JPS6014825A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPS6014825A
JPS6014825A JP12512383A JP12512383A JPS6014825A JP S6014825 A JPS6014825 A JP S6014825A JP 12512383 A JP12512383 A JP 12512383A JP 12512383 A JP12512383 A JP 12512383A JP S6014825 A JPS6014825 A JP S6014825A
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rice
cooking
rice cooking
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和彦 石川
明 山口
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克三 寺岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、炊飯容量を自動的に判定しその容量に適した
火力により調理物(御飯)を炊き上げる炊飯器に関する
ものである。
(従来技術) 従来、この種の炊飯器にあっては、調理物を強い火力に
より連続的に加熱して、調理物の温度が第1の温度から
これより高い第2の温度に達するまでの時間を測定し、
この測定時間により炊飯容量を判定しその後の火力を調
節することにより、調理物を炊き上げるようにしていた
が、このものでは第2の温度に達するまで炊飯容量の大
小に関係なく強い火力により連続的に加熱する為、炊飯
容量が小さい場合には火力が強すぎることになり、その
後火力を炊飯容量に適した火力に調節したところで調理
物即ち御飯の炊き上がり状態に悪影響を及ぼし、余り良
好なものと称し得ないものであった。
又、タイマーによシ自動的に炊飯を開始させる炊飯器に
あっては、タイマーの使用、不使用によシ米の吸水量に
差を生じ、この吸水量の差によって調理物の温度が第1
の温度から第2の温度に達するまでの時間にばらつきを
生じるものであるところ、従来ではタイマーの使用、不
使用の別、即ち吸水量の差を考慮せずに炊飯容量を判定
していた為、炊飯容量の判定、延いては火力調節に正確
性を欠くことになり、良好な炊き上がり状態を安定して
得ることができない状況にあった。
(目 的) 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、設定温度を
一定時間毎に逐次上昇させると共にサーモセンサーから
の信号に基いてヒータへの通電を制御することにより所
定温度からこれより高い温度まで一定時間で昇温させか
つこの間におけるヒータの通電時間を積算し、この通電
積算時間及びタイマーの使用、不使用の別に基づいて炊
飯容量を判定しヒータ制御形態(火力調節)を決定する
ことにより、炊飯容量の判定、ヒータ制御形態の決定に
おいてその正確性を高め、タイマーの使用、不使用に関
係なく良好な炊き上が9状態を安定して得られるように
なし、その上炊飯容量が小さい場合における炊き上がり
状態への悪影響を防止できるようにしたものである。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。
先ず、第1図に本発明炊飯器の概略構造を示す。
図において、1はジャー炊飯器の本体、2は外鍋、3は
外鍋2の内底部に設けた熱板式の炊飯ヒータ、4は外鍋
2内に出入自在で調理物を収容する内鍋、5は外鍋2の
外側面に設けた保温ヒータ、6は内鍋4の外底面中央に
接して調理物の温度変化を検出するサーミスタの如きサ
ーモセンサー、7は外鍋2の外側面にあって調理物の温
度変化を検出する保温用サーマルリードスイッチ、8は
本体1の外側面に設けた操作パネル、9は操作・くネル
8に内装した制御基板である。尚、図面上省略しである
が、従来周知のように丙鍋4の開口を開閉する内蓋、さ
らにこの外方を被う外蓋等を備えること勿論である。
上記操作パネル8は第2図示のように、時間表示部10
及び保温、二度炊き・むらし、予熱・炊飯等の動作状態
表示部11を有すると共に、タイマーセットキー12及
び各種制御キー13を配置している。
次に、第3図は本発明をマイクロコンピュータにより実
施した回路図であり、炊飯ヒータ3は炊飯リレー14の
接点を介して交流電源15に接続し、かつ炊飯リレー1
4の接点には保温ヒータ5、。
保温サーマルリードスイッチ7及び保温リレー16の接
点よりなる直列回路を並列に接続しである。
而して、上記炊飯リレー14及び保温リレー16は後記
マイクロコンピュータによりON 、OFF制御され、
炊飯ヒータ3及び保温ヒータ5への通電を制御すること
により、炊飯或いは保温動作を実行させる。又、両リレ
ー14.16は制御基板9に設けられ、この基板9には
その他、マイクロコンピュータ、時間表示素子、発光ダ
イオード及びスイッチ等を設けるものであり、時間表示
素子、発光ダイオード及びスイッチは操作パネル8の各
表示部10.11及び各種キー12.13に所定の関係
