JPS58181775A - 炭素を含む摺動層およびこの摺動層を有する工具 - Google Patents
炭素を含む摺動層およびこの摺動層を有する工具Info
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- JPS58181775A JPS58181775A JP58029588A JP2958883A JPS58181775A JP S58181775 A JPS58181775 A JP S58181775A JP 58029588 A JP58029588 A JP 58029588A JP 2958883 A JP2958883 A JP 2958883A JP S58181775 A JPS58181775 A JP S58181775A
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- sliding layer
- sliding
- layer
- friction
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、互いに対向し又は互いに相接して移動するI
!!画間の炭素を含む摺動層、並びにそのような層を製
造する方法に関するものである。
!!画間の炭素を含む摺動層、並びにそのような層を製
造する方法に関するものである。
固定された摺動つまり滑り表面の摩擦抵抗を減少させる
ため、材料の摩滅とエネルギー消費とを減少させる潤滑
剤が用いられる。
ため、材料の摩滅とエネルギー消費とを減少させる潤滑
剤が用いられる。
固定された摺動表面の摩擦においては、摩擦力すなわち
接線方向の力には、摺動表面の摩擦係数μと、摺動表面
が互いに相接し又は互いに対向して摩擦する負荷Pとに
依存する。すなわち、K== μ・P 僧動表面すなわち滑り面は、与えられた一定の圧力のも
とで、もう一方の機械加工部品の対向面上Kilして摺
動する機械加工部品の表面を意味するものと理解される
べきである。
接線方向の力には、摺動表面の摩擦係数μと、摺動表面
が互いに相接し又は互いに対向して摩擦する負荷Pとに
依存する。すなわち、K== μ・P 僧動表面すなわち滑り面は、与えられた一定の圧力のも
とで、もう一方の機械加工部品の対向面上Kilして摺
動する機械加工部品の表面を意味するものと理解される
べきである。
摩擦係数μは、摩擦する表面の表面粗さに依存する。し
かしながら、平滑な、すなわちなめらかな表面の場合に
は、材料の組合わせに依存し、それ故、周囲の雰囲気に
依存するほか、摺動表面の材料に依存する。
かしながら、平滑な、すなわちなめらかな表面の場合に
は、材料の組合わせに依存し、それ故、周囲の雰囲気に
依存するほか、摺動表面の材料に依存する。
摩擦を減少させかつ摩擦する表面の摩滅を減らすため、
摺動する表面を異なった物質で被覆することによって乾
燥した摩擦の摩擦係数を変えることが知られている。
摺動する表面を異なった物質で被覆することによって乾
燥した摩擦の摩擦係数を変えることが知られている。
それらの材料の性質な基礎として、この目的のために用
いられる既知の同体潤滑剤は、種々の群を形成する。す
なわち、 L 層となった結晶構造を基礎として良好な滑り摩擦の
性質を有する物質、例えば、黒鉛、又はモリブデン、タ
ングステン及びニオブのような金属のカルコゲン化物。
いられる既知の同体潤滑剤は、種々の群を形成する。す
なわち、 L 層となった結晶構造を基礎として良好な滑り摩擦の
性質を有する物質、例えば、黒鉛、又はモリブデン、タ
ングステン及びニオブのような金属のカルコゲン化物。
1m性のある金属、例えば、金、銀、鉛又は錫。
龜 硬度の大きい材料、例えば、硼化物、珪化物、窒化
物、炭化物。
物、炭化物。
前記の材料を、薄層工学技術、例えば、真空における蒸
気堆積すなわち蒸着、又は陰極スパッタリングに普通用
いられる方法によって、薄層の形の摺動表面間にゆるく
設けるか又は細動★E上に固く設けることができる。
気堆積すなわち蒸着、又は陰極スパッタリングに普通用
いられる方法によって、薄層の形の摺動表面間にゆるく
設けるか又は細動★E上に固く設けることができる。
これらの固体潤滑剤はすべてそれらの特別の利点と欠点
とを有する。
とを有する。
固体潤滑剤としての黒鉛の特別の欠点は、大気の状態で
は、値ましい低い滑り摩擦係数(μ;O11〜0.3)
を有するけれども、乾燥した雰囲気では可成り増大した
滑り摩擦係数(μzO08)を示すということである。
は、値ましい低い滑り摩擦係数(μ;O11〜0.3)
を有するけれども、乾燥した雰囲気では可成り増大した
滑り摩擦係数(μzO08)を示すということである。
これは、黒鉛が非常に柔かい材料であり、すなわち少し
しか耐摩耗性がなく、その上この摩擦力1黒鉛の増大し
た滑りIll擦係数によって増大されるので、摩擦面の
摩滅が乾燥した雰囲気では大きいという結果になる。
しか耐摩耗性がなく、その上この摩擦力1黒鉛の増大し
た滑りIll擦係数によって増大されるので、摩擦面の
摩滅が乾燥した雰囲気では大きいという結果になる。
余り高くない温度における摩擦の問題は、上述の種類の
カルコゲン化物によって容易に解くことができるが、こ
れらの材料の使用は高温では間組を提出する。MOS、
は空気中で400℃より高い温度で分解する。それ故そ
のような化学的非安定性は、原則として固体潤滑剤とし
て容易に好適になるという材料の使用を制限する。その
上、Mo8゜は、黒鉛と対比して、乾燥雰囲気では非常
に低い摺動単振係数(μ≧0.4)を有するが、しかし
正規の雰囲気状態では摺動摩擦係数−が約0.2に増え
る。
カルコゲン化物によって容易に解くことができるが、こ
れらの材料の使用は高温では間組を提出する。MOS、
は空気中で400℃より高い温度で分解する。それ故そ
のような化学的非安定性は、原則として固体潤滑剤とし
て容易に好適になるという材料の使用を制限する。その
上、Mo8゜は、黒鉛と対比して、乾燥雰囲気では非常
に低い摺動単振係数(μ≧0.4)を有するが、しかし
