JPS6015496B2 - 車輌用ブレ−キ油圧制御弁装置 - Google Patents
車輌用ブレ−キ油圧制御弁装置Info
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- JPS6015496B2 JPS6015496B2 JP54110630A JP11063079A JPS6015496B2 JP S6015496 B2 JPS6015496 B2 JP S6015496B2 JP 54110630 A JP54110630 A JP 54110630A JP 11063079 A JP11063079 A JP 11063079A JP S6015496 B2 JPS6015496 B2 JP S6015496B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
- B60T8/262—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels using valves with stepped characteristics
- B60T8/265—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels using valves with stepped characteristics for hydraulic brake systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/28—Valves specially adapted therefor
- B60T11/34—Pressure reducing or limiting valves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車鯛、特に四輪自動車における2統式のブレ
ーキ油圧制御弁装置に関するものである。
ーキ油圧制御弁装置に関するものである。
この種のブレーキ油圧制御弁装置としては、マスタシリ
ンダの第1および第2出力ボートと左、′右の後輪ブレ
ーキとの谷間を接続する各独立した油路に、第1および
第2出力ボートの出力油圧を左、右の後輪ブレーキにそ
れぞれ比例的に減圧して伝達し得る第1および第2制御
用ピストン弁をそれぞれ介菱し、両ピストン弁に、それ
らの弁村の一端に架橋するように当緩させた平衡レバー
を介して両ピストン弁の減圧作用開始圧力を決定する共
通のばねを連続したものが知られている。
ンダの第1および第2出力ボートと左、′右の後輪ブレ
ーキとの谷間を接続する各独立した油路に、第1および
第2出力ボートの出力油圧を左、右の後輪ブレーキにそ
れぞれ比例的に減圧して伝達し得る第1および第2制御
用ピストン弁をそれぞれ介菱し、両ピストン弁に、それ
らの弁村の一端に架橋するように当緩させた平衡レバー
を介して両ピストン弁の減圧作用開始圧力を決定する共
通のばねを連続したものが知られている。
上記装置においては、2系統の油路が正常な場合には制
動時マスタシリンダの出力油圧の上昇に伴い両ピストン
弁をばねのセット荷重に抗して作0動させ、上記出力油
圧を比例的に減圧して左、右の後輪ブレーキに伝達し、
制動に伴う後輪荷重の減少に起因する後輪のロック現象
を防止するものである。一方、2系統の油路のいずれか
一方が故障した場合には、平衡レバーを煩動させてばね
のタ全弾発力を正常な系統の油路に介菱されたピストン
弁に加え、そのピストン弁の減圧作用開始圧力を当初の
略2倍に自動調整するものである。しかしながら上記装
置においては、高価なピストン弁を2個必要とし、また
平衡レバーの懐勤用間隙の形成およびその調整といった
点において製造工数が多く、装置がコスト高となること
は免れない。かかる不具合を軽減するために、例えば特
関昭54一8266号公報に示されるように上記ピスト
ン弁を2個直列に配直して平衡レバーを省略できるよう
にしたものも提案されているが、このものでは、高価な
ピストン弁を2個使用しなければならない点で依然、高
コストである。本発明は上記の点に鑑みて提案されたも
ので、上記ピストン弁を1個使用し、これを1系統の油
路に介装すると共にその特性を利用して他系統の油路を
制御し、且つ1系統の油路が故障した場合には正常な系
統における昇圧制限点または減圧作用開始圧力を当初の
略2倍に自動調整することのできるブレーキ油圧制御弁
袋鷹を提供することを目的とし、その特徴は、弁函に、
マスタシリンダの第1および第2出力ボートとそれぞれ
接続される2つの入口と、左、右の後輪ブレーキとそれ
ぞれ接続される2つの出口と、一方の入口と出口、およ
び他方の入口と出口の各間をそれぞれ達通する第1およ
び第2油圧室と、その両油圧室を蓮適する蓮通孔とを形
成し、受圧ピストン部を境として大径弁村部と小径弁杵
