JPS60151096A - 感熱記録用転写体 - Google Patents
感熱記録用転写体Info
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- JPS60151096A JPS60151096A JP59008040A JP804084A JPS60151096A JP S60151096 A JPS60151096 A JP S60151096A JP 59008040 A JP59008040 A JP 59008040A JP 804084 A JP804084 A JP 804084A JP S60151096 A JPS60151096 A JP S60151096A
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- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
- B41M5/443—Silicon-containing polymers, e.g. silicones, siloxanes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、熱転写による記録に用いられる感熱記録用転
写体に関する。
写体に関する。
従来例の構成とその問題点
感熱記録用転写体(以下、転写体と略す)は、色材層の
構成材料の違いにより主にワックス方式と昇華染料方式
がある。後者は前者よりも4〜6倍の記録熱エネルギー
を必要とする。
構成材料の違いにより主にワックス方式と昇華染料方式
がある。後者は前者よりも4〜6倍の記録熱エネルギー
を必要とする。
現在、ワックス方式の基体に用いられている安価で汎用
品のポリエチレンテレフタレートフィル2・\ン ムを昇華染料方式に用いると、サーマルヘッド上に付着
して走行不可能になるスティックという現象を示す。壕
だ、ワックス方式の場合でも、記録スピードを向上させ
るために印加熱量を増加させると、上記と同様にスティ
ック現象を生じて、転写体がサーマルヘッド上を安定に
走行できない。
品のポリエチレンテレフタレートフィル2・\ン ムを昇華染料方式に用いると、サーマルヘッド上に付着
して走行不可能になるスティックという現象を示す。壕
だ、ワックス方式の場合でも、記録スピードを向上させ
るために印加熱量を増加させると、上記と同様にスティ
ック現象を生じて、転写体がサーマルヘッド上を安定に
走行できない。
このような問題点は、基体の下面に滑剤と界面活性剤の
少なくとも一方を含む高分子組成物を有する転写体を構
成することによって安定に走行することが明らかとなっ
た。
少なくとも一方を含む高分子組成物を有する転写体を構
成することによって安定に走行することが明らかとなっ
た。
シカシ、サーマルヘッドとプラテンの間に数Kgの圧力
がかかった状態で転写体と被記録体が挾まれて走行する
ため、固体滑剤を用いた場合には、基体が溶融を開始す
る以上の熱エネルギーがサーマルヘッドから加えられた
場合に、基体の溶融による構造変化により、尚分子組成
物とサーマルヘッド面との接触面積が変化して走行摩擦
抵抗が増加し、騒音を発生することがわかった。
がかかった状態で転写体と被記録体が挾まれて走行する
ため、固体滑剤を用いた場合には、基体が溶融を開始す
る以上の熱エネルギーがサーマルヘッドから加えられた
場合に、基体の溶融による構造変化により、尚分子組成
物とサーマルヘッド面との接触面積が変化して走行摩擦
抵抗が増加し、騒音を発生することがわかった。
発明の目的
本発明は、上記のような従来の欠点を解消し、3 ・
、・ 基体に溶融を開始する以」二の熱エネルギーが加えられ
た時も、走行時の騒音の小さい転写体を提供することを
目的とする。
、・ 基体に溶融を開始する以」二の熱エネルギーが加えられ
た時も、走行時の騒音の小さい転写体を提供することを
目的とする。
発明の構成
本発明は、走行時の騒音が、液状潤滑性物質が存在する
場合に小さくなることを実験的に見出し、基体の下面に
液状潤滑性物質を剖有する高分子組成物の層を設けた感
熱記録用転写体である。
場合に小さくなることを実験的に見出し、基体の下面に
液状潤滑性物質を剖有する高分子組成物の層を設けた感
熱記録用転写体である。
この構成にすると、ヘッドの熱により液状潤滑性物質は
上記組成物の内部から流出したり、初期に」二記組成物
の表向に微量に存在するため、走行摩擦の増加を抑えて
結果的に騒音が小さくなるものと考えられる。
上記組成物の内部から流出したり、初期に」二記組成物
の表向に微量に存在するため、走行摩擦の増加を抑えて
結果的に騒音が小さくなるものと考えられる。
実施例の説明
り、下、不発明の実施例について説明する。
本発明の実施例として転写体の構成例を図に示す。この
転写体は、基体1.その」二面に設けた色材層2.基体
の下面に設けた分子組成物層3からなる。高分子組成物
層3は、液状潤滑性物質を合有している。
転写体は、基体1.その」二面に設けた色材層2.基体
の下面に設けた分子組成物層3からなる。高分子組成物
層3は、液状潤滑性物質を合有している。