正規の雰囲気状態では摺動摩擦係数−が約0.2に増え
る。
層となった構造−黒鉛及びM083両者に適用する−を
有する材料の一般的な欠点は、さらK、それらの低い硬
度のほか、それらの不十分な耐摩耗性である。
有する材料の一般的な欠点は、さらK、それらの低い硬
度のほか、それらの不十分な耐摩耗性である。
延性を有する金属、例えば、金、鍋、鉛及び錫は、比較
的低い摺動摩擦係数(μ;06g〜0.4)を有するの
で、良好な固体潤滑剤である。しかしながら、これらの
金属は非常に柔かい一他方においてはそれらの金属に良
好な滑りの性質を与える−ので、これらの金属は又はん
の小さな耐摩耗性しか持たない。
的低い摺動摩擦係数(μ;06g〜0.4)を有するの
で、良好な固体潤滑剤である。しかしながら、これらの
金属は非常に柔かい一他方においてはそれらの金属に良
好な滑りの性質を与える−ので、これらの金属は又はん
の小さな耐摩耗性しか持たない。
^い耐摩耗性の層を得るため、為い硬度の材料、例えば
、珪化物、硼化物、窒化物及び炭化物が滑り面すなわち
摺動面に用いられる。
、珪化物、硼化物、窒化物及び炭化物が滑り面すなわち
摺動面に用いられる。
島い硬度のこれらの材料を用いて良好な耐摩耗性を達成
することができるけれども、これらの摺動摩擦係数が、
それらの低い摺動摩擦係数により固体S滑剤として容易
に用いることができる材料、黒鉛(A;0.1 S−0
,Sl )又は二硫化モリブデンMO8,(14; 0
.04 )の値を可成り上廻る#;;0.8〜0.7の
値を有することが見出された。
することができるけれども、これらの摺動摩擦係数が、
それらの低い摺動摩擦係数により固体S滑剤として容易
に用いることができる材料、黒鉛(A;0.1 S−0
,Sl )又は二硫化モリブデンMO8,(14; 0
.04 )の値を可成り上廻る#;;0.8〜0.7の
値を有することが見出された。
鋼部品が、流体力学的な潤滑なしに、又は不十分な流体
力学的な潤滑によって互いに摺動する摩擦的に掛合する
組合わせが、特に工業技術的に非常に重要である。その
ような摩擦の組合わせについては、非常に畏い寿命、す
なわち、周間の条件に依存しない小さな摩擦のほか、少
ない摩滅が、原則として望ましい。
力学的な潤滑によって互いに摺動する摩擦的に掛合する
組合わせが、特に工業技術的に非常に重要である。その
ような摩擦の組合わせについては、非常に畏い寿命、す
なわち、周間の条件に依存しない小さな摩擦のほか、少
ない摩滅が、原則として望ましい。
鋼に対する摩擦相手としてのダイヤモンドのような結晶
構造を有する炭素層が、ドイツ特許公開箒guseoa
o号から知られていて、それは真空中又は不活性ガス中
の状態では特に低い清り岸嶺係数μを有し、同時に為い
耐摩耗性と硬度とを有する。しかしながら、これらの炭
素層は、空気の相対湿度に略々依存しない低い摩擦係数
を持たない欠点がある。
構造を有する炭素層が、ドイツ特許公開箒guseoa
o号から知られていて、それは真空中又は不活性ガス中
の状態では特に低い清り岸嶺係数μを有し、同時に為い
耐摩耗性と硬度とを有する。しかしながら、これらの炭
素層は、空気の相対湿度に略々依存しない低い摩擦係数
を持たない欠点がある。
それ故、本発明の目的は、炭素を含む摺動層が、空気の
相対湿度に依存しない低い摩擦係数を示すように固体潤
滑剤の機能を有し、さらに既知の炭素層の好都合な性質
を維持する、すなわち、特に鋼に容易に粘着し、耐摩耗
性で硬く、さらに−に対する低い摺動摩擦係数を有する
炭素を含む摺動層を改良することである。
相対湿度に依存しない低い摩擦係数を示すように固体潤
滑剤の機能を有し、さらに既知の炭素層の好都合な性質
を維持する、すなわち、特に鋼に容易に粘着し、耐摩耗
性で硬く、さらに−に対する低い摺動摩擦係数を有する
炭素を含む摺動層を改良することである。
本発明によればこの目的は、炭化物の化字蓋論的の比に
相当しない比の、50.1〜99.9原子%の炭素と、
0.1〜49.9原子%の少なくとも111/iの金−
元素とから摺動層すなわち滑り層を構成することにおい
て達成される。
相当しない比の、50.1〜99.9原子%の炭素と、
0.1〜49.9原子%の少なくとも111/iの金−
元素とから摺動層すなわち滑り層を構成することにおい
て達成される。
本発明の修正した有利な実施例によれば、摺動層は、6
0〜97原子シ、lf!1K80〜96原子%の炭素と
、8〜40原子%、特に5〜20原子%の少なくとも1
種の金属元素とから成る。
0〜97原子シ、lf!1K80〜96原子%の炭素と
、8〜40原子%、特に5〜20原子%の少なくとも1
種の金属元素とから成る。
本発明の修正した有利な実施例によれば、前記金属元素
は、元素の周期律表(p’rg)のilb。
は、元素の周期律表(p’rg)のilb。
11b 、 [1、IV 、 Va 、 Vla 、■
a及び/又は暖簾の群のうちの元素である。
a及び/又は暖簾の群のうちの元素である。
先ず第1に、元素鋼(Cu )、1jkk (Ag )
、金(Au)、粗鉛(Zn)、カドミウム(Cd)、硼
素(B)、アルミニウム(AI)、ガリウム(Ga)、
インジウム(In)、タリウム(Tl)、珪素(81)
、チタン(T1)、ゲルマニウム(Ge)、ジルコニウ
ム(Zr)、錫(Sn)、ハフニウム(Hf)、鉛(p
b)、バナジウム(V”)、ニオブ(Nl))、タンタ
ル(Ta)、クロム(Cr)、モリブデン(MO)、タ
ングステン(W)、マンガン(Mn)、レニウム(Rθ
)、鉄(Fe)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(0
8)、コバルト(Co)、ロジウム(Rh)、イリジウ
ム(Ir) 、ニッケル(Ni) 、パラジウム(Pd
)、及び/又は白金(pi)が含まれるべきである。
、金(Au)、粗鉛(Zn)、カドミウム(Cd)、硼
素(B)、アルミニウム(AI)、ガリウム(Ga)、
インジウム(In)、タリウム(Tl)、珪素(81)
、チタン(T1)、ゲルマニウム(Ge)、ジルコニウ
ム(Zr)、錫(Sn)、ハフニウム(Hf)、鉛(p