部とを有する制御用ピストン弁の大蓬弁粁部を前記第1
油圧室内に摺敷可能に設けると共に、該小径弁村部を前
記達通孔を通して前記第2油圧室内に突入させ、前記第
1油圧室内には、前記受圧ピストン部と協働して前記第
1または第2出力ボートの出力油圧を同ボートに連なる
後輪ブレーキに比例的に減圧して伝達するための弁座と
、前記ピストン弁の減圧作用開始圧力を決定するばねと
を配設し、前記第2油圧室内には、非制動時に前記4・
蓬弁杵部によって開弁状態を保持され、また同小径弁杵
部が前記第1油圧室側へ一定ストローク以上摺動すると
閉弁される、該第2油圧室の入口と出口間を蓮通、遮断
するための開閉弁と、前記両油圧室間を遮断するよう前
記小径弁村部に摺敷可能に鉄挿されて前記両出口の各油
圧を平衡させる平衡ピストンとを配設し、前記大径弁杵
部の断面積を小径弁村部の断面積の略2倍に設定し、ま
た前記ピストン弁の受圧ピストン部がその弁座に着座す
るまでの距離を前記開閉弁の弁体がその弁座に着座する
までの距離と同等若しくはそれよりも大きく設定したこ
とにある。
動時マスタシリンダの出力油圧の上昇に伴い両ピストン
弁をばねのセット荷重に抗して作0動させ、上記出力油
圧を比例的に減圧して左、右の後輪ブレーキに伝達し、
制動に伴う後輪荷重の減少に起因する後輪のロック現象
を防止するものである。一方、2系統の油路のいずれか
一方が故障した場合には、平衡レバーを煩動させてばね
のタ全弾発力を正常な系統の油路に介菱されたピストン
弁に加え、そのピストン弁の減圧作用開始圧力を当初の
略2倍に自動調整するものである。しかしながら上記装
置においては、高価なピストン弁を2個必要とし、また
平衡レバーの懐勤用間隙の形成およびその調整といった
点において製造工数が多く、装置がコスト高となること
は免れない。かかる不具合を軽減するために、例えば特
関昭54一8266号公報に示されるように上記ピスト
ン弁を2個直列に配直して平衡レバーを省略できるよう
にしたものも提案されているが、このものでは、高価な
ピストン弁を2個使用しなければならない点で依然、高
コストである。本発明は上記の点に鑑みて提案されたも
ので、上記ピストン弁を1個使用し、これを1系統の油
路に介装すると共にその特性を利用して他系統の油路を
制御し、且つ1系統の油路が故障した場合には正常な系
統における昇圧制限点または減圧作用開始圧力を当初の
略2倍に自動調整することのできるブレーキ油圧制御弁
袋鷹を提供することを目的とし、その特徴は、弁函に、
マスタシリンダの第1および第2出力ボートとそれぞれ
接続される2つの入口と、左、右の後輪ブレーキとそれ
ぞれ接続される2つの出口と、一方の入口と出口、およ
び他方の入口と出口の各間をそれぞれ達通する第1およ
び第2油圧室と、その両油圧室を蓮適する蓮通孔とを形
成し、受圧ピストン部を境として大径弁村部と小径弁杵
部とを有する制御用ピストン弁の大蓬弁粁部を前記第1
油圧室内に摺敷可能に設けると共に、該小径弁村部を前
記達通孔を通して前記第2油圧室内に突入させ、前記第
1油圧室内には、前記受圧ピストン部と協働して前記第
1または第2出力ボートの出力油圧を同ボートに連なる
後輪ブレーキに比例的に減圧して伝達するための弁座と
、前記ピストン弁の減圧作用開始圧力を決定するばねと
を配設し、前記第2油圧室内には、非制動時に前記4・
蓬弁杵部によって開弁状態を保持され、また同小径弁杵
部が前記第1油圧室側へ一定ストローク以上摺動すると
閉弁される、該第2油圧室の入口と出口間を蓮通、遮断
するための開閉弁と、前記両油圧室間を遮断するよう前
記小径弁村部に摺敷可能に鉄挿されて前記両出口の各油
圧を平衡させる平衡ピストンとを配設し、前記大径弁杵
部の断面積を小径弁村部の断面積の略2倍に設定し、ま
た前記ピストン弁の受圧ピストン部がその弁座に着座す
るまでの距離を前記開閉弁の弁体がその弁座に着座する
までの距離と同等若しくはそれよりも大きく設定したこ
とにある。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、Mはブレーキペダル1により操作される公知のダンデ
ム型マスタシリンダ、Bfl.Bf2は左、右の前輪ブ
レーキ、Brl,B【2は左、右の後輪ブレーキをそれ
ぞれ示し、マスタシリンダMの第1出力ボートP,は油
路LfおよびL,rを介して右前輪ブレーキBf2およ
び左後輪ブレーキBrlに接続され、またその第2出力
ボートP2は油路LfおよびLrを介して左前輪ブレー
キBflおよび右後輪ブレーキBr2に接続され、左、
右両後輪ブレ−キBrl,Br2の作動油圧を制御すべ
く上記池賂LrおよびL2rに本発明の制御弁装置Vが
介装される。
、Mはブレーキペダル1により操作される公知のダンデ
ム型マスタシリンダ、Bfl.Bf2は左、右の前輪ブ
レーキ、Brl,B【2は左、右の後輪ブレーキをそれ