に対応させる。尚、上述の如き制御部分の電源はトラン
ス17を介して交流電源より得る。
第4図は制御回路全体のブロック図である。第4図にお
いて、18はマイクロコンピュータであり、主に中央演
算装置(以下CPUと記す。)19、電子タイマー20
、読出し専用メモリ(以下ROMと記す。)21、任意
アクセスメモリ(以下RAMと記す。)22及びインタ
ーフェース(入出力信号処理回路)23により構成され
ている。上記ROM21にはCPL119の制御プログ
ラムが格納されており、又RAM22はCPU19のデ
ータメモリとして使用される。
而して、上記CPU19は入力側の各部の状態をインタ
ーフェース23を介して読み込むと共に、ROM21の
制御プログラムを読み出すことにより、予熱、容量判定
、炊き上げ、二度炊き・むらし、保温等の工程を判断し
、その工程を実行するのに必要な加熱部をインターフェ
ース23を介して制御するもので、その工程移行は電子
タイマー20によりCPU19と共動して行なわれる。
尚、電子タイマー20はCPU19からの指示によって
所定時間をカウントして所定時間後に信号を出力するも
のである。
以上の構成において、以下その制御について詳細に説明
する。
先ず、第5図は本発明炊飯器のメインフローチャートで
あり、炊飯開始より一次子熱、二次予熱、容量判定、炊
き上げ、二度炊き、むらし・及び保温の各工程が順次実
行され、炊き上げ工程及び保温工程を除く他の各工程は
予め決定された時間(一定)実行される。又、炊き上げ
工程は、調理物の温度を検出することにより終了するが
、後段で詳述する制御方式を採用することによって略一
定となる。尚、第6図は炊飯開始から保温までの時間経
過とサーモセンサー6の温度変化との関係を示す曲線図
である。以下、各工程の制御について説明する。
〇 −次、三次予熱工程 炊飯・タイマースタート用制御キー13をONすると、
CPU19内の記憶手段Aでこれを記憶し、この記憶内
容に対応するRO,M21内の制御プログラム内容を読
み出すことにより、第7図に示す一次子熱工程のフロー
チャート、これに引き続イて第8図に示す二次予熱工程
のフローチャートのように制御する。
一次子熱工程において、炊飯・タイマースタート用制御
キー13がONすると、サーモセンサー6の設定温度を
所定温度tlに設定すると共に、炊飯リレー14の接点
をONさせて炊飯ヒータ3に通電を始め、調理物の予熱
を一定時間TI行なう。上記サーモセンサー6の温度設
定及び設定温度に達したか否かの判定は下記のように行
なわれる。サーモセンサー6によシ検出された温度はデ
ィジタル・アナログ変換によりディジタル信号化されて
、CPU19に読み込まれることにな9、ここでディジ
タル信号は、ROM21に記憶されている設定温度と比
較され、一致、不一致が判定される。
炊飯ヒータ3への通電は調理物の温度を感知するサーモ
センサー6の温度が所定温度t1に達するまで連続的に
行なわれる。但し、上記71時間が経過してもサーモセ
ンサー6の温度が所定温度に達しない場合には、T1時
間の経過により次段の二次予熱工程に移行する。
逆に、T1時間内にサーモセンサー6の温度が所定温度
t1まで達した場合には、残り時間を、10数秒(例え
ば15秒)ON−MAX、数秒(例えば50秒)OFF
−Fixの断続制御に切換えることにより、極力所定温
度t1を維持するように制御する。この断続制御につい
て説明する。
今仮に炊飯ヒータ3への連続通電によりサーモセンサー
6の温度が所定温度t1に達して炊飯ヒータ3への通電
が停止すると、CPU19内の温度判定手段Bは炊飯ヒ
ータ3への通電を停止した時から5秒経過した時点でサ
ーモセンサー6の温度が所定温度t1 より高いか否か
を判定し、高ければ炊飯ヒータ3への導電停止を継続し
てさらに5秒経過後再度サーモセンサー6の温度判定を
行なう。逆に、サーモセンサー6の温度が所定温度t1
より低ければ、炊飯ヒータ3への通電を再開しサーモセ
ンサー6の温度が所定温度1.に達しだ時点で再び炊飯
ヒータ3への通電を停止し、通電停止から5秒経過後再
度サーモセンサー6の温度判定を行なう。仮に、炊飯ヒ
ータ3に15秒間連続通電しても、サーモセンサー6の
温度が所定温度t1まで達しない時には、15秒経過し
た時点で炊飯ヒータ3への通電を停止し、5秒経過後再
度サーモセンサー6の温度判定を行ない、必要あらば炊
飯ヒータ3への通電を行なう。
以上の如く、T1時間内にサーモセンサー6の温度が所
定温度t1まで達した場合には15秒ON−MAX 、
5秒0FF−Fixの断続制御を行なうものであり、そ
の制御状態の一例を第9図に示す。尚、上記15秒又は
5秒という時間は特に限定されるものではなく、炊飯器
の大きさ、炊飯ヒータの大きさ、構造等により随時決定
すればよい時間である。
而して、このような−次子熱工程は、炊飯開始当初の水
温、気温に対する調理物の温度補正を目的としたもので
あり、炊飯開始時の水温が低い場合や気温が低い場合に
ついても調理物の温度上昇が後述する制御形態について
来れるようにするだめのものである。
尚、上記15秒のON−MAX、5秒0FF−Fixの
断続制御を取入れた理由は、次段の二次予熱工程におい
て詳述する。
二次予熱工程では、−次子熱工程により所定温度t11
