JPS6015154A - 模様入り接着性積層体 - Google Patents

模様入り接着性積層体

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JPS6015154A
JPS6015154A JP12364583A JP12364583A JPS6015154A JP S6015154 A JPS6015154 A JP S6015154A JP 12364583 A JP12364583 A JP 12364583A JP 12364583 A JP12364583 A JP 12364583A JP S6015154 A JPS6015154 A JP S6015154A
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JP
Japan
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glass
light
pattern
sheet
patterned
Prior art date
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Application number
JP12364583A
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English (en)
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JPS6322985B2 (ja
Inventor
烏谷 功
尾村 博文
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は模様入り接着性積層体に関する。
従来、板ガラスを合成樹脂製中間膜で貼り合せて得られ
た合せガラスは、自動車用、航空機用及び建築用として
広く用いられている。近年、印刷法や染色法等により表
面に所望の模様を形成した中間膜を用いて得られた合せ
ガラスは、建築用、特に一般家屋の玄関窓や店舗・事務
所の開切等として利用されている。
しかしこのような模様入り合せガラスは、模様が平面的
にしか見えない点で装飾性に乏しい嫌いがあり、又模様
が付いていない部分は完全に光を透過せしめる為、プラ
イバシー保護を要する浴室等には採用出来ないという欠
点があった。
これらの欠点を解消する為に、表面に凹部もしくは凸部
が設けられた型板ガラスの少くとも1枚と上記模様付き
中間膜とを積層することが知られており、得られた合せ
ガラスは、型板ガラスの存在によって上記中間膜の模様
が立木的に見え又模様のない部分も視線を遮る効果を有
しているつ(、他方、合せガラス化工程において、ガラ
ス割れが生じ易く且つ脱泡が不完全になり勝ちの為製品
歩留りが極めて低く、従って著しく高価なものであった
本発明は上記従来の模様入り合せガラス等の現状に鑑み
、装飾性が高く且つ模様の無い部分の視線を遮ることが
可能な合せガラスが歩留り良く得られる模様入り中間膜
や、ガラスに貼り付は積層することにより該ガラスの装
飾性を高め且つ模様の無い部分の視線を遮ることが可能
な模様入り接着性シートを提供することを目的とするも
ので、その要旨は、光屈折性もしくは光反射性微小体が
分散された接着性シートが、表面に模様が形成された基
体シートの片面又は両面に積層されてなることを特徴と
する模様入り接着性積層体に存する 本発明における接着性シートとしては、必要により加熱
、加圧することにより、珪酸塩等の無機質組成を有する
無機ガラスやポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂等の
透明樹脂からなる有機ガラスに対し、良好な接着性を示
し、且つ中間膜としての強度を有するシートが広く用い
られる。その具体例とl−では、可塑剤混合s41Jビ
ニルブチラール樹脂、可塑剤が混合された塩化ビニル/
オレフィン/メタクリレート共重合体、エチレン/酢酸
ビニル共重合体部分ケン化物、エチレン/酢酸ビニル/
アクリル酸共重合体、ポリアクリレート又はメタクリレ
ート系樹脂、線状ボリクレタン樹脂等の熱可塑性樹脂か
らなるシートが挙げられ、特に、接着性や耐光性等が良
好な点で01′塑剤混合ポリビニルブチラール樹脂シー
トが好適に用いられる。
本発明における光屈折性もしくは光反射性微小体は、上
記接着性シート内部に分散されて、多様な角度から入射
する光線を適宜屈折、反射することにより、基体シート
の表面に形成されている模様を視覚的に浮き上らせ、且
つ模様の付いていない部分の視線を遮る機能を有するも
のである。そして光屈折性微小体の好適な例としては無
機ガラスのビーズや無機ガラスの繊維が堺げられ、光反
射性微小体の好適な例とじては、金、銀、銅、アルミニ
ウム、スズ、インジウム等の金属やこれらの酸化物等が
挙げられる。
上記微小体の形状は何等限定されることなく、ビーズ状
、繊維状、フレーク状等のものが適宜用いられる。そし
て微小体の大きさは、大き過ぎると中間膜の強度が低下
する傾向にあり小さ過ぎると光を屈折、反射する機能が
低下する傾向にあるので、例えばビーズ状微小体の好ま
しい径は30〜500P程度とされる。これら微小体の
添加lは特に限定されるものではないが、通常上記接着
性シートの1〜30重緻%、好ましくt−j5〜20重
量%とされる。
−上記接着性シートを得るには一般に、上記微小体もし
くはそのマスターバッチと原料樹脂及び必要により紫外
線吸収剤、熱安定剤、可塑剤等の添加剤や溶剤との混合
物を押出法、カレンダー法、キイスティング法等の従来
公知の加工法によってシート状に成形すればよい。厚さ
は一般に(L3〜LsX’程度とされる。
本発明における基体シートとしてはポリニス5− チル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド、ブチル
セルロース等のセルロース系高分子等、一般に上記接着