ぞれ示し、マスタシリンダMの第1出力ボートP,は油
路LfおよびL,rを介して右前輪ブレーキBf2およ
び左後輪ブレーキBrlに接続され、またその第2出力
ボートP2は油路LfおよびLrを介して左前輪ブレー
キBflおよび右後輪ブレーキBr2に接続され、左、
右両後輪ブレ−キBrl,Br2の作動油圧を制御すべ
く上記池賂LrおよびL2rに本発明の制御弁装置Vが
介装される。
上記制御弁装置Vの弁函2の外側には油路Lrの上流側
(マスタシリンダM側)およびその下流側(左後輪ブレ
ーキBrl側)にそれぞれ接続された第1入口3,およ
び第1出口4,と、油路Lrの上流側および下流側にそ
れぞれ接続された第2入口32および第2出口42とが
閥口する。
(マスタシリンダM側)およびその下流側(左後輪ブレ
ーキBrl側)にそれぞれ接続された第1入口3,およ
び第1出口4,と、油路Lrの上流側および下流側にそ
れぞれ接続された第2入口32および第2出口42とが
閥口する。
第1入口3,と第1出口4,および第2入口32と第2
出口42との間に蓬通孔5を介して蓮通させた第1およ
び第2油圧室6,,62が設けられている。第1および
第2油圧室6,,62内には受圧ピストン部7を境とし
て大径弁村部8と4・蓬弁杵部9とを有する制御用ピス
トン弁10が設けられる。ピストン弁10の大径弁杵部
8は第1油圧室6,の側壁に摺動可能に支持され、また
その小径弁村部9は蓮通孔5を貫通させて第2油圧室6
2内に突出させてある。大蓬弁杵部8の断面積Salと
小径弁杵部9の断面積Sa2との関係はSal−Sa2
〒Sa2と設定されており、したがって受圧ピストン部
7の受圧面Aの面積は同Bよりも広い(即ちA>B)。
また第1油圧室6,内には、それを入力側11,と出力
側112とに分割し、大径弁村部8を鉄挿させて受圧ピ
ストン部7の受圧面Bに対向させたゴム等の弾性弁座1
2および大蚤弁村部8と第1油圧室6,の側壁との間に
介在させたばね13とが酉己設される。上記弁座12は
ピストン弁10の受圧ピストン部7と協働して第1出力
ボ−トP,の出力油圧を左後輪ブレーキBrlに比例的
に減圧して伝達する。またばね13はピストン弁10の
減圧作用開始圧力を決定するものである。第2の油圧室
62には第2入口32と第2出口42との間を蓮通、遮
断する開閉弁14と、小径弁村部9に摺動可能に挿通さ
れ、且つ一端面の一部を運通孔5に対面させた平衡ピス
トン15とが配談される。
出口42との間に蓬通孔5を介して蓮通させた第1およ
び第2油圧室6,,62が設けられている。第1および
第2油圧室6,,62内には受圧ピストン部7を境とし
て大径弁村部8と4・蓬弁杵部9とを有する制御用ピス
トン弁10が設けられる。ピストン弁10の大径弁杵部
8は第1油圧室6,の側壁に摺動可能に支持され、また
その小径弁村部9は蓮通孔5を貫通させて第2油圧室6
2内に突出させてある。大蓬弁杵部8の断面積Salと
小径弁杵部9の断面積Sa2との関係はSal−Sa2
〒Sa2と設定されており、したがって受圧ピストン部
7の受圧面Aの面積は同Bよりも広い(即ちA>B)。
また第1油圧室6,内には、それを入力側11,と出力
側112とに分割し、大径弁村部8を鉄挿させて受圧ピ
ストン部7の受圧面Bに対向させたゴム等の弾性弁座1
2および大蚤弁村部8と第1油圧室6,の側壁との間に
介在させたばね13とが酉己設される。上記弁座12は
ピストン弁10の受圧ピストン部7と協働して第1出力
ボ−トP,の出力油圧を左後輪ブレーキBrlに比例的
に減圧して伝達する。またばね13はピストン弁10の
減圧作用開始圧力を決定するものである。第2の油圧室
62には第2入口32と第2出口42との間を蓮通、遮
断する開閉弁14と、小径弁村部9に摺動可能に挿通さ
れ、且つ一端面の一部を運通孔5に対面させた平衡ピス
トン15とが配談される。
開閉弁14は第2油圧室62内に突入する弁函部14a
を有し、その内部にボール形の弁体16と、その閉塞用
ばね17とが収容される。非制動時においては、弁体1
6は弁函部14aの弁孔18から内部に突入させた小径
弁杵部9の突出部19によって押されて弁座20から離
れ、弁孔18を開いている。
を有し、その内部にボール形の弁体16と、その閉塞用
ばね17とが収容される。非制動時においては、弁体1
6は弁函部14aの弁孔18から内部に突入させた小径
弁杵部9の突出部19によって押されて弁座20から離
れ、弁孔18を開いている。
上記平衡ピストン15と弁函部14aの各端面との間に
はばね21が設けられ、非制動時における平衡ピストン
15の移動を阻止するようになっている。ピストン弁1
0および開閉弁14の開放位置からピストン弁10の受
圧ピストン部7が弁座12に着座するまでの距離SIと
、開閉弁14の弁体16が弁座20に着座するまでの距
離S2との関係はSI≧S2と設定されている。
