JPH0312531Y2 - - Google Patents

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JPH0312531Y2
JPH0312531Y2 JP1983043424U JP4342483U JPH0312531Y2 JP H0312531 Y2 JPH0312531 Y2 JP H0312531Y2 JP 1983043424 U JP1983043424 U JP 1983043424U JP 4342483 U JP4342483 U JP 4342483U JP H0312531 Y2 JPH0312531 Y2 JP H0312531Y2
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JP
Japan
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power supply
supply voltage
thermal head
voltage
circuit
Prior art date
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JP1983043424U
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JPS59148338U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案はサーマルプリンタ、特に電源電圧の投
入シーケンス及び瞬断に起因するサーマルヘツド
の長時間加熱が防止されて、信頼性が向上される
サーマルプリンタに関する。
(b) 技術の背景 情報処理システムにおいてはその規模の大小に
かかわらず代表的な出力装置としてプリンタが使
用されている。この様に広い分野で使用されてい
るプリンタには、使用目的に即して多様な印字方
式が行なわれているが、その一方式として用紙に
コーテイングされた感熱材料を選択的に加熱する
ことによつて印字が行なわれるサーマルプリンタ
は、非機械式プリンタとして印字ヘツドの機械的
移動がなく無騒音とすることができ、かなりの高
速印字が可能であつて、かつ小型軽量化が容易で
あるために、小規模のシステム、或いは端末装置
等に内蔵するプリンタなどを中心に、その使用分
野が拡大されつつある。この使用分野拡大に伴な
つて一層の信頼性の向上が要望されている。
(c) 従来技術と問題点 サーマルプリンタの1例として、ラインドツト
タイプのキヤラクタ印字サーマルプリンタのブロ
ツク図を第1図に示す。図において、1はマイク
ロプロセツサ、2は文字発生器、3はデコーダ、
4及び5はバツフア、6は印字サーマルヘツド、
7はデータバス、8は制御バスを示す。印字サー
マルヘツド6には、例えば第2図に示す如く、セ
レクト端子11(本従来例においてはセレクト端
子数14)とグループ端子12(本従来例におい
てはグループ端子数10)とによつてマトリツク
ス構成される両端子数の積(本従来例においては
140)の抵抗体13が1列に配列されている。
本従来例においては、文字又は記号等の1つの
パターンのエリアは7×7ドツトであつて、前記
140個の抵抗体13によつて7ライン印字するこ
とによつて20個の文字又は記号が横1行に印字さ
れる。ただし通常の文字等は5×7ドツトのマト
リツクスにデザインされている。
本従来例のデータは8ビツトで構成されて、デ
ータバス7からマイクロプロセツサ1に入力さ
れ、文字発生器2及びデコーダ3に送られる。こ
のデータの入力により、文字発生器2によつてセ
レクト端子が、デコーダ3によつてグループ端子
が選択されて、両端子によつて定まる選択された
抵抗体13にバツフア4及び5を介して、数
〔ms〕巾のパルス電流が通じて、感熱紙のこの選
択された抵抗体13に接する位置にドツトが印字
される。
以上説明した如く、サーマルプリンタの多くは
マイクロプロセツサによつて制御されるが、マイ
クロプロセツサの正常な動作が保証されない条件
下でサーマルヘツドの抵抗体に電流が流されるな
らば通電時間が制御されず、サーマルヘツドの抵
抗体は異常に加熱されてその寿命が著しく短縮さ
れる。
正常なマイクロプロセツサが外部要因によつて
動作が正常でなくなる主たる要因は電源関係にあ
り、論理・制御回路の電源投入前のサーマルヘツ
ド電源投入、サーマルヘツド電源切断前の論理・
制御回路の電源切断、ならびにマイクロプロセツ
サが動作状態にあるときのその電源電圧の正常動
作保証限界以下への低下(以下瞬断と略称する)
があげられる。
これらの電源投入、切断のシーケンスの確保、
ならびに電源瞬断に対する保護手段を欠く従来の
サーマルプリンタにおいては、サーマルヘツドの
寿命短縮が問題とされており、これに対する保護
手段を設けて信頼性を向上することが要求されて
いる。
(d) 考案の目的 本考案は、論理回路の電源の瞬断と論理回路と
サーマルヘツドとの電源投入シーケンスの誤りと
に基づくサーマルヘツドの寿命短縮に対する保護
手段を備えて、高い信頼性を有するサーマルプリ
ンタを提供することを目的とする。
(e) 考案の構成 本考案の前記目的は、論理回路に電源電圧が投
入されると同時に該論理回路に対して初期化信号
が送出され、かつ電源電圧が予め設定された基準
電圧に到達したときから所定の時間経過後に、初
期化信号が送出停止され、かつ電源電圧が基準電
圧より低下したときに、初期化信号が直ちに送出
開始される手段と、前記電源電圧が基準電圧より
低下したときに、サーマルヘツドの駆動回路が遮
断される手段とを有するサーマルプリンタにより
達成される。
(f) 考案の実施例 以下本考案を実施例により図面を参照して具体
的に説明する。
第3図は本考案の実施例のブロツク図、第4図
は本実施例の特徴部分を示すタイミングチヤート
である。
本実施例においては先に第1図を参照して説明
したサーマルプリンタの従来例に比較して、論理
回路電源の瞬断検出回路21とサーマルヘツド遮
断回路22との2手段を備えている。
論理回路電源の瞬断検出回路21は、第4図の
タイミングチヤートの曲線aに一例を示す如く論
理回路の電源電圧が立上るときには、その電圧が
基準電圧Vthに到達してから所定の時間Tが経過
するまで、曲線cに示す如く初期化()
信号をマイクロプロセツサ1に送出する。
またこの電源電圧が基準電圧Vthより低くなれ
ば、前記初期化信号を再び送出する。この電源電
圧低下が負のパルス状の瞬断である場合にも、電
