JPS60155712A - 金属酸化物繊維の製造方法 - Google Patents

金属酸化物繊維の製造方法

Info

Publication number
JPS60155712A
JPS60155712A JP25112683A JP25112683A JPS60155712A JP S60155712 A JPS60155712 A JP S60155712A JP 25112683 A JP25112683 A JP 25112683A JP 25112683 A JP25112683 A JP 25112683A JP S60155712 A JPS60155712 A JP S60155712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
ion exchange
metal
fiber
ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25112683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6146566B2 (ja
Inventor
Takao Kitamura
北村 孝雄
Shunsaku Kato
俊作 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP25112683A priority Critical patent/JPS60155712A/ja
Publication of JPS60155712A publication Critical patent/JPS60155712A/ja
Publication of JPS6146566B2 publication Critical patent/JPS6146566B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、金属イオンを含有するイオン交換繊維を分
解、焼成して、金属酸化物!Ii雑を製造する方法に関
する。
該金属酸化物繊維はその均一な微細構造及び高純度など
の特性を利用して、金属酸化物の従来の用途分野のみな
らず、新しい用途分野においても優れた利用価値を有す
る。
一般に、金属酸化物繊維を製造する方法として、1)溶
融した金属酸化物をノズルから流出させ繊維化する溶融
法あるいは 2)不完全に水和させた金属塩と水溶性高
分子を混合し、これを紡糸して得られる前駆体繊維を焼
結する前駆体焼結法あるいは 3)気相状態の化合物を
凝結させてボイスカー状のaIiNを得る気相法がある
。 しかしながら、第1の方法は融点が比較的低い化合
物にのみ適用可能であり、マグネシア、ジルコニア等の
高融点の酸化物繊維の製造への適用はきわめて困難であ
る。 また、第2の方法は、金属塩がかなり加水分解し
たものを用いて前駆体を調製するため、l!維中の酸化
物粒子は比較的大きく不揃い゛さあり、繊維径もあまり
小さいものができないという問題がある。 第3の方法
ではボイスカー状の短繊維しか生成しないこと及び均一
な特性を持った生成物を得るのが困難であること等の欠
点を持っている。 本発明は、金属塩溶液とイオン交換
繊維を常温で反応させ、生成した金属イオンを含むイオ
ン交換繊維を、常圧から真空までの範囲の空気中又は酸
素中で、300℃ないし700℃で加熱分解し、続いて
700℃〜2000℃で焼結することによって、金属酸
化物m維を得る方法である。 この方法において、中間
体として生成する金属イオンを含むイオン交換繊維は2
種類以上の金属イオンをIln上にイオン交換吸着して
いてもかまわない。
この発明で用いるイオン交換繊維は、溶液中の金属を含
むイオンの存在状態によって陽イオン交換llNあるい
は陰イオン交換繊維を用いることができる。マグネシウ
ム、アルミニウム、鉄等の場合は陽イオン交換m維を、
ケイ素、ジルコニウム、モリブデン等の場合は陰イオン
交換繊維をそれぞれ用いる。なお、陽イオン交換繊維の
場合、リン酸基、スルホン酸基を含まないものであるこ
とが必要である。
第1段階の反応であるイオン交換に際しては、pHの低
い酸性領域では一般的に水素イオン形の陽イオン交換体
から金属イオン形への反応は起こりにくいため、溶液は
金属塩の加水分解が起こらない範囲でアルカリ性領域に
設定されなければならない。一方陰イオン交換反応を用
いる場合は金属酸化物が析出しない領域の酸性側に設定
されなければならない。またこの反応は一般に発熱反応
であるから温度は高過ぎない方が反応の完結性が良い。
次に第2段階の熱分解反応の場合、温度を上記に限定し
た理由は、300℃以下では有機物の燃焼速度が極めて
遅いこと、及び空気存在下で温度を上げ過ぎると空気を
内部に含んだ状態で焼結が起こり、第3段階の焼結にお
いて気孔を多量に生成するためである。なお、この発明
において原料として使用する金属塩は純粋なものが望ま
