JPS6015561Y2 - 注射器 - Google Patents
注射器Info
- Publication number
- JPS6015561Y2 JPS6015561Y2 JP13204881U JP13204881U JPS6015561Y2 JP S6015561 Y2 JPS6015561 Y2 JP S6015561Y2 JP 13204881 U JP13204881 U JP 13204881U JP 13204881 U JP13204881 U JP 13204881U JP S6015561 Y2 JPS6015561 Y2 JP S6015561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- tip
- syringe
- small diameter
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は注射器の改良に関するものである。
病院の医療機関における核医学検査において、液体状の
ラジオアイソトープ(以下単にRIと略称する)を患者
に投与する方法として、目的に応じてRIの投与法に時
間的な技術的違いがある。
ラジオアイソトープ(以下単にRIと略称する)を患者
に投与する方法として、目的に応じてRIの投与法に時
間的な技術的違いがある。
第1の方法として心臓に急速にR1がポーラス(1塊)
の状態で達するようにしてミンチカメラでその状態を撮
影するものと(RI−アンギオ)、第2の方法として特
にそれを要求せず注射器にRIの残有量が小なければ(
静的方法)ものかある。
の状態で達するようにしてミンチカメラでその状態を撮
影するものと(RI−アンギオ)、第2の方法として特
にそれを要求せず注射器にRIの残有量が小なければ(
静的方法)ものかある。
この考案は前記第1の方法について優れた注射器を提供
するものである。
するものである。
又静脈にRIを注入し且つRIが心臓を介して目的とす
る臓器に速やかにポーラスとなって達するようをこ生理
食塩水を追いかけて加圧する必要がある場合、RIや生
理食塩水の注入は従来三方活栓式のコックを使用し、第
1の接続部に留置針を、第2の接続部にR1用注射器を
、更に第3の接続部に生理食塩水注射器を、それぞれ接
続し、先づRTを注入後直ちに弁を切換え生理食塩水を
注入しており、従って静脈に注入されたR1と生理食塩
水の間隔があき且つその都度間隔にバラツキを生じるば
かりでなくこれらの液注入操作が煩雑で、より多くの人
手(最低2人の人手)を要する。
る臓器に速やかにポーラスとなって達するようをこ生理
食塩水を追いかけて加圧する必要がある場合、RIや生
理食塩水の注入は従来三方活栓式のコックを使用し、第
1の接続部に留置針を、第2の接続部にR1用注射器を
、更に第3の接続部に生理食塩水注射器を、それぞれ接
続し、先づRTを注入後直ちに弁を切換え生理食塩水を
注入しており、従って静脈に注入されたR1と生理食塩
水の間隔があき且つその都度間隔にバラツキを生じるば
かりでなくこれらの液注入操作が煩雑で、より多くの人
手(最低2人の人手)を要する。
この考案は臓器のRI−アンギオのためのRIやこれに
続く生理食塩水の注入操作の従来の欠点を解決したもの
で、その目的とするところはRIの注入後間隔をおかず
に生理食塩水を注入することができると共にこの操作を
1人でしかもきわめて容易簡単に行い得る注射器を提供
するにある。
続く生理食塩水の注入操作の従来の欠点を解決したもの
で、その目的とするところはRIの注入後間隔をおかず
に生理食塩水を注入することができると共にこの操作を
1人でしかもきわめて容易簡単に行い得る注射器を提供
するにある。
以下にこの考案の構成を添付図面に基いて説明すれば、
第1図第2図においてAは外筒、Bは内筒、Cは内筒B
内を進退するプランジャーである。
第1図第2図においてAは外筒、Bは内筒、Cは内筒B
内を進退するプランジャーである。
外筒Aは大径シリンダ一部1の先端に小径シリンダ一部
2をそなえ、小径シリンダ一部の先端には両頭注射針3
が取付けである。
2をそなえ、小径シリンダ一部の先端には両頭注射針3
が取付けである。
4a、4bは前記注射針の尖鋭な頭部であり、後側頭部
4bは小径シリンダ一部2内に一部突出している。
4bは小径シリンダ一部2内に一部突出している。
内筒Bはシリンダー5の先端に、外筒Aの小径シリンダ
一部2の長さに等しいピストン部6をそなえると共にピ
ストン部の軸心に貫通孔7を形威し、且つピストン部の
