JPS60149795A - 連続電気メツキ装置 - Google Patents

連続電気メツキ装置

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JPS60149795A
JPS60149795A JP267684A JP267684A JPS60149795A JP S60149795 A JPS60149795 A JP S60149795A JP 267684 A JP267684 A JP 267684A JP 267684 A JP267684 A JP 267684A JP S60149795 A JPS60149795 A JP S60149795A
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plating
rolls
metal strip
electroplating
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Tetsuaki Tsuda
津田 哲明
Atsuyoshi Shibuya
渋谷 敦義
Kinya Yanagawa
柳川 欽也
Takeshi Hattori
武 服部
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明し才、電気メノキ装置、特に、連続走行ずろ金属
ス1リソプの水平型連続電気メツキ装置に関する。
(従来技術) 近年に至りメノキ鋼板は特にその用途の拡大に伴い、生
産量が増大しつつあるとともに生産技術にも多くの改善
が行われている。したがって、その1つの生産手段とし
7゜ζの金属ストリップの連続電気メ。
キおよびそのための装置についてこれまでにも多くの提
案がなされてきた。
例えば特公昭50−8020号において(、、]]シ,
ーノ1セル方式が提案されており、これはメノキ槽を筒
状に構成し、その内部を走行ずる金属ストリノプにタ1
し向流関係てメッキ液を強制循環さーUる方式である。
この方式は両面メンキ法ならびに片面メッキ法に利用さ
れるものであるが、片面メッキ法専用に使用されるもの
としては特公昭57−14759号において端流メノキ
方式が提賞されている。これは全圧ス1・リップの一面
に接近して配置した電極からメノギ液を噴出させながら
、片面のみをメノキする方式である。金属ストリップの
他面は支持ロールにJ−って支持されている。
〒1゛1゛、?1テ開昭58−136796号には流体
り、シミ1ンパノV、’jj戊が提′全′さ17.てい
る。、二わ、は1述のシ1.ノIセル力代と噴流ノ2・
キ方式とを組合−lたθ11き方法てあ−7−(、↑属
ストす、プの七F両面から)、・キl夜を噴出さ[げへ
′がらメ2・キを行うとともるこ苅にム−7):通電I
)−月の中間部分においてそのメッキ液pri fl、
i ’/Rてもって金属ス1リップを支持−4−るちの
てあ?〕。
(iit末技術の欠点) 金属ス1す、プのノ、・キにGj、高速ての連υL・処
理を可能よ−1−z1♀・イ済・1(1か要求さ」1.
る七と1)乙こ 高品質C)J キを実現1−ろために
可及的Gこ一定条(71下てメッキか行い0?イ1よう
にすることが望まれ・て〕。ノノキ液″紺成力旨;1C
ご 定に保持さJ′)、ろ必l55jかJ・、ろの(1
、勿論の、′、七、11当に極間fl’Ij離は可15
〜的に小さくかつ常に一定に促Biさtl、 r+ 、
ト)にする、二とか望まし2い。
i;L来、(δを型メ、・キ(曹にあっ−ζシ;1、全
屈ストリップか自■Tルこ、Lって7fr下するため、
金、屈スIす2・プに働< ylL/−1トJ 、7キ
槽内張力(、a例05〜5 J/ mK1’T’J度)
との釣合いから、メッキtvI内を走行−4−、=+金
属ストす2プむ:lり1となっ、賢両j11電ロールの
間己こ在、fζ拍手方向の縦1.lji面形状がカテナ
リー曲綿状となるのはさし+ !’、、 +h、ない。
このときの金属ストリップの最人人二わij量、ずなわ
lう両通電1’l−ルの中心部(、二おるjるカテ−)
″り一甲は次式で表わされる。
