JPS60148602A - エツジヤ−圧延方法 - Google Patents
エツジヤ−圧延方法Info
- Publication number
- JPS60148602A JPS60148602A JP59003079A JP307984A JPS60148602A JP S60148602 A JPS60148602 A JP S60148602A JP 59003079 A JP59003079 A JP 59003079A JP 307984 A JP307984 A JP 307984A JP S60148602 A JPS60148602 A JP S60148602A
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- JP
- Japan
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- rolling
- width
- rolled material
- roll
- reduction
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は板材のエツジヤ−圧延方法に関するものである
。
。
従来、厚板工場、ホットストリップ圧延等において各種
幅寸法の板材が製造されるが、その製造に際しては所望
の製品幅とするために分塊圧延をはじめ、厚板、ホット
ストリップ圧延における粗圧延等において幅調整圧延、
即ち、エツジヤ−圧延が行なわれる。近時における如く
、経済性を重視する観点から連続鋳造化比率が高くなり
、これらの連続鋳造スラブを用いることにより、ホット
ストリップ圧延を行う場合、その粗圧延時においてバー
チカルスケールブレーカ−1あるいは、エツジヤ−圧延
機等によって幅調整圧延を行うと、例えば第1図に示す
如く、圧延材Sは、一対の竪ロール1によシ圧下刃Fを
受けたとき圧延材Sがテーブルローラ2よシ浮き上がシ
上向きの湾曲変形を生じ圧延材の端縁部のみが圧下され
変形が圧延材Sの幅方向に均一に行なわれず、また、前
述する上向きの湾曲が極端に発現すると所謂バックリン
グと称する圧延材Sの座屈現象によって幅調整圧下を不
能ならしめることになシ、従来、ホットストリップ圧延
の粗圧延における幅調整圧下は、せいぜい50〜fiQ
rrwn程度のものであシ、これがため、ホットストリ
ップ圧延に対して供給する連続鋳造スラブとして製品寸
法に応じて前述する幅調整圧下量を加味した各種幅寸法
鋳型を準備し、スラブを製造するために、鋳型交換を頻
繁に行う場合にあっては、連続鋳造設備の稼動率を低下
せしめることとなる。
幅寸法の板材が製造されるが、その製造に際しては所望
の製品幅とするために分塊圧延をはじめ、厚板、ホット
ストリップ圧延における粗圧延等において幅調整圧延、
即ち、エツジヤ−圧延が行なわれる。近時における如く
、経済性を重視する観点から連続鋳造化比率が高くなり
、これらの連続鋳造スラブを用いることにより、ホット
ストリップ圧延を行う場合、その粗圧延時においてバー
チカルスケールブレーカ−1あるいは、エツジヤ−圧延
機等によって幅調整圧延を行うと、例えば第1図に示す
如く、圧延材Sは、一対の竪ロール1によシ圧下刃Fを
受けたとき圧延材Sがテーブルローラ2よシ浮き上がシ
上向きの湾曲変形を生じ圧延材の端縁部のみが圧下され
変形が圧延材Sの幅方向に均一に行なわれず、また、前
述する上向きの湾曲が極端に発現すると所謂バックリン
グと称する圧延材Sの座屈現象によって幅調整圧下を不
能ならしめることになシ、従来、ホットストリップ圧延
の粗圧延における幅調整圧下は、せいぜい50〜fiQ
rrwn程度のものであシ、これがため、ホットストリ
ップ圧延に対して供給する連続鋳造スラブとして製品寸
法に応じて前述する幅調整圧下量を加味した各種幅寸法
鋳型を準備し、スラブを製造するために、鋳型交換を頻
繁に行う場合にあっては、連続鋳造設備の稼動率を低下
せしめることとなる。
また、連続鋳造時において幅寸法を変更する手段も提案
されているが、幅変更位置における非定形部の切り捨て
量の増大による歩留りの低下を招くことになる。従って
、幅圧下量の大きくとれるエツジヤ−圧延方法が可能と
なるならば、幅調整圧下を粗圧延列において充分になし
得ることから、スラブ寸法即ち、前述する連続鋳造設備
におけるスラブの幅寸法を代表的なものに集約化するこ
とが可能となり、幅寸法変更に伴う鋳型文型のための準
