JPS60155150A - Ν−置換アルコキシカルボン酸アミド化合物及びその製造方法 - Google Patents
Ν−置換アルコキシカルボン酸アミド化合物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS60155150A JPS60155150A JP948784A JP948784A JPS60155150A JP S60155150 A JPS60155150 A JP S60155150A JP 948784 A JP948784 A JP 948784A JP 948784 A JP948784 A JP 948784A JP S60155150 A JPS60155150 A JP S60155150A
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- Japan
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- substituted
- amide compound
- resins
- formula
- group
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はI4−置換アルコキシカルホン酸アミド化合物
及びその製造方法に関する。更に詳しくは、アリル基ま
たはβ−メタリル基の置換した11−置換アルコキシカ
ルホン酸アεド化合物及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に関する。更に詳しくは、アリル基ま
たはβ−メタリル基の置換した11−置換アルコキシカ
ルホン酸アεド化合物及びその製造方法に関する。
本発明の化合物は一般式
(R□は水素またはメチル基であり、R2はフェニレン
基またはエチレン基である。) で表わされるN−置換アルコキシカルボン酸アミド化合
物であり、文献未記載の新規化合物である。
基またはエチレン基である。) で表わされるN−置換アルコキシカルボン酸アミド化合
物であり、文献未記載の新規化合物である。
上記一般式で表わされるN−置換アルコキシカルボン酸
アミド化合物には、ベンゼン環を骨格にするものと、エ
チレン基を骨格にするものとの2種があり、各々アルコ
キシ基とアミド基の置換部位の異なる異性体が存在する
。
アミド化合物には、ベンゼン環を骨格にするものと、エ
チレン基を骨格にするものとの2種があり、各々アルコ
キシ基とアミド基の置換部位の異なる異性体が存在する
。
上記したN−置換アルコキシカルボン酸アミド化金物の
製造方法は、下記一般式で表わされる水酸基置換アミド
化合物と HO−R2−C!0NH2 (R2は上記と同じ) 下記一般式で表わされる・・ロゲン置換化合物とを1 CH2=C−C!H2−X (R,は上記と同じであり、又はハロゲン基である。) 召 非プロトン性極性溶媒中で強塩基物質の存在下に反応さ
せて製造する方法であり、より具体的には上記した水酸
基置換アミド化合物と過剰量のハロゲン置換化合物とを
強塩基性物質の存在下に非プロトン性極性溶媒中で反応
させることよりなる。
製造方法は、下記一般式で表わされる水酸基置換アミド
化合物と HO−R2−C!0NH2 (R2は上記と同じ) 下記一般式で表わされる・・ロゲン置換化合物とを1 CH2=C−C!H2−X (R,は上記と同じであり、又はハロゲン基である。) 召 非プロトン性極性溶媒中で強塩基物質の存在下に反応さ
せて製造する方法であり、より具体的には上記した水酸
基置換アミド化合物と過剰量のハロゲン置換化合物とを
強塩基性物質の存在下に非プロトン性極性溶媒中で反応
させることよりなる。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
本発明の化合物は下記一般式(1)で表わされ、一般式
(1) (R□及びR2は上記と同じ。) ベンゼン環を骨格にするものと、エチレン基ヲ骨格にす
るものの2種があり、それらを一般式で表わすと、ベン
ゼン環を骨格にするものでは一般式 (R□は上記と同じ。) で表わされ、オルソ、メタ、パラの6種の置換体が存在
する。
(1) (R□及びR2は上記と同じ。) ベンゼン環を骨格にするものと、エチレン基ヲ骨格にす
るものの2種があり、それらを一般式で表わすと、ベン
ゼン環を骨格にするものでは一般式 (R□は上記と同じ。) で表わされ、オルソ、メタ、パラの6種の置換体が存在
する。
