JPS6015702B2 - アルミニウム材への亜鉛析出法 - Google Patents
アルミニウム材への亜鉛析出法Info
- Publication number
- JPS6015702B2 JPS6015702B2 JP56179830A JP17983081A JPS6015702B2 JP S6015702 B2 JPS6015702 B2 JP S6015702B2 JP 56179830 A JP56179830 A JP 56179830A JP 17983081 A JP17983081 A JP 17983081A JP S6015702 B2 JPS6015702 B2 JP S6015702B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- zinc
- aluminum material
- precipitated
- substitution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C18/00—Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
- C23C18/16—Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
- C23C18/31—Coating with metals
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルミニウム材の表面に亜鉛置換法で多量の亜
鉛を析出させる方法に関し、詳しくは亜鉛析出を二段法
で行ない、亜鉛拡散処理時に剥れ落ちない程度の密着性
を有した多量の亜鉛析出層を形成させる方法に関する。
鉛を析出させる方法に関し、詳しくは亜鉛析出を二段法
で行ない、亜鉛拡散処理時に剥れ落ちない程度の密着性
を有した多量の亜鉛析出層を形成させる方法に関する。
アルミニウムまたはアルミニウム合金(以下、単にアル
ミニウム材と称する)より作られた製品は、熱伝導性が
良く軽量等のため、多量に用いられているが、耐食I性
においては一般に優れた材料であるが、重金属イオン等
を溶解した水溶液に長く接触するような酷しい環境条件
下においては、孔食等の腐食が発生し、製品の寿命が短
かくなる欠点があった。その防止策としては、種々の方
法があるが、その一つにZnによる陰極防食法は優れた
方法で、アルミニウム材の表面にZn拡散層を形成させ
る。
ミニウム材と称する)より作られた製品は、熱伝導性が
良く軽量等のため、多量に用いられているが、耐食I性
においては一般に優れた材料であるが、重金属イオン等
を溶解した水溶液に長く接触するような酷しい環境条件
下においては、孔食等の腐食が発生し、製品の寿命が短
かくなる欠点があった。その防止策としては、種々の方
法があるが、その一つにZnによる陰極防食法は優れた
方法で、アルミニウム材の表面にZn拡散層を形成させ
る。
即ち、アルミニウムの溶出に伴なう置換反応によりアル
ミニウム表面にZnが析出し、これがZn拡散層を形成
する。更に加熱によって、析出したZnをアルミニウム
材表層に拡散させ、これが犠牲陽極として働き、アルミ
ニウム材の孔食を防止する。上記のような目的のため、
アルミニウム材上に亜鉛メッキの下地処理を施す方法が
特公昭48−34103に紹介されている。
ミニウム表面にZnが析出し、これがZn拡散層を形成
する。更に加熱によって、析出したZnをアルミニウム
材表層に拡散させ、これが犠牲陽極として働き、アルミ
ニウム材の孔食を防止する。上記のような目的のため、
アルミニウム材上に亜鉛メッキの下地処理を施す方法が
特公昭48−34103に紹介されている。
カ性ソーダ水溶液による洗浄後、化学浸糟メッキを1段
で施すことにつて1〜20夕/あの亜鉛析出量が得られ
ると記されている。しかし、後述するようにアルミニウ
ム材の表面状態によっては亜鉛析出量にバラッキを生じ
、またバラッキを少なくするため析出温を下げれば析出
時間が長くなる等の問題があた。本発明は、上記の欠点
を改良した亜鉛置換法でZn析出を異なる置換処理条件
で2段に分けて処理することによって異常析出等の欠陥
をなくし、かつ短時間で多量のZnの析出層を得るのに
適した方法を提案するものである。
で施すことにつて1〜20夕/あの亜鉛析出量が得られ
ると記されている。しかし、後述するようにアルミニウ
ム材の表面状態によっては亜鉛析出量にバラッキを生じ
、またバラッキを少なくするため析出温を下げれば析出
時間が長くなる等の問題があた。本発明は、上記の欠点
を改良した亜鉛置換法でZn析出を異なる置換処理条件