h (カテーノ′リー甲) −k (ρ2/T)たt、
二r、p・両通電rl−ルの支点間距離(部)T;ス1
..1.1 、、、、プ張力(k g / m51)I
り:比例定数 し、たかって、ストリップとの1η3間ff1j離か1
−面では人となり、下面では小と八′るため、−1−面
側の電流分布か下面より不均一 七なるとともにヰ面例
の電圧が]−面より大きくなってしま一゛ノ。また に
の、1゛うな状態てメッキ液の液流吹込めを行うと、上
・下面で流速の差を仕し7て、l−述の極間距離の違い
と相俟って、スI・す、・プの1−・下面ではメッキ品
質が著しく不均一・となる。
さらCにまた、ストリップの振動、振餓(ハクツキ)ル
::より、下面乙、二設りた陽極とストリップとの接触
事故が頻発するので、近接電解が不可能となり−そのだ
め実[M業−1−は極間距離を大きくとってメッキ電圧
を高くする必要があり、そのような操業を行う限り、省
電力は達成できない。
しかもこのように接触しないまでも下面の陽極とストリ
ップとの極間距離が部う〕的に近づくため、局所的に8
2や02ガス泡発生密度の高い部分がのられ、そのよう
にストリップ下面に不均一・に何着したカス泡のために
電流分布かさらに不均一となり、合金メッキ品竹(組成
、析出相)のハラ・ツキや、はな(Jだしいときは、ピ
ン・ホールやメッキ・)・うをノ1−し、て製品価値を
1石なうことがある。
前述のミ、; 7− y t’ナセル式では筒状メ ・
キ槽内を走(−iずZ)金属ストリ2ノブがカテナリー
曲綿状となるの(,1避Gjられない。ま人−噴l茄メ
ッキ方式にあっても1、二の方式−ζ口I、非/zfA
型であるため、メノギ面に向か−って陽極面から噴出さ
れたメッキ液は次いてメツ・1・面から周囲に6出U7
てしまうため、電極とス1゛リップとの間をメッキ液で
充満さ−するのに大流量のメッキ液を流す必要かあり 
大容量の循環ポンプが必要であるばかりてなく、合金メ
ッキ品質を安定化ざ−するのa;二、α・要な流?とl
夜充、′苗のための流屋とが、アンバランスとなるとい
う問題を化1′イ)。さらに、特る、二FOイオンを含
んだメッキ(Feメ2ツキ、Fc−Znメッキ、re−
Niメッキ、F c −if nメッキ等々)液の場合
は、多量の浴出メッキ液は液滴(スブラ、シ、1.)と
なって落下するので、空気中の酸素と反応し7て(4F
e2”+024旧1”−4Fe3+−121120) 
、空気酸化されて、消耗して行くので、メッキ浴成分が
大幅に変動してし2まう。ストリップの機幅が、ノズル
の幅よりも狭い場合に、特に、この問題は深刻であって
、メッキ液組成の大幅な変動はさりられない。非浸消型
シェツト−1!ルの場合には、用出ノスル近傍が部分的
りこ負圧となり、周囲から空気を泡として巻き込め、F
e2+−・Fe3″となる空気酸化か著しく促進されろ
といった不利が浸漬型に1ヒ較しである。また同じくi
;1述の流体クノシクンノスル方式にあってじ1、合金
電気メッキの製造心こ際して、流動状況が十流側(向流
方向)と下流側(順流方向)とて異なるため、合金組成
や析出相が不均一なメッキとなる。つまり、ト流側のガ
ス除去性の改善のために、下流側よりも流速を多く流す
必要があり、相対液流速が下流側と下流側とで異なるこ
とになる。かかる液流量の制御は実操業上ではかなり困
ゲ#である。
(関連発明) 本件特許出願人は先に特願昭58−59194号として
、金属ストリップの上下面に離間対向し7て配置された
各不溶性陽極の中央部分を分割し、その箇所に」二下一
対のメッキ液噴出ノズルを設けた二段向流方式にも云う
べきメッキ装置を提案した。かかる装置によれば向流的
に送られるメッキ液の流れはより均一になり、陽極の不
均一熔解にもとすく極間距離の経時的変化LJより少な
くなり、また各1−リップ走行速度をさt; 4.:高
める、二とが“(きる。しかし、ごの方式°ζもまた1
−分、@足のゆくものではなく、ストリップがニ一段向
流ノスル(下側)の上面と接触して引き起こす、ノズル
の損傷が問題となっていた。
(発明の目的) 本発明の目的は、高品質メッキ、特に安定した合金メッ
キ(例えば、Zn−Fe、 Zn−Ni、 Zn−Ni
