JPH07330391A - 散光性合わせガラス用中間膜及び散光性合わせガラス - Google Patents

散光性合わせガラス用中間膜及び散光性合わせガラス

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JPH07330391A
JPH07330391A JP12881094A JP12881094A JPH07330391A JP H07330391 A JPH07330391 A JP H07330391A JP 12881094 A JP12881094 A JP 12881094A JP 12881094 A JP12881094 A JP 12881094A JP H07330391 A JPH07330391 A JP H07330391A
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Japan
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laminated glass
light
glass
intermediate film
diffused
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JP12881094A
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Kazuhiro Omori
一弘 大森
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10165Functional features of the laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10247Laminated safety glass or glazing containing decorations or patterns for aesthetic reasons

Landscapes

  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着性の低下や気泡の発生がなく、しかも光
は良く透過させるが、ガラス越しに人又は物体は視認で
きない散光性合わせガラス用中間膜及び散光性合わせガ
ラスを得る。 【構成】 この発明の散光性合わせガラス用中間膜は、
少なくとも三層からなる合わせガラス用中間膜であっ
て、最外層以外の少なくとも一層中に透光性微粒子(好
ましくは透光性微球体)が均一に分散されてなる。ま
た、この発明の散光性合わせガラスは、少なくとも二枚
の透明なガラス板の間に上記散光性合わせガラス用中間
膜が挟着されてなる。上記透光性微球体としては、例え
ばガラスビーズ、架橋スチレン系ポリマーのビーズ、架
橋アクリル系ポリマーのビーズ等が用いられ、例えば全
光線透過率が70%以上で且つ曇価が80%以上の散光
性合わせガラスを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光は良く透過させる
が、ガラス越しに人や物体を視認できない散光性合わせ
ガラス用中間膜及び散光性合わせガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも二枚の透明なガラス板の間
に、炭酸カルシウム等の透光性微粒子(透光性乳白剤)
を均一に分散させた熱可塑性樹脂からなる中間膜を挟着
させた散光性合わせガラスは、知られている。
【0003】このような散光性合わせガラスは、光は透
過させるが、ガラス越しに人や物体を視認できないの
で、採光窓、浴室ドア、ベランダ腰板などプライバシー
を要する部分に使用されている(例えば、特公平2−5
6295号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の透光
性微粒子を用いた散光性合わせガラスは、中間膜中に透
光性微粒子が分散されるが、この透光性微粒子の一部
は、膜の製法上どうしても中間膜の表面にも露出する。
【0005】そのため、ガラス板と中間膜との界面での
接着性が低下し、また接着性の低下によりガラス板と中
間膜との界面に細かな気泡が発生しやすくなり、外観が
悪くなるという問題がある。
【0006】この発明は、上記の問題を解決するもの
で、その目的とするところは、接着性の低下や気泡の発
生がなく、しかも光は良く透過させるが、ガラス越しに
人や物体を視認できない散光性合わせガラス用中間膜及
び散光性合わせガラスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、少なくと
も三層からなる合わせガラス用中間膜であって、最外層
以外の少なくとも一層中に透光性微粒子が均一に分散さ
れてなる散光性合わせガラス用中間膜、及び少なくとも
二枚の透明なガラス板の間に上記散光性合わせガラス用
中間膜が挟着されてなる散光性合わせガラスによって、
達成することができる。
【0008】この発明において、合わせガラス用中間膜
