JPS6015697B2 - 潤滑性を有する部品の製造方法 - Google Patents
潤滑性を有する部品の製造方法Info
- Publication number
- JPS6015697B2 JPS6015697B2 JP8585677A JP8585677A JPS6015697B2 JP S6015697 B2 JPS6015697 B2 JP S6015697B2 JP 8585677 A JP8585677 A JP 8585677A JP 8585677 A JP8585677 A JP 8585677A JP S6015697 B2 JPS6015697 B2 JP S6015697B2
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- JP
- Japan
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- lubricity
- fluororesin
- metal
- manufacturing parts
- plating
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/06—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は潤滑性を有する部品の製造方法に関するもので
ある。
ある。
従来のドライブレーティング方法ではクロム、ニッケル
、窒化チタン、炭化チタン等の硬質メッキを品物に行な
し、耐摩耗性や潤滑性を得ていた。
、窒化チタン、炭化チタン等の硬質メッキを品物に行な
し、耐摩耗性や潤滑性を得ていた。
しかし、この方法では摩擦係数が高く、腕時計の様な低
トルクの軸受に無注油として使用できなかつた。また、
湿式メッキ方法で潤滑メッキを行なう方法もある。
トルクの軸受に無注油として使用できなかつた。また、
湿式メッキ方法で潤滑メッキを行なう方法もある。
それは、メッキ液中に窒化ポロンや弗化黒鉛を界面活性
剤を使用して懸濁した状態でメッキし、露着物の中に窒
化ボロンや弗化黒鉛を共析したものを得ていた。この方
法では窒化ボロンや弗化黒鉛の粒子の径が１ミクロン以
上もあり、２０ミクロン程度の厚メッキでなくては十分
な潤滑効果が得られなかった。そのため、腕時計の軸受
や摺動部には精度の点から薄くメッキしていたが、潤滑
効果にムラがあったり、効果がなかったりした。本発明
は以上の欠点を除去するためになされたものであり、イ
オンプレーテイングなどのドライブレーティングによる
析出金属中に四弗化エチレン樹脂等の弗素樹脂を共析さ
せることにより、薄膜でも十分な潤滑性を有する部品の
製造方法を提供することを目的としたものである。
剤を使用して懸濁した状態でメッキし、露着物の中に窒
化ボロンや弗化黒鉛を共析したものを得ていた。この方
法では窒化ボロンや弗化黒鉛の粒子の径が１ミクロン以
上もあり、２０ミクロン程度の厚メッキでなくては十分
な潤滑効果が得られなかった。そのため、腕時計の軸受
や摺動部には精度の点から薄くメッキしていたが、潤滑
効果にムラがあったり、効果がなかったりした。本発明
は以上の欠点を除去するためになされたものであり、イ
オンプレーテイングなどのドライブレーティングによる
析出金属中に四弗化エチレン樹脂等の弗素樹脂を共析さ
せることにより、薄膜でも十分な潤滑性を有する部品の
製造方法を提供することを目的としたものである。
以下図面に示す実施例により本発明を詳述する。
第１図に示すようなイオンプレーティング装置において
、電子ビーム装置１にはクロム、ニッケル、チタニウム
、アルミニウム、銅等の金属を蒸着源とし、抵抗加熱部
２に四弗化エチレン樹脂等のべレット３を置き、弗素樹
脂の蒸着源とする。
、電子ビーム装置１にはクロム、ニッケル、チタニウム
、アルミニウム、銅等の金属を蒸着源とし、抵抗加熱部
２に四弗化エチレン樹脂等のべレット３を置き、弗素樹
脂の蒸着源とする。
まず、ベルジャー４内を１×１０‐５Ｔｏｒｒ以下にし
た後、導入バルブ５よりアルゴンガスを通して、１×１
げびｏｒｒとした。電子ビーム装置１を作動させ、部品
６に向けて金属を飛ばす。それと同時ないいまやや時間
を置いた後、抵抗加熱源の温度をあげていくと、弗素描
脂の蒸気が部品６に付着させる。金属が部品６に析出し
ながら、弗素樹脂が部品６の表面に付着するため、弗素
樹脂と金属が共祈した状態となる。弗素樹脂は四弗化エ
チレン樹脂、ポリ発化ビニリデン樹脂、ポリ弗化ビニル
樹脂を使用することができた。イオンプレーテイングで
は雰囲気に窒素ガスを通じたり、アセトン等を入れたり
して、１×１げびｏｒｒで析出させ窒化物や炭化物の金
属化合物とともに弗素樹脂を共折することもできる。
た後、導入バルブ５よりアルゴンガスを通して、１×１
げびｏｒｒとした。電子ビーム装置１を作動させ、部品