で上昇させた調理物の温度を、さらに一定の時間T2を
かけて温度t2まで上昇させるもので、T2時間全体に
渡って上記15秒ON−MAX、5秒0FF−Fixの
断続制御方式を実行すると共に、サーモセンサー6の設
定温度を、一定時間例えば52秒間経過する度に、例え
ば2℃づつ上昇させて行く。
今、−次子熱工程が終了して二次予熱工程に進むと、サ
ーモセンサー6の設定温度を(t++2°C)の温度に
設定すると共に、当該温度区間時間T3を52秒に設定
し、15秒ON−MAX、5秒0FF−FIxの断続制
御方式によって炊飯ヒータ3への通電を制御することに
より調理物の二次予熱を開始する。そして、52秒間経
過する度に、サーモセンサー6の設定温度を2℃づつ上
昇させて行き、やがて二次予熱の開始から一定時間T2
が経過してサーモセンサー6の設定温度がt2温度にな
り、RAM22のフラッグ領域Cが指定されると、次段
の容量判定工程に移行する。
このような二次予熱工程は、米の吸水を促進すること、
どのような炊飯容量であっても次段の容量判定工程に移
行する時の調理物の温度を一定でしかも均一にすること
により正確に容量判定を行なわせるようにすること等を
目的としている。従って、t2温度は60°C前後(5
5℃〜65℃)に設定することが望オしく、又72時間
は8〜1゜分程度に設定することが望ましいものである
ここで、15秒ON−MAX、5秒0FF−Fixの断
続制御方式を取入れた理由について、述べておく。本発
明のように、サーモセンサー6の設定温度を逐次上昇さ
せるものにあっては、炊飯ヒータ3に余り長い時間連続
して通電すると、炊飯ヒータ3への通電を停止してから
のサーモセンサー温度のオーバーシュートが第10図(
a)のように大きくなり過ぎ、理想的な制御ができなく
なるところ、断続制御方式を取入れることにより第10
図(b)のようにオーバーシュートを小さく抑えること
ができ、理想的な制御が可能となる。又、調理物特に水
の上下の温度差も、無くならないまでも連続通電に比較
して大幅に緩和するととができる。
尚、上述のような一次及び二次予熱工程を実行、させる
予熱制御手段は、炊飯・タイマースタート用制御キー1
3、CPU19内の記憶手段A1温度判定手段B1記憶
手段Aの記憶内容に対応するROM21の制御プログラ
ム内容、サーモセンサー6及び炊飯リレー14等により
構成されている。
0容量判定工程 二次予熱工程から容量判定工程に移行すると、RAM2
2のフラッグ領域Cの指定に基づいて、ROM21内の
データ採取プログラム内容を読み出すことにより、第1
1図に示すフローチャー1・のように制御する。
この容量判定工程では、t2温度捷で上昇した調理物の
温度を、一定時間T4をかけて温度t3まで上昇させる
もので、この間、T4時間全体に渡って前工程と同様の
15秒ON−MAX、5秒0FF−Fixの断続制御方
式を実行すると共に、サーモセンサー6の設定温度を第
12図示のように一定時間例えば40秒間経過する度に
、例えば2°Cづつ上昇させて行き、この間における炊
飯ヒータ3への通電時間をRAM22内の炊飯容量判定
データ記憶領域に記憶させ積算させて行く。
今、容量判定工程に進むと、サーモセンサー6の設定温
度(tz +2℃)の温度に設定すると共に、当該温度
区間時間T5を40秒に設定シ15秒ON−MAX、5
秒0FF−Fixの断続制御方式を実行する。そして、
この間、サーモセンサ−6の温度が設定温度より低けれ
ば、炊飯ヒータ3に最大15秒を限度に通電を行ない、
調理物を加熱昇温する一方、炊飯ヒータ3への通電時間
を積算して行く。このようにして、40秒間経過する度
に、ザーモセンサー6の設定温度を2℃づつ上昇させ、
炊飯ヒータ3への通電時間を積算して行き、やがて容量
判定工程の開始からT4時間が経過してサーモセンサー
6の設定温度がt3温度になり、RAM22のフラッグ
領域りが指定されると、炊飯ヒータ3の通電積算時間を
基に炊飯容量の判定を行なう。尚、容量判定工程におい
て、設定及び測定温度の変化に対する炊飯ヒータへの通
電タイミングを第13図に例示する。
上記容量判定工程において、t3温度は特に限゛定され
るものではないが、80℃〜90℃の範囲内で決定する
ことが望捷しい。即ち、第1図示のような炊飯器の構造
において、tz (55〜65℃)からt3 (80〜
90℃)の温度帯が、炊飯容量の大小に対する炊飯ヒー
タ通電時間の変化の最も大きい温度帯であり、炊飯容量
判定データの採取期間として最も好ましいものである。
又、設定温度を一定時間T5毎に逐次上昇させ、サーモ
センサー6からの信号に基づいて炊飯ヒータ3への通電
を制御している為、炊飯容量の大小に応じて自動的に火
力、即ち炊飯ヒータ3への通電時間が調節されることに
なり、従って炊飯容量が小さい場合に火力が強すぎて、
後の調理物の炊き上がり状態に悪影響を及ぼすという懸
念がなくなる。さらに、炊飯ヒータ3は連続通電されず
、断続的に通電される形となる為、サーモセンサー6は
炊飯ヒータ3の熱的影響を少々受ける位置にあっても、
調理物温度との温度差が小さく抑えられ、炊飯容量判定
データの採取にあたって正確性を高めることができる。
以上のように、容量判定データ採取手段はRAM22の
フラッグ領域C及びこの領域Cに対応するROM21内