またエチレン基を骨格にするものでは、一般式
(R□は上記と同じ。)
及び一般式
(Rよは上記と同じ。)
で示される化合物が存在する。
以下に本発明の化合物の代表例につき例示する。
ベンゼン環を骨格にするものでは、例えば0−アリロキ
シ−N、 N−ジアリルベンズアミド、In−アリロキ
シ−N、N−ジアリルベンズアミド、p−アリロキシ−
N、N−ジアリルベンズアミド、0−メタリロキシーN
、N−ジメタリルベンズアiド、m−メタリロキシーN
、N−ジメタリルベンズアミド、p−メタリロキシーN
、N−ジメタリルベンズ7<ド等が挙げられ、エチレン
基を骨格にするものでは、α−アリロキシ−N、N−ジ
アリルプロピオアミド、β−アリロキシ−N、N−ジア
リルプロピオアミド、α−メタリロキヅーN、N−ジノ
タリルプロピオアiド、β−メタリロキシーN、 N−
ジアリルプロピオアミド等が挙げられる。
シ−N、 N−ジアリルベンズアミド、In−アリロキ
シ−N、N−ジアリルベンズアミド、p−アリロキシ−
N、N−ジアリルベンズアミド、0−メタリロキシーN
、N−ジメタリルベンズアiド、m−メタリロキシーN
、N−ジメタリルベンズアミド、p−メタリロキシーN
、N−ジメタリルベンズ7<ド等が挙げられ、エチレン
基を骨格にするものでは、α−アリロキシ−N、N−ジ
アリルプロピオアミド、β−アリロキシ−N、N−ジア
リルプロピオアミド、α−メタリロキヅーN、N−ジノ
タリルプロピオアiド、β−メタリロキシーN、 N−
ジアリルプロピオアミド等が挙げられる。
上記した】q−置換アルコキシカルホン酸アミド化合物
の製造方法は、F記一般式で表わされる水酸基置換アミ
ド化合物と HO−R2−CONH2 (R2は上記と同じ。) 下記一般式で表わされるハロゲン置換[化合物とを1 0H2=C−OH2−X (R□は上記と同じであり、Xはハロゲン基である。) 非プロトン性極性溶媒中で強塩基性物質の存在下に反応
させて製造する方法である。
の製造方法は、F記一般式で表わされる水酸基置換アミ
ド化合物と HO−R2−CONH2 (R2は上記と同じ。) 下記一般式で表わされるハロゲン置換[化合物とを1 0H2=C−OH2−X (R□は上記と同じであり、Xはハロゲン基である。) 非プロトン性極性溶媒中で強塩基性物質の存在下に反応
させて製造する方法である。
本発明に適用できる水酸基置換アミド化合物としては、
水酸基置換芳香族カルボン酸アミドと水酸基置換飽和脂
肪酸アミドに大別され、具体的にそれらの化合物を例示
すると、例えばサリチルアミド、口]−ヒドキシベンズ
アミド、p−ヒドロキシベニ/グアミド、乳酸アミド、
β−ヒドロキシグロビオナミドが挙げられる。一方、ハ
ロゲン置換化合物としては′アリルハライドとメタリル
ハライドに大別され、具体的には例えば、アリルクロラ
イド、アリルブロマイド、アリルアイオダイド、メタリ
ルクロライド、メタリルブロマイド、メタリルアイオダ
イドが挙げられる。
水酸基置換芳香族カルボン酸アミドと水酸基置換飽和脂
肪酸アミドに大別され、具体的にそれらの化合物を例示
すると、例えばサリチルアミド、口]−ヒドキシベンズ
アミド、p−ヒドロキシベニ/グアミド、乳酸アミド、
β−ヒドロキシグロビオナミドが挙げられる。一方、ハ
ロゲン置換化合物としては′アリルハライドとメタリル
ハライドに大別され、具体的には例えば、アリルクロラ
イド、アリルブロマイド、アリルアイオダイド、メタリ
ルクロライド、メタリルブロマイド、メタリルアイオダ
イドが挙げられる。
本発明で使用される反応溶媒としては、非プロトン性極
性溶媒であればよく、特に制限はないが、反応を行う上
で好適なものとして、例えばアセトニトリル、ジオキサ
/、ピリジノ、ジメトキシエタン、テトラハイドロフラ
ン、テトラハイドロピラン、ベンゾニトリル、N、N−
ジノチル7F、 /l/ムアミド、N、N−ジメチルア
セトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリ
ドン、ヘキサメチルホスホルアミド、スルホラン、オキ
セパン、トリグライム、テI・ラグライムの如きグライ
ム類、テトラメチル尿素、テトラエチル尿素、1.ろ−
ジメチルー2−イミダゾリジノン、1.3−ジメチル−
5,4,5,6−テトラヒドロー2 (IH)−ピリミ
ジノンの如きアルキル尿素類なども挙げられる。
性溶媒であればよく、特に制限はないが、反応を行う上
で好適なものとして、例えばアセトニトリル、ジオキサ
/、ピリジノ、ジメトキシエタン、テトラハイドロフラ