はばね21が設けられ、非制動時における平衡ピストン
15の移動を阻止するようになっている。ピストン弁1
0および開閉弁14の開放位置からピストン弁10の受
圧ピストン部7が弁座12に着座するまでの距離SIと
、開閉弁14の弁体16が弁座20に着座するまでの距
離S2との関係はSI≧S2と設定されている。
次にこの実施例の作用を説明すると、車鋼の走行中にブ
レーキペダル1を踏んでマスタシリンダMを作動し、そ
の第1および第2出力ボートP,,P2から油圧が出力
されれば、第1出力ボートP.の出力油圧は油路Lfお
よびピストン弁10を有する油路L,rをそれぞれ介し
て右前輪ブレーキBf2および左後輪ブレーキBrlに
伝達してそれらを作動し、また第2出力ボートP2の出
力油圧は油路Lfおよび開閉弁14を有する油路L2r
をそれぞれ介して左前輪ブレーキBflおよび右後輪ブ
レーキBr2に伝達してそれらを作動する(第2図の線
a参照)。
レーキペダル1を踏んでマスタシリンダMを作動し、そ
の第1および第2出力ボートP,,P2から油圧が出力
されれば、第1出力ボートP.の出力油圧は油路Lfお
よびピストン弁10を有する油路L,rをそれぞれ介し
て右前輪ブレーキBf2および左後輪ブレーキBrlに
伝達してそれらを作動し、また第2出力ボートP2の出
力油圧は油路Lfおよび開閉弁14を有する油路L2r
をそれぞれ介して左前輪ブレーキBflおよび右後輪ブ
レーキBr2に伝達してそれらを作動する(第2図の線
a参照)。
そして、マスタシリンダMの第1、第2出力ボートP,
,P2の出力油圧が所定値以上に上昇すると、ピストン
弁10、開閉弁14および平衡ピストン15により左、
右の後輪ブレーキBrlおよびBr2の作動油圧の制御
が開始される。
,P2の出力油圧が所定値以上に上昇すると、ピストン
弁10、開閉弁14および平衡ピストン15により左、
右の後輪ブレーキBrlおよびBr2の作動油圧の制御
が開始される。
即ち、第1油圧室6,内においては、受圧ピストン部7
の両受圧面A,Bの前記のような両受圧面A,Bの面積
差(即ちSal−Sa2)に起因して受圧ピストン部7
に働く図で右方への油圧による押圧力が作用し、また第
2油圧室62内においては小径弁村部9の端面(即ちS
a2)に同方向への油圧による押圧力が作用する。
の両受圧面A,Bの前記のような両受圧面A,Bの面積
差(即ちSal−Sa2)に起因して受圧ピストン部7
に働く図で右方への油圧による押圧力が作用し、また第
2油圧室62内においては小径弁村部9の端面(即ちS
a2)に同方向への油圧による押圧力が作用する。
この両押圧力の和がばね13のセット荷重に打勝つと、
ピストン弁10は右方へ移動し、開閉弁14の弁体16
が閉塞用‘まね17の押圧力によって弁座20に係合し
て弁孔18を閉じ、第2入口32と第2出口42間の運
通を遮断する。また前記のように距離SI.S2は、S
I≧S2と設定されているので、ピストン弁10は、開
閉弁14が閉じると同時、または油圧による押圧力によ
り更に右方へ移動した後、受圧ピストン部7を弁座12
に係合させて第1入口3,と第1出口4.間、即ち入力
側11,と出力側112間の蓬通を遮断する(第2図点
b参照)。その後、更に第1および第2出力ボートP,
,P2の出力油圧が上昇すると、ピストン弁10の受圧
ピストン部受圧面Bに作用する第1油圧室内6,の入力
側11,の油圧も上昇するので、その油圧による押圧力
によってピストン弁10が図で左方へ移動して弁座12
から離間し、第1入口3.と第1出口4,とを再び蓮通
させ、第1油圧室6,の出力側112、即ち左後輪ブレ
ーキBrlの油圧を上昇させる。
ピストン弁10は右方へ移動し、開閉弁14の弁体16
が閉塞用‘まね17の押圧力によって弁座20に係合し
て弁孔18を閉じ、第2入口32と第2出口42間の運
通を遮断する。また前記のように距離SI.S2は、S
I≧S2と設定されているので、ピストン弁10は、開
閉弁14が閉じると同時、または油圧による押圧力によ
り更に右方へ移動した後、受圧ピストン部7を弁座12
に係合させて第1入口3,と第1出口4.間、即ち入力
側11,と出力側112間の蓬通を遮断する(第2図点
b参照)。その後、更に第1および第2出力ボートP,
,P2の出力油圧が上昇すると、ピストン弁10の受圧
ピストン部受圧面Bに作用する第1油圧室内6,の入力
側11,の油圧も上昇するので、その油圧による押圧力
によってピストン弁10が図で左方へ移動して弁座12
から離間し、第1入口3.と第1出口4,とを再び蓮通
させ、第1油圧室6,の出力側112、即ち左後輪ブレ
ーキBrlの油圧を上昇させる。
この昇圧に伴い受圧ピストン部7の両受圧面A,Bの面
積差に起因して油圧による右方への押圧力が直ちに増大
し、ピストン弁10は再び右方へ移動して受圧ピストン
部7を弁座12に係合させ、以後、第1出力ボートP.
