JPS6014886A - 人形用眼球の製造方法 - Google Patents
人形用眼球の製造方法Info
- Publication number
- JPS6014886A JPS6014886A JP12242083A JP12242083A JPS6014886A JP S6014886 A JPS6014886 A JP S6014886A JP 12242083 A JP12242083 A JP 12242083A JP 12242083 A JP12242083 A JP 12242083A JP S6014886 A JPS6014886 A JP S6014886A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylic resin
- eyeball
- production
- curable acrylic
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、人形、動物剥製等に用いる眼球の製造方法
に関するものである。
に関するものである。
従来、人形、動物玩具等において、比較的安価な玩具に
用いる眼球としては単なるプラスチック製のものが多い
が、高価な人形、動物の標本など立体感を必要とするも
のではガラス製が普通であって、例えば内外面を曲面と
したレンズ状のガラス薄片を作り、その裏面を上にして
塗料類を塗り重ね瞳孔、虹彩等を現わすことが行われて
いる。しかし、この加工は手作業によるものであって、
手間と熟練を要し、特に基体となる上記レンズ状のガラ
ス薄片の製造は最も手間を要するものである。
用いる眼球としては単なるプラスチック製のものが多い
が、高価な人形、動物の標本など立体感を必要とするも
のではガラス製が普通であって、例えば内外面を曲面と
したレンズ状のガラス薄片を作り、その裏面を上にして
塗料類を塗り重ね瞳孔、虹彩等を現わすことが行われて
いる。しかし、この加工は手作業によるものであって、
手間と熟練を要し、特に基体となる上記レンズ状のガラ
ス薄片の製造は最も手間を要するものである。
ところで、一般に人形頭部の製造は、石こう製の割り型
を前後からつき合わせ、その内部に上方から泥状原材を
注入して作られ、この場合、眼球は顔面型枠に設けた目
玉取付孔に沿わせて予め、型枠内面に糊層しておき、成
型後、眼球表面に漏出固着した原材を刃物で削りとって
目許を修整するものであるから、眼球表面は上記修整の
際、傷がつかぬ硬質滑面であるとともに、型枠の目玉取
付孔の口縁に合致する一様の曲面であることが望ましい
。しかし、前記レンズ状のガラス薄片を作ること自体が
手間を要する上に、さらに一様の曲面を得ることは極め
て困@jf、とされていた。
を前後からつき合わせ、その内部に上方から泥状原材を
注入して作られ、この場合、眼球は顔面型枠に設けた目
玉取付孔に沿わせて予め、型枠内面に糊層しておき、成
型後、眼球表面に漏出固着した原材を刃物で削りとって
目許を修整するものであるから、眼球表面は上記修整の
際、傷がつかぬ硬質滑面であるとともに、型枠の目玉取
付孔の口縁に合致する一様の曲面であることが望ましい
。しかし、前記レンズ状のガラス薄片を作ること自体が
手間を要する上に、さらに一様の曲面を得ることは極め
て困@jf、とされていた。
これに対し、この発明は、近時開発された紫外線硬化型
樹脂であるアクリル樹脂が速硬化性で、かつ耐擦傷性で
あり透明性にすぐれている点を利用して、これより硬質
滑面でしかも平均した曲面を形成したものである。すな
わち、上記紫外線硬化型のアクリル樹脂(商標名「ユニ
ディックJ)は、速硬化性であり、溶剤である酢酸ブチ
ルの量と紫外線照射時間を適度に定めることにより、塗
着された際の所定粘度の被膜で形成される表面張力によ
り上方にもつ上って自然にレンズ状の球面に保持された
まま固化してガラス面状とすることができる。
樹脂であるアクリル樹脂が速硬化性で、かつ耐擦傷性で
あり透明性にすぐれている点を利用して、これより硬質
滑面でしかも平均した曲面を形成したものである。すな
わち、上記紫外線硬化型のアクリル樹脂(商標名「ユニ
ディックJ)は、速硬化性であり、溶剤である酢酸ブチ
ルの量と紫外線照射時間を適度に定めることにより、塗
着された際の所定粘度の被膜で形成される表面張力によ
り上方にもつ上って自然にレンズ状の球面に保持された
まま固化してガラス面状とすることができる。
図面は、この発明の方法により作った人形用眼球の一例
を示す。1は予め表面あるいは裏面に所望の瞳孔、虹彩
等を印刷2により現わした透明樹脂あるいはガラス等か
らなる平面あるいは適度の曲面とした基板である。3は
この基板1上に滴下された紫外線硬化型アクリル樹脂層
であって、前記したようにそれ自体の表面張力によって
レンズ状にもつ上った状態でそのまN固化している。
を示す。1は予め表面あるいは裏面に所望の瞳孔、虹彩
等を印刷2により現わした透明樹脂あるいはガラス等か
らなる平面あるいは適度の曲面とした基板である。3は
この基板1上に滴下された紫外線硬化型アクリル樹脂層
