60157068 A JP S60157068A JP 59013934 A JP59013934 A JP 59013934A JP 1393484 A JP1393484 A JP 1393484A JP S60157068 A JPS60157068 A JP S60157068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
signal
output
sensor
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59013934A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Nishiyama
晴雄 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP59013934A priority Critical patent/JPS60157068A/ja
Publication of JPS60157068A publication Critical patent/JPS60157068A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V8/00Prospecting or detecting by optical means
    • G01V8/10Detecting, e.g. by using light barriers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は被搬送物の有無を検出するものであって、この
被搬送物に非接触状態で検出するための発光及び受光素
子からなるセンナを用いて光学的に検出する検出装置に
関する。
〈従来技術〉 被搬送物の有無を検出する手段として、一般にマイクロ
スイッチ等が広く利用されている。これは、被搬送物の
搬送経路に、電気接点のON又はOFFを制御する作動
片を配置し、この作動片が被搬送物の移動等に基いて作
動される時に、上記接点がON又はOFFすることで被
搬送物の検出を行っている。この被搬送物として、重量
物のものであれば搬送路に配置された作動片にて、搬送
が邪魔されることはほとんどなく、正確なる検出が望め
る。
しかしながら、被搬送物として非常に軽量のもの、例え
ばシート状の用紙であれば搬送経路に配置された作動片
で搬送時に邪魔され、ジャム等が発生することが多々あ
った。上記用紙の腰が強いもの、つまシ薄手の用紙であ
れば上記のジャムが発生することがより顕著である。そ
のため、作動片にて用紙の搬送を妨げないように、作動
片の形状に工夫をこらす等していた。
これに対し被搬送物との非接触により検出するものがあ
る。これは、例えば搬送経路を境とし、発光及び受光素
子を受光素子に上記発光素子からの光が受光されるべく
配置して、光学的検知手段が提案され、実施に供されて
いる。また発光及び受光素子を同一面側に設け、被搬送
物からの反射光を受光する場合もある。つまシ、被搬送
物が発光素子の光を遮ることで、受光素子に光が受光さ
れないことを利用して被搬送物の検出を行うものである
。これであれば被搬送物が重量又は軽量のものに関係な
く、搬送自体に何等邪魔されることなく、検出に基くジ
ャム等が防止できる。
この場合、特に用紙の有無を検出する時の信号を出力す
る回路として、第6図に示すものが一般的である。図に
おいて、発光素子であるLEDIからの光は、搬送経路
を介して配置された受光素子のPTIに受光されている
。LEDIはその一端子が抵抗R1を介して電源電圧子
Vccに、他端子がアースに接続されている。またPT
Iはコレクタが電源+Vccに、エミッタが抵抗R2を
介してアースに接続されている。上記PTIに光が受光
されている間は、該PTIが導通し、エミッタ端子Aの
電圧voがほぼ十Vccとなり、この電圧voが抵抗R
3を介してコンパレータICIの一端子に供給される。
このコンパレータICI(7)+端子には、電源電圧+
Vccを抵抗R4及びR5でccXR5 分圧したB点の基準となる固定電圧V t h (” 
R4+ R6)が供給イれている。そのため、用紙が発
光、受光素子のLED IとPTIとの間になければ、
固定された電圧vthO方がA点の電圧よシ低くなるた
めコンパレータICの出力はLL L mlとなる。そ
して用紙がLED IとFT’lとの間に搬送されてく
れば、PTIがOFFとなり、A点の電圧VQ はほぼ
アース電位となり、コンパレータIC+の出力がII 
L 11から”H″に反転する。従って、コンパレータ