備時間の減少による連続鋳造設備の稼動率を向上せしめ
、また歩留シを向上させることが可能となる。
されているが、幅変更位置における非定形部の切り捨て
量の増大による歩留りの低下を招くことになる。従って
、幅圧下量の大きくとれるエツジヤ−圧延方法が可能と
なるならば、幅調整圧下を粗圧延列において充分になし
得ることから、スラブ寸法即ち、前述する連続鋳造設備
におけるスラブの幅寸法を代表的なものに集約化するこ
とが可能となり、幅寸法変更に伴う鋳型文型のための準
備時間の減少による連続鋳造設備の稼動率を向上せしめ
、また歩留シを向上させることが可能となる。
このため、従来から種々のエツジヤ−圧延方法が提案さ
れているが、例えば、その代表的なエツジヤ−圧延方法
として、第2図に示すように竪ロールとして上方に拡径
するテーパニ状のロール1′を用い、あるいは、円筒状
の竪ロール1を幅圧下に際して幅方向に適宜の角度θで
もって傾斜せしめて配置しく特開昭53−116259
号公報)圧延時に圧延材Sをテーブルローラ2に対する
押え力を発生せしめ、バックリングS′を防止せんとす
るものがあるが、圧下量が大きくなると、テーパーある
いは傾斜が圧延材の両側端縁を下方に押圧することにな
シ、圧延材Sはテーブルローラ2の存在によシ、かえっ
てバックリングを助長する傾向とな如バックリングに関
しては、むしろ悪影響を及ぼすことになる。
れているが、例えば、その代表的なエツジヤ−圧延方法
として、第2図に示すように竪ロールとして上方に拡径
するテーパニ状のロール1′を用い、あるいは、円筒状
の竪ロール1を幅圧下に際して幅方向に適宜の角度θで
もって傾斜せしめて配置しく特開昭53−116259
号公報)圧延時に圧延材Sをテーブルローラ2に対する
押え力を発生せしめ、バックリングS′を防止せんとす
るものがあるが、圧下量が大きくなると、テーパーある
いは傾斜が圧延材の両側端縁を下方に押圧することにな
シ、圧延材Sはテーブルローラ2の存在によシ、かえっ
てバックリングを助長する傾向とな如バックリングに関
しては、むしろ悪影響を及ぼすことになる。
また、竪ロールのテーパー、あるいは、竪ロールの中力
^の傾斜によって圧延材の側端面の直角度が低下すると
とになる。
^の傾斜によって圧延材の側端面の直角度が低下すると
とになる。
また、圧延材の中央部を押圧する押えロールを取シ付け
るものも提案されているが、バックリング防止効果は推
認し得るものの圧延装置が複維と11、保守整備を困難
なものとし、圧延材に上反シが生じる様な場合には、圧
延材が押えロールに衝突し、機器の損傷を招くのみなら
ず、円滑な操業を阻害することになる。さらにまた、竪
ロール1としてカリバー3を形成してなる竪ロール1を
用いて圧延することが提案されているが(特公昭55−
7322号公報)、この方式にあっては圧延材Sの両側
端縁部をカリバー3によって拘束するためバックリング
S′の抑制効果は若干認められるものの、大きな幅圧下
を行なう場合、あるいは、圧延材の幅に対する厚み寸法
の比(幅寸法/厚み寸法)が大きな圧延材に対して幅圧
下を行う場合にあっては、圧延側を拘束する前述の如き
押えロールがないために、バックリング現象を抑制する
ことが出来ず、いずれの方式においても効果的な解決手
段を見い出し得ガいのが現状である。
るものも提案されているが、バックリング防止効果は推
認し得るものの圧延装置が複維と11、保守整備を困難
なものとし、圧延材に上反シが生じる様な場合には、圧
延材が押えロールに衝突し、機器の損傷を招くのみなら
ず、円滑な操業を阻害することになる。さらにまた、竪
ロール1としてカリバー3を形成してなる竪ロール1を
用いて圧延することが提案されているが(特公昭55−
7322号公報)、この方式にあっては圧延材Sの両側
端縁部をカリバー3によって拘束するためバックリング
S′の抑制効果は若干認められるものの、大きな幅圧下
を行なう場合、あるいは、圧延材の幅に対する厚み寸法
の比(幅寸法/厚み寸法)が大きな圧延材に対して幅圧
下を行う場合にあっては、圧延側を拘束する前述の如き
押えロールがないために、バックリング現象を抑制する
ことが出来ず、いずれの方式においても効果的な解決手
段を見い出し得ガいのが現状である。
本発明者等は前述の如きエツジヤ−圧延において発生す
るバックリング現象について、圧延時における圧延材の
変形挙動、力学的変形プロセス等を解析し、種々実験を
行った結果到達せるもので、その基本とする技術的思想