 −Cr、7、n−Mn、、ZIT−Cr、、 Fe−
Mn、 Zn−Fe−Ni等々)を高電流密度で、し2
かも、i;Jj率的に行い得る金属ストリップの連続電
気メッキ装置を提供することである。
本発明の別の目的は、極間距離をさら乙こ正確に一定に
保持し7得る全屈ス1リップの連続電気メツキ装置を提
供することである。
(発明の要約) 、−こに、本発明は、水平方向に走行する金属ストリッ
プから離間対向して配置された不溶性陽極と、該金属ス
トす、2プに接する前後一対の通電ロールを備えた金属
ストリップの水平型連続電気メッキ装置てあって、 一対の前記通電ロールの中間位置に設しまた中間り”ボ
ートロール; 該中間サボー1−ロールと前記の各1JTl電l′!−
ルとの間4.二あ−、て−1−下 対にそれぞh配置1
−7人−前記不lH’l陽極:および 前記不溶性陽極と水平方向に走行するriii記金属ス
トリップとで取り囲まれて形成された少なくとも1の管
路の金属ストリップ走行方向の下流端近傍に設けられ、
該管路に向かって金属ストリップ走行方向に対し向流に
開いた少なくとも1のメッキ液吹込めノズル、 から構成される装置 (発明の態様) 添付図面に関連させて本発明をさらに説明すると、第1
図La)および(b)は本発明に係る金属ス1・リップ
の連続電気メッキ装置Iを略式断面図で示すものであっ
て、図中、矢印で示すように水平方向に連続走行ずる金
属ス1・リップ2は横型メッキ槽てある水平型電気メッ
キ槽3に送給される。
第1図(a)の場合、この連続電気メッキ装置1ば、通
電ロール4.4 (図中、斜線を付して示す)とこれら
の間のほ研中央部に配設した−・対の中間ザボーl・ロ
ール5と、該中間サボー1 ’ +:Iール5の前・後
において金属ス1リノプ2に離間対向して設げた上下−
・対の不溶性陽極6.6とから成り、これらの不溶性陽
極の間を連続走行ずる間Gこ金属スI− ’J ノブ2
は電気メッキされる。連続走行する金属ストリップ2の
1一下両面に6,I図示例にあってはメッキ液の噴出ノ
ズル7.7.8.8が」二下一・対となって不溶性陽極
6、6の中間部分および出側通電ロールの一ト流近接部
分Gこそれぞれ設りられており、金属ストリップに対し
7向流的にメッキ液を噴出させている。通當金属ス1・
リップの両側面部分にlj適宜メッキ液シール機構、例
えば公知のエソジマスキング製許(図示せず)が設けら
れているため、これらの各部利で金属ヌ1・リップ上・
下面にはそれぞれ一種のメッキ液管路9が形成さ才1て
おり、原管路中へ金属スl・リップと向流方向ヘメノキ
液が強制吹込まれるのである。不溶性陽極6を含めて装
置全体はメッキ槽3のメ・2キ浴中に浸漬されており、
上記噴出ノズル7,8か“ら゛のメッキ液は図示例の場
合、循環タンク10を介してメッキ槽内を強制的に循環
している。メッキ槽3の入[1、出口部にはダムロール
11がそれぞれ設けられている。
第1図(b]は、第1図(alの場合のダム『1−ル1
1に代えてダムソール板12を設&−1た例を示すもの
であって、同一部利は同一符号で示す。第1図(b)の
場合、ダムシール板12を中間ザボー1ーロール5の下
流近接領域にも設けることによってメ・ノキ槽3を2つ
に区分し7ている。
このように、例えば第1図(alおよび(1〕)のいず
れの場合にあっても、本発明によれば中間ザボー1・ロ
ール5が設けられることによって金属ス1リノプ2のカ
テナリー、つまりいわゆるス1・リップのタレはほぼ完
全に防止できる。
なお、−1二記メッキ液シ一ル機構 例えば公知のエノ
ジマスキング装置(図示せず)を設けた場合、スト ’
J ノブの反対面一・のメッキ液の廻り込みが実質上防
止できるばかりでなく、そのようなシール機構をストリ
ップの両端部に設りるζとによって、それと金属ストリ
ップ面とさらに不溶性陽極とから構成されるメッキ液管
路を周囲から閉じられたものとし7、゛ それによって
メッキ面に接するメッキ浴組成を可及的に一定に保持で
きる。このようにメッキ液の出入口のみが開放されたメ
ッキ液管路を形成することに、↓、ゲζノ、キ装置全体
を浸漬型をすることき相俟ってさらるこ・層均−な電気