先端には外筒の小径シリンダ一部2内を摺動進退する軟
質の弁頭8をそなえている。
一部2の長さに等しいピストン部6をそなえると共にピ
ストン部の軸心に貫通孔7を形威し、且つピストン部の
先端には外筒の小径シリンダ一部2内を摺動進退する軟
質の弁頭8をそなえている。
プランジャーCは内筒Bのシリンダー5内を進退する。
9はプランジャーCにおける杆体10の先端に設けられ
た軟質の弁頭である。
た軟質の弁頭である。
尚内筒Bにおけるピストン部6並びにプランジャーCに
おける杆体10は第3図に示すように周側に放射状の補
強リブ11,12をその全長にわたり形威した横断面1
+ヨ字形を呈するものとし、この注射器はプラスチック
成形品を一例として示した。
おける杆体10は第3図に示すように周側に放射状の補
強リブ11,12をその全長にわたり形威した横断面1
+ヨ字形を呈するものとし、この注射器はプラスチック
成形品を一例として示した。
又注射針3は両頭とせず片頭針として外筒内にのみ入り
込んだものとして外筒の先に通常の注射針を取付けるか
、外筒の先を留置針のセットシリンジに接続するように
することもできる。
込んだものとして外筒の先に通常の注射針を取付けるか
、外筒の先を留置針のセットシリンジに接続するように
することもできる。
この考案は上記したような構造であり、この注射器は外
筒と内筒、及び内筒内を進退するプランジャーとからな
り、外筒には先端に小径シリンダ一部をそなえ、内筒の
先端には外筒先端の小径シリンダ一部内を進退するピス
トン部をそなえ、且つ外筒の小径シリンダ一部先端に注
射針をそなえるがこの注射針は両頭形で後側の頭部を小
径シリンダ一部内に一部突出させ、又内筒先端のピスト
ン部は軸心に貫通孔を有し且つ先端に軟質の弁頭をそな
えているものであるから、使用に当っては第1図の状態
で注射針3を生理食塩水容器に挿入してプランジャーC
のみを引くと、注射針3の後側頭部4bは内筒Bの先側
にあるピストン部6先端の弁頭8に刺入しているので生
理食塩水に注射針3を径て内筒B内に流入し、内筒Bに
所要量吸入すれば次に注射針をR1容器に挿入して内筒
B自体を後退さすことにより注射針3の後側頭部4bは
弁頭8から抜けると共に弁頭8は無孔の状態に戻ってR
1は外筒Aの小径シリンダ一部2内に流入すると共に小
径シリンダ一部2内に所定少量のR1が吸引される。
筒と内筒、及び内筒内を進退するプランジャーとからな
り、外筒には先端に小径シリンダ一部をそなえ、内筒の
先端には外筒先端の小径シリンダ一部内を進退するピス
トン部をそなえ、且つ外筒の小径シリンダ一部先端に注
射針をそなえるがこの注射針は両頭形で後側の頭部を小
径シリンダ一部内に一部突出させ、又内筒先端のピスト
ン部は軸心に貫通孔を有し且つ先端に軟質の弁頭をそな
えているものであるから、使用に当っては第1図の状態
で注射針3を生理食塩水容器に挿入してプランジャーC
のみを引くと、注射針3の後側頭部4bは内筒Bの先側
にあるピストン部6先端の弁頭8に刺入しているので生
理食塩水に注射針3を径て内筒B内に流入し、内筒Bに
所要量吸入すれば次に注射針をR1容器に挿入して内筒
B自体を後退さすことにより注射針3の後側頭部4bは
弁頭8から抜けると共に弁頭8は無孔の状態に戻ってR
1は外筒Aの小径シリンダ一部2内に流入すると共に小
径シリンダ一部2内に所定少量のR1が吸引される。
次に臓器のR1−アンギオに当っては被検者の静脈に直
接、又は静脈に刺した留置針のセットシリンジに接続し
てプランジャーCを一気に前進させると内筒Bも共に前
進し外筒Aの先側の小径シリンダ一部2内のR1が血管
内に注入され、RIが注入されるとそのとき注射針の後
側頭部4bが内筒Bの先端弁頭8に刺入されているので
次には内筒内の生理食塩水が引続いてスムーズに注入さ
れることになる。
接、又は静脈に刺した留置針のセットシリンジに接続し
てプランジャーCを一気に前進させると内筒Bも共に前
進し外筒Aの先側の小径シリンダ一部2内のR1が血管
内に注入され、RIが注入されるとそのとき注射針の後
側頭部4bが内筒Bの先端弁頭8に刺入されているので
次には内筒内の生理食塩水が引続いてスムーズに注入さ
れることになる。
このように本考案によれば、所定少量のRIと所要大量
の生理食塩水を1個の注射器に共に蓄わえることができ
ると共に内筒内のプランジャーを前進させるだけで先づ
RIを血管内に注入し、且つ同一操作を続けることによ
って、間隔をあけることなく続いて生理食塩水を注入す