は、エツジヤ−圧延時に作用する変形荷重、特にバック
リングを生起する変形荷重を、一対の竪ロール間におい
て圧延材を拘束し、その変形プロセスを制御することに
よってバックリングを制御し、よシ大きな幅調整圧下を
なし得ることを知見した。
るバックリング現象について、圧延時における圧延材の
変形挙動、力学的変形プロセス等を解析し、種々実験を
行った結果到達せるもので、その基本とする技術的思想
は、エツジヤ−圧延時に作用する変形荷重、特にバック
リングを生起する変形荷重を、一対の竪ロール間におい
て圧延材を拘束し、その変形プロセスを制御することに
よってバックリングを制御し、よシ大きな幅調整圧下を
なし得ることを知見した。
本発明は前述の知見に基づきなされたもので、その具体
的なエツジヤ−圧延方法の構成は。
的なエツジヤ−圧延方法の構成は。
一対の竪ロールを有する幅圧下スタンドにより圧延材を
所要幅に圧延するエツジヤ−圧延方法において、 前記竪ロールに送給される圧延材を予じめその幅方向の
断面形状が下方にゆるやかな凸となるように湾曲形成せ
しめ、圧延材の幅圧下時における圧延材の変形をテーブ
ルローラによシ反力支持せしめつつ圧延を行う点に存す
るものである。
所要幅に圧延するエツジヤ−圧延方法において、 前記竪ロールに送給される圧延材を予じめその幅方向の
断面形状が下方にゆるやかな凸となるように湾曲形成せ
しめ、圧延材の幅圧下時における圧延材の変形をテーブ
ルローラによシ反力支持せしめつつ圧延を行う点に存す
るものである。
以下本発明を図示の実施例にもとづいて本発明に係るエ
ツジヤ−圧延方法について説明する。
ツジヤ−圧延方法について説明する。
本発明のエツジヤ−圧延においては、予じめ圧延材Sを
その幅方向における断面形状が下向きに凸となるように
成形する必要がある。この場合、例えば、第4図に示す
様に、連続鋳造スラブを用いる場合、連続鋳造機C,C
に訃ける鋳型MをスラブSの断面形状として所要の湾曲
々率を付与せしめるように、スラブを画成する鋳型壁を
弧状に成型したものを用いて鋳造を行うか、あるいは、
鋳片の凝固完了後において、中央部が膨出した太鼓状ロ
ール31と中央部が凹状となった鼓形ロール32とから
なる成型ロール30によシスラブSを成形せしめること
も可能である。また、分塊圧延工程あるいはホットスト
リップ圧延における粗圧延工程においては、太鼓状ロー
ル41と鼓形ロール42とからなる成型圧延機40によ
って圧延することによって成形せしめる。
その幅方向における断面形状が下向きに凸となるように
成形する必要がある。この場合、例えば、第4図に示す
様に、連続鋳造スラブを用いる場合、連続鋳造機C,C
に訃ける鋳型MをスラブSの断面形状として所要の湾曲
々率を付与せしめるように、スラブを画成する鋳型壁を
弧状に成型したものを用いて鋳造を行うか、あるいは、
鋳片の凝固完了後において、中央部が膨出した太鼓状ロ
ール31と中央部が凹状となった鼓形ロール32とから
なる成型ロール30によシスラブSを成形せしめること
も可能である。また、分塊圧延工程あるいはホットスト
リップ圧延における粗圧延工程においては、太鼓状ロー
ル41と鼓形ロール42とからなる成型圧延機40によ
って圧延することによって成形せしめる。
次に、この様に幅方向における断面形状が下方に凸とな
るように形成された圧延材に幅調整圧下(エツジング)
を施す場合について説明するに、エツジヤ−圧延状態を
模式的に示す第5図および第6図において、一対の竪ロ
ール10に送給される圧延材Sは、その幅方向における
断面形状が下向きに凸となるように前述する如く前工程
において成形される。この様に湾曲された圧延材Sを一
対の竪ロール10間において幅方向に圧延荷重Fを受け
る場合に、図示から明らかなように圧延材Sが湾曲して
いる関係上、圧延材Sの端面における圧延荷重Fの作用
点と、圧延材を支承しているテーブルローラ11上にお
ける圧延材中心との間における変位、即ち、不整量6を
生起するととになる。このため、圧延材Sが竪ロール1
0間に送給され、幅方向の圧延荷重Fが作用すると、前
述する不整量δの存在下によって圧延材Sは曲げモーメ
ントを生起して、圧延材Sはさらに下方へ湾曲変形を生
起するが、竪ロール間に配置されたテーブルローラ11
によって圧延材Sの下部は拘束状態とされていることか
ら、圧延材8は一対の竪ロール10間においてテーブル
ローラ11を支持点として張如合った状態とな如、換言
すれば、圧延材Sの曲げモーメントとしての変形荷重は
