JPS60152644A - 強化銅合金及びその製造方法 - Google Patents

強化銅合金及びその製造方法

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JPS60152644A
JPS60152644A JP856284A JP856284A JPS60152644A JP S60152644 A JPS60152644 A JP S60152644A JP 856284 A JP856284 A JP 856284A JP 856284 A JP856284 A JP 856284A JP S60152644 A JPS60152644 A JP S60152644A
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正義 長谷川
Shigeo Hagino
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MIYOSHI GOKIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、銅合金よシも高融点の酸化物としてzro
、をcr及びRBを含む溶融鋼合金に微細に噴射分散さ
せることによシ、銅合金の耐熱、耐摩耗性を向上させた
強化鋼合金を得させることを目的とする強化鋼合金及び
その製造方法に係L i 、 crXo、s〜i、z@
を″含み、更にLi、yg及びREのうち7種以上を含
む銅合金溶湯に、前記銅合金よシも高融点の酸化物とし
てZrO,が微細に噴射分散されていることを特徴とす
る強化銅合金または、11゜Cγ、θ、j−i、zチを
含み、更に、L’sMg及びRBのうち7種以上を含む
銅合金を溶融し、その銅合金溶湯を金型等に流汗し、そ
の流汗の際に、その銅合金溶湯の流れに、前記鋼合金よ
シも高融点の酸化物としてのZfO,の粒子を噴射して
、その高融点の酸化物としてのzt’o、の粒子を微細
に分散させて強化銅合金を得させることを特徴とし、そ
の実施態様として、crXO,j〜八へチを含み、更に
、Li、Mg及び希土類元素のうち1種以上θ、θ!〜
0、j %を銅合金溶湯に、前記銅合金よりも高融点の
酸化物としてZ?’O!が微細に噴射分散され、cr、
 0.、t〜/、1%を含み、更に、L$、Mj7及び
RNIのうち1種以上o、or〜OJ%を含む銅合金溶
湯にzro、が微詩散されているか、または、前記銅合
金としては、crO0j〜/、jfA、Z?’XO,1
0−0,170%を含み、更に、’Lt、Mg及びR1
のうち1種以上のo、or−o、zチを含むものが用い
られているものである。
従来、tst−crまたはcm−cr−zr系銅合金は
軟化温度が純銅に較べて高く、且つ導電性が良好な銅合
金として、特に抵抗溶接電極用鋼合金として広く使用さ
れている。
しかし、このような銅合金は、析出硬化性銅合金である
ために、純銅に比較すれば優れた特性を有しているもの
の、その時効温度以上に長時間さらされると、所謂、過
時効を起こし軟化する欠点がある。
これに対し、ここの出願の発明のように、crOJ〜i
、s@を含み、又は6 ro、j〜/ ej %及びZ
r、 、、、 0.10〜0.弘チを含む銅合金溶湯に
、前記鋼合金よりも高融点の酸化物としてzro、が噴
射分散されている銅合金によれば、微細に分散した酸化
物の粒子が、転位移動を妨げることに起因するため、高
温に対する軟化抵抗性が大きくなシ、きわめて高度の強
化銅合金が得られることになるので、高温度で使用され
る抵抗溶接電極用として頗る有用である。
而して、銅合金に、微細な粒子を分散する方法としては
、従来、表面酸化法、内部酸化法或いは共沈法等が用い
られているが、何れの場合にも、原料素材が粉末である
