JPS60153362A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔技術分野〕 本発明は記録装置に係り、さらに詳しくは装置の側面を
利用して記録紙の巻きぐせを小さくした記録装置に関す
るものである。 〔従来技術〕 従来のこの種の記録装置を第１図に示す。 第１図は記録装置の一例としてのファクシミリ装置を示
しており、このファクシミ’Ｊ　装置１は原稿台２」二
で原稿を送りながら光学系３によって原稿から情報を読
取り、画像情報を送信する画像読取送信系と、受信した
画像情報

【こ従って記録紙ロール４から送り出されたプ
ラテンローラ５によって移送される感熱記録紙６上にサ
ーマルヘッド７によって画像を記録する画像受信記録系
とを備えている。 ８は電源部である。 ファクシミリ装置の図中左側の上端部には原稿台２から
順次送り出される原稿９を収納するための原稿用収納ト
レイ１０が設けられている。 また、装置の右側にはサーマルヘッド７により画像を記
録された後、上下の切断歯から成るカッタ装置１１によ
って所定の長さに切断された記録済の記録紙を切断する
収納トレイ１２が設けられている。 このような装置においてはトレイ】０及び１２が装置本
体の両側に突出しているため、装置本体を小型化しても
これらのトレイの張出しのために実際の設置スペースは
あまり小さくできない。 これらのトレーを装置の一方の側にまとめて設ければい
ずれか一方のトレイの分だけ設置スペースを小さくする
ことができるが、このように本体の一方に集中させて設
けると原稿及び記録紙の両性の低下につながり、さらに
は大幅なコストアップとなる。 また、記録紙用トレイ１２上に排出される記録紙は画面
を上側にして排出されるため、複数枚の記録を順次作成
する場合には第１頁が最も下側に、最終ページが最も上
側になるように重ねられてしまい、記録操作の終了後に
ページを揃えなければならないという欠点がある。 また、最近は装置本体の小型化の要求に合わせて、記録
紙の長さは同じまま、その外形を少しでも小さくしよう
とする傾向にある。 この結果巻芯をできるだけ小直径にすることになり、記
録紙の巻ぐせはさらに顕著になってしま一方、記録紙の
案内は板状のガイド板などで行なわれるが、このガイド
板と記録紙排出用のローラとの間の間隔が記録紙の厚み
以」二あると、ガイド板とローラとの間に記録紙が入り
込んでしまったり、ローラに巻付いてしまうトラブルが
発生しやすい。また、排出された１枚目の記録紙の巻き
ぐせによって、２枚目以後の記録紙が正しい状態で排出
されなくなる。 このような現象は記録紙の巻ぐせが強くなるほど発生し
やすいことになる。 このようなトラブルを防止するためにはガイド板とロー
ラの隙間を記録紙の厚み程度の精度を持って調整する必
要があり、この調整はがなり熟練を要する面倒な作業と
なってしまう。 すなわち、ガイド板が一体となったカッター装置１１全
体を移動させ、ガイド板とプラテンローラとの間の間隔
を調整すると、カッター装置１１とトレー１２との位置
関係がずれてしまい記録紙６の搬送に関するカッター装
置１】とトレー１２との間の理想的な位置関係が保たれ
なくなってしまう。 このように従来においてはガイド板と記録紙の排出用の
ローラとの間隔の調整は極めて困難であった。 また、このように記録紙の巻ぎぐせが強くなると通常の
トレイでは切断された記録紙が丸まってしまいスムーズ
に重ねて収納するこ々は困難であった。 〔目　的〕 本発明は以」二のような従来の欠点を除去するために成
されたもので記録紙に巻ぐせがあっても、長短があって
も確実に収納することができる収納部を備えた記録装置
を提供することを目的としている。 本発明においては上記の目的を達成するために記録紙の
排出部の外側に記録紙の先端を接触してこれを下方に導
く第］のガイド部材を設け、これと対向して内側Ｑこ記
録紙、の収納空間を形成するための第２のガイド部材を
設け、該第２のガイド部材に記録紙の巻きぐせを小さく
するための突出部を形成する構造を採用した。 〔実施例〕 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。 第２図以下は本発明の一実施例を説明する゛もので、図
中第１図と同一部分又は相当する部分には同一符号を付
しその説明は省略する。 本実施例にあっては、記録紙６の排出部ｌａ側に記録紙
の収納部１３を設けである。 この収納部１３は排出された記録紙が接触しこれを下方
に導く第１のガイド部材１４と、この第１のガイド部材