テーブルローラ11による反力Rにより均衡支持される
こととなり、幅調整圧下が行なわれ、圧延材Sの竪ロー
ル10およびテーブルローラ11の拘束によって太きに
幅圧下な加えることが可能とl)、また、このとき圧延
材Sの過大な変形を伴うことなく行なわれることになる
。
るように形成された圧延材に幅調整圧下(エツジング)
を施す場合について説明するに、エツジヤ−圧延状態を
模式的に示す第5図および第6図において、一対の竪ロ
ール10に送給される圧延材Sは、その幅方向における
断面形状が下向きに凸となるように前述する如く前工程
において成形される。この様に湾曲された圧延材Sを一
対の竪ロール10間において幅方向に圧延荷重Fを受け
る場合に、図示から明らかなように圧延材Sが湾曲して
いる関係上、圧延材Sの端面における圧延荷重Fの作用
点と、圧延材を支承しているテーブルローラ11上にお
ける圧延材中心との間における変位、即ち、不整量6を
生起するととになる。このため、圧延材Sが竪ロール1
0間に送給され、幅方向の圧延荷重Fが作用すると、前
述する不整量δの存在下によって圧延材Sは曲げモーメ
ントを生起して、圧延材Sはさらに下方へ湾曲変形を生
起するが、竪ロール間に配置されたテーブルローラ11
によって圧延材Sの下部は拘束状態とされていることか
ら、圧延材8は一対の竪ロール10間においてテーブル
ローラ11を支持点として張如合った状態とな如、換言
すれば、圧延材Sの曲げモーメントとしての変形荷重は
テーブルローラ11による反力Rにより均衡支持される
こととなり、幅調整圧下が行なわれ、圧延材Sの竪ロー
ル10およびテーブルローラ11の拘束によって太きに
幅圧下な加えることが可能とl)、また、このとき圧延
材Sの過大な変形を伴うことなく行なわれることになる
。
この幅調整圧下量は、圧延材Sの湾曲度、換言すれば、
湾曲々率(半径)の程度に依存するが、この圧延材Sの
湾曲々率は、幅調整圧下後における水平ロールによる厚
み調整圧下時に圧延材のロール噛み込み等を考慮して決
定されるが、他方、エツジヤ−圧延から考察すれば、圧
延材Sの湾曲々率はそれほど大きくする必要は生じない
。
湾曲々率(半径)の程度に依存するが、この圧延材Sの
湾曲々率は、幅調整圧下後における水平ロールによる厚
み調整圧下時に圧延材のロール噛み込み等を考慮して決
定されるが、他方、エツジヤ−圧延から考察すれば、圧
延材Sの湾曲々率はそれほど大きくする必要は生じない
。
いま、この圧延材Sの湾曲々率とエツジヤ−限界との関
係をプラスチシンを用いて実験した結果を第8図に示す
。
係をプラスチシンを用いて実験した結果を第8図に示す
。
圧延材Sのモデルとして、厚さl Q rrwn (実
圧延材としてl Q Q mm相当)、巾150mm(
同1500 mm )を用い、その湾曲々率を種々に変
化させて幅圧下量を測定したもので、横軸に圧延材の湾
曲々率を理解を容易にするために圧延材を成形する鼓形
ロールあるいは太鼓形p−ルのクラウン量として表示し
た。
圧延材としてl Q Q mm相当)、巾150mm(
同1500 mm )を用い、その湾曲々率を種々に変
化させて幅圧下量を測定したもので、横軸に圧延材の湾
曲々率を理解を容易にするために圧延材を成形する鼓形
ロールあるいは太鼓形p−ルのクラウン量として表示し
た。
この結果よシも明らかなように、圧延材Sに対する湾曲
々率は、ゆるやかな場合であっても従来のエツジヤ−圧
延に対して300〜400%の圧下量を達成することが
でき、幅圧下量に与える効果は極めて大きなものであっ
て、換言すれば、所要の幅圧下に対してパス回数を減少
せしめることが可能とな如、まだ、幅圧下を大きくなる
ことによって製品幅寸法に対する圧延素材幅寸法を大き
くすることが可能とたることか理解される。
々率は、ゆるやかな場合であっても従来のエツジヤ−圧
延に対して300〜400%の圧下量を達成することが
でき、幅圧下量に与える効果は極めて大きなものであっ
て、換言すれば、所要の幅圧下に対してパス回数を減少
せしめることが可能とな如、まだ、幅圧下を大きくなる
ことによって製品幅寸法に対する圧延素材幅寸法を大き
くすることが可能とたることか理解される。
この様に所要の幅調整圧下が施された圧延材S′は続い
て水平ロールにより所要の厚み寸法まで圧延される。従
って、水平ロールとしては、第6図に示す様に中央部が
膨出せる太鼓状ロール15と中央部を凹部に形成した鼓