性シートに比して硬質で印刷性の良い原料からなるシー
トが用いられ、特にポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル樹脂シートが好適に用いられる。又、厚さは
一般に25〜150μ程度とされる。
かかる基体シート表面に模様付けするには、例えばグラ
ビア印刷法スクリーン印刷法、転写印刷法等の通常の印
刷方法や通常のコーティングもしくけ浸漬法、ペン、筆
等による通常の描画法、スプレー法が採用される。
基体シートに@着性シートを積−する場合は、通常二枚
の接着性シートの間に基体シートを挾んで加熱加圧する
が、基体シートの片面にのみ積層してもよく、この場合
は上記模様が形成された面に積層するのが、模様の保賎
の点から好ましい。
本発明積@本を中間膜上して用いて合せガラスを作製す
るには、例えば二枚の無機板ガラス6− の間に積一体を挟持した状忠で加熱加圧し熱溶融圧着す
ればよい。無機ガラスの代りにポリカーボネート樹脂や
アクリル樹脂等の有機ガラスを用いた場合は、上記加熱
温度が有機ガラスの変形温度を越えないように設定する
のけ勿論である。
本発明模様入り接着性積層体は上述の通りの構成になさ
れ、−E記接着性シートの内部に分散された光屈折性も
しくは光反射性微小体が、多様な角度から入射する光線
を適宜屈折、反射するので、本発明積層体によってガラ
スが貼り合わせて得られた合せガラスや本発明積層体を
貼り付けたガラスを見た際に、上記基体シート表面に形
成された模様を視覚的に立体的に浮き上らせ、且つ模様
のついていない部分の光を拡散させるので視線を遮るこ
とが出来、結局、高い装飾性を持ちプライバシー保護の
点でも有用な合せガラス等を提供し得るのである。
又合せガラスについては、本発明積層体を用いれば、従
来の型板ガラスを用いた場合のように合せガラス化の工
程中にガラス割れを多発せしめたり、脱泡が不完全にな
ることが殆んどなく、歩留り良く合せガラスを製造する
ことが出来、従って安価な模様入り合せガラスを提供し
得るのである。
以下に本発明の実施例を示す。
単に部とあるのけ重量部を表わす。
実施例1 ポリビニルブチラール100部に可塑剤40部を添加混
合し、更に直径50μのガラスピーズを14部添加しら
込潰機にて充分攪拌混合後二木ロールにて100”Cで
1o分間混練してシート状とし、プレス機で加圧して、
内部にガラスピーズが均一に分散された厚さ10%のシ
ートを得た。
上記2枚の接着性シートの間に、予め印刷法によって片
面に模様付けされた厚さ約50μのポリエチレンテレフ
タレート膜を挟んで加熱(約”′C−釣&v ℃)r、
、加圧して三−の積層体を得た。
この積層体を2枚の透明な無機板ガラスに挟み、加熱(
100〜150℃)加圧して模様入り合せガラスを得た
この模様入り合せガラスを透過光で観察したところ、ポ
リエチレンテレフタレート膜KlfgUされた模様が浮
き出て立体的に見え、又模様の付いていない部分は光拡
散によって視線が遮られガラスの後方にある物体の細か
い形状が識別出来なかった。
実施例2 実施例1におけるガラスピーズの代りに長さ約3%、直
径約10μのガラス繊維(日本硝子繊維株式会社製)を
用いる以外は実施例1と同様にして、模様入り接着性積
層体を得、合せガラスを得た。
この合せガラスを透過光で観察したところ、模様が立体
的に浮き上って見え、模様の無い部分は視線が遮られガ
ラスの後方にある物体の形状が識別出来なかった。
比ノ較例 9− 実施例Iにおいてガラスピーズを用イナイ以外は全く同
様にして模様付き中間膜を得、合せガラスを得た。
この合せガラスを透過光で観察したところ、模様は何等
浮き上ることなく平面的に見え、模様の付いていない部
分は光線が略完全に透過し合せガラスの後方に置いた物
体の形状を完全に確認することができた。
特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 藤 沼 基 利 −10=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光屈折性もしくは光反射性微小体が分散された接着
    性シートが、表面に模様が形成された基体シートの片面
    又は両面に積1されてなることを特徴とする模様入り接
    着性積層体。 λ 光屈折性微小体がガラスピーズ又はガラス繊維であ
    る第1項記載の積一体。 & 光反射性微小体が金、銀、銅、アルミニクム、スズ
    又はインジウムである第1項記載の積層体。 表 接着性シートが可塑化ポリビニルブチラールである
    第1項〜第3項何れか1項に記載の積層体。 氏 基体シートがポリエステル樹脂シートである第1項
    〜第4項何れか1項に記載の積層体。
JP12364583A 1983-07-06 1983-07-06 模様入り接着性積層体 Granted JPS6015154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12364583A JPS6015154A (ja) 1983-07-06 1983-07-06 模様入り接着性積層体

Applications Claiming Priority (1)

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JP12364583A JPS6015154A (ja) 1983-07-06 1983-07-06 模様入り接着性積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015154A true JPS6015154A (ja) 1985-01-25
JPS6322985B2 JPS6322985B2 (ja) 1988-05-13

Family

ID=14865717

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