のデータ採取プログラム内容等を含むものであって、設
定温度を一定時間T5毎に逐次上昇させ夕8にサーモセ
ンサー6からの信号に基づいて炊飯ヒータ3への通電を
制御することにより所定温度t2からこれよシ高い温度
t3まで一定時間T4で昇温させかつこの間における炊
飯ヒータ3の通電時間を積算する。
次に、炊飯容量の判定について説明する。炊飯容量の判
定は、フラッグ領域りの指定に基づいてROM21内に
予め記憶させである炊飯容量判定プログラムを読み出す
ことにより、第14図に示すフローチャートのようにし
て炊飯容量を割り出し、次段の炊き上げ工程時における
加熱シーケンスを決定する。この加熱シーケンスとは火
力調節であり、具体的には一定周期(例えば64秒)内
に炊飯ヒータ3に通電する時間を調節する方法、所謂デ
ユーティ−コントロールを採用する。容量判定の結果決
定する次段の炊き上げ工程時の加熱。
デユーティ−は、炊飯容量に適したヒータ電圧をあては
めるが、米のα化を完全に行なわせる為に米が90℃以
上で20分以上保たれるようにすること、吹きこぼれを
なくすること、炊飯時間を一定にすることを条件として
決めている。
又、炊飯容量の判定は、炊飯ヒータ通電積算時間、炊飯
ヒータ通電時の電源電圧及びタイマー炊飯・即炊飯の別
を考慮して行なうことにより、判定の正確化を計ってい
る。即ち、第15図の実験データから判るように、炊飯
ヒーク通電積算時開が同一の場合でも、電源電圧の高低
及びタイマー炊飯か否かによって炊飯容量判定結果が大
幅に変動する。例えば、積算時間が240秒の場合、炊
飯容量判定値が3合〜8合の範囲に渡って変動する。こ
の為、上記の3つの条件からプログラム処理を行なって
正確な容量判定を行なえるようにしだものであり、その
仕組みを第14図のフローチャートに示す。尚、上記タ
イマー炊飯については後段において詳細に説明するが、
タイマー炊飯の場合には時間設定時から炊飯開始捷での
間、米は水に浸漬状態にあって炊飯開始時にある程度吸
水している為、即炊飯と比較して米の吸水量が異なり、
これによって同一炊飯容量であっても炊飯ヒータ通電積
算時間に差を生じる結果、炊飯容量の判定にあたってタ
イマー炊飯か即炊飯−かの別を条件として入れることに
より、米の吸水量に対する補正を行なっている。
第14図において、炊飯容量の判定は容量判定工程の最
後に行なわれる。先ず、RAM22に一時記憶されてい
るタイマー炊飯判定内容を読み出すことにより、現在実
行中の炊飯がタイマー炊飯か即炊飯かを判別する。尚、
RAM22には炊飯・タイマースタートキーの操作以前
にタイマセットキーにより時間設定がなされたか否かを
時間設定手段Eで読み取り、予め一時記憶させである。
而して、この判別が終わると、次に通電中の電源電圧の
値とROM21内に記憶されている値とを比較して、電
源電圧が低電圧、標準電圧、高電圧の3領域の何れに入
るかを判定し、その後、炊飯ヒータ通電積算時間を基に
第16図のフローチャ。
−トのように炊飯容量を判定する。炊飯容量は、タイマ
ー炊飯・即炊飯の別、夫々の炊飯における電源電圧の状
態により6つに区分し、さらにその各区分において夫々
固有の時間幅により炊飯ヒータ通電積算時間を10段階
に分割してお9、そして各容量毎に後述の如く加熱デユ
ーティが設定され、これらをプログラム化した内容が予
めROM21に記憶されている。
而して、電源電「の判定後、、RAM22に一時記憶さ
れている炊飯ヒータ通電積算時間TRを読み出すと共に
、ROM21の炊飯容量判定プログラムを読み出すこと
により、第16図に示すフローチャートのように炊飯容
量を判定するものであって、積算時間TRから判定区分
の各容量に対する時間幅Tnを順次差し引いて行き、T
R<Oの関係になった時の炊飯容量を判定し、この判定
容量Goにより加熱デユーティ−を決定する。このよう
にして74時間が経過してRAM22のフラッグ領域F
が指定されると、次段の炊き上げ工程に移行する。
以上、容量判定工程では、サーモセンサー6の設定温度
をT5時間毎に2℃づつ上昇させながら、15秒ON−
MAX、5秒OFF −F i x(7)断続制御方式
を実行することにより、調理物の温度をt2温度からt
3温度まで74時間をかけて上昇させ、この間の炊飯ヒ
ータ3への通電時間を積算し、この通電積算時間を基に
、電源電圧の状態及びタイマー炊飯・即炊飯の別を考慮
して炊飯容量を判定し、炊き上げ工程における加熱デユ
ーティ−を決定する。
尚、炊飯容量の判定数は第14図から判るように、6区
分10段階の60種類で、全て異なった加熱デユーティ
−を設定しており、この加熱デユーティ−は下記の■、
■式を基にしてめている。
上記0式は沸騰するまでの加熱電力、0式は沸騰以降の
加熱電力を夫々求める式である。ここで、炊き上げ時間
(■+■)を一定にすることによって、加熱電力(■+
■)を■、■式よりめることができる。そして、このよ
うにしてめた加熱電力(の+■)の最大値にマージンを
もたせた大きさのヒータを炊飯ヒータに採用し、とのヒ
ータをデユーティ−コントロールすることにより各容量
に適した加熱電力を作り出す。
このデユーティ−コントロールにおいて、一定周期内に
炊飯ヒータ3に通電する時間T6は下記の0式によりめ
