JPH0342571Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342571Y2 JPH0342571Y2 JP1984027337U JP2733784U JPH0342571Y2 JP H0342571 Y2 JPH0342571 Y2 JP H0342571Y2 JP 1984027337 U JP1984027337 U JP 1984027337U JP 2733784 U JP2733784 U JP 2733784U JP H0342571 Y2 JPH0342571 Y2 JP H0342571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- rubber cord
- cord
- rubber
- curl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は常に良好なバネ定数が得られるカール
ケーブルに係り、特にケーブルがゴムコードと一
体化されたことを特徴とするカールケーブルに関
するものである。
ケーブルに係り、特にケーブルがゴムコードと一
体化されたことを特徴とするカールケーブルに関
するものである。
(従来技術)
従来のこの種ケーブルは第1図に示す如く、カ
ール状のケーブル1の内側にゴムコード2を挿通
した構造のものであり、ゴムコード2は複数本の
ゴムひも2aが編組ひも2bによつて被覆されそ
の形状が保たれ両端部においてケーブル1とゴム
コード2を固縛ひも3で固着することによつてケ
ーブル1はそのカールが有しているバネ定数より
も大きなバネ定数をゴムコード2によつて付与さ
れている。このように、ケーブル1のカール部と
ゴムコード2は独立しているため、ゴムコード2
の伸縮量がカール部に均等に伝達しないので、カ
ール部に粗密が生ずるようになり、その結果、バ
ネ定数が変化してカール粗部のケーブルには引張
り負荷が増大するようになり、いきおい、ケーブ
ルの強度を増大せしめる必要が生ずるなどの欠点
があつた。
ール状のケーブル1の内側にゴムコード2を挿通
した構造のものであり、ゴムコード2は複数本の
ゴムひも2aが編組ひも2bによつて被覆されそ
の形状が保たれ両端部においてケーブル1とゴム
コード2を固縛ひも3で固着することによつてケ
ーブル1はそのカールが有しているバネ定数より
も大きなバネ定数をゴムコード2によつて付与さ
れている。このように、ケーブル1のカール部と
ゴムコード2は独立しているため、ゴムコード2
の伸縮量がカール部に均等に伝達しないので、カ
ール部に粗密が生ずるようになり、その結果、バ
ネ定数が変化してカール粗部のケーブルには引張
り負荷が増大するようになり、いきおい、ケーブ
ルの強度を増大せしめる必要が生ずるなどの欠点
があつた。
又、ケーブル1の加工後、ゴムコード2を内側
に挿通したり、あるいは、ゴムコード2にケーブ
ル1を巻きつける等の組立作業をするとき、ケー
ブル1のカール内径とゴムコード2の外径との間
に〓間が必要であり、又、〓間が生じてしまうた
め、どうしてもケーブル1のカール外径が大きく
なり、従つて、その収納容積も大となる欠点があ
つた。
に挿通したり、あるいは、ゴムコード2にケーブ
ル1を巻きつける等の組立作業をするとき、ケー
ブル1のカール内径とゴムコード2の外径との間
に〓間が必要であり、又、〓間が生じてしまうた
め、どうしてもケーブル1のカール外径が大きく
なり、従つて、その収納容積も大となる欠点があ
つた。
(考案の目的)
本考案はこれらの欠点を除去するため、ケーブ
ルとゴムコードを一体化し、長期間の伸縮に対し
てもバネ定数及び形状を一定に保持することが可
能なカールケーブルを提供することを目的として
いる。
ルとゴムコードを一体化し、長期間の伸縮に対し
てもバネ定数及び形状を一定に保持することが可
能なカールケーブルを提供することを目的として
いる。
(考案の構成)
このため、本考案はケーブルをらせん状に編組
ひもの編糸とともに編み込んでゴムコードとの一
体化構造としたものである。以下本考案を実施例
について具体的に説明する。
ひもの編糸とともに編み込んでゴムコードとの一
体化構造としたものである。以下本考案を実施例
について具体的に説明する。
(実施例)
第2図は本考案の一実施例を示す概観図で、ケ
ーブル11は所定ピツチのらせん形状を保持でき
るようにゴムコード21を構成する複数本のゴム
ひも21aを被覆する編組ひも21bに編糸とと
もに編み込まれてあり、ゴムコード21が伸縮す
るとケーブル11も編組ひも21aに追従して伸
縮する。このように構成されているので、本実施
例ではケーブルのカールがゴムコードの伸縮に対
して常に均等に伸縮するため、一定形状が保持さ
れ、一定のバネ定数を得ることができる。又、ケ
ーブルは編組ひもに編み込まれるため、そのカー
ルは決して直線状にはならないので、従来構造の
もののように、ケーブルに引張り負荷が生じない
ため、引張り負荷を考慮して強度を高める必要が
なくなる利点がある。
ーブル11は所定ピツチのらせん形状を保持でき
るようにゴムコード21を構成する複数本のゴム
ひも21aを被覆する編組ひも21bに編糸とと
もに編み込まれてあり、ゴムコード21が伸縮す
るとケーブル11も編組ひも21aに追従して伸
縮する。このように構成されているので、本実施
例ではケーブルのカールがゴムコードの伸縮に対
して常に均等に伸縮するため、一定形状が保持さ
れ、一定のバネ定数を得ることができる。又、ケ
ーブルは編組ひもに編み込まれるため、そのカー
ルは決して直線状にはならないので、従来構造の
もののように、ケーブルに引張り負荷が生じない
ため、引張り負荷を考慮して強度を高める必要が
なくなる利点がある。
さらに、カール内径とゴムコード外径には〓間
が生じないため、カール外径は従来より小さくな
り、収納容積も減少する。
が生じないため、カール外径は従来より小さくな
