JPS6015408Y2 - 小型モ−タのステ−タ - Google Patents
小型モ−タのステ−タInfo
- Publication number
- JPS6015408Y2 JPS6015408Y2 JP8938178U JP8938178U JPS6015408Y2 JP S6015408 Y2 JPS6015408 Y2 JP S6015408Y2 JP 8938178 U JP8938178 U JP 8938178U JP 8938178 U JP8938178 U JP 8938178U JP S6015408 Y2 JPS6015408 Y2 JP S6015408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- stator core
- stator
- guide plate
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、小型モータのステータに関するものである
。
。
従来、小型モータのステータにコイルを自動巻きする場
合に、コイル巻回時の作業性がよく、巻回されたコイル
の形状保持性が良好で鉄心部分との絶縁性も良好に維持
することができるように絶縁材によるコイル保持器を用
いることが行なわれている。
合に、コイル巻回時の作業性がよく、巻回されたコイル
の形状保持性が良好で鉄心部分との絶縁性も良好に維持
することができるように絶縁材によるコイル保持器を用
いることが行なわれている。
その−例を示すと第1図および第2図に示すように構成
されている。
されている。
すなわち、複数枚の鉄心板1を積層させてステータコア
2を形威し、このステータコア2の磁極3の外側に溝状
の凹部4を形威し、この凹部4内に絶縁材によるコイル
保持器5を取付けている。
2を形威し、このステータコア2の磁極3の外側に溝状
の凹部4を形威し、この凹部4内に絶縁材によるコイル
保持器5を取付けている。
このコイル保持器5にはコイル6を保持する二個のコイ
ル保持部7が形威され、これらのコイル保持部7は板状
の端結部8により連結されている。
ル保持部7が形威され、これらのコイル保持部7は板状
の端結部8により連結されている。
そして、連結部8の高さよりも凹部4の深さの方がかな
り大きいので、ステータコア2の外周面とコイル保持器
5の外面との間にかなりの段差が生じ、この段差部分を
自動巻線機のガイド板9に嵌合させている。
り大きいので、ステータコア2の外周面とコイル保持器
5の外面との間にかなりの段差が生じ、この段差部分を
自動巻線機のガイド板9に嵌合させている。
すなわち、このガイド板9には両側に突部10のある溝
部11が形威されており、ステータコア2の搬送案内を
行なわせている。
部11が形威されており、ステータコア2の搬送案内を
行なわせている。
このようなことから、コイル保持器5の外周側に必ずス
テータコア2の突出部分を形成する必要があるものであ
るが、このようなことは鉄心形状を小型化し、かつ、板
取りを有効に行なわせるという意味からはきわめて不利
なものである。
テータコア2の突出部分を形成する必要があるものであ
るが、このようなことは鉄心形状を小型化し、かつ、板
取りを有効に行なわせるという意味からはきわめて不利
なものである。
また、コイル6の巻回時に第9図に示すように脱落コイ
ル6aが発生することがあるが、この脱落コイル6aが
ステータコア2に接触することを防ぐことができない。
ル6aが発生することがあるが、この脱落コイル6aが
ステータコア2に接触することを防ぐことができない。
しかも凹部4の深さが深いため、脱落コイル6aがその
ステータコア2に接触してそれ以上は移動しないが、四
部4の深さが浅いと脱落コイル6aはさらに中央寄りに
移動してしまう。
ステータコア2に接触してそれ以上は移動しないが、四
部4の深さが浅いと脱落コイル6aはさらに中央寄りに
移動してしまう。
この考案は、このような点に鑑みなされたもので、鉄心
形状が小型でよく、ガイドも簡単な形状でよく、しかも
コイルの保持性の良好なコイル保持器を備えた小型モー
タのステータを得ることを目的とする。
形状が小型でよく、ガイドも簡単な形状でよく、しかも
コイルの保持性の良好なコイル保持器を備えた小型モー
タのステータを得ることを目的とする。
この考案は、コイル巻回部を有して内周方向に突出する
複数の磁極とこれらの磁極の外周側に位置して積層方向
に貫通する溝状の凹部とを有するステータコアを形威し
、このステータコアの前記凹部内にその積層方向の外側
に位置する二個のコイル保持部を有する絶縁材によるコ
イル保持器を取付け、前記コイル保持部のそれぞれの内
側に自動巻線機のガイド板に係合する突起を形成したこ
とを特徴とするものである。
複数の磁極とこれらの磁極の外周側に位置して積層方向
に貫通する溝状の凹部とを有するステータコアを形威し
、このステータコアの前記凹部内にその積層方向の外側
に位置する二個のコイル保持部を有する絶縁材によるコ
イル保持器を取付け、前記コイル保持部のそれぞれの内
側に自動巻線機のガイド板に係合する突起を形成したこ
とを特徴とするものである。
したがって、自動巻線機のガイド板に係合する突起をコ
イル保持器に形成したので、鉄心がどのような形状であ