の出力油圧の上昇に伴い同様の作動が繰返される。上記
ピストン弁10の左方への移動に伴い、前記距離SI≧
S2の関係からSI=S2の場合には開閉弁14が開き
、第2出力ボートP2の出力油圧により右後輪ブレーキ
Br2の油圧が上昇し、一方SI>S2の場合には開閉
弁14は閉じたままなので、右後輪ブレーキBr2の油
圧が上昇しないが、何れの場合においても第1油圧室6
,の出力側112より第2油圧室62内の油圧が低く、
両者の関係が不平衡となれば、第1油圧室6,内の油圧
が蓮通孔5から平衡ピストン15の一端面に作用し、そ
れを左方へ移動させて第2油圧室62内の油圧を上昇さ
せるので、左、右の後輪ブレーキBrl,Br2の油圧
は常に等しくなるように制御される。その結果ピストン
弁10が一旦作動してからは、マスタシリンダMの出力
油圧を左、右の後輪ブレーキBrl,Br2に比例的に
減圧して伝達することができる(第2図の点c)。而し
て左、右の後輪ブレーキBrl,Br2の減圧作用開始
圧力はピストン弁10の大径弁杵部8と小怪弁梓部9と
の各断面鏡の差(即ちSal一Sa2)と小径弁杵部9
の断面積(即ちSa2)との和およびばね13のセット
荷重により決定され、その減圧比は受圧ピストン部7の
〔一方の受圧面Bの面積〕対〔他方の受圧面Aの面積と
小径弁杵部9の断面穣Sa2との和〕によって決定され
る。以上は油圧回路に故障がなく、全部のブレーキ靴1
,Bf2およびBrl,Br2が正常に作動する場合で
ある。
積差に起因して油圧による右方への押圧力が直ちに増大
し、ピストン弁10は再び右方へ移動して受圧ピストン
部7を弁座12に係合させ、以後、第1出力ボートP.
の出力油圧の上昇に伴い同様の作動が繰返される。上記
ピストン弁10の左方への移動に伴い、前記距離SI≧
S2の関係からSI=S2の場合には開閉弁14が開き
、第2出力ボートP2の出力油圧により右後輪ブレーキ
Br2の油圧が上昇し、一方SI>S2の場合には開閉
弁14は閉じたままなので、右後輪ブレーキBr2の油
圧が上昇しないが、何れの場合においても第1油圧室6
,の出力側112より第2油圧室62内の油圧が低く、
両者の関係が不平衡となれば、第1油圧室6,内の油圧
が蓮通孔5から平衡ピストン15の一端面に作用し、そ
れを左方へ移動させて第2油圧室62内の油圧を上昇さ
せるので、左、右の後輪ブレーキBrl,Br2の油圧
は常に等しくなるように制御される。その結果ピストン
弁10が一旦作動してからは、マスタシリンダMの出力
油圧を左、右の後輪ブレーキBrl,Br2に比例的に
減圧して伝達することができる(第2図の点c)。而し
て左、右の後輪ブレーキBrl,Br2の減圧作用開始
圧力はピストン弁10の大径弁杵部8と小怪弁梓部9と
の各断面鏡の差(即ちSal一Sa2)と小径弁杵部9
の断面積(即ちSa2)との和およびばね13のセット
荷重により決定され、その減圧比は受圧ピストン部7の
〔一方の受圧面Bの面積〕対〔他方の受圧面Aの面積と
小径弁杵部9の断面穣Sa2との和〕によって決定され
る。以上は油圧回路に故障がなく、全部のブレーキ靴1
,Bf2およびBrl,Br2が正常に作動する場合で
ある。
いま、仮に第1出力ボートP,の系統の油路Lf,Lr
のみに故障を生じ、右前輪ブレーキ8f2および左後輪
ブレーキBrlが作動不能となったとすると、制動時に
おいては第1油圧室6,内にマスタシリンダMの第1出
力ボートP,の出力油圧は作用せず、第2出力ボートP
2の出力油圧が第2油圧室62内に作用する。
のみに故障を生じ、右前輪ブレーキ8f2および左後輪
ブレーキBrlが作動不能となったとすると、制動時に
おいては第1油圧室6,内にマスタシリンダMの第1出
力ボートP,の出力油圧は作用せず、第2出力ボートP
2の出力油圧が第2油圧室62内に作用する。
そして第2出力ボートP2の出力油圧の上昇により、ピ
ストン弁10の小径弁村部9の端面に作用する図で右方
への油圧による押圧力がばね13のセット荷重に打勝つ
と、ピストン弁10は同方向へ移動し、、開閉弁14が
閉じる。これにより右後輪ブレーキBr2の作動油圧の
上昇が制限され、開閉弁14はリミツタとして機能する
(第2図のd)。この場合の昇圧制限点eは小径弁村部
9の断面積6a2とばね13のセット荷重により決定さ
れるが、前記のように各断面種6al,Sa2はSal
−Sa2±Sa2、即ちSal〒2×Sa2の関係に設
定されているので、ばね13のセット荷重に打勝つため
の油圧による押圧力は正常時の略1/2の面積に作用す
ることになる。したがって昇圧制腿点eは正常な場合の
減圧作用開始圧力、つまり第2図b点に比べて略2倍と
なり、これにより右後輪ブレーキBr2は平時以上の制
動力を発揮し、左後輪ブレーキBrlの作動不能による
制動力の不足を補って正常時と略同様の車鏡剛減速度を
得ることができる。一方、第2出力ボートP2の系統の
油路L2f,Lrにのみ故障を生じ、左前論ブレーキB
flおよび右後輪ブレーキBr2が作動不能になったと
すると、制動時においては第2油圧室62内にマスタシ
リンダMの第2出力ボートP2の出力油圧は作用せず、
第1出力ボートP,の出力油圧が第1油圧室6,内に作
用する。そして第1出力ボートP,の出力油圧の上昇に
よりピストン弁10の受圧ピストン部受圧面Aに作用す
る図で右方への油圧による押圧力が【まね13のセット
荷重に打勝つと、ピストン弁10は同方向へ移動し、受
圧ピストン部7を弁座12に係合させる。この場合の減
圧作用開始圧力は大径弁杵部8と小径弁杵部9の各断面
積Sal,Sa2との差Sal一Sa2とばね13のセ
ット荷重により決定されるが、前記のようにSal羊2