しいが、選択性の高いイオン交換体繊維と金属イオンの
組み合せを用いる場合は、若干の不純物が存在しても十
分純度の高い金属酸化物繊維が得られる。
この発明の効果を列挙すれば、以下のとおりである。
(1)金属酸化物を融解させる過程がないため、高融点
の酸化物についても比較的低温で繊維を得ることができ
る。
(2) 焼結した繊維はイオン交換繊維に比べ1/2か
ら115の径となるため、原料イオン交換繊維の径を適
当に選ぶことにより、太い金属酸化物繊維から直径1μ
m以下の極めて細い繊維まで自由に製造できる。
(3) イオン交換繊維上では金属イオンは一定の配列
で極めて均−性高く並ぶため、粒径が小さく揃った均一
性の高いgi紺が製造できる。
(+) イオン交換繊維を用いるため、イオン交換条件
の選定により原料に比べ純度の高い酸化物fIANが得
られる。
(5) 本発明に用いるイオン交換繊維は、必ずしも高
い選択性を必要としないため、安価なイオン交換繊維を
用いることができる。また、酸化物を繊維状前駆体に成
型するための複雑な前駆体製造装置や高価な融体流出繊
組化装置を必要としない。
次に実施例によってこの発明をさらに具体的に説明する
実施例1゜ 繊維径15μm、総交換容量5.3meq/(]のカル
ボン酸型イイオン交換体を用いて、下記の方法で、マグ
ネシウムイオン含有のイオン交換1維を調製した。塩化
マグネシウム6水塩 6gを200−の水に溶解し、上
記の繊維5gを浸漬し攪拌しながら室温にてIIHを8
.5に調節し、マグネシウムイオンの交換反応を行った
。溶液中の残存マグネシウム濃度から算出したイオン交
換吸着量は、0.12(]/Fであった。
次にマグネシウムイオン含有イオン交換繊維を、電気炉
中にて空気雰囲気で200℃まで徐々に昇温し、続いて
400℃まで昇渇し、5時間で有機質を燃焼させるとと
もに、マグネシウムを酸化マグネシウムに変化させた。
続いて炉内を1O−2−TOrrの真空にして1300
℃で約10時間焼結し、直径3μmの酸化マグネシウム
繊維1.49を得た。
本発明の酸化マグネシウム繊維は従来の酸化マグネシウ
ム繊組に比べ次のような利点を有している。
〔1) 従来製造された酸化マグネシウム繊維は気相法
によるものだけであり、ボイスカー状の短lll#に限
られていたが、本発明による方法により長繊維の酸化マ
グネシウムが製造できるようになった。
(2) 水沫による酸化マグネシウム繊組は、原料のイ
オン交換繊維に比べかなり細くなるため、あらかじめ原
料イオン交換繊維を選ぶことにより、極めて細い酸化マ
グネシウム繊維が得られる。
(3) 中間体であるマグネシウムイオン含有のイオン
交換繊維中では、マグネシウムが原子のオーダーで均一
に分布しているため、焼結条件の選定により粒子径を均
一にコントロールした理想的な焼結繊維の製造ができる
、(4)織物状、フェルト状等の原料繊維を選ぶことに
より、任意の形の酸化マグネシウムmNが容易に製造で
きる。
実施例2゜ 実施例1と同じイオン交換!1JIl[を用い、硝酸第
二鉄9水塩 12oを200dの水に溶解し、上記イオ
ン交換1i1+I(t 5(+を浸漬撹拌しながらpH
を4に調節し鉄(III)イオン含有の交換1ii1f
fを得た。溶液中の残存鉄(I[[)濃度から算出した
鉄の吸着量は0.28g/!]であった。
次に鉄(III)イオン含有のイオン交換IJ紺を、電
気炉中空気雰囲気で500℃まで加熱し2時間有機質を
燃焼させた。続いて、炉内の酸素分圧0.3Torrの
不活性ガス雰囲気中1200℃に昇温した後、5時間焼
結し、直径5μmの酸化鉄11維1.9りを得た。
実施例3゜ 実施例1と同じイオン交換111ftを用い、塩化アル
ミニウム水和物7qを200 mQの水に溶解した後、
pHを4に調節し、上記イオン交換繊1ff15aを浸
漬撹拌することにより、アルミニウムイオン交m m 
Iffを得た。 溶液中の残存アルミニウムイオン濃度
から算出したアルミニウムの吸@門は0.14(]/(
Iであった。次にアルミニウム交換lJi維を、500
℃で2時間燃焼させるとともにアルミニウムを酸化物に
した後、続いて炉内を10−2 Torrの真空にし、
1600℃で3時間焼結し、直径4μmのアルミナ繊維
1.35(lを得た。
特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 (114)工業技術院長 川 1)裕 部指定代理人 香川県高松市花ノ宮町2丁目3番3号 手続補正書 昭和60年2月26日 特許庁長官 志 賀 学 殿 2、発明の名称 金属酸化物繊維の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 (114) 工業技術院長 等 々 力 達4、指定代
理人 香川県高松市花ノ宮町2丁目3番3号 自 発 6、補正により増加する発明の数 O 7、補正の対象 明細書全文 8、補正の内容 別紙のとおり 全文補正明細書 1、発明の名称 金属酸化物IIの製造方法 2、特許請求の範囲 (1)金属塩の溶液及び混合溶液から金属イオンをイオ