形ロール16とからなるワークロールを用いるのが全体
の圧延工程、例えば、ホットストリップミルの粗圧延工
程における設備面から見て合理的であシ、このときの大
鼓形ロール15および鼓形ロール16のクラウン量Cr
、−Crは圧延条件、例えば、幅圧下量、水平パスにお
ける圧下量等を考慮して決定される。また、水平ロール
として4段圧延機を用いる場合において、特に鼓形ロー
ル16に代るものとして作業ロールハ平滑ロールドナシ
、ハックアップロールに負のクラウン−CRを付与し、
圧延時に湾曲変形させることによシ圧延材Sを所要の形
状に成形することも可能である。
て水平ロールにより所要の厚み寸法まで圧延される。従
って、水平ロールとしては、第6図に示す様に中央部が
膨出せる太鼓状ロール15と中央部を凹部に形成した鼓
形ロール16とからなるワークロールを用いるのが全体
の圧延工程、例えば、ホットストリップミルの粗圧延工
程における設備面から見て合理的であシ、このときの大
鼓形ロール15および鼓形ロール16のクラウン量Cr
、−Crは圧延条件、例えば、幅圧下量、水平パスにお
ける圧下量等を考慮して決定される。また、水平ロール
として4段圧延機を用いる場合において、特に鼓形ロー
ル16に代るものとして作業ロールハ平滑ロールドナシ
、ハックアップロールに負のクラウン−CRを付与し、
圧延時に湾曲変形させることによシ圧延材Sを所要の形
状に成形することも可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るエツジヤ
−圧延方法によれば、エツジヤ−圧延に先立って、圧延
材を予じめその断面形状を下方に凸と々るように成形し
、エツジヤ−圧延時におけ為圧延材に作用する変形荷重
をテーブルローラにより反力支持せしめることによって
、エツジヤ−圧延において幅圧下量を大きくとることが
可能とな如、粗圧延における幅圧下パス回数を削減し得
ることになり、また、圧延素材の幅寸法を集約化するこ
とが可能となって、連続鋳造工程における鋳片寸法の集
約化に伴う設備の生産性を向上せしめるのみならず圧延
工程との連続化を可能にする等その奏する効果は極めて
大なるものである。
−圧延方法によれば、エツジヤ−圧延に先立って、圧延
材を予じめその断面形状を下方に凸と々るように成形し
、エツジヤ−圧延時におけ為圧延材に作用する変形荷重
をテーブルローラにより反力支持せしめることによって
、エツジヤ−圧延において幅圧下量を大きくとることが
可能とな如、粗圧延における幅圧下パス回数を削減し得
ることになり、また、圧延素材の幅寸法を集約化するこ
とが可能となって、連続鋳造工程における鋳片寸法の集
約化に伴う設備の生産性を向上せしめるのみならず圧延
工程との連続化を可能にする等その奏する効果は極めて
大なるものである。
第1図乃至第3図は従来のエツジヤ−圧延を示す概略説
明図、第4図は本発明における圧延材の製造プロセスを
示す説明図、第5図および第6図は本発明に係るエツジ
ヤ−圧延方法を説明する概略説明図、第7図は本発明に
よシェラジャー圧延された圧延材を圧延する場合の概略
説明図、第8図は実験結果のデータの一例を示す図であ
る。 図において、lOは竪ロール、11はテーブルローラ、
15は太鼓形ロール、16は鼓形ロールである。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士梶 良之 1)’−11112
明図、第4図は本発明における圧延材の製造プロセスを
示す説明図、第5図および第6図は本発明に係るエツジ
ヤ−圧延方法を説明する概略説明図、第7図は本発明に
よシェラジャー圧延された圧延材を圧延する場合の概略
説明図、第8図は実験結果のデータの一例を示す図であ
る。 図において、lOは竪ロール、11はテーブルローラ、
15は太鼓形ロール、16は鼓形ロールである。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士梶 良之 1)’−11112
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一対の竪ロールを有する幅圧下スタンドによシ圧延材を
所要幅に圧延するエツジヤ−圧延方法において、 前記竪ロールに送給される圧延材を予じめその幅方向の
断面形状が下方にゆるやかな凸となるように湾曲形成せ
しめ、圧延材の幅圧下時における圧延材の変形をテーブ
ルローラにより反力支持せしめつつ圧延を行うことを特
