JPS60150846A - 破砕精米の製造方法および製造装置 - Google Patents
破砕精米の製造方法および製造装置Info
- Publication number
- JPS60150846A JPS60150846A JP510084A JP510084A JPS60150846A JP S60150846 A JPS60150846 A JP S60150846A JP 510084 A JP510084 A JP 510084A JP 510084 A JP510084 A JP 510084A JP S60150846 A JPS60150846 A JP S60150846A
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- JP
- Japan
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- rice
- crushed
- grain
- polished rice
- grains
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は破砕精米の製造方法および製造装置の改良に関
する。
する。
米菓、味噌、清酒、焼酎、穀粉などに利用される破砕精
米の需要層は年度毎に増加する傾向にある。またその製
造方法は、食糧事務所の指示により原料玄米を全麦連等
の各工場に委託して搗精した白米を割砕機に供給し、硬
質化した米粒内層部を強大な押圧力によって破砕するの
で、多大なエネルギーを浪費すると共に、糠粉。
米の需要層は年度毎に増加する傾向にある。またその製
造方法は、食糧事務所の指示により原料玄米を全麦連等
の各工場に委託して搗精した白米を割砕機に供給し、硬
質化した米粒内層部を強大な押圧力によって破砕するの
で、多大なエネルギーを浪費すると共に、糠粉。
米粉、微細水等を多発し、玄米から製品までの歩留は８
２％程度で損失が多く、その製法は、夙に改善を要望さ
れる処であった。
２％程度で損失が多く、その製法は、夙に改善を要望さ
れる処であった。
また、米粒（常温白米）は滞留時間１分間に０．２％以
上の水分を加湿して吸着させると米粒に亀裂を発生する
。したがって、湿風による米粒の加湿作用において吸水
量等を調節することにより、米粒の内層部に亀裂を適宜
に生成することができる。そして米粒亀裂を生成した米
粒はその内質部が脆弱化するので、比較的に弱い押圧力
と粒々摩擦力とによって簡単に、かつ効率的に米粒破砕
（割砕）を実施することができる。
上の水分を加湿して吸着させると米粒に亀裂を発生する
。したがって、湿風による米粒の加湿作用において吸水
量等を調節することにより、米粒の内層部に亀裂を適宜
に生成することができる。そして米粒亀裂を生成した米
粒はその内質部が脆弱化するので、比較的に弱い押圧力
と粒々摩擦力とによって簡単に、かつ効率的に米粒破砕
（割砕）を実施することができる。
なお、前記米粒は、一般的に１時間当り０．３％以上の
水分を吸着すると米粒亀裂を発生するが、前述した加湿
条件は亀裂発生時間を可及的に短縮するための限定条件
であり、必要により加湿時間に応じて条件変更する場合
がある。
水分を吸着すると米粒亀裂を発生するが、前述した加湿
条件は亀裂発生時間を可及的に短縮するための限定条件
であり、必要により加湿時間に応じて条件変更する場合
がある。
本発明は上記の諸点に鑑み、原料白米に水分を吸着させ
て米粒亀裂を発生させた後に、加圧して破砕することに
より、米粒内質部の脆弱ブヒした白米を生成すると共に
、該白米に加圧して簡単に、かつ効率的に破砕するよう
にし、以って、前述した米粉、微細米等の発生を抑止し
て良質の破砕精米を確保し、併せて製品歩留りを向上す
る高性能な破砕精米の製造方法および製造装置を開発し
て提供せんとするものである。
て米粒亀裂を発生させた後に、加圧して破砕することに
より、米粒内質部の脆弱ブヒした白米を生成すると共に
、該白米に加圧して簡単に、かつ効率的に破砕するよう
にし、以って、前述した米粉、微細米等の発生を抑止し
て良質の破砕精米を確保し、併せて製品歩留りを向上す
る高性能な破砕精米の製造方法および製造装置を開発し
て提供せんとするものである。
本発明を実施例図について説明する。図面は米粒加湿装
置１の後行程に破砕装置２を設けて破砕米の一貫加工行
程を形成した破砕精米の製造装置である。
置１の後行程に破砕装置２を設けて破砕米の一貫加工行
程を形成した破砕精米の製造装置である。
前記米粒加湿装置１は、略密閉状の箱形機枠３の上部−
側に流量調節弁４を備えた供給ホッパー５を装設すると
共に、その下部他側に米粒排出口６を設け、また機枠３
中央部に回転横軸７を横架するとともに、該横軸７に多
孔壁の回転ドラム８を軸着し、また機枠３の一側壁に給
湿用ノズル９を装着すると共に、該ノズル９を超音波加
湿装置等から成る蒸気発生装置１０に連結し、１１は米
粉、微細米などの細粒排出口、１２は横軸７の一側軸端
部に軸着した回転用調車、１３は送Ｊｉ１機、１４は蒸
気装置、１５は給水量調節弁である。
側に流量調節弁４を備えた供給ホッパー５を装設すると
共に、その下部他側に米粒排出口６を設け、また機枠３
中央部に回転横軸７を横架するとともに、該横軸７に多