としては、従来より用いられている熱可塑性樹脂からな
る合わせガラス用中間膜が全て使用できる。但し、この
合わせガラス用中間膜は、少なくとも三層が一体化され
た積層構造の中間膜でなければならない。この場合、各
層の接着性の面から、いずれの層も同種の熱可塑性樹脂
から構成されるのが好ましい。
【0009】このような熱可塑性樹脂としては、例え
ば、可塑剤を含有するポリビニルブチラール等の可塑化
ポリビニルアセタール、熱可塑性ポリウレタン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体及びその部分鹸化物やカルボン
酸変性物、エチレン−エチルアクリレート共重合体、可
塑剤を含有するエチレン−塩化ビニル−グリシジルメタ
クリレート共重合体等が挙げられる。
【0010】特に、可塑剤を含有するポリビニルブチラ
ール等の可塑化ポリビニルアセタール及び熱可塑性ポリ
ウレタンは、衝撃に対する耐貫通性がよく、またガラス
板と中間膜との接着性も良く、破損時のガラスの飛散防
止性もよく、安全性に優れており好適である。
【0011】上記可塑剤としては、例えば、トリエチレ
ングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレン
グリコールジ−2−エチルヘキソエート、トリエチレン
グリコールジカプリレート、トリエチレングリコールジ
−n−ヘプトエート、テトラエチレングリコールジ−n
−ヘプトエートなどが用いられる。
【0012】なお、上記熱可塑性樹脂には、必要に応じ
て、接着力調整剤、シランカップリング剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤など各種合わせガラス用中間膜に使用さ
れている公知の添加剤を配合することができる。
【0013】例えば、接着力調整剤としては、カルボン
酸のアルカリ金属塩、カルボン酸のアルカリ土類金属塩
等が用いられる。シランカップリング剤としては、アミ
ノ基やグリシジル基などを有するシランカップリング
剤、紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系、ベ
ンゾフェノン系、サリチル酸系、シアノアクリレート系
の紫外線吸収剤等が用いられる。酸化防止剤としては、
t−ブチル−ヒドロキシトルエン(BHT)等のフェノ
ール系が主に用いられる。
【0014】この発明では、上述の熱可塑性樹脂からな
る少なくとも三層の合わせガラス用中間膜であって、最
外層以外の少なくとも一層中に透光性微粒子が均一に分
散され、散光性合わせガラス用中間膜とされる。
【0015】透光性微粒子としては、粉末状乃至結晶
状、球状、繊維状、薄片状など如何なる形状のものであ
ってもよい。一般に、粉末状乃至結晶状又は球状のもの
が、一種或いは二種以上組み合わせて用いられる。
【0016】粉末状乃至結晶状の透光性微粒子として
は、例えば、炭酸カルシウム、アルミナ、クレー、タル
ク、珪酸カルシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸バリウム等の透明性白と称される無機顔料が
挙げられる。
【0017】また、球状の透光性微粒子としては、例え
ば、ガラスビーズやシリカゲルビーズなどの無機ビー
ズ、透明性の良好なアクリル系ポリマー、スチレン系ポ
リマー、アクリル−スチレン共重合体系ポリマーなどの
高分子ポリマーからなる有機ビーズが挙げられる。な
お、上記高分子ポリマーは架橋構造を有するものが好ま
しい。
【0018】特に、上記球状の透光性微粒子は、全光線
透過率(例えば70%以上)と曇価(例えば80%以
上)との両方が高い散光性合わせガラスを得ることがで
きるので、好適である。
【0019】これ等の透光性微粒子の粒径は、一般に平
均粒径で1〜100μm 、好ましくは5〜60μm 程度
とされる。粒径が大きすぎると中間膜の強度が低下し、
粒径が小さすぎると光を屈折する機能が低下する。
【0020】最外層以外の少なくとも一層中に分散され
る透光性微粒子の量は、透光性微粒子の種類や粒径分布
により異なり、また合わせガラスの用途に応じて適宜決
定される。一般に、合わせガラスの全光線透過率が60
%以上で且つ曇価が80%以上、好ましくは全光線透過
率が70%以上で且つ曇価が80%以上とされる。
【0021】この発明の散光性合わせガラス用中間膜を
製造するには、先ず、上記熱可塑性樹脂に必要に応じて
可塑剤その他の添加剤を配合した配合物、及びこの配合
物に上記透光性微粒子を配合した配合物を調製する。
【0022】上記透光性微球体は、合わせガラスの全光
線透過率及び曇価を考慮して、熱可塑性樹脂100重量
部に対し、一般に0.3〜30重量部、好ましくは1〜
20重量部程度配合される。
【0023】上記二種類の配合物を用い、多層押出法に
より中間膜を一体成形するか、或いは上記二種類の配合
物を用い、別々に樹脂膜を成形し、これ等の樹脂膜を重
ね加熱加圧して一体化する。この場合、最外層以外の少
なくとも一層中に透光性微粒子が均一に分散されるよう
な積層構成とする。全体の膜厚は、一般に0.3〜1.
