JPS60149473A - サ−マルヘツド電力供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は感熱紙プリンタ等に使用されるサーマルヘッド
の電力供給装置に関する。

従来例の構成とその問題点 近年、情報端末機器の普及は目ざましいものがあり、サ
ーマルヘッドを使用した感熱式プリンタも構造が簡単で
音が静かであるので数多く使用さ２　・・−ノ ーｉ。

れでいる。

以下図面を参照し表から、上述したような従来のサーマ
ルヘッドの電力供給装置について説明を行う。

第１図は、従来のサーマルヘッド電力供給装置の構成を
示すブロック図である。

第１図において、１は制御部で印字制御信号を発生する
。２はヒータドライブ回路で印字制御信号に従ってヒー
タをドライブする。３はサーマルヘッドであシ、複数の
ヒータ３ａ　、３ｂ・・　を備える。４は電力供給部で
ありサーマルヘッド３のヒータへ電力を供給する。

以上のように構成されたサーマルヘッドの電力供給装置
について、以下その動作について説明する。

制御部１が印字すべき文字等に対応した印字制御信号を
出力すると、ヒータドライブ回路２が対応した電力供給
経路を閉じ、電力供給部４から供給された電力がサーマ
ルヘッド３の対応したヒータに電流を流す。ヒータは発
熱し感熱紙へ対応し３・＼−ノ た文字等を印字する。制御部１が印字制御信号の出力を
やめると電力供給経路が全て開くことによシ、ヒータに
電流は流れない。

しかし力から、上記のような構成では、何らかの理由で
制御部１が印字制御信号を出力したままの状態になった
時に、サーマルヘッドのヒータに電流が流れつづけるた
めにヒータが破損してしまうという欠点を有していた。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、装置の故障等によシ印字制御
信号が出力されたままの状態になった時にもサーマルヘ
ッドを破損することのない電力供給装置を提供するもの
である。

発明の構成 この目的を達成するために、本発明のサーマルヘッド電
力供給装置は、サーマルヘッドと、印字制御信号により
前記サーマルヘッドのそれぞれのヒータの電力供給回路
を開閉するヒータドライブ手段と、前記サーマルヘッド
のヒータへ電力を供給する電力供給手段と前記印字制御
信号によシ規定時間以下の制御信号を出力して前記電力
供給手段を駆動する時間制限手段とから構成されている
。

この構成によって印字制御信号が出力されたままの状態
に々っても電力供給手段は却定時間以下しか駆動しない
ので、ヒータに電流が流れつづけることはなく、サーマ
ルヘッドは破損しなくなる。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。第２図は本発明による電力供給装置の構成を示す
ブロック図である。

第２図において、１１．１２，１３．１４はそれぞれ第
１図の１．２，３．４と同じブロックなので説明を省略
する。１５は時間制限部であり、制御部１１からの印字
制御信号が出力されると、その出力にはサーマルヘッド
１３のヒータが破損しカいよつな規定時間以下の制御信
号が出力される。

第３図は、本実施例をさらに具体的に示した回路図であ
る。第３図において、一点鎖線で囲まれたブロック２１
は制御部であシ、ブロック２２は６　ベース ヒータドライブ回路であり、ブロック２３はサーマルヘ
ッド、ブロック２４は電力供給部、ブロック２６は時間
制限部である。

第４図は第３図に示した実施例の各部におけるタイミン
グチャートである。

以下第３図と第４図を参照しながら動作を説明する。説
明を解りやすくするため制御線２６に印字制御信号が出
力された場合についてのみ述べる。

まず制御部２１が制御線２６に第４図ａに示すような通
常の印字制御信号を出力する。このパルス幅は通常０．
５ｍ８程度である。この時、制御線２６のＯＲ回路の一
部をなすダイオード２７を介してコンデンサ２８には第
４図ａと同じ信号が与えられる。コンデンサ２８の反対
端には抵抗２９とダイオード３ｏがアースとの間に接続
され微分回路を構成している。ただしこの微分回路の時
定数は、通常の印字制御信号のパルス幅に対しては十分
に大きく設定されているので、このコンデンサ２８の反
対端の電圧は第４図すのようになる。