６に向けて金属を飛ばす。それと同時ないいまやや時間
を置いた後、抵抗加熱源の温度をあげていくと、弗素描
脂の蒸気が部品６に付着させる。金属が部品６に析出し
ながら、弗素樹脂が部品６の表面に付着するため、弗素
樹脂と金属が共祈した状態となる。弗素樹脂は四弗化エ
チレン樹脂、ポリ発化ビニリデン樹脂、ポリ弗化ビニル
樹脂を使用することができた。イオンプレーテイングで
は雰囲気に窒素ガスを通じたり、アセトン等を入れたり
して、１×１げびｏｒｒで析出させ窒化物や炭化物の金
属化合物とともに弗素樹脂を共折することもできる。
また、ベルジャ−内の圧力を１×１０‐６ＴＯＭとした
状態でも金属と弗素樹脂の共折は可能であった。本発明
によって得られた薄膜は腕時計の軸受に無注油で使用で
きたばかりでなく、楢動部にも低い摩擦係数を示した。
本発明は上記のようにドライブレーティング方法で十分
な潤滑性を有するメッキ膜が容易に得られるため、腕時
計のような潤滑性を有する部品を提供することができる
。
状態でも金属と弗素樹脂の共折は可能であった。本発明
によって得られた薄膜は腕時計の軸受に無注油で使用で
きたばかりでなく、楢動部にも低い摩擦係数を示した。
本発明は上記のようにドライブレーティング方法で十分
な潤滑性を有するメッキ膜が容易に得られるため、腕時
計のような潤滑性を有する部品を提供することができる
。
図面は本発明に関するイオンプレーティング装置の概略
図を示す。 １・・・・・・電子ビーム装置、２・・・…抵抗加熱部
、３・…・・弗素樹脂べレツト、４・・・・・・ベルジ
ャ−、５・・・…導入バルブ、６・・・・・・部品。
図を示す。 １・・・・・・電子ビーム装置、２・・・…抵抗加熱部
、３・…・・弗素樹脂べレツト、４・・・・・・ベルジ
ャ−、５・・・…導入バルブ、６・・・・・・部品。
Claims (1)
- １ ドライプレーテイングにより金属を部品の所望部分
に析出させるとともに、弗素樹脂を蒸発させ、前記所望
部分に付着させることにより、金属と弗素樹脂を共析さ
せたことを特徴とする潤滑性を有する部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8585677A JPS6015697B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 潤滑性を有する部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8585677A JPS6015697B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 潤滑性を有する部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5420974A JPS5420974A (en) | 1979-02-16 |
| JPS6015697B2 true JPS6015697B2 (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=13870508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8585677A Expired JPS6015697B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 潤滑性を有する部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015697B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS623312U (ja) * | 1985-06-24 | 1987-01-10 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4464422A (en) * | 1982-11-09 | 1984-08-07 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Process for preventing oxidation of copper film on ceramic body |
-
1977
- 1977-07-18 JP JP8585677A patent/JPS6015697B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS623312U (ja) * | 1985-06-24 | 1987-01-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5420974A (en) | 1979-02-16 |
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