ために、作業が煩雑で量産化が困難である欠点があった
この困難を解決するために、既に鉄系合金においては、
噴射分散による分散強化が提案されている。
すなわち溶湯の表面張力及び接触角の低下を来す元素と
して酸化物生成傾向の大きなJl、 cr、 Nb、 
T(、zrを添加することによシ、微細粒子を溶湯内に
分散保持することが明白にされている。
これに対して、銅合金の場合には、前記kl、cr。
Nd、 Ti、Zrの添加では、満足すべき効果は得ら
れず、研究の結果、分散粒子の結晶と格子的合致性の高
い元素を添加することによシ、混入した分散粒子が系外
に排出されることなく、均一の微細な分散が得られるこ
とを見出し九。
分散粒子をZ?”O,とした場合に、低指数面における
分散粒子と、添加元素との格子常数の差と添加元素の格
子常数との比をδとしたとき、δ<1otsとなる元素
はLi、RE、Mg、Cu等であシ、その値は夫々、O
Jチ1.2チ、3チ、り、/チであるが、このうちLs
、RF!Mj7において良い分散状態が得られる。
以下、この出願の発明を実施例について次に説明する。
市販の電気鋼に、目標cr%に相当するCu−10%c
r母合金を加えた合計コKfを高周波誘導炉で溶解し、
温度/、2にlOcでカルシウムボロンの複合脱酸剤7
00 tI4fを添加脱酸した後、第1表の組成になる
ようzrおよびMg、LjXR1!fk、それぞれcu
 −70% Zr母合金、cu−jO%Mg母合金、金
属リチウム、ミツシュメタルの形で添加した。
用給粉器を用いて噴射して、2〜の鋳塊を得た。
部について、高温硬度およびクリープラブチャー試験を
行った。
また、比較のため電気銅2Kgを高周波誘導炉で溶解し
、温度1200 Gでカルシウムボロンの複合脱酸剤、
700frqiを添加、脱酸した後、この溶湯を金型に
鋳込む途中の溶湯流にJ 、J−KLi/iのArガス
とともに、粒径lμのZr○、の粉末をプラズマ溶射用
給粉器を用いて噴射してλ匂の鋳塊を得、(試料&I)
この鋳塊を1601Z’でJHr均質化処理を行った後
、同じくカーボンコ段しプリカ法による電顕観察を行っ
た。
第1表は、これらの電顕写真より、アンダーウッド法に
よシ、平均粒子径、体積率、粒子間距離を計算して示し
たものであるが、Mg、 Lj、 REの効果によシ平
均粒子径、粒子間距離は何れも減少し、一方体積率は向
上し、特に試料惠グ、黒よ、AtN洗7は優れた分散状
態を示している。
次頁につづく 第1図はago Cx / 、jmrの時効処理後、各
温度での高温硬さを示すものであシ、図中・印は試料&
/、X印は通常のcm−1,0%crの場合を示したも
ので、高温における硬さの増加が明らかである。
82図は本発明による分散材の耐熱性をより明確にする
ために、rooCにおけるクリープ試験の結果を示した
もので、上線は分散強化cu−/、0. cr−0゜(
WMgを示し、また下線は非分散ct6八0cr−0,
!Mgを示す。
また、図中ムは試料点/、Δ印は試料人/と同じ組成で
、噴射分散を行わなかった以外は、A’と同じ処理を施
したものについての試験結果であるが、明らかに分散材
は非分散材を上廻シ、特に100Hrにおける破断強度
は、分散材約θ* 7 j Kf/鰭、非分散材約O,
弘胸/■と約倍の強度を分散材は示している。
以上のようにこの出願の発明によれば、よシ耐熱性に優
れた抵抗溶接電極用材料が提供されることになる。
この出願の発明において、銅合金よシも高融点の酸化物
として特に、ZrO工を採用したことについて、詳細に
説明する。
(+)、r噴射粒子に必要な性質」としては下記の如き
ものが挙げられる。
/ン融点かマトリクスの金属の融点より高いこと。
コ)粒子が安定であること。そのためには標準生成自由