ン、テトラハイドロピラン、ベンゾニトリル、N、N−
ジノチル7F、 /l/ムアミド、N、N−ジメチルア
セトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリ
ドン、ヘキサメチルホスホルアミド、スルホラン、オキ
セパン、トリグライム、テI・ラグライムの如きグライ
ム類、テトラメチル尿素、テトラエチル尿素、1.ろ−
ジメチルー2−イミダゾリジノン、1.3−ジメチル−
5,4,5,6−テトラヒドロー2 (IH)−ピリミ
ジノンの如きアルキル尿素類なども挙げられる。
上記のうちで更に好適に用いられる溶媒としては、アセ
トニトリル、N、N−ジメチルホルムアミド、N、 N
−−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N
−メチルピロリドン、スルホラン、テトラグライム、1
,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどをあげるこ
とができる。
トニトリル、N、N−ジメチルホルムアミド、N、 N
−−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N
−メチルピロリドン、スルホラン、テトラグライム、1
,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどをあげるこ
とができる。
溶媒の使用量は髄に制限はないが、溶媒を含めた反応物
総量中5〜95取鼠係、好ましくは10〜90重犠チの
範囲である。一方、本発明で使用される強塩基性物質は
、固体状′th質でもまたそれを水の如き極性溶剤に溶
解した浴液状のものでも、更には液体状のものも使用で
きるが、反応を好適に行わせるには、強塩基性物質の1
部が少くともけんだくしている状態で反応を開始せしめ
ることが好ましいので、固体状の強塩基性物質を使用す
ることが好ましい。塩基性の強さは水に溶解あるいはけ
んだくした時、水溶液のPHが10以上好ましくは11
以上のものであれば1吏用できる。ただし、イオン交換
樹脂及びその他のイオン交換体は、この条件の適用外で
あり、後で例示する。そのような条件に合致する強塩基
性物質は多種にわたり、それらはいづれも適用可能であ
るが、それらのうちで本発明の方法の実施により好適な
もの換樹脂である。上記物質を例示すると、例えは、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水
酸化ルビジウム、水酸化センラム、酸化リチウム、酸化
丈トリウム、酸化カリウム、水酸化ベリリウム、水酸化
マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウ
ム、水酸化バリウム、OH型の強塩基性イオン交換樹脂
及び遊離型の弱塩基性イオン交換樹脂などである。
総量中5〜95取鼠係、好ましくは10〜90重犠チの
範囲である。一方、本発明で使用される強塩基性物質は
、固体状′th質でもまたそれを水の如き極性溶剤に溶
解した浴液状のものでも、更には液体状のものも使用で
きるが、反応を好適に行わせるには、強塩基性物質の1
部が少くともけんだくしている状態で反応を開始せしめ
ることが好ましいので、固体状の強塩基性物質を使用す
ることが好ましい。塩基性の強さは水に溶解あるいはけ
んだくした時、水溶液のPHが10以上好ましくは11
以上のものであれば1吏用できる。ただし、イオン交換
樹脂及びその他のイオン交換体は、この条件の適用外で
あり、後で例示する。そのような条件に合致する強塩基
性物質は多種にわたり、それらはいづれも適用可能であ
るが、それらのうちで本発明の方法の実施により好適な
もの換樹脂である。上記物質を例示すると、例えは、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水
酸化ルビジウム、水酸化センラム、酸化リチウム、酸化
丈トリウム、酸化カリウム、水酸化ベリリウム、水酸化
マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウ
ム、水酸化バリウム、OH型の強塩基性イオン交換樹脂
及び遊離型の弱塩基性イオン交換樹脂などである。
また、原料である水酸基置換アミド化合物、ハロゲン置
換化合物及び強塩基性物質の相対的使用量は、ハロゲン
置換化合物と水酸基置換アミド化金物との反応性等によ
り変化するので一様には規定できないが概ねハロゲン置