メッキが安定して得られるのである。ストリップの走行
方向のメッキ液シールL、11ilのダムロールあるい
はダムシール板等当業界で公知の適宜装置によって行な
ってもよい。
上記中間サポートロールとしては、走行時のストリップ
の位置を機械的に固定する機能を果たすもの“(あれば
、どのような形式、構造、機構のものであ、ってもよい
。最も一般的なものはピンチロール型あるいはオフセL
 l−1:’−ル型のものである・)が、その場合にも
多段ロール型としてもあるいは異径しJ−ルを一1下ロ
ールに組合せて使用してもよい。さらにはml−ル胴長
方向に部分的に分割したロールを組合せてもよい。
なお、金属ストリップの下面側にのみ、上記中間サボー
l−ロールを設LJることは特にカテナリー防止という
観点からは十分なも・のである。
ストリップとメッキ液吹込め流との吐出角度(θ)しJ
、できるBlaり甲行流(θ−0°)に近い低角度とす
ることがメッキ液の均一流動性を確保する点で望τLし
7いが、ス1リップとノズル先端との接触による耗損や
据イ」設置スペースを考慮すると、実用上は15〜60
°程度表なる。その場合、ノズル先端の形状を水凱のク
チハシのようなわん曲形状に成形するのが有利である。
ノズルの吐出先端部分は、一般的にはし方形断面のスリ
ット(r、1it)状であるが、ま六:、そのスリット
状ノスルの断面はゆるやかに開口間隔を変動させてもよ
い。あるいは、小さな円形スロット(slot>を多数
あけたノズルても、板幅方向に均一・な液流速分布を実
現できろものであればよい。
金属ストリップのjm板走行するパスラインは完全に水
平な場合だけでなく、例えば水平線より士約10度傾い
た範囲の場合であっても本発明に云う横型メッキ槽、つ
まり水平型連続メッキ装置の範ちゅうに入る。
また、ストリ、ブ走行方向とメッキ液の流れ方向との向
流性も、両者が完全な平行状態にある場合ばかりでなく
、例えはメッキ液の流れが外側にあるいは内側に微小角
度ずれた場合であっても、本発明にあってはストリップ
移動方向に対して向流(counter flow)と
の範ちゅうに属する。
このように、本発明の1つの特徴は、浸漬型のメッキ槽
において、前後で対になった通電ロールの間のほぼ中央
部に、中間サポートロールを設けるごとてあって、かか
イ・構成をとることによって、次のようなりノ果がめら
れる。
■横型メッキ槽の最大欠点であるストリップカテナリー
量が減少する。
■パスライン位置制御が流体バフFのような圧力制御方
式でなく変位制御となるため信頼性が高くなる。
■流体クノシ1ンパソド方式の場合と異なり、ノズル・
ヘッダ圧力が高くないのでメッキ液供給ポンプの電力ロ
スが少ない。
■処理ずべき金属ストリップの寸法が変更されるときに
金属ストリップの板幅が大きく変動する板幅移行部の通
過に際し、て、不安定振動やコイル先端つっかげ等のト
ラブルが生じない。
■以」−の0)・〜■の効果が得られることから、それ
・ らの総合的効果として、近接電解ができ、」=・下
面の合金メッキの品質の差がほとんど見られなくなった
さらに本発明の別の特徴は、中間サポートロールのi;
l・後の不溶性陽極と金属ストリップとで形成される管
路中へ、該管路の金属ストリップ走行方向の下流端近傍
に設けたメッキ液吹込21ノスルからそれぞれ金属スト
リップ走行方向に対し、向流方向にメ。
キ液の強制吹込みを行うこ中であり、このような構成を
とることによって前述の効果と相俟って次の、1゛うな
効果が得られる。
■向流方向のみで1項流が無いため、また、向流吹込み
とストリップ粘性流との相互干渉による相対流速の自己
安定化作用がIi+き、合金メッキ品質の均一化に寄与
する。
■向流吹込み電極長が短縮化するため、ガス除去性が改
善される。本発明の場合、電極長は前述のジェットセル
方式のほぼ半分の長さですむことになる。したがって、
得られる合金メッキ品質が安定化する。
この点に関し、本発明の好適態様にあってCJ すでに
iボベたように、適宜シール機構を金属ストリップの両
側面部に沿って設けてもよく、それによればさらに−屑
の改善がなされるのである。このシール機構としては、