１４と対向して配置され、記録紙の収納空間１５を形成
するための第２のガイド部材１６を備えている。 第２のガイド部材１６は装置本体側のスティ１７に一体
的に固定されており、合成樹脂などから形成されている
。 この第２のガイド部材１６の下端に、前記第１のガイド
部材１４の下端がピン１８を介して回動可能に軸承され
ている。 なお、図示の例においては、これらガイド部材は板状の
ものとして示されているが、必ずしも板状である必要は
なく、例えば縦方向に複数本の針金を配列した構造でも
良く、要は記録紙の移動を阻止することができ、切断さ
れた記録紙を収納空間１５内に案内できる構造であれば
良い。 また、第１のガイド部材１４と装置本体側との間には図
示していないが第１のガイド部材を直立状態に保つこと
がでとるクリック機構が設けられており、第１のガイド
部材は直立状態を保つことができると共に、図に鎖線で
示すように軸１８を中心として回動させ、下方に開いた
状態にすることができる。 この状態にあっては第１のガイド部材１４の起端が第４
図に示すようにステイ１７によってその回動弁を規制さ
れる。 またこの状態にあっては記録紙６は第１のガイド部材１
４に沿って移動し、この時には第１のガイド部材１４は
記録紙の排出案内部を形成することになる。 記録紙の切断長さが短い時や、あるいは文通に長すぎる
場合には第１のガイド部材１４はこのように開いた状態
で用いる。 また、一度に多量の記録紙を収納し、収納能力を超えた
時には、前述したクリック機構を記録紙の重みによって
自動的に解除させ、第１のガイド部材１４を開いた状態
にすることもできる。 ところで、第１のガ、イド部材１４を第３図に示すよう
に直立状態にすると、収納空間１５の下部は第１及び第
２のガイド部材１４．１６の下端部に至るほど狭くなる
閉塞部１９が形成される。 図示の例においては収納空間１５はＶ字型に形成され、
その底部に閉塞部１９が形成されている。 ところで、この閉塞部１９の具体的な構造は第５図、第
８図に示すように構成されている。 すなわち、第１のガイド部材１４の内側面側には複数条
のリブ２２が上下が拘に沿って突設されている。 これらリブ２２の下端部には突出部２２ａが形成されて
いる。 また、リブ２２は上端になるほど狭くなるように形成さ
れており、傾斜した状態となっている。 一方、第２のガイド部材１６の下端部には第５図に示す
ように切欠部１６ａが形成されておりこれら切欠部１６
ａ中にリブ２２の下端部の突出部２２ａが嵌合されてい
る。また、突出部１６ｂは２つのリブ２２，２２で形成
される谷間に対向させて、相手側へ交互に突出させても
よく、又は突出部１６ｂとリブ２２を互いに対向させて
もよい。 そして、第１のガイド部材１４を垂直な状態に閉じた場
合にはリブ２２の側縁と第２のガイド部材１６とにより
Ｖ字状の空間が形成されこの空間の底部が幅狭の閉塞部
１９となる。 この閉塞部１９は後述するように供給されてくる引録紙
の先端部を確実に挟持する部分となり記録紙がどんなに
長くてもその先端を確実に挟持できる。 次に以上のように構成された本実施例の動作について第
５図〜第１０図と共に説明する。 まず、第５図に示すようにロール４から、ｌｌ出されて
きた記録紙６はサーマルヘッド７とプラテンローラ５と
の間に導かれ、情報に応じて画像情報が記録される。 その後、記録紙６はプラテンローラ５の回転によってカ
ッタ装置１１と一体的に設けられている上下のガイド板
１１ａ、１ｌｌ）間を通り、上下の切断歯から構成され
るカッタ装置の上下の歯の間に導かれる。 この時、プラテンローラ５と下側に位置するガイド板１
１ｂ＆の間の隙間が大きすぎると、記録紙６の先端がそ
の隙間に入ってしまうことになりガイド板１１ｂがプラ
テンローラ５に接触しているとプラテンローラ５を傷つ
けてしまう。 そこで、プラテンローラ５とガイド板１１ｂとの間の隙
間は記録紙６の１枚分の厚みよりも小さく、かつ接触す
ることのないようにする必要がある。 このために、前述したようにステイ１７（！ニ一体で、
かつ第２のガイド部材１６（！：も一体の支持部材２６
を設け、この支持部材２６と一体のカッタ装置１１及び
ガイド板１１ａ、ｉｌｂを設けである。 そして、支持部材２６の下端がステイ２６に設けられた
ブラケツ）２６ａを介して装置本体側の支軸２５に対し
て回動可能に設けである。 従って支持部材２６を回動させるだけで第６図に示すよ
うにガイド板１１ｂとプラテンローラ５との間の隙間を
自由に調整することができる。 このような調整を行なっても、収納部１３とカッタ装置