ン交換繊維上に吸着させ、次にこの金属イオン交換繊維
を常圧ないし減圧の空気中又は酸素の存在下で150℃
ないし700℃に加熱して分解し、ひきつづいて大気中
又は真空中又は常圧ないし減圧下の水素又は水素共存下
の不活性ガス中で700℃ないし1600℃で焼成する
ことを特徴とする金属酸化物繊維の製造方法。
(2)原料金属塩がアルミニウム、けい素等の軽金属、
マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属及び鉄
、ニッケル、ジルコニウム等の第1、第2系列の遷移金
属並びに希土類金属等の重金属についての塩化物、硫酸
塩、硝酸塩、塩素Iff塩等のうち可溶性塩類である特
許請求の範囲第1項記載の製造方法。
3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、金属イオンを含有するイオン交換繊維を分解
、焼成して、金属酸化物繊維を製造する方法に関する。
本製造方法はアルミナやマグネシア等の金属酸化物繊維
の製造に用いることができる。
[従来の技術と問題点] 金属酸化物繊維を製造する方法として、1)溶融した金
属酸化物をノズルから流出させraH化する溶融法、2
)不完全に水和させた金属塩と水溶性高分子を混合し、
これを紡糸して得られる前駆体繊維を焼成する前駆体焼
成法、3)気相状態の化合物を凝結させてウィスカー状
のII紺を得る気相法等がある。しかしながら第1の方
法は融点が比較的低い化合物にのみ適用可能であり、マ
グネシア、ジルコニア等の高融点の酸化物繊維の製造へ
の適用はきわめて困難である。また、第2の方法は金属
塩がかなり加水分解したものを用いて前駆体を調製する
ため、IIH中の酸化物粒子は比較的大きく不揃いであ
りIJJ lti径もあまり小さいものができないとい
う問題がある。第3の方法ではウィスカー状の短繊維し
か生成しないこと及び均一な特性をもった生成物を得る
のが困難であること等の欠点を持っている。
[発明の目的] 本発明は、かかる実情に鑑みなされたものでありその目
的とするところは、高融点の金属酸化物を含む、多種類
の金属酸化物の1lfflが製造でき、かつ粒子の大き
さが揃い、極めて細い長l!紐の製造が可能な方法を提
供するにある。
[発明の構成] この目的を達成するために本発明者等は、種々の金Fi
M化物に適用でき、粒子の大きさが揃った極めて細い長
muを製造するのに適した方法について鋭意研究を重ね
た結果、イオン交換ll1Wと金属塩溶液を反応させる
ことにより、種々の金属イオンを含むイオン交換繊維が
でき、これを焼成することにより当該酸化物の繊維がで
きること、またイオン交換繊維上では金属イオンが原子
オーダ−で均一に分布しており、焼成により、粒子の大
きさが揃った繊維ができること、さらに金属イオンのイ
オン交換条件を制御することにより、太さの異なる長繊
維を得ることができ、その目的を達成しうろことを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の要旨は、金属塩溶液とイオン交換繊維を
常温で反応させ、生成した金属イオンを含むイオン交換
繊維を常圧ないし減圧の空気中又は酸素中で150℃な
いし700℃で加熱分解し、続いて700℃〜1600
℃で焼成することに存する。
本発明で用いるイオン交換繊維は、溶液中の金属を含む
イオンの存在状態によって陽イオン交換Il紐あるいは
陰イオン交換Il維を用いることができる。マグネシウ
ム、アルミニウム、鉄、チタン、ジルコニウム等の場合
は陽イオン交換繊維を、けい素、モリブデンの場合は陰
イオン交換II Ilfをそれぞれ用いるのが良い。な
お、イオン交換繊維はリン酸基等の不揮発性成分を含ま
ないものであることが望ましい。
第1段階の反応であるイオン交換に際しては、+1Hの
低い酸性領域では一般的に水素イオン形の陽イオン交換
繊維から金属イオン形へのイオン交換反応は起こりにく
いため、溶液は金属塩の加水分解が起こらない範囲でア
ルカリ性領域に設定するのが望ましい。一方陰イオン交
換繊維を用いる場合は金属酸化物が析出しない領域の酸
性側に設 。
定するのが望ましい。またこの反応は一般に発熱反応で
あるから、温度は高過ぎない方が反応の完結性が良い。
この方法において中間体として生成する金属イオンを含
むイオン交換繊維は、2種類以上の金属イオンを繊維上
にイオン交換吸着していても良い。
次に第2段階の熱分解反応の場合、有機物の燃焼は30
0℃以下では通常の条件では、反応が遅いが、酸素の分
圧を上げることにより、150℃でも適切な速度で熱分
解を行うことができる。熱分解は低温に限らず、500
℃〜700℃の高温でも行うことができるが、熱分解の
不均一な進行と同時に生成した酸化物の結晶成長が部分