り、収納容積も減少する。
そして、従来はゴムコードとケーブルカールを
それぞれ別個に製作して、ケーブルカール内にゴ
ムコードを通すか又はゴムコードにケーブルを巻
きつけるか、いずれかの工程で組立てられたが、
本実施例ではゴムコードを製作する際にケーブル
を一緒に巻き込んでしまうため、工程が削減され
安価となる。
それぞれ別個に製作して、ケーブルカール内にゴ
ムコードを通すか又はゴムコードにケーブルを巻
きつけるか、いずれかの工程で組立てられたが、
本実施例ではゴムコードを製作する際にケーブル
を一緒に巻き込んでしまうため、工程が削減され
安価となる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案はゴムコードとケ
ーブルを一体化しているため、長期間の伸縮に対
してもバネ定数及び形状を一定に保持することが
でき、コンパクトで安価なカールケーブルを提供
できる効果がある。従つて、フロート等で吊下さ
れている水中センサーの波浪等からの防振用ケー
ブルや過激な運動を強制されるロボツトあるいは
工作機械等の伸縮ケーブルに利用することができ
る。
ーブルを一体化しているため、長期間の伸縮に対
してもバネ定数及び形状を一定に保持することが
でき、コンパクトで安価なカールケーブルを提供
できる効果がある。従つて、フロート等で吊下さ
れている水中センサーの波浪等からの防振用ケー
ブルや過激な運動を強制されるロボツトあるいは
工作機械等の伸縮ケーブルに利用することができ
る。
第1図は従来装置の概観図、第2図は本考案の
一実施例を示す概観図である。 1,11……ケーブル、2,21……ゴムコー
ド、2a,21a……ゴムひも、2b,21b…
…編組ひも、3……固縛ひも。
一実施例を示す概観図である。 1,11……ケーブル、2,21……ゴムコー
ド、2a,21a……ゴムひも、2b,21b…
…編組ひも、3……固縛ひも。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数本のゴムひも、及び前記複数本のゴムひも
を被膜する編組ひもから成るゴムコードと、 前記ゴムコードの外周に、らせん状に巻装する
と共に、前記編組ひもの編糸に部分的に編み込ん
だケーブルと からなることを特徴とするカールケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2733784U JPS60141020U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | カ−ルケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2733784U JPS60141020U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | カ−ルケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141020U JPS60141020U (ja) | 1985-09-18 |
JPH0342571Y2 true JPH0342571Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=30524195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2733784U Granted JPS60141020U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | カ−ルケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60141020U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016144352A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 株式会社フジクラ | 浮遊ケーブル |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189113A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-26 | 日本電気株式会社 | 伸縮性電線・ケ−ブル |
US8693829B2 (en) * | 2008-12-26 | 2014-04-08 | Asahi Kasei Fibers Corporation | Extensible optical signal transmission cable |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5622580U (ja) * | 1979-07-24 | 1981-02-28 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2733784U patent/JPS60141020U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5622580U (ja) * | 1979-07-24 | 1981-02-28 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016144352A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 株式会社フジクラ | 浮遊ケーブル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60141020U (ja) | 1985-09-18 |
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