液状潤滑性物質は、少なくとも常圧下、200℃以下の
いずれかの温度で流動性あるいは液体状態を示し、潤滑
性を有する物質である。例えば、ワックスのように常温
で固体で100℃前後り、上で流動性を示す物質も含1
れる。
いずれかの温度で流動性あるいは液体状態を示し、潤滑
性を有する物質である。例えば、ワックスのように常温
で固体で100℃前後り、上で流動性を示す物質も含1
れる。
液状潤滑性物質としては、例えば、ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン。
サン、メチルフェニルポリシロキサン。
メチルハイドロジエンポリシロキサン、フッ素シリコー
ン油、その他の各種変性シリコーン油(エポキシ変性、
アルキル変性、アミン変性、カルボキシル変性、アルコ
ール変性、ポリエーテル変性。
ン油、その他の各種変性シリコーン油(エポキシ変性、
アルキル変性、アミン変性、カルボキシル変性、アルコ
ール変性、ポリエーテル変性。
アルキル・アラルキル・ポリエーテル変性、エポキシ・
ポルエーテル変性等)、ポリオキシアルキレングリコー
ル等の有機化置物とシリコーンの共重合体等のシリコー
ン系潤滑性物質、フルオロアルキルカルボン酸等の各種
フッ素系界面活性剤。
ポルエーテル変性等)、ポリオキシアルキレングリコー
ル等の有機化置物とシリコーンの共重合体等のシリコー
ン系潤滑性物質、フルオロアルキルカルボン酸等の各種
フッ素系界面活性剤。
三弗化塩化エチレンの低重合物等のフッ素系潤滑性物質
、アルキルベンゼン、ポリブテン、アルキルナフタレン
、アルキルジフェニルエタン、リン酸エステル、ポリア
ルキレンゲルコール油等の合6・、 − 酸油、飽和炭化水素、動植物油、鉱物油等がある。
、アルキルベンゼン、ポリブテン、アルキルナフタレン
、アルキルジフェニルエタン、リン酸エステル、ポリア
ルキレンゲルコール油等の合6・、 − 酸油、飽和炭化水素、動植物油、鉱物油等がある。
本発明の基体は、高分子フィルムであれば特に限定する
ものでなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート、ポリカーボネート等のエステ
ル系高分子、ナイロン等のアミド系高分子、アセチルセ
ルロ〜ス、セロハン等のセルロース誘導体、ポリ7ノ化
ビニリデン。
ものでなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート、ポリカーボネート等のエステ
ル系高分子、ナイロン等のアミド系高分子、アセチルセ
ルロ〜ス、セロハン等のセルロース誘導体、ポリ7ノ化
ビニリデン。
4フッ化エチレン−67ノ化プロピレン共M合体。
テフロン等のフッ素系高分子、ポリオキシメチレン、ポ
リアセタール等のエーテル系高分子、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、メチルペンテンポリマー
等のオレフィン系高分子、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルイミド等のイミド系高分子等を用いる
ことができる。
リアセタール等のエーテル系高分子、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、メチルペンテンポリマー
等のオレフィン系高分子、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルイミド等のイミド系高分子等を用いる
ことができる。
特に、基体がポリエステル系高分子は薄く、ある程度の
耐熱性を有しており、安価であるので有用である。
耐熱性を有しており、安価であるので有用である。
1だ、基体がポリエステル系高分子より耐熱性のあるイ
ミド系、アミド糸等の高分子は転写体を繰り返し使用す
る場合、商運で使用する場合に耐6ペ、7 熱的に優れているので有用である。
ミド系、アミド糸等の高分子は転写体を繰り返し使用す
る場合、商運で使用する場合に耐6ペ、7 熱的に優れているので有用である。
高分子組成物は、その材質を特に限定するものでなく、
熱可塑性樹脂、熱、光、電子線等による各種硬化樹脂(
架橋樹脂)を用いることができる。
熱可塑性樹脂、熱、光、電子線等による各種硬化樹脂(
架橋樹脂)を用いることができる。
特に硬化樹脂が基体との接着性および耐熱性が良好であ
る。例えば、シリコーン系、アクリレート系、エポキシ
系、不飽和アルデヒド系樹脂等がある。中でもアクリレ
ート系樹脂の硬化物が優れた特性を示す。また、光、電
子線による硬化樹脂が短時間で容易に硬化するため、長
尺の転写体を作製しやすく良好な特性を示す。例えば、
オリゴアクリレート、スピラン樹脂の光あるいは電子線
硬化物、あるいは芳香族ジアゾニウム塩触媒によるエポ
キシ樹脂の光硬化物等が優れている。樹脂には種々の反
応性希釈剤を添加して用いることができる。高分子組成
物の膜厚は特に限定されるものでない。一般に製造面か
ら0.1蝉以上の膜厚を有する高分子組成物が侍やすく
均一な特性を示す。
る。例えば、シリコーン系、アクリレート系、エポキシ
系、不飽和アルデヒド系樹脂等がある。中でもアクリレ