ICIの出力状態により用紙の有無が検出され、例えば
この信号が制御部へ送られる。
ところが第6図に示す通シ、固定された基準電圧vth
と、受光素子PTIに基く光検出信号(A点の電圧Vo
)との比較を行う場合、熱による受光素子PTIの暗電
流の増加、紙片、はこシ等における発光、受光量の低下
及び経年劣化等によるS/N比の低下によシ、誤動作を
生じていた。例えば熱による暗電流が増加すれば、用紙
が画素子LEDIとPTIとの間に介在され光が遮ぎら
れても、A点の電圧v(1が暗電流によシ上昇し、固定
電圧vthより高くなるためICIの出力は“L゛のま
まで、II H11に反転することなく誤検出を生じる
。また、発光、受光素子LEDI、、PTIへのほこシ
や紙片、電子写真複写機によれば現像剤(特にトナー)
の付着による、発光及び受光量の低下によシ、A点の電
圧vOが低下し、上記電圧VQが固定電圧vthより低
くなれば用紙が搬送されなくても、コンパレータICI
の出力は“H゛となシ、用紙あシの信号を出力し誤検出
を行うことになる。
また、第6図に示す通り、固定の基準電圧vthを設定
して、用紙の有無検出を行っているため、感度調整を細
く行う必要があった。つまシ、発光素子のばらつき及び
受光素子のばらつきが大きいために第6図に示す各抵抗
R1−R5を可変抵抗器(ボリューム)とし、発光、受
光素子のばらつきを微妙に調整し、適正な検出を行うよ
うにしていた。
また第6図の回路例であれば、コンパレータICIの出
力は、用紙が検出装置を構成する発光及び受光素子の光
路を遮っている時にH゛となる。そあため用紙の後端検
出においては、 ・H%NからIt Lm に立ち下が
った時に後端であるといったことを示すためのパルス信
号を出力するため手段を別途設ける必要がでてくる。
尚、第6図の例によれば、発光、受光素子を搬送経路を
介して別個に配置し、被搬送物を通して検出する例であ
るが、これに限らず、上記画素子を同一面側に設け、被
搬送物からの反射光を受光素子にて受光する方式であっ
ても、第6図と同一回路構成で実施されている。
〈発明の目的〉 本発明は、被搬送物の有無を検出する手段として発光及
び受光素子からなるセンサを用いるものにおいて、素子
の劣化やゴミ等の付着、暗電流の増加等に関係なく常に
安定した検出を可能にした検出装置を提供するものであ
る。
また本発明は、被搬送物の先端及び後端を有効に検出す
ることを目的としている。
〈実施例〉 第1図は本発明における被検出物の有無検出を行うだめ
の回路構成を示すブロック図である。図において1はセ
ンサであり第6図で説明した通シ、発光、受光素子を被
検出物に対向させて配置したもので、受光素子に基く信
号をvl として出力する。この出力v1はセンサ出力
■oの電圧を増幅したもので、本発明による用紙の先端
及び後端を検出するための各回路部IO及び20に入力
される。特に先端検出用回路部lOに入力されるVlは
、次に積分回路12を介して積分信号v2として出力さ
れる。また上記出力Vlは分圧回路13にて適当な電圧
v8に分圧される。これらの出力′v2・vBはコンパ
レータ(比較器)!4にて比較され、何れかの電圧が高
くなれば出力が反転する。
つまシ、今出力v2がコンパレータ4の一端子に、出力
v3が子端子に入力されておれば、用紙がセンサ1にて
検出されれば、vl の電圧が急激に立ち上がる(ある
いは立ち下がる)。そのため、V3の電圧もvlの電圧
同様に大きく変化し、急激に立ち上がる(あるいは立ち
下がる)〇一方、出力v2はVlの積分出力信号であっ
て、Vlが急激に変化しても徐々に変化するだけであシ
、この時、子端子側の電圧v3が徐々に変化するvBよ
シ高くなれば、コンパレータ4の出力が′H゛に反転し
、あるいは子端子側の電圧v8がvBより低くなればコ
ンパレータ4の出力が”L“に反転する。この場合、v
B及びvBの関係は、例えば用紙検出していない状態に
おいて(Vlが大きく急激に変化しない時)、vBがv
B よシ少し大きく(あるいは少し小さく)なるように
設定している。そのため用紙検出時のvlの立ち上がり
(又は立ち下がり)時に、vB、vBの大小関係が反転
することでコンパレータ4の出方が反転する訳である。
そして、積分回路12の出力v2は、用紙がセンサ1の
光路中に存在している間、センサ出力Vlが例えば立ち
上がった状態に維持されていることから、徐々に高くな
り、ついには分圧回路13の電圧v8 よりも高くなる
。そのため、コンパレータ14の出力は非検出時の状態
に戻り、このコンパレータ14の出力より用紙先端を検
出したことを示す一定幅のパルス信号が出力されること