であって、前記したようにそれ自体の表面張力によって
レンズ状にもつ上った状態でそのまN固化している。
なお、基板lは、上記表裏板状のものに限らず、裏面に
塗料を塗り重ねて瞳孔、虹彩等を順次隆成させたもの、
あるいは裏面に予め人形顔面に固定するための取付脚等
を付設したものであってもよい。また、基板の材質によ
り儒れ度を変えることによって滴下された紫外線硬化型
アクリル樹脂層のもり上りを変えることも可能である。
塗料を塗り重ねて瞳孔、虹彩等を順次隆成させたもの、
あるいは裏面に予め人形顔面に固定するための取付脚等
を付設したものであってもよい。また、基板の材質によ
り儒れ度を変えることによって滴下された紫外線硬化型
アクリル樹脂層のもり上りを変えることも可能である。
この発明は以上説明したように、紫外線硬化型アクリル
樹脂の特性を利用して一定のアールで形成された曲面を
有する硬質かつガラス状透明度を有する眼球を容易かつ
安価に作ることができ、極めて能率的である。
樹脂の特性を利用して一定のアールで形成された曲面を
有する硬質かつガラス状透明度を有する眼球を容易かつ
安価に作ることができ、極めて能率的である。
第1図および第2図は、この発明の方法により製造した
眼球の一例を示す平面図および縦断面図である。 図中の符号 1は基板、3は紫外線硬化型アクリル樹脂
層を示す。 特許出願人鈴木賢− 代理人 弁理士 福 村 敏ほか1基 箱 1 一一7′ ス 〕く 7、 /、/ □□−二一一 3 ム ヘ
眼球の一例を示す平面図および縦断面図である。 図中の符号 1は基板、3は紫外線硬化型アクリル樹脂
層を示す。 特許出願人鈴木賢− 代理人 弁理士 福 村 敏ほか1基 箱 1 一一7′ ス 〕く 7、 /、/ □□−二一一 3 ム ヘ
Claims (1)
- L 予め印刷等適宜の手段により瞳孔、虹彩等を現わし
た透明樹脂ガラス等の基板を水平に保持するとともに、
その上面に所定粘度の紫外線硬化型アクリル樹脂を滴下
し、その表面張力によりレンズ状の曲面に隆成させて固
化することを特徴とする人形用眼球の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12242083A JPS6014886A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 人形用眼球の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12242083A JPS6014886A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 人形用眼球の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6014886A true JPS6014886A (ja) | 1985-01-25 |
JPH0142223B2 JPH0142223B2 (ja) | 1989-09-11 |
Family
ID=14835383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12242083A Granted JPS6014886A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 人形用眼球の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014886A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219500A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | 氏家 金重 | 装飾用目とその製造方法 |
CN108379852A (zh) * | 2018-01-18 | 2018-08-10 | 东莞市安普城塑胶有限公司 | 一种玩具滴胶眼的生产工艺 |
-
1983
- 1983-07-07 JP JP12242083A patent/JPS6014886A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219500A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | 氏家 金重 | 装飾用目とその製造方法 |
CN108379852A (zh) * | 2018-01-18 | 2018-08-10 | 东莞市安普城塑胶有限公司 | 一种玩具滴胶眼的生产工艺 |
CN108379852B (zh) * | 2018-01-18 | 2020-03-31 | 东莞市安普城塑胶有限公司 | 一种玩具滴胶眼的生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0142223B2 (ja) | 1989-09-11 |
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