b)、バナジウム(V”)、ニオブ(Nl))、タンタ
ル(Ta)、クロム(Cr)、モリブデン(MO)、タ
ングステン(W)、マンガン(Mn)、レニウム(Rθ
)、鉄(Fe)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(0
8)、コバルト(Co)、ロジウム(Rh)、イリジウ
ム(Ir) 、ニッケル(Ni) 、パラジウム(Pd
)、及び/又は白金(pi)が含まれるべきである。
本発明の特に有利な、さらに別の実施例によれば、金属
元素はタンタル、ルテニウム、タングステン、鉄又は珪
素である。
元素はタンタル、ルテニウム、タングステン、鉄又は珪
素である。
前記摺動層、つまり滑り層を製造する方法は、砿榎すべ
き基板上に化学的又は物理的蒸気堆積つまり蒸着によっ
て摺動層を堆積させ、該摺動層には特に炭素及び選ばれ
た金属元素を不活性ガス雰囲気で陰極スパッタリングす
ることによって堆積させることを特徴とする特 炭素及び選ばれた金属元素が、不活性ガス及び炭化水素
ガスの#囲気にて選ばれた金属元素から作られたターゲ
ットのスパッタリングによって特に堆積される。
き基板上に化学的又は物理的蒸気堆積つまり蒸着によっ
て摺動層を堆積させ、該摺動層には特に炭素及び選ばれ
た金属元素を不活性ガス雰囲気で陰極スパッタリングす
ることによって堆積させることを特徴とする特 炭素及び選ばれた金属元素が、不活性ガス及び炭化水素
ガスの#囲気にて選ばれた金属元素から作られたターゲ
ットのスパッタリングによって特に堆積される。
この方法の特に好都合な実施例によれば、不活性ガスだ
けを含む雰囲気にて先ず堆積工程を出発させ、次いで不
活性ガス−炭化水素ガスの雰囲気のもとでこの堆積工程
を継続させる。これでその利点は、接着性を刺激する層
であることが判った選ばれた金属元素だけから成る層を
先ず堆積させ、次いで、金属元素に加うるに炭素を含む
実際の摺動層を堆積させることに関連する。
けを含む雰囲気にて先ず堆積工程を出発させ、次いで不
活性ガス−炭化水素ガスの雰囲気のもとでこの堆積工程
を継続させる。これでその利点は、接着性を刺激する層
であることが判った選ばれた金属元素だけから成る層を
先ず堆積させ、次いで、金属元素に加うるに炭素を含む
実際の摺動層を堆積させることに関連する。
本発明は、摩擦比及び特に鋼への接着に関して本質的に
良好である夕゛イヤモンドの様な構造を有する既知の炭
素層の性質を、層を形成する炭素が金属元素のマトリッ
クスに堆積する場合にはさらに改良できるという事実の
&!鐵にその基礎なお(。
良好である夕゛イヤモンドの様な構造を有する既知の炭
素層の性質を、層を形成する炭素が金属元素のマトリッ
クスに堆積する場合にはさらに改良できるという事実の
&!鐵にその基礎なお(。
このマ11ツクスは硬度を改善しかつ基板への炭素層の
接層を決定的に改良する。本発明の範囲内において、植
々の金属元素を金属マトリックスを構成するのに用いる
ことができる。その金属マトリックスには、化学的又は
物理的蒸気堆積すなわち蒸着によって基板に金属元素を
被着できるのを条件として、炭素が疑似混入、すなわち
準混入されている。この金属元素は、固体潤滑剤を目的
としてずでに上に述べた既知の展性を有する金属であら
ねばならないとい5必賛は全くない。この目的のためこ
のあと記載されるべきFe −0層の実施例が参雇され
る。
接層を決定的に改良する。本発明の範囲内において、植
々の金属元素を金属マトリックスを構成するのに用いる
ことができる。その金属マトリックスには、化学的又は
物理的蒸気堆積すなわち蒸着によって基板に金属元素を
被着できるのを条件として、炭素が疑似混入、すなわち
準混入されている。この金属元素は、固体潤滑剤を目的
としてずでに上に述べた既知の展性を有する金属であら
ねばならないとい5必賛は全くない。この目的のためこ
のあと記載されるべきFe −0層の実施例が参雇され
る。
炭素単独では、局!M雰囲気の相対湿度に応じて、例え
ば鋼に対する滑り摩擦係数に比較釣具なった値を示す。
ば鋼に対する滑り摩擦係数に比較釣具なった値を示す。
比g1度−独立性(すなわち非依存性)摩擦の比は、炭
素に加えられる周期律表の前記の可能な群からの材料成
分の選択によって4Iに決定される。
素に加えられる周期律表の前記の可能な群からの材料成
分の選択によって4Iに決定される。
さらに、これは、要求された基板への層の接着に決定的
であり、それは機械的に応力を加えられた層の使用にと
って非常に重要である。
であり、それは機械的に応力を加えられた層の使用にと
って非常に重要である。
この層における金属元素の割合は、いずれKせよ、49
.9 i子%よりも多くしてはならないことを強調すべ
きである。これは、さもなければこの摺動層の所望の性
質が決定的に悪化するからである。
.9 i子%よりも多くしてはならないことを強調すべ
きである。これは、さもなければこの摺動層の所望の性
質が決定的に悪化するからである。
略々すべての金属元素は、との摺動層の炭素が混入して
いるマトリックスとし【用いるのに好適であることが見
出された。 ゛ 炭素と協働してこの金属マトリックスが低い滑り摩擦係
数を有するそのように優れた摺動層を製造できるのは驚
くべきことである。
いるマトリックスとし【用いるのに好適であることが見
出された。 ゛ 炭素と協働してこの金属マトリックスが低い滑り摩擦係
数を有するそのように優れた摺動層を製造できるのは驚
くべきことである。
前記の層組成物のうちの個々の成分の材料の性質に基ず
いては、前記の効果は各場合において全く予期できなか
っただろう。例えば、鉄を含む鋼相手の摩擦係数は、標
準の雰囲気においてμ20゜6〜μzlの範囲にある。
いては、前記の効果は各場合において全く予期できなか
っただろう。例えば、鉄を含む鋼相手の摩擦係数は、標
準の雰囲気においてμ20゜6〜μzlの範囲にある。
それ故鉄は、−に対する潤滑層を組立てるのは完全に不
適当な材料であろう。
適当な材料であろう。
しかしながら、好ましくは炭素と協働して低摩擦係数が
標準雰囲気(空気の50%相対湿度)においてμ;0.