例えばエツジマスキング装置としてすでに当業界におい
ては良く知られているので、これ以上の言及は必要ない
であろう。
なお、本発明にあって中間ザボートロールを設けたこと
によりカテナリー量を可及的に少なくすることができる
が、中間サポートロールの使用による効果はtllにそ
れに止まるものではなく、浸漬型メッキ槽においてメッ
キ液の向流吹込みを採用したことと相俟って、−ト述の
如くさらに多くのすくれた作用効果がもたらされるので
ある。
次に、本発明に係る装置によって得られる効果Qこつい
ていくつかの具体例にもとすいてさらに具体的に説明す
る。
(11カテナリー(ぎ正効果: 第2図は、板厚0.8浦和、板幅300龍の鋼ス[リッ
プを、ライン速度150 m/minで第1図るこ示ず
と同様な横型メッキ槽にてメッキしたときのセル内での
ス1リップの位置がバス・ラインに対してとの程度ずれ
ているか測定した結果を示すグラフである。本発明によ
71例は図中、・で示す。図示結果からも明らかなよう
に、本発明によれば、中間刃ボートロールを使用した変
位制御によるストリップ位置固定であるため、従来方式
に比較して複雑な流量制御も不要であり、操業がきわめ
て安定で信頼度が高い。つまり、定常状態のカテナリー
が得られた。
ストリップの幅移行部(先l&コイルの溶接部)が通過
したときも、機械的にスI・リップをピンチする方式で
あるので、流体クッションパッド方式に、Lる場合(図
中、○で示す)にのられる不安定振動の問題がない。
また、ジェノ1〜セル方式による場合(図中、×で示す
)にみられる走行時のセル内張力の変動や上・下ノズル
吹出し流量のアンバランス変動によるストリップのハタ
ツキ振動も、本発明によれば支点間距離が半分になって
いるため、約1/4倍となり大幅に減少している。その
ためジェットセル方式では25〜50m/mであった電
極間距離が本発明によれば5〜15m/’mとその大幅
な近接化が可能となった。
(2)カス泡抜性: 第1図(alに示すと同様な装置を使い、板厚Q、4 
mm、板幅250關の鋼ストリップに、ライン速度を5
0〜200m/milと変動させて、電気Zn−旧合金
メツキ(Zn240g / 77 、Ni 2” 70
g/ (J、(NI+4) 、sOa 100g/β、
pH2)を電流密度を変化させて行ない、そのときのメ
ッキ電圧を測定した。電極長は、3mの場合(ジェット
セル方式・・図中○で示す)と、前後に各1.5mと分
割した二段向流方式の場合(本発明例の場合 ・図中・
でしめず)について測定した結果を第3図にグラフで示
す。
図示結果から、電圧ト昇が少ないことからも分かるよう
に、本発明に係る装置のガス泡の除去効率はいわゆるジ
ェットセル方式のそれに比べてかなり改善されているの
が分かる。
(3)合金電気メツキ品質の安定性: 板厚0.6mm、板幅600關の鋼ストリップを使い、
ライン速度O〜200 m/minの間で変動させるこ
とのできろ第1図に示すと同様な横型水流れ模型実験槽
において、向流吹込め無い場合と、125 m/min
の吹込み流速で吐出した場合とGこついて、電極間内の
流速を熱線流速計、ピトー管等々により、実測した。
結果を第4図にグラフにまとめて示す。
図示結果からも明らかなように、本発明にしたがって向
流吹込みを行った場合には(図中、実線で示す)、スト
リップ走行によるCouette流と吹込めによるPo
1se旧11e流とが複雑に相互干渉するために、ライ
ン速度が増大するとともにストリップ走行による流れの
影へ背が強くなってくる。そのために、第4図からも分
かるように、ストリップ移動座標系からめた、相対液流
速が、ライン速度が変化し7ても比較的安定化する傾向
があり、これば合金メッキ品質の均一化の点で理想的で
ある。
このように向流吹込みのめられる場合は、相対流速が高
いので物質移動が良好で限界電流密度が高く、コゲ状、
粉状メッキとなることがない。しがも、操業中Gこライ
ン速度の変動があったとしても、そのような変動にもか
かわらず、相対流速は安定しており、したがって、常に
均一な物質移動か期待できる吹込6ろ方式であることが
わかる。
次に、板厚0.3 m / m、板幅2(10mmのi