ート系樹脂の硬化物が優れた特性を示す。また、光、電
子線による硬化樹脂が短時間で容易に硬化するため、長
尺の転写体を作製しやすく良好な特性を示す。例えば、
オリゴアクリレート、スピラン樹脂の光あるいは電子線
硬化物、あるいは芳香族ジアゾニウム塩触媒によるエポ
キシ樹脂の光硬化物等が優れている。樹脂には種々の反
応性希釈剤を添加して用いることができる。高分子組成
物の膜厚は特に限定されるものでない。一般に製造面か
ら0.1蝉以上の膜厚を有する高分子組成物が侍やすく
均一な特性を示す。
色材層は、特に限定されるものでなく、ワックス方式、
昇華染料方式で用いられている谷種色材層構成を用いる
ことができる。色利け、顔料、染料の他にカラーフォー
マ−も沈む。昇華性染料としては、300℃す、下でゴ
華あるいは蒸発を始める染料を用いることができ、例え
ば、塩基性染料。
昇華染料方式で用いられている谷種色材層構成を用いる
ことができる。色利け、顔料、染料の他にカラーフォー
マ−も沈む。昇華性染料としては、300℃す、下でゴ
華あるいは蒸発を始める染料を用いることができ、例え
ば、塩基性染料。
分散染料等がある。
以下、さらに具体的に説明する。
比較例
基体に厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを用いる。このフィルムの下面ニポリエステルアク
リレート(粘[,8000センチポイズ)、テトラヒド
ロフルフリルアクリレート。
ルムを用いる。このフィルムの下面ニポリエステルアク
リレート(粘[,8000センチポイズ)、テトラヒド
ロフルフリルアクリレート。
2−ハイドロキシ−2−メチルグロビオフェノンcxN
舎開始剤)、平均粒径0.6pmのMoS 2、酢酸エ
チルをそれぞれ16:5:1:4:100の重量比率で
混合した樹脂液をローラで塗布した後、60℃の熱風で
乾燥させ、2KWの高圧水銀灯を照射して硬化させた。
舎開始剤)、平均粒径0.6pmのMoS 2、酢酸エ
チルをそれぞれ16:5:1:4:100の重量比率で
混合した樹脂液をローラで塗布した後、60℃の熱風で
乾燥させ、2KWの高圧水銀灯を照射して硬化させた。
硬化膜の厚さは約1.0μmであった。
次に、この硬化膜の反射面(フィルムの上面)に下記の
分子構造で表わされる昇華性染料2N量部、ポリカーボ
ネート4重量部、アルミナ7重量部、塩化メチレン10
0重量部を混合したインキをワイヤーバーで塗布した後
、60℃の熱風で乾燥させて転写体を作製した。
分子構造で表わされる昇華性染料2N量部、ポリカーボ
ネート4重量部、アルミナ7重量部、塩化メチレン10
0重量部を混合したインキをワイヤーバーで塗布した後
、60℃の熱風で乾燥させて転写体を作製した。
次に、612素子、4ドツト/rHnのサーマルヘッド
を用いて印加電力0.7 W /ドツト、1ライン記録
時間33.3 ms 、パルス幅2ms あるいは5m
B。
を用いて印加電力0.7 W /ドツト、1ライン記録
時間33.3 ms 、パルス幅2ms あるいは5m
B。
副走査方向の記録数200ラインの条件で活性クレーコ
ート紙上に記録した。記録走行時の騒音は、騒音計(S
−1号、リオン株式会社)のAレンジを用いて、プリン
タのサーマルヘッドから0.5m離れた位置で測定した
。走行記録時の騒音は、パルス幅2ms で70ホンで
あったが、ポリエチレンテレフタレートフィルムが溶融
を始めているパルス幅5msで(l−1t、78ホンで
あった。
ート紙上に記録した。記録走行時の騒音は、騒音計(S
−1号、リオン株式会社)のAレンジを用いて、プリン
タのサーマルヘッドから0.5m離れた位置で測定した
。走行記録時の騒音は、パルス幅2ms で70ホンで
あったが、ポリエチレンテレフタレートフィルムが溶融
を始めているパルス幅5msで(l−1t、78ホンで
あった。
実施例
次に、比較Mで用いり樹脂液に酢酸エチル100重量部
に対17てシリコーン油0.8重量部、界面活性剤(L
−7500,日本ユニカー株式会社)2.。
に対17てシリコーン油0.8重量部、界面活性剤(L
−7500,日本ユニカー株式会社)2.。
重量部をさらに添加した樹脂液を作製して12μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルムの下面に塗布して比
較例と同様にして、厚さ0.9μmの硬化膜を形成させ
た。このフィルムの上面に比較例と同じ染料インキを塗
布して転写体を作製した。
リエチレンテレフタレートフィルムの下面に塗布して比
較例と同様にして、厚さ0.9μmの硬化膜を形成させ
た。このフィルムの上面に比較例と同じ染料インキを塗
布して転写体を作製した。
この転写体を比較例と同じ記録条件で走行させ走行時の
騒音を測定した。パルス幅2ms および5ms にお
いてそれぞれToホン、74ホンであった。この5ms
の走行時の騒音は、比較例の転写体の騒音より小さく
なっていた。
騒音を測定した。パルス幅2ms および5ms にお
いてそれぞれToホン、74ホンであった。この5ms
の走行時の騒音は、比較例の転写体の騒音より小さく
なっていた。