エネルギーが小さいこと。
3)転位によって粒子が切られない程度の大きい剛性率
を有すること。
す「密度が大きいこと。」密度の増加につれて体積率が
増加し、かつ平均粒子径を低下する。これは実験的事実
であるが、その原因としては、密度の大きなもの程、噴
射の際に直進性が良く、従って空気中への飛散も少なく
、歩留りよく溶融金属流に添加できること。或いは、噴
射酸化efEへ運動・lが太き一4%溶融金属流との接
触段階で入シやすい等が考えられづいる。
従って、上記の条件を満足すれば、特にZ?’O,に限
定する理由はないが、第2表に示すように、特に密度の
高いZrO,、を採用してよい結果が得られる。
第一2衆 酸化物の緒特性 (i+) 、 r銅合金としてcr銅合金を採用したコ
理由」従来抵抗溶接用材料としてOr−Cu、0r−Z
r−624が使用されている。
これに対して、この出願の発明において畔、銅合金よシ
も高融点の酸化物として、zrO□を、Crまたは、c
r及びzrを含む析出硬化型銅合金の溶融物に噴射分散
することによシ、析出硬化と分散強化との両方の利点を
併せ持った電極材料を提供しようとしたものである。
以上が、マトリクスとしてcr−cuあるいはer−z
r−axを選択した理由であるが、更にまた、分散制御
元素という面から見れば、6r、 Zr単体の添加では
、あまシ優れた分散制御元素であるとはいえないが、こ
れにさらに、Mg、 L(等を添加した場合、その複合
効果も期待された所である。例えば、第参表および第3
表に示したように、その複合効果は明らかに認められる
第3表 cr、 Zr、 L<の複合効果(ill) 
、 r zro、O粒子 J実験に使用し九zrへの粒
度はlμである。このzro。
粒子を噴射分散して実際に得られた分散粒子の太き一コ さは10μのオーダーまで小さくなっているわけである
が、この点が噴射分散における分散制御元素の効果であ
る。
また、噴射の際、粒子に与えられる熱衝撃もまた微細化
の一つの原因であると考えられている。
【図面の簡単な説明】
第1図は高温硬度を示す図、第一図は100 Cにおけ
るクリープ試験の結果を示す図、図中、(l)は分散粒
子、(2)は母相合金を示す。 発 明 者 長 谷 川 正 義 〃 萩 野 茂 雄 第1図 龜一度 °C 、) 手続補正書 昭和60年4月2λ日 昭和jタ 年特 許 願第 rzt−号事件との関係 
特許 出 願 人 三芳合°金工業株式会社 5、補正命令の日付 自 発 6、補正の対象 “眼 細 1 (2) 求の範囲第7項記載の強化鋼合金。 10本願の明細書全文を次のように補正する。 「 補正明細書 を発明の名称 強化鋼合金及びその製造方法2特許請求
の範囲 (1)。Or%O0S〜八s%を含み、更にLj、Mg
及び希土類元素(以下RBと略記する)のうちl種類以
上を含む銅合金溶湯に、前記鋼合金よシも高融点の酸化
物としてzro!が微細に噴射分散されていることを特
徴とする強化鋼合金。 (21、Or、 0.z−/ 、jqbを含み・、更に
Li、 ytg及び希土類元素のうち1種以上o、os
−o、zチを銅合金溶湯に、前記銅合金よシも高融点の
酸化物としてZrO,が微細に噴射分散されている特許
請求の範囲第1項記載の強化銅合金。 131 。Or、 0.6〜/ 、、t%、 zr、 
0,10〜0.III %を含み、更にLi、 Mg及
びREのうち7種以上o、os%〜o、zチを含む銅合
金溶湯にzro、が微細に噴射分散されている特許請(
81 上させた強化鋼合金を得させることを目的とする強14
+ 、 or、 o、j−/、z %を含み、更にII
i%Mg 及ヒRw〕うち1種以上を含む銅合金を溶融
し、その銅合金溶湯を金型等に流汗し、その流汗の際に
、その銅合金溶湯の流れに、前記銅合金よシも高融点の