×Sa2の関係から、ばね13のセット荷重に打勝つた
めの油圧による押圧力は正常時の略1/2の面積に作用
することになる。したがって減圧作用開始圧力は第2図
e点と略同一となり、第1出力ボートP,の系統が故障
した場合と同様に正常な場合の略2倍となる。これによ
り正常時と略同様の車鋼減速度を得ることができる。減
圧作用開始後においては、ピストン弁10によって左後
輪ブレ−キBrlに、第1出力ボートP,の出力油圧を
比例的に減圧して伝達することになるので、左後輪ブレ
ーキBrlに伝達される油圧は第2図fのように斜線を
たどりながら上昇するものである。上記実施例はマスタ
シリンダMの第1世力ポ−トP,の系統の油銘に制御用
ピストン弁10を配設したが、このピストン弁10は第
2出力ボートP2の系統の油路に介菱してもよいことは
勿論である。
ストン弁10の小径弁村部9の端面に作用する図で右方
への油圧による押圧力がばね13のセット荷重に打勝つ
と、ピストン弁10は同方向へ移動し、、開閉弁14が
閉じる。これにより右後輪ブレーキBr2の作動油圧の
上昇が制限され、開閉弁14はリミツタとして機能する
(第2図のd)。この場合の昇圧制限点eは小径弁村部
9の断面積6a2とばね13のセット荷重により決定さ
れるが、前記のように各断面種6al,Sa2はSal
−Sa2±Sa2、即ちSal〒2×Sa2の関係に設
定されているので、ばね13のセット荷重に打勝つため
の油圧による押圧力は正常時の略1/2の面積に作用す
ることになる。したがって昇圧制腿点eは正常な場合の
減圧作用開始圧力、つまり第2図b点に比べて略2倍と
なり、これにより右後輪ブレーキBr2は平時以上の制
動力を発揮し、左後輪ブレーキBrlの作動不能による
制動力の不足を補って正常時と略同様の車鏡剛減速度を
得ることができる。一方、第2出力ボートP2の系統の
油路L2f,Lrにのみ故障を生じ、左前論ブレーキB
flおよび右後輪ブレーキBr2が作動不能になったと
すると、制動時においては第2油圧室62内にマスタシ
リンダMの第2出力ボートP2の出力油圧は作用せず、
第1出力ボートP,の出力油圧が第1油圧室6,内に作
用する。そして第1出力ボートP,の出力油圧の上昇に
よりピストン弁10の受圧ピストン部受圧面Aに作用す
る図で右方への油圧による押圧力が【まね13のセット
荷重に打勝つと、ピストン弁10は同方向へ移動し、受
圧ピストン部7を弁座12に係合させる。この場合の減
圧作用開始圧力は大径弁杵部8と小径弁杵部9の各断面
積Sal,Sa2との差Sal一Sa2とばね13のセ
ット荷重により決定されるが、前記のようにSal羊2
×Sa2の関係から、ばね13のセット荷重に打勝つた
めの油圧による押圧力は正常時の略1/2の面積に作用
することになる。したがって減圧作用開始圧力は第2図
e点と略同一となり、第1出力ボートP,の系統が故障
した場合と同様に正常な場合の略2倍となる。これによ
り正常時と略同様の車鋼減速度を得ることができる。減
圧作用開始後においては、ピストン弁10によって左後
輪ブレ−キBrlに、第1出力ボートP,の出力油圧を
比例的に減圧して伝達することになるので、左後輪ブレ
ーキBrlに伝達される油圧は第2図fのように斜線を
たどりながら上昇するものである。上記実施例はマスタ
シリンダMの第1世力ポ−トP,の系統の油銘に制御用
ピストン弁10を配設したが、このピストン弁10は第
2出力ボートP2の系統の油路に介菱してもよいことは
勿論である。
以上のように本発明によれば、弁函に、マスタシリンダ
の第1および第2出力ボートとそれぞれ接続される2つ
の入口と、左、右の後輪ブレーキとそれぞれ接続される
2つの出口と、一方の入口と出口、および他方の入口と
出口の各間をそれぞれ蓬適する第1および第2油圧室と
、その両油圧室を薫通する運通孔とを形成し、受圧ピス
トン部を境として大径弁杵部と小径弁杵部とを有する制
御用ピストン弁の大蓬弁杵部を前記第1油圧室内に摺動
可能に設けると共に、該4・蓬弁杵部を前記連通孔を通
して前記第2油圧室内に突入させ、前記第1油圧室内に
は、前記受圧ピストン部と協働して前記第1または第2
出力ボートの出力油圧を同ボートに連なる後輪ブレーキ
に比例的に減圧して伝達するための弁座と、前記ピスト
ン弁の減圧作用擬始圧力を決定するばねとを配設し、前
記第2油圧室内には、非制動時に前記小蓬弁杵部によつ
て関弁状態を保持され、また同小径弁杵部が前記第1油
圧室側へ一定ストローク以上槽動すると閉弁される、該
第2油圧室の入口と出口間を蓮通、遮断するための開閉
弁と、前記両油圧室間を遮断するよう前記4・蓬弁杵部
に沼勤可能に駿挿されて前記両出口の各油圧を平衡させ
る平衡ピストンとを配設し、前記大蚤弁杵部の断面積を
小径弁村部の断面積の略2倍に設定し、また前記ピスト
ン弁の受圧ピストン部がその弁座に着座するまでの距離
を前記開閉弁の弁体がその弁座に着座するまでの距離と
同等若しくはそれよりも大きく設定したので、両油圧系
統が正常な場合の制動時には、前記受圧ピストン部、弁
座およびばねの協働作用を以て制御された第1油圧室の
出力油圧と、前記開閉弁の閉弁を以て上昇を抑えられた
第2油圧室の出力油圧とを平衡ピストンを介して互いに
平衡させて、左、右の後輪ブレーキに伝達される制動油
圧を常に等しく減圧制御することができる。
の第1および第2出力ボートとそれぞれ接続される2つ
の入口と、左、右の後輪ブレーキとそれぞれ接続される
2つの出口と、一方の入口と出口、および他方の入口と
出口の各間をそれぞれ蓬適する第1および第2油圧室と
、その両油圧室を薫通する運通孔とを形成し、受圧ピス
トン部を境として大径弁杵部と小径弁杵部とを有する制
御用ピストン弁の大蓬弁杵部を前記第1油圧室内に摺動