14を伴なって生れる。
標準雰囲気(空気の50%相対湿度)においてμ;0.
14を伴なって生れる。
本発明によって得られる利点は、本発明による摺動層が
、単に硬度が高く、耐摩耗性があり、しかも基板に容易
に接着するばかりでなく、又空気の相対湿度に対し略々
独立性がある(すなわち、依存性がない)鋼に対する低
い摺動摩擦係数を有することに%に存するものである。
、単に硬度が高く、耐摩耗性があり、しかも基板に容易
に接着するばかりでなく、又空気の相対湿度に対し略々
独立性がある(すなわち、依存性がない)鋼に対する低
い摺動摩擦係数を有することに%に存するものである。
考慮されるべきさらに別の利点は、本発明による摺動層
が、それらの対摩耗性により工具表面の摩滅を減少させ
ることができるため、特に−1具用の被積層とし【用い
ることができるということである。
が、それらの対摩耗性により工具表面の摩滅を減少させ
ることができるため、特に−1具用の被積層とし【用い
ることができるということである。
本発明による摺動層を製造する方法の特別の利点は、特
に簡単な方法で、かつ工程を中断されずに、先ず、摺動
層の接着に好都合の層を、マトリックスを形成する金属
元素から堆積することができるということに考慮すべき
である。丁度鋼基板をねらって、鋼基板と、炭素及び少
なくとも1楕の金属元素から成る実際の摺動層との関に
、極めて容易に接着する金属元素の最適中間層が、この
方法で得られる。
に簡単な方法で、かつ工程を中断されずに、先ず、摺動
層の接着に好都合の層を、マトリックスを形成する金属
元素から堆積することができるということに考慮すべき
である。丁度鋼基板をねらって、鋼基板と、炭素及び少
なくとも1楕の金属元素から成る実際の摺動層との関に
、極めて容易に接着する金属元素の最適中間層が、この
方法で得られる。
本発明の範囲内では、金属元素は、固体状態においての
み光を通さず、高度の光反射能力の結果光沢を示し、電
気及び熱の良導体であり、ロール圧延、引抜き、プレス
加圧、切断等により塑性変形でき、さらに原子格子を有
する化学元素であると狭−に理解すべきである。しかし
ながら、広義には、これらの金属元素は、非金属ではな
く、明白な金属特性を有する化学元素、例えば、あると
きは半金属として又あるときは金属として引用される元
素、例えば珪素をも含むものと理解すべきである(例え
ば、リューグル、「技術事実」ドイツ出版社シュツット
ガルト、第4輯1961年第2巻第686真対照せよ)
。
み光を通さず、高度の光反射能力の結果光沢を示し、電
気及び熱の良導体であり、ロール圧延、引抜き、プレス
加圧、切断等により塑性変形でき、さらに原子格子を有
する化学元素であると狭−に理解すべきである。しかし
ながら、広義には、これらの金属元素は、非金属ではな
く、明白な金属特性を有する化学元素、例えば、あると
きは半金属として又あるときは金属として引用される元
素、例えば珪素をも含むものと理解すべきである(例え
ば、リューグル、「技術事実」ドイツ出版社シュツット
ガルト、第4輯1961年第2巻第686真対照せよ)
。
特許請求の範囲で請求される層が、熱力学的に安定な炭
化物、例えばTiC又はWCに関するものではなく、す
なわち、ここで記載される層が原則としてXNで無定形
でありかついかなる所望の組成でも製造することができ
ることを指適するのが重要である。低摩擦値に対して′
要求される炭素の割合は、化合物に対し必要とする化学
Il論的に正確な組成を可成り上廻って存在する。−非
常に低いM!1!係数は80〜95原子%を用い・ての
みしばしば達成される。さらに、特許請求の範囲で請求
される層組成物の多くは安定な炭化物(例えば、Ru−
c)として知られている。安定な炭化物(例えば、Ti
c 、 WC’ )は、摩擦相手としての鋼に対し、μ
; O,S〜0.4の摩擦係数を示し、それは特許請求
の範囲にて端末する層が示す値を可成り上廻っている。
化物、例えばTiC又はWCに関するものではなく、す
なわち、ここで記載される層が原則としてXNで無定形
でありかついかなる所望の組成でも製造することができ
ることを指適するのが重要である。低摩擦値に対して′
要求される炭素の割合は、化合物に対し必要とする化学
Il論的に正確な組成を可成り上廻って存在する。−非
常に低いM!1!係数は80〜95原子%を用い・ての
みしばしば達成される。さらに、特許請求の範囲で請求
される層組成物の多くは安定な炭化物(例えば、Ru−
c)として知られている。安定な炭化物(例えば、Ti
c 、 WC’ )は、摩擦相手としての鋼に対し、μ
; O,S〜0.4の摩擦係数を示し、それは特許請求
の範囲にて端末する層が示す値を可成り上廻っている。
本発明の範囲内で製造されかつ91原子%のR素と9原
子シのタングステンとを有するt−CMに対し【は、摩
擦相手としての鋼により空気の相対湿度60%において
、摩擦係数μ20.14が測定されζ又摩擦相手と同じ
組成の第2のw−cwt用いて**係数μzO006が
測定された。
子シのタングステンとを有するt−CMに対し【は、摩
擦相手としての鋼により空気の相対湿度60%において
、摩擦係数μ20.14が測定されζ又摩擦相手と同じ
組成の第2のw−cwt用いて**係数μzO006が
測定された。
それと共に、本発明による層は、例えば、摺動軸承及び
振動摩擦組合わせ(例えば、電気ひげそり器のシェイピ
ングヘッド)用又はナイフ用、例えば、金属板の切断用
の潤滑及び保繰層として非常に1費である。
振動摩擦組合わせ(例えば、電気ひげそり器のシェイピ
ングヘッド)用又はナイフ用、例えば、金属板の切断用
の潤滑及び保繰層として非常に1費である。
以下本発明の実施例を図面につき説明しかつそれらの作
動を記載する。
動を記載する。
図面は、基板lと、この基板lへの接着を促進する中間
層8と、その上に設けた摺動層すとの連続層の断面図で
ある。
層8と、その上に設けた摺動層すとの連続層の断面図で
ある。
J鉄−炭素層の製造
図面は、例えば、純鉄から成る接着を促進する中間層8
と、鉄及び炭素から成る摺動層5とを有する、クロム/
ニッケルー鋼の基板lの断面図である。これらの層を、
例えば、次の如(得ることができる。すなわち、20ミ
リバールの圧力の不活性ガス、例えばアルゴンと、0.
