JPS6015335Y2 - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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Publication number
JPS6015335Y2
JPS6015335Y2 JP1594178U JP1594178U JPS6015335Y2 JP S6015335 Y2 JPS6015335 Y2 JP S6015335Y2 JP 1594178 U JP1594178 U JP 1594178U JP 1594178 U JP1594178 U JP 1594178U JP S6015335 Y2 JPS6015335 Y2 JP S6015335Y2
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JP
Japan
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resin
capacitor
capacitor element
adhesive tape
case
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Expired
Application number
JP1594178U
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JPS54118637U (ja
Inventor
博嗣 山本
清 松田
Original Assignee
ニチコン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光硬化性樹脂をケースに用いたコンデンサに関
するもので、コンデンサの製造工程の簡略化、自動化に
よるコストの低減、気密性の向上と品質の安定性を計ろ
うとするものである。
従来より金属ケースに代って樹脂ケースを用いて樹皮さ
れるコンデンサが量産化されている。
これはその製造が容易で自動化が可能となり、コストの
点でも有利になるためである。
例えば第1図に示すような電解コンデンサにおいて、あ
らかじめ筒形に成形した熱可塑性樹脂ケース1内に電解
液を含浸したコンデンサ素子2を挿入し、樹脂ケース1
の開口部よりこのケース1と同材質の熱可塑性樹脂より
なる封口剤3を充填したものである。
しかし、上記の電解コンデンサはコンデンサ素子2と樹
脂ケース1との間に封口剤3によって充填されているた
め空間がないので、温度の影響を受けて電解液が漏れ易
く、気密性に欠ける。
また樹脂ケースが高価であるなどの欠点があった。
本考案は上記の欠点を除去するために考案されたもので
、以下第2図〜第6図に示す実施例について説明する。
第2図は粘着テープ4にゲル状光硬化性樹脂5を塗布し
た状態のテープの斜視図で、粘着テープ4の材質は布、
クラフト紙、ポリエステルフィルムなどが有効である。
第3図はコンデンサ素子2より大なる直径を有する円板
状樹脂などからなる隔離板6にコンデンサ素子2より引
出し、リード線9と接続したタブ8を嵌込み、上記ゲル
状光硬化性樹脂5を外面に塗布した粘着テープ4を隔離
板6の外周に貼合せた組立途中の電解コンデンサの断面
図である。
隔離板6の材質はポリプロピレン樹脂、エポキシ樹脂、
フェノール樹脂などが有効である。
上述のゲル状光硬化性樹脂にチクソトロピック剤を混合
するなどして粘度を8X1(7”P(ポアズ)以上に調
整したものが用いられ、ゲル状であるため巻回し易く、
粘着テープ4の重なり部分に樹脂層が介在するので、生
産性および気密性が著しく向上する。
第4図は第3図のゲル状光硬化性樹脂5を光硬化装置で
完全に硬化させて樹脂ケースを形成した後、両端部の隔
離板6の外面部およびこのケースの開口部に熱硬化性樹
脂または光硬化性樹脂などの樹脂7を充填して硬化させ
完成した電解コンデンサの断面図である。
本考案の電解コンデンサは上記のように構成されている
ので、コンデンサのケースは樹脂を成形加工する必要は
なく、連続した粘着テープ4に塗布された光硬化性樹脂
5を隔離板6に所定の長さを巻き付けて粘着テープ4を
切断し、短時間で光硬化させて樹脂ケースを形成するた
め、製造工程の連結が容易となり、自動化が計れる。
またコンデンサ素子2とケース内面との間に空間10が
保たれるので、電解液が漏れることはない。
さらにコンデンサ素子2から引出されたタブ8やリード
線9は光硬化させた樹脂ケース5とともに固着されて密
封されているので、気密性が良く、高温で長時間使用し
ても電気的特性の変化は微少である。
次に定格50WV、 100μFの電解コンデンサを第
1図に示す従来品と、第4図に示す本考案品について各
1噌製作し、85℃において100(転)間定格電圧印
加の寿命試験を実施した結果、試験前後の特性は表に示
すように本考案品は特性の変化率が極めて小さく、安定
していることが立証された。
第5図は他の実施例を示し、粘着テープ4はコンデンサ
素子2に直接巻回したものである。
第3図〜第5図において、隔離板6は粘着テープ4によ
って固着されるので、いずれも空間10が保持でき製造
中ずれることはない。
なお、上記はリード線9が互に反対方向に引出されたチ
ューブラ形電解コンデンサについて説明したが、第6図
に示すようにリード線9が同一方向に引出されたもので
も、また形状も円筒形に限らず偏平形、角形などに応用
でき、紙コンデンサ、フィルムコンデンサなどにおいて
も同様な効果を奏するものである。
さらに上記隔離板6の外表面に、あらかじめゲル状樹脂
を塗布したものを使用すれば樹脂7の充填を省略しても
よい。
上記のように本考案はコンデンサ素子もしくは隔離板の
外周にコンデンサ素子よりも広幅のゲル状光硬化性樹脂
を塗布した粘着テープを巻回してこの樹脂を硬化させる
ため、コンデンサの外装が短時間にしかも連続して製作
できるので、組立の自動化が計れ、経済的かつ電気的特
性の安定した信頼性の高いコンデンサが得られ、工業的
ならびに実用的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の樹脂ケースに収納した電解コンデンサの
断面図、第2図は本考案に係るテープの斜視図、第3図
および第4図は本考案の一実施例を示し、第3図イは電
解コンデンサの組立途中の断面図、口は同第3図の側面
図、第4図は完成品の断面図、第5図および第6図は本
考案のコンデンサの他の実施例の断面図である。 2・・・・・・コンデンサ素子、4・・・・・・粘着テ
ープ、5・・・・・・ゲル状光硬化性樹脂、6・・・・
・・隔離材、7・・・・・・樹脂、8・・・・・・タブ
、9・・・・・・リード線、10・・・・・・空間。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)コンデンサ素子の両端部にコンデンサ素子径と同
    等かもしくは大なる隔離板を設け、ゲル状光硬化性樹脂
    を外面に塗布した粘着テープで上記隔離板を固定し、該
    樹脂を硬化させてコンデンサ素子の外装をしてなるコン
    デンサ。
  2. (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のコンデ
    ンサにおいて、粘着テープで囲繞された開口部を樹脂で
    封止したもの。
JP1594178U 1978-02-09 1978-02-09 コンデンサ Expired JPS6015335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1594178U JPS6015335Y2 (ja) 1978-02-09 1978-02-09 コンデンサ

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JP1594178U JPS6015335Y2 (ja) 1978-02-09 1978-02-09 コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPS54118637U JPS54118637U (ja) 1979-08-20
JPS6015335Y2 true JPS6015335Y2 (ja) 1985-05-14

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ID=28838543

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