になる。
一方、センサ1の出力v1 は、用紙の後端検出にかか
る回路部20にも入力されており、用紙の後端検出とし
て用いられる。つまり、Vlは、分圧回路21を介して
適当な電圧に分圧され、更に積分回路22を介して積分
信号v4として出力される。また上記センサ出力Vlは
直接コンパレータ24の一方の端子(例えば一端子)に
入力されている。そしてこのコンパレータ24の他方の
端子(例えば子端子)には上記積分信号v4が入力され
ており、通常Vl >v4の関係に保たれている。今、
センサlは用紙を検出すればその出力v1が、大きく立
ち上がるものとすれば、用紙の先端がセンサにて検出さ
れても、Vl とv4 の関係は維持されたままであシ
、コンパレータ24の出力は反転しない。即ち、出力v
1は用紙検出にて大きく立ち上がるものの、v4 は積
分回路22にて徐々に高くなるだけであり、Vl >V
4の関係は維持されたままである。しかも、v4は分圧
回路2Iを介してvlが適当な値に分圧されたものであ
るから用紙の検出中(用紙がセンサ1の光路中に存在し
ている間) Vl >V4の関係は維持されている。
しかし、用紙の後端がセンサlの光路を通過すればvl
は急激に立ち下がるものの、v4は徐々に立ち下がるた
め、この時v1 とv4の関係が反転(Ml<V4)L
、コンパレータ24の出力がL゛から” H”に反転し
、用紙の先端であることを検出することになる。ここで
、積分出力v4は徐々に低下し、ついにはVl よシ低
くなればコンパレータ24の出力が“H゛から” L 
”に反転し、該コンパレータ24より一定期間“H11
なるパルス状の用紙後端検出信号が出力される。
上述の様にして先端及び後端検出にかかる各コンパレー
タ14.24の出力はオアゲート30を介して図示して
いない、例えば複写機等であれば、複写制御回路に入力
され、用紙の搬送方向の長さの検出やジャム検出、ある
いは他の制御として利用される。
ここで、本発明によれば従来の如く検出信号Vlと比較
するだめの固定の基準電圧を有しないことに、一つの特
徴がある。つまり、比較電圧v2は、センサ出力Vl 
に対応して変化していることから、例えばセンサの汚れ
に基いて発光、受光量の変化により、出力Vl が変化
(低下)するものの、比較するための電圧v2あるいは
■4も変化(低下)し且つ同様に■3も変化するため、
固定した基準電圧との比較に比べ高範囲の比較が行え、
被検出物の確実なる検出が可能となる。そして、センサ
1が被検出物を検出した時に、その出力Vlが大きく変
化し立ち上がる(あるいは立ち下がる)が、信号v2あ
るいは■4は積分されているため徐々にvlの変化に追
従して変化するだけで、v3はvl に応じて直ちに変
化し、この時にv3.v2あるいはV4.Vlの関係が
反転する。これは、センサ出力Vlが何等かの影響(暗
電流の増加、発光、受光量の低下等)で変化しても、用
紙の非検出の状態ではV2 >Va又はVB>V2とな
シ、検出状態ではこれが反転し、この関係が常に維持さ
れ検出をよシ正確にで護る。
次に、第2図に示す実際の回路例に従って本発明の検出
回路をより詳細に説明する。第2図は単なる一例であっ
て、この回路に本発明が限定されるものではない。図に
おいてセンサ1部におけるセンサ出力voの部分におい
ては、第6図の回路と同一であって、その説明は省略す
る。また例として、受光素子及び発光素子であるLED
I 、 P T1を用紙の搬送経路の一部に、同一面側
に設け、LED +が用紙の反射光(特に散乱光)を受
光するものとして説明する。そこで、受光素子であるP
TIによるセンサ出力VQは、抵抗R6を介してオペア
ンプを構成する増幅器2の一方(+端子)に入力される
。増幅器5の出力は、抵抗R7,R8にて分圧され増幅
器2の一端子に負帰還されている。従って増幅器2は、
その出力電圧Vlが、入7 す出力VQを”R8で増幅する。この増幅された出力V
lは、先端検出にかかる回路部10の分圧回路3を構成
する抵抗R9,RIOにて適当な電圧に分圧され、その
出力v8が比較器4の子端子に供給されている。ここで
、■3はセンサ出力VQと対応した信号であシ、とのv
Oの変化に即応答して変化するものである。
また、増幅器2からの出力Vl は、抵抗R11゜R]
2を介して上記比較器4の一端子に供給されている。上
記抵抗R11,RI2との接続部とアース間にはコンデ
ンサC1が接続されていることから、抵抗R11とコン
デンサCIとで積分回路12が構成されている。そのた
め、出力Vl を積分した電圧■2は、抵抗R11,コ
ンデンサCIの時定数τ1(τI=RII・C,I)で