本発明は、基体が耐熱的に弱く溶融する場合の騒音に有
効な液状潤滑性物質について記したが、あるいはアミド
糸等の耐熱性高分子フィルム基体を用いた場合にも、上
記基体の下面に高分子組成物層を形成して、さらに高熱
エネルギー、高速記1oべ 、・ 録に優れた効果を示す上記組成物中への添加剤として用
いることができる。また、ワックス方式の転写体の高熱
エネルギー記録、高速記録にも本発明は同様に適用でき
る。なお、転写体の構成として基体の上面、下面に下塗
層を設けてその上に色材層、高分子組成物層をそれぞれ
形成させてもよい。
効な液状潤滑性物質について記したが、あるいはアミド
糸等の耐熱性高分子フィルム基体を用いた場合にも、上
記基体の下面に高分子組成物層を形成して、さらに高熱
エネルギー、高速記1oべ 、・ 録に優れた効果を示す上記組成物中への添加剤として用
いることができる。また、ワックス方式の転写体の高熱
エネルギー記録、高速記録にも本発明は同様に適用でき
る。なお、転写体の構成として基体の上面、下面に下塗
層を設けてその上に色材層、高分子組成物層をそれぞれ
形成させてもよい。
発明の効果
見、上のように、本発明の感熱記録用転写体は、高分子
組成物への添加剤として液状潤滑性物質を用いることに
より、特に基体が溶融を開始する以上の熱エネルギーを
加えられた時に発生する騒音を減少させることに大変優
れているものである。
組成物への添加剤として液状潤滑性物質を用いることに
より、特に基体が溶融を開始する以上の熱エネルギーを
加えられた時に発生する騒音を減少させることに大変優
れているものである。
図は本発明の一実施例における感熱記録用転写体の断面
図である。 1・・・・・・基体、2・・・・・・色材層、3・・・
・・高分子組成物層。
図である。 1・・・・・・基体、2・・・・・・色材層、3・・・
・・高分子組成物層。
Claims (2)
- (1)基体の上面に色材層を設け、前記基体の下面に液
状潤滑性物質を含有する高分子組成物の層を設けた感熱
記録用転写体。 - (2) 高分子組成物が硬化樹脂である特許請求の範囲
第1項記載の感熱記録用転写体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59008040A JPS60151096A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 感熱記録用転写体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59008040A JPS60151096A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 感熱記録用転写体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60151096A true JPS60151096A (ja) | 1985-08-08 |
JPH0582318B2 JPH0582318B2 (ja) | 1993-11-18 |
Family
ID=11682226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59008040A Granted JPS60151096A (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 感熱記録用転写体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60151096A (ja) |
Cited By (11)
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---|---|---|---|---|
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JPS6357282A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-11 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 感熱転写材 |
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JPH03270984A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-12-03 | Eastman Kodak Co | 滑剤滑層を有する抵抗リボン |
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-
1984
- 1984-01-19 JP JP59008040A patent/JPS60151096A/ja active Granted
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Also Published As
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