で2段に分けて処理することによって異常析出等の欠陥
をなくし、かつ短時間で多量のZnの析出層を得るのに
適した方法を提案するものである。
本発明の第1段目の工程では、アルミニウム表面の付着
微粉末や汚れを有機溶剤で除去したのち、弱い置換条件
で処理することによって、Znの選択的析出を形成させ
る。
微粉末や汚れを有機溶剤で除去したのち、弱い置換条件
で処理することによって、Znの選択的析出を形成させ
る。
ここでのZnの析出は、アルミニウム材の溶出し易い個
所に優先的にZnが析出し、その個所における、これ以
上のアルミニウムの溶出を析出したZnで抑制すること
により異常析出が防止される。次の第2段目の工程は、
強い置換条件で処理することによってZnがほとんど析
出していないアルミニウム材の個所に主としてZnの析
出を行なわせる工程である。なお、第1段目でのZn析
出量は2〜7夕/でが適当で、析出する粒子の大きさは
0.5〜7仏程度である。第2段目の工程では、第1段
目‘こ比べてZnQ農度を低下させるかまたは俗溢を高
くし、あるいはこの両方の併用によって、第1段目で析
出したZn粒子の隣接個所に更にZn粒子を析出させる
もので、全体としてのZn析出量は5〜20夕/枕とな
る。なお、第1段目のZn析出量は全体の析出量の25
〜55%位が適当で、この比率が高くなると、第2段目
の工程におけるZn析出速度が低下する傾向がある。核
で、段1段目のZn置換条件は、Zn○が50〜110
夕/夕,NaOHが300〜500夕/そ,浴温20〜
40℃、第2段目のZn置換条件は、Zn○が30〜7
0夕/そ,NaOHが300〜500夕/そ,格温30
〜60℃の範囲で選ばれる。
所に優先的にZnが析出し、その個所における、これ以
上のアルミニウムの溶出を析出したZnで抑制すること
により異常析出が防止される。次の第2段目の工程は、
強い置換条件で処理することによってZnがほとんど析
出していないアルミニウム材の個所に主としてZnの析
出を行なわせる工程である。なお、第1段目でのZn析
出量は2〜7夕/でが適当で、析出する粒子の大きさは
0.5〜7仏程度である。第2段目の工程では、第1段
目‘こ比べてZnQ農度を低下させるかまたは俗溢を高
くし、あるいはこの両方の併用によって、第1段目で析
出したZn粒子の隣接個所に更にZn粒子を析出させる
もので、全体としてのZn析出量は5〜20夕/枕とな
る。なお、第1段目のZn析出量は全体の析出量の25
〜55%位が適当で、この比率が高くなると、第2段目
の工程におけるZn析出速度が低下する傾向がある。核
で、段1段目のZn置換条件は、Zn○が50〜110
夕/夕,NaOHが300〜500夕/そ,浴温20〜
40℃、第2段目のZn置換条件は、Zn○が30〜7
0夕/そ,NaOHが300〜500夕/そ,格温30
〜60℃の範囲で選ばれる。
この場合、第1図に示すように第1段目(前段)と第2
段目(後段)の置換条件が重複する部分及びその近傍、
即ちZn○濃度及び浴温がABCDで囲まれた範囲及び
長方形外で直線AB,ADの近傍の条件で第1段目の置
換が行なわれた場合には、第2段目の置換条件として該
第1段目よりZnの濃度を10夕/そ以上低くし、同時
に浴温を10℃以上高くして贋操を行なう。なお、アル
ミニウム材のZn置換反応を調節するためには、アルミ
ニウム表面の活性にもよるが、浴温を高くすれば一般に
置換速度が大きくなり、またZnQ濃度を低くすれば同
様に置換速度は大きくなる。以上のように第1段目を弱
い置換条件で行なっても、アルミニウム材の活性な個所
、例えば結晶0の歪み、粒界等ではアルミニウムが溶け
易く置換反応が起り易いので、そのような状態での反応
は、できるだけ抑制した条件で行なっても適当なZn析
出量が得られる。
段目(後段)の置換条件が重複する部分及びその近傍、
即ちZn○濃度及び浴温がABCDで囲まれた範囲及び
長方形外で直線AB,ADの近傍の条件で第1段目の置
換が行なわれた場合には、第2段目の置換条件として該
第1段目よりZnの濃度を10夕/そ以上低くし、同時
に浴温を10℃以上高くして贋操を行なう。なお、アル
ミニウム材のZn置換反応を調節するためには、アルミ
ニウム表面の活性にもよるが、浴温を高くすれば一般に
置換速度が大きくなり、またZnQ濃度を低くすれば同
様に置換速度は大きくなる。以上のように第1段目を弱
い置換条件で行なっても、アルミニウム材の活性な個所
、例えば結晶0の歪み、粒界等ではアルミニウムが溶け
易く置換反応が起り易いので、そのような状態での反応
は、できるだけ抑制した条件で行なっても適当なZn析
出量が得られる。
Zn析出量は時間と共に比較的急カーブを描いて増大す