孔壁の回転ドラム８を軸着し、また機枠３の一側壁に給
湿用ノズル９を装着すると共に、該ノズル９を超音波加
湿装置等から成る蒸気発生装置１０に連結し、１１は米
粉、微細米などの細粒排出口、１２は横軸７の一側軸端
部に軸着した回転用調車、１３は送Ｊｉ１機、１４は蒸
気装置、１５は給水量調節弁である。
前記破砕装置２は、機枠１６上部に設けた供給口部１７
に、回転排出バルブ１８を備えた調質タンク１９を連結
し、また機枠１６の内部に軸架した回転横軸２０に、多
数のネジ山状突起２１の外周面に設けた摺鉢状筒体から
成る内口２２を軸着すると共に、該内口２２の外周に多
数の縦溝を有する昇口２３を嵌合して固設し、２４は破
砕室、２５は粒度により間隙を調節する間隙調節用ハン
ドル、２６は横軸２ｏに軸着した回転用調車、２７は送
穀用突起、２８は排出口、２９は揚穀機で、該機２９に
より米粒加湿装置１の米粒排出口６から排出される米粒
を揚穀して調質タンク１つに供給するように形成しであ
る。
に、回転排出バルブ１８を備えた調質タンク１９を連結
し、また機枠１６の内部に軸架した回転横軸２０に、多
数のネジ山状突起２１の外周面に設けた摺鉢状筒体から
成る内口２２を軸着すると共に、該内口２２の外周に多
数の縦溝を有する昇口２３を嵌合して固設し、２４は破
砕室、２５は粒度により間隙を調節する間隙調節用ハン
ドル、２６は横軸２ｏに軸着した回転用調車、２７は送
穀用突起、２８は排出口、２９は揚穀機で、該機２９に
より米粒加湿装置１の米粒排出口６から排出される米粒
を揚穀して調質タンク１つに供給するように形成しであ
る。
上述の構成であるから、原料白米を供給ホッパー５に投
入して該装置を起動すると、前記白米は流下して回転ド
ラム８内に流下すると共に、該ドラム８の回転によって
前記白米は筒内を雪崩れ状に反転しながら排出側に流動
する。その間、蒸気発生装置１０で発生した湿度の高い
温湿風は、給湿用ノズル９から噴出して筒内の米粒層に
加湿し、加湿された各白米はその米粒内層部に水分を吸
着しながら米粒排出口６から排出して揚穀機２９を介し
て調質タンク１９に供給して調質されるが、本発明の米
粒加湿装置は、加湿作用によって可及的短時間に米粒亀
裂を発生させるため、例えば含水率１３％の白米に対し
、温度２０℃、湿度ｉｏｏ％以上、以上化風量比１’／
ｓｅｃ。
入して該装置を起動すると、前記白米は流下して回転ド
ラム８内に流下すると共に、該ドラム８の回転によって
前記白米は筒内を雪崩れ状に反転しながら排出側に流動
する。その間、蒸気発生装置１０で発生した湿度の高い
温湿風は、給湿用ノズル９から噴出して筒内の米粒層に
加湿し、加湿された各白米はその米粒内層部に水分を吸
着しながら米粒排出口６から排出して揚穀機２９を介し
て調質タンク１９に供給して調質されるが、本発明の米
粒加湿装置は、加湿作用によって可及的短時間に米粒亀
裂を発生させるため、例えば含水率１３％の白米に対し
、温度２０℃、湿度ｉｏｏ％以上、以上化風量比１’／
ｓｅｃ。
ｔｏｎに調節した加湿用温湿風を加湿時間６０ｓｅｃ。
において米粒加湿を実施することになる。したがって、
前記白米は、回転ドラム８内で米粒の全面に斑なく均一
に加湿されると共に、調質タンク１９内で調質（調質時
間５〜１０分間程度）されるので、滞留時間１分間に０
．２％以上の水分を加湿された米粒は、流動および調質
中に前記水分を米粒内層部に移行し吸着して米粒亀裂を
発生すると共に、調質タンク１９の排出バルブ１８の回
転によって米粒亀裂を生じた前記白米は破砕装置２に流
下して破砕室２４内に流入する。破砕室２４内の白米は
内口２２の回転で生ずる比較的に弱い押圧力と粒々摩擦
によって前記亀裂から適度の細片状に破砕し、破砕精米
に加工されて排出口２８を介して機外に取り出されるこ
とになる。
前記白米は、回転ドラム８内で米粒の全面に斑なく均一
に加湿されると共に、調質タンク１９内で調質（調質時
間５〜１０分間程度）されるので、滞留時間１分間に０
．２％以上の水分を加湿された米粒は、流動および調質
中に前記水分を米粒内層部に移行し吸着して米粒亀裂を
発生すると共に、調質タンク１９の排出バルブ１８の回
転によって米粒亀裂を生じた前記白米は破砕装置２に流
下して破砕室２４内に流入する。破砕室２４内の白米は
内口２２の回転で生ずる比較的に弱い押圧力と粒々摩擦
によって前記亀裂から適度の細片状に破砕し、破砕精米
に加工されて排出口２８を介して機外に取り出されるこ
とになる。
なお、前記米粒加湿装置は、図面に限定されることなく
、一般的な穀物加湿装置を選択して使用される。また破
砕装置は、図示した以外にハンマーミルなどの衝撃式破
砕機や、一般精米に使われる摩擦式精米機で、金網の孔
の大きさを破砕用に小さくしたもの、あるいは無孔にし
たものや籾摺に使われる遠心Ｉｌ１機型式のもの等が使
用される。
、一般的な穀物加湿装置を選択して使用される。また破
砕装置は、図示した以外にハンマーミルなどの衝撃式破
砕機や、一般精米に使われる摩擦式精米機で、金網の孔
の大きさを破砕用に小さくしたもの、あるいは無孔にし
たものや籾摺に使われる遠心Ｉｌ１機型式のもの等が使
用される。
このように、本発明の破砕精米の製造方法および製造装
置は、原料白米に水分を吸着させて米粒亀裂を発生さけ