2ミリバールの圧力の炭化水素、例えばアセチレンとか
ら成る雰囲気での純鉄ターゲットの陰極スパッタリング
によって、厚さ0.9趨及びマイクロ硬[15XIO’
N/mm ”を有する層を製造した。100Cr6鋼の
平らなリングを基板として用いた。約20原子%の鉄と
、78原子%の炭素と、さらKIOI)原子%までの残
りの未知の不純物(それは陰極スパッタリング工程の雰
囲気からのガスの分は前に関するものと推測される。)
とから成る層は、それらの基板に対し優れた接着性を示
す、。しかしてこの優れた接着性は、液種工程の最初の
少しの間は陰極スパッタリング工程が純粋な不活性ガス
雰囲気に【行なわれたため最初純鉄層が堆積したという
事実にとりわけ基ずくものである。次いでさらに別の被
覆が上述の雰囲気にて行なわれた。か(して製造された
層は、乾燥雰囲気(<0゜1%相対湿度)にてμ; O
,Oaの滑り摩擦係数を示し、湿+18It囲気(z8
0%相対湿Iil:)にてμ; 0.16の滑′り摩擦
係数を示す。
と、鉄及び炭素から成る摺動層5とを有する、クロム/
ニッケルー鋼の基板lの断面図である。これらの層を、
例えば、次の如(得ることができる。すなわち、20ミ
リバールの圧力の不活性ガス、例えばアルゴンと、0.
2ミリバールの圧力の炭化水素、例えばアセチレンとか
ら成る雰囲気での純鉄ターゲットの陰極スパッタリング
によって、厚さ0.9趨及びマイクロ硬[15XIO’
N/mm ”を有する層を製造した。100Cr6鋼の
平らなリングを基板として用いた。約20原子%の鉄と
、78原子%の炭素と、さらKIOI)原子%までの残
りの未知の不純物(それは陰極スパッタリング工程の雰
囲気からのガスの分は前に関するものと推測される。)
とから成る層は、それらの基板に対し優れた接着性を示
す、。しかしてこの優れた接着性は、液種工程の最初の
少しの間は陰極スパッタリング工程が純粋な不活性ガス
雰囲気に【行なわれたため最初純鉄層が堆積したという
事実にとりわけ基ずくものである。次いでさらに別の被
覆が上述の雰囲気にて行なわれた。か(して製造された
層は、乾燥雰囲気(<0゜1%相対湿度)にてμ; O
,Oaの滑り摩擦係数を示し、湿+18It囲気(z8
0%相対湿Iil:)にてμ; 0.16の滑′り摩擦
係数を示す。
不活性ガス−炭化水素ガス雰囲気にて、それぞれ、鉄タ
ーゲツトと、鉄炭素ターゲットとのスパンタリン?yよ
って灸造した層は、15XlO〜80X108N/ln
−の範Hの硬度(クヌープ硬度)を示す。摩擦相手とし
ての鋼に対する摺動つまり滑り摩擦係整は、一般に被覆
条件に依存するμ20.06〜0.8の範囲にある。例
えば、:>5o、i原子大の炭素、すなわち50.1よ
り大きい原子%の炭素のほか、(4L9原子%の鉄、す
なおち49.9より小さい原子%の鉄を含む層に対し、
空気の相対湿度に依存するのが純戻嵩層の場合よりもは
るかに少ない摩擦係数を達成させることができる。純炭
素に対し、0.1%より小さい空気の相対湿[において
鋼に対する摩擦係数塵の値は、μ; O,OSであり、
95%の空気の相対湿度においてはμの値は、μz0.
2である。
ーゲツトと、鉄炭素ターゲットとのスパンタリン?yよ
って灸造した層は、15XlO〜80X108N/ln
−の範Hの硬度(クヌープ硬度)を示す。摩擦相手とし
ての鋼に対する摺動つまり滑り摩擦係整は、一般に被覆
条件に依存するμ20.06〜0.8の範囲にある。例
えば、:>5o、i原子大の炭素、すなわち50.1よ
り大きい原子%の炭素のほか、(4L9原子%の鉄、す
なおち49.9より小さい原子%の鉄を含む層に対し、
空気の相対湿度に依存するのが純戻嵩層の場合よりもは
るかに少ない摩擦係数を達成させることができる。純炭
素に対し、0.1%より小さい空気の相対湿[において
鋼に対する摩擦係数塵の値は、μ; O,OSであり、
95%の空気の相対湿度においてはμの値は、μz0.
2である。
別の組成、すなわち84原子%の炭素と16Ill。
子%の鉄との鉄−炭素層を、同じ製造条件のもとで製造
し、空気の50%相対湿度において、**相手として鉄
に対しても又同じ組成の層に対しても両方共μ; 0.
14の摩擦係数を示した(表4と比較せよ)。
し、空気の50%相対湿度において、**相手として鉄
に対しても又同じ組成の層に対しても両方共μ; 0.
