JPS601551B2 - ヒ−トパイプの製造方法 - Google Patents
ヒ−トパイプの製造方法Info
- Publication number
- JPS601551B2 JPS601551B2 JP56066555A JP6655581A JPS601551B2 JP S601551 B2 JPS601551 B2 JP S601551B2 JP 56066555 A JP56066555 A JP 56066555A JP 6655581 A JP6655581 A JP 6655581A JP S601551 B2 JPS601551 B2 JP S601551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat pipe
- wick
- metal
- outer periphery
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒートパイプの製造方法の改善に関するもので
ある。
ある。
従釆ヒートパイプのウィックは第４図に示した如くゥィ
ック３をヒートパイプ４の内壁に維持するためにゥィッ
ク支持体５を挿入してあるのが通常であった。
ック３をヒートパイプ４の内壁に維持するためにゥィッ
ク支持体５を挿入してあるのが通常であった。
この方法はパイプ内にウィックと共にこの様な支持体５
を挿入することの困難さが問題であるばかりでなくゥィ
ックからの作動液の蒸発を妨げたり、作動液のゥィック
内移動を不安定にする等の危険があり、これに依る不慮
の性能低下の恐れがあった。本発明はこの様なゥィック
支持体を必要としないヒートパイプの製造方法を提供せ
んとするもので、第１図はその製造方法を示す斜視図で
、第２図，第３図はその構造の断面図である。
を挿入することの困難さが問題であるばかりでなくゥィ
ックからの作動液の蒸発を妨げたり、作動液のゥィック
内移動を不安定にする等の危険があり、これに依る不慮
の性能低下の恐れがあった。本発明はこの様なゥィック
支持体を必要としないヒートパイプの製造方法を提供せ
んとするもので、第１図はその製造方法を示す斜視図で
、第２図，第３図はその構造の断面図である。
第１図に示す如く第１段階工程として芯材１の外周に弾
性に富む金属線材群を編組し、第１ウィック層２を形成
し、第２段階工程としては第１ウィック層の外周に金属
紐線群又は金属細菅群、Ｃ型金属紬管群等を密に縦添え
又は横巻さして第２ゥィツク層３を形成し、第３段階と
しては第２ゥィック層の外周に金属外筒４を被覆する。
第１図はこの第３段階の工程を完了した状態を示してあ
る。次に第４段階工程として芯材１を引抜き除去する第
４段階の工程を経て、第２図及び第３図の断面図に示す
如き本発明のヒートパイプを容易に製造することが出来
る。出願人は先に金属紬線の編組又は横巻きに依るウィ
ックの形成方法を提案し実用化したのであるが本発明は
その方法を拡大し改善して更にヒートパイプの特性を向
上せしめんとするもで、上記に説明した如き方法に依り
第１，第２ゥィック層２，３はヒートパイプ内により強
固に支持され、この両層２，３はそれ自身優秀なゥィッ
クとして作動液移送能力を有するもので、作動液の蒸発
や移送の妨害となることはないものである。
性に富む金属線材群を編組し、第１ウィック層２を形成
し、第２段階工程としては第１ウィック層の外周に金属
紐線群又は金属細菅群、Ｃ型金属紬管群等を密に縦添え
又は横巻さして第２ゥィツク層３を形成し、第３段階と
しては第２ゥィック層の外周に金属外筒４を被覆する。
第１図はこの第３段階の工程を完了した状態を示してあ
る。次に第４段階工程として芯材１を引抜き除去する第
４段階の工程を経て、第２図及び第３図の断面図に示す
如き本発明のヒートパイプを容易に製造することが出来
る。出願人は先に金属紬線の編組又は横巻きに依るウィ
ックの形成方法を提案し実用化したのであるが本発明は
その方法を拡大し改善して更にヒートパイプの特性を向
上せしめんとするもで、上記に説明した如き方法に依り
第１，第２ゥィック層２，３はヒートパイプ内により強
固に支持され、この両層２，３はそれ自身優秀なゥィッ
クとして作動液移送能力を有するもので、作動液の蒸発
や移送の妨害となることはないものである。
又、第１ウィック層２はそれ目身編組構造の特性として
極めて柔軟且つ弾性に富むものでヒートパイプに対する
外部からの強い衝撃に対する耐力、ヒートパイプを屈曲
使用する場合のウィツクの屈曲性等を大中に増加させる
ことができるものである。又、第３図の如く第２ゥィッ
ク層３′に金属管群やＣ型金属細管群を縦添え又な横巻
きにした場合、第１ウィック層２の支持は極めて弾性的
且つ確実で、比較的形状の崩れ易い細管群を確実にヒー
トパイプ内壁に維持することが出来る。又本発明の如く
編組ゥィック層と縦添えの紬線ゥィックや細菅ウィック
との複合ゥィックは夫々の利点を活かし合ってヒートパ
イプ使用状態即ち水平使用、傾斜使用、垂直使用、頂部
加熱等にか）わらす同一性能を発揮するヒートパイプを
製造することも可能である。以上述べたように本発明の
ヒートパイプの製造方法によれば、芯材に第１段階から
第３段階の工程を経た後、第４段階で前記芯材を除去す
るようにしたので、ヒートパイプ内壁に第１，第２ゥィ
ック層を強固に支持できるともにその方法も極めて容易
にできる利点がある。
極めて柔軟且つ弾性に富むものでヒートパイプに対する
外部からの強い衝撃に対する耐力、ヒートパイプを屈曲