るが1〜2分で飽和夕に達する。このときのZn析出量
は3〜6夕/淋程度である。アルミニウム材表面に析出
したZn粒子は粒径は比較的大きいが7仏程度以下で、
その数は比較的少なく、散在している。第2段目では、
Znのほとんど析出していない0面にZnを析出させる
ため、液側を強い反応条件にしないと置換反応は進行し
ない。
るが1〜2分で飽和夕に達する。このときのZn析出量
は3〜6夕/淋程度である。アルミニウム材表面に析出
したZn粒子は粒径は比較的大きいが7仏程度以下で、
その数は比較的少なく、散在している。第2段目では、
Znのほとんど析出していない0面にZnを析出させる
ため、液側を強い反応条件にしないと置換反応は進行し
ない。
そのため浴塩の上昇またはZnの簾度の低下、あるいは
この両方の併用を行なう。従って本発明の実施態様とし
ては、一浴方式(浴組成は同じであるが俗温が異なる)
又は二浴方式(俗組成が異なる)を探り得るものであり
、一浴方式の場合は、前後の俗温の差として10〜40
午0程度の差が好ましい。第2段目ではZnの析出量は
時間と共に傾斜の緩やかな直線状に増加して行く。析出
の種子数が大で、それぞれの種子の成長が緩やかなため
であり析出した微細なZn粒子は第1段目で析出した比
較的大きなZn粒子の間を繊密に覆っている。その際、
第1段目で析出したZn粒子も若干成長すると思われる
が、異常に粒径が大きくなることはない。これらの状況
は第2図A,Bに示す第1段目及び第2段目のZn析出
後のAI材の電子顕微鏡写真(表面2次電子像,傾斜4
5度,×3000)に良く示されている。なお、この例
では第1段目はZn0100夕/夕,NaOH350タ
ノそ,格温30℃で1.5分浸漬し、Zn析出量5.8
タノ淋を得た。
この両方の併用を行なう。従って本発明の実施態様とし
ては、一浴方式(浴組成は同じであるが俗温が異なる)
又は二浴方式(俗組成が異なる)を探り得るものであり
、一浴方式の場合は、前後の俗温の差として10〜40
午0程度の差が好ましい。第2段目ではZnの析出量は
時間と共に傾斜の緩やかな直線状に増加して行く。析出
の種子数が大で、それぞれの種子の成長が緩やかなため
であり析出した微細なZn粒子は第1段目で析出した比
較的大きなZn粒子の間を繊密に覆っている。その際、
第1段目で析出したZn粒子も若干成長すると思われる
が、異常に粒径が大きくなることはない。これらの状況
は第2図A,Bに示す第1段目及び第2段目のZn析出
後のAI材の電子顕微鏡写真(表面2次電子像,傾斜4
5度,×3000)に良く示されている。なお、この例
では第1段目はZn0100夕/夕,NaOH350タ
ノそ,格温30℃で1.5分浸漬し、Zn析出量5.8
タノ淋を得た。
第2段目はZn060夕/そ,NaOH350夕/そ,
俗温5000で5分間浸潰し、Zn析出量は合計10夕
/めであった。なお、アルミニウム材の前処理としての
脱脂を有機溶剤、例えばトリクロロェチレン’パークロ
ロエチレン,トリクロロエタンおよびフロン113等で
行なったのみでNaOH水溶液によるアルカリエッチン
グを避けた理由は、製造履歴の相違により、同村質,同
寸法の供試材においても、NaOHで前処理することに
よりアルミニウム材のエッチング挙動ならびに亜鉛置換
処理時のアルミニウム材の溶出挙動に変化が起り、同様
の処理工程を経てもZn析出量においてバラッキが生ず
るためである。また、NaOHでの前処理において、Z
アルミニウム材表面が溶解して、一様な表面状態となり
、短時間で均一で微細なZn粒子が析出し、アルミニウ
ム材表面を密に覆うため、それ以後のアルミニウム材表
面の溶解が抑制され、通常の亜鉛置換条件(例えば6M
/〆Zn0十35M/ZクNaOH,3ぴ0×5分)で
は目的とする多量のZn析出量が得られなくなる。次に
、このようにして得られたアルミニウム材を590〜6
10ooで2分間Zn拡散処理を行なうと、アルミニウ
ム表面のZn濃度1〜7%,拡散層の深さ50〜150
山のアルミニウム材を得ることができる。
俗温5000で5分間浸潰し、Zn析出量は合計10夕
/めであった。なお、アルミニウム材の前処理としての
脱脂を有機溶剤、例えばトリクロロェチレン’パークロ
ロエチレン,トリクロロエタンおよびフロン113等で
行なったのみでNaOH水溶液によるアルカリエッチン
グを避けた理由は、製造履歴の相違により、同村質,同
寸法の供試材においても、NaOHで前処理することに
よりアルミニウム材のエッチング挙動ならびに亜鉛置換
処理時のアルミニウム材の溶出挙動に変化が起り、同様
の処理工程を経てもZn析出量においてバラッキが生ず
るためである。また、NaOHでの前処理において、Z
アルミニウム材表面が溶解して、一様な表面状態となり