換化合物の使用量はアミド化合物に対(7て10〜60
倍モル好ましくは20・〜20倍モルの範囲であり、強
塩基性物質の使用量はアミド化合物に対して15−20
倍七ル好ましくは20〜15倍モルの範囲である。
換化合物及び強塩基性物質の相対的使用量は、ハロゲン
置換化合物と水酸基置換アミド化金物との反応性等によ
り変化するので一様には規定できないが概ねハロゲン置
換化合物の使用量はアミド化合物に対(7て10〜60
倍モル好ましくは20・〜20倍モルの範囲であり、強
塩基性物質の使用量はアミド化合物に対して15−20
倍七ル好ましくは20〜15倍モルの範囲である。
反応温度は、使用する水酸基置換アミド化合物および・
・ロゲン置換化合物の反応性に依存するが、通常−20
〜100℃、好ましくは一10〜90℃の範囲である。
・ロゲン置換化合物の反応性に依存するが、通常−20
〜100℃、好ましくは一10〜90℃の範囲である。
この範囲内であれは、必ずしも反応中温度を一定に保つ
必要はなく、反応の進行を把握し、反応@度を適宜設定
して効率よく反[ムを行わせればよい。
必要はなく、反応の進行を把握し、反応@度を適宜設定
して効率よく反[ムを行わせればよい。
また、反応時間も反応温度と同様に使用するアミド化合
物及び・・ロゲン置換化合物により変動するが、長くと
も30時間、通常20時間以内である。反応の推移は反
応系の性状の変化及びガスクロマトグラフィーあるいは
高速液体クロマトグラフィーなどにより反応液中の原料
及び目的生成物の濃度を知ることによシ把握できる。
物及び・・ロゲン置換化合物により変動するが、長くと
も30時間、通常20時間以内である。反応の推移は反
応系の性状の変化及びガスクロマトグラフィーあるいは
高速液体クロマトグラフィーなどにより反応液中の原料
及び目的生成物の濃度を知ることによシ把握できる。
次に本発明の方法の実施の態様について述べる。
まず、水酸基置換アミド化合物、ハロゲン置換化合物及
び強塩基性物質の三者を添加する順序及びその方法はど
のように行ってもよい。例えば、三者を同時に添加して
もよいし、6番目の原料を徐々に添加してもよい。通常
は、水酸基置換アミド化合物と・・ロゲン置換化合物と
を先に添加し、強塩基性物質を徐々に添加する方法が採
用される。
び強塩基性物質の三者を添加する順序及びその方法はど
のように行ってもよい。例えば、三者を同時に添加して
もよいし、6番目の原料を徐々に添加してもよい。通常
は、水酸基置換アミド化合物と・・ロゲン置換化合物と
を先に添加し、強塩基性物質を徐々に添加する方法が採
用される。
しかしながら、反応性の高いハロゲン置換化合物を使用
する場合には、ハロゲン置換化合物を最後に添加した方
が好ましい。また、反応温度も反応中一定に保つ必要は
なく、反応の進行に対応して変えてもよい。通常は反応
を比較的低温で開始して、その後昇温しでゆく方法が採
られる。
する場合には、ハロゲン置換化合物を最後に添加した方
が好ましい。また、反応温度も反応中一定に保つ必要は
なく、反応の進行に対応して変えてもよい。通常は反応
を比較的低温で開始して、その後昇温しでゆく方法が採
られる。
次に目的生成物の分離であるが、所定時間反応後副生ず
る金属ハロゲン化物をr別して、そのr液より溶媒及び
原料を留去すれば、その残分として目的生成物を得るこ
とができる。しかし、一般にはその残分を減圧蒸留等の
操作により精製して目的生成物を分離する。また副生ず
る金属ハロゲン化物が反応液に溶解する場合、或は不揮
発性のアミド化合物の場合には、溶媒の留去後、ベンゼ
ン−水、クロロホルム−水の如き二層を形成する溶媒の
組合せで残分を洗滌し、金属ハロゲン化物及び未反応ア
ミド化合物を水溶液層に、目的生成物を有機層に溶解さ
せ分離すればよい。また、必要があれば有機層より分離
した目的物を蒸留等の操作で精製を行う。更に、反応溶
媒としてジメチルスルホキシドの如き水との親和性の大
きい溶媒を使用した場合には、反応液に水を添加して目
的物を油層として分離する方法、あるいはベンゼン、ト
ルエン、クロロホルムの如き水と二層を形成する溶剤で
目的物を抽出分離する方法なども適用できる。
る金属ハロゲン化物をr別して、そのr液より溶媒及び
原料を留去すれば、その残分として目的生成物を得るこ
とができる。しかし、一般にはその残分を減圧蒸留等の
操作により精製して目的生成物を分離する。また副生ず
る金属ハロゲン化物が反応液に溶解する場合、或は不揮
発性のアミド化合物の場合には、溶媒の留去後、ベンゼ