的に進行する場合があり、粒子の大きざが揃った均一な
焼結状態の酸化物l1Ii紺を得るには、熱分解反応の
過程は結晶成長が進行しない低い温度で行うことが望ま
しい。
第3段階の焼結過程においては、結晶成長による粒子径
の不均一化と繊維の劣化を防ぐため過度の高温を避け、
短時間で焼成する必要がある。しかし、その温度と時間
は酸化物の種類によりかなり異なる。一般的な目安とし
ては800℃〜1500℃の範囲で、時間は1分から2
時間の範囲である。なお、焼結において気孔が多量に生
成し強度が低下するのを防ぐため、真空中或いは減圧下
の水素雰囲気中で焼成することが望ましい。
[発明の実施例] 次に、実施例によってこの発明をさらに具体的に説明す
る。
実施例1゜ 繊維径20μm1総交換容89.0mea/a (Dポ
リアクリル酸型イオン交換繊維を用いて、下記の方法で
マグネシウム含有のイオン交換繊維を調製した。塩化マ
グネシウム6水塩60を200meの水に溶解し、上記
の繊維50を浸漬撹拌しながら室温にてrlHを9.5
に調節し、マグネシウムのイオン交換反応を行った。反
応後fiAHの水を切り、このマグネシウム含有イオン
交換繊維を電気炉中にて酸素雰囲気で350℃まで徐々
に昇温し、7時間で有機質を燃焼させるとともにマグネ
シウムを酸化物に変化させた。続いて炉内を1O−2T
Orrの真空にし、1400℃で約5分焼結し、直径1
0μmの酸化マグネシウム繊i1t 1 、 、OQを
得た。
本発明の方法による酸化マグネシウム含有紺は従来の方
法による酸化マグネシウム1iilfに比べ次のような
利点を有している。
(1) 従来製造された酸化マグネシウム繊維は気相法
及び水熱法によるものであり、ウィスカー状の短1a1
1に限られていたが、本発明の方法により長mMの酸化
マグネシウムが製造できるようになった。
(2) 本発明の方法による酸化マグネシウム繊維は原
料のイオン交換Ig維に比べかなり細くなるため、あら
かじめ原料イオン交換繊維を選ぶことによりきわめて細
い酸化マグネシウムmNが得られる。
(3) 中間体であるマグネシウムイオン含有のイオン
交換ll1rdj中では、マグネシウムが原子のオーダ
ーで均一に分布しているため、焼結条件の選定により粒
子径を均一にコントロールした1g紺の製造ができる。
(+)!吻状、フェルト状等の原N、 11 Iffを
選ぶことにより、任意の形状の酸化マグネシウム繊維が
容易に製造できる。
実施例2゜ 実施例1と同じイオン交換a1組を用い、硝酸第2鉄9
水塩12’(lを200dの水に溶解し、上記イオン交
換繊維5qを浸漬撹拌しながらpHを4に調節し、鉄(
II[)イオン含有のイオン交換1itItIを得た。
次に鉄(IT[)イオン含有のイオン交換繊維を電気炉
中空気雰囲気で600℃まで加熱し、2時間有機質を燃
焼させた。続いて、空気雰囲気中1200℃で1時間焼
成し、直径約10μ面の酸化鉄11iI[tl、9oを
得た。
実施例3゜ 実施例1と同じイオン交換繊維を用い、塩化アルミニウ
ム水和物4.80を200 mQの水に溶解した後、−
上記イオン交換IIiIlt5gを浸漬し、I)l(を
5.5に調節することにより、アルミニウムイオン交換
11i Iffを得た。このアルミニウムイオン交換繊
維を大気雰囲気中600℃まで徐々に温度を上げ24時
間かけて燃焼させ、微粒子のアルミナにした後、続いて
大気中1300℃で焼成し、直径4μmのアルミナI[
ftO,2qを得た。
[発明の効果] (1)金属酸化物を融解させる過程がないため、高融点
の酸化物についても比較的低温でlINを得ることがで
きる。
(2) 焼結したpA維はイオン交換繊維に比べ0.5
〜0.2倍の径となるため、原料イオン交換繊維の径を
適当に選ぶことにより、直径1μm以下の極めて 細い
繊維が製造できる。
(3) イオン交換am上では金属イオンは一定の配列
で極めて均一性が高く並ぶため、粒径が小さく揃った均
一性の高い繊維が製造できる。
(4) イオン交e IJI+ litを用いるため、
イオン交換条件の選定により原料に比べ純度の高い酸化
物繊組が得られる。
(5) 本発明に用いるイオン交換m1ltは必ずしも
高い選択性を必要としないため、安価なイオン交換繊維
を用いることができる。また、部分加水分解物をl!i
維状竹状前駆体型するための工程や高価な融体流出繊維
化装置を必要としない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属塩の溶液及び混合溶液から金属イオンをイオ
    ン交換Il維上に吸着させ、次にこの金属イオン交換r
    amを常圧ないし減圧の空気中又は酸素のd右下で30
    0℃ないし700°Cに加熱して分解し、ひきつづいて
    真空中又は常圧ないし減圧下の酸素あるいは水素中又は
    酸素あるいは水素共存下の不活性ガス中で700℃ない
    し2000℃で焼成することを特徴とする金属酸化物繊
    維の製造方法。