、短時間で均一で微細なZn粒子が析出し、アルミニウ
ム材表面を密に覆うため、それ以後のアルミニウム材表
面の溶解が抑制され、通常の亜鉛置換条件(例えば6M
/〆Zn0十35M/ZクNaOH,3ぴ0×5分)で
は目的とする多量のZn析出量が得られなくなる。次に
、このようにして得られたアルミニウム材を590〜6
10ooで2分間Zn拡散処理を行なうと、アルミニウ
ム表面のZn濃度1〜7%,拡散層の深さ50〜150
山のアルミニウム材を得ることができる。
本発明方法は、亜鉛置換をアルミニウム材表面に活性点
を残して第1段目の置換条件で約7〆以下のZnを析出
させ、次いで第2段目の置換条件でZnの析出しない残
りの部分にZnを析出させる点に特徴がある。
を残して第1段目の置換条件で約7〆以下のZnを析出
させ、次いで第2段目の置換条件でZnの析出しない残
りの部分にZnを析出させる点に特徴がある。
従来の亜鉛置換法でZnを異常析出させずに多量に析出
させるには格温が低いため3の分以上の長時間を要し、
かつ亜鉛熱処理拡散時にZn粒子が脱落し易く歩留りは
良くなかった。本発明方法では、亜鉛置換条件を巧みに
利用し、2段に使い分けるため、異常析出がなく、短時
間に多量で、かつ結晶性の良いZnを析出させることが
できる。即ち、所期の防食効果の程度により、処理時間
は異なるが、第1段目を1.流ご程度、第2段目を5分
程度で処理して、前述のように表面Zn濃度の高い陰極
防食に通したものが得られる。以下、本発明方法を実施
例,比較例により、さらに具体的に説明する。
させるには格温が低いため3の分以上の長時間を要し、
かつ亜鉛熱処理拡散時にZn粒子が脱落し易く歩留りは
良くなかった。本発明方法では、亜鉛置換条件を巧みに
利用し、2段に使い分けるため、異常析出がなく、短時
間に多量で、かつ結晶性の良いZnを析出させることが
できる。即ち、所期の防食効果の程度により、処理時間
は異なるが、第1段目を1.流ご程度、第2段目を5分
程度で処理して、前述のように表面Zn濃度の高い陰極
防食に通したものが得られる。以下、本発明方法を実施
例,比較例により、さらに具体的に説明する。
実施例 1
幅26側,高さ5側,延長長さ6肌のへャピン状に繰返
し折り曲げられたカークーラー用コンデンサーの偏平管
を用い、トリクロロェチレン蒸気脱脂後、次の条件で2
段法亜鉛置換処理を行なった。
し折り曲げられたカークーラー用コンデンサーの偏平管
を用い、トリクロロェチレン蒸気脱脂後、次の条件で2
段法亜鉛置換処理を行なった。
第1段目 格組成:Zn0100夕/そ,NaOH35
0夕/Z格温:3000 浸債時間:1.8分 上記処理により5.1夕/あのZn析出層が得られ、充
分液切り後、水洗工程を経ず次の第2段目の処理を行な
った。
0夕/Z格温:3000 浸債時間:1.8分 上記処理により5.1夕/あのZn析出層が得られ、充
分液切り後、水洗工程を経ず次の第2段目の処理を行な
った。
第2段目 格組成:Zn060夕/夕,NaOH350
夕/そ格温:5ぴ0 浸債時間:5.0分 上記処理により全体として13.0夕/淋の均一なZn
析出層が得られ、その密着性も良好であった。
夕/そ格温:5ぴ0 浸債時間:5.0分 上記処理により全体として13.0夕/淋の均一なZn
析出層が得られ、その密着性も良好であった。
これにフィン材を組合わせ、弗化物系のフラックス(K
F43%,山F357%の銭体)の泥鰍液を燈覆し常法
で600qoで2分間ろう付けした結果、表面Z泣農度
は4〜5%,拡散深さは100〜130山というアルミ
ニウム材の陰極防食としては理想的な拡散層が得られた
。
F43%,山F357%の銭体)の泥鰍液を燈覆し常法
で600qoで2分間ろう付けした結果、表面Z泣農度
は4〜5%,拡散深さは100〜130山というアルミ
ニウム材の陰極防食としては理想的な拡散層が得られた
。
実施例 2
実施例1に示した条件で、第1段目の処理を実施後、第
2段目の浸漬時間を変えてZnの置換析出を行なった。
2段目の浸漬時間を変えてZnの置換析出を行なった。
いずれも、密着性に優れたほぼ均一なZn析出層が得ら
れた。結果を次の表1に示す。Znの第2段目の正味析
出量は時間と共に直線状に増加している。○ 表 1 実施例 3 5仇吻×5仇奴×1柳の1050圧延板材を用い、トリ
クロロェチレン蒸気洗浄後、2段法亜鉛置換処理を行な
った。
れた。結果を次の表1に示す。Znの第2段目の正味析
出量は時間と共に直線状に増加している。○ 表 1 実施例 3 5仇吻×5仇奴×1柳の1050圧延板材を用い、トリ
クロロェチレン蒸気洗浄後、2段法亜鉛置換処理を行な
った。
処理条件および結果を表2に示す。表2から判るように