決まり、センサ出力v1の変化に即応答することなく徐
々に変化することになる。
一方、増幅器2からの出力Vlはまた用紙等の後端を検
出するだめの回路部20の分圧回路21を構成する抵抗
RIB、RI4にて適当な電圧に分圧される。この抵抗
RI3.RI4に分圧された電圧は、更に抵抗RI5.
RI6を介してコンパレータ24の子端子に供給されて
いる。上記抵抗RI5とRI6との接続部とアース間に
はコンデンサC2が接続されていることから、抵抗R1
5とコンデンサC2とで積分回路22が構成されている
。そのため、出力v2を分圧回路21で分圧し、更に積
分回路22にて積分された電圧v4は、抵抗R15,コ
ンデンサCIの時定数τ2(τ2=R15・C2)に即
した、センサ出力v1の変化に即応答することなく、徐
々に変化することになる。
そして出力v1は抵抗R17を介してコンパレータ24
の一端子に供給されているが、この一端子に供給される
電圧を以下i’cv5 として説明する。
上述の様な構成の回路において、用紙の非検出時にはV
2)V3あるいはV 5 >V 4なる関係となるべく
、各抵抗R9,RIO,RIB、R11,RI2あるい
は抵抗R]8.R14,RI5.R16及びR]7を適
宜設定されておシ、且つV2と■3あるいはv5 とv
4の関係が反転した時に、ある一定期間後に再度V2>
VB 、Vs>V4 の関係となるべく、R11・CI
あるいは115・C2の時定数を適宜設定している。
今、上述した通シセンサlの発光及び受光素子のLED
l、PTIを例えば同一面に配置し、PTlt:は被検
出物である用紙からの乱反射光が受光されるべく両者を
設ける。そして、上述の通シ抵抗R9,RIO,R11
,RI2及びコンデンサCIあるいは抵抗RIB、RI
4.RI5.RI6 、コンデンサCI、抵抗R17を
適当に決めた時の波形を第3図(、)(b) 、第4図
(a)(b)に示す。第3図(a)Icおいて、t=t
1の時に用紙先端が被検出領域に達し、用紙の先端が受
光素子PTI上に現われたことを示している。この出力
変化は、v8によれば図に示す通シセンサ出力VQ同様
直ちに立ち上がり、■2によれば徐々に上昇していく。
そこで、センサ1の安定状態、つまシ用紙がない状態で
はセンサ出力voに基く、各回路の出力V2.VBをV
 2 >V aとなるべく抵抗R,9,RIOが設定さ
れている。
そのため、1 = 11の時に受光素子FTIK用紙か
らの反射光を受光し、■3は瞬時に変化する。しかしv
2は時定数τ1に従って徐々に変化し、t1≦t≦L2
の時、v2とv3の関係は反転する。
従って、比較器4の出力は今までV2>Mlであること
からrr L s+であったものがV2 <VBとなる
ため、11 H1%に反転する。この時の出力状態を第
3図(b)に示しているが、用紙先端検出におけるパル
ス状の出力が得られる。
ここで、何等かの原因で発光、受光素子LEI)1、P
TIの発光、受光量が低下すれば、センサ出力vOに基
く各信号V2’、V8は、第3図(a)に示す通りv2
’、v3’の如く同様に変化する。しかし、安定状態に
おいて■2とv3との関係は、常にV2 ’ > V3
’のままである。そして、用紙検出がセンサ部分に達す
れば、■3はv8′の如く瞬時に変化し、v2はv2′
の如く徐々に変化するため、Va’ > V2’となっ
て、第3図(b)に示す通り用紙の先端検出が行える。
また、熱等により暗電流が上昇しA点の電圧、つまりセ
ンサ出力voが高くなるものの、それに従ってv2.v
3も高くなるため、非検出状態であればV2 >Vsの
関係は全く変化することなく、検出時に始めてV2<V
3となり用紙を確実に検出できる。
これに対し従来の様に固定した基準電圧vthを用いて
比較器4で比較する場合、■3′が立ち上がってこの電
圧■3′がvthよシ高くならず、用紙検出ができなく
なる。つまり、センサ部を通過する用紙を検出できなく
なる。
以上が用紙先端の検出状態の作用説明であるが、この時
の後端検出にかかる回路動作を説明する。
即ち、用紙先端部がセンサ1を通過しても、第4図(a
)に示す通り、用紙の非検出時にはv5>v4の関係に
設定されておシ、用紙検出時v5は急激に立ち上がるも
のの、v4は徐々に高くなるだけである。そのため、用
紙先端が検出され該用紙がセンサ1部を通過中にはv5
及びv4の関係は反転せず、コンパレータ24の出力は
′L゛のままである。
一方、用紙が搬送されその後端が、t=t3時にセンサ
lを通過すれば、その時のセンサlの出力は第4図に示
す通りである。即ち、センサ出力v1が大きく立ち下が