  2. (2)原料金属塩がアルミニウム、ホウ素、ケイ素等の
    軽金属、アルカリ土類金属及び第1、第2系列の遷移金
    属並びに希土類金属等の重金属についての塩化物、硫酸
    塩、硝酸塩、塩素酸塩等のうち可溶性塩類である特許請
    求の範囲第1項記載の製造方法。
JP25112683A 1983-12-23 1983-12-23 金属酸化物繊維の製造方法 Granted JPS60155712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25112683A JPS60155712A (ja) 1983-12-23 1983-12-23 金属酸化物繊維の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25112683A JPS60155712A (ja) 1983-12-23 1983-12-23 金属酸化物繊維の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60155712A true JPS60155712A (ja) 1985-08-15
JPS6146566B2 JPS6146566B2 (ja) 1986-10-15

Family

ID=17218052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25112683A Granted JPS60155712A (ja) 1983-12-23 1983-12-23 金属酸化物繊維の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60155712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165685A (ja) * 1987-11-14 1989-06-29 Belland Ag 接着フィルム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165685A (ja) * 1987-11-14 1989-06-29 Belland Ag 接着フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6146566B2 (ja) 1986-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60239324A (ja) 新規な形態的特徴をもつ酸化第二セリウムの製造方法
CN105926029B (zh) 一种利用微波快速合成氧化锌晶须的方法
JP2008543555A (ja) 水素製造用金属酸化物触媒及びその製造方法
CN110898794B (zh) 一种锂离子筛的制备方法
CN112892521A (zh) 一种富氧空位的海胆状氧化钨及其制备方法和应用
JP2004322045A (ja) 新規な可視光励起型光触媒とその製造方法
KR102344756B1 (ko) 암모니아 용액을 이용한 오산화바나듐의 부분환원방법 및 이로부터 제조된 이산화바나듐 분말
CN109574014B (zh) 一种b4c纤维毡及其制备方法
KR101647747B1 (ko) 알루미늄 옥사이드 담체의 표면 개질 방법
CN114130396A (zh) 一种具有超高诺氟沙星降解性能的单原子催化剂的制备方法
CN111514828B (zh) 一种锡酸钡复合氧化硅气凝胶粉体及其制备方法
JPS60155712A (ja) 金属酸化物繊維の製造方法
CN115069238A (zh) 一种单一锰金属催化剂及其制备方法与应用
CN112958120B (zh) 一种银负载氯氧铋纳米材料及其制备方法和应用
CN114849712A (zh) 一种多孔碳包覆双金属氧化物催化剂的制备方法及应用
CN112517010A (zh) 热应力拉伸策略制备的金属/ZrO2多级骨架材料及其制备方法
CN110963471B (zh) 一种熔盐离子交换式一步法合成Ta3N5的方法
CN100400423C (zh) 稀土氧化物纳米管状结构的制备方法
CN102874776B (zh) 一种管径小于等于100纳米的氮化硼纳米管的批量制备方法
CN108374201A (zh) 一种铌酸锂基片的黑化方法
JPH0515501B2 (ja)
CN111036254B (zh) 一种二氧化钛、碳化钛负载碳纤维复合催化功能材料制备方法
CN115676858B (zh) 一种片状多孔硅钢级氧化镁的制备方法
KR20160101460A (ko) 졸-겔을 통한 이산화탄소 포집용 흡착제의 제조방법
CN108144625B (zh) 氧化铁纳米针@氧化铋纳米颗粒复合材料及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term