る(第17図参照)。
尚、デユーティ−コントロールの周期は64秒としてい
るが、これは炊飯リレー14の寿命を考慮して設定した
値であり、特にこの数値に限定されるものではない。
以上のように、容量判定手段はRAM22のフラッグ領
域D1この領域りに対応するROM 21内の炊飯容量
判定プログラム内容、ROM21及びRAM22内の他
の記憶内容等を含むものであって、電源電圧の高低及び
タイマー炊飯・即炊飯の別を判定すると共に、これらに
炊飯ヒータ通電積算時間を加えた3つの条件に基づいて
炊飯容量を判定しその判定結果に基づいて炊飯ヒータ3
の制御形態を決定するものである。
0炊き上げ工程 炊き上げ工程に移行すると、RAM22のフラッグ領域
Fの指定に基づいて前段の容量判定工程で決定した加熱
デユーティ−に対応する加熱プログラム内容をROM2
1より読み出すことにより、炊飯ヒータ3をデユーティ
−コントロールしてこれにより調理物の温度を炊き上げ
温度t4(124℃程度)まで加熱昇温し、t4温度を
越えると、サーモセンサー6により検出して当該工程を
終了し、かつRAM22のフラッグ領域Gを指定して次
段の二度炊き・むらし工程に移行する(第18図のフロ
ーチャート参照)0 この炊き上げ工程は、前段の各工程と異なり、サーモセ
ンサー6の温度がt4温度になったこと。
を検出して終了する為、時間的に不安定な要素を含むこ
とになるが、炊飯容量を判定してこれに適した加熱デユ
ーティ−を決定し、これに基づく炊飯ヒータのデユーテ
ィ−コントロールを当該工程で実行していることにより
、炊き上げ工程に要する時間T7は変動が極めて小さく
、略一定した時間となる。
〇二度炊き・むらし工程 二度炊き・むらし工程では、RAM22のフラッグ領域
Gの指定に基づいてRAM22に一時記憶されているこ
げ設定内容を読み出すと共に、その設定内容に対応する
ROM21内の制御プログラム内容を読み出すことによ
り、第19図に示すフローチャートのように制御し、一
定時間T8(例えば12分)後にRAM22の7ラノグ
領域Hを指定し、保温工程に移行させる。
先ず、とげの調節即ち設定は、おこげ調節用の制御キー
13を押すことにより「標準」−「淡」−「標準」−「
濃」=「標準」−「淡」−・・・・・・・・・というよ
うに繰り返し設定できるものであり、こげ度合判定手段
■は制御キー13の押された回数をカウントし、その数
にげ設定内容)をRAM22に一時記憶しておく。而し
て、二度炊き・むらし工程に移行した時にRAM22よ
りこげ設定内容を読み出し、この内容に対応するROM
21内の制御プログラム内容を読み出すことによシ、第
19図に示すフローチャートのように制御する。尚、第
20図の各図は同工程におけるサーモセンサーの温度変
化と炊飯ヒータの通電状態との関係を示す図であり、(
a)は「淡」設定時、(b)U−標準」設定時、(C)
は「濃」設定時を示す。
今、「淡」に設定されている場合、サーモセンサー6の
温度がt4温度(124℃)未満になったことを検出し
て時間のカウントを始め、1分経過した時に炊飯ヒータ
3に短時間(5秒間)通電して調理物即ち御飯にとげを
付け、その後炊飯ヒータ3への通電を停止する。
「標準」に設定されている場合、サーモセンサー6の温
度がt4温度未満になったことを検出して時間のカウン
トを始め、1分経過した時に炊飯ヒータ3に通電してサ
ーモセンサー6の温度がt4温度になるまで調理物を加
熱し、t4温度になると炊飯ヒータ3への通電を停止し
以後停止状態とするO 「濃」に設定されている場合、上記「標準」と同様にサ
ーモセンサー6の温度がt4温度未満になってから1分
後に炊飯ヒータ3に通電して、t4温度まで再び上昇さ
せることになるが、その後もう一度、サーモセンサー6
の温度がt4温度未満になった時から1分間カウントし
て、1分経過後に炊飯ヒータ3に通電し、今一度サーモ
センサー6の温度がt4温度になるまで調理物を加熱し
、以後通電を停止する。
而して、二度炊き・むらし工程は開始から78時間経過
することにより終了し、RAM22のフラッグ領域Hが
指定されて保温工程に移行する。
この二度炊き・むらし工程は、炊き上げた御飯の水切り
とこげ調節を行なうことにより御飯の仕上げを行なうも
のであって、当該工程の終了により充分なむらしがなさ
れ最も食べ頃の御飯が得られる○ 尚、こげの設定は、二度炊き・むらし工程に移行する以
前において任意に行なえるものであり、その後の設定操
作は無効となる。
以上、炊飯制御手段は、予熱制御手段、RAM22の各
フラッグ領域、この各領域に対応するROM21内のプ
ログラム内容、電子タイマー20、ROM21及びRA
M22内の他の記憶内容等を含むものであり、サーモセ
ンサー6がう信号に基いて調理物の容量を判定しその判
定結果に基いて炊飯ヒータ3への通電を制御することに
より炊飯開始(−次子熱開始)がら略一定の炊飯時間で
炊飯を完了させ、炊飯の完了後一定のむらし時間をおい
て御飯を仕上げるよう構成されている。
0保温工程 保温工程に移行すると、保温リレー16はONされ、こ
のON状態は取消用の制御キー13が押されるまで継続
する。而して、保温工程における制御は、調理物の温度
変化を検出する保温用サーマルリードスイッチ7にょシ
行なわれ、第21図。