酸化物としてのzt”o、の粒子を噴射して、その高融
点の酸化物としてのzro、の粒子を微細に分散させて
強化鋼合金を得させることを特徴とする強化鋼合金の製
造方法。 (51,前記鋼合金としては、Or、 0.に〜/ 、
j %%Zr、 0.10〜o、po%ttミ、更に、
L(% s及UR’w(D ’)ち1種以上o、or−
o、r Isを含むものが用いられて6る特許請求の範
囲第3項記載の強化鋼合金の製造方法。 3、発明の詳細な説明 この発明は、銅合金よシも高融点の酸化物としてzro
、をOr及びRNIを含む溶融鋼合金に微細に噴射分散
させることによシ、銅合金の耐熱、耐摩耗性を同化銅合
金及びその製造方法に係b、I −or、 o、z〜1
、jtIbを含み、更11CLi、 Mg及びR111
のうち7種以上を含む銅合金溶湯に、前記銅合金よシも
高融点の酸化物としてzra、が微細に噴射分散されて
いることを特徴とする強化鋼合金または、11゜or%
O,j−/J饅を含み、更にs 18% Mll及びR
111のうち7種以上を含む銅合金を溶融し、その銅合
金溶湯を金製等に流汗し、その流汗の際に、その銅合金
溶湯の流れに、前記鋼合金よシも高融点の酸化物として
のzraヨの粒子を噴射して、その高融点の酸化物とし
てのzro、の粒子を微細に分散させて強化銅合金を得
させることを特徴とし、その実施態様として、or%0
 、t −/ 、7%を含み、更に、L′t%Mg及び
希土類元素のうち1種以上o、or−o、zチを銅合金
溶湯に、前記銅合金よルも高融点の酸化物としてZrO
,が微細に噴射分散され、 or%0.2〜八j%を含
み、更に、Lt、 yg及びRFIのうち/@以上o、
os〜0゜!−を含む銅合金溶湯にZrO□が微細噴射
分散されているか、または、前記銅合金としては、or
%0.j〜/J %%zr、 0,10〜0゜4I0%
を含み、更に、xri、 Mg及び陀のうち1種以上の
0.06−OJ %を含むものが用いられているもので
ある。 従来、0u−Orまたはou−ar−zr系銅合金は軟
化温度が純銅に較べて高く、且つ導電性が良好な銅合金
として、特に抵抗溶接電極用鋼合金として広く使用され
ている。 しかし、このような銅合金は、析出硬化性銅合金である
ために、純銅に比較すれば優れた特性を有しているもの
の、その時効温度以上に長時間さらされると、所謂、過
時効を起こし軟化する欠点がある。 これに対し、この出願の発明のように、or、 o、s
〜/J%を含み、又はQ?’、OJ%lJ%及び1% 
0.10%〜0.44%を含む銅合金溶湯に、前記鋼合
金よシも高融点の酸化物としてzrO,が噴射分散され
ている銅合金によれに、微細に分散した酸化物の粒子が
、転位移動を妨げることに起因するため、高温に対する
軟化抵抗性が大きくなシ、きわめて高度の強化鋼合金が
得られることになるので、高温度で使用される抵抗溶接
電極用として頗る有用である。 而して、銅合金に、微細な粒子を分散する方法としては
、従来、表面酸化法、内部酸化法或いは共沈法等が用い
られているが、何れの場合にも、原料素材が粉末である
ために、作業が煩雑で量産化が困難である欠点が娶った
。 この困難を解決するために、既に鉄系合金においてはt
噴射分散による分散強化が提案されている。 すなわち溶湯の表面張力及び接触角の低下を来す元素と
して酸化物生成傾向の大きな11. or%Nbz T
 S %zrを添加することによシ、微細粒子を溶湯内
に分散保持することが明白にされている。 これに対して、銅合金の場合には、前記AJ、Or。 Nb%ri、 zrの添加では、満足すべき効果は得ら
れず、研究の結果、分散粒子の結晶と格子的合致性の高
い元lLを添加することによシ、混入し九分散粒子が糸
外に排出されることなく、均一の微細な分散が得られる