ることができるもので、その操作が従来の三方コック型
に比し著しく容易でありしかも確実を期し得るという優
れた効果を有するもので、臓器のRI−アンギオに寄与
する実用的価値は頗る大である。
の生理食塩水を1個の注射器に共に蓄わえることができ
ると共に内筒内のプランジャーを前進させるだけで先づ
RIを血管内に注入し、且つ同一操作を続けることによ
って、間隔をあけることなく続いて生理食塩水を注入す
ることができるもので、その操作が従来の三方コック型
に比し著しく容易でありしかも確実を期し得るという優
れた効果を有するもので、臓器のRI−アンギオに寄与
する実用的価値は頗る大である。
注射針3の後側頭部4bを、内筒Bにおける先側のピス
トン部6先端に取付けられた弁頭8に刺入又は引抜く際
頭部の孔が弁頭によって閉塞されると内筒Bの進退が不
能になることがあるが、拡大した第2図に示すように注
射針3の、外筒Aにおける小径シリンダ一部2内に突出
する部分の根部には小孔13が形威しであるので、注射
針の後側頭部4bの孔が弁頭8で閉塞されてもこの小孔
13によって小径シリンダ一部2内と連通ずるので内筒
の進退が不能になることが防止できる。
トン部6先端に取付けられた弁頭8に刺入又は引抜く際
頭部の孔が弁頭によって閉塞されると内筒Bの進退が不
能になることがあるが、拡大した第2図に示すように注
射針3の、外筒Aにおける小径シリンダ一部2内に突出
する部分の根部には小孔13が形威しであるので、注射
針の後側頭部4bの孔が弁頭8で閉塞されてもこの小孔
13によって小径シリンダ一部2内と連通ずるので内筒
の進退が不能になることが防止できる。
第1図は本考案に係る注射器の一例の一部切欠側面図、
第2図は同上要部の拡大切欠側面図、第3図は同上の使
用態様における注入液体を省略して示す一部切欠側面図
である。
第2図は同上要部の拡大切欠側面図、第3図は同上の使
用態様における注入液体を省略して示す一部切欠側面図
である。
Claims (1)
- 外筒と内筒、及び前記内筒内を進退するプランジャーと
からなり、外筒は大径シリンダ一部の先部に小径シリン
ダ一部をそなえ、小径シリンダ一部の先端には注射針を
取付けると共に注射針の後側頭部を小径シリンダ一部内
に一部突出させたものとし、内筒は外筒の大径部の長さ
に等しい長さのシリンダーの先端に前記外筒の小径シリ
ンダ一部の長さに等−しいピストン部をそなえると共に
ピストン部の軸心に貫通孔を形成し且つ先端に軟質の弁
頭をそなえ、前記外筒にそなえる注射針は、小径シリン
ダ一部内に突出する部分の根部に小孔を形成したことを
特徴とする注射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13204881U JPS6015561Y2 (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 注射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13204881U JPS6015561Y2 (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 注射器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839243U JPS5839243U (ja) | 1983-03-15 |
JPS6015561Y2 true JPS6015561Y2 (ja) | 1985-05-16 |
Family
ID=29925598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13204881U Expired JPS6015561Y2 (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 注射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015561Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13204881U patent/JPS6015561Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5839243U (ja) | 1983-03-15 |
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