ってもガイド板による案内を行なわせることができ、ガ
イド板自体も単純な形状でよく、突起間隔の寸法精度も
コイル保持器が合成樹脂による成形で形成しうるため、
寸法精度が高く、しかも突起はコイル保持部の内側に位
置するため、コイル保持性をより一層良好にさせうるよ
うに構成したものである。
イル保持器に形成したので、鉄心がどのような形状であ
ってもガイド板による案内を行なわせることができ、ガ
イド板自体も単純な形状でよく、突起間隔の寸法精度も
コイル保持器が合成樹脂による成形で形成しうるため、
寸法精度が高く、しかも突起はコイル保持部の内側に位
置するため、コイル保持性をより一層良好にさせうるよ
うに構成したものである。
この考案の一実施例を第3図ないし第6図に基いて説明
する。
する。
まず、12は鉄心板13を複数枚積層してリベット14
により一体化したステータコアで、このステータコア1
2の内部には絶縁板15を介在させつつコイル16が巻
回されるコイル巻回部17と磁極18とが形成されてお
り、これらの磁極18の外側には前記鉄心板13の積層
方向にそわせた溝状の積層方向にそわせた溝状の凹部1
9が形成さている。
により一体化したステータコアで、このステータコア1
2の内部には絶縁板15を介在させつつコイル16が巻
回されるコイル巻回部17と磁極18とが形成されてお
り、これらの磁極18の外側には前記鉄心板13の積層
方向にそわせた溝状の積層方向にそわせた溝状の凹部1
9が形成さている。
この凹部19には合成樹脂による絶縁性を有するコイル
保持器20の連結部21が嵌め込まれている。
保持器20の連結部21が嵌め込まれている。
この連結部21はその高さが前記凹部19の深さとや)
一致している。
一致している。
そして、前記連結部21の下方にはコの字状の係合部2
2が形成され、この保合部22の一方にはコイル保持部
23が外方へ開放して形成され、他方には端子台24を
介してコイル保持部25が形成されている。
2が形成され、この保合部22の一方にはコイル保持部
23が外方へ開放して形成され、他方には端子台24を
介してコイル保持部25が形成されている。
前記端子台24には一対の端子26が挿着されている。
ついで、前記コイル保持部23の内面と前記記コイル保
持部25の内面、厳密には前記端子台24の内面には突
起27が一体的に突出形成されている。
持部25の内面、厳密には前記端子台24の内面には突
起27が一体的に突出形成されている。
なお、28は自動巻線機に設けられたガイド板で、この
ガイド板28は前記突起27の間隔に合わせた幅の断面
矩形状の単純な形状をしている。
ガイド板28は前記突起27の間隔に合わせた幅の断面
矩形状の単純な形状をしている。
また、第8図において、29は丁字形に形成されたニー
ドルで、前記ステータコア12の内部をその軸心に沿っ
て往復動するとともにその前後で先端が略180度毎に
往復回動する。
ドルで、前記ステータコア12の内部をその軸心に沿っ
て往復動するとともにその前後で先端が略180度毎に
往復回動する。
そして、前記ニードル29には二本のワ・イヤ30が挿
通され、それぞれ先端部から引き出されている。
通され、それぞれ先端部から引き出されている。
このような構成において、自動巻線機によるコイル16
の巻回作業をするには、ステータコア12の凹部19に
コイル保持器20を嵌着させた上でガイド板28に係合
させる。
の巻回作業をするには、ステータコア12の凹部19に
コイル保持器20を嵌着させた上でガイド板28に係合
させる。
これにより、ステータコア12はガイド板28に案内さ
れて必要位置に順次送られ、コイル保持部23.25と
コイル巻回部17との間にコイル16が巻回される。
れて必要位置に順次送られ、コイル保持部23.25と
コイル巻回部17との間にコイル16が巻回される。
すなわち、第8図に示す状態よりニードル29を回転さ
せると、ワイヤ30はコイル保持部25に巻回された後
、他方のコイル巻回部17に位置する。
せると、ワイヤ30はコイル保持部25に巻回された後
、他方のコイル巻回部17に位置する。
そして、ニードル29を軸心方向に移動させてその先端
部をステータコア12の反対側に位置させ、ニードル2
9を逆方向に回動させる。
部をステータコア12の反対側に位置させ、ニードル2
9を逆方向に回動させる。
このような繰り返しによりコイル16が巻回されるが、
この構造は従来周知のものであり、第8図にてはワイヤ
30を案内するシュラウド(ワイヤガイド)の図示を省
略している。
この構造は従来周知のものであり、第8図にてはワイヤ
30を案内するシュラウド(ワイヤガイド)の図示を省
略している。
したがって、ガイド板28は断面矩形状の単純なもので
よく、これにより、その製作が容易であり、しかもそれ
に嵌合する突起27形戊も成形により作りうろことから
寸法精度は高く、ステータコア12の搬送が円滑に行な
われる。
よく、これにより、その製作が容易であり、しかもそれ
に嵌合する突起27形戊も成形により作りうろことから
寸法精度は高く、ステータコア12の搬送が円滑に行な
われる。
また、コイル16が巻回された後の状態についてみると
、突起27がコイル押えとして作用し、巻回後のコイル
16の形状が良好に維持される。