ことを見出した。 分散粒子をzTO!とじた場合に、低指数面における分
散粒子と、添加元素との格子常数の差と添加元素の格子
常数との比をδとし念とき、δ<to %となる元素に
Lj%REi、 MQ、 Oα等であシ、その値は、夫
々、o、sチ、コチ、J%%F、/ Toであるが、こ
のうちLj%Roll。 Mgにおいて良い分散状態が得られる。 以下、この出願の発明を実施例について次に説明する。 市販の電気鋼に嘱目*orsに相補する。x −io 
* Or母 、合金を加えた合計2Kft−高周波誘導
炉で溶解し、温度lコ00Cでカルシウムフロンの複合
脱酸剤700119を添加脱酸した後、第1表の組成に
なるようZrおよびM17、”’%R’Eaf、それぞ
れ(hL−to % Zr母合金、Ox −!0%Mt
;を母合金、金属リチウム、ミツシュメタルの形で添加
した。 この溶湯を金製に鈎込む途中の溶湯流にj 、j h/
cdのhrガスとともに、粒径Iμのz’ro、粉末を
プラズマ溶射用給粉器を用いて噴射して、コ匂の鋳塊t
−得た。 この鋳塊をrso CでJHr均質化処理を行なつ九後
、りfOCでimrの溶体化処理を施し、電顕観察およ
びその一部について、高温硬度およびクリ−グラ1チヤ
ー試験を行なった。 また、比較のため電気鋼2Kgを高周波誘導炉で溶負%
I−−ff1l/jθOy′ 11 す n−?) ^
 j 」J h ・ノ h)瘤ら 八 −シ島 台パ7
00mgを添加、脱酸した後、この溶湯を金型に鋳込む
途中の溶湯流に3゜sKg/adのArガスとともに、
粒径lμの2デO1の粉末をプラズマ溶射用給粉器を用
いて噴射して一縁の鋳塊を得、(試料ムj)この鋳塊を
fjOCでJHf均質化処理を行なった後、同じくカー
ボン2段レプリカ法による電顕観察を行なった。 第1表は、これらの電顕写真よシ、アンダーウッド法に
よシ、平均粒子径、体積率、粒子間距離を計算して示し
次ものであるが、 Mg、 Lt%REの効果によシ平
均粒子径、粒子間距離は何れも減少し、一方体積率は向
上し、特に試料ムダs A’% &&−&7は優れた分
散状態を示している。 第 l 裏 第7図は4140 CX 1.jHrの処理後、各温度
での高温硬さを示すものであシ、図中e印は試料A/、
X印は通常のOu−/ 、0 % Qrの場合を示した
もので、高温における硬さの増加が明らかである。 第2図は本発明による分散材の耐熱性をよシ明確にする
ために、Ir00Cにおけるクリープ試験の結果を示し
たもので、上線は分散強化Ox −1,0,Or −0
,01MQを示し、また下線は非分散Os、/、OCW
−OJMQを示す。 また、図中ムは試料A/sム印は試料A/と同じ組成で
、噴射分散を行なわなかつ次以外は%A/と同じ処理を
施したものについての試験結果であるが、明らかに分散
材は非分散材を上廻シ、特に100Hrにおける破断強
度は、分散材約0.7jKgl■、非分散材約o、+に
97.と約倍の強度を分散材は示している。 以上のようにこの出願の発明によれば、よシ耐熱性に優
れ次抵抗溶接電極用材料が提供されることになる。 この出願の発明において、銅合金よシも高融点の酸化物
として特に、z’ro、を採用したことについて、詳細
に説明する。 (i)、[”噴射粒子に必要な性質」としては下記の如
きものが挙げられる。 l)融点がマドリスクの金属の融点よシ高いこと。 コ)粒子が安定であること、その九めには標準生成自由
エネルギーが小さいこと。 3)転位によって粒子が切られない程度の大きい剛性率
を有すること。 す「密度が大きいこと、」密度の増加につれて体積率が
増加し、かつ平均粒子径を低下する。これは実験的事実
であるが、その原因としては、密度の大きなもの程、噴
射の際に直進性が良く、従って空気中への飛散も少なく