、短時間で、ほぼ均一でしかも多量のZnの析出層が得
られる。表 2 実施例 4 幅26側,高さ5柳,長さ40仇収の1050押出し偏
平管を用い、トリクロロェチレン蒸気洗浄後、格組成,
俗温を変えて1俗2段方式および2格2段・方式による
2投法亜鉛置換処理を行なった。
、短時間で、ほぼ均一でしかも多量のZnの析出層が得
られる。表 2 実施例 4 幅26側,高さ5柳,長さ40仇収の1050押出し偏
平管を用い、トリクロロェチレン蒸気洗浄後、格組成,
俗温を変えて1俗2段方式および2格2段・方式による
2投法亜鉛置換処理を行なった。
結果を表3に示す。表3から、この浴組成,温度範囲に
おいては、短時間で、ほぼ均一でしかも多量のZn析出
量が得られることが判る。表 3 比較例 1 幅26肌,高さ5肌,長さ400側の実施例1および3
で用いたものと同一材質の押出し偏平管を用い、トリク
ロロェチレン蒸気で洗浄脱脂後アルカリエッチングせず
に通常の亜鉛置換処理を行なった。
おいては、短時間で、ほぼ均一でしかも多量のZn析出
量が得られることが判る。表 3 比較例 1 幅26肌,高さ5肌,長さ400側の実施例1および3
で用いたものと同一材質の押出し偏平管を用い、トリク
ロロェチレン蒸気で洗浄脱脂後アルカリエッチングせず
に通常の亜鉛置換処理を行なった。
処理条件と結果を表4に示す。表 4
表4の結果から明らかなように、格温を高くすると異常
析出現象が発生したり、また低温処理の場合においては
、12夕/堆以上のZn析出量を得るのに長時間を要し
、かつ析出したZnも脱落し易かった。
析出現象が発生したり、また低温処理の場合においては
、12夕/堆以上のZn析出量を得るのに長時間を要し
、かつ析出したZnも脱落し易かった。
比較例 2
幅26肋,高さ5柳,長さ400肌の比較例1と同一の
押出し偏平管(記号A)ならびに製造メーカーの異なる
同材質、同寸法の偏平管(記号B)を用い、トリクロロ
ェチレン蒸気洗浄後、50夕/そ,NaOH水溶液で5
0oo,1.5分間アルカリエッチング処理を行なった
後、通常の亜鉛置換処理を・行なった。
押出し偏平管(記号A)ならびに製造メーカーの異なる
同材質、同寸法の偏平管(記号B)を用い、トリクロロ
ェチレン蒸気洗浄後、50夕/そ,NaOH水溶液で5
0oo,1.5分間アルカリエッチング処理を行なった
後、通常の亜鉛置換処理を・行なった。
各々の処理条件と、その結果を表5に示す。表 5
表5から明らかなように、比較例による方法では同一組
成,同一寸法の偏平管においても製造メーカーの違いに
より、前処理ならびに亜鉛置換処理工程におけるアルミ
ニウム材の溶出挙動の相違に起因して、Zn析出量は同
一裕条件にもかかわらずバラッキが生じたり、Zn析出
速度の遠い条件では異常析出が発生する。
成,同一寸法の偏平管においても製造メーカーの違いに
より、前処理ならびに亜鉛置換処理工程におけるアルミ
ニウム材の溶出挙動の相違に起因して、Zn析出量は同
一裕条件にもかかわらずバラッキが生じたり、Zn析出
速度の遠い条件では異常析出が発生する。
第1図は本発明に係るアルミニウム材への亜鉛析出法に
おける第1段目の亜鉛置換処理条件と第2段目の亜鉛置
換処理条件の関係を示す図面で、第2図A及びBはそれ
ぞれ第1段目,第2段目の亜鉛置換処理後のAI材の表
面状態を示す電子顕微鏡写真である。 繁′図 第2図
おける第1段目の亜鉛置換処理条件と第2段目の亜鉛置
換処理条件の関係を示す図面で、第2図A及びBはそれ
ぞれ第1段目,第2段目の亜鉛置換処理後のAI材の表
面状態を示す電子顕微鏡写真である。 繁′図 第2図
Claims (1)
- 1 アルミニウム材の表面をアルカリ性亜鉛酸ナトリウ
ムで亜鉛置換する方法において、有機溶剤で脱脂したの
ち、亜鉛置換に活性な表面を対象に第1段目の置換条件
として、ZnO50〜110g/l,NaOH300〜
500g/l,浴温20〜40℃で亜鉛を選択的に析出
させ、次に上記より非活発な表面を対象として第2段目
の置換条件として、ZnO30〜70g/l,NaOH
300〜500g/l,浴温30〜60℃(但し、第1
段目の置換が、第1段目と第2段目のZnO濃度及び浴
温の重複する範囲で行なわれたときは、第2段目の置換
条件を該第1段目よりZnO濃度を10g/l以上低く
し、同時に浴温を10℃以上高くする)で亜鉛を析出さ
せ、アルミニウム材の全面に多量の亜鉛析出を生じさせ
