JPS6015237B2 - 湿式成型品の乾燥方法 - Google Patents

湿式成型品の乾燥方法

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JPS6015237B2
JPS6015237B2 JP54153311A JP15331179A JPS6015237B2 JP S6015237 B2 JPS6015237 B2 JP S6015237B2 JP 54153311 A JP54153311 A JP 54153311A JP 15331179 A JP15331179 A JP 15331179A JP S6015237 B2 JPS6015237 B2 JP S6015237B2
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JP
Japan
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drying
drying chamber
main
atmosphere
molded product
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JP54153311A
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JPS5677675A (en
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時平 石川
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ISHIKAWATOKI TEKKOSHO KK
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ISHIKAWATOKI TEKKOSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、瓦、タイル、煉瓦窯業製品の製造過程にお
ける湿式成形品の乾燥方法に関するものである。
まず、第1図および第2図を参照して、従来例を説明す
る。
湿式成形品(瓦)は、土線機6Aから供給された成型素
材がプレス機7Aによって形成されたもので、この溢式
成形品は、糟込部8Aにて乾燥台車3Aに積載されて予
備乾燥室4Aに送られる。この予備乾燥室4A内を前記
乾燥台車3Aが移動するうちに、前記成型品が本乾燥室
IAの下方に装設されたトンネル窯2Aの余熱及び榎E
熱によって予備的に乾燥される。次に、この予備乾燥室
4Aを経た乾燥台車3Aが本乾燥室IA内を移動するう
ちに、前記成型品がトンネル窯2Aの乾燥熱によって乾
燥される。その後、前記乾燥台車3Aは積降部10Aに
移動され、そこで、成型品である製品が降ろされたのち
、再び前記横込部8Aへ移動されるようになっている。
上記乾燥によれば、‘ィ}予備乾燥および本乾燥がいず
れも加熱乾燥であること。
【o’予備乾燥室4Aがトンネル窯2Aの熱を利用し得
るスペースに制限されているため成型品の予備乾燥の時
間が本乾燥に比し短かいこと。などから、予備乾燥室4
Aと本乾燥室IAとにおける乾燥速度に大差を生じる、
すなわち、予備乾燥室4Aと本乾燥室IAとの各雰囲気
相互に温度および湿度の大幅な差が生じて、両乾燥の状
態の格差が大きくなり、成型品に亀裂および嫁じれ等が
発生し易く、製品の歩留りが悪いという欠点があった。
そこで、本発明の目的とすることは、上記した従釆欠点
に鑑みて、予備乾燥と本乾燥との乾燥状態の格差を低減
し、成型品の亀裂および嫁じれ等の発生を可及的に抑制
し、製品の歩留りを向上させることのできる湿式成形品
の乾燥方法を提供することである。
上記した目的を達成するためのこの発明は、瓦、タイル
などの緑式成形品を予備乾燥室4にて予備乾燥してから
、予備乾燥室4に隣接する本乾燥室1にて本乾燥する湿
式成形品の乾燥方法であって、しかも、予備乾燥室4で
は、その室内の雰囲気を吸引せしめて、減圧状態の雰囲
気にて湿式成形品を予備乾燥するとともに、本乾燥室1
ではその室内へ予備乾燥室4より吸引した雰囲気を分散
的に圧送せしめて、本乾燥室1に対し予備乾燥室4内の
雰囲気との温度差および温度差を低減した雰囲気を形成
し、この雰囲気にて湿式成形品を乾燥することを要旨と
するものである。以下、本発明の一実施例を第3図およ
び第4図にしたがって説明する。
まず、湿式成型品の製造工場について述べると、図中、
1はトンネル窯2上に形成された本乾燥室であって、本
例では4列で各列14台の乾燥台車3〜3を収容可能に
かつ同乾燥台車3〜3を正面側の入口から後方の出口へ
漸次移動可能になっている。4は前記本乾燥室1の右側
壁laに隣設された予備乾燥室であって、前記トンネル
窯2の余熱および排熱を予備乾燥熱として利用できるよ
うになっているとともに、乾燥台車3を1列で10〜2
5台(本例では12台)を収容可能にかつ後方の入口か
ら正面の出口へ漸次移動可能になっている。
しかして、予備乾燥室4の出口には前記本乾燥室1に連
なる分配供孫舎路5が形成され、予備乾燥室4から出て
きた乾燥台車3〜3が本乾燥室1の各列に分配供給され
る。6は前記予備乾燥室4の右方に装設された土練機で
あって、その後方にはプレス機7が設けられ、土練機6
で練成された成形素材がプレス機7にて緑式成型品とし
て形出される。
8は前記プレス機7の後方に隣設した積込部であって、
ここで、乾燥台車3上に湿式成型品が積載される。
この積込部8は前記予備乾燥室4の入口に対し移送路9
によって叢設されている。1川ま前記積込部8の右後方
にある積降部であって、乾燥台車3上の製品が降ろされ
る。
この積降部10は前記積込部8に対し還送路11によっ
て蓮設されているとともに、前記本乾燥室1の出口に製
品送路12によって連設されている。次に、本発明の要
部の構成について述べると、前記予備乾燥室4の入口側
および出口側にはダンパ13〜13が乾燥台車3一合分
毎の間隔を保って各4箇所ずつ装設されている。なお、
ダンパ13〜13はそれぞれダンパ開閉装置(図示せず
)に連動されており、乾燥台車3の移動に伴なし、開閉
動される。そして、前記予備乾燥室4の入口側および出
口側にはそれぞれブロアー14,14が隣接して配置さ
れる一方、中間部に真空ポンプI5,15が配置されて
いる。しかして、前記ブロアー14の各吸込管14aは
三方に分岐され、前記予備乾燥室4の各ダンパ13,1
3間に運速されているとともに真空ポンプ15,15の
各吸込管15aも予備乾燥室4の中央部に蓮通されてい
る。また、各プロア−14,14および真空ポンプ15
,15の各排出管14b,15bは、前記本乾燥室1と
トンネル祭2間に延出されかつ本乾燥室1内へ適宜分岐
運通されている。しかして、プロアー14,14および
真空ポンプ15,15の吸気量および排気量は乾燥する
成型品に応じて適宜選定すればよい。なお、図中、16
は雰囲気燈梓ファンである。引き続いて、上記実施例の
構成による作用および効果を説明する。
土線機6から供給された成型素材がプレス機7によって
湿式成形された緑式成形品は積込部81こて乾燥台車3
に積数される。
そして、その乾燥台車3は移送路9を通って予備乾燥室
4に送られる。この予備乾燥室4内を前記乾燥台車3が
移動するうちに、前記成型品が予備乾燥される。次に、
この予備乾燥室4を経た乾燥台車3は分配供給路5より
本乾燥室1に入り、同乾燥室1内を移動する。すると、
その移動に伴なつて、前記成型品がトンネル窯2の乾境
霞熱によって乾燥されていく。その後、前記乾燥台車3
は製品送路12を通って積降部1川こ移動され、そこで
成型品すなわち製品が降ろされたのち、還送路11を通
って再び積込部8へ移動される。しかして、予備乾燥室
4内はブロアー14,14および真空ポンプ15,15
によって吸引され減圧状態となっているため「減圧状態
の雰囲気で湿式成形品が予備乾燥されることになる。
したがって、前記減圧により、とくに湿式成形品の内部
にある水分を可及的に外部に移行排出させることができ
、短かい時間ながら予備乾燥としての効果が得られる。
また、本乾燥室1内には前記ブロァー14,14および
真空ポンプ15,15により予備乾燥室4より吸引した
雰囲気が分散的に庄送されるため、予備乾燥室4と本乾
燥室1との乾燥速度が可及的に小差とされるとともに、
適度の湿度が附与された乾燥、いわゆる過熱蒸気乾燥が
なされる。
したがって、湿式成形品は、予備乾燥室4においては減
圧状態の雰囲気にて湿式成形品が予備乾燥されるととも
に、本乾燥室1においては予備乾燥室4内の雰囲気との
温度差および湿度差を低減した雰囲気にて湿式成形品が
乾燥されるため、成型品の亀裂および塚じれ等の発生が
可及的に抑制され、製品の歩留りが向上されるものであ
る。また、本乾燥室1に予備乾燥室4の雰囲気が圧送さ
れるため、予備乾燥室4の熱エネルギーを本乾燥室1の
熱エネルギーに利用することができ、省エネルギー化が
図れる。すなわち、本発明は、瓦、タイルなどの緑式成
形品を予備乾燥室4にて予備乾燥してから、予備乾燥室
4に隣接する本乾燥室1にて本乾燥する湿式成形品の乾
燥方法であって、しかも、予備乾燥室4では、その室内
の雰囲気を吸引せしめて、減圧状態の雰囲気にて湿式成
形品を予備乾燥するとともに、本乾燥室1ではその室内
へ予備乾燥室4より吸引した雰囲気を分散的に圧送せし
めて、本乾燥室1に対し予備乾燥室4内の雰囲気との温
度差および湿度差を低減した雰囲気を形成し、この雰囲
気にて湿式成形品を乾燥する湿式成形品の乾燥方法であ
るから、予備乾燥と本乾燥との乾燥状態の格差を低減し
て、成型品の亀裂および嫁じれ等の発生を可及的に抑制
して乾燥を行うことができ、製品の歩留りを向上するに
益するところ大なる発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示すもので、第1図は瓦
製造工場の平面説明図、第2図はその正面説明図、第3
図および第4図は本発明の一実施例を示すもので、第3
図は瓦製造工場の平面説明図、第4図はその正面説明図
である。 1・・・・・・本乾燥室、4・・・・・・予備乾燥室、
14・・・・・・ブロアー、15・・・・・・真空ポン
プ。 繁J図 第2図 舞4図 簾3凶