に示すようにサーマルリードスイッチ7のON。
OFFにより炊飯ヒータ3及び保温ヒータ5への通電を
制御して調理物である御飯の保温を行なうものである。
尚、サーマルリードスイッチ7の設定温度は、御飯の保
温に適した温度、例えば7゜℃に設定しである。
次に、御飯仕上げタイマ一手段について説明する。この
タイマ一手段は上記タイマー炊飯を実行させるだめのも
のであって、仕上げ時間を任意に設定し該設定時間の終
了一定時間前に上記炊飯制御手段により炊飯を開始させ
るようになっている。
御飯仕上げタイマ一手段は、CPU]、9内の時間設定
手段E1フラッグによって指定されるプログラム内容を
含む炊飯開始判定手段、フラッグによって指定されるプ
ログラム内容を含む表示制御手段、ROM21内の時間
設定プログラム内容、電子タイマー20、RAM22.
時間表示素子(時間表示部10)、タイマーセットキー
12及び炊飯・タイマースタート用制御キー13により
構成されるものであり、以下順を追って説明する。
先ず、時間設定は、時間設定手段Eでタイマーセットキ
ー12の入力状態を読み込むと共に、ROM21より時
間設定プログラム内容及び表示プログラム内容を読み出
すことにより、第22図のフローチャートに示すように
行なわれる。
第22図において、タイマーセットキー12の時間キー
を押すと、該キーが押されている間、一定周期で時間デ
ータを1時間づつカウントアツプして行くと共に、時間
表示素子により1,2.3・・・・・・・・・というよ
うに時間表示を行なって行き、12時間を限度として時
間設定が行なわれる。次に、分キーを押すと、時間表示
素子による表示が分表示に切換わり、分キーが押されて
いる間、一定周期で分データを10分づつカウントアツ
プして行くと共に、時間表示素子により10,20.3
0というように分表示を行なって行き、最後に炊飯・タ
イマースタート用制御キー13を押すことにより時分の
設定がなされ、タイマー実動状態となる。時間表示素子
は通常時間表示状態にあり、分キーを押した時のみ分表
示に切換わる。
尚、炊飯・タイマースタート用制御キー13を押す以前
において、キーの無操作状態が一定時間(例えば4秒間
)継続されると、表示はタイマースタート待機モード(
例えば時間と分とを交互に表示)に切換わり、さらに一
定時間(例えば3分間)継続されると、取消モート(例
えば88の点滅表示)に切換わる。
タイマー実動状態において、表示制御は設定時間より時
間データをカウントダウンして行き、表示プログラム内
容を読み出すことにより、第23図に示すフローチャー
トのように制御する。即ち、時間経過に伴って時間表示
素子による時間表示を1時間単位でカウントダウンして
行くことにより御飯仕上がり時間までの残り時間を表示
し、そして残り時間が1時間以内になると、時間表示素
子による時間表示からC6(COOKの略)表示に切換
え、炊飯待機から炊飯動作に入ったことを表示する。そ
して、サーモセンサー6の温度がt4温度に達して炊き
上げ工程から二度炊き・むらし工程に移行すると同時に
、時間表示素子によるC6表示を分表示に切換え、二度
炊き・むらし工程の実行時間T8即ち12分を表示し、
以後1分車位でカウントダウンして行き、御飯仕上がり
時間までの残り時間を表示することになり、0分表示時
期と二度炊き・むらし工程の終了とが一致する。
保温工程に移行すると、時間データをカウントアツプし
て行き、時間表示素子により保温経過時間を表示し、1
時間単位でカウントアツプする。
一方、炊飯開始の判定は仕上がり時間までの残り時間が
To時間(1時間より短かい時間)になったか否かを判
定し、To時間になった時に炊飯制御手段により炊飯を
開始させる。上記To時間は、T1・T2・T4・T7
・T8の総合計時間に基いて決定する。この決定にあた
って、Tl−T2・T4・T8の各時間は一定した時間
である為問題はないが、17時間は先の炊き上げ工程で
説明したように不安定要素を含む為、17時間をどの程
度見込むかについて考慮する必要がある。しかし、17
時間は先に説明したように若干ばらつきがあるものの、
略一定した時間となる為、実験データを基に決定し、T
I T2 T4 T8の各時間を含めてT。
時間を決定すれば、To時間と実際に炊飯開始から御飯
の仕上がりまでに要する時間とに差が生じるものの、そ
の差はTo時間全体から見れば極めて小さく抑えられる
又1、時間表示部10において、Co表示から二度炊き
・むらし工程の開始に伴う分表示への切換えまでの時間
は計算上48分となるが、実際にはT7という不安定な
時間が含捷れる為必ずしも一致しない。しかし、T7を
含む時間帯はCo表示であって時間表示を行なわず、そ
の時間差も極わずかで、その上二度炊き・むらし工程の
終了と0表示とが一致する為、使用者の信頼性を損うこ
とがなく、設定した所望の時間に最も食へ頃の御飯を略
正確に得ることができる。
ここで、御飯仕上げタイマ一手段を使用した炊飯、即ち
タイマー炊飯について第5図のフローチャートを参照し
々から簡単に説明する。
仮に、標準電圧下において、4合の御飯を12時間後に
仕上げ、これに標準度合でこげを付ける場合、先ず4合
の米を洗って内鍋4内に収容し、所定水位まで正確に水
を入れた後、内鍋4を外鍋2内に納めて蓋を閉じる。次