１１及びガイド板１１ａ、ｌｌｂとは一体化されている
ため、相互間の相対的位置関係は変わることがない。 このようにして調整されたガイド板１１ｂと上側に位置
するガイド板１．１　ａとの間を通って記録紙６は上下
の切断歯間を通過し、その先端は第５図に示すように外
側に位置する第１のガイド部材１４と接触し、７字状の
収納空間１５内に導かれてゆく。 この時第５図に示すように記録紙、６の先端６′と第１
のガイド部材１４の内側面とが形成する角θは鈍角であ
る。 この結果記録紙６の先端６′は第１のガイド部材１４の
内側面との間の接触抵抗が少ない状態でスムーズに閉塞
部１９側へ導かれてくる。 そして、記録紙６の先端は第１及び第２のガイド部材１
４，１６間の収納空間１５の底部に形成された閉塞部１
９によって挟まれる。 この状態で連続して記録紙が送り出されると記録紙の上
端部は第７図に示すように排出口１ａの−に端部をガイ
ドとして次第に外側に向かってループを形成し始める。 このループはやがて第８図に示すように大きくなって外
側にたれ下がる状態となる。 回転力を利用して第８図に矢印で示すように記録紙の上
端が外側に向かって反転し、記録紙の先端が閉塞部１９
に挟まれた状態で後端が装置外へたれ下がった状態とな
る。 これが第９図に示す状態である。 第９図は第２のガイド部材１６における記録紙の収納空
間側に突出部１６ｂ（破線）が存在していない場合で、
第１枚目の記録紙６ａと第２枚目の記録紙６ｂの収納状
態を示している。第９図では、第１枚目の記録紙６ａの
巻きぐせ（ふくらみ）によって第２枚目の記録紙６ｂの
先端が図の上方向へ押し上げられ、この為に第２枚目の
記録紙６ｂは収納空間１５の中に入る事が出来なくなる
。そこで、第１０図のように、第２のガイド部材１６に
おける記録紙の収納空間側に突出部１６ｂ（実線）を設
けると、第１枚目の記録紙６ａの巻きぐせが突出部１６
ｂによって押さえ込まれて巻きぐせ（ふくらみ）が少な
くなるため、第２枚目の記録紙６ｂの先端が収納空間１
５に入り込んで正しく収納される。このように突出部１
６ｂを設けると、第１枚目だけでなく、第２枚目及びそ
れ以後の記録紙が収納空間１５に正しく収納される。 以下同様にして記録紙の切断とその収納が行わ和 れるが、切断された記録紙はその記録画が下側となって
重なるため複数枚の記録紙を重ねた状態で取出し反転さ
せれば、ページがそろった状態となっている。 なお、上述した実施例にあっては記録紙の切断、収納の
みを例として説明したが原稿の切断、収納の場合にも適
用できることはもちろんである。 また、連続したロール紙を切断するものとして説明した
が、カッタを作動させずにあらかじめ、カットされた記
録紙を用いた場合にも適用できる。 〔効果〕 以」二の説明から明らかなように本発明によれば収納部
を構成する第２のガイド部材の記録紙収納空間側に突出
した凸部を形成し、第１及び第２のガイド部材の内側面
で記録紙の巻きぐせを少なくするため、第２枚目以後の
記録紙がそれ以前の記録紙の巻きぐせ（ふくらみ）によ
って収納空間への進入を阻　止される事なく確実に収納
される。 従って記録紙にどんなに巻ぐせがあってもどんなに長く
てもその一端を確実に挟持し収納することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来構造を説明する縦断側面図、第２図以下に
本発明の一実施例を説明するもので第２図は縦断側面図
、第３図は要部を説明する縦断側面図、第４図は収納部
を開いた状態の側面図、第５図は収納部の一部破断斜視
図、第６図は収納部の側面図、第７図は記録紙のガイド
状態を説明する側面図、第８図は第１のガイド部材の斜
視図、第９図９備１０図は収納方法を説明する縦断側面
図である。 ５・・・プラテンローラ　６・・・記録紙１１・・・カ
ッター装置　１３・・・収納部１４・・・第１のガイド
部材　１５・・・収納空間１６・・・第２のガイド部材
　１９・・・閉塞部第１図 ０ 第２図 １ 第３図 第５図 Ｍ７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロール状記録紙に記録を行なう記録装置において、記録
   紙の排出部に記録紙の収納部を設け、記録紙の先端と接
   してこれを下方に導く第１のガイド部材と、この第１の
   ガイド部材の内側に設けられ第１のガイド部材と対向し
   て記録紙の収納空間を形成する第２のガイド部材から構
   成し、該第２のガイド部材に記録紙の巻きぐせを少なく
   するための突出部を形成したことを特徴とする記録装置
   。