W tM板ココイル用い、第1図に示す本発明に係る二
段向流式横型槽(向流吹込J、 2 m 3/min 
)および流体クッション・パッド方式(特開昭58−1
36746号) (Qc=2゜0 m 3/min 、
Qc=0.3 m ’ /min )にて、Zn−Fe
系合金電気メッキを型造しまた。電解条件’=A’、 
(F t・2+)/(Zn2+)a度モル比1.0、−
2.5 、浴温50−60’c−pH1,5〜2.5 
、電流密度50〜150八/dm2て、メツキイ1着量
2(Ig/r+(のZn−reメッキをライン速度、セ
ル数を変更して行った。それぞれ得られたメッキ鋼板に
ついて下記要領で耐パウダリング性および電着塗膜下ブ
リスター幅を評価した。結果を第5図にグラフにまとめ
て示す。
(i)iJパウダリング性(合金メッキ皮膜加工性)試
験法: 幅50mm<長さ200非の試験片のメッキ面にセ「1
テープを貼イ」シ、直径10關の丸棒にそわ−Uて18
0°内曲げを行う。その後、試験片を曲げ戻し、テープ
を脱離する。この際に、テープ面に付着するメッキ粉末
の量により、下記のような段階イ」けで耐パウダリング
性を評価した。
○:はとんどないもの △:やや薄く細か(メッキ粉伺着 ・:濃く、大きく、メッキ粉付着 (2)電着塗膜下ブリスター幅試験法ニリン酸塩系の化
成処理および自動車車体用の電着塗装を20#m施した
後、塩水噴霧試験500時間後のクロスカット部の腐食
状況により塗装後耐食性を評価した。
図示結果からも明らかのように 低速、高電流密度領域
では、耐パウダリング性(メッキ皮膜加工性)が劣悪で
あり、一方、高速、低電流密度領域では、η相が析出混
入しやす<、塗膜クロスカット部でのブリスター腐食が
生しやずい。
Zn−Fe合金電気メツキ性能良好域は、本発明によろ
場合のほうが、流体クノションバノ1゛式による場合よ
りも広い。これは、本発明の方が電極間内液流動状況が
安定化・均一・化し、てい2〕ことにするためと考えら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(alおよび(blは、本発明に係る水平型連続
電気メツキ装置の略式断面図; 第2図は、横型メッキ槽における通電ロール間の距離に
対し、いくつかの方式によるカテナリー量をプロノトシ
て得たグラフ; 第3図は、横型メッキ槽におりるガス泡除去性を比較す
るためにメッキ摺電圧とメッキ電流密度との関係を示す
グラフ: 第4図は、向流吹込みによる相対流速の安定化作用を比
較するために相対メッキ液速度とライン速度との関係を
示すグラフ;および 第5図は、メッキ品質の有効領域を説明ずろための、メ
ッキ電流密度とライン速度との関係を示すグラフである
。 1:連続電気メッキ装置 2;金属ストリップ3:メッ
キ槽 4:通電ロール 5:サポートロール 6,6”・不溶性陽極7、計噴出
ノズル 9:メッキ液管路 出願人 住友金属工業株式会社 代理人 弁理士 広 瀬 章 −・ L/1112り(b) 1 毫2図 #3図 坑4図 ライン迷贋 (m/min)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水平方向に走行する金属ストリップから離間対向して配
    置された不溶性陽極と、該金属ス]・リップに接する前
    後−・対の通電ロールを備えた金属ストリ。 プの水平型連続電気メノギ装置であ−って、一対の前記
    通電ロールの中間位置に設けた中間サポート11−ル; 該中間サポートロールと前記の各通電[′I−ルとの間
    にあって十王一対にそれぞれ配置した前記不溶性陽極:
    および 前記不/84’1−1i易極と水平方向に走行する前記
    金属ストリップとて取り囲まれて形成された少なくとも
    1の管路の金属ストリップ走行方向の下流端近傍乙こ設
    のイニ)れ、咳管路に向かって金属ストリップ走行方向
    に対し向流方向に開いた少なくとも1のメッキ液吹込め
    ノズル、 から構成される装置
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