ン−水、クロロホルム−水の如き二層を形成する溶媒の
組合せで残分を洗滌し、金属ハロゲン化物及び未反応ア
ミド化合物を水溶液層に、目的生成物を有機層に溶解さ
せ分離すればよい。また、必要があれば有機層より分離
した目的物を蒸留等の操作で精製を行う。更に、反応溶
媒としてジメチルスルホキシドの如き水との親和性の大
きい溶媒を使用した場合には、反応液に水を添加して目
的物を油層として分離する方法、あるいはベンゼン、ト
ルエン、クロロホルムの如き水と二層を形成する溶剤で
目的物を抽出分離する方法なども適用できる。
本発明のN−置換アルコキンカルホン酸アミド化合物は
、芳香族捷たは飽和脂肪族の骨格にアリル基またはメタ
リル基がエーテル基及びアミド基を介して納会している
ものであり、従来のジアリルフタレートに代表されるカ
ルボン酸アリルエステル型のものとは構造を異にしてお
シ、その応用製品は制酸性、耐アルカリ性、耐薬品性、
耐湿性、耐熱性等の特性が向上する。具体的用途として
は分子内に3個のアリルまたはメタリル基を有している
ので吸水樹脂、ポリエステル樹脂等の各種樹脂の架橋剤
、エポキシ樹脂の変性剤、ビニル系及び繊維系樹脂の可
塑剤及びゴムへの添加剤、各種成型品の原材料、化粧板
の原材料、工業用積層品の被覆用あるいは浸漬用樹脂原
料、更にはその高屈折率に着目したプラスチックレンズ
等の光学材料原料等の用途がある。
、芳香族捷たは飽和脂肪族の骨格にアリル基またはメタ
リル基がエーテル基及びアミド基を介して納会している
ものであり、従来のジアリルフタレートに代表されるカ
ルボン酸アリルエステル型のものとは構造を異にしてお
シ、その応用製品は制酸性、耐アルカリ性、耐薬品性、
耐湿性、耐熱性等の特性が向上する。具体的用途として
は分子内に3個のアリルまたはメタリル基を有している
ので吸水樹脂、ポリエステル樹脂等の各種樹脂の架橋剤
、エポキシ樹脂の変性剤、ビニル系及び繊維系樹脂の可
塑剤及びゴムへの添加剤、各種成型品の原材料、化粧板
の原材料、工業用積層品の被覆用あるいは浸漬用樹脂原
料、更にはその高屈折率に着目したプラスチックレンズ
等の光学材料原料等の用途がある。
次に本発明を実施例により更に説明する。
実施例1
α−アリロキシ−N、 N−シアリルグロピオナミドの
製造; N、N−ジメチルホルムアミド50罰に乳酸アミドZ1
62及びアリルブロマイド43.55rを添加し、水浴
中で撹拌しながら水酸化カリウム42.75S’を徐々
に添加し、反応を開始した。その後2℃で6時間反応を
行った。反応後不溶部をP別し、そのr液を蒸留して6
4〜b 取し、α−アリロキシ−N、N−ジアリルグロピオナミ
ド150′i″(収率89.6 % )を得た。得られ
たα−アリロキシーN、N−ジアリルプロピオナミドの
元素分析を行ったところ、炭素68.23 % 、水素
9.21%、窒素665%であった。なお、割算値は、
炭素68.87チ、水素915%、窒素669%である
。
製造; N、N−ジメチルホルムアミド50罰に乳酸アミドZ1
62及びアリルブロマイド43.55rを添加し、水浴
中で撹拌しながら水酸化カリウム42.75S’を徐々
に添加し、反応を開始した。その後2℃で6時間反応を
行った。反応後不溶部をP別し、そのr液を蒸留して6
4〜b 取し、α−アリロキシ−N、N−ジアリルグロピオナミ
ド150′i″(収率89.6 % )を得た。得られ
たα−アリロキシーN、N−ジアリルプロピオナミドの
元素分析を行ったところ、炭素68.23 % 、水素
9.21%、窒素665%であった。なお、割算値は、
炭素68.87チ、水素915%、窒素669%である
。
また25℃での屈折率を測定したところn B51.4
7280の測定結果を得た。
7280の測定結果を得た。
実施例2〜7
表−1記載の原料、強塩基性物質、溶媒の組合せで、表
−1記載の条件で、実施例1と同様に反応を行った。反
応後、実施例1と全く同様の方法で処理を行い、表−2
記載の結果を得た。
−1記載の条件で、実施例1と同様に反応を行った。反
応後、実施例1と全く同様の方法で処理を行い、表−2
記載の結果を得た。
参考例
吸水樹脂の製造:
β−アリロキシ−N、 N−ジアリルグロピオナミドを
02%含むN−n−プロピルアクリルアミド1/(Le
rt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキザノエ−1−
を1チ添加して40℃で50時間放置して無溶媒重合を
行い、その後更に90℃で5時間熱処理し、ブロック状