14の摩擦係数を示した(表4と比較せよ)。
原則として、災素量及びその構成の一部をなす金属元素
の童についての層の組成を、ターゲット組成にわたり、
かつスパッタリング雰囲気の、それぞれ、炭化水素カス
の割り前にわたって制御することができ、例えば、層の
炭素濃度を高くしなければならない場合には、従って、
スパッタリング雰囲気の炭化水素の割合を増加させると
いう意味において、制御することができる。その正1な
比を簡単な実験によって決定することができる。
の童についての層の組成を、ターゲット組成にわたり、
かつスパッタリング雰囲気の、それぞれ、炭化水素カス
の割り前にわたって制御することができ、例えば、層の
炭素濃度を高くしなければならない場合には、従って、
スパッタリング雰囲気の炭化水素の割合を増加させると
いう意味において、制御することができる。その正1な
比を簡単な実験によって決定することができる。
摩擦相手としての鋼によるほか同じ組成の層の形の摩擦
相手を用いた、i3.7JQ子%の鉄と95.5原子%
の炭素とさらK O,8原子%の残留ガスとを有する組
成の鉄−炭素層に対する摩擦係数μが、空気の異なった
相対湿度によって、どんな風に影響されるかを以下fi
lに示す。
相手を用いた、i3.7JQ子%の鉄と95.5原子%
の炭素とさらK O,8原子%の残留ガスとを有する組
成の鉄−炭素層に対する摩擦係数μが、空気の異なった
相対湿度によって、どんな風に影響されるかを以下fi
lに示す。
炊 1
8.7原子% )i’e 1;10
(1,160,18+
50 0.14 0.1295.5
原子% C100゜18 0.11+
l O,07t)、
070.8原子% 残留ガス (0,40,040,
015μ、−滑り層と同じ組成の層の形の摩擦相手によ
る摩擦係数。
(1,160,18+
50 0.14 0.1295.5
原子% C100゜18 0.11+
l O,07t)、
070.8原子% 残留ガス (0,40,040,
015μ、−滑り層と同じ組成の層の形の摩擦相手によ
る摩擦係数。
μ、−摩擦相手としての鋼に対する傘擦係1鉄−炭木層
の製造に対するさらに別の実施例として、陰極スパッタ
リング法で得られた層に混入されたガスから成る全体で
100原子%までの残りを含む65.2〜95.5原子
%の範囲の炭素と82.9原子%の鉄とのさらに別の組
成が、それらの摩擦挙動に対し試験された(表3と比較
せよ)。
の製造に対するさらに別の実施例として、陰極スパッタ
リング法で得られた層に混入されたガスから成る全体で
100原子%までの残りを含む65.2〜95.5原子
%の範囲の炭素と82.9原子%の鉄とのさらに別の組
成が、それらの摩擦挙動に対し試験された(表3と比較
せよ)。
これらの鳩を、上記の鉄−炭素層に対し示された同じ製
造パラメーターのもとに製造した。摩擦相手として鋼を
用い空気の60%相対lJi度を有する雰囲気における
; 0.10〜; 0.17の摩擦係数μと、摩擦相手
と同じ組成の層に対する; 0.18〜8:′0.22
0μの値とが測定された。関連する摩擦係数としてこれ
らの層組成に対する特別の指示が表2に記録される。
造パラメーターのもとに製造した。摩擦相手として鋼を
用い空気の60%相対lJi度を有する雰囲気における
; 0.10〜; 0.17の摩擦係数μと、摩擦相手
と同じ組成の層に対する; 0.18〜8:′0.22
0μの値とが測定された。関連する摩擦係数としてこれ
らの層組成に対する特別の指示が表2に記録される。
表2
2.8 98 4.? 0.16 Ll、16)
3.7 G5.5 0.8 0.14 0.1g14
.8 7L1 7.1 0.14 0.1?20.8
78゜7 1.0 0.18 0.1582.9 65
.2 1.G1 0.22 0.10μm−50%の空
気の相対fi&と、滑り層と同じ組成の層の形の摩擦相
手とを用いた摩擦係数。
3.7 G5.5 0.8 0.14 0.1g14
.8 7L1 7.1 0.14 0.1?20.8
78゜7 1.0 0.18 0.1582.9 65
.2 1.G1 0.22 0.10μm−50%の空
気の相対fi&と、滑り層と同じ組成の層の形の摩擦相
手とを用いた摩擦係数。
μ、−60%の空気の相対湿度と、摩擦相手としての鋼
とを用いた摩擦係数。
とを用いた摩擦係数。
2、タンタル−炭素層の製造
鉄−炭素層の例におけるように、20ミリバールの圧力
の不活性ガス、例えば、アルゴンと、0゜S〜0.1ミ
リバールの圧力の炭化水素ガス、例えば、アセチレンと
から成る雰囲気にて純タンタルターゲットの陰極スパッ
タリングによって、0.9μmの厚さの層を製造した。
の不活性ガス、例えば、アルゴンと、0゜S〜0.1ミ
リバールの圧力の炭化水素ガス、例えば、アセチレンと
から成る雰囲気にて純タンタルターゲットの陰極スパッ
タリングによって、0.9μmの厚さの層を製造した。
基板として又、−リング又はシリコン単結晶円板を用い
た。
た。
95原子%の炭素と5原子%のタンタルとを有する層は
、空気の相対湿度50%の雰囲気において、μ; O,
OSの鋼に対する摩擦係数と、μ20.08の摩擦相手
と同じ組成の層に対するJlvs係数とを示した(六4
と比較せよ)。
、空気の相対湿度50%の雰囲気において、μ; O,
OSの鋼に対する摩擦係数と、μ20.08の摩擦相手
と同じ組成の層に対するJlvs係数とを示した(六4
と比較せよ)。
8ルテニウム−炭素層の製造
goミリバールの圧力の不活性ガス、例えば、アルゴン
と、0.2〜1.0ミリバールの圧力の炭化水素、例え
ば、アセチレンとの雰囲気で、純ルテニウムターゲット
の陰極スパッタリングによって、帆9μmの厚さを有す
る層を製造した。基板として、鋼リング又はシリコン単
結晶円板な文相いた。
と、0.2〜1.0ミリバールの圧力の炭化水素、例え
ば、アセチレンとの雰囲気で、純ルテニウムターゲット
の陰極スパッタリングによって、帆9μmの厚さを有す
る層を製造した。基板として、鋼リング又はシリコン単
結晶円板な文相いた。
18原子%のルテニウムと82原子弊の炭素とから成る
層は、空気の相対湿度60%を有する雰囲気にて、摩擦
相手としての鋼を用いてμ; 0.05の滑り摩擦係数
を示し、かつ摩擦相手と同じ組成の層とのμ; 0.0
8の滑り摩擦係数を示す(表4と比較せよ)。
層は、空気の相対湿度60%を有する雰囲気にて、摩擦
相手としての鋼を用いてμ; 0.05の滑り摩擦係数
を示し、かつ摩擦相手と同じ組成の層とのμ; 0.0
8の滑り摩擦係数を示す(表4と比較せよ)。
表タングステンー炭素層の製造
20ミリバールの圧力の不活性ガス、例えば、アルゴン
と0.2〜1.0ミリバールの圧力の炭化水素ガス、例
えば、アセチレンとから成る雰囲気における純タングス
テンターゲットの隙極スノ(ツタリングによって、0.