に、電源プラグをコンセントに差し込んで電源を入れ、
タイマーセットキー12の時間キーを押すことにより1
2時間に設定し、これに引き続いて炊飯・タイマースタ
ート用制御キー13を押すことにょシタイマー実動状態
とする。
すると、時間経過に伴い時間表示部1oに残り時間が1
時間刻みで表示されて行き、やがて11時間が経過して
残り時間が1時間以内になると、時間表示部1oにCo
が表示され、炊飯開始待機状態に入ったことを表示する
さらに、時間が経過して残シ時間がT。時間になると、
炊飯が開始して一次子熱工程が実行され、T1時間の経
過により二次予熱工程に移行し、さらにT2時間の経過
により容量判定工程に移行する。この容量判定工程では
、一定時間T5毎に設定温度を2℃づつ上昇させて行き
ながら、15秒ON−MAX、5秒0FF−Fix(D
断続制御力・式を実行することにより、この間における
炊飯ヒータ3の通電時間を積算し、この積算時間を炊飯
容量判定データとして採取する。そして、74時間が経
過した時に、電源電圧、タイマー炊飯・即炊飯の別、炊
飯ヒータ通電積算時間に基づいて炊飯容量を判定しこれ
に対応する加熱デユーティ−を決定して、次段の炊き上
げ工程に移行する。尚、この炊飯例の場合、第14図の
(2−4)の領域に入り、(2−4)の領域に対応する
加熱デユーティ−が選択される。
炊き上げ工程に移行すると、先に決定した加熱デユーテ
ィ−で加熱することにより炊飯を行ない、炊き上げる。
そして、サーモセンサー6の温度かt4温度に達して炊
き上がると、二度炊き・むらし工程に移行すると同時に
、時間表示部10にT8時間即ち12分が表示される。
尚、二度炊き・むらし工程に入る以前において、こげ調
節用制御キー13を操作することにより、とげの度合を
「標準」に設定しておく。
二度炊き・むらし工程では第20図(b)に示すように
炊飯ヒータ3を制御することにより、二度炊き、こげ付
けが実行され、12分経過後時間表示部10における分
表示がO表示になると共に、当該工程を終了して保温工
程に移行する。而して、この時が炊飯・タイマースター
ト用制御キー13を押した時から略12時間後に当り、
充分にむらしが行なわれた食べ頃の御飯が得られること
になる。
尚、上記二度炊き・むらし工程における分表示は、タイ
マー炊飯に限らず、即炊飯の時にも行なわれる。
(他実施例) 1)上記実施例では、炊飯容量の判定にあたって電源電
圧の状態を考慮しているが、特にこれらを炊飯容量の判
定条件から省いてもよい。炊飯ヒータ3の通電積算時間
及びタイマー炊飯・即炊飯の別に基づいて炊飯容量を判
定した場合、上記実施例のものに比較して正確性の面で
劣ることになるが、従来の方式に比較してみれば正確性
を高めることができるものであシ、本発明の要旨を逸脱
するものではない。
2)上記実施例では、タイマー炊飯か即炊飯かのおおま
かな判定を行なっているが、タイマー炊飯において炊飯
・タイマースタート用制御キー13を押した時から炊飯
開始までの時間、即ち米の水浸漬時間を記憶させておき
、この浸漬時間の長さにより炊飯容量の判定に補正を加
えるようにすれば、より正確な炊飯容量の判定を行なう
ことができる。
3)上記実施例では、即炊飯の場合でもタイマー炊飯と
同様に、炊き上げ工程の実行時間T7が略一定となるよ
うに制御しているが、即炊飯の場合には特に、17時間
の一定化を計る必要がなく、炊飯容量の判定により小容
量であれば短時間で炊き上げるようにしてもよい。
その他、本発明は上記しかつ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、例えば温度、時間等、要旨を逸
脱しない範囲内で適宜変更して実施し得ること勿論であ
る。
(効 果) 以上のように本発明の炊飯器は、調理物を収容する鍋と
、該鍋を加熱するヒータと、調理物の温度変化を検出す
るサーモセンサーと、設定温度を一定時間T5毎に逐次
上昇させると共にサーモセンサーからの信号に基づいて
ヒータへの通電を制御することによシ所定温度t2から
これより高い温度t3tで一定時間T4で昇温させかつ
この間におけるヒータの通電時間を積算する容量判定デ
ータ採取手段と、タイマーの使用、不使用を判定すると
共に、タイマーの使用、不使用の別及び上記ヒータの通
電積算時間に基づいて炊飯容量を判定しその判定結果に
基づいてヒータの制御形態を決定する容量判定手段と、
該容量判定手段により決定したヒータの制御形態を採用
し調理物を炊き上げる炊き上げ手段とを具備したことに
よシ、炊飯容量判定データ採取期間において炊飯容量が
小さい場合に火力が強すぎて御飯即ち調理物の炊き上が
シ状態に悪影響を及ぼすという従来の欠点を解消でき、
しかも炊飯容量の判定にあたってタイマーの使用、不使
用を考慮することにより、炊飯。
容量をより正確に判定でき、タイマーの使用、不使用に
関係なく良好な炊き上がり状態を安定して得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明炊飯器の概略構造を示す説明図、第2図
は同上操作パネル部の正面図、第3図は同上ヒータ回路
図、第4図は同上制御回路全体のブロック図、第5図は
同上メインフローチャート、第6図は同上炊飯開始から