のポリマーを得た。該ポリマーを粉砕し、粉末を得た。
02%含むN−n−プロピルアクリルアミド1/(Le
rt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキザノエ−1−
を1チ添加して40℃で50時間放置して無溶媒重合を
行い、その後更に90℃で5時間熱処理し、ブロック状
のポリマーを得た。該ポリマーを粉砕し、粉末を得た。
このザンプル粉末102を50m1の蒸留水の入ったメ
スシリンダーに投入して、25℃にて樹脂の吸水容積を
測定したところ、19m/?であった。
スシリンダーに投入して、25℃にて樹脂の吸水容積を
測定したところ、19m/?であった。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式(1) (但し、R□は水素またはメチル基であシ、R2はフェ
ニレン基またはエチレン基を表わす。)で表わされるN
−置換アルコキシカルボン酸アミド化合物。 2下記一般式で表わされる水酸基置換アミド化合物と HO−R2−C!0NH2 (但し、R2はフェニレン基またはエチレン基を表わす
。) 下記一般式で表わされるノ・ロゲン置換化合物とCH2
−C−CH2−X (但し、R□は水素またはメチル基であり、又はハロゲ
ン基を表わす。) 非プロトン性極性溶媒中で強塩基性物質の存在下に反応
させることを特徴とする 一般式(1) %式% ) (R□及びR2は上記と同じ。) で示されるN−置換アルコキシカルホン酸アミド化合物
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP948784A JPS60155150A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | Ν−置換アルコキシカルボン酸アミド化合物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP948784A JPS60155150A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | Ν−置換アルコキシカルボン酸アミド化合物及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60155150A true JPS60155150A (ja) | 1985-08-15 |
JPH048419B2 JPH048419B2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=11721584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP948784A Granted JPS60155150A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | Ν−置換アルコキシカルボン酸アミド化合物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60155150A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110642964A (zh) * | 2018-06-27 | 2020-01-03 | 北京化工大学 | 一种可重复加工的环氧官能化橡胶交联弹性体及制备方法 |
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1984
- 1984-01-24 JP JP948784A patent/JPS60155150A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110642964A (zh) * | 2018-06-27 | 2020-01-03 | 北京化工大学 | 一种可重复加工的环氧官能化橡胶交联弹性体及制备方法 |
CN110642964B (zh) * | 2018-06-27 | 2020-10-27 | 北京化工大学 | 一种可重复加工的环氧官能化橡胶交联弹性体及制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH048419B2 (ja) | 1992-02-17 |
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