9趨の厚さと21 X l O”N/mm ”のマイク
ロf&度とを有する層を製造した。
と0.2〜1.0ミリバールの圧力の炭化水素ガス、例
えば、アセチレンとから成る雰囲気における純タングス
テンターゲットの隙極スノ(ツタリングによって、0.
9趨の厚さと21 X l O”N/mm ”のマイク
ロf&度とを有する層を製造した。
他の実施例に対して記載されたように、基板として、鋼
リング又はシリコン単結晶円板が用いられた。
リング又はシリコン単結晶円板が用いられた。
9原子%のタングステンと91原子%の炭素とを含む層
は、空気の60%相対湿度をもった雰囲気におい【、j
l1m相手として鋼を用いμ;0.14の滑り摩擦係数
を示し、かつ摩擦相手と同じ組成の層とのμzO606
の滑り摩擦係数を示す(表4と比較せよ)。
は、空気の60%相対湿度をもった雰囲気におい【、j
l1m相手として鋼を用いμ;0.14の滑り摩擦係数
を示し、かつ摩擦相手と同じ組成の層とのμzO606
の滑り摩擦係数を示す(表4と比較せよ)。
りyグステ/−炭素層の製造に対するさらに別の実施例
として、陰極スパッタリングエ根中に得られた層に混入
されたガスから成る全体で100原子%までの残りを含
む66゜2〜96゜5原子%の範囲の炭素及び80.6
〜1.6 m子%の範囲のタングステンのさらに別の組
成が、それらの摩擦挙動に対し試験された(表3を比較
せよ)。鉄−炭素層、タンタル−炭素層及びルテニクム
ー炭素層に対し上に述べたように、同じ製造パラメータ
ーのもとにこれらの層を製造した。摩擦相手として鋼を
用い空気の60%相対密度をもった雰囲気において;
0.10〜; 0.17の摩擦係数μが測定された。層
組成及び関連する摩擦係数に対する特別の指示が表8に
示されろう 表8において、59.8原子%のタングステン、86.
7原子%の炭素、及び4.0原子%の陰極スパッタリン
グ雰囲気からの残留ガス割り当によって層の組成が又記
録される。すなわち、前記の層組成は、特許請求の範囲
の組成範囲を越える。それは、基板への貧弱な接着力、
摩擦試験における高い摩滅損耗、及び空気の相対湿度5
0%の雰囲気において摩擦相手として鋼を用いた摩擦係
数μ20.4を示した。
として、陰極スパッタリングエ根中に得られた層に混入
されたガスから成る全体で100原子%までの残りを含
む66゜2〜96゜5原子%の範囲の炭素及び80.6
〜1.6 m子%の範囲のタングステンのさらに別の組
成が、それらの摩擦挙動に対し試験された(表3を比較
せよ)。鉄−炭素層、タンタル−炭素層及びルテニクム
ー炭素層に対し上に述べたように、同じ製造パラメータ
ーのもとにこれらの層を製造した。摩擦相手として鋼を
用い空気の60%相対密度をもった雰囲気において;
0.10〜; 0.17の摩擦係数μが測定された。層
組成及び関連する摩擦係数に対する特別の指示が表8に
示されろう 表8において、59.8原子%のタングステン、86.
7原子%の炭素、及び4.0原子%の陰極スパッタリン
グ雰囲気からの残留ガス割り当によって層の組成が又記
録される。すなわち、前記の層組成は、特許請求の範囲
の組成範囲を越える。それは、基板への貧弱な接着力、
摩擦試験における高い摩滅損耗、及び空気の相対湿度5
0%の雰囲気において摩擦相手として鋼を用いた摩擦係
数μ20.4を示した。
表8によるタングステン−炭素層において、これらの層
が、炭素の割り前が増加すると共に減少する滑り層の摩
擦係数を示すのが見られる。
が、炭素の割り前が増加すると共に減少する滑り層の摩
擦係数を示すのが見られる。
表8
1.6 94.5 B、Q O0l?B、8 96
.5 0.7 0.10 4、Q 95 0.1 0.18 5、B 92.9 1.8 0.168、Gl 9
0゜80゜8 0.14摩滅 岸、−空気の50%の相対湿度において、摩擦相手とし
て鋼を用いた摩擦係数。
.5 0.7 0.10 4、Q 95 0.1 0.18 5、B 92.9 1.8 0.168、Gl 9
0゜80゜8 0.14摩滅 岸、−空気の50%の相対湿度において、摩擦相手とし
て鋼を用いた摩擦係数。
5シリコン−炭素層の製造
SOミリバールの圧力における不活性ガス、例えば、ア
ルゴンと、0.2〜l。θミリバールの圧力における炭
化水素、例えばアセチレンとの雰囲気にお゛ける純シリ
コンターゲットの陰極スパッタリングによって、0.9
μmの厚さを有する層を製造した。、鋼リング又はシリ
コン単結晶円板が又基板として役立った。
ルゴンと、0.2〜l。θミリバールの圧力における炭
化水素、例えばアセチレンとの雰囲気にお゛ける純シリ
コンターゲットの陰極スパッタリングによって、0.9
μmの厚さを有する層を製造した。、鋼リング又はシリ
コン単結晶円板が又基板として役立った。
zO〜5原子%のシリコンと80〜96原子%の炭素と
から成る層は、μ0.07の空気の相対湿度60%を有
する雰囲気における鋼に対する滑り摩擦係数を示す(表
番と比較せよ)。
から成る層は、μ0.07の空気の相対湿度60%を有
する雰囲気における鋼に対する滑り摩擦係数を示す(表
番と比較せよ)。
表4
Si−080−9520−60,0?