使用する場合のウィツクの屈曲性等を大中に増加させる
ことができるものである。又、第３図の如く第２ゥィッ
ク層３′に金属管群やＣ型金属細管群を縦添え又な横巻
きにした場合、第１ウィック層２の支持は極めて弾性的
且つ確実で、比較的形状の崩れ易い細管群を確実にヒー
トパイプ内壁に維持することが出来る。又本発明の如く
編組ゥィック層と縦添えの紬線ゥィックや細菅ウィック
との複合ゥィックは夫々の利点を活かし合ってヒートパ
イプ使用状態即ち水平使用、傾斜使用、垂直使用、頂部
加熱等にか）わらす同一性能を発揮するヒートパイプを
製造することも可能である。以上述べたように本発明の
ヒートパイプの製造方法によれば、芯材に第１段階から
第３段階の工程を経た後、第４段階で前記芯材を除去す
るようにしたので、ヒートパイプ内壁に第１，第２ゥィ
ック層を強固に支持できるともにその方法も極めて容易
にできる利点がある。
第１図は本発明の製造方法を説明するための一実施例を
示す斜視図、第２図は本発明の製造方法により得られた
ヒートパイプの１例を示す断面図、第３図は本発明の製
造方法により得られたヒートパイプの別の例を示す断面
図、第４図は従来例を示す断面図である。 １・・・芯材、２・・・第１ゥィック層、３，３′・・
・第２ウィック層、４・・・外筒。 第１図 第２図 第３図 第４図
示す斜視図、第２図は本発明の製造方法により得られた
ヒートパイプの１例を示す断面図、第３図は本発明の製
造方法により得られたヒートパイプの別の例を示す断面
図、第４図は従来例を示す断面図である。 １・・・芯材、２・・・第１ゥィック層、３，３′・・
・第２ウィック層、４・・・外筒。 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 芯材の外周に弾性に富む金属線材群を編組する第１
段階と更にその外周に金属細線群又は金属細管群、Ｃ型
金属細管群を密に縦添え又は横巻する第２段階と、更に
その外周に金属外筒を被覆する第３段階と、然る後前記
芯材を除去する第４段階の４段階を含む工程からなるヒ
ートパイプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56066555A JPS601551B2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | ヒ−トパイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56066555A JPS601551B2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | ヒ−トパイプの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1731477A Division JPS53103252A (en) | 1977-02-18 | 1977-02-18 | Heat tube and fabrication method thereof |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5716788A JPS5716788A (en) | 1982-01-28 |
| JPS601551B2 true JPS601551B2 (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=13319272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56066555A Expired JPS601551B2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | ヒ−トパイプの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601551B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215375A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-22 | Seishiyou:Kk | 餃子風食品 |
| AU2002218548A1 (en) * | 2000-11-30 | 2002-06-11 | Khpt Co., Ltd. | Sintered wick structure heat pipe with parallel pipe holes and manufature methodthereof |
| KR100402788B1 (ko) * | 2001-03-09 | 2003-10-22 | 한국전자통신연구원 | 편조윅 및 세선형 윅이 결합된 구조의 히트파이프 |
| CN102401588A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-04-04 | 苏州雪林电器科技有限公司 | 复合型微阵列平板热管 |
-
1981
- 1981-05-01 JP JP56066555A patent/JPS601551B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5716788A (en) | 1982-01-28 |
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