可能に設けると共に、該4・蓬弁杵部を前記連通孔を通
して前記第2油圧室内に突入させ、前記第1油圧室内に
は、前記受圧ピストン部と協働して前記第1または第2
出力ボートの出力油圧を同ボートに連なる後輪ブレーキ
に比例的に減圧して伝達するための弁座と、前記ピスト
ン弁の減圧作用擬始圧力を決定するばねとを配設し、前
記第2油圧室内には、非制動時に前記小蓬弁杵部によつ
て関弁状態を保持され、また同小径弁杵部が前記第1油
圧室側へ一定ストローク以上槽動すると閉弁される、該
第2油圧室の入口と出口間を蓮通、遮断するための開閉
弁と、前記両油圧室間を遮断するよう前記4・蓬弁杵部
に沼勤可能に駿挿されて前記両出口の各油圧を平衡させ
る平衡ピストンとを配設し、前記大蚤弁杵部の断面積を
小径弁村部の断面積の略2倍に設定し、また前記ピスト
ン弁の受圧ピストン部がその弁座に着座するまでの距離
を前記開閉弁の弁体がその弁座に着座するまでの距離と
同等若しくはそれよりも大きく設定したので、両油圧系
統が正常な場合の制動時には、前記受圧ピストン部、弁
座およびばねの協働作用を以て制御された第1油圧室の
出力油圧と、前記開閉弁の閉弁を以て上昇を抑えられた
第2油圧室の出力油圧とを平衡ピストンを介して互いに
平衡させて、左、右の後輪ブレーキに伝達される制動油
圧を常に等しく減圧制御することができる。
また一方の油圧系統が故障した場合の制動時には、前記
大怪弁杵部と小径弁村部との断面積の前記比率から、正
常な系統の油圧室の出力油圧の昇圧制御点または減圧作
用開始圧力を当初の略2倍に上昇補正することができ、
従って、両油圧系統とも正常な場合の制動時と略同様の
制動効果が得られる上、その際の後輪制動油圧の前輪制
動油圧に対する減圧制御効果によって、後輪のロックを
効果的に防止することができる。しかも本発明袋直では
高価な減圧制御用ピストン弁が一個使用されるだけであ
るから、コストの低減に寄与し得るところ大である。
大怪弁杵部と小径弁村部との断面積の前記比率から、正
常な系統の油圧室の出力油圧の昇圧制御点または減圧作
用開始圧力を当初の略2倍に上昇補正することができ、
従って、両油圧系統とも正常な場合の制動時と略同様の
制動効果が得られる上、その際の後輪制動油圧の前輪制
動油圧に対する減圧制御効果によって、後輪のロックを
効果的に防止することができる。しかも本発明袋直では
高価な減圧制御用ピストン弁が一個使用されるだけであ
るから、コストの低減に寄与し得るところ大である。
第1図は本発明の一実施例の縦断正面図、第2図はマス
タシリンダの出力油圧と後輪ブレーキ油圧との関係を示
すグラフである。 M……マスタシリンダ、P,,P〆…・第1、第2出力
ボート、2・・・・・・弁函、3,,32・・・・・・
入口としての第1、第2入口、4,,42……出口とし
ての第1、第2出口、5・・・・・・達通孔、6,,6
2・…・・油圧室としての第1、第2油圧室、7・・…
・受圧ピストン部、8・・・・・・大径弁杵部、9・・
・…小蓬弁村部、10……制御用ピストン弁、12……
弁座、13・・・・・・ばね、14・・・・・・開閉弁
、15・・・・・・平衡ピストン、16・・・・・・弁
体、20・…・・弁座。 第1図第2図
タシリンダの出力油圧と後輪ブレーキ油圧との関係を示
すグラフである。 M……マスタシリンダ、P,,P〆…・第1、第2出力
ボート、2・・・・・・弁函、3,,32・・・・・・
入口としての第1、第2入口、4,,42……出口とし
ての第1、第2出口、5・・・・・・達通孔、6,,6
2・…・・油圧室としての第1、第2油圧室、7・・…
・受圧ピストン部、8・・・・・・大径弁杵部、9・・
・…小蓬弁村部、10……制御用ピストン弁、12……
弁座、13・・・・・・ばね、14・・・・・・開閉弁
、15・・・・・・平衡ピストン、16・・・・・・弁
体、20・…・・弁座。 第1図第2図
Claims (1)
- 1 弁函に、マスタシリダの第1および第2出力ポート
とそれぞれ接続される2つの入口と、左、右の後輪ブレ
ーキとそれぞれ接続される2つの出口と、一方の入口と
出口、および他方の入口と出口の各間をそれぞれ連通す
る第1および第2油圧室と、その両油圧室を連通する連
通孔とを形成し、受圧ピストン部を境として大径弁杆部
と小径弁杆部とを有する制御用ピストン弁の大径弁杆部
を前記第1油圧室内に摺動可能に設けると共に、該小径
弁杆部を前記連通孔を通して前記第2油圧室内に突入さ
せ、前記第1油圧室内には、前記受圧ピストン部と協働
して前記第1または第2出力ポートの出力油圧を同ポー
トに連なる後輪ブレーキに比例的に減圧して伝達するた
めの弁座と、前記ピストン弁の減圧作用開所圧力を決定
するばねとを配設し、前記第2油圧室内には、非制動時
に前記小径弁杆部によつて開弁状態を保持され、また同
小径弁杆部が前記第1油圧室側へ一定ストローク以上摺
動すると閉弁される、該第2油圧室の入口と出口間を連
通、遮断するための開閉弁と、前記両油圧室間を遮断す
るよう前記小径弁杆部に摺動可能に嵌挿されて前記両出
口の各油圧を平衡させる平衡ピストンとを配設し、前記
大径弁杆部の断面積を小径弁杆部の断面積の略2倍に設
定し、また前記ピストン弁の受圧ピストン部がその弁座
に着座するまでの距離を前記開閉弁の弁体がその弁座に
着座するまでの距離と同等若しくはそれよりも大きく設
定してなる、車輌用ブレーキ油圧制御弁装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54110630A JPS6015496B2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | 車輌用ブレ−キ油圧制御弁装置 |