5mm程度とされる。こうして、この発明の散光性合わせ
ガラス用中間膜が製造される。
【0024】この発明の散光性合わせガラスを製造する
には、少なくとも二枚の透明なガラス板の間に上記散光
性合わせガラス用中間膜を挟み、これをゴムバックに入
れ減圧吸引しながらオーブンに入れ約70〜110℃で
予備接着し、その後オートクレーブ又はプレス機を用
い、温度約120〜150℃、圧力約10〜15 kg/
cm2 の条件で本接着を行う方法が主に採用される。
【0025】また、上記方法以外に、中間膜の種類によ
っては、本接着においてオートクレーブ又はプレス機を
用いることなく、予備接着に引き続いてオーブン内で本
接着を行う場合もある。こうして、この発明の散光性合
わせガラスが製造される。
【0026】ここで、透明なガラス板としては、フロー
トガラス、磨き板ガラス、型板ガラス、金網又は線入り
板ガラス、着色ガラスなどの無機透明ガラス、ポリカー
ボネート板、ポリメチルメタクリレート板、無定型ポリ
アミド板などの有機透明ガラスが使用される。
【0027】
【作用】中間膜中に透光性微粒子が適量均一に分散され
ると、この透光性微粒子が多様な角度から入射する光を
適宜屈折、反射させる。その結果、光を拡散し視野を遮
るが、多くの光を透過させることができる。
【0028】そして、中間膜の最外層には透光性微粒子
が含有されていないので、中間膜とガラス板との接着性
が低下することはなく、良好な接着力が得られ、それに
伴い細かい気泡の発生が防止される。
【0029】
【実施例】以下、この発明の実施例及び比較例を示す。実施例1 ポリビニルブチラール(平均重合度1700、ブチラー
ル化度65モル%)100重量部に、可塑剤としてトリ
エチレングリコールジ−2−エチルブチレート(以下、
3GHと略称する)40重量部を混合し、さらに平均粒
径8μm の真球状架橋ポリスチレンビーズ(テクポリマ
ーSBX:積水化成品社製)2重量部を混合し、これを
80℃のミキシングロールで充分に混練した後、プレス
成形機により、150℃、100 kg/cm2 の条件で3
0分間プレスして、厚さ0.4mmの散光性中間膜Aを作
製した。
【0030】また、別に、ポリビニルブチラール(平均
重合度1700、ブチラール化度65モル%)100重
量部に、可塑剤として3GH40重量部を混合し、これ
を80℃のミキシングロールで充分に混練した後、プレ
ス成形機により100 kg/cm2 150℃の条件で30
分間プレスして、厚さ0.3mmの普通中間膜Bを作製し
た。
【0031】上記散光性中間膜A及び普通中間膜Bを用
い、これを普通中間膜B/散光性中間膜A/普通中間膜
Bの順に重ね、これを二枚の透明な普通ガラス板(厚さ
3mm×縦30cm×横30cm)の間に挟み、これをゴムバ
ッグ内に入れ20Torrの真空度で20分間脱気し、
脱気したまま90℃のオーブンに移し、さらに90℃で
30分間保持して予備接着を行い。その後、エアー式オ
ートクレーブで135℃、12 kg/cm2 の条件で20
分間本接着を行い、散光性合わせガラスを作製した。
【0032】この散光性合わせガラスについて、全光線
透過率、曇価、外観、耐熱性及び耐湿性を、次の方法に
より評価した。その結果をまとめて表2に示す。
【0033】(1) 全光線透過率及び曇価 JIS R3212(自動車用安全ガラス試験方法)に
記載された方法により測定した。
【0034】(2) 外観 目視により、ガラス板と中間膜との界面に気泡がなく、
均一に乳白状を呈するものを○とし、それ以外を×とし
た。
【0035】(3) 接着性 合わせガラスを−18℃の温度に16時間放置し、これ
をハンマーで叩き割り、粉砕されたガラスが部分剥離し
た後の中間膜の露出度を、下記の表1に示すパンメル値
で判定した。
【0036】
【表1】
【0037】(4) 耐熱性 合わせガラスを常温で一昼夜放置した後、100℃の沸
騰水中で2時間煮沸し、合わせガラスの周辺10mmを除
く全面に、気泡、曇り、ひび割れ等の異常のないものを
○、それ以外を×とした。
【0038】(5) 耐湿性 合わせガラスを50℃、相対湿度95%の装置内に2週
間放置し、合わせガラスの周辺10mmを除く全面に、気
泡、曇り、ひび割れ等の異常のないものを○、それ以外
を×とした。
【0039】実施例2 散光性中間膜Aの厚さを0.2mmに変更し、普通中間膜
Bの厚さを0.4mmに変更した。それ以外は実施例1と
同様に行った。その結果をまとめて表2に示す。
【0040】実施例3 散光性中間膜Aの厚さを0.2mmに変更し、普通中間膜
Bの厚さを0.2mmに変更し、これを普通中間膜B/散
光性中間膜A/普通中間膜B/散光性中間膜A/普通中
間膜Bの順に重ねた。それ以外は実施例1と同様に行っ
た。その結果をまとめて表2に示す。