徴とするエツジヤ−圧延方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59003079A JPS60148602A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | エツジヤ−圧延方法 |
CA000458777A CA1243510A (en) | 1983-07-13 | 1984-07-12 | Process for width reduction of plate-like stock material |
EP84304803A EP0132136B1 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | Method & apparatus for edge rolling plate like stock material |
DE8484304803T DE3468630D1 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | Method & apparatus for edge rolling plate like stock material |
AU30567/84A AU551748B2 (en) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | Continuous hot strip rolling method and edger roll therefor |
KR1019840004103A KR890002596B1 (ko) | 1983-07-13 | 1984-07-13 | 연속열간압연기, 가변 캘리버형 에저로울, 및 에저에 의한 플레이트형 스토우크 재료의 압연방법 |
US06/834,509 US4712414A (en) | 1983-07-13 | 1986-02-28 | Rolling method of plate-like stock material by edger, and continuous hot rolling mill |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59003079A JPS60148602A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | エツジヤ−圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148602A true JPS60148602A (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=11547331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59003079A Pending JPS60148602A (ja) | 1983-07-13 | 1984-01-10 | エツジヤ−圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148602A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6234601A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Kobe Steel Ltd | エツジヤ−圧延方法 |
JPS6238701A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-19 | Kobe Steel Ltd | エツジヤ−圧延方法 |
CN100357690C (zh) * | 2005-01-05 | 2007-12-26 | 佛山市灵海陶瓷科技有限公司 | 宽体辊道窑炉 |
JP6085054B1 (ja) * | 2016-06-07 | 2017-02-22 | 山田 榮子 | 鋼の連続鋳造圧延方法 |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP59003079A patent/JPS60148602A/ja active Pending
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