るため、Vsも第4図(、)に示す様に立ち下がる。し
かし出力V4は徐々に低下するだけであって、この時V
5.V4の関係が反転し、コンパレータ24の出力がt
r L nから” H”に反転し用紙後端の検出信号を
出力することになる。
この出力状態は第4図(b)に示す通シである。この用
紙の後端検出においても、何等かの原因で発光、受光素
子LEDI、PTIの発光、受光量が低下しても、ある
いは暗電流が増加してもv5及び■4もそれに追従する
ようにv51 、v4’として変化し、確実なる用紙検
出が行える。そのため、第4図(b)に示す如きパルス
状の後端検出信号がコンパレータ24よシ出力される。
本実施例では用紙が搬送される時の検出を説明したが、
電子写真複写機においては用紙搬送だけでなく、像形成
にかかる感光体に用紙が巻き付き、この巻き付いた用紙
を検出する場合にも本発明を適用できる。その例を第5
図に示している。図において、用紙は上下段のカセット
6又は7内よシ選択給紙され、ドラム状感光体8と転写
部9で対向し、その後に搬送ベル)10を介し定着ロー
ラ11へ送られ、排紙トレイ12へと送り出されるとい
った搬送経路13に沿って搬送される。この搬送経路1
3中に上述したセンサ1を適宜配置して、用紙の先端及
び後端の検出を行っている。そして、転写終了後に感光
体8に巻き付いた用紙を検出するために感光体8を除電
する除電ランプ14の上部に設けている。これは巻き付
いた用紙が現像兼クリーニング装置15の位置に達する
までの間で用紙検出を行い装置を停止させるためである
このセンサlは発光素子からの光を感光面へ照射し、乱
反射光を受光素子で受光する。この場合、感光体8とし
て鏡面状態の面(例えばOPC感光体等)を有しておれ
ば、はとんどの光が正反射され受光素子に受光されず、
用紙からの乱反射光を多く受光する。そのため、センサ
出力に対する各回路2,3の出力V2.V8は第3図に
示す様になり、感光体8に巻き付いた用紙の検出が行え
る訳である。
〈発明の効果〉 本発明の用紙検出装置によれば、搬送されてくる用紙を
検出するための発光及び受光素子からなるセンサを搬送
経路に配置し、用紙からの反射光又は用紙による遮光に
ょシ検出するものにおいて、センサ出力を積分した信号
と、センナ出力信号に対応した信号とを比較し用紙先端
検出を行う手段と、センサ出力信号に応じた信号と、セ
ンサ出力信号を適当に分圧し且つ積分した信号とを比較
し用紙後端を検出する手段を並設したものであるから、
センサの出力に変動が生じたとしても、それに応答して
比較のため信号も変動するため、用紙の先端及び後端検
出が確実となり誤検出を防止できる。
また、用紙の先端及び後端に対応させて一定巾のパルス
信号を出力でき、後の処理がよシ簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における検出装置の回路構成を示すブロ
ック図、第2図は第1図における実際の回路例の一例を
示す検出回路図、第3図(a)(b)は本発明の第2図
における用紙先端検出による出力波形を示すタイムチャ
ート、第4図(、)(b)は第2図における用紙後端検
出による出力波形を示すタイムチャート、第5図は本発
明を電子写真複写機の感光体への用紙巻き付き検出に適
用させた一例を示す断面図、第6図は従来の用紙検出回
路の一例を示す回路図である。 l:センサ lO:先端検出回路 12:積分回路 1
3:分圧回路 14:比較回路 20:後端検出回路 
21:分圧回路 22:積分回路24:比較回路 LE
D I :発光ダイオード(発光素子) PTI:ホト
・トランジスタ(受光素子)Vo:センサ出力信号 v
2:積分出力信号 v8:分圧出力信号 v4:積分出
力信号v5:センサ出力に対応した出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、搬送経路に沿って搬送される用紙を検出するため、
    上記搬送経路に対向して発光及び受光素子からなるセン
    ナを用いてなる用紙検出装置において、上記センサ出力
    に応答する信号と、センサ出力の積分信号を出力する回
    路からの信号とを比較し、この比較結果に基く信号を用
    紙の先端検出信号として出力する手段と、上記センサ出
    力信号を適宜分圧すると共に積分した出力信号と1.上
    記センサ出力に応答した信号とを比較し、この比較結果
    に基く信号を用紙の後端検出信号として出力する手段と
    を並設したととを特徴とする用紙検出装置。