【0041】実施例4 散光性中間膜Aの厚さを0.25mmに変更し、普通中間
膜Bの厚さを0.25mmに変更した。
【0042】また、別に、ポリビニルブチラール(平均
重合度1700、ブチラール化度65モル%)100重
量部に、可塑剤として3GH40重量部と、紫外線吸収
剤として2−(2' −ヒドロキシ−5' −メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール(チヌビンP:チバ・ガイギー
社製)0.2重量部とを混合し、これを80℃のミキシ
ングロールで充分に混練した後、プレス成形機により1
00 kg/cm2 150℃の条件で30分間プレスして、
厚さ0.25mmの普通中間膜Cを作製した。
【0043】これを普通中間膜B/散光性中間膜A/普
通中間膜C/普通中間膜Bの順に重ねた。それ以外は実
施例1と同様に行った。その結果をまとめて表2に示
す。
【0044】実施例5 酢酸ビニル含有量20重量%のエチレン−酢酸ビニル共
重合体(ウルトラセン631:東ソー社製)100重量
部に、平均粒径15μm の無機ガラスビーズ10重量部
を混合し、これを80℃のミキシングロールで充分に混
練した後、プレス成形機により、120℃、100 kg
/cm2 の条件で30分間プレスして、厚さ0.4mmの散
光性中間膜Dを作製した。
【0045】また、別に、酢酸ビニル含有量20重量%
のエチレン−酢酸ビニル共重合体(ウルトラセン63
1:東ソー社製)を、80℃のミキシングロールで充分
に混練した後、プレス成形機により、120℃、100
kg/cm2 の条件で30分間プレスして、厚さ0.3mm
の普通中間膜Eを作製した。
【0046】上記散光性中間膜D及び普通中間膜Eを用
い、これを普通中間膜E/散光性中間膜D/普通中間膜
Eの順に重ね、これを二枚の透明な普通ガラス板(厚さ
3mm×縦30cm×横30cm)の間に挟み、これをゴムバ
ッグ内に入れ10Torrの真空度で20分間脱気し、
脱気したまま100℃のオーブンに移し30分間保持し
て予備接着と本接着とを同時に行い、散光性合わせガラ
スを作製した。それ以外は実施例1と同様に行った。そ
の結果をまとめて表3に示す。
【0047】比較例1 散光性中間膜Aの厚さを1.0mmに変更し、この厚さ
1.0mmの散光性中間膜Aのみを用いた。それ以外は、
実施例1と同様に行った。その結果をまとめて表3に示
す。
【0048】比較例2 散光性中間膜Aの厚さを0.25mmに変更し、普通中間
膜Bの厚さを0.25mmに変更し、これを普通中間膜B
/散光性中間膜A/普通中間膜B/散光性中間膜Aの順
に重ねた。それ以外は実施例1と同様に行った。その結
果をまとめて表3に示す。
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【発明の効果】上述の通り、この発明の散光性合わせガ
ラス用中間膜は、少なくとも三層からなる合わせガラス
用中間膜であって、最外層以外の少なくとも一層中に透
光性微粒子が均一に分散されてなり、また、この発明の
散光性合わせガラスは、少なくとも二枚の透明なガラス
板の間に、上記散光性合わせガラス用中間膜が挟着され
てなり、それにより、接着性の低下や気泡の発生がな
く、しかも光は良好に透過させるが、ガラス越しに人や
物体を視認できない散光性合わせガラス用中間膜及び散
光性合わせガラスが得られる。
【0052】したがって、この発明の散光性合わせガラ
スは、採光窓、浴室ドア、ベランダ腰板などプライバシ
ーを要する部分に好適に使用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも三層からなる合わせガラス用
    中間膜であって、最外層以外の少なくとも一層中に透光
    性微粒子が均一に分散されていることを特徴とする散光
    性合わせガラス用中間膜。
  2. 【請求項2】 透光性微粒子が球状であることを特徴と
    する請求項1記載の散光性合わせガラス用中間膜。
  3. 【請求項3】 少なくとも二枚の透明なガラス板の間
    に、請求項1又は2記載の散光性合わせガラス用中間膜
    が挟着されていることを特徴とする散光性合わせガラ
    ス。
JP12881094A 1994-06-10 1994-06-10 散光性合わせガラス用中間膜及び散光性合わせガラス Pending JPH07330391A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2019111825A1 (ja) * 2017-12-05 2020-10-08 積水化学工業株式会社 画像表示システム、及び画像表示方法

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