圧が回復上昇するとき基準電圧Vthに到達後時間
Tの経過を待つて初期化信号を停止する。
この基準電圧Vthは通常マイクロプロセツサ等
の論理回路の正常な動作が保証される下限の電圧
とし、また前記所定の時間Tは論理回路に含まれ
る順序回路の安定化に必要な時間以上とする。
またサーマルヘツド遮断回路22は、グループ
端子側のバツフア5の前段に挿入されて、第4図
において曲線bに示すサーマルヘツド電源電圧の
如何にかかわらず、曲線aに示す論理回路電源電
圧が前記基準電圧Vthより低いときには、曲線d
に示すタイミングによつてバツフア5を遮断状態
とする。
このサーマルヘツド遮断回路22は、先に述べ
た瞬断検出回路21が正常に動作しない電源電圧
範囲においてサーマルヘツドを保護することを目
的とする。
前記瞬断検出回路21の例を第5図aに示す。
図において、A1乃至A4は演算増幅器、C1はコン
デンサ、R1乃至R6は抵抗器であり、Vccは論理
回路電源電圧、V0は出力電圧すなわち初期化信
号出力を示す。本回路例において、電源電圧投入
の際の前記基準電圧Vthは抵抗器R1及びR2によ
つて設定され、また電源電圧の瞬断に対する基準
電圧Vth′には抵抗器R3によつてヒステリシスを
考慮した電圧差が与えられる。前記の遅れ時間T
はR5及びC1によつて設定され、演算増幅器A2
よつてこの遅れ時間Tがリセツトされる。
更に前記サーマルヘツド遮断回路22の例を第
5図bに示す。図において、3はデコーダ、A11
はコンパレータ、C11はコンデンサ、D11及びD12
はダイオード、D13は定電圧ダイオード、R11
至R14は抵抗器、T11はバツフア5を構成するト
ランジスタであり、Vccは論理回路電源電圧、
Vpはサーマルヘツド電源電圧を示し、トランジ
スタT11のコレクタはサーマルヘツドのグループ
端子に接続される。なおR11は電流制限抵抗であ
る。
本回路例においては、定電圧ダイオードD13
よつて設定される電圧とコンデンサC11の電圧と
がコンパレータA11によつて比較されて、コンデ
ンサC11の電圧が小であるときはデコーダ3の出
力電流はコンパレータA11側に通じて、トランジ
スタT11のベース電流が遮断され、その結果、サ
ーマルヘツドのグループ端子の駆動が停止され
る。
(g) 考案の効果 以上説明した如く本考案によつて、瞬断検出回
路を設けて初期化信号を制御し、更にサーマルヘ
ツド遮断回路を設けることによつて、マイクロプ
ロセツサを中心とする論理・制御回路の誤動作及
び暴走によるサーマルヘツドの長時間加熱が防止
されてその寿命短縮から保護され、サーマルプリ
ンタの信頼性の向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサーマルプリンタの従来例のブロツク
図、第2図はそのサーマルヘツドの説明図、第3
図は本発明の実施例のブロツク図、第4図はその
特徴部分を示すタイミングチヤート、第5図a及
びbはそれぞれ瞬断検出回路及びサーマルヘツド
遮断回路の実施例を示す回路図である。 図において、1はマイクロプロセツサ、2は文
字発生器、3はデコーダ、4及び5はバツフア、
6はサーマルヘツド、7はデータバス、8は制御
バス、11はセレクト端子、12はグループ端
子、13は抵抗体、21は瞬断検出回路、22は
サーマルヘツド遮断回路、を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 論理回路に電源電圧が投入されると同時に該論
    理回路に対して初期化信号が送出され、かつ該電
    源電圧が予め設定された基準電圧に到達したとき
    から所定の時間経過後に、該初期化信号が送出停
    止され、かつ該電源電圧が該基準電圧より低下し
    たときに、該初期化信号が直ちに送出開始される
    手段と、 前記電源電圧が前記基準電圧より低下したとき
    に、サーマルヘツドの駆動回路が遮断される手段
    とを有することを特徴とするサーマルプリンタ。
JP4342483U 1983-03-26 1983-03-26 サ−マルプリンタ Granted JPS59148338U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4342483U JPS59148338U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 サ−マルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP4342483U JPS59148338U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 サ−マルプリンタ

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Publication Number Publication Date
JPS59148338U JPS59148338U (ja) 1984-10-03
JPH0312531Y2 true JPH0312531Y2 (ja) 1991-03-25

Family

ID=30173959

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JP4342483U Granted JPS59148338U (ja) 1983-03-26 1983-03-26 サ−マルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0764087B2 (ja) * 1985-06-27 1995-07-12 京セラ株式会社 ライン型サ−マルプリントヘツド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815428A (ja) * 1981-07-20 1983-01-28 株式会社リコー サ−マルプリンタ用電源供給装置

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JPS5815428A (ja) * 1981-07-20 1983-01-28 株式会社リコー サ−マルプリンタ用電源供給装置

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JPS59148338U (ja) 1984-10-03

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