、歩留シよく溶融金属流に添加できること、或いは、噴
射酸化物の運動量が大きく、溶融金属流との接触段階で
入シやすい等が考えられている。 従って、上記の条件を満足すれば、特にZrO,に限定
する理由はないが、第2表に示すように、特に密度の高
いzt’o、を採用してよい結果が得られる。 第2表 酸化物の諸物件 (II)% r銅合金としてOr鋼合金を採用した理由
」従来抵抗溶接用材料として0デーOx、 0r−Zr
−Onが使用されている。 これに対して、この出願の発明においては、銅合金よシ
も高融点の酸化物として、 zro、を、 orまたは
、散することによシ、析出硬化と分散強化との両方の利
点を併を持った電極材料を提供しようとしたものである
。 以上が、マトリクスとして0r−Ox@るいはor−z
r−Ouを選択した理由であるが、更にまた、分散制御
元素という面から見れば、or、 zr単体の添加では
、あまシ優れた分散制御元素であるとはいえないが、こ
れにさらに、MQ、L<等を添加した場合、その複合効
果も期待された所である0例えば、第参表及び第1表に
示したように、その複合効果は明らかに認められる。 第参表 Or、 MQの複合効果 第3表 sr、 zr、 Liの複合効果(fiD、「
Zro、の粒度」 実験に使用したzro、の粒度は7μである。このZl
”O□粒子を噴射分散して実際に得られた分散粒子の太
き一λ さけioμのオーダーまで小さくなっているわけである
が、この点が噴射分散における分散制御元素の効果であ
る。 また、噴射の際、粒子に与えられる熱衝撃もまた微細化
の一つの原因であると考えられている。 仏間面の簡単な説明 第7図は高温硬度を示す図、第2図は(oo Cにおけ
るクリープ試験の結果を示す図である。」発 明 省 
長 谷 川 正 義 ! 萩 野 茂 雄 特許出願人 三芳合金工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ill 、 cr、 0.1−/、1%を含み、更にL
    i、Mg及び希土類元素(以下RFiと略記する)のう
    ち1種以上を含む銅合金溶湯に、前記銅合金よりも高融
    点の酸化物としてZrO,が微細に噴射分散されている
    ことを特徴とする強化銅合金。 f21 、6?”、 01〜/、j%を含み、更にLi
    、Mg及び希土類元素のうち1種以上0,0r−0,1
    %を銅合金溶湯に、前記銅合金よりも高融点の酸化物と
    してZrO,が微細に噴射分散されている特許請求の範
    囲第1項記載の強化銅合金。 [31、C,r、 0.j 〜/、j%、Zr、 0.
    10〜0.IIO%を含み、更に、’L(−1MQ及び
    REfのうち7種以上0.0!チ〜o、sチを含む銅合
    金溶湯にzro、が微細に噴射分散されている特許請求
    の範囲第1項記載の強化鋼合金。 (41* crXol 〜/、j%を含み、更にLi、
    Mg及びRMIのうち1種以上を含む銅合金を溶融し、
    その銅合金溶湯を金型等に流汗し、その流汗の際に、そ
    の銅合金溶湯の流れに、前記鋼合金よシも高融点の酸化
    物としてのzro、の粒子を噴射して、その高融点の酸
    化物としてのzro、の粒子を微細に分散させて強化鋼
    合金を得させることを特徴とする強化銅合金の製造方法
    。 (5)。前記銅合金としては、Cr10.3〜1.1%
    、zr、0010〜0.170%を含み、更に、Lj、
    Mg及びREのうち1種以上0.01.OJ%を含むも
    のが用いられている特許請求の範囲第3項記載の強化鋼
    合金の製造方法。
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