Ta−09560,0B 0.08
W−C9190,060,14
Ru−CD 18 0.0g 0.06Fe−C8
4160,140,14 μ、−空気の50%相対ffl&と、摺動層と同じ組成
の層の形の摩擦相手とにおける摩擦係数。
4160,140,14 μ、−空気の50%相対ffl&と、摺動層と同じ組成
の層の形の摩擦相手とにおける摩擦係数。
μ、=空気の50%相対湿度と、摩擦相手としての鋼と
における摩擦係数。
における摩擦係数。
摩擦相手として鋼を用いるほか、同一組成の層の形のI
I#擦相手を用いた、1.6111ij子%のタングス
テン、94.6原子%の炭素及び8.9原子%の残留ガ
スの割り前を有する組成のタングステン−巌素層に対す
る摩擦係数μが、空気の異なった相対湿度によって、ど
んな風に影響されるかを次の表5に示す。
I#擦相手を用いた、1.6111ij子%のタングス
テン、94.6原子%の炭素及び8.9原子%の残留ガ
スの割り前を有する組成のタングステン−巌素層に対す
る摩擦係数μが、空気の異なった相対湿度によって、ど
んな風に影響されるかを次の表5に示す。
表 1
1.6原子% W GOO,100,16+
50
0.08 0.1294.5原子% C100
,060,0?+
l O,020,068,9
原子% 残留ガス <0.4 0,01
0゜02声、=摺動層と同じ組成の層の形の摩擦相手と
の摩擦係数。
50
0.08 0.1294.5原子% C100
,060,0?+
l O,020,068,9
原子% 残留ガス <0.4 0,01
0゜02声、=摺動層と同じ組成の層の形の摩擦相手と
の摩擦係数。
μ、=摩擦相手としての鋼に対する摩擦係数。
本発明の実施に当っては以下の緬項を実施上の条件とす
ることができる。
ることができる。
(1) 畿動する摩擦組合わせの被覆用に特許請求の
範囲第1項ないし第11項に記載の薄層を用いること。
範囲第1項ないし第11項に記載の薄層を用いること。
(il) 工具、例えばドリル工具、パンチェ具、切
断工具及び変形工具の被覆用に特許請求の範囲第1項な
いし第11項に記載の薄層な用いること。
断工具及び変形工具の被覆用に特許請求の範囲第1項な
いし第11項に記載の薄層な用いること。
以上要するに本発明は、炭化物の化学量論的の比に相当
しない比の0.1〜49.9原子%の蓋の、炭素のほか
、少なくとも1株の金属元素を含む、互いに対向し又は
互いに相接して移動する摺動表面間の炭素を含む摺動層
である。
しない比の0.1〜49.9原子%の蓋の、炭素のほか
、少なくとも1株の金属元素を含む、互いに対向し又は
互いに相接して移動する摺動表面間の炭素を含む摺動層
である。
【図面の簡単な説明】
図面は、基板と、この基板への接着を促進する中間層と
、その上に設けた摺動層との連続層の断面図である。 l・・・基板、 8・・・中間層、5・・
・摺動層。 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラ
ンペン7アプリケン
、その上に設けた摺動層との連続層の断面図である。 l・・・基板、 8・・・中間層、5・・
・摺動層。 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラ
ンペン7アプリケン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 互いに対向し又は互いに相接して移動する摺動面間
の縦木を含む摺動層において、該摺動層が、炭化物の化
学量論的の比に相当しない比の、50゜1〜1.9 原
子%の炭素と、0゜1−49.9原子%の少な(ともl
権の金属元素とから成ることを特徴とする縦索を含む摺
動層。 2 前記摺動層が60〜97原子%の炭素と、40−8
原子%の少なくとも1種の金属元素とから成ることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の摺動層。 & 前記摺動1−が80〜95原子%の炭素と、20〜
5原子%の少なくとも1%の金属元素とから成ることを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載の摺動層。 娠 前記金属元素が、元素の周期律衆(PTE)の第1
b 、 Ilb 、 m 、 IV 、 Va 、 V
la 、■a及び/又は■族の鮮からの元素であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項いずれ
かの記載の摺動層。 狐 前記金属元素が珪素(Sl)、タンタル(Ta)、
タングステン(W)、ルテニウム(Ru)、及び/又は
鉄(Fe)であることを特徴とする特許請求の範囲IK
4項記載の摺動層。 亀 互いに対向し又は互いに相接して移動する摺動面間
の炭素を含む摺動層を製造する方法において、 液種すべき基板上に化学的又は物理的蒸着によって摺動
層を堆積させ、該摺動層には特に炭素及び選ばれた金属
元素を不活性ガス雰囲気で陰極スパッタリングすること
によって堆積させ、前記摺動層を、炭化物の化学量−−
的の比に相当しない比の、50.1〜99.9 y子%
の炭素と、u、 l−49,9原子%の少な(ともl穐
の金属元素とから構成することを特徴とする炭素を含む
摺動層を製造する方法。 L 炭素と選ばれた金属元素とを、炭素と選ばれた金属
元素とから作られたターゲットの陰極スパッタリングに
よって堆積させることを特徴とする特許請求の範囲第6
項記載の方法。 & 炭素と、選ばれた金属元素とを、不活性ガス及び炭
化水素ガスの雰囲気にて選ばれた金属元素から作られた
ターゲットの陰極スパッタリングによって堆積させるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の方法。 1 不活性ガスだけを含む雰囲気にて先ず堆積工程を出
発させ、次いで不活性ガス−炭化水素ガス雰囲気のもと
に堆積工程を継続することを特徴とする特許請求の範囲
第8項記載の方法。 11L 不活性ガスとしてアルゴンを用いることを特
徴とする特許請求の範囲第8項又は第9項いずれかの記
載の方法。 IL 炭化水素ガスとしてアセチレンを用いることを
特徴とする特許請求の範囲第8項又は第9項いずれかの
記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3207096 | 1982-02-27 | ||
DE3207096.9 | 1982-02-27 | ||
DE3246361.8 | 1982-12-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58181775A true JPS58181775A (ja) | 1983-10-24 |
JPH0320463B2 JPH0320463B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=6156863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58029588A Granted JPS58181775A (ja) | 1982-02-27 | 1983-02-25 | 炭素を含む摺動層およびこの摺動層を有する工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58181775A (ja) |
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JPS6169447A (ja) * | 1984-09-13 | 1986-04-10 | 兼房刃物工業株式会社 | 耐摩耗性摺動板 |
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JP2006027450A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Kayaba Ind Co Ltd | キャスタ |
JP2007177313A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toyota Industries Corp | 摺動部材 |
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JP2009275292A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-11-26 | Kobe Steel Ltd | 硬質皮膜、硬質皮膜被覆材および冷間塑性加工用金型ならびに硬質皮膜の形成方法 |
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JPS5580784A (en) * | 1978-12-07 | 1980-06-18 | Kogyo Gijutsuin | Sliding member |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP58029588A patent/JPS58181775A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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