、突起27がコイル押えとして作用し、巻回後のコイル
16の形状が良好に維持される。
なお、第7図に示すものはこの考案の変形例で、突起2
7のない状態でコイル保持器20を形成してからピン2
9を打込んで突起に代えたものである。
7のない状態でコイル保持器20を形成してからピン2
9を打込んで突起に代えたものである。
この考案は、上述のようにコイルを保持するコイル保持
器に突起を形成するようにしたので、ステータコアの形
状がどのようなものであってもガイド板による案内をす
ることができ、そのガイド板も簡単な形状でよく、突起
自体も成形で形成しうるため、寸法精度が高くて自動巻
線機内の搬送を円滑に行なうことができ、さらに、突起
はコイル保持部の内側に位置しているので、コイル押え
を兼ねることができてコイルの形状保持性を良好にする
ことができる等の効果を有するものである。
器に突起を形成するようにしたので、ステータコアの形
状がどのようなものであってもガイド板による案内をす
ることができ、そのガイド板も簡単な形状でよく、突起
自体も成形で形成しうるため、寸法精度が高くて自動巻
線機内の搬送を円滑に行なうことができ、さらに、突起
はコイル保持部の内側に位置しているので、コイル押え
を兼ねることができてコイルの形状保持性を良好にする
ことができる等の効果を有するものである。
第1図は従来例を示す縦断側面図、第2図はその縦断面
図、第3図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図、第
4図は縦断側面図、第5図はその縦断正面図、第6図は
コイル保持器の側面図、第7図は変形例を示す側面図、
第8図はガイド板に保持さてコイルの巻回をしている状
態の斜視図、第9図は従来の脱落コイルが発生した状態
の縦断側面図である。 12・・・・・・ステータコア、16・・・・・・コイ
ル、17・・・・・・コイル巻回部、18・・・・・・
磁極、19・・・・・・凹部、20・・・・・・コイル
保持器、23・曲・コイル保持部、25・・・・・・コ
イル保持部、27・曲・突起、28・・・・・・ガイド
板。
図、第3図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図、第
4図は縦断側面図、第5図はその縦断正面図、第6図は
コイル保持器の側面図、第7図は変形例を示す側面図、
第8図はガイド板に保持さてコイルの巻回をしている状
態の斜視図、第9図は従来の脱落コイルが発生した状態
の縦断側面図である。 12・・・・・・ステータコア、16・・・・・・コイ
ル、17・・・・・・コイル巻回部、18・・・・・・
磁極、19・・・・・・凹部、20・・・・・・コイル
保持器、23・曲・コイル保持部、25・・・・・・コ
イル保持部、27・曲・突起、28・・・・・・ガイド
板。
Claims (1)
- コイル巻回部を有して内周方向に突出する複数の磁極と
これらの磁極の外周側に位置して積層方向に貫通する溝
状の凹部とを有するステータコアを形威し、このステー
タコアの前記凹部内にその積層方向の外側に位置する二
個のコイル保持部を有する絶縁材によるコイル保持器を
取付け、前記コイル保持部のそれぞれの内側に自動巻線
機のガイド板に係合する突起を形威したことを特徴とす
る小型モータのステータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8938178U JPS6015408Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 小型モ−タのステ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8938178U JPS6015408Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 小型モ−タのステ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS557559U JPS557559U (ja) | 1980-01-18 |
JPS6015408Y2 true JPS6015408Y2 (ja) | 1985-05-15 |
Family
ID=29016725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8938178U Expired JPS6015408Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 小型モ−タのステ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015408Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-30 JP JP8938178U patent/JPS6015408Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS557559U (ja) | 1980-01-18 |
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