た優、加圧して破砕するので、米粒内層部の脆弱化した
白米を適度の押圧力と粒々摩擦力とによって細片状に破
砕するがら、前述したエネルギーの浪費および米粉、微
細米等の発生を防止して良質の破砕精米を確保できると
共に、簡潔な構造によって効率的な破砕米の一貫加工行
程を形設でき、併せて製品歩留りを向上できる等の効果
を奏するものである。
置は、原料白米に水分を吸着させて米粒亀裂を発生さけ
た優、加圧して破砕するので、米粒内層部の脆弱化した
白米を適度の押圧力と粒々摩擦力とによって細片状に破
砕するがら、前述したエネルギーの浪費および米粉、微
細米等の発生を防止して良質の破砕精米を確保できると
共に、簡潔な構造によって効率的な破砕米の一貫加工行
程を形設でき、併せて製品歩留りを向上できる等の効果
を奏するものである。
図面は本発明の実施例図であり、本装置の側断面図であ
る。 １・・・米粒加湿装置 ２・・・破砕装置３・・・箱形
機枠 ４・・・流暢調節弁５・・・供給ホッパー ６・
・・米粒排出ロア・・・回転横軸 ８・・・回転ドラム
９・・・給温用ノズル １０・・・蒸気発生装置１１・
・・砕粒排出口 １２・・・回転用調車１３・・・送風
機 １４・・・蒸気装置１５・・・吸水量調節弁 １６
・・・機枠１７・・・供給口部 １８・・・回転排出バ
ルブ１９・・・調質タンク ２０・・・回転横軸２１・
・・ネジ山状突起 ２２・・・内口２３・・・昇口 ２
４・・・破砕至 ２５・・・間隙調節用ハンドル ２６・・・回転用調車
２７・・・送穀用突起 ２８・・・排出口２９・・・揚
穀機 特許出願人
る。 １・・・米粒加湿装置 ２・・・破砕装置３・・・箱形
機枠 ４・・・流暢調節弁５・・・供給ホッパー ６・
・・米粒排出ロア・・・回転横軸 ８・・・回転ドラム
９・・・給温用ノズル １０・・・蒸気発生装置１１・
・・砕粒排出口 １２・・・回転用調車１３・・・送風
機 １４・・・蒸気装置１５・・・吸水量調節弁 １６
・・・機枠１７・・・供給口部 １８・・・回転排出バ
ルブ１９・・・調質タンク ２０・・・回転横軸２１・
・・ネジ山状突起 ２２・・・内口２３・・・昇口 ２
４・・・破砕至 ２５・・・間隙調節用ハンドル ２６・・・回転用調車
２７・・・送穀用突起 ２８・・・排出口２９・・・揚
穀機 特許出願人
Claims (1)
- （１）、原料白米に水分を吸着させて米粒亀裂を発生さ
せた後、加圧して破砕することを特徴とした破砕精米の
製造方法。 （ｚ、米粒加湿装置の後行程に破砕装置を設けて破砕米
の一貫加工行程を形成したことを特徴とする破砕精米の
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP510084A JPS60150846A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 破砕精米の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP510084A JPS60150846A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 破砕精米の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150846A true JPS60150846A (ja) | 1985-08-08 |
Family
ID=11601950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP510084A Pending JPS60150846A (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 破砕精米の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60150846A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6331556A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-10 | 株式会社 東洋精米機製作所 | 精白米の破砕方法 |
| JPH0249629U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 |
-
1984
- 1984-01-13 JP JP510084A patent/JPS60150846A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6331556A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-10 | 株式会社 東洋精米機製作所 | 精白米の破砕方法 |
| JPH0249629U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | ||
| JPH0542918Y2 (ja) * | 1988-09-30 | 1993-10-28 |
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