保温までの時間経過とサーモセンサーの温度変化との関
係を示す曲線図、第7図及び第8図は同上−次及び二次
予熱工程のフローチャート、第9図は同上炊飯ヒータの
断続制御状態を示す説明図、第10図(a) 、 (b
)は炊飯ヒータの連続通電と断続通電とを比較するだめ
の説明図、第11図は同上容量判定工程における判定デ
ータ採取フローチャート、第12図は同上容量判定工程
における設定温度の変化を示す図、第13図は同上容量
判定工程における設定及び測定温度に対する炊飯ヒータ
への通電タイミングを示す図、第14図は同上容量判定
工程における炊飯容量判定フローチャート、第15図は
同上容量判定工程における炊飯ヒータ通電積算時間と炊
飯容量との関係を示す実験データ、第16図は同上炊飯
容量判定フローチャート、第17図は同上炊き上げ工程
における炊飯ヒータの制御状態を示す説明図、第18図
は同上炊き上げ工程のフローチャート、第19図は同上
二度炊き・むらし工程のフローチャート、第20図(a
)乃至(C)は同上二度炊き・むらし工程におけるサー
モセンサーの温度変化と炊飯ヒータへの通電との関係を
示す図、第21図は同上保温工程における保温ヒータの
制御状態を示す説明図、第22図は同上タイマー設定フ
ローチャート、第23図は同上時間表示フローチャート
である。 3:炊飯ヒータ、4:内鍋、6:サーモセンサー、12
:タイマーセットキー、13:炊飯・タイマースタート
キー、18二マイクロコンピユータ0 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)。 /3 /3 /3 矛→凶 第10回 第11図 手続補正書 1.事件の表示 特願昭58−125123 2、発明の名称 炊飯器 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 〒545 大阪市阿倍野区長池町22番22号
名 称 (504) シャープ株式会社サ エキ アキ
ラ 代表者 佐 伯 旭 4、代理人 住 所 〒545 大阪市阿倍野区長池町22番22号
シャープ株式会社内 自 発 6、補正の対象 1、補正の内容 1)明細書第10頁第4行目乃至第6行目の[さらに・
・・・行なう。]の記載を[温度t7より低下した時点
で炊飯ヒータ3への通電を再開する。」と補正する。 以 」二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、時間設定により自動的に炊飯動作を開始させるタイ
    マーを備えてなる炊飯器において、調理 ;物を収容す
    る鍋と、該鍋を加熱するヒータと、調理物の温度変化を
    検出するサーモセンサーと、設定温度を一定時間T5毎
    に逐次上昇させると共にサーモセンサーからの信号に基
    づいてヒータへの通電を制御することにより所定温度t
    2■ からこれより高い温度t3’jで一定時間t4で昇温さ
    せかつこの間におけるヒータの通電時間を積算する容量
    判定データ採取手段と、上記タイマーの使用、不使用を
    判定すると共に、該タイマーの使用、不使用の別及び上
    記ヒータの通電積算時間に基づいて炊飯容量を判定しそ
    の判定結果に基づいてヒータの制御形態を決定する容量
    判定手段と、該容量判定手段により決定したヒータの制
    御形態を採用し調理物を炊き上げる炊き上げ手段とを具
    備してなることを特徴とする炊飯器。 2、温度t2を55〜65°C1温度t3を80〜90
    °Cの範囲内で夫々設定してなる特許請求の範囲第1項
    記載の炊飯器。
JP12512383A 1983-07-07 1983-07-07 炊飯器 Granted JPS6014825A (ja)

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JPS6364966B2 JPS6364966B2 (ja) 1988-12-14

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01153128U (ja) * 1988-04-15 1989-10-23
JPH0217016A (ja) * 1988-07-05 1990-01-22 Zojirushi Corp 少量急速炊飯方法
JPH04126109A (ja) * 1990-09-14 1992-04-27 Nikko Kk 加熱調理器
TWI617269B (zh) * 2013-10-29 2018-03-11 Mitsubishi Electric Corp Heating conditioner

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JPH04126109A (ja) * 1990-09-14 1992-04-27 Nikko Kk 加熱調理器
TWI617269B (zh) * 2013-10-29 2018-03-11 Mitsubishi Electric Corp Heating conditioner

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