ダイオード３ｏはパルスの立下りにおけるオーバ６Δ′
−ノ ーシュートを防止している。

この電圧が抵抗３１を介してトランジスタ３２のベース
へ与えられる。トランジスタ３２のコレクタは電源子Ｖ
から抵抗３３．３４を介してバイアスされており、エミ
ッタは接地されている。したがってトランジスタ３２は
この印字制御信号の間オンし、コレクタの電圧は第４図
Ｃのようになる。この信号はトランジスタ３６をオンさ
せレギュレータ回路３６を駆動してトランジスタ３７が
オンして電圧がヒータ３８へ与えられる。このヒータ３
８へ与えられる電圧は、第４図ｄのようになる。

また制御線２６へ出力された印字制御信号は、ヒータド
ライブ回路２２のトランジスタ３９　、４０をオンし、
この時、電源からヒータ３８．トランジスタ４ｏを通っ
て電流が流れ、ヒータが発熱して感熱紙へ印字を行う。

次に制御部２１が何らかの理由で制御線２６へ第４図ｅ
に示すような異常に長い信号を出力したとする。この時
コンデンサ２８と抵抗２９で構成７７、７ される微分回路の出力は第４図ｆのようになる。

この電圧は抵抗３１を介してトランジスタ３２をオンす
るが、ベース・エミッタ電圧が約０．６ｖ以下になると
トランジスタ３２はオフする。したがってコレクタの電
圧は第４図ｇのようになる。したがってヒータ３８へ与
えられる電圧は、第４図りのようになる。このヒータ３
８へ電圧が与えられる時間はコンデンサ２８と抵抗２９
からなる微分回路の時定数に比例して定まる。しだがっ
てこの時間を、ヒータが連続的に通電して破損し々い程
度、たとえば本実施例においては約４〜６ｍ８程度にな
るようにしておけば、故障等によって誤って印字制御信
号が出力されたままの状態と々っでも、ヒータの破損を
防ぐことができる。

発明の効果 以上のように本発明は、複数のヒータをもつサーマルヘ
ッドと、印字制御信号により前記サーマルヘッドのそれ
ぞれのヒータの電力供給経路を開閉するヒータドライブ
手段と、前記サーマルヘッドのヒータへ電力を供給する
電力供給手段と、前記印字制御信号により規定時間以下
の制御信号を出力して前記電力供給手段を駆動する時間
制限手段とを備えることにより、故障等によって印字制
御信号が出力されたままの状態となっても、ヒー　−−
１りに規定時間以上電流が流れることがなく、ヒータの
破損を防ぎ、信頼性を高めることができ、その実用的効
果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のサーマルヘッド電力供給装置の構成を示
すブロック図、第２図は本発明の一実施例におけるサー
マルヘッド電力供給装置の構成を示すブロック図、第３
図は同実施例のさらに具体的な回路図、第４図は第３図
に示した回路の各点における電圧のタイミングチャート
である。 １１．２１・・・・・・制御部、１２　、２２・・・・
・・ヒータドライブ回路、１３　、２３・・・・・・サ
ーマルヘッド、１４．２４・・・・・・電力供給部、１
５．２６・・・・・・時間制限部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のヒータをもつサーマルヘッドと、印字制御信号に
   より前記サーマルヘッドのそれぞれのヒータの電力供給
   経路を開閉するヒータドライブ手段と、前記サーマルヘ
   ッドのヒータへ電力を供給する電力供給手段と、前記印
   字制御信号により規定時間以下の制御信号を出力して前
   記電力供給手段を駆動する時間制限手段とを備えるサー
   マルヘッド電力供給装置。