ることを特徴とするアルミニウム材への亜鉛析出法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56179830A JPS6015702B2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | アルミニウム材への亜鉛析出法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56179830A JPS6015702B2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | アルミニウム材への亜鉛析出法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881961A JPS5881961A (ja) | 1983-05-17 |
JPS6015702B2 true JPS6015702B2 (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=16072632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56179830A Expired JPS6015702B2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | アルミニウム材への亜鉛析出法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015702B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4101296A1 (de) * | 1990-01-18 | 1991-08-01 | Nihon Parkerizing | Verfahren zur schmierbehandlung von aluminium |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE69226974T2 (de) * | 1991-02-18 | 1999-05-12 | Sumitomo Light Metal Industries Ltd., Tokio/Tokyo | Verwendung von plattiertem Aluminiumblech mit verbesserter Punktschweissbarkeit |
US5356723A (en) * | 1991-12-18 | 1994-10-18 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Multilayer plated aluminum sheets |
FR2777294B1 (fr) * | 1998-04-08 | 2000-12-15 | Recupac | Procede de traitement de poussieres d'acieries |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345787A (en) * | 1976-10-08 | 1978-04-24 | Shiguma Ruutein Narodoni Podon | Method of working nonncircular functional hole of drawing die |
-
1981
- 1981-11-11 JP JP56179830A patent/JPS6015702B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345787A (en) * | 1976-10-08 | 1978-04-24 | Shiguma Ruutein Narodoni Podon | Method of working nonncircular functional hole of drawing die |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4101296A1 (de) * | 1990-01-18 | 1991-08-01 | Nihon Parkerizing | Verfahren zur schmierbehandlung von aluminium |
DE4101296C2 (ja) * | 1990-01-18 | 1993-01-14 | Nihon Parkerizing Co., Ltd., Tokio/Tokyo, Jp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5881961A (ja) | 1983-05-17 |
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