JP59013934A 1984-01-27 1984-01-27 用紙検出装置 Pending JPS60157068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59013934A JPS60157068A (ja) 1984-01-27 1984-01-27 用紙検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59013934A JPS60157068A (ja) 1984-01-27 1984-01-27 用紙検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60157068A true JPS60157068A (ja) 1985-08-17

Family

ID=11847019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59013934A Pending JPS60157068A (ja) 1984-01-27 1984-01-27 用紙検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60157068A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55112585A (en) * 1979-02-22 1980-08-30 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Photo detection unit of moving object

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55112585A (en) * 1979-02-22 1980-08-30 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Photo detection unit of moving object

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020005497A1 (en) Medium discerning apparatus with optical sensor
US4670647A (en) Dirt insensitive optical paper path sensor
US4183657A (en) Dynamic reference for an image quality control system
US4683380A (en) Apparatus and method for detecting a perforation on a web
US4178095A (en) Abnormally low reflectance photoconductor sensing system
US4571055A (en) Transport item detecting arrangement
JPH06148345A (ja) 変更可能な感度を有する光学的用紙経路センサ
US5225688A (en) Original and original size detecting device
JPS6031132A (ja) 自動露光装置
GB2111674A (en) Monitoring in electrostatic reproducing apparatus
JPS60157068A (ja) 用紙検出装置
US5721434A (en) Digital diagnostic system for optical paper path sensors
US5214477A (en) Image forming apparatus having a toner density detecting device
JPH03209281A (ja) 画像濃度制御装置
JPS60129684A (ja) 用紙検出装置
JPS60129685A (ja) 用紙検出装置
JPS58172570A (ja) 紙検出装置
JPS6220850Y2 (ja)
JPS5844470A (ja) 感光体ドラム巻き付きジヤム検知装置
JPS60129686A (ja) 用紙検出装置
JPS59220766A (ja) 複写機の転写紙分離失敗検出方法
JPH0297981A (ja) 複写機等における画像濃度制御装置
JP2003202710A (ja) 画像形成装置
JPH0356403B2 (ja)
JPH11194663A (ja) 画像形成装置