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 瓦、タイルなどの湿式成形品を予備乾燥室4にて予
    備乾燥してから、予備乾燥室4に隣接する本乾燥室1に
    て本乾燥する湿式成形品の乾燥方法であつて、しかも、
    予備乾燥室4では、その室内の雰囲気を吸引せしめて、
    減圧状態の雰囲気にて湿式成形品を予備乾燥するととも
    に、本乾燥室1ではその室内へ予備乾燥室4より吸引し
    た雰囲気を分散的に圧送せしめて、本乾燥室1に対し予
    備乾燥室4内の雰囲気との温度差および湿度差を低減し
    た雰囲気を形成し、この雰囲気にて湿式成形品を乾燥す
    ることを特徴とする湿式成形品の乾燥方法。
JP54153311A 1979-11-26 1979-11-26 湿式成型品の乾燥方法 Expired JPS6015237B2 (ja)

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JP54153311A JPS6015237B2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26 湿式成型品の乾燥方法

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JP54153311A JPS6015237B2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26 湿式成型品の乾燥方法

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JPS5677675A JPS5677675A (en) 1981-06-26
JPS6015237B2 true JPS6015237B2 (ja) 1985-04-18

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341818A (en) * 1976-09-29 1978-04-15 Hitachi Ltd Expansion joint

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JPS5426937Y2 (ja) * 1975-01-30 1979-09-04

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JPS5341818A (en) * 1976-09-29 1978-04-15 Hitachi Ltd Expansion joint

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JPS5677675A (en) 1981-06-26

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