US06/181,845 US4346941A (en) | 1979-08-30 | 1980-08-27 | Hydraulic pressure control valve device of hydraulic brake system for vehicles |
GB8027748A GB2062152B (en) | 1979-08-30 | 1980-08-27 | Dual-circuit brake pressure regulating valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54110630A JPS6015496B2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | 車輌用ブレ−キ油圧制御弁装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8316780A Division JPS5634560A (en) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | Hydraulic brake controlling valve for vehicle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5634556A JPS5634556A (en) | 1981-04-06 |
JPS6015496B2 true JPS6015496B2 (ja) | 1985-04-19 |
Family
ID=14540623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54110630A Expired JPS6015496B2 (ja) | 1979-08-30 | 1979-08-30 | 車輌用ブレ−キ油圧制御弁装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4346941A (ja) |
JP (1) | JPS6015496B2 (ja) |
GB (1) | GB2062152B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3237754C2 (de) * | 1982-10-12 | 1987-02-19 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Bremsdrucksteuereinheit für eine hydraulische Fahrzeugbremsanlage |
DE3315667A1 (de) * | 1983-04-29 | 1984-10-31 | Volžskoe ob"edinenie po proizvodstvu legkovych avtomobilej, Tol'jatti, Kujbyševskaja oblast' | Druckregler fuer zweikreisbremssyteme von fahrzeugen |
CN114754167A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-07-15 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种梭阀 |
CN118309819B (zh) * | 2024-06-11 | 2024-08-23 | 山东德瑞矿山机械有限公司 | 一种铲运车液压控制阀 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5526021B2 (ja) * | 1974-05-02 | 1980-07-10 | ||
DE2744407C2 (de) * | 1977-10-03 | 1986-06-05 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Bremsdrucksteuereinheit für hydraulische Fahrzeugbremsanlagen |
JPS54138238A (en) * | 1978-04-18 | 1979-10-26 | Toyota Motor Corp | Liquid pressure control device for dual-system brake device for vehicle |
-
1979
- 1979-08-30 JP JP54110630A patent/JPS6015496B2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-08-27 US US06/181,845 patent/US4346941A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-08-27 GB GB8027748A patent/GB2062152B/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2062152A (en) | 1981-05-20 |
GB2062152B (en) | 1983-11-23 |
JPS5634556A (en) | 1981-04-06 |
US4346941A (en) | 1982-08-31 |
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